March 2008

March 09, 2008 21:35

 7回無四球無失点と言うノルマをクリア出来ず、6回1失点で降板となった吾郎。しかし、実は、そのノルマは吾郎にプレッシャーを与える為に仮設定されたものに過ぎず、1点を失っても、そこから崩れずに後続を断ちきった事でイップスを克服したと評価されたと言う事で、アリスからメジャー昇格の知らせを受ける。しかし、待望の昇格にも吾郎の表情は冴えない。翌朝、オリバーの下を訪れた吾郎はイップス克服に助力してくれたオリバーに感謝の意を見せるも、本当に立ち直れているのか疑念を抱いていた。シルヴァから指摘された事は自分でも感じていた事で、プロらしく落ち着いたリスクの少ない投球は出来る様になったが、ほとばしる様な闘争心が沸き上がってこない事に不安を覚えていたのだ。これを聞いたオリバーも催眠治療を施しながら吾郎の生い立ちを知った際に、吾郎がイップスに陥った原因はJr.に手痛い一発を浴びた事ではなく、宿敵であり野球の象徴であるギブソンと最後まで投げ合えた事により、吾郎の中で何かが満たされてしまったからではないかと言う仮説を立てていた事を明かす。そう言われた吾郎はJr.からの被弾を悔しがりながら、心のどこかでギブソン親子に花を持たせる結果となった事に満足してしまった自分がいた事,そして新たなスタートを踏み出してもモチベーションが上がって来ない事…に気付かされる。吾郎の性格や野球に取り組む姿勢の源となった茂治と不幸な因縁を持つギブソン。そんな彼を目標として掲げ、試合には負けたものの直接対決出来た事で夢が一つ叶ってしまった吾郎にはイップス治療の当初に勧めた、割り切って取り組めと言う方法では完治には及ばないと言うオリバー。極限状態で投球恐怖症に陥る様なイップス自体は克服しているのだから、自信を持ち、茂治の幻影を追うのではなく、自分自身の新たなモチベーションを見つければ、必ず成功すると言う言葉を受けた吾郎は再びメジャーに向かう事となった。

 要するに、吾郎は燃え尽き症候群だった様で、イップスとはまた別のメンタル障害を抱えていた訳だ。燃え尽き症候群の兆候はW杯決勝直後の寿也との会話からも見えていた訳だが、イップスが表面化した事により、それが陰に追いやられていただけの事だったのか。結果的に燃え尽き症候群を克服するにあたって、イップスを発症してオリバーに頼る事になったのは、吾郎にとって、むしろ幸運だったのかもしれない。さて、吾郎の更なるモチベーションとは一体何になるのか? 作品的にもギブソンとの直接対決はクライマックスだった訳で、それを終えて、なお連載を続ける必要があるのだろうか?、あれ以上のクライマックスを作る事など出来るのだろうか?と言う疑問符がつくのは否めない訳で、まるで人気作品を無理矢理続けさせようとする編集部に対する満田氏の抗議と受け取れない事もない…と言うのは深読みし過ぎだろうか。Jr.へのリベンジと言う気持ちがあるにも拘わらず、燃え尽き症候群に至ってしまった辺り、それは主たるモチベーションにはなりえていない訳で、メジャーで優勝を目指す…と言うのも何となく微妙な感じ。W杯でのリベンジは4年後になっちまうしなぁ。となると、最早、サッカーを辞めて野球に再転向していた沢村との決着しか…(^^;)。

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◆F1−2G◆
巨人十八番の安直中古助っ人補強戦略でやってきたグライシンガーがまたまた好投。先発として5回を投げ、2安打無失点と文句なしの投球。同じく安直中古助っ人補強戦略でやってきたクルーンも1回を3人で退けた。打ってはこれまた安直中古助っ人戦略でやってきた寿司職人ラミレスが2安打。おかげでこの日もヒットを放つなどオープン戦打率.444をマークしている直輸入助っ人・ゴンザレスの二軍降格の可能性が無情にも高まるばかりだ。日本ハム先発・武田勝は先制点を許して、敗戦投手にはなったが、無四球の6回1失点と万全の内容。新助っ人・スレッジも2安打と調子を上げてきたが、水島の呪いに苛まれつつあるトンガはこの日もスタメンを外された上、代打で登場するも、クルーンの前にあえなくセカンドフライに倒れて、いよいよ開幕二軍の可能性は現実的なものとなってきた

◆D2−0E◆
長谷部が前半戦絶望の危機に苛まれた事で逆に自覚が芽生えたのか、ここまでピリッとしない投球が続いていた朝井が6回を投げて内野ゴロの間に失った1点のみに抑える好投を展開。開幕へ向けて、ようやく結果を残した。不振が続く小山は2安打1四球と一死も取れずにKOとまたまた炎上したが、アテにならない小山に代わるストッパー候補に浮上中のグスマンは3人でピシャリと抑えた。しかし、打線の方は散発4安打と沈黙し、2試合連続の零敗。元気のない楽天打線相手とは言え、中日は人斬り抜刀斎,朝倉がそれぞれ4回無失点。昨日の中田,小笠原と言い、開幕ローテ候補は順調な仕上がりを見せている。

