高校生ドラフト

October 03, 2007 22:55

 高校通算87発の中田翔(大阪桐蔭),甲子園史上最速となる155kmの快速球をマークした佐藤由規(仙台育英),将来性は抜群と目される大型右腕・唐川侑己(成田)のビッグ3以外は不作と言われる今回の高校生ドラフト。予想通り、全ての球団がこの3人のいずれかを指名する事となった。偽バファローズ,阪神,ソフトバンク,日本ハムの4球団競合となった中田はウェーバー順で最後だった日本ハムが残り物に福となり、当たりクジをゲット。地元の悪の温床・楽天で田中とプレーする事を希望していた佐藤はヤクルト,悪の温床・楽天,横浜,中日,巨人と高校生ドラフトでは史上最多となる5球団競合の末、今季限りで辞任する中井美穂の旦那が見事に引き当て、ヤクルトが交渉権を獲得。そして、唐川は広島とロッテの2球団が競合し、地元のロッテが抽選に勝利した。個人的には最も期待しているのが佐藤。文字通り、中井美穂の旦那の置き土産となったが、ヤクルトならば、1年目から先発ローテの可能性も十二分にありそうだ。次期監督が誰になるか分からないが、大事に育てて欲しいものである。中田を獲得した日本ハムは優勝チームとしては史上最弱打線なだけに中田には1年目から大きな期待がかかりそうだ。プロ入り後はサードに挑戦したい意向を示したそうだが、打力重視なら、即レギュラーの可能性もありうるだろう。実は一線級の投手からは一発を打っていないとか、金属バットが木製に代わる事で87発と言う額面通りの力を出せないのでは?とか、色々不安視する声も挙がっているが、それを払拭する活躍を見せて貰いたい。それにしても、北海道の印象を問われて「白い恋人ですね」ってなコメントはブラックジョークなのか、マジボケなのか? ブラックジョークなのだとすれば、なかなかの大物だが…。唐川を指名したロッテは先発陣の層が厚いだけに1年目から先発ローテ…とはいかないかもしれないが、将来性を見込まれている以上、焦らずに熟成させる方針を取って欲しい所だ。
 尚、抽選に負けた8球団の外れ1位だが、広島はリードオフマンとしての期待が高い大型ショート・安部友裕内野手(福岡工大城東)、偽バファローズは東海地区屈指と言われるスラッガー・丹羽将弥外野手(岐阜城北)、悪の温床・楽天は最速145kmの寺田龍平投手(札幌南)、横浜はセンバツを制したサウスポー・田中健二朗投手(常葉学園菊川)、阪神は走攻守三拍子揃った高浜卓也内野手(横浜)、巨人は50m5秒8の俊足と広い守備範囲で緒方耕一二世の呼び声高い藤村大介内野手(熊本工)、ソフトバンクは最速151kmの本格派右腕・岩崎翔投手(市船橋)を指名。中日は外れ1位で指名した岩崎までもが競合してしまった上、またも抽選で敗退。外れ外れ1位として打撃センス抜群で野手としても期待が懸かる赤坂和幸投手(浦和学院)を指名した。

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