May 20, 2005 22:45

 記念すべき開幕戦で無念の黒星を喫した「黒ワザごはんオールスターズ」。雪辱を果たすべく、次なる対戦相手として指名されたのは、またもや少年野球チームで、その名も「横浜港北ブラックシャーク」。とにかく「ブラック」が付くチームを選んでるんだね。この儘いけば、そのうち「ブラックシャドーズ」ってなチームも見つかるだろうか。と言うか、見つけてくれ! 「ブラック球団」でも可!
 大人の味覚でスタメンを組んでしまった為に苦渋を舐めさせられた経験を糧に、子供用のスタメンを組み直す事になった中井ら首脳陣。中井監督よりも、本気度が数段上の勝俣コーチは子供は酸っぱいものより、甘いもので攻めた方がいいとして、今回、出番のなかった「牛乳砂糖ごはん」の上位昇格を提案。絶対の自信を持っていた筈の「お酢ごはん」が見事なまでに嫌われてしまい、落胆の色を隠せない中井監督は四番降格を考えるも、勝俣コーチの「落としちゃダメだよ! 我慢して使わないと…。清原(の様な存在)だから、清原!」と熱弁。これには中井監督も「どんなチーム(が相手)でも『お酢ごはん』は四番でど〜んと…。打率悪くても…」と不動の四番を任せる事を決意するのだった。
 更に、新メンバーの開発に動き出した首脳陣はテーブルにズラリと並べられた調味料群を使って試行錯誤。ここでも熱血コーチ勝俣が真っ先に新メンバーを開発。イタリアン感覚を出したいとして、タバスコとケチャップを混ぜたごはんに大絶賛の中井監督は「タバスコチャップ」と名付けて、レギュラー入りを確約。ここまでこの企画に乗り気でなかった中島もついに始動。女性らしく、ちょっと料理っぽい感じのゴマ油,ニンニク,塩を混ぜたごはんを開発すると…
 
勝俣「これ、韓国料理屋さんで出来たら、俺、食うもん」
土田「これ、レシピ秘密にしとかなかったら、叙々苑で出るよ、多分」
 
 と、大絶賛の嵐。「1回、選手として使ってみよう」と、その実力を高く評価した中井監督はゴマ油の味が一番強いと言う事で、登録名は「ゴマ」(ゴにアクセント)に決定。新メンバーも加わり、新たなスターティングメンバーは以下の様に決まった。
 
壱:ツナ缶詰め空き容器ごはん(二塁打)
弐:牛乳砂糖ごはん(出番なし)
参:レトルトハンバーグ残り汁かけごはん(本塁打)
四:お酢ごはん(凡退)
伍:バターごはん(出番なし)
六:タバスコチャップ(新メンバー)
七:ゴマ(新メンバー)
八:水かけごはん(出番なし)
九:福神漬け残り汁かけごはん(出番なし)
投:なめ茸空きビンごはん(出番なし)
※()内は開幕戦の成績。野手のポジションは未発表。
 
 勝俣開発の「らっきょう残り汁かけごはん」「梅干し残り汁かけごはん」は酸っぱい系と言う事でベンチウォーマーに降格となった。「壱番から七番までまずいものは1つもない」と土田も絶賛のこのオーダーで、果たして、「ブラックシャーク」に打ち勝つ事は出来るのか!? それにしても、「中井家の食卓」は切羽詰まった状況で無理矢理生み出されるものでなければダメと言うのが、そもそものコンセプトだった筈なのに、目先の勝利の為にそれを覆して、ホイホイと新メニューを開発してしまおうとする姿勢はいかがなものだろうか…。
 
 ところで、攻撃しかないのに、ピッチャーって出番あるの?
 
 
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May 19, 2005 19:44

 変幻自在のパクリ投法を続けていた一球が、土井垣を前にして、いよいよ「真田一球投法」でいく事を宣言。つまり、本当の自分を見せると言うのだ。これに対して、土井垣は「『大甲子園』ではアンダースローだった」(山田の「里中だ」と言うフォローつき)と回想する。「甲子園では…」ではなく「『大甲子園』では…」とか言う辺り、「大甲子園」と「ドカベン プロ野球編」は繋がっていない説を唱える私としては非常に不愉快な描写だが、所詮、これは「ドカベン パロ野球編SS」なのだから、スルーする他あるまい。
 で、一球が見せた本当の自分とやらは、左足でプレートを踏み、手裏剣を投げる様な逆モーション……、つまり、先斗三十郎投法だどこが「真田一球」やねん!またパクリ…どころか、使い回しネタやんけ! とんだスカシネタにガックリきた土井垣は気負って叩き付けてしまう。マウンドの前で高く跳ね上がるも、一球は余裕の大ジャンプでこれを掴み取り、その儘、空中送球。この回もバッテリーだけで打球処理を終えるのだった。
 5回もあえなく三者凡退に終わったスーパースターズだが、6回、先頭打者として打席に入ったサルに対して、一球はただならぬ殺気を覚える。チーム創設時、土井垣が最も期待していたと言う設定が全く生かされていないサルがついに真価を発揮するのか!? 不気味に感じた一球は先斗三十郎投法を辞め、スタンダードな投げ方で真っ向勝負の150kmの速球を投げ込む。ああ、真っ向勝負でこれか…。案の定、全然速い球にも凄い球にも見えない。南波戦の迫力はどこへ行ってしまったのか…。「うおおおお」と言う雄叫びや「150km」と言う実況等、文字によって、無理矢理凄さを表現しようとするのは、画力が落ちている事を自覚しているからなのだろうか…(あるいは手抜き)
 初球は空振りしたサルだが、続く2球目は同じスイングながら、密かにバットを長く持っていた事で九郎のミットに当てるインターフェアを勝ち取り、出塁。してやられた九郎は「思うがままに伸び縮みする如意棒のようだーよ」と漏らす。結局、水島作品において、散々使い回されている打撃妨害ネタに過ぎない訳だが、これで一昨年のキャンプの伏線を消化したつもりなのだろうか。散々引っ張った挙げ句にこれだけ?と言った感が否めないのは言うまでもない。
 続いて、ど真ん中打ち開眼ネタがすっかり忘れ去られている岩鬼は真っ向勝負の一球に対して、ど真ん中なのか悪球なのかはさっぱり分からないが激打するも、センター最深部ギリギリのフライで凡退。左右どちらかに寄っていれば、間違いなくスタンドインと言う打球に「かすっちまった」と悔やむ岩鬼だが、一球は「かすらせた」と、うそぶくのだった。そんな事より、ど真ん中打ち開眼ネタを放置せずにちゃんとやってくれよ! この間にサルはちゃっかり二塁へタッチアップ。
 三盗を警戒する一球は再び、先斗三十郎投法のセットポジション(つまり、二塁への牽制はノーモーションで投げられる)を取って、サルの動きを封じる。しかし、(実際には結構、通用するのだが)変則投法が通じない殿馬にいとも簡単に一、二塁間を破られ、一、三塁。ここで迎えた微笑に対して、一球は「会心の打球は野手の正面に飛ぶ」と言うこれまた使い回し水島理論を駆使し、ど真ん中のストレートをジャストミートさせる事でピッチャーライナーに仕留める。ここで三たび山田を迎えた一球。二塁が空いてはいるが、再び江川学院の中投法で敬遠に走るのか!?  待て、次号。
 二死走者なしの4回に敬遠するくらいなら、むしろ、ここで敬遠しろよ!と言う場面なのだが、どうせ勝負なのだろう。しかも、打たれる…なんて展開では寒過ぎるので、少しは裏切って欲しい所だ。


