稲葉篤紀

July 06, 2007 21:50

◆S5−4G◆
新人王レースを驀進中の金刃に対して、ヤクルトは初回、ヒットの青木を二塁へ進めると、ガイエルのタイムリー二塁打で返して、1点を先制。金村(日本ハム)の師匠・伊集院光が「合体変形ロボみたいな名前で凄ぇかっこいいから」と言う理由で一押しの新助っ人・グライシンガーに対して、走者を出しながら攻めあぐねていた巨人たが、3回二死一塁から阿部が19号2ランを叩き込み、逆転に成功。続く4回には一死一、三塁から金刃がスクイズを決めて、3点目。しかし、その裏、ヤクルトは連打で一、三塁とすると、飯原のタイムリー二塁打の後、グライシンガーのサードゴロで同点。続く5回には宮本の3号ソロで勝ち越すと、更に、6回には好調・福川に3戦連発となる6号ソロが飛び出して、金刃をKO。5−3の儘、迎えた土壇場9回、抑えの木田画伯に対して、巨人は二死走者なしからマッスル千代の富士が二塁打,松田記者がタイムリーを浴びせて、1点差。更に、ガッツの打席で木田画伯が暴投を犯して、一打同点の場面を作ったが、ガッツは不覚の見逃し三振に倒れて、あと一歩及ばなかった。グライシンガーは春風亭半ケツに並ぶハーラートップタイの10勝目をマークした。

◆D0−2T◆
阪神は初回、今季初登板となる中日先発・山井の立ち上がりを捉え、一死からシャア少佐,鳥谷と連打を浴びせると、二死後、ゼブラ今岡が歩いて満塁のチャンス。ここで林がセンター前へタイムリーを浴びせて、2点を先制。阪神先発・下柳は例によって、JFKに後を任せる気満々の投球で初回から飛ばして行くと、既定路線通り、7回からは久保田−ウィリアムスと繋いで、最後は藤川が締めての完封リレーを達成。阪神は2回以降、再三再四チャンスを逃し、12残塁の大拙攻だったが、投手陣の踏ん張りに救われた。6回を3安打無失点に好投を展開した下柳は通算100勝目を飾った。

◆C−YB◆
降雨中止。

◆F2−0M◆
0.5差で首位を争う攻防戦第1ラウンドはダルビッシュ,渡辺俊の素晴らしい投げ合いに。先のチャンスを掴んだのはロッテ。2回に先頭のサブローがライト前に弾き返すと、続くベニー松山が死球を食らい、無死一、二塁。しかし、ここでワトソン博士がゲッツーに倒れると、橋本もセカンドゴロに倒れて、無得点。結局、ロッテのチャンスはこれが最初で最後だった。渡辺俊も5回まで僅かに1安打の快投を見せていたが、6回、一死から田中賢に痛打されると、続く稲葉にライトスタンドへ9号2ランを叩き込まれて、ついに先制点を献上。ようやく援護を貰ったダルビッシュは3回以降パーフェクトに抑え込む完璧な投球を見せ、1安打完封で7勝目。日本ハムはロッテを引きずり落として、首位に返り咲いた。

◆E5−10Bs◆
ソフトバンクとの水島の呪い対決を連勝で切り抜けた悪の温床・楽天だが、この日は先発のルーキー・永井が初回から炎上。いきなりの4連打で早くも3点を失うと、続く2回には大引の三塁打に高須のエラーが重なり、4点目を献上。 その裏、鉄平のタイムリー二塁打で1点を返すも、4回には大引のプロ初アーチ、5回にはアレンに一発を許すなど、ジワジワと突き放されるばかり。8回には4長短打で3点を失い、ダメ押しの10点目を献上。悪の温床・楽天は山崎武の29号等で5点差まで追い上げる粘りを見せたが、勝利には届かなかった。

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May 26, 2007 20:37

◆E1−4G◆
悪の温床・楽天先発・青山に対して、巨人は初回にガッツが10号2ラン,2回にはホリンズが4号2ランと一発攻勢で4点をリードし、青山は早くもKO。しかし、代わった有銘の前には手も足も出ず、6回まで全員凡退と完全に沈黙。7回に二死から3連打を浴びせるも、本塁を狙ったホリンズが憤死し、またも追加点ならず。一方、昨日の先発予定でスライド登板となった巨人先発・内海は初回の満塁のピンチを切り抜けてからは落ち着きを取り戻し、6回まで無失点の好投を展開。7回にガッツのエラーでピンチを作り、鉄平にタイムリーを浴びた所で降板となったが、後を継いだ豊田が連続三振で切り抜けると、8回も2三振を奪う力投を展開。最後は上原が3人で締めて、交流戦初勝利。今季初の3連敗を免れた。内海はハーラートップタイとなる6勝目をマーク。