◆C6−1H◆
パ・リーグ新人王大本命と目される大場が2度目の登板。2回に三者三振を奪うなど、4回まで7三振無失点の好投を演じていたが、5回、二死走者なしから3連続四球と突如、制球を乱すと、緒方,喜田の連続タイムリーで4点を失い、無念のKO。両極端な投球内容に王さんも複雑な表情を浮かべるしかなかった。広島先発の前田健は4回1失点の好投で大炎上した前回の汚名を返上。開幕ローテ入りへ何とか踏み留まった。

◆S3−8L◆
セ・リーグ新人王の呼び声も高いルーキー・加藤がオープン戦初登板で大炎上。初回は無難に切り抜けたが、2回にブラゼルの2試合連続アーチを被弾してからリズムが崩れ、3失点。3回には中島,江藤にそれぞれ2ランを叩き込まれて、4回8失点と散々な結果に終わった。一方、西武の先発はヤクルトからFA移籍の石井一が初登板。石井一は古巣相手に走者を出しまくり、ピンチの連続ながらも、5回1失点でまとめる粘りの投球を見せた。川島慶は4安打と爆発を見せるなど、13安打を浴びせたヤクルトだったが、1併殺13残塁の大拙攻が響いた。

◆T0−3M◆
いい意味で開幕投手候補がズラリと並ぶロッテ。この日は先発・渡辺俊が4回をパーフェクトに抑える快投を繰り広げ、バレンタイン監督は嬉しい悲鳴。打っては好調・大松が久保田相手に決勝2ラン。左投手相手にすぐ引っ込めようとするバレンタイン監督の左打者潰し采配に巻き込まれない事を祈るばかり。久保田が打たれて負けると言うJFK頼みの野球に甘んじていてはいけない事を象徴する様な試合展開となった阪神だが、先発の安藤は4回を2安打無四球無失点と素晴らしい投球を展開。不安を残す先発陣が揃う中、開幕投手候補へ躍り出た。

◆Bs8−3YB◆
白星で上回ったら何でも言う事を聞く…などど、ハマのチンピラがぬかしているものの、この男が公約を破るのは確実と理解しているのか、全くモチベーションの上がって来ないはーちゅんがオープン戦初登板で3回2失点と不本意な内容。また、新助っ人のウィリアムスが1回4失点,ルーキー・小林も3回2失点と新戦力も悉く打ち込まれ、大矢監督は「誰一人合格点がなかった」とおかんむり。一方、開幕ローテが固まっていない偽バファローズは昨年のウエスタンリーグ投手二冠に輝いた近藤が5回1失点の好投を見せ、ローテ入りへ猛アピールを果たした。

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March 08, 2008 23:54

◆G1−3F◆
15日までに復調の兆しを見せなければ、二軍降格の可能性を示唆され、開幕一軍に黄信号が灯っているトンガ。だが、どれ程、似てない顔が描かれてしまうのかなど、水島の呪いの事で頭が一杯でそれどころではないトンガは練習にも身が入らず、とうとうスタメンを外されてしまう始末。7回にようやく代打で登場したが、吉武に苦もなく捻られて、三振を喫し、開幕一軍は遠のくばかり。最早、トンガの復調する術は水島氏がぶっ倒れるか、秋田書店が倒産する以外にないのだろうか。トンガが一人苦しんでいる中、先発・グリンは6回を投げ自責点0の無四球投球。移籍組の中村,坂元も1回ずつを無難に締めると、守護神・MICHEALも3人でピシャリと締めるなど、、投手陣は揃って順調な仕上がりをアピール。一方、巨人先発・上原も5回を無四球1失点と好投し、2年ぶりの開幕投手へ向け、着々とペースを上げてきた。

◆D2−0E◆
ここまで対外試合9回無失点の好投を見せ、先発ローテの一角として期待を寄せられていたルーキー・長谷部だったが、左膝半月板損傷に見舞われていた事が発覚。2日の試合で初回にファールフライを追って、追突しそうになったフェルナンデスをかわした際に左膝を捻っていた。その後、5回まで投げきった事もあり、軽傷と思われていたが、痛みが引かず、検査の結果、最悪の診断を下された格好だ。水島氏はトンガに夢中とあって、ノーマークの長谷部はすっかり油断していたが、水島氏はパ・リーグの疫病神である事を忘れていた模様。勿論、開幕一軍は絶望的で、手術に踏み切る事にでもなれば、復帰は早くても7月後半と、前半戦丸々棒に振りかねない。田中と長谷部の左右のホープを軸に優勝宣言をかましていたノムさんはショックのあまり「俺もツイてないな。最下位やな」と最下位宣言をしてしまう有様だ。傷心の楽天ナインを相手に中日は中田,小笠原と開幕ローテ候補の2人がそれぞれ4回無失点の好投。セットアッパーの平井も2つの三振を奪って1回を三者凡退に切り抜け、余裕の完封リレーを達成した。

