August 10, 2005 22:38

 実力不足を自覚して、サッサと合宿を引き上げた吾郎。大木監督には挨拶をして行った様だが、自分には一言もなく去っていた事に父・茂野は憤慨する。「自信過剰のマイナーリーガーも尻尾巻いて逃げ帰った」(ガッツ・笠原)だの、「KO寸前だった」(ハマのスペランカー・三田村)だのと、代表メンバーから散々な言われ様の吾郎だったが、松尾は「お前らにはそう見えたか?」と、寿也が吾郎の去り際に行った事と寸分変わらぬ説明で吾郎の投球内容を振り返る。それは松尾が謙虚なだけだとでも勘違いしているのか、二人は「他の球場だったらホームランですよ」(これって、フォローになってるのか?),「芯を外して、あそこまで飛ばすなんて、さすが、松尾さん」と持てはやすも、あの大飛球を飛ばした時、松尾は紛れもなく芯で捉えたにも拘わらず、バットを折られていたのだった。
 一方、翌日はバレンタインだと言うのに、彼氏(の筈)の吾郎は沖縄へ行ってしまっている上、風邪で寝込んでしまうなど、すっかりブルーな清水。両親は旅行へ行ってしまい、大河も留守と言うベタな状況の中、突然、吾郎が訪問してくる。合宿での経緯を話した吾郎はメジャーのキャンプ参加の準備の為、明後日にも渡米する予定で、せめて今日くらい…と遊びに来たらしい(つまり、バレンタインの事など全く頭にない模様)。「それなら、なおさら風邪がうつるといけない」と言う社交辞令を真に受ける様にあっさり出て行ってしまった吾郎に本当に自分の事が好きなのか、またまた不安に駆られてしまう清水。しかし、吾郎は清水の為に風邪薬と果物を買いに行っていたのだった。看病してくれた上、風邪がうつる事も気にせずに側にいてくれる吾郎に改めて惚れ直してしまった清水は吾郎を応援すべく共に渡米する事を決意する。
 
 先週は見事な噛ませ犬っぷりを演じ、大暴落した株を引き上げようと必死のはなわ…もとい、松尾。勝者を貶めると敗者はもっと惨めになると言う事くらいは分かっている様だが、自分への評価が下がりかねないので、芯で捉えていた事は笠原,三田村には伏せておいた模様。この二人に吾郎の評価を見直させた所で何の得もないしな…。きっとコジローには、しっかりバレてるだろうけど…。三田村はともかく、笠原がこんな軽薄で見る目のない選手に描かれてしまうと、何だか鬱だねぇ。きっとこいつも小笠原じゃなくて、また別の奴がモデルなんだろう。それにしても、清水はホント、吾郎の他意のないアプローチに弱いねぇ。体温計るのに額くっつけられただけでイチコロとは…。それでいて吾郎の方は全然ドキドキしてない辺り、恋人同士になった筈なのに、立ち位置が以前と全く変わってない。まぁ、この二人はこれでいいと思うのだが…。渡米に同伴する強行手段に打って出た清水だが、果たして、進展はあるのか!? たまには清水効果で活躍する吾郎とか見てみたいものよ…。清水が渡米すると言う事で、舞台は再びアメリカになる様だが、日本代表の件で来週に引いている辺り、やはり、吾郎の代表入りの可能性は消えていない模様。既に、吾郎は野呂とコジローには一目置かれてる訳だし、今回の内容から察するに松尾からも推薦がありそうな気配がプンプン…。正式メンバーが決まった日本代表がアメリカに乗り込んでくるも、そこで眉村がケガを負ってしまい、急遽、吾郎が駆り出される…なんて展開を予想してみるの事。ケガするのは野呂かもなぁ。
 

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August 09, 2005 06:55

 郵政民営化法案が否決された小泉は衆議院解散の強行手段に打って出た。自らをガリレオ・ガリレイになぞらえて、一旦、否決されようとも、意地でも郵政民営化を実現させてみせると言う姿勢を露わにした…つもりの様だが、小泉はガリレオについて大きな勘違いをしていると思われる。ガリレオは地動説を否定された裁判において、天動説を認めないと命も危うくなる状況に追い込まれながら、それでもなお命を懸けて地動説を主張して男を貫いた…のではなく、結局、命惜しさに天動説を認めてしまった小心者(と言っては可哀想だが)であり、裁判が終わった後、何ら咎められる訳でもない場所でコソッと「それでも地球は動く」と漏らしたに過ぎないのだ。つまり、これになぞらえると言う事は小泉は総選挙をかました所で郵政民営化法案の否決は免れず、退陣後にマスコミもいない所で負け惜しみの様に「それでも郵政民営化…」と呟くぜ〜っ!と声高々と主張した事になるのでは…? あるいは政治家生命を断たれる事を恐れて、反対派の軍門に自ら下り、郵政民営化法案を(本心でなかろうと公には)否定する方針を示したとか…。いずれにしろ、現段階で小泉がそんな事を考えてる筈がない訳で、よく知らない人の事を偉そうに例えるのは恥ずかしいよ…と言うお話。「郵政民営化は断じて間違っていない。今はダメでも地動説の様にきっと後々認められる様になると信じている…」とか言う物言いなら、納得はいかんでもないが(これだと、退陣を余儀なくされた時の台詞っぽいけど)、権力の権化であるくせに、明らかに圧倒的な弱者であったガリレオを引き合いに同情を誘おうなんてつもりだったら、大間違いだ。大体、この人、前は自分の事、信長とか言ってなかったか? 小泉の立場やゴリ押しっぷりを見るにつけ、郵政民営化法案の方がよっぽど「天動説」っぽい様に思えてしまう。実の所、郵政民営化自体はそれ程、否定する気もないのだが、小泉はもう少し好感を持てる様な事の運び方が出来ないものか…。何はともあれ、これで小泉が退陣してくれるってんなら、万々歳なのだが…。

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August 08, 2005 22:59

 当ブログでは、茂雄暗黒政権下で結成された造反五人衆のうち未だに現役生活を続けている「川相昌弘」「桑田真澄」の2選手をカテゴリとして設けてあるのだが、先日、カテゴリ別の記事をまとめ読みしてみたら、この2つのカテゴリの内容があまりにも対照的である事を痛感させられた。
 川相カテゴリは川相の渋い活躍に関するものが主で、そうでない時も川相を使わないからダメなんだよ!と言う訴えなど、川相に対して、ひたすらポジティブな内容になっており、読んでいて活力が湧いてくるのだが、桑田カテゴリは桑田の不振ぶりを必死にフォローしていると言う感じで、実に悲壮感漂うのだ。桑田カテゴリだけ立て続けに読んでみると、いかに今季の桑田が苦しんでいるかが分かる。しかし、勿論、こんな記事ばかり書きたい訳がない。「今日はよくやった、ナイスピッチングだ!」と贔屓目なしで書ける時をずっと待っているのだ。なまじ同い年のササキ様が引退を決めてしまったもので、桑田も今年限りだな…なんて声がそこら中で聞こえてきて、とても嫌な感じだ。野球に対しての打ち込み方を見るにまだまだ桑田から野球を奪う様な事があってはならないと思う。次こそは頑張れ、桑田!

