June 23, 2005 23:48
破戒僧・清原の殺人野球に期待大! / 今週の「ドカパロSS」
元巨人学園の真田一球にやられたばかりの東京は巨人の真田を相手にする事を嫌がっていた………って、そりゃ、「チャンピオン」誌上では1話前の事だろうけど、一球にやられたのは開幕戦であり、交流戦開幕戦まで1ヶ月以上経っていると言うのに、何を訳の分からない事を言っているのか…。
北はちょっと調べれば簡単に分かる真田情報を「必死こいて調べました」と言わんばかりにえらそうに語り出す。高卒のドラフト1位投手が3年間で44試合…って、そんなに少ないか? 同条件の選手と比較してみよう。大竹(広島)が46試合,秦(横浜)が17試合,朝井(悪の温床・楽天)が5試合,ゴールデンルーキーと呼ばれていたはーちゅん(ソフトバンク)とて38試合。真田がまるで一軍にお呼びがかからないみたいな言い草は辞めて欲しいものだ。一球とネタがひっかけられる事と、ヒゲを生やしているので似てなくても本人と認識させる事は出来ると言ったしょーもない理由で引っ張り出された真田には甚だ迷惑な事だろう。どうせ真田を引っ張り出すなら…
「真田は球界の至宝と呼ばれる川相さんを入団前から崇拝していたあなどれない男だ。最後まで諦めない川相スピリットを継承しているだけに、警戒してし過ぎると言う事はないぞ」
…とか言わせて欲しかったものだが、所詮、巨人の選手は水島氏にとっては怨敵でしかないのだし、シメられまくるのは仕方のない事か。
そんな事はさておき、山田は西武時代の無駄にカッコ良かった姿は消え失せ、すっかりヤクザじみてしまった破戒僧・清原の報復攻撃にビビリまくっていた。一塁で止まった日には牽制球を受けて左フックでタッチされるのでは?とか、足を踏みつけられるのでは?とか、土佐丸ばりの殺人野球をかましてくる事は間違いないと恐れおののく山田。
そんな山田の心配をよそに、すっかりど真ん中開眼ネタはスカシネタにされてしまった岩鬼がど真ん中を打ち損じ、どん詰まりのピッチャーゴロ。続く殿馬は三遊間へ痛打するも、腰が高く、横の打球を正面に回り込まずに上半身で捕りに行きたがるので一見、横っ飛びの美技に見えると言うニックン(全然似ていない)の偽りの好守に阻まれて、二死。
ここで3番に入った里中に対して、「投手が打席に入ると、投げにくくて制球が定まらない」と言うお決まりの水島理論により、真田は一向にストライクが入らず、歩かせてしまう。ここで打席に入った山田だが、阿部は破戒僧・清原の報復を恐れる山田の心情を察知した…訳ではないのだろうが、、二死一塁と言うのにいきなり立ち上がって、敬遠を指示。この場面での敬遠はあまりにも訳が分からないので、敬遠と見せて実は勝負と言う使い回しネタの可能性は非常に高いだろう。いつもなら、このパターンで苦もなく打ち返す山田だが、破戒僧・清原を恐れるあまり、一塁で止まる事が確定する敬遠策に一転して勝負の展開に対応するだけの心の余裕は全くない様子。果たして、山田は一塁をノンストップで二塁へ到達する事が出来るのか!?
ネタとしては非常にくだらないのだが、山田が破戒僧・清原を恐れまくる今回の巨人戦はなかなか面白い。途中で違うテーマに切り替えたりせず、この試合は最後まで山田がいかに破戒僧・清原の攻撃を回避するかのみに焦点を絞ってやって貰いたい。山田が一塁に止まらずとも、インターフェアを狙ったり,塁に出てから、本塁突入で体当たりをかますなど、破戒僧・清原から攻撃を仕掛けるチャンスも幾らでもある訳で、様々なパターンを描ききって欲しいものだ。
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