February 2008

February 28, 2008 23:04

080228新垣◆H3−3M◆
昨年、前人未踏の暴投記録を樹立した暴投王子・新垣が先発登板。斉藤和がアテに出来ず、和田も回復が遅れているからと、無駄にモメてイメージを悪くしてまで昨年、未勝利のパウエル獲得に走ってしまう程、先発ローテ構築に不安を抱いている球団側だが、そんな不安を一掃せんとばかりに、新垣はカーブを積極的に使って緩急をつけながら、5回を1安打無失点と素晴らしい投球を展開。十八番の暴投も犯す事なく、初の開幕投手へ名乗りを上げた。一方、ロッテの開幕投手候補・小林宏は3回で2点を失ったものの、スライダーが冴えて、毎回の4三振を奪い、手応えを掴んだ模様。また今季、密かに大ブレイクが期待される幕張のゴジラ・神戸が会心の3ランを叩き込み、開幕一軍をアピールした。

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February 27, 2008 22:21

 パウエル二重契約問題でパ・リーグ連盟の勧告が両球団にないがしろにされた事により、とばっちりが回ってきた根来コミッショナー代行(一体いつまで代行なのか?)が代案をパ・リーグ小池会長に指示。連盟の勧告を白紙にしてまで考え出した案はどれほど双方を納得させられるものかと注目されたが、何と「両球団の契約を不承認とし、再びパウエルと契約を結んだ方の球団の申請を承認する」と言う訳の分からない代物だった。完全な仕切り直しと言う事で、一見、公平中立に見えるかの様に思われるが、今やパウエルの気持ちはソフトバンク一本なのは誰の目にも明らか。ソフトバンクより条件提示が低い上、フロントから現場まで総ぐるみで喧嘩腰の偽バファローズと再び契約を結ぶ可能性は絶無に近い。これでは事実上、ソフトバンクとの契約を認めたも同然で、その契約を公正なものだと周囲に認めさせる為の体裁を整えただけに過ぎない。契約不成立の上、出場停止ペナルティすら課す事も出来ないと言う偽バファローズ側にとっては何一つ納得のいかない最悪の展開だ。こんな事なら、パ・リーグ連盟の勧告を素直に受け入れていた方が3ヶ月出させない事が出来ただけマシだったと言えるだろう。偽バファローズ・中村球団本部長は「悔しい。予想外、最悪の結末でがっくりしている」と憤りを隠せなかったが、「最高機関の決断。野球界のフェア精神に則り、従わざるを得ない」と、理不尽な根来案を尊重する方針を示した。ただし「世間を騒がせて軽い問題ではないのに、判断理由が伝わってこない。納得させて欲しい」と再度問い合わせをする意向である辺り、未練も不満もタラタラの様だ。何にしても、今回の件は悪しき前例を作った以外の何物でもなく、また、根来コミッショナー代行が「代行」ですら任せられない人物である事を改めて認識させられる結果となった。

◆H1−5M◆
パウエルの入団が確実となった事により、過剰となった助っ人枠から漏れる投手を決めるかの様に、この日のソフトバンクはホールトン−スタンドリッジ−ガトームソンと言う助っ人投手リレーを展開。ガトームソンは3回をパーフェクトと文句なしの投球を見せたが、ホールトンは3回3安打2失点,スタンドリッジも制球に苦しみ、3回を3安打3四死球で3失点と言う不本意な内容だった。打線はロッテの小刻みな継投の前に10安打を浴びせながら、攻めきれず惜敗となったが、ポスト小久保の期待を受ける松田が2点三塁打を含む3安打の活躍を見せたのは大きな収穫。一塁の守備につく事を条件にフル出場を約束された松中も2安打を放った。

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February 25, 2008 22:24

 ゲームソフトやトレーディングカード等における選手の肖像権を巡る選手会とNPBの法廷闘争だが、この日、知財高裁で控訴審が開かれ、またもや選手会が敗訴。一審では球団の肖像権ビジネスから生じる利益の分配金を選手が得ている事もあって、選手会側が損失を被っていると判断されず、球団側の許諾権を認めていたが、二審でも「統一契約書が作成された経緯やその後における当事者の行動等を総合的に勘案した結果、商業的使用の場合も含め、選手が球団に氏名や肖像の使用を独占的に許可したと言える」と判断された模様。統一契約書に記されている「選手は肖像権が球団に属し、宣伝目的の為にどんな方法で利用しても異議を申し立てない事を承認する」の「宣伝」とは「広告宣伝に限った事で商品化目的は含まれない」と言う選手会側は主張している訳だが、結局、使用される事が嫌なのか、リベートが少ないのが気にくわないのか、どちらなのだろう? 野球ゲームソフトや選手カードはプロ野球人気を支える大きな要素の一つだと思う訳で、こういう事で選手側がウダウダ言い続けるのはどうにもイメージダウンに繋がる気がしてならないのだが…。こんな事に心血を注ぐ暇があったら、まずは実在選手の名誉を毀損しまくるばかりか、呪いまでかけてくる水島氏の暴走を何とかする方がよっぽど優先すべき事項ではなかろうか…

◆H2−1L◆
先発予定の杉内が左手中指のマメの影響で登板回避となったが、急遽、マウンドに上がった3年目の甲藤が4回2安打1失点の好投を展開。いつ決着がつくとも知れないパウエルの二重契約問題だが、パウエルなど間に合わなくても問題ないとばかりに、大隣に続いて若手の先発候補が好結果を出した事で王さんも笑顔を隠せなかった。また、ルーキー・久米も2回無失点と前回に続いての好投を見せて、開幕一軍をアピール。一方、ナベQ自ら水島の呪いにかかる事を切望してしまうなど、先行き不安な西武は大沼が5回1失点の好投を見せたが、2番手・松永が井手に決勝打を許し、黒星スタートとなった。

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殿馬フィギュア1殿馬フィギュア2 
 ローソンが「ドカベン」フィギュアストラップ企画第2弾を開始。2/19から指定のジョージア,UCCコーヒー2本1組につき、1個付いてくる。前回は「ドカパロSS 超地獄変」だったが、今回対象となるのは無印「ドカベン」で山田,岩鬼,殿馬,里中,微笑,土井垣の明訓ユニフォームバージョン。とりあえず、殿馬だけはゲットしておかないと…と、ローソンへ行ってみる。ケースに誰が入っているかと言うシールが貼ってある為、目当てでないキャラを引いてしまう事はないのだが、店内に残ってるのはどいつもこいつも土井垣と微笑ばかり…。特に、微笑が余りまくっており、相当奧の方まで見ても、怒濤の微笑連発モードと言うあまりの人気のなさに涙が止まらなかった。結局、最初に行った店ではこの二人しか残っておらず断念。2軒目でようやく殿馬を発見したが、やはり、ここでも土井垣と微笑のオンパレード。殿馬,岩鬼,里中は1つずつ発見出来たが、最後まで山田は見つからなかった。誰が入ってるか分かるとなれば、人気キャラが先に引き抜かれるのは当たり前。買い手としてはスカがないのは助かるけれど、売り手としてはスカを引いて貰った方が売れると思うけどねぇ。それにしても、まさかこの面々、同じ比率で作ってるんじゃあるまいな…。土井垣,微笑を山田らと同じ比率で作っているとすると、かなり愚かだ。その上、中身が分かるんじゃ、土井垣と微笑が惨めな事になる一方だぞ…。

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February 24, 2008 16:51

◆G0−3H◆
毎年続いているイカレ金満大補強により、幾らオープン戦でアピールしても生え抜きの若手が開幕スタメンに入る余地は殆どない巨人。そんな中、ゴンザレスが助っ人枠に阻まれている為に唯一空席となっているセカンドのレギュラー枠を懸けて、激しい争いをしているのが脇谷と坂本。とりあえず、セカンドのスタメンを勝ち取った脇谷だったが、この日は3打席連続内野ゴロと沈黙。一方、ショートでのスタメンとなった坂本は2安打を放つ猛アピール。第4打席ではセカンドゴロに倒れて、最後の打者となり、脇谷の4打席目のチャンスを叩き潰すしたたかさも見せて、レギュラー争いを一歩リードした。この日は茂雄が視察に来ていたが、「余所から大砲をかき集めた一発依存野球」を楽しみにしていたら、生え抜きの若手中心と言うメンバー構成に終始つまらなそうな表情で観戦。主力も中盤で退いてしまうなど、あまりの地味な展開に痺れを切らしたか、試合途中で帰ってしまった。試合はソフトバンクが4投手で散発6安打完封リレーを達成。先発の大隣は立ち上がりこそ苦しんだが、5回を3安打無失点の好投を展開し、開幕ローテ入りへ大きくアピールした。

