May 08, 2005 21:31
春風亭半ケツ vs 岩隈、因縁の対決!
泥沼最下位決戦の第3戦。この日の両先発は巨人が春風亭半ケツ,悪の温床・楽天が岩隈。昨年、合併と言う名の理不尽な吸収により、愛着ある近鉄を消滅させられて怒り心頭の岩隈が偽バファローズの残留をゴネまくったのは記憶に新しい所。プロテクトしたにも拘わらず、残留を拒否された偽バファローズは15勝2敗のエースを同一リーグの悪の温床・楽天へ無償放出する事は多大な損失であるとして、巨人・春風亭半ケツとの交換トレードを画策。この噂を聞いた春風亭半ケツが「一選手のワガママでとばっちりを受けるのは納得がいかない」と球団に猛反発。この春風亭半ケツ発言の効果は絶大で、「他人に迷惑をかけるワガママ男」呼ばわりされてしまった事により、ますます態度を硬化させた岩隈は偽バファローズにだけ迷惑をかける悪の温床・楽天行きを熱望する事となり、薮蛇となった偽バファローズは結局、その希望を飲まざるをえなくなった訳だ。合併後に移籍出来ると言う約定を取り付けていたにも拘わらず、裏切られてゴネた岩隈と、球団から言われてもいないトレードに対して一方的に拒否を図った春風亭半ケツと、どちらがワガママは置いておくとして、春風亭半ケツの矛先は岩隈ではなく、偽バファローズに向けるべきだったのは確かであり、岩隈にとっても、いい迷惑としか言いようのない一件だった。
そんな因縁ある二人だが、岩隈は弱体球団である事を抜きにした大乱調が続き、4月1日以来白星から遠ざかっており、春風亭半ケツに至っては今季未だに白星なしと、いずれも奮わない成績の儘の対決とあって、果たして、因縁の事など気にしている余裕があったかは定かではない。不調とは言え、岩隈相手とあっては、殆ど点はやれないと言う意識があったであろう春風亭半ケツだが、いきなり初回に先制されると、2回には自ら野選を犯した末に2失点。5回にも1点を許し、結局、7回4失点で降板と、またも白星ならず。一方、岩隈は本来のキレのある投球が復活し、1本の長打も許さずに1失点完投勝利。
結局、因縁対決と注目していたのは外野だけで、さしたる見所もない儘、終わってしまった格好。巨人はセ・リーグ史上初めて悪の温床・楽天に敗れた球団と言う悪夢の歴史を刻んでしまう事となった。因縁対決と言えば、13日からは西武との3連戦が控えており、順当に行けば、島流しにした河原との対決がほぼ確実。ここでも巨人は苦渋を舐める事になりそうな予感が大いに漂っている。
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1. 5月8日のプロ野球 - 中日・広島・楽天が3タテを阻止、ロッテ大勝 [ D-Style e-style 【プロ野球・ニュース・台湾な多趣味Blog】 ] May 09, 2005 20:05
■ 広島 10〓5 西武 (15664人)
まぁ、なんといいますか、石井貴が先発だと聞いた時点で
「?」だったんですね。石井貴を当てるなら明日からの中日戦だと
思っていたので。なにせ日本シリーズでイヤなイメージも植えつけてますし。
で、広島打線相手になら多分ポ