December 24, 2005 18:20

ごはん vs 野球 六回戦(その2) / 「中井正広のブラックバラエティ」 3

 いよいよ始まったジャイアンツとの最終決戦…ではなく、OB3人との前哨戦。流石に、元プロだけあって、ご飯を野球に例えながらの解説が絶妙。今回は今までとは違う意味で面白い内容だったので、OB達の解説もふんだんに紹介していこう。まず打席に入ったのはスタメン復帰と同時にトップバッターに昇格した良純開発の「トチジ」(さきいかマヨネーズしょう油ごはん)。

「あんまり足は速そうじゃないんだけど、テクニックで塁に出たって言うね。出塁率は高そうですよ、これは」(ワッチー)
「これ活かしたいよね」(金石)
「いい壱番だね、これね」(中井)
「赤星って感じがしますね」(ワッチー)
「ジャイアンツにはいねぇな」(中井)

足は速そうじゃないとか言いながら、赤星っぽいって…ワッチーは適当な事をぬかしておるのぅ。ともあれ、テクニックを活かしたしぶとい打撃でオール2点の計6点を獲得する渋いヒットで出塁に成功。続いて、ここまで5打数5安打2本塁打と付け入る隙のない好打者ぶりを発揮している弐番「ツナ缶詰空き容器ごはん」が登場。

「やっぱクセ者元木って感じですか、これは」(ワッチー)
「ああ、2番ね」(金石)
「あいつ、2番打ってたんだ?」(中井)
「一時期(=茂雄の嫌がらせで名手・川相がシメられてた時)打ってましたね」(ワッチー)

クセ者はお気に召さなかったのか、オール1点の計3点でまさかの初凡退。しかも…

「これ、打順が悪いですよ」(ワッチー)
「組み替え。組み替えたらね…」(金石)
「監督の采配ミスだね」(中井)

と、中井監督のオーダー編成は揃って批判されてしまうのであった。よもやの展開に場が静まる中、切羽詰まった感ゼロ、コンセプト完全無視の邪道バッター参番「天カス」が登場。

「ちょっとこう重いですよね。重量打線って感じですね」(ワッチー)

重いと言っても、「胃が重い」の意。3杯目にして、早くも胃もたれの兆候が出てきたおっさん相手に相変わらずの邪道ぶりを遺憾なく発揮した「天カス」は8点を獲得するタイムリー三塁打で「トチジ」を迎え入れる。ここで2試合連続オール×と言うあまりの不振ぶりについに降格させられた「お酢ごはん」に代わって入った新四番「レトルトハンバーグ残り汁かけごはん」が登場。ここまで5打数5安打4本塁打と化け物じみた実績を残していたが、すっかり舌の肥えているおっさん達の味覚にはお子様過ぎる味だったのか、「子供だまし」と酷評されてしまう。更に…

「うわべだけのSMAP中居君みたいな…」(ワッチー)
「ああ、そうやって言われるとよくわかる」(金石)
「ほんとにジャイアンツファンなのかってあれも怪しいですよ」(ワッチー)

次々に飛び出す中井監督批判。本当にジャイアンツファンかどうか怪しい…ってのは、実際、方々で言われてる話だしなぁ。よくぞ言ってくれたぜ、ワッチー! 厳しいコメント同様、6点獲得のシングルヒットと言う今までの実績を考えると何とも寂しい結果ながらも、三塁走者「天カス」が2点目のホームイン。ここで登場するのはSuger開発の新助っ人・韓国人「シュガー」(韓国のり・キムチの残り汁かけごはん)。

「新外国人選手ですね」(ワッチー)
「韓国から補強したわけだね」(金石)
「ロッテの『リ』かい?」(中井)
「これ、最高のイ・スンヨプでしょ」(ワッチー)
「日本シリーズのホームラン思い出すねぇ」(金石)
「あ、そうか『イ』か。『リー』?」(中井)
「『李』と書いて『イ』」(ワッチー)
「『イ・スンヨプ』」(金石)
「あっ、あれ『イ』っていうの」(中井)

ソーサ元木の事と言い、野球から遠ざかっている中井のズレたコメントが妙に微笑ましい。注目の初打席は早々と完食したワッチーを初め全員が3点をあげ、2ランホーマーとなる衝撃のデビューとなった。中井曰く「清原に5億やるより、これのほうがいいよな」(笑)。ランナーがいなくなり、すっきりした所で出てきたのは六番に降格させられた名ばかりの主砲「お酢ごはん」。果たして、ここで今までの汚名を注ぐ事は出来るのか!?

<続く>

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