◆H2−3C◆
新助っ人・ルイスが4回1失点の好投を展開。広島の優良助っ人は好成績を残したオフ、年俸吊り上げに資金力不足の球団が応えられずに放出…と言うパターンが定番で早くも阪神,偽バファローズが目をつけているとかいないとか…。同じく新助っ人のシーボルは先制犠飛こそ放ったものの、この日も4打席ヒットがなく、ついに打率は1割を割ってしまうなど不振から抜け出せずにいる状態だ。そんな中、好調をキープしているのが天谷。この日もタイムリー三塁打を含む2安打2盗塁と結果を残し、悲願の開幕スタメンへまた一歩近付いた。一方、ソフトバンクは川崎が足を生かして3安打と気を吐いたが、クリーンアップが10タコに抑え込まれる始末。先発・新垣は初回,2回と立て続けに暴投をかまし、今年も自らの暴投記録更新を狙えそうな勢いだ

◆T4−7L◆
2年目のジンクスに苦しむ岸が前回に続いてまたも背信投球。連続押し出しで先制を許すなど、3回を6安打2失点。一方、伊集院光の弟子・金村が左太腿に張りを訴えた事で登板回避となり、緊急先発登板となった玉置は立ち上がり四球で走者を溜めて、先制を許したが、3回を1安打1失点とまずまずの投球。しかし、開幕ローテ当落線上にいる2番手・杉山が4回5失点の大乱調。打っては西武を上回る12安打を放ちながら、14残塁の大拙攻で逆転負けとあって、岡田監督も頭を抱えるしかなかった。

◆Bs3−7S◆
ローズのオープン戦初タイムリー,ラロッカの2ランと助っ人の活躍で3点を先制した偽バファローズだが、中山が5回3失点,香月が3回4失点と打ち込まれて、あえなく逆転負け。ヤクルトは先発・館山が初回こそ3失点ながら、そこから立ち直り、4回で8三振。リリーフ陣も五十嵐がMAX150kmと復活の兆しを感じさせる投球を見せたのを初め、5投手がそれぞれ1回を無失点。打っては川島慶が二塁打含む2安打,福地が三塁打,二塁打と長打を連発するなど、移籍組の奮闘が目立った。

◆YB0−4M◆
開幕投手候補の成瀬が4回1/3を無失点に抑える好投を展開し、オープン戦の連続無失点を9回1/3にまで伸ばした。成瀬からバトンを受けた5人のリリーフも残り4回2/3を四球1つ与えただけのノーヒットリレーを展開。2戦連続完封負けと打線はさっぱりな横浜だが、先発した新助っ人・ウッドは4回無失点で開幕ローテ入りはほぼ確実。セットアッパーのマットホワイト,抑えのヒューズもそれぞれ1回をピシャリと締め、結果を残した。

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March 07, 2008 22:44

◆T4−7E◆
ここ数年酷使モードが続き、そろそろ勤続疲労が心配されるJFK。負担をかけない為にも安定した先発投手の台頭が望まれる阪神だが、この日、先発の岩田は4回を投げて自責点1とまずまずの投球を見せ、開幕ローテ入りをアピール。しかし、2番手でマウンドに上がった能見は大広に被弾するなど、3回5失点と前回のサヨナラ満塁被弾に続いての大炎上で期待を大きく裏切り、岡田監督は「反省している時期じゃない」と怒りを隠せなかった。一方、楽天は田中が2度目の先発登板。3回まで1安打と好投していたが、4回、新井に2ランを叩き込まれた。新井に借りを返すべく、予定の5回を投げ終えた後、志願の続投となった6回、またも新井にセンター前へ弾き返され、リベンジには失敗したが、6回2失点と初の開幕投手へ手応えを掴んだ。

◆Bs5−5L◆
昨年の最多勝・涌井がオープン戦初登板。昨年までの同僚・カブレラとの初対決で2ランをぶち込まれるなどいきなり3失点。4回にも1点を許し、6回4失点。8個の三振を奪うなど、球のキレは悪くなかったが、制球が甘ければ通用しない事を反省し、カブレラに対しての警戒を強めた。そのカブレラを失い、弱体化が叫ばれる打線はG.G.佐藤,中島と生え抜きの主軸が揃って一発を放ち、ドローに持ち込んだ。

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March 06, 2008 23:03

◆F5−3S◆
次代を担うビッグルーキー2人の直接対決の時がついに訪れた。6回に3番手としてマウンドに上がった由規は制球に苦しみ、いきなり一死満塁の大ピンチを背負う状況でトンガを迎える事に。米野の配慮もあって、ストレート一本勝負となったが、カウント0−1から立て続けに3球空振りを奪い、初対決は由規に軍配が上がった。しかし、これでホッとしたのか、由規は続く金子誠にタイムリーを浴び、2点を献上。続く7回にも6安打を集中され、2回5失点とプロの洗礼を浴びる事となった。一方、Xデーは来週かと思いきや、この日から「ドカパロSS 地獄変」に引っ張り出されてしまい、ショックを隠せないトンガは3タコ2三振とこちらも結果を出せなかった。