◆Bs9−5T◆
余所の中古助っ人に頼りまくる巨人紛いの補強でひたすらないがしろにされている偽バファローズ日本人野手が奮起。坂口,下山が3安打を放つなど、14安打の猛攻を見せ、最後は田中がサヨナラ満塁アーチを叩き込む劇的な幕切れ。阪神は6年前の新人王・正田が3回3失点,昨年の新人王・上園が2回2失点と新人王コンビで5回5失点の体たらく。能見もサヨナラ弾を浴びて、1回もたずに4失点と先発候補が揃って不甲斐ない投球で、今季もJFKにかかる負担は大きくなりそうな予感だ。

◆YB0−7M◆
2年目ながら新人王の権利を残している大嶺がオープン戦開幕投手を任された。2安打2四球と走者を出しながらも粘り強い投球で2回無失点と、ひとまずノルマをクリア。以降も渡辺俊,成瀬,久保と実績のある先発陣がそれぞれ2回をピシャリと抑えるなど、余裕の完封リレー。打っては途中出場の南が2打席連発するなど、5本塁打の一発攻勢で快勝した。

田中 vs 中田◆F6−7E◆(練習試合)
昨季、水島の呪いに苛まれながらも、何とか1年を乗りきった田中と、今季、水島の呪いに苛まれる事が内定しているトンガが3年前の夏の甲子園準決勝以来となる直接対決。3年前はトンガの3打数1安打と言う結果だったが、今回は第1打席で田中が空振り三振に斬って取り、プロの先輩としての意地を見せた(第2打席はストレートの四球)。田中は先発として4回を投げ、4安打1失点とまずまずの仕上がり。また、前日3安打を放ち、この日もスタメン予定だった劇団ひちょりが寝坊でスタメン落ちする大失態を演じてしまった事を付記しておこう。

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080224松山◆C4−1H◆
個人的にルーキー野手ではトンガ以上に注目している松山がタイムリー1本含む2安打と颯爽デビュー。面構えと言い、力強いバッティングフォームと言い、雰囲気を感じさせる。外野陣は故障持ちが多く、開幕スタメンのチャンスも十分あるだけに今後も期待を持って注目したい。一方、ソフトバンクのルーキー・久米も4番手として1回を投げ、僅か5球で三者凡退に仕留める好投を展開。中継ぎに不安を抱える状況とあって、開幕一軍へまずは一歩前進した。
◆T5−3Bs
昨年、不本意な成績に終わったゼブラ今岡,シャア少佐が復調をアピール。ゼブラ今岡が2点タイムリー二塁打を放てば、シャア少佐は2安打1盗塁の活躍。広島からFA移籍で注目を一身に集める新井もとりあえず1本ヒットを放ち、面目を保った。余所から略奪したロートル助っ人陣がメンバーにいないと、貧弱極まりないオーダーの偽バファローズは阪神を上回る10安打を放ちながら、拙攻三昧。開幕投手を狙う金子が3回を4K無失点に抑えたのは好材料。

◆F4−10M◆(練習試合)
Xデーが刻一刻と迫り、水島の呪いとの不安と戦っているトンガだが、試行錯誤中の打撃フォームをマイナーチェンジし、実戦で2発目のアーチ。また、いきなり先頭打者アーチを放った劇団ひちょりは「あれ?10年目にして力がついたか?と思いきや、10年目で名護球場の風邪の利用の仕方を覚えただけだった砲」などと、SHINJOばりのネーミングを披露。その後も2本のヒットを連ねて、順調な仕上がりぶりを見せつけた。ただし、試合は武田勝,宮本が打ち込まれて惨敗。

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 代わりばなの初球でいきなり井端に死球を食らわせてしまった本領。続いて森野は勝負球はシンカーと睨み、シンカーが来る前に打つと決め、初球のスライダーに手を出すが、セカンドゴロに倒れて万事休す…と思いきや、人工芝だと言うのに、殿馬にして反応しきれない程、大きく跳ね上がるイレギュラーとなるツキに恵まれ、一、二塁と一打同点,一発で逆転の場面が出来上がる。ここで水島鎖国政策により存在を抹殺されているT.ウッズに代わり、4番に入っている中村紀が登場。山田は一発を狙われても、そうそう出るものではないが、右狙いをされたら、8割方ヒットに出来る技術があると警戒。そこで右狙いをさせない為に、インコースのストレートを要求。シンカーを投げたがっていた本領はこのリードに戸惑いを覚えながらも、山田を信じて投げ込むと、これを叩いた中村紀の大飛球は惜しくも左へ切れるファール。この球をファールにさせられれば、一発を狙いたくなる気持ちが強くなり、右狙いを捨てさせられると睨んでいた山田は本領の制球力に関心しながら、勝利を確信する。しかし、ここで突然、落合監督が中村紀を呼び、何やら指示。岩鬼は落合監督の指示は「ホームランを捨てて、ヒットで立浪に繋げ」と予想していたが、2球目のボール球のシンカーにピクリともしない中村紀を見た山田は「三振してもいいからシンカーは捨てろ」と言う指示だと読み、シンカーの連投で行く事を決意。しかし、3球目のシンカーを中村紀が捉える。果たして、打球の行方は!?

 いきなり開始1コマ目で井端が死球を食らう超展開! いや、こんな事が超展開に思えてしまうくらい、ここまでうんざりする試合運びな訳だが…。森野も意気込んだ割にあえなくセカンドゴロに倒れる体たらくで、結局、自力ではなく、単なるツキでチャンスを作らせて貰ったに過ぎないと言う中日打線の相変わらずな酷い扱いには泣けてくる(現実の森野は水島の呪いの影響により、春季キャンプ中に左手甲の骨挫傷に陥り、痛みが引くまで約3週間と開幕スタメンが微妙と言う診断を下されたらしく、同情せずにはいられない)。ところが、ここに来て、中村紀がとんでもない持ち上げられ方をされてしまったのには大笑い。「右狙いなら8割方ヒットに出来る技術」って、どんな天才だよ! 年間500打数として、400安打だよ! 殿馬や鈴木一朗でもシャッポ脱ぐわ! それだけの神懸かった技術がありながら、シーズン3割は一度だけ、通算打率.267しか残せないって、普段、どれだけワガママなバッティングしてるんだよ! 落合監督の指示は岩鬼の読みの方が正しい様な気配だが、相変わらず、読みが全てを支配する野球だな。力や技が読みを凌駕するとか、打ち損ない,投げ損ないと言った要素は何故にこうも無視されるのか…。山田のファールを打たせるリードはいつも投手の超制球力頼み。ピンポイントな要求に対して、決して投げ損なわない投手に救われてるよなぁ。3/13発売号から日本ハムとの開幕戦が始まり、トンガがシメられる事が明らかになっているので、もう残り2週。流石に、アジアシリーズ出場権争奪戦の翌週が開幕戦ではおかし過ぎるので、来週で決着か? 岩鬼の言う様に立浪に繋いでいる猶予はないとなると、右狙いで殿馬のファインプレーに阻止されるか、ライト前ヒットを放つが、山岡の好返球…と言うより山田の好ブロック扱いで井端が本塁憤死とか言う展開がありがちか…。逆転3ランで9回裏はあっさり岩瀬が3人で抑えたとか1ページで描かれてしまう様な端折った展開は勘弁願いたい。と言うか、ここで本領が打たれる様だと、まるで微笑を投げさせてりゃ良かったみたいな展開で、東京の投手は里中以外使い物にならないと言う印象になりかねない(飯島,池田は打たれてはいないけど)。それにしても、ここまでアジアシリーズ出場権争奪戦を引っ張っておいて、開幕戦は史実より早いのかよ…。明訓同窓会すら悠長にやってられないんだから、とてもじゃないが、里中とサチ子の結婚ネタなんてやってる暇はないな。シーズン中にやる訳がないので、また1年引き延ばされるのかと思うと、うんざりだが、ここで結婚話が保留になるとなれば、里中が故障を引きずっている可能性が高く、里中×サチ子の破局→岩鬼×サチ子が復活となる予感もないではない。ただ、岩鬼×夏子はんを破局に持っていく展開が難しい。夏子はんが突然事故死して、残された遙を引き取った上でサチ子と結婚…なんて嫌〜な展開になりはしないか心配だ。アニメオリジナル設定のごとく夏子はんがまたまた土門に惚れてしまい、岩鬼が捨てられるとか言った展開は…ないだろうな。まぁ、今は夏子はんの心配より、トンガと森野の心配が先決だな。あと、山井も…。

