June 29, 2005 20:20

コジローは本当に凄い選手なのか分からなくなってきた / 今週の「MAJOR」

 初球、高めのボール球を空振りしたコジロー。仕上がっていなかった2週間前と違い、大分ボールがきているとの事。続く2球目の低めのボールは、前回の対戦ではたやすく弾き返したのと同じく好きなコースながらも、一発ではジャストインパクト出来ずにファール。と言う事はつまり、コジローは仕上がってもいない吾郎の球がたまたま自分の好きなコースに来たのを捉えたに過ぎないにも拘わらず、あんなに偉そうにしていた訳であり、万全の状態でないのにコジローに勝負を仕掛けた吾郎も吾郎で、あの勝負の説得力,意味合いがどんどん失せていく様だ…。
 最早、焦点は住友の無人搬送システムに完全に絞られている模様。カウント2−0に追い込んでの3球目、野呂が察知した通り、新球・ジャイロフォークを投じた吾郎だったが、これが寿也の遙か上を越える大暴投。しかし、バックネット後ろの角に当たり、寿也の所へ素直に跳ね返ってくると言うツキに恵まれ、三塁走者は生還出来ず。制球に課題を残すジャイロフォークを満塁で使うのはまだ無理…と弱気になる吾郎だったが、寿也は練習では2球に1球は決まっており、まだボール球を3球投げられる状況なのだからと再びジャイロフォークのサインを送る。コースに決まれば、スイングを止められる打者はいないとジャイロフォークに盲目的な自信を抱く寿也。どうも自分が空振りしたからそう感じると言った様な描写が何度か目につくのだが、だとしたら、寿也は自分のバッティングレベルはコジローに匹敵するとか思っとるのかもしれんのぅ。自分が打てないものをコジローごときが打てるものかと…。しかし、そんな寿也の想いとは裏腹に、コジローは4球目のジャイロフォークを捉えて、快音を残す。切り札を当てられ、たじろぐ吾郎だが、果たして、打球の行方は…!?
 「カァン」と言う打球音を信じるならヒットないしはヒット性の打球なのだろうか。コジローより松尾さんが明らかに格下に描かれているので、やはり、先にコジローが打ち取られてしまうのはまずいのか。いきなり初見で当てられた理由としては、3球目のボールに回転がかかっていなかったので切り札がフォークである事を予感した…と予想。ストレートを予測していたにも拘わらず、あれ程の落差のフォークにとっさに反応してヒット…なんて展開だと、もう手がつけられなくなってしまう訳であり…。


MAJOR 54 (54)

※おまけ 【今週の「クロスゲーム」】
また人死にが! こんなに早く人死にが! 「ナイン」「タッチ」「H2」に続き
またも「あだち充+野球漫画=人死に」の法則が炸裂!
(「ナイン」はちょっと強引だが…)。あ、「MAJOR」も人死に漫画だったっけ…。
これで、一気に×年後で高校野球編突入か?

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コメント一覧

1. Posted by ギア   July 01, 2005 01:41
>「MAJOR」も人死に漫画だったっけ

ああ、そういえばゴローくんって、今の両親、どちらとも
血がつながってないんでしたっけ。でもお父さんもお母さんも
すごい親身になってくれるいい人……唯我独尊気味なゴローくんとは大違い。
2. Posted by haru-haru   July 01, 2005 08:26
無人搬送システムには驚きました。
よく見つけられましたね。

「あだち充+野球漫画=人死に」はなるほどと思いました。
今回は溺死なので「きれいな顔」にはなりませんね。

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