◆D6−2M◆
初の開幕投手を狙う小林宏が5回を2安打無失点と申し分ない内容を見せた。一方、川相不在の弊害を露呈し、調子の上がってこない中日だが、川相の現役復帰は何らかの圧力により阻止されている状況。日に日に強まる川相復帰待望論を和らげるに「カワイ」を使うしかないと、落合監督から白羽の矢を立てられたのが川井。2番手としてマウンドに上がった川井は4回を投げ1安打無失点の快投を展開し、逆転勝ちを呼び込んだ。無論、こんな事で川相復帰待望論が収まる筈はないのだが…。

◆H4−0YB◆
公約破りの常習犯でありながら、はーちゅんに白星の数で負けたら、何でも言う事を聞くなどと、またまた守る気ゼロの公約を掲げて、全く信用されていないハマのチンピラがオープン戦初登板。立ち上がり、2本の安打でピンチを迎えると、松中に3ランを叩き込まれて、あっと言う間に3点を失ったが、ここからは立ち直り、3回までノーヒットで切り抜けた。プロ最年長のカリメロも2番手として登板し、走者を出しながらも、2回無失点とまずまずの仕上がり。ソフトバンク先発・杉内はいよいよ本番さながらのロングイニングモードに入り、7回を2安打無失点と完璧な投球を展開。ニコースキー,馬原のリリーフ陣も3人ずつでピシャリと抑え、完封リレーを達成した。

◆Bs9−0E◆
田中にエースの座を奪われつつあり、巻き返しを図りたい岩隈だったが、助っ人皆無の和製オーだ゛ーで全く迫力のない「ビッグボーイズ打線」(コリンズ監督命名)相手に5回で8安打と打ち込まれ、3失点と不安を残す結果となった。一方、ルーキーイヤーに7勝をあげながら、ここ2年右肩痛に苦しみ白星から遠ざかっている偽バファローズ先発・光原は4回を無四球無失点に抑える好投で開幕ローテ入りへ大きく前進した。

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March 05, 2008 23:45

◆D4−2G◆
助っ人枠の都合上、下手をすると1試合もお呼びがかからない可能性も少なくなく、北京五輪出場を果たせば、シーズン中でも問題なく出場を認められると思われるのに、そんな状況を理解していないのか、チームに期待されているから…などと、オーストラリア代表の座をむざむざ蹴ってしまった新助っ人・バーンサイド。蹴った甲斐を見出したい所だったが、この日は3回3失点と不本意な投球で開幕一軍へ赤信号を灯してしまい、早くも後悔させられる展開に…。打っては11安打を放ちながら、得点はエラーで貰った2点だけと言うタイムリー欠乏症を露呈した巨人は今年も一発依存野球を展開する事になりそうな気配。一方、中日先発・吉見は粘りの投球で5回を無失点。調子が上がって来ないベテラン先発陣の間隙を縫って、開幕ローテ入りへ大きくアピール。尚、4日の試合で喜田の殺人スライディングを食らった阿部の左脛の状態が思わしくなく、開幕に間に合わない可能性が出てきた事が明らかになった。

◆T7−3C◆
昨年末に他界した島野元コーチの追悼試合となったこの試合、阪神は開幕スタメンを思わせる主力メンバーをズラリと並べた。1打席限定ながら志願の出場となったキュラソ星人はそのワンチャンスで見事に逆転2ラン。シャア少佐も3安打の活躍を見せた。投げては久保田,藤川と繋ぐペナントレースさながらのリレーを展開しての快勝で花を添えた。広島は大竹が3回2失点,長谷川が2回3失点と先発ローテ候補の2人が揃って打ち込まれ、不安を残した。

◆S3−4F◆
立石の引退セレモニーが行われたこの日、昨年のパ・リーグMVP&沢村賞投手・ダルビッシュが先発。序盤は制球に苦しみ、5回2失点で敗戦投手となったものの、6三振を奪う力強い投球で健在ぶりをアピール。一方、経歴が似てるだけでグライシンガー級の期待を無理矢理されているヤクルトの新助っ人・リオスも初登板。低めにボールを集めるグライシンガーを思わせる丁寧な投球でトンガを三振,ピッチャーゴロと完璧に仕留めるなど、4回1失点の好投を展開。日本ハムから移籍の押本は古巣相手の初登板で2三振を奪って1回をピシャリと抑えた。

◆H2−5L◆
パウエルが正式に支配下登録され、混迷極めるソフトバンクの助っ人投手枠争い。初登板で打ち込まれたスタンドリッジ,ホールトンが2度目の登板でリベンジを果たしたが、前回快投を見せたガトームソンが5失点で6回途中でKOとなり、前回の好結果を帳消し。助っ人投手枠争いは更なる混迷を極める事に…。そんな中、ルーキー・久米が2度目の登板で2回無失点と好投を展開。ハマのスペランカーには待望のオープン戦初アーチが飛び出した。その一発を浴びた西武先発の新助っ人・キニーだが、5回を投げて2失点にまとめ、開幕ローテ入りのアピールに成功。

◆Bs7−1M◆
「ビックボーイズ打線」(コリンズ監督命名)に完全に名前負けし、湿りっぱなしだった偽バファローズはこの日も5回まで僅かに2安打と沈黙。しかし、6回に四球連発で貰ったチャンスにフェニックス一輝のタイムリー三塁打で逆転すると、7回には3連打,8回には5長短打を集中する猛攻を見せ、計7得点。投げてはデイビーが4回1失点と好投すれば、川越も負けじと4回1安打無失点の素晴らしい投球を展開した。