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August 07, 2005 22:57

 先発予想に再三挙げられながら、延々後回しにされていた桑田が久々に先発マウンドに立った。この日はカーブのキレ味がなかなか良く、好投を予感させる立ち上がり。しかし、2回、なまじ際どい所を狙えてしまう制球力のせいで四球を出してしまう恒例のパターンで一、二塁のピンチを迎えると、よりにもよって投手の藤井に先制タイムリーを許し、続く青木にも痛打されて、2失点。だが、この日の桑田はこの儘、ズルズルと崩れる様な事はなく、粘り強い投球で5回まで追加点を与えない。
 ところが、桑田の本当の敵はヤクルトではなかった。初回二死一、二塁,2回二死二塁とチャンスを悉く逃してきた味方打線は3回にも二死一塁の場面で小久保の打球はレフトフェンスを直撃。しかし、これをフェンスに当たった直後に捕球した寿司職人ラミレスはいかにもダイレクトで捕りましたと言わんばかりに高々とグラブを掲げるアピール。線審がいない弊害により、塁審では寿司職人ラミレスのトリックプレーを見破る事が出来ず、アウトと判定されてしまったのだ。悪太郎も中途半端な抗議であっさり引き下がる有様で勝とうと言う執念が全く感じられず。4回にも一死一、二塁の場面でガッツな貴公子・仁志はシヨートゴロ。土橋の悪送球のおかげでゲッツーを免れ、ようやく1点をあげたものの、巨人の得点はこの1点のみ。5回も一死二塁のチャンスを逃すと、6回には二死一、三塁の場面で打順が回ってきてしまった桑田は江藤を代打に出されて、無念の降板。この後、江藤は四球を選ぶも、清水が倒れて、三者残塁となり、この時点で桑田の今季初白星の可能性が完全消滅。しかも、この裏、2番手・シコースキーがダメ押しの2点を失い、桑田は失意の4連敗。
 この所、無駄打ちしては投手陣がそれ以上の大量失点で敗れるくたびれ儲けの試合が続いていたが、桑田が好投した途端にこの体たらくとは何事か! そりゃ、相手が防御率1位の藤井だから、容易にはいかんだろうが、この日の藤井は明らかに不調で付け入る隙は大いにあった筈だ…。とりあえず、今日の桑田は次に繋げる投球内容だったと思う訳で、また即二軍落ちの地獄ローテーションに組み込まれない事を祈るばかりだ。

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August 06, 2005 23:46

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 0−0で迎えた7回、二死一、二塁のチャンスに田所は谷口を代打に起用。盛んにベンチから指示を出していた谷口を警戒する京成高バッテリーは慎重にカーブ主体で攻め、カウント2−0と追い込むが、3球目のカーブを叩いた谷口の打球はライトフェンス直撃する先制2点タイムリーに。田所はその裏から山本をファーストに回し、谷口をライトで起用する事を決意。ボールが投げられない谷口を守備に置く事に反発する中山だったが、田所はこの試合未だにライトには1本も飛んでない事と、京成高エースのカーブを打てる打者が他にいない事を理由に反対を押しきってしまう。しかし、田所の楽観的な計算は中山の疲労と言う要素が全く含まれていなかった。球威も落ち、制球が甘くなってきた中山のボールを京成高は捉え始める。一死からセカンド右を抜けた打球をカバーした谷口だが、中継への返球がボテボテのゴロとなり、二進を許してしまう。谷口の故障に気付いた京成高は当然のごとく、徹底的にライトを狙い打ち。ボールが投げられない以上、ダイレクトで捕るしかないと、深追いして強引に捕球に行ってはフェンスに激突しまくる谷口のガッツにナイン達は徐々に心を動かされる。その後、谷口は立て続けにヒットコースの打球を好捕し、ピンチを脱出。試合は2−0の儘、土壇場9回へ突入するも、勝利を意識し始めた墨高ナインは固くなり、エラーと死球でピンチを迎えると、レフト線へのタイムリー二塁打を浴びて、1点差。なおも一死二、三塁の場面で京成高は再びライトの谷口を狙い、ボールが投げられない隙にタッチアップで一気に二者生還のサヨナラ勝ちを目論む。谷口が打球を捕った瞬間、事態に気付き、絶望する墨高ナインとは対照的に既に、勝った気でいる京成高の二人の走者は小躍りしながら、チンタラと本塁へ突入。これを見た谷口は一か八かのバックホームを敢行。猛ゴロで本塁へ返ってきたボールに慌てて突っ込んだ三塁走者だったが、間一髪タッチアウトとなり、ゲームセット。墨高は見事に一回戦を突破したのだった。
 
 谷口とナインの軋轢はタイムリーだけで安易に解消しきる事はなく、その後の谷口のガッツあるプレーがナインの心を打つ形になって良かった。それにしても、逃げ切り体勢に入る展開なのに、ボールが投げられない谷口を守らせると言う大きなリスクを負ってまで、9回までにあと2人出なければ回ってこない谷口の打席に期待するなんてのは明らかに戦術的におかしいのだが、何故か、誰も(谷口すら)気付かない様で…。実際、谷口には2度目の打席は回ってきてない様だが、あまりツッコんではいけないんだろうなぁ。結局、最後のゴロ送球は原作通りにやってしまってるけど、あの指の儘、やっちゃってるんで、どうにも釈然としない。しかも、谷口にどうやって投げたか説明させてしまっているのは致命的ミス。指が伸びきった儘だったら、あの説明は絶対に成立しない筈だが…。まったく何でわざわざ伸びきった設定にしたのか、実に不可解。あえてこうした以上、最終話までにそれなりに消化してくれないと納得がいかないぞ。原作がそうなんだから仕方ないのだが、京成高の怠慢プレーはあまりにも酷過ぎるだろ…(^^;)。あの状況で二塁走者はともかく、三塁走者が刺されるなんて事はありえない。あいつは試合後、袋叩きに遭わされても文句は言えないよな
 さて、今回も野球の動きに関しては目を覆いたくなる様な状態で落胆の色を隠せない。モーションの体重移動がおかしいのは相変わらずだし、とにもかくにもパースと言うか距離感がメチャクチャで球場が狭く感じられるのが気になって仕方ない。打球も飛んでいる時のイメージと実際の結果にギャップが感じられるものばかり…。最後の谷口の捕球など、谷口がスピード緩めてるのに、背景のスピードが早い儘だったりするし、ツッコミどころ満載のこの状態は何とかならんものか。もうこの点については諦めるしかないのか? 野球アニメなのに、この点については諦めろなんてのは、実に無体な話なのだが…
 ところで、次回はついに松下が登場。原作と違い、アニメ版「キャプテン」の設定を引き継いだメガネキャラなのが嬉しい。あの独特の投球モーションをきっちり再現してくれるのか今から楽しみで仕方がない…のだが、ここまでの動きを見てると、不安の方が大きいかも…。
 
PS.第1話で台風,今回は地震のテロップが…。呪われてるのか、このアニメは…(と言っても、TVKに限った話だが)。はたまた、DVDを買えと言うAvexの陰謀か?


プレイボール (5)


プレイボール vol.1

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August 05, 2005 23:52

 何度か紹介させて貰っている岡崎律子さん(故人)が日向めぐみ嬢と結成していたユニット・メロキュアのシングル「ホーム&アウェイ」が先月27日に発売され、本日、遅ればせながらようやく購入してきました。岡崎さんは昨年5月に他界しており、メロキュアは永久に新曲を出す事なく自然消滅となってしまうのかと思っていたのですが、ところが、どっこいこの曲は岡崎さんの存命中にレコーディングを終えていたのでありました。この曲の存在はかなり前から知らされていたものの、タイアップしているアニメ「奥さまは魔法少女」の放映が今年7月からだった事もあってか、ここまで発売を待たされてしまった訳であり…。放映から1年以上も前にレコーディングまで済ませてしまっていると言う事態は果たして、極めて希有な事なのか当たり前の事なのか、はたまた単に、もっと早く放映する予定だったのが、延び延びになってしまっただけの事なのか、詳しい事情についてはよく分からないですが、絶望視していたメロキュアの新曲を再び聴ける機会が訪れた事には素直に喜びたいと思います。ポップでキュートなメロキュアらしい楽曲は作詞作曲,メインボーカルといずれも日向嬢が担当しているのですが、岡崎さんの柔らかい歌声はコーラスをやっていても、十二分に聞き惚れてしまうのであり、日向嬢の澄んだ声と奏でる美しいハーモニーは相変わらず絶妙で大満足の一曲であります。
 それでも、「メロキュア(岡崎律子&日向めぐみ)」としては今度こそ本当に本当のラストシングルなんだろうなぁと思うと、やっぱりどうしても寂しい気持ちになりますね…。ちょっと調べてみた所、日向嬢は今後、一人でもメロキュアの名前を残して活動する意向を示している様ですね。自分にとって、メロキュアと言うユニットは岡崎さんの存在だけが重要だったのでは決してなく、音楽性も日向嬢の曲も声もとても好きでした。これらが絶妙に相まった結果がメロキュアの魅力を拡大させていた訳であり…。岡崎さんとのユニゾンは永遠に叶わない夢となってしまったけれど、岡崎さんと作り上げた音楽性を今後も継承しようしてくれている日向嬢の想いを大変嬉しく思うと同時に、今後も引き続いて応援していきたいと改めて思った次第です。因みに、こちらにて視聴出来ます。
 