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February 23, 2008 13:34

◆トンガ、悪夢のXデーは3/13に!
恐怖のパ・リーグ撲滅漫画「ドカパロSS 超地獄変」への出演を水島氏に明言され、プロの壁すら乗り越えていない状況で水島の呪いに苛まれる事が確定しているトンガだが、そのXデーが3/13発売号となる事が明らかになった。本編にどんな矛盾やチョンボがあろうとも、一切チェックをしない水島氏の担当によると、現実の展開がどうあれ、トンガを開幕一軍として無理矢理引っ張り出すそうで「山田や岩鬼らとのホームラン対決が見られるかも…」との事だが、相変わらずの一発依存ジャンケン野球漫画的展開にワクワクしているのは恐らく、水島氏一人と思われれる

◆みのもんた禁制! 日本ハム、TBSのイカレ要望を一蹴! 
みのもんたが「朝ズバッ!」の収録の為、横浜の名護キャンプを訪問。同日、日本ハムとの練習試合が行われたが、この際、TBS側が大矢監督の代わりに球審に選手交代のコールをさせて貰えないかなどと、イカレた事を打診。TBSが親会社である以上、横浜側は断りきれない部分があったが、それを見かねた日本ハム側が「横浜さんも(親会社がバカで)大変でしょうが、やはり、それは出来ない。選手を(二軍へ)カットさせる大事な試合なので選手にも失礼」と、これを一蹴。日本ハムに断って貰った事で横浜も救われた格好となった。

◆内海の二の舞御免! 大場、万全のカネやん対策!
カネやんがソフトバンクの宮崎キャンプを訪問すると、早速、即戦力ルーキー・大場に目をつけた。かつて、巨人・内海が「300何勝した金村さん」呼ばわりして逆鱗に触れてしまった事で、各球団が万全のカネやん対策を打つ様になったのか、大場は無難に対応。ご機嫌のカネやんは「カーブは投手としての色々な要素が入っている」とカーブの習得を勧めたが、抜いたスライダーを持つ大場はカーブを覚える気はないのだった。

◆ネルソン、水島鎖国政策対策へ漢字表記!
もう春季キャンプも終盤に差し掛かっていると言うのに、「ドカパロSS」では未だにアジアシリーズ出場権争奪戦でシメられまくっている中日。水島の呪いを打破したいと言う思いからか、テスト入団で合格を果たした新助っ人・ネルソンに対して、球団広報が「寝損」なる漢字表記を定着させようとしている。鎖国政策により、次々と助っ人の存在を抹殺している水島氏が漢字表記で日本人と勘違いし、存在抹殺を忘れてしまう事を願いたいが、登録名を漢字にする訳ではないので節穴の目を持つ水島氏でも流石に気付いてしまうか?

◆日和見モード崩壊! 根来コミッショナー代行、パ・リーグ勧告を白紙へ!
混迷を極めるパウエル二重契約問題。パ・リーグ連盟の勧告に両球団が強い拒否反応を示し、偽バファローズに至っては提訴に打って出る始末。日和見主義だが、お鉢が回ってしてしまったので、渋々動かざるを得なくなった根来コミッショナー代行(いつまで代行をやっているつもりなのか)だが、相変わらず、決断力に欠ける有様で代案を掲げるでもなし、とりあえず、パ・リーグ勧告については完全に白紙に戻す方針だけを示した。白紙に戻した以上、パ・リーグ勧告と違う裁定を下す事は間違いないがその新たな裁定もあってなきがごとし中途半端な強制力で両球団から反感を買う可能性は十分だ。

◆FUCK連発! コリンズ監督 vs ラロッカ、謎の口論!
コリンズ監督とラロッカが突然、激しい口論を開始。現場にいた記者達に英語が分かる者がおらず、口論の詳細は不明だが、「FUCK!」を連発し合っていた事だけは聞き取れた模様。この様子に球団関係者も「近寄ったら殺される」と恐れおののいていたが、5分程、経った後、不気味な談笑が始まるなど、不穏な空気に周囲は凍り付いた。後の取材で打撃の調整法を巡る言い争いである事がラロッカから明かされ「アメリカではよくある事で大した事じゃない」とかわされたが、今後の確執に繋がらないかと見学していたファンは気が気でなかった。

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February 21, 2008 06:20

 シルヴァにレフト前へ弾き返され、二塁ランナーは一気に生還。これでメジャー昇格への7回無四球無失点と言う条件達成に失敗してしまった吾郎だが、これでクビになる訳でもないと割り切ると、目の前の勝負に一喜一憂してリズムを崩さずにトータルで仕事をしようと落ち着いた投球で後続を断ちきる事に成功。ズルズルいかずにきっちり締めた事で次に繋がると評価した監督は、ノルマ失敗で7回まで投げる必要性がなくなった吾郎に続投の意思を問うが、吾郎はあっさり降板を願い出るのだった。試合終了後、一人ロッカールームに残っていた吾郎はメジャー昇格が保留になった悔しさや、イップスをほぼ克服した喜びも感じられない事に戸惑いを覚えていた。そこへ突然、シルヴァが登場。イップスでマイナー落ちと言う情報を耳に入れ、意外とデリケートだなどとからかわれ、たまたま打ったからと調子に乗るなと反発する吾郎だったが、これでシルヴァの表情が変わった。たまたま打たれたと言う認識は間違っていると言うのだ。対戦するのが楽しみなタイプだった吾郎が急速につまらない投手へと化していた事が氣がかりで訪れたと言うシルヴァはタイトな場面で燃えて向かってこない吾郎は怖くない,こんな調子ではメジャーに上がっても運のいい時にしか勝てないと辛辣な言葉を叩き付けるのだった。

 あっさり失点し、メジャー昇格がご破算となる拍子抜けの展開。しかも、ズルズル行って打ち込まれるのではなく、後続をきっちり打ち取ってしまう辺り、別の意味で泥沼化している感じになってきた。表面的に現れる症状より、潜在的なものの方が根が深いと言うか…。感情を前面に出し、先の展開を読んだり、トータルで考えたりしないプレーを続けてきた吾郎だが、今は目が死んでいると言うか、覇気がなさ過ぎる。原因に噛んでいるのか、克服へのキーマンになるのか分からんが、いい加減、沢村を…(略)。とりあえず、シルヴァは噛ませ犬よりはランクの高い扱いを受けている様で何よりだが、それにしても、吾郎のマイナー落ちした理由がイップスだと言う致命的な情報が他球団に筒抜けでいいんだろうか…。見る人が見れば、吾郎がイップスなのは丸分かりって事なのかね? 大河ですら気付いたくらいだしなぁ…。それだったら、マスコミがもう少し騒いでも良さそうなもんだが…。

MAJOR 66 (66) (少年サンデーコミックス)

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February 17, 2008 16:51

◆西武球団、非道の嫌がらせ! 未更改G.G.佐藤に実戦出場禁止令!
依然として契約がまとまらず、自費キャンプ中のG.G.佐藤だが、球団側は契約更改が終わるまでオープン戦や練習試合どころか、紅白戦まで含めた全ての実戦出場を認めない方針を決定。西武はオープン戦開始までに紅白戦5試合,練習試合2試合を予定。野球協約の通例の解釈では未更改選手のオープン戦は認められないが、練習試合や紅白戦に出る事は全く問題ないだけに、この仕打ちは文字通り嫌がらせ以外の何物でもない。この嫌がらせに加担させられる事となったナベQは「紅白戦からふるい落としが始まる。まずはウチと契約している選手を見ると言う事になった」とコメント。ただでさえベンちゃんとカブレラに逃げられた状況で、現存戦力ではチーム最多本塁打を記録したG.G.佐藤を外せる筈もないだけに、表情を曇らせるしかなかった。

◆西武、早くも最下位転落の危機! 乱心・ナベQ、水島氏に悪夢の要望! 
G.G.佐藤問題で球団の嫌がらせに加担させられるなど、中間管理職の苦しみに喘いでいるナベQがその重度のストレスからか、血迷った行為に打って出た。西武の南郷キャンプにパ・リーグの疫病神こと水島氏が訪問するや「漫画の中でウチの選手の活躍をどんどん描いて下さい」などと、迂闊な事をぬかしてしまったのだ。今の水島氏にそんな事を頼んでしまったら、活躍どころか、水島キャラに一方的にシメ倒されるシーンを延々と描かれた上、「やはり山田は凄い」とか心にもない台詞を吐かされてしまうのがオチ。その精神的ダメージと呪い効果により、チームは下降の一途を辿りかねないのは言うまでもない。心おきなくシメられると勘違いして調子ぶっこいた水島氏はかつてナベQの完全試合を描いた直後に現実でノーヒットノーランを達成したエピソードを嬉々として語り、自らを予言者であるかの様に偉ぶった。しかし、そもそも、ナベQの完全試合エピソード自体、その前年、ルーキーイヤーの岩鬼の挑発に簡単に乗せられてしまう心の狭い人間として悪球を投げさせられ、理不尽な一発を叩き込まれた事に激怒したナベQが(テレビ番組の企画だが)告訴して、裁判で勝った結果、水島氏が罰金代わりに無理矢理描かされただけに過ぎず、水島氏が何かを予感して描いた訳では全くないのである。