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March 04, 2008 23:29

 リーグ制覇すら出来なかったチームが日本一を名乗ると言う訳の分からない事態に陥る可能性があるアジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦。長いレギュラーシーズンを戦い抜き、リーグ制覇したにも拘わらず、日本シリーズの出場辞退を余儀なくされた事で怒りを爆発させたナベツネが強権を振るったのか、今季から第2ステージではリーグ優勝チームに1勝のアドハンテージを与えた上で、4勝先勝方式の最大6試合制となる事がこの日のプロ野球実行委員会で正式に決まった。しかし、優勝チームが長らく実戦から遠のく事による不利さを解消する案は全く出ておらず、シーズン勝率5割にも満たなかったチーム同士が勝ち上がる理不尽な可能性も普通に残されているなど、課題は山積みだ。

◆C5−1G◆
昨年、順調に白星を重ねていた様で、実は広島から荒稼ぎしていただけだった事が露呈し、新人王を逃した金刃。この日も4回まで2安打無失点と広島キラーぶりを見せつけていたが、5回に集中打で4失点で逆転を許す嫌な形で降板する事に…。広島は新助っ人・ルイスが先発で3回1失点,コズロースキーが2つの四球を出しながらも、1回無失点とまずまずの投球を見せたが2人で3ボークと苦しんだ。

◆L4−3D◆
オープン戦初のマウンドとなる守護神・岩瀬が先発で登板。1回を3人でピシャリと抑える好スタートを切ったが、200勝を狙う山本昌は先制点を失った上、中村紀のエラーに足を引っ張られ、自費キャンプの年は好成績…などと訳の分からないジンクスに期待する人斬り抜刀斎は上田のエラーに足を引っ張られ、3点を失うなど、川相不在の弊害を大露呈。ただでさえ、水島の呪いに苛まれている苦しい状況なだけに川相の現役復帰を望む声は強まる一方だ。西武は先発・オツが3回2失点と微妙な内容だったが「フォームは去年よりいい」と自分なりに手応えを感じた様子。また、FA移籍したベンちゃんの人的補償として引き抜いた岡本真が古巣相手に初登板。2回で3人の走者を許したものの、川相不在の古巣打線の繋がりの悪さを熟知している為、落ち着きを失う事なく後続を断ち切った。

◆Bs1−2M◆
SHINJOをパクッたローマ字登録名が全く浸透せず、本名に戻した西岡が3打数3安打の大当たり。期待の新星・神戸も2試合連続マルチ安打と気を吐いた。先発・小野は4回3安打1失点と好投。5回以降は5人の投手がそれぞれ1回ずつを無失点に抑える順調な仕上がりぶり。相変わらず、打線が冴えず、偽バファローズだが、カブレラがタイムリー含む2安打と調子を上げてきた。初の開幕投手を視野に入れる平野は3回に3連打で2点を失うなど、毎回安打を浴びたが、悪いなりに4回2失点で切り抜けた。

◆H5−2E◆
根来コミッショナー代行(いつまで代行やってるつもりなのか?)のヘタレ裁定により、ソフトバンクが偽バファローズから強奪する事に成功したパウエルがついに支配下選手に登録される事となったこの日、移籍1年目で相変わらずケガに弱い所を見せつけるなど、不甲斐な成績績に終わり、巻き返しを図りたいハマのスペランカーが二塁打1本を含む3安打の活躍。ここまでパッとしなかった新助っ人・レストピッチも3安打とようやく調子が上がってきた。楽天は先発・朝井が3回7安打と打ち込まれ、3失点,2番手・愛敬も2回2失点と不安を残す内容。しかし、ストッパー候補の小山が乱調続きとあって先発からの転向が計画されているグスマンは2つの三振を奪って、1回を三者凡退と結果を残した。

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March 03, 2008 22:49

 シンカーを捉えた中村紀の打球はレフトスタンドに突き刺さる逆転3ラン。この時、山田は落合監督の指示が自分の読みとは真逆の「三振してもいいからシンカー以外打つな」だったと悟り、うなだれるのだった。続く立浪は何とか打ち取った本領だが、素人投手陣が8回まで抑えて、本職投手陣で逆転されると言う悪夢の展開に東京ブルペンは愕然。2点のビハインドを岩瀬から跳ね返さなくてはいけない苦しい展開となった東京の先頭打者は岩鬼。何やらごそごそしてから打席に向かう岩鬼だが、ベンチに残されたグラブの中にからしのチューブがあったのを見た山田はからしを舐めて気合いを入れていたのかと推測。一方、前の打席で卑劣な目眩ましを使っていた山井がど真ん中を被弾された上、その原因を突き止めてもいないと言うのに谷繁は「いつでも明るくど真ん中だ」などと脳天気な事を考えていた。まずは定石通り、初球のど真ん中を岩鬼が空振り。ここで岩鬼が突然、小指で華をほじり出すも、単なる挑発だと見ていた谷繁だが、続く2球目を激打されてしまう。打球はセンターの頭上を越える痛烈なライナーとなったが、フェンスを直撃して跳ね返ったボールが平田のグラブに一直線。あまりに当たりが良すぎた為、結局、岩鬼はシングル止まり。ここで山田は岩鬼が事前にからしを舐めていたのではなく、指にからしを塗り、打席中に鼻に入れて涙目になる事で悪球にした事に気付く。続く殿馬の大きな構えを見た中村紀は逆にセーフティバントの気配を感じて警戒していたにも拘わらず、殿馬がスイングに入った事で前進守備を躊躇った事により、グリップに当てる殿馬十八番のセーフティバントに反応出来ずに内野安打を許してしまう。ここで微笑が送って、一死二、三塁となった所で一塁が空き、山田は敬遠されるかと思いきや、谷繁は座ったまま。果たして、中日バッテリーは勝負を選択するのか!?