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May 18, 2005 21:43

 コジローに打ちのめされ、父・茂野に変化球習得に走る時期にきた事を痛感させられたと漏らす吾郎。しかし、茂野はメジャーで4割近い打率を残したコジローに打たれた事イコール、メジャーに通用しない事にはならない,一人の打者に打たれただけで自分のスタイルを簡単に変えてしまおうとするのは結論を急ぎ過ぎていると諭す。何より、簡単にモノに出来る変化球があるなら、今までとっくにやっていただろうと…。そうか? 今まで何度か投げた即興ナマクラ変化球はモノに出来なかったから…とかそういう次元の問題で投げなくなったのとは違う様に思えるのだが…。
 ツーシーム,フォーシーム,カットボールと速球に近い変化球も武器として使える程にはマスター出来なかったと言う吾郎。ジャイロ回転でボールを切る事を体が覚えてしまっている事が、真逆の切り方になる変化球習得の足かせになっており、覚えようとするなら、抜くフォークかチェンジアップ,それ以外はジャイロボールに支障が出てしまうと、マイナーのコーチに言われたとか、右では投げられたチェンジアップが左では全くダメだと癇癪を起こしたり、今までのストーリーを忘れた訳じゃないんだよと言わんばかりのネタが続いた所で根本が登場。松尾さんのフリー打撃に投げろとの事だが、コジローとの敗戦ショックが癒えない吾郎はどうせ打たれるからと、これを拒否。しかし、打たせる為のバッティングピッチャーの名目で来ている吾郎のそんな言い分を根本が認める筈もなかった。落胆の色を隠せない吾郎に対して、根本はコジローをいきなりねじ伏せようとしたのが誤りで、打たれる事で分かる事もあるのだと踏まえた上で松尾さんに投げてみろ、とアドバイスする。
 コジローと比べると、どうにもオーラが足りない松尾さん。終始一貫して、コジローより格下感が拭えない松尾さんの描写にはいたく不満である。150kmの速球は投げるなと早々、茂野に釘を刺されてしまった吾郎は、力をセーブした球でひたすら打ち込まれまくるバッティングピッチャーの仕事をストレスを溜めながらも渋々全うする。そんな中、外角高めの際どい球をボール球と感じて何気なく見送った松尾さんの様子に吾郎は根本のアドバイスから何かを掴みかけるのだった。
 打者の主観による(正規のものとは違う)ストライクゾーンの感覚やコースの好き嫌いを踏まえた上で投げるとかそういう事? コジローの研究をせずに、ただ漠然と際どいコースに投げただけとは言え、完璧に打ち込まれたものが、その程度で立場が逆転する程の切り札にはなりえないよなぁ。この流れでいくと、あくまで緩急を使わずに直球至上主義を貫く雰囲気だけど、それ程の説得力を持たせる答えが果たして、導き出せるのか!?


メジャー 2st.Inning

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May 17, 2005 22:43

 いよいよ始まった世紀の対決「ごはん vs 野球」。「黒ワザごはんオールスターズ」の切り込み隊長として指名されたのは、勝俣が「ごちそう」と絶賛する「壱番セカンド/レトルトハンバーグ残り汁かけごはん(出身:中井家の食卓)」。「絶対に塁に出ると思う」と言う中井の期待を裏切らず、いきなり全員から「○=おいしい」の判定を勝ち取る先頭打者ホームラン! やはり、子供達は(残り汁と言えども)ハンバーグが大好きの様だ。
 一気に流れに乗りたい所で続くバッターは「弐番ショート/らっきょう残り汁かけごはん(出身:勝俣家の食卓)」。中島,勝俣,竹山は絶賛だったが、らっきょうが嫌いな中井は受け付けなかっただけに、子供達に受け入れられるのか心配していたが、その不安が的中。匂いの段階で拒否反応を示す子供達が多く、結局、1人にしか「○」を挙げて貰えず、一死。大人用のラインナップを組んだ事を徐々に後悔し始める。続いて「参番キャッチャー:ツナ缶詰め空き容器ごはん(出身:高木家の食卓[投稿者])。タマネギ系も苦しいか…と言う不安を振り払い、7人が「○」の判定で、二塁打とチャンスを繋ぐ。
 一死二塁で主砲の「四番ファースト/お酢ごはん(出身:中井家の食卓)」を迎え、スタジオは大いに盛り上がる。しかし、らっきょうと言い、これと言い、どうも子供達は酸っぱい系統のものが苦手らしく、「○」を挙げたのは僅かに1人で二死。この唯一、おいしいと思った子はらっきょう残り汁かけごはんでも唯一、「○」を挙げた子だと気付いた土田は「あの子、スタジオ呼んだ方がいいんじゃないですか?」 、……………呼んで、どうする?
 もう後がなくなった所で、勝俣が兄弟と残り汁を奪い合ったと言う「伍番レフト/梅干し残り汁かけごはん(出身:勝俣家の食卓)」が登場。梅干しのおにぎりと同じ様なものだから大丈夫だろう、と期待していた勝俣だったが、これまた酸っぱい系である事に変わりなく、「まずい」以前に口にする事すら放棄する子供達が続出。当然ながら、結果はアウト(「○」は2人だけ)で攻撃終了。折角のスタメンも6番以下は出番すら回ってこなかったのだった。ここでも「あの子」は「○」の判定を出し、中島までが「あの子、ほんまに呼びましょうか」、……………だから、呼んで、どうする? 
 裏の攻撃がないので、逆転される事もないのだが、この試合は黒星との事。打者一巡が目標とか言ってたから、得点云々より、全員に回るかどうかが、勝敗に繋がる様だ。残念ながら、黒星スタートとなった「黒ワザごはんオールスターズ」だが、早くも次の対戦相手が決定していたのだった。
 
続く
 
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May 16, 2005 22:24

「この番組ってスタッフもバカなの?」(by:土田晃之)
 
 話の都合上、番組の内容が前後しているが、ここで中井,勝俣の解説付きで改めてスタメンを発表しよう。BGMは「ゲッターロボ」だ。無闇に熱いぜ!燃える!
 