PS.それにしても、毎度メロキュアのシングルジャケットは買う際、こっ恥ずかしいねぇ(^^;)。


「ホーム&アウェイ」 メロキュア

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August 04, 2005 20:54

 先週の形式が楽だったので、今回も同様に…。
 
【プレーオフ第1ステージ第2戦は初芝決勝弾でロッテ勝利】
新聞の見出しだけと言う僅か1ページであっさり片付けられた第2戦。水島氏が描いても本人に見える数少ない選手…と言うしょーもない理由で重宝される初芝が何の脈絡もなくフィーチャーされた。小野−小林宏−藪田のリレーだったそうだが、9回表に初芝が勝ち越しアーチを放つ展開で、何でその裏に小林雅が使われていないのかが謎。やはり、水島氏はロクに試合を見ていないと思われる。ところで、山田は初芝の活躍に「よかった、初芝さんが打って…」と大喜び。さしたる接点はない筈だが、一体、何故…?
 
【第3戦もあっさり終了。大方の予想通り四国が勝ち抜け】
第3戦のロッテの先発は予想通り、球道ではなく渡辺俊。しかし、特に、仮想里中とか言うネタも取り上げられない儘、播磨矢のサヨナラ弾であっさり四国が第2ステージ進出。予想通りの結末に盛り上がりもクソもありゃしない。お嬢がダイビングキャッチし、左手首の「4」のリストバンドを掲げるなんてシーンは全くもってどうでもよし…。結局、球道ばかりか、瓢箪&偽雲竜も影も形も出てこず仕舞い。水島キャラ3人抱えながら、完全無視と言うのはどういう事か? 実在選手をないがしろにし過ぎたと言う批判にようやく反省したのか、はたまた、あの3人の事など、すっかり忘却の彼方なのか…。幾ら何でも、球道が1度も投げないと言うのは訳が分からな過ぎである。こんなどうでもいい扱いにするなら、最初っから球道なんか登場させるなよ!  「ドカベン」キャラじゃないんだしよ! 「ドカベン プロ野球編」を「ドカベン パロ野球編」へと転じさせた元凶がこのザマとは浮かばれない事この上ない。一球も来年以降はこんな扱いなんだろうな、可哀想に…。
 
【里中のプロポーズは玉砕確定か!? サチ子、里中との結婚を思いっきり否定!】
何の脈絡もなくサチ子の友人・秋子が山田家に来訪。結婚を間近に控えており、山田にお祝いメッセージ入りサインを貰いに来たそうだが、当初の目的だった山田よりも晩飯を食いに来ていた里中の方に夢中の様子で何とも不憫な山田…。サチ子と同い年の子が「学生結婚」を控えている事や、夫の名前が「さとる(「智」ではなく「悟」だが)」だったりして、妙に意識する里中だが、秋子の帰り際、玄関前で「もしかして、一生一緒?」「それって結婚って事? まさか…」「やっぱりサチ子は岩鬼さんよね」と言う会話が繰り広げられていた事など知るよしもなかった。やはり、里中のプロポーズは玉砕の運命を辿ってしまうのか!? ………って、辿るのは分かりきってるけどな、出来レースなんだし…。四国に敗れて、とりあえず、来年までプロポーズは保留とか言う寒い引き延ばし政策だけはやめて欲しいものだが…。
 
 

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August 03, 2005 21:52

 絶好球のインローを打ちに行きながら、バットをへし折られた松尾(モデルとなった人物が今夜の松井さんではなく、はなわだと言う認識に変わったので、「さん」付けはやめました)。無欲になった吾郎の球は今までにない力が秘められており、続く2球目の外角球も松尾のバットをへし折るファールでカウント2−0と追い込む。この様子を見ていた根本は自分やコジローの指南から何も学び取っていないピッチングに憤慨しながらも、自分達のアドバイスが小細工でしかない様な吾郎のボールと度胸を評価するのだった。マイナーの若手にまっすぐだけで抑えられる訳にはいかないと無駄に高いプライドを剥き出しにして、3球目のど真ん中を打ちに行く松尾。またしてもバットを折られながらも、打球は右中間スタンドに向かって高々と打ち上げられる…。試合後、日本代表としての力がない事を悟った吾郎は4年後の代表入りを目指し、早々と沖縄を引き上げるのだった。
 
※この先の展開は松尾ファンには精神衛生上よろしくないので、覚悟して読んで下さい。
続きを読む

August 02, 2005 23:36

 7月は恐らく自己最多であろう月間5本ものPS2ソフトを購入してしまい、ブログ,HP運営も重なって、この所、極度のインドア生活を余儀なくされている。買ったはいいが、未クリアなのは勿論の事、下手すりゃ未開封…なんてソフトがこれまでも溜まってたりするのだが、果たして、今回の5本はどういう運命を辿るのか…。で、その5本だが…


サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~ 通常版

1作目から通しで買っているので、当然、5作目も購入。現在、第4話まで終了するが、後述の理由につき、当分、滞る事が確定。3週間もありゃ、1回くらいはクリア出来るだろ…とタカを括っていたのだが、平日にロクにプレイ出来ない事を考えると読みが甘かった。新機軸の空中戦が見づらい事この上なく無駄に時間食ってるのも痛い。早々に前線から退いて、副指令と化してしまったラチェットEDは果たして、あるのでせうか? なければ、ダイアナEDを目指す方向で…。「なめたらあかんぜよ〜!」には度肝抜かれましたとも…。もう口あんぐり状態…。普通、こういう台詞が出てくる場合、何らかの前振りがあるものなんだが、何もなかったなぁ。


実況パワフルプロ野球12

昔はペナントレース全試合とか、サクセスモードで1チーム分作成とか当たり前の様にやっていた「パワプロ」も最近では、チョロっと触る程度。とは言え、資料的な意味合いも含めてついつい買ってしまう一作。今回、長年待望してきた応援歌作成モードが出来たので大満足。やはり、もどき応援歌では満足出来ないので…。手始めに名手・川相(巨人時代)とか若大将・原(エイトマンじゃない方)とか今夜の松井さん(巨人時代)とか作りましたがな。サクセスもペナントも未だにやってないので、現段階では応援歌作成ソフトと化してる感じ…

 
第3次スーパーロボット大戦α -終焉の銀河へ-

「サクラ大戦V」が滞っている理由はコレ。第2次は全主人公でクリア…つまり、4回やった訳だが、今回も4回やる気満々。そりゃ他のゲームが進まない訳だ。ザコ相手の戦闘中とかはTVの画面分割して片方で野球見たりしながら、進めている。ポイントも資金も継承出来ない一発目と言う事で一番関心の薄いトウマシナリオで始め、現在、11話で熟練度11。熟練度獲得が前作と比べると難しくなっている気がする。これに拘ってると時間食いそうな予感…。1回目なので、ぬるいプレイで適当にサクサク進めてもいいのだが…。キャラクター辞典、フラガの台詞に「やっぱ俺って不可能を可能に…」がないのが凄ぇショック…。