 今回で決着がつくかと思いきや、まだ引っ張るとは…。これでアジアシリーズ出場権争奪戦の翌週が翌年の開幕戦と言う何とも慌ただしい展開となる事が確定し、オフシーズンネタは殆ど端折られる模様。まぁ、3/13発売号は開幕戦のプレイボール直前で終わる可能性もあるので、そこまでに無理矢理消化するのかもしれないが、里中×サチ子の結婚ネタをそんなショボい扱いで終わらせるとも思えないので、来オフまで引き延ばす可能性は高そうだ。それにしても、落合監督の指示は無謀この上ない。たまたま山田が真逆の読みをしていた為、ジャンケン野球が展開され続ける水島ワールドにおいて、成功に繋がりはしたが、あと一人で負けとなるこの状況で、右狙いなら8割方ヒット(=同点タイムリー)が打てると言う神懸かった技術を誇る中村紀に対して、わざわざ三振覚悟で1つの球種にヤマを張らせる必要が一体どこにあるのだろうか?(中村紀の神懸かり的な技術に関しては単に山田が言っていただけなので、落合監督は全然そんな風に思っていないのかもしれないが)。そして、読まれただけであっさりスタンドへ放り込まれてしまう辺り、本領のシンカーがショボいとか中村紀が凄いとか言う事ではなく、読み至上主義のジャンケン野球効果たるや恐るべし…と言う印象しか抱けないのが実に虚しい。結果、微笑を登板させておけば良かった…と言う何とも無惨な展開で、東京の投手陣には同情せずにはいられないが、「本職投手陣」と言っても、実際に打たれたのは本領だけなのだから、飯島や池田には何の責任もないだろうて…。さて、岩鬼は前の打席で全投手に通用する悪球変換技を編み出したにも拘わらず、またまた新技を開発。あのからしはてっきり目の中か下に塗るかと思ったら、まさか鼻に入れるとは…。涙目になるだけでいいなら、普通に目薬とかじゃダメなのかね? あれを挑発と取られて頭部でも狙われたら(あの程度の挑発でいちいち頭部を狙いまくる水島ワールドの実在選手は凶悪過ぎる)、「悪球×悪球=ストライク」の水島理論的には不都合な事態に陥る筈なのだが…。このアイディアに関して、バカバカしいと言う飯島に対し「あれをバカバカしいと思っている間は投手は痛い目に遭う」と言う山田の発言は水島氏が自分のアイディアを自賛している様にしか思えない。先の方法が谷繁に見抜かれていたならまだしも(見抜かれても防ぎようがないとは思うが)、何で有効な方法をこうも簡単に封印するのかね。同じ方法は使わない…と言うのは作り手の気持ちとしては理解出来うるが、実際の所、シーズンに600打席前後立つ岩鬼が全く同じ方法に頼らずして1年を乗り切るのは極めて困難で、ましてや、それを10年以上も続けられるなんて事は不可能に近い。せめて、破られるまでは同じ技を使い続ける…としておく方がまだ現実的だと思うのだが…。そうすれば、破る為のアイディアも必要になってくる訳で、破ったり破られたりの醍醐味は持てるのではなかろうか…。それにしても、谷繁の無警戒ぶりには呆れ果てる。前の打席で逆転2ラン打たれたばかりなのに、何と不用意な事か…。「いつでも明るくど真ん中」って何や、そら! 殿馬のグリップバントや、セーフティバントに絡む駆け引きはもううんざりする程、使い回されているし、こんな所まで読み至上主義が展開されていると思うと欝になるばかり…。実際の所、あの角度で自然なスイングの軌道でグリップに当てる事の出来るコースは限定されているし、バットを止めるのではなく、振りながら当てている事からしても明らかに本来のスイングとは始動のタイミングが違う訳で、防ぐ術も見破る術も幾らでもありそうな気がするのだが、何故か実在選手達はああも考えなしにインコースを攻めたり、あっさりと強打と勘違いしたりするのかね。あの殿馬の技術自体は凄いのだが、どうにも実在選手が迂闊過ぎて、殿馬の凄さを帳消しにしてしまっている気がしてならない。胴上げ投手になり損ねた微笑はここでも地味にバントを強いられ、またまたヒーローになるチャンスを奪われる始末(まぁ、ここでの犠打は仕方ないとは思うが)。ローソンのドカベンストラップで余りまくっている土井垣は同じく余りまくっている微笑に下手に活躍させてしまったら、自分一人だけが残りモノとなってしまうかもしれない…などと恐れて、微笑の活躍を阻止しているんじゃあるまいな…。かくして、山田の打席となった訳だが、次週で決着確定の為、悠長に土井垣の打席など描いている猶予はない。山田で決着させるとして、二死でなく一死な為、凡退の可能性は低い(フライかライナーで走者を殺してのゲッツーにするしかない)。2点差がある為、タイムリーでは決着がつかない事を考えると、最早、山田のサヨナラ3ランで決まる可能性が凄まじく高くなってきた。1点差ならば、シングルでもサヨナラになり、選択肢が広がるものをどうしてこうも一発に頼るしかない展開にしてしまうのか…。ここまで振り返ってみても、義経の先制2ラン,平田の逆転3ラン,岩鬼の逆転2ラン,中村紀の逆転3ランと、ひたすら一発を打ち合うだけの実に大味な展開。奇をてらった素人投手リレーを展開する事により、その大味さを隠蔽しているかの様だ。ここで山田に3ラン打たれるくらいなら、まだ中村紀が三振で終わっていた方がマシだった気がするのだが、万一、山田がゲッツー食らったとしても、中日ファンの溜飲が下がる事などないんだろうなぁ…。