壱番セカンド/レトルトハンバーグ残り汁かけごはん
(勝俣「いいね〜、これはいいね〜、スターだもんね」)
 
弐番ショート/らっきょう残り汁かけごはん
(中井「この壱・弐番は速いですよ」)
 
参番キャッチャー/ツナ缶詰め空き容器ごはん
四番ファースト/お酢ごはん
(勝俣:「あ〜もうこれが四番にいるだけで安心するね」)
 
伍番レフト/梅干し残り汁かけごはん
六番サード/バターごはん
(勝俣「外人、外人枠だ」 中井「外人ですね」)
 
七番センター/なめ茸空きビンごはん
八番ライト/水かけごはん
(中井「ライパチだな」)
 
九番DH/牛乳砂糖ごはん
ピッチャー/福神漬け残り汁かけごはん
(中井「もうこれは速い。ライアンみたいな感じだな」)
 
「強いと思うよ」
「うん、強いね。下位も強いもんね」
 
 ここで先述の「ごはん vs 野球」のルールを発表されると…。
 
「これ、やっぱりね、『お酢ごはん』は強いっすよ。全部還してくれる」
「あっ、『バターごはん』壱番だったかなぁ」
「結構出れる…。壱番、弐番、参番は出れるんじゃないかなぁ」
 
 例によって、異次元ワールドに中島とゲストの土田は置いてきぼりだ。何で分かんねぇかな〜(^^;)。そして、何点取れるか予想してくれと言う中島の提案にまたまた熱い議論が繰り広げられるのだ。
 
「なめ茸、水かけが弱いとこだよね。2打席目、3打席目に強いタイプだから(1回しか食べて貰えないので不利)」
「意外に1番バッターがホームランも打てるバッターですから1番で1点いっちゃうんじゃないかなっていう…」
「1番、3番、4番で1点は入りますから…、4点ですね、4点!」
「らつきょう、なめ茸、水かけで終わるね」
「意外性のなめ茸がヒットでも打ったら牛乳砂糖ごはんでまた…」
「盛り返しますよ」
「8点、9点とれちゃうよ」
「すごいな、これ」
 
 このノリについていかないと楽しめないと察知し、すかさずスイッチを切り替えて、すっかり異次元ワールドに溶け込んでいる土田は見事だが、依然として、中島はついてこられないのだった…。
 
続く
 
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 折角、10人(?)揃ったんだから、特に意味はないが、DHありで組んでみようぜ〜と無為に完成されたごはん(!)のスターティングメンバー。このおバカなノリをこの番組がただ放置しておく筈もなかった。今回、明かされた衝撃の企画は、「黒ワザごはんベースボール」。端的に言ってしまえば、「ごはん vs 野球」だ。何じゃ、そりゃ〜っ! ルールは以下の通り。
 
・相手チーム9人がスタメン通りに出てくる黒ワザごはんを一斉に食べる。
・5〜6人が「美味しい」と言えば、単打
・7人が「美味しい」と言えば、二塁打
・8人が「美味しい」と言えば、三塁打
・9人全員が「美味しい」と言えば、本塁打
・「美味しい」と言ったのが4人以下ならアウト
・3アウトで試合終了
 
 黒ワザごはんの攻撃が1イニングだけと言う試合(?)なので、一体、どうなったら勝ちでどうなったら負けなのかは、さっぱり分からないが、とにかく何点取れるのかが焦点の様だ。ベースボールの創世以来史上初となるであろうごはんとの勝負に臨んだのは足立区の少年野球チーム「ブラックキラーズ」。花形満のいた「ブラックシャドーズ」っぽくて、ちょっちカッコいい(笑)。中井も勝俣も小2〜小4の男女混合チームと言う低年齢層との対決は構想外(そもそも、どこぞと対決する事自体、構想外だろう。いや、もしかすると、悪の温床・楽天戦は視野に入れていたのか!?)。子供と大人の味覚の違いにより、今回のオーダーが明らかに失敗だったと思い知らされる事になるのだった。
 
続く
 
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May 15, 2005 23:50

 私が毎週、楽しみにしているバラエティ番組の一つに「中井正広のブラックバラエティ」がある。今週のネタが野球絡み(!?)だったので、ちょっと紹介してみるの事。貧乏暮らしで、おかずもない切羽詰まった時に生まれたアイデアごはん料理を次々とあみ出す「中井家の食卓」と言う企画があるのだが、これが10種類揃った所で、突然、中井正広(井の字が違う)が「スターティングメンバー作りたいね」と言い出し、勝俣州和と何やら検討を開始。
 
「3番いいよね、絶対、率稼ぐもんね」
「飛距離あるからね」
「持って生まれての素材があるからね」
「こいつ三振多いけど、一発あるから」
 
 まったくついていけない中島知子は「何の試合がある訳?」「何のラインナップ、これ?」と呆れ返るばかりなのだが、野球好き…特に、野球ゲーム好きの人には、こういう楽しみは結構、分かるんじゃないだろうか。オリジナルチームを作れる野球ゲームとかで、全然野球と関係ないメンバーを勝手に能力付けして、戦力編成してしまうあの感覚だ。で、検討の末、完成したオーダーがこれ…。
 
4 レトルトハンバーグ残り汁かけごはん
6 らっきょう残り汁かけごはん
2 ツナ缶詰め空き容器ごはん
3 お酢ごはん
7 梅干し残り汁かけごはん
5 バターごはん
8 なめ茸空きビンごはん
9 水かけごはん
D 牛乳砂糖ごはん
1 福神漬け残り汁かけごはん
 
「これ強いぜ」
「これだったら悪の温床・楽天より強いと思うよ」
「悪の温床・楽天とやらしてぇよ」
 
 と、悦に入る中井と勝俣の二人に、カンニング竹山さいとうが「もういいだろう!そんなの!」と猛ツッコミを入れて終わったのが先々週…。そして、このスタメンを受けて、今回、驚愕の企画が実現する事になったのだ。
 