タイトーメモリーズ 上巻(特典タイトーメモリーズブック 上巻付き)

私にとっては「バブルボブル」&「奇々怪界」他23本と言うソフト…なのだが、よりにもよって、この2本を含めた計5本は最初からはプレイ出来ないと言うまるで嫌がらせの様な仕様。この5本は人気的に別格と言う事なのか? 「バブルボブル」は最初からプレイ出来る20本を全てプレイする事,「奇々怪界」はプレイ時間5時間が出現条件だそうで…、そりゃ、やりましたとも…、「スパロボ」やる時間削って、全然思い入れのないゲームとかうんざりする程…。それにしても、「バブルボブル」は名作だねぇ。今やっても、全く古さを感じない。「奇々怪界」は難易度下げても難しく、コンティニュー不可なので、やっぱりクリアは出来そうもない気配。家庭用なんだから、コンティニューなしなんて所まで完全移植しなくていいんだよ…。最後のルーレットで当たりが出たって、家庭用なんだから全然旨味がないし…。ところで、ゲーセンで1コインクリア出来た数少ないシューティングと言う事で家庭用移植を熱望している「ダライアス」は上巻は勿論の事、下巻でも収録されない様で…。ワイドTV限定仕様とかで何とか出せないものか…。この間、新橋のゲーセンで1つの台で300くらいのゲームが収録されてるとか言うのがあったのだが、ここに何と「ダライアス」があって…。ちっこい画面なのに、一応、出来るんだなぁ。勿論、大画面ならではの迫力は全然ないのだが…。


ティンクルスタースプライツ ~La Petite Princesse~

前作から何年経った事か、待望の続編だ。発売日の夕方、横浜のヨドバシを覗いたら既に売り切れだった時ゃ、少々焦ったが、結局、翌日、川崎のヨドバシですんなり買えましたとさ。しかし、余計に足使って買った割には、まだ未開封だったりする。友人が遊びにでも来たら、対戦する為に開けるかな…。ネット対戦出来ると言っても、私ゃ、PS2のネット環境構築してないしな…。前作のNEOGEO版がプレイ出来るとの事なのだが、どうせならサターン版にしてくれればいいのに…。NEOGEO版じゃ、キサラギ先生、使えへんやんけ。まぁ、サターン版も持っとるのだけど、現役引退同然のハードを引っ張り出してくるのが実に面倒…。

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August 01, 2005 20:56

 この日、開かれたセ・リーグ理事会において、早ければ来季にもプレーオフ導入を検討する方針を固めたとの事。本館では「オープン戦」呼ばわりした事でも分かる様に、個人的にはプレーオフ断固反対派なので、この動向には顔をしかめずにはいられない。昨季もそうだったが、今季も上位2球団が抜きんでている状態で、5割にすら到達するかアヤしい下位球団が必死こいて3位争いしているパ・リーグを見る限り、消化試合が減ると言う効果は確かに利点なのだが、昨年、プレーオフに敗れたソフトバンクの事を思うに釈然としない後味の悪さだけが残った。プレーオフは所詮「日本シリーズ出場権争奪戦」に過ぎないのに、昨年のパ・リーグ「優勝」は西武なのである。たった5試合の短期決戦に敗れただけで、ソフトバンクは長いシーズンを戦い抜いてトップに輝いた価値を全て帳消しにされたのだ。「優勝」はソフトバンクでいいではないか。尤も、優勝チームの出てこない日本シリーズは最早、日本一決定戦などではないが…。今季もソフトバンクはロッテ,西武相手に苦しんでおり、昨年の二の舞になりかねないと気が気でない。また、プレーオフの弊害はレギュラーシーズン1位の価値を消滅させる危険性を秘めているだけでなく、必死こいて1位を狙う意欲をも奪いかねない。プレーオフを見据えた手抜きが発生する可能性とてある。例えば、今季、偽バファローズと西武が3位を争っている状態で、相性の悪い西武とやりたくないソフトバンクがカモにしている偽バファローズにあえて敗れる事で偽バファローズの3位入りを支援する様な戦略も決して否定出来ないのだ(勿論、これは八百長と言っても過言ではないのだが)。
 セ・リーグでこんな事を言い出したのはどこかと思えば、横浜との事。なるほど、優勝は出来そうもないが3位なら狙えそうな球団の考えつきそうな事だ。一方、中日・伊藤代表や阪神・野崎連盟担当は時期尚早と異を唱えている。やはり、強いチームからすれば、プレーオフなど不要な制度なのだ。昔ならば、巨人も断固反対したであろう。特に、ナベツネが断固反対すれば、あっさり叩き潰されると言う期待も持てるのだが、茂雄暗黒政権下における長年に渡る金満大補強でチームバランスが完全崩壊した事に加え、球界の至宝である名手・川相を放出してしまうと言う致命的な失態により、毎年、優勝争いに食い込める保証がなくなっており、視聴率も低下の一途を辿っている今、あのナベツネとてこの愚策に賛同しかねない。実際、清武代表はセ・パ合同プレーオフなどと言うものを提案したそうで、巨人の断固反対と言う図式はどうやら期待出来そうにない様だ。まぁ、パ・リーグがプレーオフを導入している段階で日本シリーズの価値は地に落ちているのだから、セ・リーグが導入した所でこれ以上、日本シリーズの価値は落ちないとも言えるが、当然、ペナントレースの価値も落ちてしまうので、やはり、苦言を呈さない訳にはいくまい。とは言っても、きっと近いうちに導入されちゃうんだろうなぁ…(T_T)。
 
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July 30, 2005 23:53

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 いよいよ始まった夏の予選一回戦・京成高戦。勝とうと言う意欲も感じられず、相手の情報も全く仕入れていない状態に不安を募らせていた谷口はいてもたってもいられず、田所に京成高のエース対策を進言。それが奏功し、ヒットで出た太田だが、100m11秒台の俊足を過信し、捕手が強肩である事を調べていた谷口の制止も聞かずに二盗を仕掛けて、憤死してしまう。谷口の情報の価値を認めた田所は相手打者の苦手コースを巧みにつくリードで京成高を翻弄。4回二死まで内野安打1本に抑え込む好投に酔いしれ、絶好調と勘違いした中山は4番相手に調子に乗って田所のリードを無視し、あわや長打と言う打球を浴びる。激怒した田所は好投の原因は谷口メモにある事を明かして戒めるも、逆にナインと田所、そして谷口との軋轢を生んでしまう事に…。
 それでも谷口メモの効果で、押し気味に試合を進める墨高だが、3併殺を食らうなど、雑な攻めであと一本が出ない。5回無死一塁の場面で、事態を重く見た谷口は手堅く送る事を進言。渋々バントを決める村松だが、打ち気満々だっただけに谷口に不満をぶつける。ギクシャクしたムードを一掃したい田所だったが、ショートライナーでゲッツーを食らい、自らチャンスを潰してしまう。7回にも無死一、二塁のチャンスを掴むが、ここでまたも打席には村松。再びバントを進言する谷口に憤懣やるかたない村松は指示を無視して、強攻策に出て凡退。更に、キレのいいカーブを捨てていく墨高の狙いがバレたのか、突然、カーブ主体に切り替えてきた京成高バッテリーの前に田所は三振に倒れて、二死。これに気付いた谷口は佐々木に対して、カーブ打ちの極意を伝授するも、一度にたくさんの事を言われて理解出来ない佐々木はぶちキレて「それだけ分かってんなら、お前が打ちゃいいだろ!」と言い放つ。勿論、谷口への嫌味のつもりだったのだが、田所はそれこそが最善策と気付き、谷口を代打で送り込むのだった。
 