◆トンガ、突如のブルペン入り! 梨田監督、二刀流起用を示唆?
プロの壁だけでなく、水島の呪いと言う強大な敵との戦いを強いられているトンガが梨田監督による指令で突如、ブルペン入り。MAX142kmを記録したストレートだけでなく、カーブ,スライダー,パームボールと持ち球全てを披露するなど、計53球の本格的な投球練習となった。気分転換が目的としながら、梨田監督は「スライダーはプロでも通用する。ボールの回転も悪くなかった」とぬかし、「そんな簡単なものじゃないが、何かの時の為に練習しておけばいい」と二刀流の可能性を示唆。こんな事が大っぴらに報道されては、水島氏が画策している「ドカパロSS 超地獄変」における今季開幕戦でトンガの二刀流を意気揚々と描こうとする可能性は一気に高まったと見ていい。また一歩、選手生命の危機に近付いてしまったトンガには同情の声が集まっている。

◆グライシンガー先生、一日英語教師就任! 将来は政治家転身?
李以外の助っ人軍団が宮崎各地の中学校を訪問。2人の姉妹も教職で、自らもバージニア大卒と言う学歴を誇るグライシンガーは宮崎の檍中学校で一日英語教師に就任。生徒から引退後の進路について問われると、ビジネスと地方政治に興味があるとし、将来は政治家転身を図る事も視野に入れている考えを明らかにした。寿司職人ラミレスとバーンサイドは大淀中学校を訪問。何故か、サッカー部員ではなく野球部員からカズダンスを伝授された寿司職人ラミレスはお気に召した様子。クルーンとゴンザレスの黒人コンビは東大宮中学校を訪問。クルーンは「夢」をテーマにショートスピーチを行った後、生徒相手にバスケ勝負。ゴンザレスも負けじと卓球勝負を敢行した。

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February 16, 2008 21:18

 9回表を前にして、ついに東京のブルペンの電話が鳴った。そうとは知らずに、次は微笑の登板と決め込んでいた中日だったが、9番手として指名されたのは本職の飯島だった。必ず出番はあると信じていた飯島は喜々としてマウンドへ登場。ここまでおちょくり続けていたのだから、最後までそうすべきだと言う岩鬼の意見を一理あると考える山田は、これで中日の焦りが気合いに変わってしまうかもしれないと心配していたが、ここまで土井垣のイカレ采配が結果的には成功している為、肯定せざるを得ないのだった。「幸いなのはセの中日だから飯島を知らない事だ」などと無体な事をぬかす山田は先頭の谷繁が荒木,井端の為に、自分を犠牲にして飯島がどんな投手か知る為に球数を投げさせようとしてくる筈だと睨み、初球にインコースのストレート,2球目にインコースから真ん中に入るスライダーと立て続けに甘いボールを要求し、あっと言う間に2−0と追い込む。待球でなければ…と肝を冷やす東京ブルペンだが、里中は「その読みが山田の一流たる由縁だ」と、自分の手柄であるかの様に陶酔。また、土井垣も「読みを外せばどんな球でも魔球だ」などと、ジャンケン野球の申し子ぶりを遺憾なく発揮する山田のリードに悦に入っていた。3球目を捉えた谷繁の打球はレフトへの大飛球となったが、微笑がフェンスに激突しながら抑えるファインプレー。ここで土井垣は谷繁が待球した意味を粉砕するがごとく、飯島から池田にスイッチ。「さほど力がないくせにストレートを投げたがる」などと無体な事をぬかす山田はあえてそのストレートを要求。これに対して「山田さんはわかっている、おれのストレートのキレを」などと勘違いした池田は意気揚々と投げ込むが、いとも簡単に荒木が痛打。里中も池田のストレートを信用していないのか、「ストレートはないぜ!」と無体な悲鳴をあげるが、このライナーをサルがジャンピングキャッチし、二死。ここで土井垣は一人一殺とばかりにようやく本当の抑えである本領を投入するのだった。

 素人投手の1イニングリレーから本職投手の1人1殺リレーに転換と言う事で結局、微笑だけ投げさせて貰えない事に…。客観的に見ると、サルや山岡よりは微笑の投球の方が見たかった…と言う人の方が多い気がするし、とにかく微笑ファンには不憫な展開である。その微笑に好守させて、守備で残しておいたのが土井垣のファインプレーなどと強引に持ち上げてはいるが、これは飯島が投げていたから、そこに打たれただけの話で、微笑を投げさせていた時にも同様の打球が飛ぶと言う仮定をする事自体、かなり馬鹿げている。仮に同様の打球が飛ぶにしても、微笑が投げていたならば、レフトには微笑の守備力をも凌駕すると思われる義経が入る事になるのだから、少なくとも守備編成の点において、土井垣のファインプレー要素は皆無だったと言っていいだろう。イカレ采配を結果論で無理矢理持ち上げられても、どん引きするしかない。ところで、セ・リーグだから飯島を知らないのが幸い…って、その理論なら東京の投手全てにあてはまるだろうに…。シリーズ第1戦から続いている土井垣のリリーフ不信によって、飯島が第7戦目にしてシリーズ初登板(…の可能性がある)と言う結果に繋がったのは、水島氏の巧みな計算によるものだった…などと言う事は絶対になく、単なる偶然の賜物だろうが、説得力に僅かながらも下駄を履かせる要素を構築出来ていたのは、正に不幸中の幸いだろう。ただし、水島氏は結果論とは言え、飯島がここまでシリーズで投げてないと言う認識があったからそうした…などと言う事はなく、単に「セ・リーグだから知らない」と短絡的な思考で言わせている可能性が圧倒的に高いのだが…。ここで水島氏がいかにプロ野球の情報力をナメているか、名手・川相の最新刊「勝つための言葉」から立証しよう。

「(2007年のアジアシリーズ出場権争奪戦に関して)交流戦を三年間やってきたために、情報もかなり豊富だった。選手たちもある程度、相手チームを把握していた。どんな小さな情報であっても、短期決戦ではしっかり準備しておくことが、勝利のポイントになる」

 飯島がシリーズ初登板であろうとも、中日サイドが知らない投手だからと言って慌てふためく事などないと、名手・川相は言っているのだ。にも拘わらず、谷繁は待球戦法などかまして、簡単に追い込まれてしまった。この方針がいかに愚かな事かを名手・川相の最新刊「勝つための言葉」から立証しよう。

「知らない相手だからといって探りを入れながら試合に臨むと、あっという間に負けてしまうことが多い。(中略)知っているピッチャーなら二ストライクまで追い込まれても、なんとか対応出来るとおもう。でも短期決戦なら待っているというわけにはいかない。(中略)だから、後手、後手にまわると三振アウトだ」

 ただでさえ、後手に回ってはダメだと言うのに、ましてや、もうあとがない第7戦の9回表で最後まで投げきる確証すらない投手(実際、すぐ池田にスイッチされた)のボールを見極める為に悠長に待球戦法なんてかましてる余裕などあろう筈がない。序盤は素人投手相手にいい球過ぎて見逃しまくったり、この試合、中日は何球棒球を見逃せば気が済むのか…。そして、山田のリードもそんなんばっかりだ。山田が読みが全てのジャンケン野球を展開するのは毎度の事だが、この中日の不用意さは水島氏の匙加減により構築されている…としか感じさせない不自然さしか漂わない。それを読みきって、つけ込む山田のリードは水島氏による据え膳を食しているだけの事で、とても一流のリードとは感じられないのだ。にも拘わらず、その山田のリードに陶酔しまくる里中や土井垣にはツッコミを入れる気力も失せてくる。さて、てっきり池田は速球派なのかと思っていたのだが、山田も里中も池田のストレートに対して、酷い物言いで、実は軟投派だった事が露呈したのは、ちょっとガッカリ。しかも本人はストレートに自信満々な辺り、実に不憫でならない上、その力のないストレートをあえて投げさせる事により打ち取るのは自分のリードのおかげと言わんばかりの山田の腹黒さには欝になるばかりだ。最後の最後でようやく本領が出てきた訳だが、この引きで次回、本領が抑えてゲームセット…ではあまりに白ける展開だし、伏兵の値千金の一発が大好きな水島氏だけに井端が同点アーチを叩き込む…と予想してみる。伏兵の一発は本来なら、意外性のある展開なのだが、水島ワールドではやり過ぎで最早、日常茶飯事。打つべくして打つ主砲や、中距離打者からの一発の方が遙かに意外…と言うまったく訳の分からない世界である。ただし、これは山田の所属するチームに限っては当てはまらない法則なのは言うまでもない。

