April 29, 2005 23:08

清水、ついに初スタメン! 怒りの2安打!

 首位打者候補,最多安打候補筆頭クラスの清水を外してまで、開幕から頑なにキャプラーを使い続けてきた悪太郎が、ついにキャプラーを外して、清水のスタメン起用に踏み切った。「打たなくてもいい」とキャプラーを使ってきただけに、周囲の圧力に屈した感が強い。だが、よりにもよって、山本コーチとのマンツーマンによる打撃改造に着手した矢先の試合で外さなくても良かろうに…。と言うか、ここで外すくらいなら、もっと早く打撃改造させろよ! キャプラー自身にはそれなりに好感を持っていただけに、この儘、ベンチウォーマーに成り下がるやもしれないと思うとちょっと残念ではある。ただ、もうすぐ交流戦が始まると言う事で清水と同時スタメンの可能性もある訳で、ここで挽回の機会を掴んで欲しい所だ。
 キャプラーの事はさておき、やはり、清水を使わないと言うのはこの上なく理不尽な話であり、今回のスタメン起用には安堵するばかりだ。7,8番ではなく、2番と言うのもGood Job。キャプラー以上に打線を分断し続けてきたあの男が打線を繋ぐ役目の2番に居座っていては効率的な攻撃が出来る筈もないからだ
 理不尽にベンチを温め続けさせられた清水だが、それでも決して腐る事なく練習に励み、いつお呼びがかかってもいい様に気持ちを切らずに備えておく事を、同じく茂雄に飼い殺され続けていた名手・川相の姿から学んでいた事だろう。悲願の初スタメンとなったこの日、川相の教えを守って頑張ってきた清水のバットが今までの鬱憤を晴らすかの様に火を噴いた。第一打席こそ凡退したものの、第二打席ではライトスタンドへ弾丸ライナーで飛び込む今季初アーチ。第三打席でもセンターオーバーのあわやスタンドインと言うタイムリー二塁打。流石と言うしかない。見事に結果を残し、今後もスタメン起用は続くと思われるが、清水の事(主に顔)を忌み嫌っている茂雄が流した「清水は左に弱い」と言うデマを未だに引きずって、左投手相手に引っ込めさせられるのではないか…と言う一抹の不安は若干、残ってはいる。清水は左に弱いと言うのは明らかに間違った情報なので、真に受けるのは辞めて欲しいものだ。
 この日の巨人戦のトップニュースはどう考えても、清水の初スタメンであり、続いてマッスル千代の富士の3ホーマーだろう。どさくさ紛れで火事場泥棒の様に飛び出した破戒僧・清原の通算500号ばかり大きく取り上げるのはいかがなものだろうか…。確かに500号が偉大な記録であるのは分かるが、そればかりに偏重した報道には辟易だ。たまたま連敗阻止となった試合だからいいものの、大惨敗した試合(例えば、「チ○ポコ」発言が飛び出した試合)などで達成されても、こういう扱いだったんだろうと言う事は想像に難くない。リーチがかかってから、清原にしか注目しない状態が続き、巨人の連敗モードが始まったのも、決して無関係とは言えない様な気がするのだが…。
 
 
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