 大筋は原作と変わらないながらも、本質は大幅に変わっていた今回。決定的に違うのは谷口が思いっきり憎まれ役に貶められてしまった事だ。良かれと思ってしている谷口の進言は(田所以外の)全てのメンバーに煙たがられ、反発されてしまった訳だが、原作では谷口の勝利への意欲,野球への真剣さに対して、温度差があり過ぎるナイン達が戸惑いを隠せず、空回りしてしまった印象が強かった。「今までそんな細かい野球はやってなかったから、いきなり要求されても難しいよなぁ」と言う原作に対して、アニメでは「今までそんな細かい野球はやってなかったんだし、一年生ごときの進言なんかに囚われずに、いつも通りの野球がしたい」と言う感じ。村松はまだしも、第3話から引き続いている中山の谷口への印象の悪さがどうにも具合が悪い。プライドだけが無駄に高い傲慢で狭量な人間に映って仕方がない。入部当初は伝説のキャプテンとしてチヤホヤされ、噂通りの打撃も見せつけた筈の谷口なのだが、実際には、中山の態度に代表される様に谷口の力も野球への姿勢もはあまり評価されていないのだ。
 そして、決定的に違う部分が、佐々木の「お前が打ちゃいいだろ」。自分の無能さを棚上げし、本気では微塵も思っていないあてつけの台詞である。これでは佐々木がただの嫌なヤツにしか見えない。原作では、説明しても埒があかない佐々木の困惑した様子に谷口が申し訳なさそうに「僕が打ちましょうか」と自ら申し出ており、この違いはあまりにも大きい。アニメの流れで谷口がタイムリーを打った所で果たして、ナインは素直に喜べるのだろうか。ナインに納得され、期待もされる格好で送り出された原作と違い、半ば田所の独断によるゴリ押しで決まってしまった谷口の代打起用には恐らく誰も納得していない筈。結果を出されては文句も言えないが、内心は決して面白くないのではなかろうか。加えて、まだ2イニングも守備が残っている段階でボールが投げられない谷口を使ってしまう事に関して問題はないのか?と言う重要なやり取りが全てカットされてしまっているのも痛い。一時は諦めていた野球に再び舞い戻った谷口が待望の初打席に向かうシーンを丁寧に描くのは悪くないのだが、幾ら何でも時間をかけ過ぎた。ここにこれ程、時間を割くのなら、もう少しベンチでのやり取りを入れられたんじゃないかと思わずにはいられない。ただ原作通りに進めるのではなく、アニメなりにアレンジを入れる事に関して、今まであまり否定的な態度は取らずにきたのだが、今回は流石に強い難色を示さずにはいられないアレンジだった。
 また、前回心配していた野球の動きに関しても、やはり、不満が残った。振っている経過を省いて、振り終わった後の絵ばかりだったり、全身図を省いて上半身ばかりだったりと言うバッターの動きは相変わらず。内野手の動きにも違和感が残り、打球や送球にもイマイチ、スピード感がないなど、首をかしげてしまう部分が多々あって、「キャプテン」と比べて、何とも爽快感がない。あと、今頃になって気付いたのだが、あのBGMが頂けないのだな。「キャプテン」のBGMは試合を盛り上げる効果が絶大で実に良かったのだが(私はむしろ、DVD−BOXよりも、サウンドトラックの方を出して欲しいくらいで…)、日本一スピード感のない野球アニメ「H2」程ではないものの、「プレイボール」のBGMはどうにもほんわかし過ぎていて、緊張感やスピード感を削いでいる気がしてならない…。今回は色々と批判めいたレビューになってしまい、申し訳ない。
 
 
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July 29, 2005 21:00

 子供味覚の小学生にタバスコの味を嫌われ、一時はベンチに落とされる屈辱を味わわされたが、中学生ならいけると睨む勝俣コーチは意気揚々。知ちゃんも「これ、勝俣コーチ、ちゃんとね、覆したのがえらいわ」と、勝俣コーチの執念を称えていたが、中井監督は…
 
「これで無理だったら、コーチの意見、もう聞かなくなりますからね、僕」
 
 などと、無体な事を言っている。前回、修復されかに見えた二人の関係は依然として崩壊寸前の薄っぺらく脆いものの様だ。しかし、勝俣コーチが何を言おうが、スタメン入りを最終決定しているのは中井監督自身であり、試食の際に美味いと評価したのも中井監督。それでいて全面的に勝俣コーチに責任を押しつけようとするのは、指揮官としては最低だよなぁ。必死こいて4番に留めている「お酢ごはん」はあの体たらくなのにさ…。明らかに4番にふさわしい若き主砲がいるにも拘わらず、自分が金満補強で獲得してきた選手を執拗に4番に置き続けて失敗したり、自分の継投ミスを投手コーチのせいにしたりして、ロクに勝てなかったどこぞの終身名誉監督を彷彿とさせるわさ。中井監督の非情な態度に対して…
 
「いや、まぁ結果を見て下さい」
 
 と自信満々な勝俣コーチ。食べ始めはタバスコの辛さに拒否反応を示していた選手達も食べていく毎に好反応を見せだし、手応えを感じていた勝俣コーチだったが、結果は4人「○」判定で惜しくも凡退。「嘘だ〜」と愕然とする勝俣コーチとは対照的に、中井監督は何とも嬉しそうに大笑い。こいつ、この展開を期待してやがったな…。酷い、酷過ぎる、十万石饅頭!
 
「足が遅いのかなぁ。三遊間の深い所までいくんだけどもねぇ、足が遅い」
 
 などと訳の分からない分析をする中井監督だが、当初はこういう話にもノリを合わせていた勝俣コーチはショックの為か、一向に食いついてこない。それでも策略家の勝俣コーチは「(タバスコが)ケチャップと全然合ってないからすごいまずい」と言う選手の批判に対して「基本だな、基本に戻ろう」と自分を戒めるかの様に見せつつ、戦力外通告はさせまいとさり気なくポツリと呟くのだった。
 
「あれ?(スタメンから)降ろす気ゼロや、あの人…。全然続けていく気満々」
 
 と、知ちゃんにはツッコまれてしまうのだが、あえてリアクションは取らずにVTRに集中している様に見せて、その場をやり過ごす勝俣コーチの知謀たるや恐るべし。さて、二死三塁と後がなくなった所で打席にはハイレグさん(もうこのネタはいい加減、辞めてやれ)開発の「ゴマ」。ここまで2打数2安打1本塁打と結果を残してきた「ゴマ」は数々の文句を浴びながらも、何だかんだで6人「○」判定のタイムリー二塁打を放ち、4点目をゲット。ここで前回、奇跡の初安打を放った「水かけごはん」が登場するも、「ゴマ」を食べた箸についたごま油が水に浮いてくるマイナス効果が発生するなど、「ごはんを台無しにしている」と厳しい評価の末、僅か3人からしか「○」判定を貰えず、無念の凡退。対中学生の初戦は打者8人で4点を獲得するも、打者一巡とはいかず、黒星に終わるのだった。
 今回の対戦相手は女子ソフトか男子中学生の2択だったのに、次回の相手は何故か、女子小学生野球チームに勝手に決められていた模様。いつものごとく、新オーダー会議が開かれるのだが、無知なナイジェリア人を調子ぶっこいていじり倒すと言う国際問題に発展しそうなシーンに長らく時間を割かれたせいで詳細は全てカットされてしまった。結局、勝俣コーチ子飼いの「タバスコチャップ」「梅干し残り汁かけごはん」は、再び「トチジ」「モモ缶詰残り汁かけごはん」にスタメンを奪い返される憂き目に遭わされる始末。「なめ茸空きビンごはん」が7番に昇格したのが、唯一の救いだろうか…。
 