勝つための言葉 (ロング新書)

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February 14, 2008 21:04

◆トンガ、初の対外試合で場外アーチ!
プロの壁だけでなく、水島の呪いと言う強大な敵との戦いを強いられているトンガが初の対外試合となる阪神との練習試合に6番DHでスタメン出場。慣れない守備に神経を使わずに済んだ事も奏功したか、第2打席で筒井のストレートを狙い打ち、レフトスタンド場外へ叩き込んだ。プロ初安打が場外弾と言う辺り、スター性を感じさせるが、下手に目立ってしまうと呪いの影響を強く受けてしまう危険性も高まるだけに関係者は戦々恐々だ。

◆パ・リーグ勧告に猛反発! 偽バファローズ、提訴へ!
パウエル二重契約問題で6月23日以降にソフトバンクの登録を受理すると言うパ・リーグ連盟からの勧告に対し、不服の意を示し続けてきた偽バファローズだが、下した勧告以上の事をする気ゼロの連盟に業を煮やしたか、ついに根来コミッショナー代行に提訴する事を決定。相も変わらず、日和見モードだった根来代行だが、パ・リーグ連盟に日和見されたおかけでとばっちりを受ける格好となった。日和見モード解除を余儀なくされた根来代行だが、コミッショナー裁定もパ・リーグ勧告と大差なかった場合、法廷闘争に持ち込む考えは今の所ないと言う偽バファローズ側の方針から、またまたぬるい裁定を下す可能性は十分考えられそうだ。

◆寿司職人ラミレス、パフォーマンス開発に余念なし
報道のされ方を見るに、野球の練習もせずに、パフォーマンスの開発ばかり取り組んでいる様な感を受ける寿司職人ラミレス。今度は欽ちゃんから欽ちゃん走りを伝授され、東京ドーム第1号で実践する事を宣言。第2号ではカズダンスを計画中など、パフォーマンス開発は留まる所を知らない。

◆ハマのチンピラ、5年連続開幕投手へ328球
5年連続開幕投手を狙うハマのチンピラが3月28日の開幕戦に合わせて328球を投げ込んだ。昨年勝ち頭の座を奪われたはーちゅんを意識し、「白星の数で負けた時は何でも言う事を聞く」との公約を宣言したが、過去に何度も公約をすっぽかしている常習犯だけに誰も信用しておらず、勝っても得をしないとあって、はーちゅんもイマイチ、モチベーションが上がらない様子だ。

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February 13, 2008 20:54

 吾郎が投げる時に帽子を落とさない事に気付いたキーン。以前、1球1球帽子を落として、いちいち被り直す様な無駄なエネルギーを使うなと指摘した事があったが、その際、吾郎は帽子が落ちるのは調子がいい証拠だと返していたのを思い出し、今の吾郎の好投が見せかけだけのものだと察知する。3回に先制点を貰った吾郎はシルヴァを第2打席でもキャッチャーフライに仕留めるなど、5回まで散発3安打と順調な投球を展開し、「7回を無安打無四球」と言うメジャー昇格の条件達成が視野に入ってきた。オリバーの治療により、イップス克服に手応えを感じていた吾郎だったが、6回、先頭打者を三塁ベースに当たる不運な内野安打で出すと、犠打で送られ、一死二塁のピンチで三度、シルヴァを迎える事に…。シルヴァは2打席目で吾郎の投球に対して、ある種の違和感を抱いていた。当初は実戦勘が戻ってきただけかとも思っていたが、W杯の時にねじ伏せられた絶望的な感覚,圧倒的な威圧感がなくなっているのだと気付く。シルヴァに打たれるイメージはなく、コーナーさえしっかりついていれば打たれないと思っていた吾郎だったが、1−1からの3球目をレフト前に弾き返されてしまう。二塁走者が返ってくれば、メジャー昇格はお預けとなるが、果たして…!?

 流石に、ただの噛ませ犬ではなかったシルヴァ。調整段階ながら、吾郎の異変に気付き、僅か3打席でアジャストに成功。と言っても、W杯で吾郎の前に絶望感を味わっている辺り、どうにも格下扱いされている気がしないでもないが…。一方、条件達成目前…と言う要素もプレッシャーになっているのか、イップス再発への伏線が徐々に整ってきた吾郎。威圧感がない,帽子が落ちない,「打たせない」ではなく「打たれない」と言う発想等、心身共に何らかのリミットがかかっている感じ。常に安心感を確保しながら投げると言う辺り、吾郎らしさがないのは否めない。これは、やはり、沢村が持ってきた「パワプロ」のサクセスモードでイベントに失敗し、「威圧感」が消滅したとか言う可能性が…。シルヴァのヒットで二塁走者が生還して、あっさり失点…では、あまりにも傷が開かな過ぎなので、本塁憤死か三塁ストップかね。

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February 10, 2008 20:54

◆パウエル、あてつけの宮崎入り! パ・リーグ連盟やる気ゼロ!
パウエル二重契約問題に関して、パ・リーグ連盟は「あとは両球団でやって貰うより他はない。裁判でも何でもやればいい」と勧告した以上の事はやる気ゼロで問題を丸投げ。「批判は甘んじて受けます」と完全に開き直っており、最早、連盟による事態の進展は期待出来ない状況だ。そんな中、パウエルは一旦、帰国する事が決まったパウエルは偽バファローズに当てつけるかの様に宮崎のソフトバンクキャンプを訪問。がっちり握手を交わした王さんからは「ペナルティーを短縮出来る様に全力を尽くすから心配するな」との言葉を受けた。偽バファローズに対しては「僕の名誉を傷つけても前には進まない。これ以上混乱を招いても何もならない」と、引き下がる様に牽制を促した。その偽バファローズは引き下がるどころか、両球団共に1年間支配下登録出来ない事を要求したが、勧告以上の事はやる気ゼロのパ・リーグ小池会長はこれを却下。宮崎キャンプを訪問したパウエルへの厳重注意を要求されても「行くなとも言えない。関知しない」と一蹴するなど、とことんやる気ゼロな様だ。

◆打てず、守れず、座れず! トンガ、デビュー戦で三重苦!
プロの壁だけでなく、水島の呪いと言う強大な敵との戦いを強いられているトンガが紅白戦に4番三塁でデビュー。しかし、打っては2三振含む4タコ,守ってはエラーを犯し,ベンチで座っていれば、村田のファールを避けようとしてベンチごと引っ繰り返るなど散々なデビュー。梨田監督からは「最初から楽な方に持っていく事はないと思ってやらせているが、三塁では100%ない。一塁かDHで使う事になる」と早くも三塁失格の烙印を押されてしまった。しかし、アテネ五輪代表監督の星野氏は「俺なら50試合打てなくても使い続ける」と、梨田監督にプレッシャーをかけた。

◆破戒僧・清原、ボクサーかぶれの目的は?
生卵10個を一気に飲み干し「ロッキーになりたいんや!」とほたえたり、ストーブ2台を前に置きながらタオルで頬被りをしてバイクトレによる減量を行うなど、ボクサーにかぶれている破戒僧・清原。これはパウエルと対峙した時の為の準備ではないかと言う声も挙がっており、ソフトバンク陣営は早くも警戒を強めている模様。

◆ボカチカ、乱闘要員の片鱗見せる
名前の響きの面白さでは群を抜いている新助っ人・ボカチカだが、早くも「ボカスカ寸前」などと言うダジャレ記事が新聞を飾ってしまった。バント練習中、打撃投手を務めていた松永の球が右太腿を直撃し、鬼の様な形相で松永を睨んだとの事。アメリカでは「3回マウンドに走った事がある」との事で、乱闘要員として頭角を現しそうだ。

◆パンジャキラー・前川、急転、ナショナルズ入り
轢き逃げ事件を飲酒運転と勘違いしたオーナーに嫌がられ、カージナルス入りがご破算になった直後、ヒルマン監督率いるロイヤルズに拾われる事になった前川。しかし、大筋で合意に至りながら、野茂とメジャー行きを懸けたライバルになる事を嫌がって、入団発表寸前に拒否。野茂がいる事など初めから分かっていた事だと言うのにロイヤルズにとっては、非常に傍迷惑な話だ。だが、マイナー契約なら引く手数多なのか、すぐさまナショナルズ入りが決まった。