続く
 
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 序盤から主導権を握られる苦しい展開ながら、ローズの幸運なタイムリーで勝ち越すや、一気に突き放しての逆転勝ちを果たした巨人。お立ち台には、2番にスタメン起用されて4安打と気を吐いた矢野が登場したのだが、この矢野のコメントが良かった。
 
 「二番を任されたのだから、どんな形でもクリーンアップに繋ぎたかった」
 「凡退しても何とか走者を進めたかった」
 
 やはり、二番を打つヤツはこうでなくちゃいけねぇよ! 意味のない凡打を連発する怒濤のチャンスブレイクで七番に下ろされたあの男にはこの矢野の謙虚なコメントを噛みしめて欲しいものだ。矢野は今年で3年目。名手・川相と同僚だったのは最初の1年だけだ。しかも、矢野の1年目は殆ど二軍暮らしだったのだから、一体、どれ程、川相と接する事が出来たのやら…。しかし、二番打者の心得はしっかり矢野に注入されていたのだ。恐らく、川相が直々に教える機会は殆どなかった事だろう。「あの男は全然二番打者としてなってないよなぁ。史上最高二番打者・川相さんの一挙手一投足を見て糧にすれば、あの男を出し抜くチャンスはきっと来る筈だ」と、矢野自身が川相から間接的に学んだ可能性の方が高いのではなかろうか。
 今回、ハマったこの清水,矢野の1,2番はなかなかいい。うまく機能していると言う意味でも勿論そうなのだが、金満大補強による一発依存野球の巨人っぽくない所が実にいい。マッスル千代の富士が復帰し、交流戦も終わってしまったら、実現不可になってしまうのが残念だ。ショート転向…とは、流石に簡単にはいかないよなぁ。それにしても、春風亭半ケツは相変わらず、哀れなくらい勝ち運がないねぇ。川相を信奉する真田に2年ぶりの白星がついたのは嬉しいが…。
 
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May 14, 2005 21:11

 オープン戦の最終登板以外はまずまずの投球を見せ、復活の予兆を感じさせながら、開幕直前に突然、西武への島流しに遭った河原。しかし、交換相手の後藤光が0勝2敗 防御率7.62の乱調で二軍落ちしているのに対して、河原はまだ1勝しかしていないものの、30回2/3で、防御率3.23とまずまずの投球内容で先発ローテーションを守り続けている。あくまで現時点を見る限りでは、巨人にとって、このトレードは間違いなく失敗だったと言えよう
 昨年までなら別のリーグへ飛ばされた段階で古巣にリベンジを果たすチャンスは日本シリーズくらいしかないのだが、今年から始まった交流戦の開催により、河原の復讐の機会はトレードから僅か1ヶ月半後に訪れる事となった。3月まで共にオープン戦を戦っていた河原が理不尽な電撃トレード後も頑張っている事を巨人ナインも嬉しく思っている事だろう。しかし、それどころではない悪太郎は打倒・河原へ執念を燃やしていた事は想像に難くなく、そんな悪太郎の執念が乗り移ったのか、はたまたポケットマネーで河原打倒ボーナスでも提唱されたのか、あるいは河原を打ち込まないと後々、嫌味が炸裂すると煙たがったのか、巨人は2回までに5点を奪う猛攻を見せる。
 KO寸前の河原だったが、この儘、降りる訳にはいかないとばかりに、3回以降は立ち直り、6回まで追加点を与えない粘りの投球を展開。そんな河原に何とか勝たせてやりたいと西武打線が一発攻勢で5点を取り返し、河原の黒星は消滅。結局、河原は6回限りでお役御免となり、勝敗はつかず。序盤こそ不甲斐なかったものの、トータルではそれなりの結果を出した河原は一応、悪太郎を見返したと言えるだろうか。巨人との次の3連戦は6月10日から。週末にカードが組まれているので、順調にいけば、また直接対決の可能性は高そうだ。今度は正真正銘のリベンジを果たして欲しいものである。

またも勝ち負けなし・・・って今日はしょうがないか。  河原純一選手と共に苦難を乗り越えてゆくブログ

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May 13, 2005 23:44

【西武6−1巨人】
清水の一発で辛くも回避したものの、オツの前にあわやノーヒットノーラン負けの巨人。これ程、壊滅的な状況下、いっその事、ノーヒットノーランくらい食らって落ちる所まで落ちた方が巨人の為の様な気がしないでもないのだが…。それにしても、9回二死からの快挙失敗が2度目とは、オツも運がないね。西武は4連勝で貯金1。やはり、ジワジワと上がってきた。巨人は一体いつになったら上向きになるのやら…。
 
【中日2−5ソフトバンク】
またも川相はフル欠場。今季無失点だった守護神・岩瀬が3連打を浴びて、負け投手となり、これで交流戦は1勝6敗で首位陥落の危機が迫ってきた。だから、早く川相を使えっつーの!
 
【阪神9−1悪の温床・楽天】
待望の復刻ユニフォーム見参! 阪神はこのユニフォームの方がいいと思うなぁ。虎なんだから、黄色がある方がそれらしいやろ。交流戦のホームゲームオンリーなどと言わずに、本格的に復活させて欲しいものだ。伝統を感じさせた阪神の前に悪の温床・楽天は惨敗。先発・一場はとうとう6連敗。一体、どこまで連敗を伸ばすのか!?
 
【日本ハム1−13日本ハム】
ハマのチンピラが投げる時は打線が沈黙するジンクスにあやかろうとしたヒゲ入来だったが、メッタ打ち。2番手・押本も続けて火だるまに遭い、日本ハムは5連敗。この儘、Bクラスに入り浸りそうで心配だ。
 
【偽バファローズ3−2広島】
交流戦に入ってから、連日、投手戦を繰り広げる広島。この日も小山田が10回完投を果たすも、最後は後藤の一発でサヨナラ負け。破戒僧・清原の強襲を恐れて、サーパスに疎開した山口に代わる暫定守護神・大久保は3年ぶりの白星をゲット。
 
【ロッテ0−1ヤクルト】
好調だった打線が19イニング無得点で連夜の完封負け。清水は前回の小林雅のリリーフ失敗に続き、この日も好投虚しく白星を逃す事に…。勢いが止まりかけているロッテ。投手陣はきっちりと役目を果たしているので、ズルズルとは行かないと思うのだが…。