 
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July 28, 2005 20:03

 詳しくレビューする様な話でもないので、今週は考察メインで…。
 
【プレーオフ第1ステージ 四国 vs ロッテ 第1戦】
殆どページを裂かずに第1戦が終わり、予想以上のスカシネタの予感。全く途中経過は分からんが、お嬢のタイムリーで犬神が返って、サヨナラ勝ち。不知火は清水に投げ勝っての完封との事。後がない筈のロッテの第2戦の先発は小野らしい。今季の渡辺俊を最後まで無視する事は考えられないと思うのだが、そうすっと、球道はどこいったの?ってな話に…。キャッチャーも瓢箪ではなく里崎だったし、もしかして、忘れられてる? 水島キャラ無視なら、ソフトバンクを無下に扱ってまでロッテを引っ張ってきた意味がなくなるだろうに…。因みに、東京は四国に5.5差をつけての1位らしく、第2ステージでは2勝すれば勝ち抜けだそうだ。
 
【お嬢の執拗なラブコールに苦悩する殿馬】
殿馬からは全く返事を出していないと言うのに、お嬢から手紙が来まくり、冴えない顔の殿馬。殿馬の恋人はショパン(と言うか音楽)なので、結婚する気はなく、お嬢を傷つけずにふる方法を考えて苦悩していると勝手に予想。個人的に殿馬はショパン派のイメージなのだが、実際、どうなのだろう?
 
【里中、サチ子へプロポーズを決意】
「サチ子は本当は岩鬼の方が好きなんじゃないか」「岩鬼にとっても夏子さん以来の相性の良さ」などとほたえたかと思えば、「私生活ではサチ子が恋女房で仕事では山田が恋女房なんて最高だ」とかぬかし、サチ子はまだ学生だから、結婚の話など振るなと言ったかと思えば、殿馬に熱烈ラブコールを送るお嬢に触発でもされたのか、突然、日本シリーズ出場が決まったらプロポーズすると言い出すなど、発言に一貫性のない里中。どうせ、サチ子が岩鬼とくっつくのは出来レースなんだから、幾ら思わせぶりなエピソードを入れまくった所でスカシネタに終わるのが分かりきっていて、非常に興醒めだ。何の伏線もない儘、いきなり夏子はんを政略結婚させてまで岩鬼との仲を無惨に引き裂いた以上、ここでサチ子と里中がくっつく様な事は考えられない…と言うかあってはならんだろ。この二人がくっついて喜ぶ読者も殆どいないだろうし…。里中と不知火とくっついたら大喜びする人がたくさんいそうだけどな! どうでもいいけど、山田が惚れていた遙はどこへ行った?


CRぱちんこドカベン パチってちょんまげ達人7

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July 27, 2005 19:59

 光中に対して、顔面付近のブラッシュボールを要求する寿也だったが、吾郎は軽くのけぞらせる程度の甘い外し方でカウント2−2。ストレートだけで日本代表を抑えるにはブラッシュボールを使うしかないとする寿也は再び同じボールを要求するも、吾郎の投じた球は光中の右太腿を直撃する死球となり、満塁。またまたマウンドに駆け寄った寿也(公式戦じゃないからと言って、タイム取り過ぎ…)に対して、吾郎は昔のトラウマの事を知っていてブラッシュボールを要求しているのかと詰め寄る。三船リトルとの練習試合で吾郎がトラウマを克服した所を目の当たりにしていただけに寿也は吾郎の言葉に戸惑いを隠せない。しかし、吾郎は打者のふところに投げ込む事に対する恐怖感が拭えていない訳ではなかった。意図的に顔面付近へ投げ込みたくない理由は、ブラッシュボールを使わなきゃ抑えられない様ならピッチャーを辞めると言う自負に加え、万一に過ぎない危険性だとしても、ギブソンですら間違いを犯す事がある以上、あの事故を知っている自分が意図的に投げる訳にはいかないと言う信念からだったのだ。自分の無神経さを詫びる寿也だったが、ブラッシュボールを使わずして、ストレート一本で抑える術が見つからず頭を抱える。だが、吾郎は一夜漬けのフォークとその場凌ぎの配球だけでトッププロを抑えようとする事自体、無理があったと悟り、まだ自分は力不足だった事を認めると同時に、いい所を見せようとか、代表入りしようとか、身の丈に合わないアピールは辞め、4年後の代表入りへの糧にするべく、若手らしく思い切りぶつかろうと決意するのだった。
 
PS.癒し系のぬいぐるみキャラ・光中に「このヤロ〜、よく言うぜ」とか言わせないでくれっつーの。
 
※この先の展開は今夜の松井さん…もとい、松尾さんファンには精神衛生上よろしくないので、覚悟して読んで下さい。
続きを読む

July 26, 2005 23:57

050726kawai01.jpg またも川相を後回しにする落合監督のオレ流大チョンボ采配が炸裂し、いきなり山本昌が打ち込まれ、4点のビハインドとなる苦しい展開。メークドラマアゲインと言う妄想に取り憑かれた巨人に引導を渡した川相の活躍で火がつき、7連勝と言う最高の形で締め括った前半戦の勢いは、オールスター休みと川相不在により途絶えてしまうのか? しかし、最後まで諦めない川相スピリットが注入されている中日は福留,森野の一発攻勢で逆転に成功すると、更に、2点を加えて、突き放す。これで、サッサと川相を投入して、逃げ切り態勢に入ればいいものをいつまでも出し渋っているうちに、一気に引っ繰り返される悪夢の展開が待っていた。しかし、それでも川相スピリットを発揮して、粘る中日はオチョアの一発で追いつくと、土壇場9回には先頭の谷繁がヒットを放ち、川相の出番をお膳立て。満を持して登場の川相は厳しい警戒網をいともあっさりとくぐり抜ける芸術的な犠打を見事に決める。職人が期待通りの仕事を果たした事により、中日は完全にイケイケムード。荒木がヒットで繋ぐと、井端がセンター前へ会心の勝ち越しタイムリー。更に、立浪もライト線へダメ押しのタイムリー。最後は川相,英智と守備のスペシャリストをバックに岩瀬が締めて、8連勝となった。
 やはり、川相が決めた時の中日はひと味違う。これで13打席で3安打4犠打。素晴らしい。仕事、果たし過ぎ!(笑)。これだけ使える男はもっと積極的に使って欲しい。もう毎度同じ事を書いてるが、やってくれない以上、何度でも言うしかない。今日とて、危うく川相を使いそびれて逆転負けしかねなかったのだから…。頼むぜ、落合監督!