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February 08, 2008 20:51

 8番手として指名されたのは義経。土井垣のイカレ采配に怒りを爆発させ続けていた池田だが、もうあのイカレた指揮官に何を言っても無駄だと観念したのか、9回は最後の野手・微笑の登板を予想。一方、飯島は最後こそ抑えの本領だと、まだ諦めてはいなかった。エイリアンアブダクションによる記憶処理でも施されたのか、義経はマウンドに立ったのは打倒・山田に死力を尽くした夏の甲子園以来14年ぶり…などと訳の分からない事を言い出し、その山田が受けてくれる事に感慨を覚えながら、明訓との戦いを思い返していた。初球ど真ん中ストレートを予告したのは当時からイカレ采配で短絡思考の土井垣をまんまと引っかけて、山田を1番に誘い出し、岩鬼を4番にさせる事で明訓の攻撃リズムを崩す為の作戦だったにも拘わらず、ホームベース上のクロスプレーでトカヘンのレガースに頭部を思いっきり打ち付けて記憶障害にでも陥ったのか、若さか過信の所為…などと訳の分からない事を言い出し、そこで被弾した事により以降は集中力が研ぎ澄まされたとの事。そして、9回二死からまたも山田に被弾した事については、勝ったと思った一瞬の隙をつかれたとし、そこから一瞬でも隙を見せてはいけないと言う教訓を得たらしい。その時の山田より怖い存在には会っていないと言う義経はこの場面でも全く物怖じはしていなかった。山田からノーサインの指示を受けた義経は明訓戦のごとく、ストレートの握りを見せる予告投球を敢行。これに対して、ピンキー井上は義経の目が1球勝負と語っていると解釈し、そのストレートに照準を絞って、痛打。打球は痛烈なライナーとなったが、殿馬のジャンピングキャッチに阻まれる。見送れば低めのボール気味の球だったが、予告ストレートによる真っ向勝負を挑まれた事でピンキー井上は打たない訳にはいかないと言う心理状態に陥り、手を出してしまったのだった。続く平田も予告ストレートの上で投げ込まれたボール球を痛打するが、この痛烈なライナーを今度は岩鬼が横っ飛びで好捕。更に、英智も予告されたストレートを叩くが、星王…ではなく、守備固めに入っていたチョロのジャンピングキャッチに抑えられ、いずれも1m横へズレていれば…と言う打球を放ちながら、中日打線はまたまた3球でチェンジとなってしまうのだった。その裏、落合監督は負けている状態ながらも、もう1点もやれないとばかりに守護神・岩瀬(全然似ていない)を早くも投入。9回のマウンドに立つであろう微笑の為に点差を広げておきたかった東京だったが、あえなく抑え込まれる。東京のブルペンでは一番素直そうな球を投げる微笑が最後では不安だ…と溜息をつきながらも、もうすっかり本職投手陣に出番が回ってくる可能性を諦めている様子だったが、しかし、ここでブルペンに電話がかかってくる予想外の事態が発生。ついに本職投手陣にお呼びがかかるのか!?

 幾ら何でも…と思いたかったが、ストッパー・義経ネタに関して、水島氏は微塵も覚えていなかった模様。ブルペンの様子からしても、今季のストッパーは結局、従来と変わらず、本領が務めた様で、それならストッパー不在問題自体に意味がなかった事になる。水島氏の痴呆ぶりは諦観するしかないにしても、担当編集者が何故、指摘しないのか不思議でならない。重箱の隅をつつくと言う細かい次元のネタではないだろう。最早、水島氏に担当編集者と言うものは存在しておらず、ボケ倒されて上がってきた原稿がノーチェックで印刷にかけられているとしか思えないのだが…。義経の明訓戦の回想も相当おかしい。先述の通り、予告ストレートの意味合いが違い過ぎる。山田と岩鬼の打順を入れ替えさせる事に大きな価値を見出し、山田に一発打たれて先制点を許す事になるかもしれないと言うリスクを覚悟の上で敢行した計算尽くの作戦なのに、若さや過信の所為などにされてはたまらない。大体、そんな迂闊な理由で予告投球する事を武蔵坊が許す筈もなかろう…。まぁ、山田を1番にしたからと言って、単に、空いた4番に岩鬼を回すなどと言う迂闊過ぎるオーダーを土井垣が組んでくれると期待している段階で本当に計算高いと言っていいものか?とも思える。山田を1番にした後は、2番微笑,3番石毛,4番仲根,5番今川,6番里中,7番岩鬼,8番殿馬,9番山岡と組まれていたら、明訓の攻撃リズムは全く崩れる事なく、弁慶側の目論見は完全に破綻し、先制点を失うダメージのみが降りかかる事になっていたのだから…。これは土井垣の迂闊っぷりを読みきった…と考える事で容認出来なくはないだろうか。2度目の被弾についても、まるで油断していたから打たれた様な事をぬかしている義経だが、この試合、義経は1度たりとも山田を抑えておらず(凡打は武蔵坊に助けられたライトゴロのみ)、完全に山田の方が格上と言う印象で、あそこで被弾した事に驚きの要素は少ない(大体、野球浪人中の素人投手・土井垣よりMAXが10kmも遅い…と言う段階でかなりショボい扱い)。そんな義経があの状況で山田相手に油断する要素などあっただろうか…。ただ、あの試合の流れからすると、あえて山田,殿馬,山岡を敬遠し、岩鬼勝負…と言う形でも逃げ切れた訳で(悪球誘い対策を全く考えようともせず、重要な場面でも無策のまま、ど真ん中をただ漫然と空振りし続けてチームの足を引っ張りまくる…と言う岩鬼最大のインケツ試合だった)、それにも拘わらず、山田と勝負した点に関して、打たれても一発だけはないだろうと言う意味での油断はあった…と言えるのかもしれないが…。わざわざ思い返しながら、こんな適当な事ばかりぬかしている辺り、明訓を負けさせた事を死ぬ程、後悔している水島氏がいかに弁慶戦に対して思い入れがないかを想像出来る。まったくこんな調子で伝説の一戦を汚すくらいなら、完全放置しておいて欲しいものだ。とは言え、ようやく出てきた素人ではない投手(野手登録だが)。いきなり予告ストレートをかますなど、魅せてくれたので、義経の投球には大いに期待を抱いたのだが、これまた無惨に裏切られる事に…。あれではまるで球に力がないので、ボール球を振らせて打ち取ろうとすべく予告した様にしか見えない。しかも、結局、ボール球を振らせておきながら、下位打線相手に痛打されまくっており、悉くバックのファインプレーに助けられた格好。結局、義経が魅せたのは予告のポーズだけで投球自体には全く魅かれるものは感じられなかった。あの話の流れなら予告ストレートを9球続けて、三者三振だろうが! 義経の持ち上げ方が中途半端で何とも消化不良である。一方、予告投球だからと言って、ボール気味でも振らないと礼を失するかの様に思う中日打線もかなりどうかしてる。これが日本シリーズ最終戦であると言う事を微塵も自覚していないとしか考えられない軽率ぶりだ。一体どこまで水島氏は中日をシメ倒せば気が済むのかね? さて、9人目は微笑…と誰もが思う展開で意表をついて、ついに本職の投手が出る………のか? セオリーなら本領投入だが、ここまでイカレ采配を続けておきながら、果たして突然、そんなまともな采配になるのだろうか。9番手はやはり微笑で、投手の誰かしらを守備固めで起用する様なバカな真似をして、徹底的に中日をいびり倒しやしないかと戦々恐々だ。結局、前回の池田の「スタメン9人で回すのでは?」と言う推測もハズレ。ここで星王に代えてチョロを使うくらいなら、何故、7回の段階でそうしなかったのか、まったくもって土井垣の采配は訳が分からない。元々9人で回すつもりの構想を水島氏が得意の痴呆で忘れてしまった…と言う可能性も否定出来ないが…。チョロの所へ飛んだら、中日ベンチは懲りずに、また代わった所へ飛んだ…とか水島理論を吐かされているし、もううんざりだ。それにしても、この期に及んで微笑だけ投げさせて貰えないとなると、全国の微笑ファン(何人いるやら分からないが)は不憫だな…。とりあえず、私は山岡が投げさせて貰えたので溜飲は下がったが…。