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May 12, 2005 22:42

 二塁ベースを踏み忘れたと言う殿馬のアピールでアウトを宣告された一球だったが、猛然と二塁塁審の元へ駆け寄ると、二塁ベースについた黒い染みを指摘。ベース際が速くて踏んでいないと錯覚される為、スパイクの先端に墨のついた袋をつけており、それが証拠に全てのベースに黒い染みが付いていると言う一球の抗議により、再度判定は覆り、ランニングホームランが認められる事に…。おのれはそんな理由で共有物にいちいち染みを付けるのかよ! ボールと違って、ホイホイと取り替える様ものでもないベースを塁に出る度に故意に汚すなんて行為は許される事なのだろうか…などと心配してしまう辺り、私はつくづく貧乏性だな。それにしても、あの説明からすると、一球はベースを踏んでいるのではなく、足を蹴り上げてから踏み込むまでの動作中にベースの隅に先端を掠らせて走っていると言う事になる。全ての塁でそんな事をスピードを落とさずにやるなんてのは超人的な所業だ。もう片方の足の踏み場所も限定されるし、自然な足の運びで確実に掠らせるのは、たとえ、歩きながらやったとしても、かなり難しい。まぁ、どうせ、一球は常人じゃないから…と言う事で全て片付けられてしまうのだろうな…。しかし、そんな事よりも、一球のプレーに殿馬がまるで気付けていなかった事の方が大ショックだ
 殿馬ショックは更に続く。直後の4回、スーパースターズの先頭打者は奇しくも殿馬から。これに対して、一球はヘルメットを目深に被って左目を隠し、白新高校の不知火投法を宣言。アイアンドッグスではなく、あえて白新時代にした必然性を勘繰った山田達だが、既に、左目を隠す事を忘れてしまっている一球が投げたのは、白新時代である根拠は何一つもないただの超遅球。大体、白新時代の不知火は殿馬にはしてやられまくってる訳で、あえて選ぶ理由が全く感じられない。もうこの訳の分からない影武者戦法は終わりにしてくれないものか…。さて、この超遅球に対して、殿馬はグリップエンドでのセーフティバントを試みるも、これを完全に読んでいた一球は鋭いダッシュでスライディングキャッチし、一塁で刺すのだった。ああ、いよいよ殿馬までがシメられ始めたよ。滞空時間の長い超遅球の間に、一球の猛ダッシュしてくる動きに気付きもせずに無為にバントしてしまうなんて、一体どうしちまったんだ、殿馬!? 続く微笑に対しては、南海権佐投法を宣言する一球。真似する価値のないモチーフに呆れ返る微笑だったが、一球の投じた大リーグボール1号によって、よけたバットに当てられてしまい、ピッチャーフライ。権佐はああ見えても制球力はあるんだよな。ストライクはきっちり入れられるし、ビーンボールもよけなければ確実に当たる所へ投げ込めるし…。無手勝流とうそぶく一球だったが、当然、これもビーンボールだった訳だ。「巨人の星」理論で言えば、バットを狙っているのでビーンボールでない事になるのだが、水島新司は「巨人の星」否定論者だった筈だ。いいのか!? もうこの訳の分からない影武者戦法は終わりにしてくれないものか…。
 山田に対しては、これまたアイアンドッグスではなく、江川学院時代の中。岩鬼の「また左か!」と言うツッコミに対して、「左の中じゃない。5打席連続敬遠の中だ」などと、訳の分からない事をぬかした一球は二死走者なしで山田を敬遠。5打席連続敬遠の中だと、何故、右投げでいいのか、全く意味が分からない。もうこの訳の分からない影武者戦法は終わりにしてくれないものか…。
 目の前で無為に敬遠されて燃える土井垣に対して、一球はついに真田一球として勝負する事を宣言。いよいよベールを脱ごうと言う相手が何故、山田ではなく、土井垣なのかが、さっぱり分からない。警戒しているのは岩鬼だけ…とか言う伏線もすっかり忘れ去られているし…。まぁ、とりあえず、訳の分からない影武者戦法はこれで打ち止めの様だ。一球の真価と言うと、個人的には「一球さん」の南波戦での初回の投球に尽きる。あの一球の迫力は凄かった。いちいち誰かに「凄い」などと言わせなくても、凄いと思わせる球を描けたんだよな、あの頃は…。次回、どれ程、「劇中で凄いらしい球」を投げても、きっとそうは見えないんだろうなぁ(T_T)。
 そういえば、悪の温床・楽天ベンチにいる謎のメガネ男だが、山下コーチが彼に対して「監督…」と漏らした事により、どうやら田尾らしい事が判明。な、なにぃ〜っ、まさか田尾だったとは〜っ!? てっきりオリジナルキャラだとばかり…
 
【謎のメガネ男編】  完
 


ドカベン スーパースターズ編 7 (7)

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May 11, 2005 21:07

 予想だにしない展開でコジローとの対戦の機会を得た吾郎。いきなりの指名に肩が出来てないとわめく吾郎に対して、コジローは「10球で肩を作れ。根本さんは10球で肩が作れる。それがバッティングピッチャーだ」と挑発。バッティングピッチャーと言う名目で来ているとは言え、それが本職な訳ではないのだから、そんな部分で遅れを取っても、何ら問題はない筈なのだが、吾郎はまんまと乗せられ、急ピッチでウォーミングアップを開始。まぁ、元々、肩が出来るのが早い吾郎には何ら支障はなかったが…。
 いよいよ対決と言う所で吾郎は「3打席勝負で1安打ならコジローの勝ちだが、無安打なら吾郎の勝ちとして、大木監督に推薦しろ」と、一方的に勝負のルールを設定。勝利条件は2安打でもいいのだが…と不敵な笑みを浮かべるコジローに対して、吾郎はインローの際どい所へ渾身のストレート。これをいともたやすく弾き返したコジローの打球は吾郎の前に立ててあった防球ネットを直撃する痛烈なライナーに。完全に打ち勝っているにも拘わらず、ピッチャーライナー(凡打)でいいとコジローは余裕の表情を浮かべる。たった1球で簡単に合わされた事に動揺しながら、2打席目に挑んだ吾郎だが、今度は文句なしのレフト前ヒットを浴び、予想通りの完敗に終わった。
 コジロー曰く、根本は色々な球種を色々な投手のタイミングで自在に配球出来るテクニックを持ち、実戦の感覚を呼び起こしながら気持ちよく打たせてくれる生きた球の持ち主。一方、吾郎のボールは何球打ち返しても練習する価値のないバッティングマシンのごとき死んだ球だと言うのだ。いくら100マイルの球でコーナーをつこうとも、単調な吾郎の投球は少しも怖くないと…。「3Aでそこそこ活躍した嫌でも耳に入ってくる」程度の投手の球について、よく知ってるな、コジロー。やっぱり、密かにチェックしとったんやないけ。茫然自失の吾郎は慰めにやってきた茂野に対して、変化球習得の必要性を漏らすのだった。
 ちょっと待て…、ストレート一本で通用する術はないから、変化球を織り交ぜなくてはならない…なんて話は三船リトル時代にとっくにやってる筈なんだが、今更になって、原点回帰ですか? 真っ直ぐだけでいいのか?と言うテーマは「MAJOR」において、度々触れられているのだが、ストレートのみの限界を痛感し、打者を空振りさせる程、落差のあるチェンジアップを会得したリトル時代の話は、サウスポーになって以降は「なかったもの」として、最後までストレート至上主義の儘、突き進むのかと思っていた。ジャイロボールも変化球の代替にあたる武器なのかと思っていたのだが、今やすっかり忘れ去られているなぁ。決定的なのは、3Aのキャンプ時だろう。メジャーの大エースから、変化球に走るよりも、四隅を絶妙につける精密なコントロールの伴った速球の習得を目指せと言われたあの話だ。それを身につけた事により、制球と言うリミッターを外した時には100マイル超の球を投げ込める様になったと言うのに、ここへ来て、こういう展開になると、その辺のエピソードがもう台無し。ギブソンJrも一気にザコへと格下げされた感じで何だか哀れだね
 さて、果たして、この後、吾郎はこの期に及んで変化球に手を出してしまうのか、はたまた、茂野に喝を入れられてしまい、更なるストレートの進化を目指すのか…!? 後者はもうありえないだろうと言う所まで進化してるので流石に無理がある様に思うのだが、今更、前者ってのも、やはり、釈然としないねぇ。しかも、その習得する変化球がまたチェンジアップだったりしたら、やってられないぞ…(+_+)。その際の師匠はいかにも根本さんな臭いがプンプンだ。


