September 16, 2005 19:41
サチ子、じっちゃんの妄言にきりきり舞い / 今週の「ドカパロSS」
日本シリーズ進出へ王手をかけた東京。3本のサンマの所為で3三振したと言っているにも拘わらず、2日連続でサンマをよこすサチ子の嫌がらせに遭いながら、サンマの魅力には勝てない岩鬼はまたもや文句を言いながら、頭から骨から、綺麗にたいらげる。何億も稼いでいる筈の兄の収入で支えられている身でありながら、たかだかサンマごとき大衆魚を恩着せがましく差し入れするこんな日常茶飯事の光景に、改めて衝撃を受ける必要は全くないと言うのに、里中は「やはり、サッちゃんは岩鬼が一番か」と、またしても動揺を隠せない。 この日の先発・でかせぎくんは「サンマなんかどうでもいいから、(四国の先発)土門を打ってくれ」と前日3三振の岩鬼に神経を高ぶらせていた。TV観戦中のサチ子は山田から岩鬼がサンマを全部食ったなどと聞くまでもなく分かりきっている密告を受けていたが、それを聞いたじっちゃんは「何だかんだ言ってもサチ子の事が好きなんじゃよ」などと、訳の分からない事を言い出す。岩鬼が好きなのはサチ子よりもサンマだ、サンマ! その岩鬼の第一打席、例によって、王手をかけられた緊張とやらの所為で土門がいきなり悪球を投じるご都合主義の展開により、レフトスタンドへ豪快な先頭打者アーチを放ち、東京が早くも1点を先制。続く殿馬も三塁線へ痛打するも、前日の八百長未遂を左貫に指摘された事で反省したストーカー女のダイビングキャッチに阻まれる。この後、微笑,山田と倒れて、結局、1点止まり。一方、でかせぎくんは得意のフォークが冴えて、四国打線を翻弄。ストーカー女はセカンド左への痛烈なライナーを殿馬にキャッチされて不謹慎にも大喜びするなど、相変わらずの公私混同ぶりで全く反省が足りない様だ。岩鬼は第2打席には今季6分2厘しか打っていないらしいど真ん中を完璧に叩いて、2打席連続アーチ。これを見たじっちゃんは2日続けての差し入れで愛(実際は嫌がらせ)を感じただの、まぐれにしても完璧過ぎるバッティングを生んだのは100パーセント愛しかない!だの、自分の口から結婚してくれなど絶対に言えないのでホームランで意思表示をしており、サンマ3本に対して、3本目のアーチを放ったら、すなわち無言のプロポーズのつもりだの、岩鬼のホームランを無理矢理プロポーズにこじつけて解釈して、サチ子を煽る。これで実は、単にコンタクトを付けていただけとか言うオチだったから、燃える展開だな。大体、前日3本送られて、3三振しとるのに、その時にそれはサチ子の事が大嫌いと言う意思表示だ…なんて解釈はしてない訳で、じっちゃんの話は誇大妄想も甚だしい。ともあれ、所詮、岩鬼はまぐれとか、小細工で悪球に見える様にするとか、愛の力とやらでしかど真ん中を打てない訳で、開幕前のど真ん中開眼ネタはスカシネタ以外の何物でもないカス以下のエピソードだと言う事を改めて立証しているに他ならないだろう。しかし、ボケ老人の妄言を真に受けてしまったサチ子は顔面蒼白で岩鬼の第3打席に注目する。まったく、こんな出来レースでいつまで話を引っ張るつもりなのか。結局、実在球団をないがしろにまでして開催しているオリジナル球団同士のプレーオフもストーカー女やサチ子の色恋沙汰がメインの話でしかなく、緊張感ゼロ。パ・リーグをナメるのも大概にして欲しい。
昭和天皇と秋刀魚
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