◆L1−7D◆
深刻な得点力不足に悩まされている西武打線はこの日も沈黙。中日先発・中田から初回に3人の走者を出しながら、4人で攻撃終了するチグハグぶりに始まり、3回までゼロ行進。4回にカブレラの2戦連続アーチで1点をあげたものの、以降はさっぱりでこれで7試合連続2得点以下。投げては先発・オツが2回に中村紀の犠飛で先制を許すと、3回には森野に川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに6号3ランを浴びるなど、4失点。6回にも李に川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに3号2ランを被弾し、KO。投打に精彩を欠いた西武は3連敗で貯金が消滅し、4位転落となった。中田は8回1失点でハーラートップタイの6勝目。

◆H1−2C◆
水島の呪いと言う強大無比な敵との戦いを強いられ、セ・リーグとの戦いに集中出来ずにいるソフトバンク。昨日、炎の4安打で呪いを打破したかに思われた主砲・松中だが、呪いに抗った反動は大きかったのか、左肋軟骨挫傷で今季初のスタメン落ちとなる苦しい展開。右くらはぎ痛から復帰した魅惑のナックルボーラー・フェルナンデス相手に初回、新井のタイムリーエラーでタナボタの先制点をゲットするも、以降は走者を出してもあと一本が出ない拙攻モードで一向に追加点を奪えない。一方、ソフトバンク先発のガトームソンは不甲斐ない味方打線に辟易としながらも、6回まで僅かに1安打に抑え込む快投を展開していたが、7回、東出,栗原と連打を浴びた後、新井に犠飛を許して、ついに同点。その裏、ソフトバンクはすかさず一死満塁と勝ち越しのチャンスを掴むも、ここで大村が最悪のゲッツーに倒れて、無得点。すると、直後の8回、緒方,喜田の連打でピンチを迎えた所で石原にスクイズを決められて、勝ち越し点を献上。その裏、ソフトバンク先頭の本多は二塁打を放ちながら、ハマのスペランカーのピッチャーゴロで飛び出して憤死。続く小久保はゲッツーと言う何とも無様な攻撃でまたも無得点。最後は守護神・永川に反撃を断たれて、万事休す。3併殺1盗塁死1走塁死の拙攻ぶりで好投・ガトームソンを見殺しにしてしまったソフトバンクはロッテと入れ替わりで首位陥落となった。

◆Bs7−0T◆
前回の好投でローテ落ちを免れた太陽の子エステバン・ジャンだったが、この日は初回から二死二、三塁のピンチを迎えると、北川,下山の連続タイムリー二塁打で3点を献上。2回も無失点ながら3人の走者を出す危なっかしい投球で3回からは早くも引っ込められてしまう始末。しかし、代わった能見も4回に村松のタイムリー等で2点を失うと、3番手の橋本健もラロッカに2ランを被弾し、点差を広げられる一方。阪神打線は1,2回と立て続けにゲッツーでチャンスを潰したのを皮切りに、5回には二死一、三塁,6,8回にはいずれも無死一、二塁のチャンスを逃す怒濤の拙攻三昧。結局、平野佳−高木−大久保のリレーに今季6度目の完封負け。投打に圧倒した偽バファローズは引き分け1つを挟んで6年ぶりの6連勝

◆F6−4S◆
日本ハムの先発は前回、水島の呪いに取り憑かれていたソフトバンクを相手にプロ初完封を果たした木下だったが、この日の相手は連敗中とは言え、水島の呪いに取り憑かれている訳ではないヤクルト。まだまだ力不足の木下は水島の呪いと言うマイナス効果が必要らしく、立ち上がりから走者を出しまくる苦しい投球が続き、それでも何とか2回までは踏ん張っていたものの、3回にガイエルに2ランを浴びて、先制点を献上。その裏、4長短打で一気に4点と逆転して貰ったにも拘わらず、直後の4回には一死一、二塁のピンチを迎えた所であえなくKO。このピンチは2番手・押本が凌いだものの、続く5回、一死満塁から宮本のタイムリー,度会の犠飛で振り出しに戻される。同点の儘、迎えた7回、日本ハムは稲葉のタイムリーでついに勝ち越すと、更に、度会のタイムリーエラーでダメ押し。8回二死一、二塁のピンチで登板し、ここを見事に切り抜けた守護神・MICHEALが9回もピシャリと締めて、日本ハムは6連勝で3位浮上。一方、またもや接戦を落としてしまったヤクルトは5連敗となった。

◆M8−3YB◆
ロッテ打線が序盤から爆発。故障上がりで17日ぶりのマウンドとなるハマのチンピラに対して、初回、フクーラのタイムリーで先制すると、2回には青野が2ラン,3回にはサブローが犠飛と着々と加点。5回には連打でハマのチンピラをKOした後、里崎の押し出し四球,ズレータの犠飛で2点を追加。投げては先発の渡辺俊が7回まで散発3安打無失点の好投。疲れが出たか、8回に古木のタイムリー三塁打等で2点を失い、降板したものの、その裏、すかさず早川の2点二塁打で突き放した。横浜は9回に村田が一発かましたものの、焼け石に水だった。ロッテはこれでソフトバンクと入れ替わりで首位浮上。渡辺俊は5勝目をマークした。

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