メジャー 1st.Inning

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May 10, 2005 22:37

【巨人2−1偽バファローズ】
好投・川越に代打を送って失敗したばかりか、川越に代わる2番手・加藤が決勝打を浴びると言う最悪の展開。まぁ、セ・リーグではこんな事はよくある訳だが、仰木さんにしてセ・リーグ野球には対応しきれないのか…などと言われてしまうのは、仰木さんが知将が故か。しかし、持久戦に不利なのは巨人なのだから、川越交代はちょっと早計だった様に思うなぁ。
 
【西武2−1中日】
DH制の上、森野がベンチだと言うのに、名手・川相はまたもフル欠場と言う落合監督のオレ流大チョンボ采配が大炸裂。山本昌は頑張ったのに、川相不在の打線はスミ1に終わり、結局、サヨナラ負け。ああ、何て可哀想な山本昌。200勝出来なかったら、みんな落合監督のオレ流大チョンボ采配のせい…なんて事になりかねないぞ、こんな事やってると…。早く、川相を出せ!
 
【ヤクルト4−2日本ハム】
稲葉の古巣からの一発もSHINJOの大悪送球で台無し。中井美穂の旦那が睾丸打撲から復帰,石井−五十嵐の必勝リレーも復活するなど、本来の布陣が整いつつあるヤクルト。今年も不気味に白星を重ねそうな嫌〜なチームだね。
 
【悪の温床・楽天2−9横浜】
弱小球団・巨人ごときに勝った程度で勢いがつく筈もなく、中盤まで粘っても突然の大量失点で突き放される恒例のパターンで大惨敗を喫した悪の温床・楽天。吉岡だの飯田だのとベテラン陣を再昇格させたので、また悪の舞の海こと三木谷オーナーが何かとイチャモンをつけてきそうだ
 
【ロッテ3−0阪神】
ロッテ、強ぇ〜。序盤に試合を崩さず、先発投手がきっちり白星を掴むと言うのはこの上ない強みだなぁ。それにしても、4,5番が猛打賞で完封食らっちゃいかんだろ、阪神…。
 
【ソフトバンク1−2広島】
いずれも完投能力の高い黒田,杉内の両先発の投げ合いは圧巻。ラロッカのソロ2発に沈んだ杉内は月間MVP取った矢先の今季初黒星となってしまったが、その投球内容は責めようがないだろう。それ以上に黒田が頑張ったと言う事だ。

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May 09, 2005 23:35

 「シンフォニック=レイン」愛蔵版が6月に発売される予定らしい事を今更ながらに知った。書き下ろし小説が読める小冊子,別売だった「デジタルピクチャーコレクション」に新作壁紙等を足したものが付く他、新たな画面効果が加えられるとか…。新たな画面効果と言うのは一体、何なのだろう? 修正パッチでカレンダー効果に変化が起きたアレみたいな演出の変化なのか、音楽パートでフォーニ版「空の向こうに」みたいな動きがそれぞれの曲につくのか? 新シナリオが挿入されると言った情報はないけれど、下手に蛇足になってしまう様なシナリオが入るのも怖いので、あまり多くは望むまい。新曲の追加は永遠に叶わない願いなので、無理としても、せめて既存の曲に関して演奏する部分の変更とかやってくれると、結構、嬉しいのだけど…。こんなにピアノっぽく弾ける曲なのにパーカッションばっかりや〜、なんて時はガックリ来たしなぁ。ハードモードも使用キー増えただけで、弾いてる音はまるっきり同じなのも、不満だったので…。
 限定版を購入した身ではあるが、「DPC」は未だに入手出来てないし、迷わず買ってしまう事だろうなぁ。期待大!と言う程の代物ではないけれど、ささやかな喜びを与えてくれるだけで嬉しくなってしまう。やはり、このゲームは私にとっては特別な存在なのだ。今日は野球ネタが乏しいからと片手間に書いているので、この辺で締めるとして、このゲームに関しては機会があったら、ちゃんと書いてみたいものである。愛蔵版買ったら、当然、またプレーし直すだろうし…。
 
 ところで、隠し曲であるフォーニ版「空の向こうに」は演奏出来るのに、何故か「涙がほおを流れても」の方は出てこないのですが、どなたか原因分かりませんかねぇ?(T_T)