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◆G3−2Bs◆
リハビリ明けの松田記者の調子が上がって来ない隙に開幕スタメンを狙う亀井が同点タイムリーを含む3安打と爆発。育成枠ながら、好結果を残し続けている隠善も決勝二塁打で支配下選手入りへまた一歩近付いた。投げては4年目の叩き上げ・東野が3回ノーヒットと素晴らしい投球で初の開幕一軍へ猛アピール。助っ人トリオが全員欠場し、「ビッグボーイズ打線」(コリンズ監督命名)に完全に名前負けしている偽バファローズ打線は出たヒットは全て単打と言うピストル打線ぶりで巨人若手投手陣に2点しか奪えなかった。巨人は4試合目にしてようやくオープン戦初勝利。

◆H5−0T◆
先月27日の助っ人リレーで結果を出せず、ガトームソンに水を空けられたスタンドリッジとホールトンがリベンジ登板。スタンドリッジは5回5三振無失点、ホールトンは3回4三振無失点で、いずれも無四球と安定した投球で名誉を挽回。パウエル,ニコースキーを含めた助っ人枠残留争いは、より苛烈を極める事になりそうだ。一方、阪神も開幕投手を狙う安藤が3回無失点の好投。福原も3回1失点とまずまずの投球を見せたが、日本ハムから移籍の伊集院光の弟子・金村が乱調。いきなり松田に被弾した上、8回には集中打を浴びて、2回4失点でアピールに失敗した。

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March 02, 2008 23:23

◆E3−2M◆
アマチュアで唯一、北京五輪アジア予選代表メンバーに選ばれた逸材ながら、話題性で群を抜くトンガの陰に隠れる事となり、水島氏に目をつけられずに済んだと言う僥倖に恵まれているルーキー・長谷部がオープン戦初登板。ロッテ打線相手に全く付け入る隙を許さず、5回を投げ1安打無失点の快投を見せた。しかし、前日4失点のストッパー・小山がこの日も2失点と不甲斐ない内容で抑え不在の危機にノムさんもボヤかずにはいられない。

◆G3−4H◆
悩める主砲・松中が先制弾を叩き込むなど、3安打の大当たり。その先制弾を浴びたグライシンガーは落ち着いた投球で後続を断ち切り、3回1失点とオープン戦初登板はまずまずの仕上がり。一方、ソフトバンク先発の大隣は制球に苦しみながらも、6回2失点で踏ん張り、王さんを満足させた。

◆D3−4F◆
アジアシリーズ出場権争奪戦での8回パーフェクトは照明の光をゴーグルで反射させ、打者の目眩ましをすると言う姑息で卑劣な技を使っていたから出来たに過ぎない…などと、何も知らない全国の無垢な野球少年達から軽蔑の目で見られる様な誤解を招きかねない名誉毀損漫画を描かれてしまい、失意のどん底に叩き落とされた山井が心に傷を負いながらも先発登板。初回のピンチは何とか切り抜けたが、2回に鶴岡に先制二塁打を許し、傷が広がらないうちに2回限りで降板となった。水島の呪いを恐れて、密かに漢字表記定着を目指す新助っ人「寝損」はトンガ相手に決勝点に繋がる四球を許してしま不本意な内容。そのトンガは第2打席でセンター前に弾き返し、3打数1安打。「走れるデブ」を目指すトンガはオープン戦初盗塁も決め、足もある所をアピールした。昨年、2桁勝利へのラストチャンスでヒルマン監督の嫌がらせに遭い、無念の9勝止まりとなった武田勝は水島の呪いに祟られ、元気のない中日打線を相手に5回1安打無失点と完璧な投球。今季こそ2桁勝利を果たしたい所だ。

