January 10, 2006 20:06
鍵を握るのはディロン? / 今季の巨人内野陣展望
年始のHP更新休止中、球界事情チェックに気を抜いていたら、近藤貞雄氏は逝去するわ、江藤は西武へかっさらわれるわ、井口がWBCを出場辞退するわ、大きな事件が続発。中でも、江藤の件は衝撃的であった。今の所、新助っ人・ディロンの力の程は分からないが、昨年のキャプラーの二の舞となる可能性も否定出来ない訳で、今季の江藤は再びレギュラーに返り咲くチャンスなのでは?と大いに期待を抱いていただけに、かなりショックである。そもそも、江藤がプロテクト枠に入っていなかったと言う事に驚かされた。そりゃ、江藤が余ってるんだったら、西武も江藤持ってくよなぁ。フェルナンデスの解雇でサードも空いてる事だし…。FAした時には三顧の礼で迎えられたのに、成れの果てがこんなものかと思うと、何とも悲しい話だ。この辺り、破戒僧・清原も似た様なものか。やはり、広島ひとすじで頑張っていれば良かったんだよ…。そうすれば、350本ごときで1年以上も足踏みする事などなく、今頃は500本塁打くらいしてるんじゃなかろうか。若大将・原に続いて、江藤も茂雄の陰謀により、茂雄越え(444本)を阻止された印象が否めない。それにしても、破戒僧・清原が消え、ローズが消え、江藤までが消えて、小坂が入る…と、スモールベースボール化へまっしぐらなのはいい事だ。
ところで、先日、日刊スポーツで今季の巨人の予想オーダー(ディロンがコケた時バージョン)が載っていたが、それによると、小久保がファーストへ回り、小坂があの男から2番ショートの聖域を奪取。さして守備力が高い訳でもないが、ショートしか出来ないと言う汎用性の低さを甘やかされた儘、ショートに居座り続けていたあの男はついにサードへ追いやられる事に。「2番ショート」としての適性を比べれば、完全に格が違うだけに、これはもう当然の展開だ(無論、これは川相在籍時にも言えた事なのだが、この時は強大無比かつ理不尽極まりない政治力が働いてしまった)。万一、これが覆るとしたら、小坂がケガをしたか、巨大な政治力が働いたかのどちらかだろう。
しかし、これはあくまでディロンがコケた時の話。コケなかった場合、小久保は必然的にサード固定。サードが埋まる事により、政治力が働いて、あの男が聖域に居座り、小坂ないしはガッツな貴公子・仁志が補欠に回される危険性は十分だ。仁志&小坂の二遊間はかなり魅力的なので、何とか実現して欲しい。こうなると、ディロンにはコケて貰うしかないのだろうか(^^;)。国内球団のおさがり以外、もう何年も助っ人野手に失敗し続けているだけに、そろそろ「当たり」の助っ人野手を引っ張ってきて欲しいとは思うのだが…。勿論、ディロンがコケず、政治力も一切働かない事が一番の理想型だ。実現性は限りなく低いとは思うが…。
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コメント一覧
ただミ○リみたいな札付きの外人出ないことを祈るしかないです。
確かに、ディロンも気になると言えば、気になります。
まだ動いてる所を全く見てないので、積極的に応援出来る段階ではないですが…。
昨年の3Aの成績だけで判断するなら、そこそこやりそうな気配はあるものの、果たして、どうなる事やら…。