March 07, 2005 22:22

名手・川相、オープン戦初打席!

 8回にショーゴーの代打として、打席に入った名手・川相。オープン戦3試合目の出場にして、初打席となったが、結果は西武4番手・宮越相手にレフトフライ。映像を見ていないので、打球の質も何球粘ったのかも分からない。9回にはサードの守備に入った川相だったが、守備機会はない儘、試合終了。結果を見る限りは、何ともリアクションの取りづらい内容だ。
 勝ちゲームでの最後の締めの守備固め,勝負所でのピンチバンター。今年もオレ流采配の川相起用法はこんな感じなのだろう。中日に移籍後の川相は、たとえベンチに控えっぱなしでもチームに多大なる好影響をもたらした事は言うまでもない。一発依存野球の巨人では発揮しきれなかった川相効果が開花した事は喜ばしいに尽きる。
 しかし、やはり、川相のプレーをもっと堪能したいと言う欲望は抑えきれない。今日の様に守備機会に恵まれない試合が幾つもあろう終盤の守備固めばかりでは物足りない。川相が守備につく事により、絶大な安心感に支えられた投手陣が会心の投球を見せるのは何よりだが、川相の堅実無比かつアグレッシブなプレーを少しでも多く堪能したいのだ。
 また、打者としての川相に対する落合監督の評価は極めて低い様に映る。昨秋の西武とのオープン戦(西武陣営は日本シリーズとかのたまっている模様)において、壊滅的な代打成功率の低さで苦渋を舐めた中日だが、何せ川相はただの一度も打席に立っていない。出すべき機会は幾らでもあったと言うのに…。
 ピンチバンターとしては世界随一の職人技を誇る事は誰もが認める所だが、若大将・原辰徳曰く「エンドランをやらせたら日本一」の巧みなバットコントロールの持ち主。昨年は3打点中2打点がサヨナラ打と言う勝負強さ。際どいボールをしぶとくカットする粘り腰と卓越した選球眼で四球も稼ぎ、.393と高い出塁率を誇る。これ程、あらゆる場面(一発に賭けるしかない場面を除く)に適応する力を持ちながら、強攻策としての代打・川相の優先度は限りなく低い。勝負所まで残しておきたいのかもしれないが、その勝負所を見誤り、使いそびれてしまっては元も子もない。落合監督にはもう少し「打者・川相」の評価を見直して貰えないものだろうか。
 川相の間接的な効果にも勿論期待したいが、今年こそ直接的な効果を存分に発揮して貰いたい。勝敗にこだわらないオープン戦だけに、守備固めだけでなく、最低、1試合1打席はこなして欲しい所だ。
 
 さて、ブログビギナーと言う事で、トラックバックに初挑戦。いい感じの川相ネタがあったので、ご紹介しませう。
 
 


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コメント一覧

1. Posted by アキ   March 09, 2005 23:21
あらら、私の記事に評価を頂き、ありがとうございます。
「今日から野球ファンになった人のためのブログ」という企画に書いた記事です。誰も川相さんについて、書く気配が無かったので、私が手を上げて書いたまでです。昨年の日本シリーズでも、代打川相で、中日悲願の日本一なれたかも知れませんからね。
 過去、原辰徳氏についてもいくつか書きましたので、こちらもどうぞ。記事のうち1つにリンク張っておきます。上手く書いているか?自分でもわかりませんがね。

私が運営している訳ではありませんが、「今日から野球ファンになった人のためのブログ」もよろしく。
2. Posted by 主砲・原   March 10, 2005 23:01
当ブログ、記念すべき初コメント、有難うございます。
ホームページの方は6年以上運営してきましたが、何とも新鮮な感激です。
トラックバックとコメントで横の繋がりが簡単に広がるのが、ブログの良い所ですね。

まだ川相ネタ不足な状態ですが、開幕すれば、着実に増えていくと思いますので、宜しくお願いします。

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