April 28, 2005 20:45

消化する気のない伏線が溜まる一方 / 今週の「ドカパロSS」

 2点を追うスーパースターズの3回表の攻撃はチョロから始まる下位打線。これに対して、悪の温床・楽天の選手らしく、他人のパクリ投法を続ける一球はいきなりメガネを取り出す芸の細かさで杉下茂でいく事を予告。「古い人を知ってるな」と驚く山田だが、そこで驚くくらいなら、杉下などより遙かに古い沢村栄治の投法を再現出来る事にもっと仰天しろ! フォークが来ると分かっているチョロはナメてかかったが、杉下のコスプレをしただけでフォークが人並み外れた落差になると言う訳の分からない理論に屈して、あえなく凡退。それにしても、一球が「ドカパロ」に出てくる様では世も末とばかりに、「俺より速いヤツがいたら辞めてやる」と予防線を張っていたにも拘わらず、一球を出されてしまったチョロは引退しないでいいのか? まぁ、どうせ水島作品十八番のスカシネタと言う事で乗りきってしまうのだろう
 続くサルは稲尾和久投法の前にキャッチャーへの凡フライ。ミットだと落とすかもしれないと素手キャッチする九郎に岩鬼は激昂。それにしても、サルは土井垣が一番期待をかけていたと言う片鱗を一体いつになったら見せてくれるのか? シート打撃で見せた長いバットの伏線は一体いつになったら消化してくれるのか? まぁ、どうせ水島作品十八番のスカシネタと言う事で乗りきってしまうのだろう
 一球−九郎のバッテリーにイライラは募る一方の岩鬼はもういい加減、メジャーの投手を引っ張り出してくるしかないだろうとのたまうも、一球はメジャーなど必要ないと星野伸之投法を宣言し、突如、左での投球を敢行。利き腕でない事に加え、星野投法である事からかスローボールとなったこの球を岩鬼は激打するも、一球へのピッチャーライナーとなり、またもバッテリー間だけで打球は処理され、他の実在選手達は空気と言わんばかり。それにしても、岩鬼がど真ん中も悪球もどんな球でも打てると大騒ぎしていたネタはどうなったのやら…。 まぁ、どうせ水島作品十八番のスカシネタと言う事で乗りきってしまうのだろう
 その裏、「もう絶対に点はやらない」と意気込む里中だったが、飯田,「」部(こんな選手は悪の温床・楽天にはいません)に痛烈な打球を浴びまくる体たらく。しかし、いずれも岩鬼の好守に救われて、二死走者なしで一球の2度目の打席を迎える。「巧みな忍者には巧みな変化球は危険だ」と言う訳の分からない理論(「変則の殿馬にはストレートこそが変則」理論と一緒だが、大体、この理論は裏目に出る)により、山田はど真ん中のストレートを要求。しかし、こんな無茶苦茶な理論が通用する筈もなく、苦もなく打ち返す一球。自らのヘッポコリードを帳消しにしたい山田は殿馬のダイビングキャッチに期待を寄せるも及ばず、打球は右中間を転々。山岡−サル−山田と完璧な中継プレーを見せたが、快足の一球は一気に本塁を陥れて、4点目をゲット。ここで殿馬がアピールプレイを起こし、二塁塁審は一球が二塁ベースを踏んでいないとして、アウトを宣告。これに対して、覆せる自信満々の一球は抗議へ駆け出すのだった。
 うんざりする程、見せられた岩鬼の踏み忘れネタの際は、あんなにはっきり残る訳がないだろうと言うくらい毎度毎度足跡が残っているが、今回は踏んだ事を証明させると言う逆のパターン。果たして、いかにして、踏んだ証拠をつきつけるのか。二塁塁審は欺けても、果たして、殿馬まで欺けるか?と言う点でちょっと期待してみる…が、大抵、期待は裏切られるのが「ドカパロ」なので、過度には期待すまい。一球が踏んだ事を分かっていた殿馬だが、巧みに二塁塁審をたばかった…と言う説もありうる所だろうか。
 それにしても、あの楽天ベンチのメガネ男の正体が未だに分からない。どう考えても監督的ポジションにいるのだが、少なくとも田尾にだけは絶対見えない。一体、誰なんだ、こいつは!? 
 
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