November 02, 2005 19:31

松尾、奇跡の初ヒット! / 今週の「MAJOR」 3

 日本代表劣勢の最中、清水がようやく球場に到着し、吾郎の登板が迫っている事を予感させる。しかし、試合は既に6回表に突入しており、ベネズエラは初回に続いて、2回にも2点を加えて、日本は大量6点ビハインド。ベテランと言う事で疲労の色が見えてきたサンチェスに対して、日本は孤コジロー,光中と出塁して、一死一、三塁と久々のチャンスを掴むと、主砲・松尾がライトフェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち、コジローが2点目のホームイン。更に、ハマのスペランカー・三田村が死球を食らって満塁となった所で寿也の打席を迎える。立ち上がり不安定だったサンチェスを自らのチャンスブレイクで立ち直らせてしまった事を引きずっている寿也は何としても打たなければと言うプレッシャーに苛まれ、気負った挙げ句、チェンジアップが来る事を読みきりながら、ショートフライと凡退。ここでサンチェスから代わった2番手のセットアッパー左腕・ロムスの前に岩岡も空振り三振に倒れて、三者残塁に終わり、結局、1点止まり。その裏、1番から始まるベネズエラの攻撃。3回から登板し、粘りの投球でベネズエラに追加点を与えずにいた3番手・黒場だったが、1,2番に連打を浴びて、無死一、二塁でシルヴァを迎える大ピンチ。ここで大木さんはついに吾郎をマウンドに送り込む事を決意するのだった。

 今回、特筆すべき事項は何と言っても、ついに松尾がタイムリーを放った事に他ならないだろう。登場以来、シメられまくっていただけに、ここも四球でお茶を濁すか、下手すりゃ、ゲッツーもありうると危惧していたのだが、ようやく待望の初安打。あまりにも露骨なシメっぷりに編集部に抗議が殺到し、編集者から検閲でも入ったのだろうかと勘繰ってしまう。しかし、それでも松尾が打ったのはサンチェスの甘く入った球などと、松尾が凄いのではなく、単に、サンチェスがヘタレてきただけに過ぎないと言わんばかりの台詞を寿也に吐かせており、きっちり松尾をシメる周到ぶりは流石である。あと、霊感投手・松若,渡部が火だるまになったにも拘わらず、黒場が3イニングを無失点と言うのが意外な展開。満田氏の実在選手の格付が「黒田>>>>>>>>>>>>霊感投手・松坂,渡辺俊」である事がよく分かったと言えよう。それにしても、サンチェス、ショボかったなぁ。サンチェスである必要が全くないくらいパッとしない投球内容だった…。吾郎登板後の解説役として期待したいものだが…。


 

Story
「週刊少年サンデー」で連載中、満田拓也原作によるスポ根TVアニメシリーズ第2巻。リトルリーグに所属するチーム・三船リトルの監督・安藤は吾郎のピッチングを見て、その素質に惚れ込む。第3話「おとさんなんてキラ...(詳細こちら

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