隠善智也

May 11, 2008

◆G9−3D◆
巨人は初回、内野安打で出た亀井が中田の牽制悪送球で一気に三進すると、坂本の犠飛で先制のホームイン。1点を追う中日は3回、森野のヒット,谷繁の四球の後、中田が送って、一死二、三塁のチャンス。ここで捕手の遙か上を越えるグライシンガーの大暴投で森野が労せずして生還し、同点。更に、四球で歩いた荒木が二盗を決めた後、井端がセンター前へタイムリーを放ち、2点を勝ち越し。逆転を許した巨人は4回に寿司職人ラミレスの11号ソロ、5回には亀井のタイムリー二塁打で追いつくと、続く6回にはガッツに8号ソロが飛び出して、勝ち越しに成功。更に、一死二塁からゴンザレス,隠善,脇谷と3連打を浴びせて2点を追加。7回には一死一塁から阿部がピッチャーゴロに倒れて、ゲッツー…と思いきや、小林のやや右へ逸れた送球を井端が後逸し、オールセーフ。川相不在の弊害を露呈し、落胆の色を隠せない中日に対して、巨人はここからゴンザレス,隠善の連続タイムリーでダメ押しの3点を追加。中日は5回以降一人の走者も出せない体たらくでこの3連戦負け越しとなった。グライシンガーは7回3失点でハーラートップタイの5勝目。

3回に信じられない大暴投を犯した挙げ句の逆転を許した時にはどうなる事かと思ったグライシンガーだが、何だかんだで試合を作った辺りは流石。打ってはプロ初スタメンの隠善が3安打3打点。その隠善と共に亀井,坂本,脇谷がお立ち台に上るなど生え抜きの若手が大活躍。当ブログ推奨助っ人・ゴンザレスも2安打1打点。開幕前にこんなメンバーを並べて快勝する巨人を想像出来た人がいただろうか? こういう試合を見ていると、ニックンや李は勿論の事、マッスル千代の富士すら不要に思えてくる。彼らで一時代を築く為にも、今オフこそは無駄な金満補強は辞めて欲しいものである。中日は折角、逆転しておきながら、その後、全く追い打ちをかけられず、守っては致命的なミスで完全に流れを巨人に渡してしまう有様。こんな事をやっていては首位争いから陥落するのも時間の問題だ。最悪の事態に陥る前に名手・川相の現役復帰を視野に入れて欲しいものである。

◆S1−2C◆
最早、相手投手が右だろうが左だろうが、構わずに外している事はバレバレにも拘わらず、左の石川が相手だからなどと、とってつけた理由で求道者・前田をスタメンから外したブラウン監督。更に、栗原の4番降格,シーボルの二軍降格を示唆するなど、ナインに不安ばかり煽っていたが、槍玉に挙がった二人が怒りを爆発させ、2回に栗原が13打席ぶりのヒットとなる3号先制ソロを叩き込むと、4回にはシーボルが12打席ぶりのヒットとなる4号ソロを放り込み、2点目を追加。ルーキー・篠田の前に4回までゼロ行進を続けていたヤクルトは5回、畠山,飯原の連打で一、三塁とすると、一死後、リグスの併殺崩れの間にようやく1点。続く6回には二死からガイエルの二塁打で篠田をKOするも、代わった梅津の前に宮本がショートゴロに倒れて、同点ならず。何とか突き放したい広島は7回、2本のヒットで一死一、三塁のチャンス。ここで代打に起用された求道者・前田だが、ブラウン監督の嫌がらせ殺法の所為ですっかり調子を崩してしまい、あえなく三振。続く赤松も倒れて、二者残塁。9回のチャンスも逃してしまった広島だが、8回途中から登板した守護神・永川がヤクルトの反撃を断ちきり、辛くも逃げ切った。篠田はプロ初先発で初勝利を手にした。

ブラウン監督がチームに不安をもたらす事にご執心の中、崖っぷちの二人が執念の一発。投げてはルーキー・篠田が粘り強い投球でプロ初勝利をあげれば、永川がイニングをまたぎながら1点差を守りきる好投。ソロ2発による2点のみと言う展開はとても喜べるものではないが、この接戦を制したのは大きいだろう。だが、気がかりはやはり求道者・前田。こんな起用法で好調を維持しろと言うのは酷な話だが、神懸かり的に打ちまくる以外、ブラウン監督の魔の手から逃れる術がないと言う蟻地獄。シーボル落とす暇があったら、お前さんが休養してくれと…>ブラウン監督

