July 06, 2005 23:18

ジャイロフォークに致命的欠陥! / 今週の「MAJOR」

 満を持して投じたジャイロフォークだが、コジローはベース前でワンバウンドしたこの球を見事に痛打。打球はライト線を僅かに切れるファールとなったが吾郎は動揺を隠せない。この後、2球連続してジャイロフォークを見逃され、逆に3ボールと追い込まれる立場に…。これを見ていた野呂は吾郎のジャイロフォークは制球以前に致命的な欠陥がある事を見抜く。どうやら、コジローが初見で当てる事に成功し、見逃す事も出来ているのは、これが原因の様だ。
 苦心の末に編み出した新球が全く通用せず、すっかり自信をなくしてしまう吾郎だったが、最早、この場面でフォークが来る事はないと見破られている事を確信する寿也は押し出しとなるかもしれないリスクを厭わずに5球連続のジャイロフォークを要求。しかし、これを嫌った吾郎はストレート勝負に出ると、いともあっさりとセンター前に弾き返され、2点を献上。
 マウンドに駆け寄った寿也はストレート勝負で打たれた事自体は責めなかったが、自分のリードを信じているのかどうかだけ聞かせて欲しいと問う。これを遠回しな嫌味と感じた吾郎は自分のストレートをそんなに信用して貰えていないとは思わなかったなどと、八つ当たり。そもそも、ストレート一本では通用しない事を自覚し、フォーク習得に走ったのは吾郎。そして、その球に磨きをかけるべく、特訓に付き合った寿也にしてみれば、そんな吾郎の態度は当然、面白くなく、二人の間に亀裂が走る。続いて迎えた樋口に対して、インローを指示した寿也だったが、吾郎の投じたボールは完全に逆球となるアウトハイ。嫌がらせと思える吾郎の投球に果たして、寿也は…?
 吾郎と言うより、寿也受難の回。野呂はともかくとして、コジローまでがあっさり見破っているジャイロフォークの欠陥を1週間散々受け続けた筈なのに全く気づけないとは、何たる体たらく。当てられたのは、ただ、コジローのバットコントロールが凄いからだと思い、恐れおののく様は何とも滑稽だ。すっかりテンパってしまったのか、ずっと「さん」付けで呼んでいたコジローをついには呼び捨て。挙げ句の果てに、吾郎には裏切られるわ、もう散々だ。このバッテリー、相変わらず、メンタル面は脆さが残るよなぁ。それにしても、この流れは非常にまずい。やはり、松尾さんがジャイロフォークの最初の餌食になってしまうのではなかろうか。

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コメント一覧

1. Posted by ギア   July 07, 2005 00:29
>野呂は吾郎のジャイロフォークは制球以前に致命的な欠陥

よくあるパターンとしては、モーションが全然違うので
ストレートとの2択になっていない、でしょうか。

>自分のストレートをそんなに信用して貰えていないとは思わなかったなどと

でもそのストレートを見事に打ち返されて大量点、なんですよね……。
またゴローくんの悪い病気が出てしまいそうです。
2. Posted by ?   January 31, 2006 21:08
吾朗はかなりの自己中です。あまりにも自分勝手すぎます。

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