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 優勝の望みなど、4月の段階でとうに消え失せていた巨人だが、いつまでもメークミラクルだ,メークドラマだと往生際の悪い声が挙がるのは自力優勝の可能性が一応、残っていたから。しかし、その一縷の望みは指揮官の自滅采配によって、打ち砕かれる事となる。負ければ、自力優勝消滅と言うこの日、悪太郎が訳の分からないテコ入れをかましたのだ。
 まずは1番にガッツな貴公子・仁志。かつての定位置に戻して、不振でくすぶっていた仁志を復活させようと言うのか? ここはそんなにツッコむ所ではない。2番は飛ばして、3番へ。私は1番が仁志と言う事でてっきり清水が3番か?と思ったのだが、実際には阿部。では、清水は一体何番なのだ!?と思ったら、何と7番巨人最高のヒットメーカーたる清水が何故、こんな下位に落とされなければいけないのか? 一体、清水にどういう役割を期待しているのか全くもって訳が分からない。3番を打ちたくて仕方ないのに、散々、5番を打たされていた時期、悪太郎と確執が芽生えたローズだが、再び3番から降格させられた際のオーダーがこんなんでは納得もいかんだろう…。
 こんな理不尽な編成が成立するパターンは今までの巨人においては一つしかなかった。そう、茂雄の嫌がらせだ。顔が嫌いと言う理不尽な理由で清水をシメてシメてシメまくった茂雄は時には左が苦手などと言うデマを流して、スタメンから外し、時には7番へ落として最多安打のタイトルを阻止。どんなに理不尽であろうとも、指揮官が選手を嫌いだからシメているのだと言う事ならば、一応、状況の把握は出来る。悪太郎も清水が嫌いで仕方ないのか? キャプラーを起用していた事から考えても、そう解釈出来る要素は多分にあるのだが、悪太郎が清水を嫌う要素が特に見当たらない。誰か知っている人がいたら教えて欲しい。もし、悪太郎が清水を嫌いな訳ではないのだとすれば、このやり口はやはり、茂雄からの圧力なのか? あるいは、次期監督の噂で持ちきりの状況にノイローゼに陥り、文字通りご乱心召されたのか? その乱心ぶりに更に、輪をかけるのが、これだけのテコ入れをかましながら、2番には恐怖のゲッツー量産マシンであり、怒濤のチャンスブレイカーであるインケツ男を置いていると言う事だ。清水や矢野が2番にする方が遙かに効果的だと思うのだが…。
 ともあれ、この狂気のオーダーで獲得した点数は2本のソロアーチと、点差が開いてから内野ゴロでアウトカウントを稼ぐ間に取らせて貰った1点の計3点。打線の繋がりなど全く関係のない点の取り方であり、予想通り、見事に空転する格好となった。失意の投手陣はメッタ打ちを食らい、結局、3−9の大惨敗で自力優勝が消滅。同情の余地が全くない負け方には閉口するばかりだが、あまりにも理不尽な今日のオーダーは一刻も早く解体して欲しいものだ。とにもかくにも清水が可哀想で仕方がない!

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July 24, 2005 23:45

 打者3人であっさり3点を先取する快調な滑り出しの黒ワザごはんオールスターズ。一気に畳み掛けたい所で登場するは主砲「お酢ごはん」。不振を極めるお酢ごはんの真の力を発揮させるべく、中井監督は「世界中井家の黒ワザごはん協会」認定・お酢ごはん公式国際レシビ(=ごはん:106.51gに対して、お酢:5.54g,醤油:0.9g,わさび:2.24g)を完成させる万全の態勢を敷いて、打席に送り込んだ。しかし、真の力とやらが発揮されるどころか、「中井リトルシニア」の選手達は酸っぱい匂いに嫌悪感を示すわ、むせるわで、印象最悪。そして、結果はあの「水かけごはん」ですら記録した事がない、企画史上初の全員「×」判定と言う悪夢の展開で三球三振。あまりの衝撃的な事態にしばし呆然自失の中井監督は「まぁ、こんくらいの方が気持ちいいよ」と負け惜しみを漏らすのが精一杯。公式レシビを完成させた際に、スタジオの娘に試食させて、反応が悪かったにも拘わらず、強引にOKを出してしまった弊害が露呈してしまった格好だ。
 ここで「中井リトルシニア」高橋監督が謎のブロックサイン。しかし、そのサインは「自由に行け」と言う代物で、「じゃあ出さなくていいじゃん」とタンジェントの冷たいツッコミが炸裂する。折角の勢いづいた所を「お酢ごはん」が台無しにしてしまった所で、打席には3試合連続アーチと驚異の実績を誇る真の主砲「レトルトハンバーグ残り汁かけごはん」が登場。選手達の反応も非常に好感触で4戦連発に期待がかかったが、1人だけ「×」判定が出た事で三塁打止まりとなり、連続本塁打記録がついにストップ。「打たれ過ぎだぞ〜」とヤジを飛ばす高橋監督に対して、選手達は…
 
「マジで監督食ってみろって話だろ、マジで…」
「ほんと食えばわかるべ、どんな味なのか」
「おじいちゃんだから、味わかんないじゃん」
「舌が腐ってんのかも」
 
 ああ、酷い言われようだ。意味のないブロックサインなんか出してる場合じゃないぞ、高橋監督。一死三塁となった所で勝俣コーチの真価が問われる「タバスコチャップ」が打席に入る。果たして、結果は…!?
 
<続く>
 
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July 23, 2005 23:53

pb03.jpg たとえ満足にプレイ出来なかろうと、やはり、本当に好きなのはサッカーではなく野球なのだと察してくれた相木の計らいにより、野球部に入部する事になった谷口。中途入部するに当たり、挨拶をしっかりしろと言う父の忠告に、授業中もその事で頭が一杯で先生からカミナリを落とされる始末だ。野球部でも、青葉学院を下した伝説のキャプテン・谷口入部の件で話題は持ちきり。しかし、谷口にチヤホヤするナインとは対照的に、キャプテン・田所の態度は冷たく、草むしり(始業前にこなしてしまったので免除)や、球磨きを命じる。谷口のプレイを楽しみにしていたナインは不満気にしていたが、転がってきたボールを投げ返した谷口の球がボテボテのゴロになってしまった事で、谷口の故障の深刻さを痛感。谷口ばかりが構われている状況に嫉妬しているのでは?などと勘繰られていた田所だったが、あえて冷たい態度を取っていたのは、チヤホヤしたり、期待をかける事が却って谷口を苦しめる事になると判断しての心遣いだったのだ。しかし、元同僚であるサッカー部員達の要望に折れるかの様に、仕方なく谷口にバッティング練習をさせてみる事に…。最初は硬球用のバットの重さや硬球を打ち損じた時のしびれに戸惑っていた谷口だが、すぐにアジャストして大飛球を放つ。快打連発され、面白くない中山は勝手にカーブまで混ぜてムキになって抑え込もうとするも、悉く簡単に打ち返す谷口。しかも、柵越えしない様にセンターの一番深い所を狙い打つ芸当付きのバッティングに、「こりゃ本物だ」と田所も驚きを隠せない。
 代打の切り札として起用される事になった谷口は素振りに打ち込むが、2日後に夏の地区予選である京成高との一戦を控えていると言うのに、ナインは勝とうと言う気概や緊張感が全く感じられず、青葉学院相手に必死の努力で勝利を掴み取った谷口からしてみれば、そんなナインの様子がもどかしく感じられて仕方ない。父からは「大体、お前は草むしりでいいって、入ったんだから、もっと楽しんでやりゃいいじゃねぇか」と諭されるも、どうにも納得がいかずに、一人、京成高へ乗り込んで偵察を敢行するのだった。そして、いよいよ迎えた試合の日。記念すべき復帰第一戦に意気込みを見せる谷口だったが、京成高のエースが左腕である事も知らないなど、呑気なナイン達に一抹の不安を覚えてしまう。
 