シンフォニック=レイン DVD初回限定版

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May 08, 2005 21:31

 泥沼最下位決戦の第3戦。この日の両先発は巨人が春風亭半ケツ,悪の温床・楽天が岩隈。昨年、合併と言う名の理不尽な吸収により、愛着ある近鉄を消滅させられて怒り心頭の岩隈が偽バファローズの残留をゴネまくったのは記憶に新しい所。プロテクトしたにも拘わらず、残留を拒否された偽バファローズは15勝2敗のエースを同一リーグの悪の温床・楽天へ無償放出する事は多大な損失であるとして、巨人・春風亭半ケツとの交換トレードを画策。この噂を聞いた春風亭半ケツが「一選手のワガママでとばっちりを受けるのは納得がいかない」と球団に猛反発。この春風亭半ケツ発言の効果は絶大で、「他人に迷惑をかけるワガママ男」呼ばわりされてしまった事により、ますます態度を硬化させた岩隈は偽バファローズにだけ迷惑をかける悪の温床・楽天行きを熱望する事となり、薮蛇となった偽バファローズは結局、その希望を飲まざるをえなくなった訳だ。合併後に移籍出来ると言う約定を取り付けていたにも拘わらず、裏切られてゴネた岩隈と、球団から言われてもいないトレードに対して一方的に拒否を図った春風亭半ケツと、どちらがワガママは置いておくとして、春風亭半ケツの矛先は岩隈ではなく、偽バファローズに向けるべきだったのは確かであり、岩隈にとっても、いい迷惑としか言いようのない一件だった。
 そんな因縁ある二人だが、岩隈は弱体球団である事を抜きにした大乱調が続き、4月1日以来白星から遠ざかっており、春風亭半ケツに至っては今季未だに白星なしと、いずれも奮わない成績の儘の対決とあって、果たして、因縁の事など気にしている余裕があったかは定かではない。不調とは言え、岩隈相手とあっては、殆ど点はやれないと言う意識があったであろう春風亭半ケツだが、いきなり初回に先制されると、2回には自ら野選を犯した末に2失点。5回にも1点を許し、結局、7回4失点で降板と、またも白星ならず。一方、岩隈は本来のキレのある投球が復活し、1本の長打も許さずに1失点完投勝利。
 結局、因縁対決と注目していたのは外野だけで、さしたる見所もない儘、終わってしまった格好。巨人はセ・リーグ史上初めて悪の温床・楽天に敗れた球団と言う悪夢の歴史を刻んでしまう事となった。因縁対決と言えば、13日からは西武との3連戦が控えており、順当に行けば、島流しにした河原との対決がほぼ確実。ここでも巨人は苦渋を舐める事になりそうな予感が大いに漂っている。 

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May 07, 2005 22:43

 ぶっちぎりの最下位を驀進中でとてもファンサービスなどしている余裕はない筈の巨人と悪の温床・楽天だが、この日の両先発は野間口,一場と示し合わせたかの様に因縁のルーキー対決となった。今更、改めて言うまでもない事だが、一場は裏金授与の発覚により、確実視されていた自由獲得枠での巨人入りを取り消された選手であり、対する野間口は予定通りに自由獲得枠で巨人入りした選手だ。
 昨年の今頃は、ドラフトの目玉トップ2と言われた黄金ルーキーだが、野間口は故障による調整不足から開幕二軍を強いられ、先日、ようやく掴んだブロ初マウンドで4失点ながらも降雨コールドと言う幸運な白星をゲット。一方、一場は裏金問題の責任を取る形で明大野球部を早々と退部した影響が少なからずあったのか、これまたキャンプでは光るものを残せず、チーム事情からローテ入りしてはいるものの、弱体球団に所属する不幸もあり、ここまで4連敗。いずれもとても黄金ルーキーとは思えない状態の儘、初対決を迎える事となった。
 それ故か息詰まる投手戦など期待出来よう筈もなく、野間口はいきなり2ランを被弾するなど、2回までに4失点。一方、一場も3回までに3発浴びて6失点と散々な内容。これは5回を終える前に双方ともマウンドから姿を消してしまうのでは?と思われたが、中盤は一転して白熱した投手戦が展開された。一場は4〜6回までパーフェクト,野間口もその間、1安打に抑える力投。
 終盤力尽きた一場は7,8回に1点ずつ失ってKOとなり、開幕5連敗。野間口は8回まで追加点を許さずに2勝目と対照的な結果となったが、今後、球界を背負って立つであろう若き二人に秘められた資質の片鱗を少しは見せて貰えたかもしれない。再び相見える時には今度こそ1点を争う投手戦を演じて欲しいものである。

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May 06, 2005 23:42

 パ・リーグ陣営が待望してやまなかった交流戦がいよいよ始まった。個人的にはさして感慨もないのだが、とりあえずの注目点は、セ・リーグ球団がDH制を使う時,パ・リーグ球団がDH制を使わない時のオーダーがどうなるのか?と言う事。
 
【巨人】
マッスル千代の富士の登録抹消により、前日、大幅にオーダーを変更。矢野がスタメンで出ていた辺り、キャプラーはDH制でも干されるのでは?と心配していたら、案の定。この日は矢野ではなく、斉藤が入り、キャプラーはまたもベンチ。DHは誰になるやらと思えば、破戒僧・清原で、一塁には江藤…ではなくソーサ元木が入った。若大将・原政権で開花したかに見えながら、再び地に潜ってしまった斉藤だが、この日、いきなり3安打の活躍。再浮上して欲しい選手なので、頑張って欲しいものだ。…が、巻き返しの機会を奪われる一方のキャプラーには気の毒な限り。これ程、干すくらいなら、とっとと清水を出しておけよ!と言わずにはいられない。オーダーの話とは全く関係ないが、相変わらず、投手陣がドタバタしており、最弱球団である悪の温床・楽天相手に大苦戦する様は見ていて、実に歯痒いモノがあった。
 
【中日】
よりにもよって、このタイミングでT.ウッズが藤井殴打事件で10試合出場停止。一塁は渡辺だろうけど、DHに森野を回し、名手・川相を三塁でスタメン起用する絶好の機会だな…と大いに期待したのだが、落合監督のオレ流大チョンボ采配に見事に裏切られた。高橋光が4番DHって、何じゃ、そりゃ! 挙げ句の果てに今季初の完封負け…。この期に及んで川相を使わないのだから、同情の余地など一切ない!
 
【阪神】
守備編成はその儘に、右肩の脱臼で苦しんでいた浜中がDHとして一軍復帰と、綺麗に収まった。その浜中は見事に決勝二塁打を放ち、期待に応える。度重なる故障で開花しきれないでいた浜中だが、交流戦をきっかけに完全復活を目指して欲しい所だ。
 
【西武】
カブレラが故障し、交流戦を視野に入れたフェルナンデスの一塁,中村の三塁起用が前日、大当たりし、この日もそれを続行。DHだった栗山を外野に回し、高山を外すと言う当たり障りのないオーダーで3戦連続の2桁得点。カブレラのスタメン復帰の際、再び三塁に戻るであろうフェルナンデスによって、2戦で3発の中村が干されてしまうのかが気になる所。
 
【ロッテ】
DHだったベニー松山が外野に…。ここは元々、日替わりオーダーな感があるので、その余波で誰が落ちた…とは言いづらい。この日は李がスタメン復帰で大塚,サブローがベンチ。今は大塚を積極的に使って欲しいなぁ。ハマのチンピラ相手に僅か3安打に抑え込まれた挙げ句のサヨナラ負けはオーダーと言うより、弁当の呪いの可能性が…(^^;)。
 
【ソフトバンク】
残念ながら雨天中止。噂ではズレータが一塁の儘で、松中が外野に回るとか…。外されるのは大村だろうか?

