May 2005

May 06, 2005 23:42

 パ・リーグ陣営が待望してやまなかった交流戦がいよいよ始まった。個人的にはさして感慨もないのだが、とりあえずの注目点は、セ・リーグ球団がDH制を使う時,パ・リーグ球団がDH制を使わない時のオーダーがどうなるのか?と言う事。
 
【巨人】
マッスル千代の富士の登録抹消により、前日、大幅にオーダーを変更。矢野がスタメンで出ていた辺り、キャプラーはDH制でも干されるのでは?と心配していたら、案の定。この日は矢野ではなく、斉藤が入り、キャプラーはまたもベンチ。DHは誰になるやらと思えば、破戒僧・清原で、一塁には江藤…ではなくソーサ元木が入った。若大将・原政権で開花したかに見えながら、再び地に潜ってしまった斉藤だが、この日、いきなり3安打の活躍。再浮上して欲しい選手なので、頑張って欲しいものだ。…が、巻き返しの機会を奪われる一方のキャプラーには気の毒な限り。これ程、干すくらいなら、とっとと清水を出しておけよ!と言わずにはいられない。オーダーの話とは全く関係ないが、相変わらず、投手陣がドタバタしており、最弱球団である悪の温床・楽天相手に大苦戦する様は見ていて、実に歯痒いモノがあった。
 
【中日】
よりにもよって、このタイミングでT.ウッズが藤井殴打事件で10試合出場停止。一塁は渡辺だろうけど、DHに森野を回し、名手・川相を三塁でスタメン起用する絶好の機会だな…と大いに期待したのだが、落合監督のオレ流大チョンボ采配に見事に裏切られた。高橋光が4番DHって、何じゃ、そりゃ! 挙げ句の果てに今季初の完封負け…。この期に及んで川相を使わないのだから、同情の余地など一切ない!
 
【阪神】
守備編成はその儘に、右肩の脱臼で苦しんでいた浜中がDHとして一軍復帰と、綺麗に収まった。その浜中は見事に決勝二塁打を放ち、期待に応える。度重なる故障で開花しきれないでいた浜中だが、交流戦をきっかけに完全復活を目指して欲しい所だ。
 
【西武】
カブレラが故障し、交流戦を視野に入れたフェルナンデスの一塁,中村の三塁起用が前日、大当たりし、この日もそれを続行。DHだった栗山を外野に回し、高山を外すと言う当たり障りのないオーダーで3戦連続の2桁得点。カブレラのスタメン復帰の際、再び三塁に戻るであろうフェルナンデスによって、2戦で3発の中村が干されてしまうのかが気になる所。
 
【ロッテ】
DHだったベニー松山が外野に…。ここは元々、日替わりオーダーな感があるので、その余波で誰が落ちた…とは言いづらい。この日は李がスタメン復帰で大塚,サブローがベンチ。今は大塚を積極的に使って欲しいなぁ。ハマのチンピラ相手に僅か3安打に抑え込まれた挙げ句のサヨナラ負けはオーダーと言うより、弁当の呪いの可能性が…(^^;)。
 
【ソフトバンク】
残念ながら雨天中止。噂ではズレータが一塁の儘で、松中が外野に回るとか…。外されるのは大村だろうか?

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May 05, 2005 23:38

 当ブログの名前は大学時代の仲間とやっている疑似ドラフトシミュレーション「ファンタジーリーグ」において、今年から変更した私のチーム名から取っているのだが(因みに、本館は昨年までのチーム名)、そもそもは、私が敬愛するシンガーソングライター・岡崎律子さん(故人)のアルバム名及びファンクラブ名が由来となっている。たまに、当ブログへ「Ritzberry Fields」と言う検索ワードで来られる方がいらっしゃるのだけど、恐らく、検索対象は岡崎さん関連の事である筈なので、ちょっと申し訳ない気分に…。
 岡崎さんの独特のウィスパーボイスから紡がれる柔らかな優しい歌声と、情愛溢れる楽曲が私はとても好きだった。昨年の突然の訃報は、とてもにわかには信じられなかった。何せ、そのほぼ1ヶ月前に岡崎さんが日向めぐみ嬢と組んでいたユニット・メロキュアのインストアライブに行ったばかり。何だか痩せ細った印象はあったものの、「6月に新アルバムを出す」とか「今年は100曲作るのが目標」とかアクティブな発言が多かったし、まさかスキルス性の胃ガンに犯されていたなんて、その時は夢にも思わなかった。思えば、あれは病魔になんて負けはしないと言う彼女の強い意志の表れだったのかもしれない。聞く所によると、命が燃え尽きるギリギリまで岡崎さんは音楽活動に打ち込んでいたとの事。日頃、先約は冠婚葬祭,仕事以外の理由では決して破らない私がそのポリシーを破ってまで見に行ったライブだったのだが、本当に行って良かったと改めて思う。もし、行かないでいたら、きっといつまでもいつまでも後悔した事だろう。
 そんな岡崎さんの一周忌である本日、新たなアルバムLove & Life 〜private works 1999-2001〜」が発売になったので紹介したいと思う。1999年〜2001年までの間、自身のファンクラブの為に制作した3枚のプライベートCD計11曲をまとめた他、今までのアルバムに未収録の4曲をプラス。更に、CD−EXTRA仕様の映像特典として、プロモーションビデオも収録されており、岡崎律子ファンが待ち焦がれた一品。岡崎さんを全く知らない人は、やっぱり手が出しづらいかもしれないけれど、もし、機会があったら是非とも、聞いて頂きたいものである。他のアルバムでもレンタルでもいいので、少しでも多くの人が彼女の歌に触れてくれたら嬉しいなぁ…。
 