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February 07, 2008 23:13

 マイナー降格後、3度目の登板で先発マウンドに上がった吾郎は6回を5安打無失点で切り抜ける。イップスに効く薬と偽って渡された2錠のビタミン剤は使いきっており、今回は薬の暗示もなかった上での好投だった。経過は良好に見えたが、オリバーはあの程度のカウンセリングで治る程度のものなら、吾郎は自己解決出来た筈と浮かない表情。イップスの原因として、ある仮説を立てていたオリバーはその仮説が的を射ていた場合、自分の治療だけでは根本的な解決はなされないと見ていた。一方、15日間の故障者リスト扱いとしていた事で、治っているならすぐ使いたいと言うホーネッツは吾郎に対して、次の先発で7回以上投げて無四球無失点と言う条件を果たせば、昇格させる事を通達。対戦相手となったシャークスは貧打線ではあったが、右太腿内転筋を痛めて、マイナーで調整していたシルヴァが3番スタメンに入っていた。初回1,2番と軽く連続三振に斬って取った吾郎はシルヴァを警戒しながらも、W杯で三振を奪った事が最後の対戦イメージとして残っていた吾郎は物怖じせずに快速球であっと言う間に追い込む。W杯のリベンジに意気込んでいたシルヴァだったが、不調でマイナー落ちしたとは思えない程、吾郎のボールがスピード,制球共にW杯の時と比べて劣っている様子もなく、久々の実戦で目が慣れていない事もあって、とてもリベンジ出来る状態ではなく、最後はジャイロフォークにあえなく空振り三振。これをTVで見ていたサンダースは早くもイップスを克服したと見て、喜んでいたが、キーンは前々から抱いていた吾郎への違和感が、投げた後に帽子を落とさない事にあると気付くのだった。

 相変わらず、サンダースの楽観論に難癖をつけたがるキーンの水差し名人ぶりが素敵だ。キーンが真顔で深刻ぶっているのに「帽子をキツくしたのか?」などと返してしまうサンダースはボケ過ぎ。解説者役のキーンを引き立たせる為に、おバカな役回りにされてしまうサンダースが何だか気の毒だ。それにしても、吾郎って、そんなに投げる度に帽子落としてたっけ…。今まで落としていた帽子が落ちないと言う事は、まだ深層意識で何かを恐れて本当の意味での全力投球は出来ていないのかもしれず、その原因について、やはり、オリバーは気付いている模様。まさか、劇中では描かれていなかっただけで、実はW杯後、沢村と接触しており、その時にいらぬ事を聞かされてしまったのが原因なのでは〜っ!?(この沢村ボケはいつまで続けないといかんのかね)。予想外の場面で、シルヴァが久々の登場となったのはちょっと嬉しかったのだが、あまりにも酷い扱われ方で泣けてきた…。この試合で吾郎のイップスが完治していないと言う事が露見すると思われるので、その時に打たせて貰えるのかもしれないが、そこで打った所でシルヴァの株が上がる訳ではないしなぁ…。

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February 05, 2008 22:47

◆パウエル二重契約問題、パ・リーグ裁定に両球団猛反発
パ・リーグ連盟は交流戦終了後の6月23日以降の登録…と言う事実上の出場停止処分を前提にソフトバンクの契約を認める勧告を出した。三方一両損と言う方針だが、契約無効とされた偽バファローズは一方損と言う思いしかなく、「両球団共に契約を認めないと言う裁定でなければ、納得出来ない」と怒り心頭。連盟側の主張はあくまで勧告であって、強制力は働かない為、この儘、偽バファローズが簡単に引き下がる筈もないのだが、中村本部長は「腸が煮えくり返る思い」,コリンズ監督は「同じアメリカ人として恥ずかしい」,破戒僧・清原は「グラウンドでやっつける価値もない」と、パウエルをメタクソに叩いており、最早、偽バファローズ入りした所で不協和音しか起こさない状況だ。開幕ローテに不安がある為にパウエルの緊急獲得に動いたソフトバンクも3ヶ月も使えないのでは獲得意図が希薄になると不快感を示しているが、その一方で出場停止処分は不正を働いたからではなく、球界を騒がせた事によるペナルティと解釈し、連盟が偽バファローズではなく、ソフトバンクとの契約に優位性があると認めた事になる…と都合のいい所だけは受け入れるつもり満々だ。自己主張の為に来日したパウエルはメディカルチェック後に来季のバイアウトに関する契約事項に球団側に有利になる様な変更を要求してきた偽バファローズに不信感を抱いて、契約破棄を通告した事を主張しており、既に、心はソフトバンクの一員であると強調した。

◆早くも呪いの影響!? トンガ、腹痛でダウン寸前
キャンプ初日に柵越えを連発したトンガだったが、飛ばし過ぎた影響で全身に張りを訴え、一気にペースダウン。その上、腹痛にまで見舞われて、ダウン寸前。早くも水島の呪いの影響が出てしまったのか!?

◆巨人、リタイア第1号は内海
巨人春季キャンプの風物詩・ソーサ元木のリタイアが見られなくなって以来、混沌としているリタイア第1号争いだが、今年は内海が右脇腹痛で不名誉な歴史に名を刻んでしまった。第1号になる様な事があってはならない選手の筆頭クラスとも言えるだけに、若大将もご立腹の様子。こうしてみると、ソーサ元木の存在は偉大だった。誰もが回避したいリタイア第1号に進んで(?)なってくれて、他の選手のプレッシャーを軽減。恒例行事なので、首脳陣からも「またか…」で軽く済まされてしまうなど、全く波風を立たせない素晴らしい働きだった訳だ。

◆人斬り抜刀斎、ようやくサイン
川相不在と言う計り知れない逆境下で12勝もしたのに何故評価してくれないのだ!とばかりに球団側の提示に不快感を示し、自費キャンプを送っていた人斬り抜刀斎だが、結局、球団側の提示は現状維持で変わらず、渋々サイン。これで中日はようやく全選手の契約更改が完了した。

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 7番手としてマウンドに上がったのは山岡。東京のブルペンでは山岡の登板以上に、サルがショートに戻った事で星王がライトへ回った事に憤慨していた。あくまで素人投手リレーを続けるなら、せめて守りを固めるべくチョロを起用しろと…。池田はあくまでスタメンの9人でやりくりしようとしているのでは?と推測するが、飯島はそれに何の意味があるのか?と疑問を抱くばかり。これに対して、土井垣も遊んでいる訳ではないと、このイカれた采配を何故か擁護する里中。こうして東京のブルペンが苛々させられているのと同様に中日ナインを苛々している筈だなどと、簡単に挑発にひっかかりまくる水島ワールドにおける実在選手の狭量ぶりをついた作戦ではないかと言うのだ。一方、グラウンドでは中日のクリーンアップを迎えて不安一杯の山岡に対して、素人の130km台が一番危険だからと、90km程度のキャッチボール投球を要求する山田。土井垣も星王もサルもそれで通用していると言うのに、不安を拭えない山岡だったが、山田は300打数100安打の選手に聞くと、100安打中会心の当たりは10本だが、200回凡退した中で会心の当たりは50本もあった…と言うどこから入手したのか分からないデータ(要は「会心の打球は野手の正面に飛ぶ」と言う散々使い回された水島理論)を持ち出して、落ち着かせる事に成功。野手が防ぎようのないホームランだけは打たれない投球と言う事で遅い球を低めに集める事だけに集中した山岡に対し、先頭の森野がいきなり投手頭上を遅う痛烈なライナー。しかし、山岡はこれに素早く反応し、ジャンピングキャッチ。池田は外野手だから捕れたが、自分達だったら捕れなかったなどと無駄に納得するが、飯島はそもそもあんな打球は打たれないと地味にツッコミを入れていた。更に、中村紀の痛烈なライナーはショート・サルの正面をつくと、立浪の打球も土井垣の頭上を越えながら、ライト・星王の正面で地面スレスレにキャッチされ、あえなく三者凡退。「会心の打球は野手の正面」に加え、「代わった所に打球が飛ぶ」と言うダブル水島理論により、山岡は何とかこの回を凌ぐのだった。その裏、中日3番手・岡本に対して、先頭の山田は初球のスライダーを読みきりながら、シングルヒットに留まると、続く土井垣は怒濤のチャンスブレイカー・ニックン並のヘッポコバントをかまして、最悪のゲッツー。星王も三振に倒れて、あっと言う間に攻撃終了となった。迎えた8回、東京のブルペンにはまたもや電話のコールがなく、依然として続く素人投手リレーに池田は愕然とするばかり。果たして、8番手は…!?