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May 05, 2005 23:38

 当ブログの名前は大学時代の仲間とやっている疑似ドラフトシミュレーション「ファンタジーリーグ」において、今年から変更した私のチーム名から取っているのだが(因みに、本館は昨年までのチーム名)、そもそもは、私が敬愛するシンガーソングライター・岡崎律子さん(故人)のアルバム名及びファンクラブ名が由来となっている。たまに、当ブログへ「Ritzberry Fields」と言う検索ワードで来られる方がいらっしゃるのだけど、恐らく、検索対象は岡崎さん関連の事である筈なので、ちょっと申し訳ない気分に…。
 岡崎さんの独特のウィスパーボイスから紡がれる柔らかな優しい歌声と、情愛溢れる楽曲が私はとても好きだった。昨年の突然の訃報は、とてもにわかには信じられなかった。何せ、そのほぼ1ヶ月前に岡崎さんが日向めぐみ嬢と組んでいたユニット・メロキュアのインストアライブに行ったばかり。何だか痩せ細った印象はあったものの、「6月に新アルバムを出す」とか「今年は100曲作るのが目標」とかアクティブな発言が多かったし、まさかスキルス性の胃ガンに犯されていたなんて、その時は夢にも思わなかった。思えば、あれは病魔になんて負けはしないと言う彼女の強い意志の表れだったのかもしれない。聞く所によると、命が燃え尽きるギリギリまで岡崎さんは音楽活動に打ち込んでいたとの事。日頃、先約は冠婚葬祭,仕事以外の理由では決して破らない私がそのポリシーを破ってまで見に行ったライブだったのだが、本当に行って良かったと改めて思う。もし、行かないでいたら、きっといつまでもいつまでも後悔した事だろう。
 そんな岡崎さんの一周忌である本日、新たなアルバムLove & Life 〜private works 1999-2001〜」が発売になったので紹介したいと思う。1999年〜2001年までの間、自身のファンクラブの為に制作した3枚のプライベートCD計11曲をまとめた他、今までのアルバムに未収録の4曲をプラス。更に、CD−EXTRA仕様の映像特典として、プロモーションビデオも収録されており、岡崎律子ファンが待ち焦がれた一品。岡崎さんを全く知らない人は、やっぱり手が出しづらいかもしれないけれど、もし、機会があったら是非とも、聞いて頂きたいものである。他のアルバムでもレンタルでもいいので、少しでも多くの人が彼女の歌に触れてくれたら嬉しいなぁ…。
 
 


Love & Life 〜private works 1999-2001〜

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May 04, 2005 23:56

 上原がプロ入りワーストとなる8失点KOで大惨敗。虚弱極まりないG投において、唯一、勝ちが期待出来る男の惨状はチームに大きなダメージを与えた。岩隈の不振で黒星街道を驀進し始めた悪の温床・楽天の様になりかねない大きな一敗だ。しかも、マッスル千代の富士が右肩の肉離れで登録抹消が確定気味。破戒僧・清原も緊急入院と、攻撃力も落ちる一方。
 現時点で93敗ペースと、最早、悪の温床・楽天の事などバカにしていられないくらい壊滅的な状況に悪太郎にも緊張の色が走っている。「シーズン途中に解雇された監督」,「一度も優勝出来ない儘、終わった監督」と言ういずれも球団史上誰一人としていない不名誉を背負いかねないのだ。そして、何より、球団史上唯一の最下位と言う茂雄最大の黒歴史をも薄めてしまう可能性まで出てきた。これはまずい…。
 この最悪のチーム状況で迎える交流戦の最初の相手が悪の温床・楽天と言うのは不幸中の幸いだが、今の巨人では悪の温床・楽天相手ですら負け越してしまうのでは?と疑ってしまう。やはり、中日に8億払ってでも、名手・川相を取り返さなくてはいけない時期に来たのではなかろうか…
 
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May 03, 2005 23:26

 川相ファンならば、絶対持っておきたい4大聖書の紹介もいよいよラストの4冊目。今回、紹介するのは、今年3月に発刊になったばかりの「明日への送りバント」(川相昌弘著/KKベストセラーズ)。そう、満を持して登場した川相昌弘初の著書である。系統としては「背番号0闘志∞」に近い。生誕から1994年までの事を客観的に書かれた「背番号〜」に対して、こちらは昨年に至るまでの川相の歴史を川相自身の主観で書いたものと言った所だろうか。
 現役選手である為、書けない事があるのか、単に、川相の人間性がでか過ぎて、寛容に構えているからなのか、あまりヤバい事は書かれていない。悪太郎・堀内の殴打事件に関しても、あっさりとしたものである。「ベンチに追いやろうとする大勢への反抗心で闘志が燃え上がった」などと言った描写もあるのだが、恨み言など一切吐かない清々しさは流石に、川相である。川相はそれでいいのだ。恨み言など、我々ファンがいくらでも言ってあげるから…。注目すべき箇所はやはり、2003年の引退騒動に関する話と、中日へ移籍してからの事だろうか。中日移籍後の話は思ったより、多くのページを裂いていて、かなり楽しめた。しかし、これを読むにつけ、何でこんな偉大な男を巨人はむざむざ飼い殺し、放出してしまう様な愚行を犯してしまったのか…、と改めて痛感させられる。
 また、家族愛溢れる川相だけに、長年のプロ生活を支えてくれた家族、特に秀美夫人への感謝の気持ちが随所に綴られている。最後の最後でまたこっ恥ずかしい事を臆面もなく書いちゃうんだ、この人は…。読んでるこっちが照れるがな…。これも無垢な川相ファン向けの一冊だろう。毒々しい内容は期待してはいけない代物だ。これでとりあえず、打ち止めとなった必携聖書だが、今後も更なる聖書の登場を期待したい所だ。川相のオヤジギャグ総集編…なんてのでも、私は買ってしまいそうだが…(笑)。

 
明日への送りバント―一つ一つの積み重ねが人生の宝物になる

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