◆T4−3YB◆
横浜は初回、偵察要員・小山田に代わる代打・大西の二塁打の後、ガッツな貴公子・仁志が送って、一死三塁と先制のチャンス。しかし、金城,村田と倒れて、無得点。すると、その裏、阪神はシャア少佐が内野安打に盗塁と足を生かして、二塁を陥れると、内野ゴロ2つで先制のホームイン。横浜が2,3回とゲッツーでチャンスを潰しているうちに、阪神は3回、新井,ゼブラ今岡のタイムリーで2点を追加。先発の岩田は大西の犠飛による1失点のみながら、5回で降板。6回に渡辺を挟み、7回からは久保田、8回からはウィリアムス、そして、9回から守護神・藤川と、開幕戦以来44日ぶりとなるJFKリレーが炸裂し、2点のリードを守りきった。

首位を快走する阪神だが、更に頼もしい戦力が加わった。昨日は序盤から劣勢で出番のなかったウィリアムスだったが、開幕戦以来となるマウンドで完全復活をアピール。今日は好投した久保田に今後も安定感が戻れば、後ろは万全だろう…と言っても、昨年同様、先発陣の成長を阻害する様な安直継投はやめて欲しい所。今日の岩田だって、危なっかしかったとは言え、5回で降板は早過ぎだろう。

◆F4−3H◆
初回は簡単に3人で退けた大場だが、続く2回、連続四球で一、二塁とした所で小田に被弾する一発病を露呈し、3失点。3点を追うソフトバンクは4回、小久保,柴原の連続アーチで1点差。続く5回には長谷川,松中の連続二塁打でついに同点。大場は6回に先頭打者を歩かせた所で早くも降板となり、継投モードに入っていたソフトバンクだが、7回、3番手・久米が二死から三木に痛打されると、牽制悪送球,暴投と相次ぐミスで三塁へ進めてしまった挙げ句、劇団ひちょりにタイムリーを許して、勝ち越し点を献上。最後は守護神・MICHEALの前に3人で打ち取られた。日本ハム2番手のルーキー・宮西はプロ初勝利。

開幕から続いていたルーキー・久米の不敗神話がついに崩壊。二死を取っているのだから、三木の足など気にせんで良かったものを…。小椋にスイッチせずに続投していれば、久米効果で逆転していたかも…と言うのは不条理な仮定だろう。3点差を追いついたまでは良かったが、川崎が5タコと大ブレーキだったのが痛かった。大場は課題の一発病をまたしても露呈。しかも、四球で走者溜めた上の一発と言う最悪のパターン。こんな事をやっていると唐川に新人王をかっさらわれかねない…。

◆M6−1E◆
楽天先発・田中に対し、ロッテは初回から大松のタイムリーで先制すると、4回には一死から早川,今江,金沢の3連打で1点を追加すると、二死後、根元が走者一掃のタイムリー三塁打を浴びせて、この回、3点。続く5回にはオーティズ,大松の連続二塁打で田中をKO。完全に主導権を握ったロッテは7回にも大松のこの日3本目となるタイムリーで6点目。スライド登板の清水は8回まで散発4安打無失点の好投。9回にショートにタイムリーを浴び、完封は逃したものの、今季4度目の完投で4勝目。チームの連敗は5でストップした。

昨日、ノムさんに嫌味を言われながらも、試合開始10分前で雨天中止を決め込んだロッテが投打噛み合う試合運びで完勝し、連敗脱出。対戦相手がグスマンから田中に代わってしまった清水だったが、余裕で投げ勝った。恵みの雨と言うより、人為的な策略で休養を図ったロッテのやり口にノムさんは昨日やっていれば3タテも可能だった…と、さぞやおかんむりの事だろう。

◆Bs0−9L◆
炎上が続いている金子はこの日も立ち上がりからピリッとせず、初回、中島に9号2ランを被弾。3回にはG.G.佐藤にタイムリーを浴びると、5回にも栗山,G.G.佐藤にタイムリーを許した挙げ句、中村に頭部死球を食らわせ、危険球退場。2番手・川越も7回に4長短打を浴びて、致命的な4点を献上。西武先発・帆足は終盤に疲労の所為かピンチを迎えたものの、あと一本を許さず、2試合連続完封で開幕4連勝。西武はこれで6連勝となった。

金子はまたもやあっさりKO。危険球退場しなければ、もっと炎上していたかもしれない。これで二軍落ちも決まったらしい。川越,平野佳ら、ローテの柱になりそうな期待を抱かせながら、好調は長続きせず、安定して黒星が白星を上回り続ける軌道に乗ってしまうと言う偽バファローズ右腕の系譜に金子も名を連ねてしまうのか? チームが弱いと言っても、別に打線に見殺しに遭うまでもなく負けているので同情の余地もない。来年は小松辺りもこのパターンに巻き込まれそうで心配だ。一方、今季、覚醒中の帆足は20イニング無失点と抜群の安定感。打っては栗山が4安打2盗塁4得点とポイントゲッターとして大活躍。西武はこれで交流戦までの首位キープが確定した。

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ritzberry at 21:20コメント(2)トラックバック(94) 
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