先発候補総崩れ状態で、ローテ入りへ絶好のチャンスだった桑田だったが、最後の登板でいきなり3ランを放り込まれるなど、悪夢の6失点。5回投げる予定が、3回で下ろされてしまう体たらくだ。今年も昨年同様、中継ぎはしない方針の為、開幕ローテ入りどころか、開幕二軍スタートがほぼ決定的となってしまった。
今年の桑田は違う…と思わせたのは、束の間の夢。二軍から這い上がってきても、昨年の様な変な使われ方をされるのは必至で、200勝達成へ赤信号が灯ったと言っていいだろう。勿論、それも一大事なのだが、今年も名手・川相との夢の対決が実現しない可能性が高まってしまったのが、何とも気がかりだ。