July 27, 2005 19:59

Xデー到来! 松尾さん、ついにシメられる! / 今週の「MAJOR」

 光中に対して、顔面付近のブラッシュボールを要求する寿也だったが、吾郎は軽くのけぞらせる程度の甘い外し方でカウント2−2。ストレートだけで日本代表を抑えるにはブラッシュボールを使うしかないとする寿也は再び同じボールを要求するも、吾郎の投じた球は光中の右太腿を直撃する死球となり、満塁。またまたマウンドに駆け寄った寿也(公式戦じゃないからと言って、タイム取り過ぎ…)に対して、吾郎は昔のトラウマの事を知っていてブラッシュボールを要求しているのかと詰め寄る。三船リトルとの練習試合で吾郎がトラウマを克服した所を目の当たりにしていただけに寿也は吾郎の言葉に戸惑いを隠せない。しかし、吾郎は打者のふところに投げ込む事に対する恐怖感が拭えていない訳ではなかった。意図的に顔面付近へ投げ込みたくない理由は、ブラッシュボールを使わなきゃ抑えられない様ならピッチャーを辞めると言う自負に加え、万一に過ぎない危険性だとしても、ギブソンですら間違いを犯す事がある以上、あの事故を知っている自分が意図的に投げる訳にはいかないと言う信念からだったのだ。自分の無神経さを詫びる寿也だったが、ブラッシュボールを使わずして、ストレート一本で抑える術が見つからず頭を抱える。だが、吾郎は一夜漬けのフォークとその場凌ぎの配球だけでトッププロを抑えようとする事自体、無理があったと悟り、まだ自分は力不足だった事を認めると同時に、いい所を見せようとか、代表入りしようとか、身の丈に合わないアピールは辞め、4年後の代表入りへの糧にするべく、若手らしく思い切りぶつかろうと決意するのだった。
 
PS.癒し系のぬいぐるみキャラ・光中に「このヤロ〜、よく言うぜ」とか言わせないでくれっつーの。
 
※この先の展開は今夜の松井さん…もとい、松尾さんファンには精神衛生上よろしくないので、覚悟して読んで下さい。


二死満塁と言う絶体絶命のピンチで迎えるバッターは4番・今夜の松尾さん。これに対して、吾郎が投じた初球は内角低め。いきなりの絶好球に激振する松尾さんの打球はライトスタンド場外へ消える特大グランドスラム…と思いきや、バットを真っ二つにへし折られてしまうのだった。

何じゃ、そりゃ〜!

もうずっと前から予想はしてたよ。松尾さんが見せ場すら貰えずに噛ませ犬扱いされる事はさ。こうなる事はモロ分かりだっただけに、何とか予想を裏切ってくれと切に願うばかりだったが、残念ながら、見事に予想通りの展開となってしまい、非常に悲しい。しかも、松尾さんは打つ直前にこんな事を言っているのだ。

「残念だったな、マイナーリーガー。君のチャレンジ精神は買ってやるが、君の球ではまだ”世界”にはたちうちできない」

大層な事をぬかしておきながら、結果がこれかよ! 自分を”世界”になぞらえ、吾郎は”マイナーリーガー”と完全に見下した態度をとった上で、このザマとは、何たる醜態。しかも、絶好球に「大好物!」とか大喜びしていたもんだから、情けなさに拍車をかける。もう薬師寺も顔負けのヤムチャぶりに、父ちゃん、情けなくて涙出てくらぁ! この松尾とか言う選手のモデルは断じて、松井さんなどではないと決め込む事にした。大体、あの松井さんが下から這い上がってきた選手にこんなチンケな態度をとろう筈がない。そうだ、こいつのモデルはきっとはなわに違いない。そりゃ、仕方ないわな。はなわじゃ、仕方ないよ。もし、松井さんがモデルなら、ここは苦手なコースが来たにも拘わらず、強引にスタンドへぶち込み、格の違いを見せつけると同時に、実は手をしびれさせられていて「いいボールだった。君は将来、きっと日本を代表する投手になる」とか静かに語ってくれそうな所だぜ! それにしても、吾郎は開き直って配球も気にせずに思い切って投げただけで好結果かよ。今までの伏線が全て台無し。ブラッシュボールを混ぜると言う対抗策は説得力があったのに、それも簡単に捨て去って、理屈もクソもない展開に…。コジローが言いたかったのは、果たして、こんな事なのか?


「メジャー」 6th.Inning


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