 野球部に戻れる嬉しさと興奮の余りに早起きしてきた谷口に合わせる様に、父ちゃんが早く現場入りするから…などと嘘をついてまで、早々と朝飯の支度をしてくれる母ちゃん。相変わらず、谷口を影ながら気遣ってくれる両親の描写はジ〜ンと来る。「楽しめ」と言ってはみたものの、谷口が出かけていくと、どうせ偵察に行ったのだろうと理解して、「やれやれ、また始まったよ」「いいじゃねぇか」と呆れて苦笑したり、ホント、この両親は谷口の事を愛しているんだなぁ。あと、一早く学校に向かい、手入れの悪いグラウンドを嬉しそうに草むしりをする様子を「良かったなぁ」と言わんばかりに見守る相木とか、野球のユニフォームを手に取り、思わず涙ぐんで愛おしそうに抱きしめてしまう谷口とか、細かな心理描写がいちいち心憎いねぇ。
 やっぱり「かたわもん」は使えなかったか。そりゃそうだ。まぁ、「使いものにならん」で全然問題はないけれど…。ところで、中山の台詞によれば、谷口の指はやはり描かれている通り、曲がった儘なのではなく、曲がらない儘な様だ。実際にやってみると分かるが、人差し指が伸びきっただけの状態からなら、それなりのボールは投げられるので、これはちょっと納得がいかない。少々ネタバレになってしまうのだが、山本の魔球発言がカットされているのも、指を真っ直ぐに治して貰うエピソード自体、やらないと言う事の伏線なのだろうか。そうすると、ゴロ送球もフォークボールもなし? そんなバカな!? 幾ら何でもフォークの存在を無視したら、この先やっていけない訳で、この指が曲がらない設定は後々、大きく影響する筈なので、どう処理していくのか、注目して見守りたい。
 さて、今回から本格的に野球アニメになった訳だが、野球シーンの描写に関しては、今回は少々不満を覚えた。谷口の打球とか、京成高のノックとか、どうもカメラが近過ぎて、動きがミクロ的と言うかグラウンドが妙に狭く感じるし、谷口のバッティングが上半身しか描かれないとか、どうも手抜きに見える部分が多い。あと、絵の枚数が少ないのか、イマイチ滑らかさが欠けている気もする。その為、体重移動や反動をつける描写がちょっと不自然に映るのだ。次回はいよいよ試合に入るので、この辺の不安が排除される事を祈るばかりだ。
 
 ところで、アニメ「プレイボール」は1クールで終わるとか言う噂を小耳に挟んだが、マジなのか? そしたら、田所の代で確実に終了だよなぁ。丸井の入学どころか、倉橋すら出てこないって事になる。幾ら何でも、そりゃあんまりだ。「キャプテン」のDVD−BOXを売る為だけのアニメ化と言われても仕方ないぞ。ガセネタである事を切に願う。
 
【追記】全13話と言うのは、どうやらガセネタではない様で…。どう考えても、13話では物足りないので、是非とも、第2期,第3期と作っていって欲しいものだ。これまた、DVDが売れたらとか、そういう話だったりするのかねぇ? 青少年育成国民会議(と東京都墨田区)の推薦作品だって言うのに、どうも金儲けの臭いがしてならんよなぁ…。


プレイボール (3)

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July 22, 2005 23:58

 茂雄の陰謀により、川相不在で盛り上がりに欠けたオールスター。第1戦は金城が3安打3打点の活躍でMVPをゲット。一発を含む2安打1打点の破戒僧・清原がファンの印象に最も残っているとかテレ朝の調査で言うとったので、金城をさしおいて、MVPになりかねないと心配していたが、優秀選手賞止まりだったのは何よりだ。しかし、セ・リーグもう一人の優秀選手には甚だ疑問が残る。そう、クルーンの事だ。
 クルーンの投球内容は1回を投げて、1安打1三振で無失点。期待された160kmを出した訳でも、大ピンチを切り抜けた訳でもない無難な内容に過ぎない。他の投手陣を見てみよう。2回1失点の上原,2回4失点の藤井は論外なので、残りはクルーンと同じく1回ずつ投げたリリーフ陣の比較になる。3番手・五十嵐は1安打1四球でピンチを作りながら無失点。これはクルーンの勝ちだろう。しかし、4番手・藤川は1四球2三振で無失点。5番手・石井は三振こそ奪っていないものの、三者凡退。6番手・岩瀬も1四球1三振で無失点。クルーンに決定的な要素は何もないのだ。投手陣から無理矢理選ぶなら、岩瀬と言わないまでも、藤川や石井の方が妥当に思える
 それでも投手陣はどんぐりの背比べかもしれない。しかし、野手陣に目を移してみれば、もっと決定的な存在が現れる。鳥谷は2安打,藤本に至っては3安打の猛打賞で決勝点となるホームも踏んでいる。もう文句なしで2人目の優秀選手は藤本だろう。野手と投手と一人ずつでないとあかんのか? いや、パ・リーグは川崎とベンちゃんなのだから、そういう訳でもない。まったくもってクルーンが受賞した事は不可解極まりないのだ。161kmを出したばかりでフィーバー状態のクルーンだけにファンに媚びた様にしか思えない。とにもかくにも理不尽に賞を逃した藤本が気の毒でならない…。

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July 21, 2005 19:46

 一死二塁で打席に入った中村に対して、わびすけはまず右で投球。軽々と打ち返した中村だが、打球はレフト場外へ消える大ファール。続いてわびすけは左で投げて、空振りを奪うと、3球目は右で投げて、あっさり空振り三振。山田曰く「中村は白いご飯が好きだから、混ぜご飯は嫌いだろう」。何じゃ、そりゃ〜! それのどこが秘策なんじゃ〜! 山田自身「俺も適当な捕手だ」と、自虐的な事をぬかしているが、幾ら何でも適当にも程があるだろう。このパ・リーグ撲滅漫画に騙されて、本物の中村がこんな打者だと勘違いする人が一人でもいたらと思うと、中村が哀れでならない。そういえば、わびすけは荒木新太郎の様に投げる前に普通にグラブをつけ替えての両投げを駆使しているが、関節を自在に外すアクロバティック投法はもう辞めたのだろうか? はたまた、あの投げ方は関節を外さないと出来ないと言う事にようやく水島氏が気付いたのか? しかし、いかに両投げだろうと、普通の投げ方でわびすけ程度の球でシーズン9勝も出来るとは、全くもって説得力がない。つまり、それは水島の呪いにより、有力選手が次々とメジャーやセ・リーグへ逃亡を図った影響により、パ・リーグのレベルがこんなにも低くなってしまったのだと言いたいのだろうか?
 カブレラは鎖国政策で存在を抹殺されている為、代わりに4番に入っていたベンちゃんも凡退し、結局、この回は無得点。中村は4回の第2打席でも「混ぜご飯に色々な具(変化球)を混ぜれば、もっと嫌いな筈だ」と言う山田の無茶苦茶な理論の前に、またも空振り三振に倒れる体たらく。東京は6回にエラー等で作ったらしい満塁のチャンスで山田がグランドスラムを叩き込み、一気に5点差。7回から霊感投手・松坂がマウンドに上がるも、時既に遅し。この試合に必死こいて勝ちに行く理由はない筈なのだが、東京は8回から里中を投入する大人げない継投を展開。右投げ一本の里中は「白いご飯」らしく、中村は豪快なアーチを放り込むも、大局には全く影響なし。何故、ここで具を入れない(=変化球を使わない)のだ、山田? 一方的にシメまくるだけだと非難の声が挙がると言う事で、とりあえず、花を持たせたつもりかもしれんが、こんなおべんちゃらの一発で中村ファンが納得する筈もなかろう。明らかに、一方的に水島キャラにシメられた上、ストレート一本でないと打てないザコ選手扱いされた事で、中村の選手生命が大きく縮められる事になるのではないかと心配だ。結局、この試合は予想通り、西武の惨敗と言う結果で僅か2週で終了するスカシエピソード。ただ、ネタ的に旬な中村を出したかっただけ…、しかもシメまくる為だけに…と言う辺り、流石に、パ・リーグ撲滅漫画だけの事はある。
 次回からはロッテ対四国のプレーオフ第1ステージ。鎖国政策により、李,ベニー松山,フランコが抹殺されているが、偽雲竜,瓢箪が鬼神のごとく打ちまくったに違いないロッテの先発は果たして、球道なのだろうか。渡辺俊が仮想・里中扱いされて、シメられるのではないかと心配で仕方がない。どのみち、四国の勝利は動かないのがミエミエなので、非常に気が重い。


ドカベン、打率7割5分の苦闘―「超」甲子園完全データファイル

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