May 14, 2005 21:11
河原、ついに古巣・巨人と直接対決!
オープン戦の最終登板以外はまずまずの投球を見せ、復活の予兆を感じさせながら、開幕直前に突然、西武への島流しに遭った河原。しかし、交換相手の後藤光が0勝2敗 防御率7.62の乱調で二軍落ちしているのに対して、河原はまだ1勝しかしていないものの、30回2/3で、防御率3.23とまずまずの投球内容で先発ローテーションを守り続けている。あくまで現時点を見る限りでは、巨人にとって、このトレードは間違いなく失敗だったと言えよう。
昨年までなら別のリーグへ飛ばされた段階で古巣にリベンジを果たすチャンスは日本シリーズくらいしかないのだが、今年から始まった交流戦の開催により、河原の復讐の機会はトレードから僅か1ヶ月半後に訪れる事となった。3月まで共にオープン戦を戦っていた河原が理不尽な電撃トレード後も頑張っている事を巨人ナインも嬉しく思っている事だろう。しかし、それどころではない悪太郎は打倒・河原へ執念を燃やしていた事は想像に難くなく、そんな悪太郎の執念が乗り移ったのか、はたまたポケットマネーで河原打倒ボーナスでも提唱されたのか、あるいは河原を打ち込まないと後々、嫌味が炸裂すると煙たがったのか、巨人は2回までに5点を奪う猛攻を見せる。
KO寸前の河原だったが、この儘、降りる訳にはいかないとばかりに、3回以降は立ち直り、6回まで追加点を与えない粘りの投球を展開。そんな河原に何とか勝たせてやりたいと西武打線が一発攻勢で5点を取り返し、河原の黒星は消滅。結局、河原は6回限りでお役御免となり、勝敗はつかず。序盤こそ不甲斐なかったものの、トータルではそれなりの結果を出した河原は一応、悪太郎を見返したと言えるだろうか。巨人との次の3連戦は6月10日から。週末にカードが組まれているので、順調にいけば、また直接対決の可能性は高そうだ。今度は正真正銘のリベンジを果たして欲しいものである。
またも勝ち負けなし・・・って今日はしょうがないか。 河原純一選手と共に苦難を乗り越えてゆくブログ
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