October 26, 2005 19:55
霊感投手・松若、悪夢の5失点で無惨な初回KO! / 今週の「MAJOR」
D.マッケンジーが負傷退場となる既定路線…もとい、緊急事態により、急遽、DHの寿也がマスクを被る事となり、DH枠が消滅。これにより、霊感投手・松若が9番に入り、9番の「青い巨星」ランバ・ラル中尉までが退場を余儀なくされる事となり、センターにはハマのスペランカー・三田村が入る事に…。当然と言うか、コーチ陣はわざわざDH枠を消滅させる事に懸念を示し、D.マッケンジーのいた5番にベテラン捕手・谷本を入れる事を提言するが、大木さんは谷本が5番では弱過ぎる上、万一の事を考え、一人はベンチに捕手を残しておきたいからと、このオーダー編成をゴリ押しするのだった。霊感投手・松若に対して、どちらがリードするか、相談しに行った寿也だが、嫌なら首を振ると言う前提付きながら、自信がない訳でないならとリードを任される事に…。ここで足の速いシルヴァを三塁走者に置いている事で外野フライは勿論、内野ゴロでも1点を失うと判断した寿也は三振の少ない4番・カブレイユを半ば敬遠気味に歩かせ、鈍足の5番・ゴメスでゲッツーを狙いにいくも、ベストピッチと思われた低めの変化球をよりにもよって、ライトスタンドへ運ばれてしまう最悪の展開に…。寿也は予想だにしなかった結果に呆然。すっかり解説役と化している眉村は、世界的に見ても中南米の選手は「反応」に秀でており、配球等で工夫しても高い身体能力できっちり反応してくると語る。淡泊で粗削りな部分もあるが、パワーも備えており、その身体能力は日本人では太刀打ち出来ないと言うのだ(注:全部、コジローの受け売り)。この後も寿也のリードを信じて投げた霊感投手・松若は連打と犠飛で5点目を失い、まさかの初回KO。吾郎と眉村は急遽、ブルペンへ向かい、2番手として、渡部を送り込む。メジャーでも殆ど存在しない超低空投球と言う事で期待された渡部だったが、代わりばな痛打され、ベネズエラ打線を止める事が出来ない。早くもワンサイドゲームの様相を呈してきた展開に、シルヴァは「よえー…、弱すぎるぜ、アジア最強ドリームチーム」と、例によって、日本代表を小馬鹿にするのだった。
霊感投手・松若に対して、シルヴァは「メジャー即戦力」だの「そうそう大きいのは狙えない」だのと、ほたえていたが、ゴメスはデータ通りに攻められた絶妙の球をあっさりホームラン。実はシルヴァって、「ベネズエラ代表の中では小物に過ぎん!」ヤツだったりして…。それにしても、今回、あまりにも可哀想なのが霊感投手・松若。寿也との間でリード云々と言うやり取りがあったが、その後、寿也のリードに問題があると言った描写がない為、打ち込まれたのは完全に霊感投手・松若の力不足が原因と言う描かれ方だ。更に、霊感投手・松若以上に通用しそうな超変則派・渡部までが9番相手に初見で攻略されてしまうなど、実在選手(明らかにモデルとなる選手が分かり切っている以上、こう書いても支障あるまい)のシメられっぷりが凄まじい。霊感投手・松坂や渡辺俊が全く通用しない相手に対して、吾郎や眉村が簡単に抑えてしまったら…と思うと、この先の展開はゲンナリするばかりだ。やっている事は最早、パ・リーグの疫病神こと水島新司と大差なくなってきたぞ。コジロー(≒鈴木一朗)だけシメられないのも、「ドカパロ」と同じ。先の若手vs日本代表でも、吾郎の球をまともに打ったのはコジローだけで、他の選手は暗にシメられてるし…。「鈴木一朗だけは決してシメてはいけない」と言う不文律が全ての出版社に行き渡っているのだろうか…。ところで、谷本って、谷繁がモデルと見ていいのだろうか? 名前の語呂が他選手ほど近くないし、顔もあまり似ていないので、ちょっと釈然としないのだが、他に思い当たる選手がいない。
PS.ところで、アニメの第2シーズン関連記事で、満田氏が中学〜高校に至る時代が一番面白く描けた手応えがあったとか言ってるが、正気の発言ですか?
Story
「週刊少年サンデー」で連載中、満田拓也原作によるスポ根TVアニメシリーズ第8巻。1点差に追い上げられた瑛太は父である監督の指示を無視し、吾郎と真っ向勝負がしたいと言う。第21話「これが野球!」から第23話「負...(詳細こちら)
ランキング投票にご協力下さい→ 人気blogランキング