 高校時代散々いびられた土井垣を里中がこうも庇うのは、故障で投げられない負い目からか、はたまた何か弱みでも握られているのか? いきあたりばったり采配の土井垣に深い計算などないと思うが…。素人投手で繋いでいくハイリスクを負ってまで仕掛ける価値のある程、精神面で揺さぶりをかける事に絶大な効果が見込まれる…って、一体、どれだけ中日ナインは狭量と思われているんだよ! そして、相も変わらずのダブル水島理論にはもう飽き飽き。一体、何回このネタを使い回せば気が済むのか…。こんな理論がまかり通っては本職の投手(特に本格派)の立場がないと言うものだ。毎回、野手を代えまくるだけで勝手にそこに飛んでくれるなら(しかも、選手を入れ替えるのではなく、位置を取り替えるだけでいいとなれば無駄に選手を使わずに済む)、簡単にパーフェクトである。毎度ツッコんでいる気がするが、「代わった所に飛ぶ理論」は幻想でしかない。代わったばかりの野手の事は意識している為、打球が飛んだ時に印象が強く残るだけの事で、大差ない比率で飛んでいる筈の代わってない所への打球は全く特筆事項でないからスルーされているに過ぎない。実は結構、打ち砕いているデータがあるにも拘わらず、未だに言われ続ける「巨人が初モノに弱い理論」と同様だ。とりあえず、山岡の投球が見られた事には安堵したが、さして山岡の個性が発揮された訳でもなかったのは残念だ。素人投手は投げた後に野手と化す…と言うネタも水島ワールドでは使い古されているが、投球モーションで体勢が崩れている状態で、近距離から飛んでくる痛烈なライナーに反射的に反応する…などと言うのは投手以外ありえないプレーで、外野手特有のスキルとは全くかけ離れている。少なくとも、投手は日頃、こういう打球に対する守備練習をこなしている筈である一方、外野手はそんな練習する必要が皆無である事を考えれば、野手だから捕れたが、投手には無理…なんて、おかしな話である。素人投手リレーを正当化しようとするなら、もう少し説得力のあるネタを考えて欲しいものだ。さて、ここに来て、微笑でなく山岡が先って事は、義経のストッパー設定を思い出したのかねぇ。だが、義経は素人投手ではないので、あえて、チョロか桜木を投入するとか言う超展開を期待してみたいが、池田の読み通り、スタメン9人しか使わないのだとすると、実現しないと言う事に…。ところで、球種を読まれながら、山田に一発かまされなかった…と言う大偉業を達成した岡本だが、ベンちゃんの人的補償で西武に引き抜かれながら、今更、中日でこの呪われた漫画に引っ張り出されてしまうとは…。新天地でのキャンプを目前にして、何とも不吉な展開である。

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February 03, 2008 21:34

◆ナベQ,「4番江藤」の仰天プラン
カブレラとベンちゃんに逃げられ、主砲不在となってしまった西武。名前の響きの面白さでは抜きに出ているボカチカと、ブラゼルの新助っ人の力は未知数…と言う状況下で、新監督のナベQは「江藤がいるだろ、まだ力はある。山崎より全然動ける。いきなり4番もある」と仰天の江藤4番構想をぶち上げた。2歳上の山崎武(楽天)が昨年、43発と大ブレイクした事を引き合いに出しているが、何だかんだで山崎武は過去2年で44本塁打を放っていた訳であり、出場数が少ない事もあるが、ここ4年で僅かに12本塁打、年間最多も5本と苦しんでいる江藤と比較するのはいかがなものか…。まぁ、個人的に江藤には復活して欲しくはあるのだが…。

◆トンガ、水島の呪い打破なるか!?
何を血迷ったのか恐怖のパ・リーグ撲滅漫画「ドカパロSS 超地獄変」の出演希望などをかましてしまったトンガこと中田。キャンプ前から早くも水島の呪いに苛まれてしまったゴールデンルーキーだが、初のフリー打撃で快音を連発。初めは空振りをしてしまうなど、打ち損じが多かったが、12スイング目で初の柵越えを果たすと、36スイングで6連発を含む13本の柵越えで持ち前の長打力を披露。生きた球を打っている訳でもないので、1年目の成功の可能性を語るのは気が早過ぎるが、下手に目立ってしまうと、水島氏にシメられる可能性が増すだけに心配だ。

◆バーンサイド、助っ人枠入りに光明…?
「素行の悪くない巨人直輸入助っ人をとりあえず応援してみる会」会員としては、今季の注目は何故か残留となったゴンザレスと新助っ人・バーンサイド。「大人しいから心配だ」と上原から言われていたバーンサイドだが、初のブルペン入りで見せた左腕から繰り出すキレのいいボールに尾花コーチは「戦力として考えている」と手応えを感じた模様。しかし、今季の一軍助っ人枠は李,寿司職人ラミレス,グライシンガー,クルーンの余所のお古軍団でほぼ確定。ゴンザレス,姜,バーンサイドの直輸入助っ人達に果たして、付け入る隙があるのだろうか…。

◆寿司職人ラミレス、たけし軍団入り!?
寿司職人ラミレスがキャンプを張っている宮崎県の知事・東国原氏に感化されて、将来のたけし軍団入りを志望した。これに気を良くした東国原知事は今季の新パフォーマンスに「そんなの関係ねぇ!」を採用しようとしている寿司職人ラミレスに対して、「流行語大賞を取ったのは『どげんかせんといかん』ですから、マスコミの方からも推薦して欲しい」とコメント。しかし、寿司職人ラミレスは「どげんかせんといかん? そんなの関係ねぇ!」と、使う気ゼロの様だ。寿司職人ラミレスのパフォーマンスは言葉よりもポーズが重要なんだから、そりゃ当然だ…。

◆落合監督、早くも開幕スタメン決定
当然、2番ショート(ないしはサード)は川相だろうな…と思ったら、違ったよ。こりゃ、中日は今年も苦しい戦いを強いられそうだ。

◆各球団でグライシンガーもどき続出
「おおキニー」と、しょーもないネタを仕込まれてしまった西武の新助っ人・キニー。長身から投げ下ろし、チェンジアップが武器と言う事で、昨年ヤクルトで同僚だった石井一は「雰囲気がちょっとグライシンガーに似ている」と言い、メジャーで対戦経験があると言うキニー本人も「タイプは似ていると思う。同じくらい勝てたらいいね」とコメント。一方、広島の新助っ人・ルイスの投球を見ていた中日・善村スコアラーは「あんなに制球がまとまっている外国人は珍しい。タイプ的にはグライシンガーに似ている」と警戒し、ブルペンで受けていた倉は「スライダーはグライシンガーよりずっといい」と評価。また、そのグライシンガーに逃げられたヤクルトは、昨年、韓国で22勝と経歴がグライシンガーに似ていると言うしょーもない理由(だけではないだろうが)で新助っ人としてリオスを獲得。似てりゃ活躍するってモンでもないと思うが…。ガルベス似と言われた投手とか結構いた気がするが、ガルベス級の活躍した試しがないしな…。

◆パウエル、二重契約問題解決へ来日
問題解決へ向けて、自己主張をすべく、パウエルと代理人の来日が決まったとの事。パウエル側は偽バファローズとの契約は無効と考えている為、ソフトバンク入りを主張すると思われる。破戒僧・清原は「ソフトバンクに行ったら、登録名は『OKANE』や! 対戦したら、バットに1万円貼って巻いたる!」などと、2億5000万円貰いながら1試合も出なかったにも拘わらず、いけしゃあしゃあと銭ゲバ扱いしまくっていたくせに「やはり、戦力として大きい。ウチに欲しい選手。ハートがあり、投手陣の中心になる存在」と、パウエルを持ち上げ、「去年、最下位なんやし、弱い者いじめんといて欲しい。『可哀想やし、偽バファローズにやれ』とかの言葉はないかな」などと、図々しくも、王さんに鶴のひと声を希望。しかし、王さんは「弱い者いじめなんかではないよ。勝手な事を言ってはいけない。そんな問題ではない。お互いがベストを尽くせばいいという問題。俺達が出ていったら、ややこしくなる。球団対球団でしっかり話し合えばいい」と、現場不介入の方針を示して、破戒僧・清原の冗談まじりの提案を生真面目な対応で一蹴した。虎キチ・根来コミッショナー代行は自分ではなく、パ・リーグ連盟に裁定させようとする相変わらずの日和見ぶりを見せている。それにしても、この男、一体いつまで「代行」を続けるつもりなのか?

◆パンジャキラー・前川、ロイヤルズと合意
無免許轢き逃げ事件で日本球界を追われたパンジャキラー・前川。カージナルスとのマイナー契約寸前までいきながら、例の事件が飲酒運転と言う偽情報がオーナーに伝わってしまい、破談になっていた。昨年、ラルーサ監督が逮捕,ハンコック選手が死亡と飲酒運転にトラウマを抱えていた為、過剰反応したらしい。飲酒運転がNGで、理性があって犯した無免許轢き逃げがOKと言うのもよく分からんが、この傍迷惑な展開の直後、ヒルマン監督率いるロイヤルズからオファーがかかり、マイナー契約が大筋合意に至ったのは幸いだ。かつての同僚・野茂とメジャーを懸けたライバルになると言うのも、因縁めいている。

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