 


Love & Life 〜private works 1999-2001〜

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May 04, 2005 23:56

 上原がプロ入りワーストとなる8失点KOで大惨敗。虚弱極まりないG投において、唯一、勝ちが期待出来る男の惨状はチームに大きなダメージを与えた。岩隈の不振で黒星街道を驀進し始めた悪の温床・楽天の様になりかねない大きな一敗だ。しかも、マッスル千代の富士が右肩の肉離れで登録抹消が確定気味。破戒僧・清原も緊急入院と、攻撃力も落ちる一方。
 現時点で93敗ペースと、最早、悪の温床・楽天の事などバカにしていられないくらい壊滅的な状況に悪太郎にも緊張の色が走っている。「シーズン途中に解雇された監督」,「一度も優勝出来ない儘、終わった監督」と言ういずれも球団史上誰一人としていない不名誉を背負いかねないのだ。そして、何より、球団史上唯一の最下位と言う茂雄最大の黒歴史をも薄めてしまう可能性まで出てきた。これはまずい…。
 この最悪のチーム状況で迎える交流戦の最初の相手が悪の温床・楽天と言うのは不幸中の幸いだが、今の巨人では悪の温床・楽天相手ですら負け越してしまうのでは?と疑ってしまう。やはり、中日に8億払ってでも、名手・川相を取り返さなくてはいけない時期に来たのではなかろうか…
 
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May 03, 2005 23:26

 川相ファンならば、絶対持っておきたい4大聖書の紹介もいよいよラストの4冊目。今回、紹介するのは、今年3月に発刊になったばかりの「明日への送りバント」(川相昌弘著/KKベストセラーズ)。そう、満を持して登場した川相昌弘初の著書である。系統としては「背番号0闘志∞」に近い。生誕から1994年までの事を客観的に書かれた「背番号〜」に対して、こちらは昨年に至るまでの川相の歴史を川相自身の主観で書いたものと言った所だろうか。
 現役選手である為、書けない事があるのか、単に、川相の人間性がでか過ぎて、寛容に構えているからなのか、あまりヤバい事は書かれていない。悪太郎・堀内の殴打事件に関しても、あっさりとしたものである。「ベンチに追いやろうとする大勢への反抗心で闘志が燃え上がった」などと言った描写もあるのだが、恨み言など一切吐かない清々しさは流石に、川相である。川相はそれでいいのだ。恨み言など、我々ファンがいくらでも言ってあげるから…。注目すべき箇所はやはり、2003年の引退騒動に関する話と、中日へ移籍してからの事だろうか。中日移籍後の話は思ったより、多くのページを裂いていて、かなり楽しめた。しかし、これを読むにつけ、何でこんな偉大な男を巨人はむざむざ飼い殺し、放出してしまう様な愚行を犯してしまったのか…、と改めて痛感させられる。
 また、家族愛溢れる川相だけに、長年のプロ生活を支えてくれた家族、特に秀美夫人への感謝の気持ちが随所に綴られている。最後の最後でまたこっ恥ずかしい事を臆面もなく書いちゃうんだ、この人は…。読んでるこっちが照れるがな…。これも無垢な川相ファン向けの一冊だろう。毒々しい内容は期待してはいけない代物だ。これでとりあえず、打ち止めとなった必携聖書だが、今後も更なる聖書の登場を期待したい所だ。川相のオヤジギャグ総集編…なんてのでも、私は買ってしまいそうだが…(笑)。

 
明日への送りバント―一つ一つの積み重ねが人生の宝物になる

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May 02, 2005 23:29

 ;連休の谷間でプロ野球の試合もない為、久々に「野球以外」の漫画のお話でもしてみるの事…。本日の購入漫画は…
 
◆「超常機動サイレーン」1巻 (井原裕士/メディアワークス)
◆「Honey」8巻 (橘裕/白泉社)
◆「魔法遣いに大切なこと 太陽と風の坂道」3巻 (原作:山田典枝/作画:よしづきくみち/角川書店)
 
