July 07, 2005 23:37
ソフトバンクに悪夢の呪いが! / 今週の「ドカパロSS」
ああ、やはり「ドカパロ」に少しでも期待した私がバカだったのか。今まで10年以上も裏切り続けていた作品。今回とて、裏切られる事は予想しえた事態ではないか…。しかし、幾ら何でもスカシネタにも程があるだろう。
二死二、三塁で破戒僧・清原を迎え、マウンドに集まり、対策を話し合う東京内野陣。一塁が空いており、里中をカモにしている破戒僧・清原だけに敬遠も考えられたが、ここで土井垣は相性は無視して、捕手のひらめきに賭けると山田に任せる方針を固めた。しかし、ここで東京ナインは気付くべきだった。土井垣のひらめきは当たった試しがないと言う事に…。
山田はカモにしている里中で勝負をしかける事は侮辱していると思われるのでは…とか、ファンが楽しみにしている打席を奪うのかと怒られるのでは…とか、試合の流れや勝算などではなく、破戒僧・清原にどう思われるのかしか考えていない壊れた精神状態であり、こんな山田に任せてしまうなど、やはり、土井垣の采配は相変わらず、ヘタレである。
結局、勝負を選択したらしい山田のリードを受け、里中の初球は内角へえぐり込むボール球。現実の破戒僧・清原なら、間違いなく避けずに死球を拾う所だが、妙に俊敏な本作の破戒僧・清原はこれを巧みに回避。続く2球目は外に外れてカウント0−2。先の山田に対する阿部のリードとは逆に、勝負と見せて敬遠、と言う可能性も考えた破戒僧・清原だったが、山田なら敬遠するつもりなら立ち上がる筈だと判断し、勝負に来ている事を察知。すると、3球目の外角へのスライダーを見事に捉え、これが右中間スタンド上段に飛び込む逆転3ランに。
ここで破戒僧・清原は山田に対して衝撃の発言を残す。わびすけ先発とは嘘をついた訳ではない事,里中が緊急先発で困ったであろう事を全て分かっていたなどと言うのだ。それでいて、「打つなら二塁打以上だ」などとほたえたのは、真田を援護する為の威嚇に過ぎなかったのだなどと、ぬかしやがりましたよ。嘘つけ、山田のいない所でマジ怒りしとったやんけ。大体、威嚇ならこんなに早くネタ晴らしする必要がどこにあるのか。山田が2ランを放った事で威嚇が成功してないと感じていた様だが、あれはあくまで真田の大チョンボ。いつもならチョンボなどなくとも打てた筈で間違いなく威嚇は効いていたと言うのに…。しかも、一塁ノンストップの一発を放った事に恐れ入った様な事まで言っていたが、一塁に来たら半殺しと言われりゃ、当然、長打狙いに走るわさ。全く何やってんだ、破戒僧・清原! とにもかくにも、破戒僧・清原の山田殺しネタがあっと言う間に尻すぼみした事には愕然とさせられるばかり。
結局、この試合は2回以降、真田,里中が無失点に抑え、初回の山田の2ラン、破戒僧・清原の3ランで試合は決してしまった。やはり、土井垣に任せるとロクな事はない。ひらめきの里中緊急先発も裏目に出ているし…。山田は山田で破戒僧・清原さえ元気なら、巨人は必ず上がってくるなどと、大いなる勘違い発言。一向に上がってくる気配などないんですけど、これも水島の呪いでしょうか。
悪の温床・楽天戦,巨人戦と負け試合ばかり描かれている東京だが、何故かここからまくり出したらしく、交流戦終了時には一気に首位に浮上。パ・リーグ同士の戦いになっても、東京の勢いは衰えない。現実ではまだオールスターすらやっていないと言うのに、水島キャラが殆どパ・リーグに来てしまった事で水島キャラクター祭り(オールスター)が割愛されたばかりか、一気に9月に飛んでしまった。8月終わる前に1位東京,2位四国は確定してしまっており、3位は西武とロッテが同率で並んでいると言う。最終戦で勝てば単独3位となりプレーオフ進出となる西武だが、最終戦の相手は東京。これに対して、西武はすっかり忘れ去られていた獅子丸を先発マウンドに送り込むのだった…。
1年遅れで「1位東京,2位四国」と言う悪夢の予言をついに実現させてしまった水島氏。最早、現実の順位は完全に無視モードに突入した様だ。3位が西武,ロッテって、それってつまり…………
ソフトバンクは5位以下かよ!
ふさげるな! あんた、それでも本当にホークスファンか? 日本球界34年ぶりとなる15連勝も「ドカパロ」にかかっちゃ形無しだな…。
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