◆YB5−4S◆
グライシンガー,石井一,藤井とチームの白星上位3人が一気に消え失せると言う異常事態の結果、今季は新人王候補の宝庫と化しそうなヤクルトの先発ローテ。前日の村中に続き、これまた新人王候補の増渕が4回を投げ、再三ピンチを迎えながらも、1失点でしのぐ粘りの投球で開幕ローテ入りをアピール。対する横浜の先発となったルーキー・小林は5回7安打3失点と課題を残す内容。ストッパー候補と目される両球団の新助っ人も明暗。林は2安打2四球で勝ち越し点を許したが、ヒューズは僅か4球で三者凡退に斬って取る好投で期待に応えた。

◆T3−0Bs◆
FA移籍の新井が第1打席でライト前に弾き返すと、第2打席でも二塁打を浴びせて、先制のホームを踏んだ。好調とも不調とも言えない状態が続いていたが、オープン戦初のマルチ安打に「まあまあです」と淡々とした口調ながらも手応えを感じた模様。投げては先発・杉山が3回を1安打無失点の好投を展開。右膝の故障が心配されたローズが復帰し、ラロッカ,ローズ,カブレラの助っ人クリーンアップによるビッグボーイズ打線(コリンズ監督命名)を初披露した偽バファローズだったが、昨年までの同僚・アポリー中尉に最後を締められるなど、5投手の前に散発4安打の完封リレーと完全に沈黙。しかも、濱中が守備で平下と激突し、左脇腹を痛めて途中交代となるなど、踏んだり蹴ったりだった。

◆C5−6L◆
昨年、終盤にも登板機会を与えずに、あえて二軍でのローテを守らせるなど、今季の大躍進を期待されている前田健が初回から連続被弾を浴びると、2回にも5人の走者を許す乱調で6失点KOとなる背信投球。しかし、2番手以降の5人の投手が残り7回をノーヒットと抑え込む好投を見せたのが救い。昨年の新人王・岸は2回まで無難な投球を見せていたが、3回に石原に被弾するなど、3点を失い、不本意な結果に終わった。新助っ人はブラゼルが先制2ラン含む2安打を放ったのに対し、ボカチカは3三振含む5タコと大きく明暗を分けた。

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March 01, 2008 22:32

◆F3−7YB◆
水島の呪いを受けるXデーまで2週間を切り、言いしれようのない不安と戦っているトンガだが、初のオープン戦に7番一塁でスタメンに出ると、第1打席でいきなり高崎から一発を叩き込むと言う大物らしい衝撃デビュー。しかし、その後、2打席は連続三振に倒れるなど、課題を残した。2年連続本塁打王を狙う村田はオープン戦1号となる2ラン,吉村は3安打2打点と和製大砲コンビの活躍で試合は横浜が逆転勝ちを収めた。

◆G4−10H◆
2年ぶりに先発へ復帰となる上原がオープン戦初登板となったが、いきなり川崎にタイムリー三塁打を浴びるなど2失点。その後は立ち直りを見せ、6三振を奪って3回を投げきった。しかし、昨年終盤に好投し、開花の気配を見せていた2番手・野間口は8失点の大乱調で2回もたずにKO。一方、るソフトバンクは新人王候補と目されるルーキー・大場が先発。金満大補強による強力打線との対決に燃えていたが、球が上ずり、小田嶋に頭部死球を与えた直後にタイムリーを許すなど、4回を2失点と微妙な内容で予定の5回を待たずして降板となった。

◆S1−3D◆
素人投手相手に軽率な攻撃で翻弄されまくるなど、名誉毀損も甚だしい水島の呪いを受けている中日を相手に今季ブレイクを予感させる3年目の村中が3回を無失点の好投を展開。中日は館山のエラーに乗じて逆転勝ちこそしたものの、散発4安打の体たらくで水島の呪いによるダメージを感じさせる内容だった。

◆Bs4−4T◆
ソフトバンクの横槍と根来コミッショナー代行(いつまで代行なのか?)のヘタレ裁定により、何の見返りも貰えないままパウエルを奪われた事で、是が非でもパウエル以上の助っ人投手を獲得すると怒りに燃える偽バファローズだが、この日、調査の為、編成部の数名が渡米する事を発表。そんな中、パウエルなど来た所で出番などないとばかりに金子が4回をノーヒットに抑える素晴らしい投球を展開。スタメンに名を連ねていたローズが右膝の違和感により、急遽、欠場となったのは気がかりだが、横浜から移籍の古木が代打で出ると、2安打を放ち、アピール。一方、阪神は昨年の新人王・上園が3回5安打2失点と前回に続いての背信投球。果たして、このまま、2年目のジンクスにハマってしまうのか? 復活を懸けるゼブラ今岡,昨年大ブレイクの桜井に一発が飛び出したのは好材料だった。

◆E4−6M◆
昨年二冠の成瀬と新人王の田中が激突。成瀬は3回無失点と無難な投球を見せ、ここまでオープン戦5回無失点と順調な仕上がり。田中は5回で7三振と力投したが、田中雅に被弾するなど2失点を失った。集中打で逆転した楽天だったが、国外亡命した福盛に代わり、今季は開幕からストッパーとして期待されている小山が4失点と炎上し、逆転負けを喫した。

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