…の計3冊。いずれもまだパラ読み状態なので、詳細は割愛。中でも一番楽しみにしていたのは「超常機動サイレーン」。「DOLL MASTER」完結以来、約1年半ぶりとなる井原氏の新作だ。井原氏は10年以上愛読して、どれもハズレなしと相性ばっちりの作家さん(公式サイトはこちら)。掲載誌は全く読まない単行本派なので、発刊を待望してやまなかったのだなぁ。今作もほのぼのした作風は相変わらずの様で、期待にそぐう代物とみた。早く読まねば…。
 「Honey」は刊行ペースが遅いので、次の巻が出る頃に前の巻の展開を結構、忘れちゃってたりする(^^;)。かと言って、別に、ダレダレの展開と言う訳でもないのだが、また黒い話になりそうなのが、ちょっと欝。コメディ要素も強いので、その辺でうまい事、バランスを取っているのだけど、この人の作品は黒くないものの方が好きだなぁ。
 「魔法遣い〜」はアニメにもなった同タイトルの作品の世界観だけ引き継いだ全く別のお話。前作同様、青臭いストーリー(褒め言葉です)とほんわかした絵がマッチして、何とも言えない心地良い作品。魔法が特殊な才能の1つに過ぎずに現実社会に普通に浸透している世界観って、「魔女の宅急便」に通ずるものがあって、かなりお気に入り。…あ、やっとレビューっぽい事を書いた気が…。でも、今巻の内容については全く触れてないよなぁ。何故って、そりゃ未読だから…(^^;)。折角なので(何が?)、一気に3冊載せてしまえ。作画のよしづきくみち氏の公式サイトはこちら
 あまりにも内容に触れてないので(^^;)、以下のブログなどご覧になって、参考にしてみて下せぇ。ああ、それにしても、Amazonは画像なしの品が多いなぁ。
 

 
魔法遣いに大切なこと 太陽と風の坂道 (3)


魔法遣いに大切なこと 太陽と風の坂道(2)

 
魔法遣いに大切なこと 太陽と風の坂道 (1)

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May 01, 2005 20:19

 入団前はNo.1ルーキーと持てはやされていたと言うのに、故障に見舞われた事も手伝って、キャンプではその評価が急降下した野間口。一方、裏金問題で獲得を断念した後になって、獲得する事になった…言ってみれば外れ自由獲得枠の三木の評価が鰻登り。開幕一軍の三木に対して、野間口は二軍スタートを余儀なくされるなど、完全に二人の立場は逆転していた。しかし、三木は一度も投げない儘、二軍落ち。二軍で格の違いを見せて、再び昇格を果たすも、中継ぎで出る度に打たれるピリッとしない内容。野間口は決して二軍で堂々たる結果を出していた訳ではなく、左足首を捻挫するなど、ひたすら遠回りしていたのだが、一軍の投手陣のあまりの惨状ぶりにお呼びがかかった辺り、ようやく運が味方したと言えよう
 何だかんだで、三木よりも先に先発の機会を得た野間口。その強運ぶりはプロ初登板のマウンドでも見事に発揮された。4回までに味方打線が毎回の7得点をあげる一方的な展開。5回に2発叩き込まれて、3点差まで詰め寄られるも、再び降り出した雨のおかげで降雨コールド。はっきり言って、4回で中止のノーゲームとなってもおかしくない天候だっただけに、こんな形でのプロ初勝利は幸運としか言いようがない。広島側からすれば、嫌がらせの様なタイミングで打ち切りを決めた審判団の判断はたまったものではないだろうが…。山本監督が猛抗議に走るのも当然だわな。5回投げただけだが、記録上は「完投」。ルーキーのプロ初登板完投勝利は巨人では46年ぶりの快挙と言うおまけまで付いた。しかも、今季チーム初完投だそうな…。開幕26試合目での初完投は1997年の16試合目を大きく上回る球団史上最遅ペースだとかで、今年の巨人投手陣のダメっぷりが伺えると言うものだ。
 今日は強雨に見舞われた事もあって、本領を発揮しきれなかった事も否めないだろうが、No.1ルーキーの片鱗を見せて貰ったとはとても言いがたい内容。本当はもう少しファームで鍛えて貰った方がいい様に思うのだけど、チーム事情がそれを許さないのだろう。一応、白星を勝ち取った事で次の先発の機会は貰えそうなので、そこで真価を見せて欲しいものだ。個人的に野間口よりも肩入れしていた三木にも先発の機会を与えて欲しい所だなぁ…と思っていたら、野間口と入れ替わりで落ちたのが三木だったのね(T_T)。
 
 
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