礒部公一

September 13, 2007 22:00

◆S5−0G◆
悪夢の危険球をきっかけに惨敗を喫し、ヤクルトに流れを持っていかれた巨人はこの日も先発・久保が乱調。2回二死走者なしから田中浩を歩かせると、連打で満塁とされた所で青木に先制タイムリーを浴び、2失点。4回には一死一、三塁から投手の石川に2打席連続安打を浴びて、3点目を失うと、青木のヒットで満塁となった所で飯原のセカンドゴロの間に4点目を献上。続く5回にもガイエルに26号ソロを被弾した久保はこの回限りであえなく降板となった。一方、ヤクルト先発・石川は4回までパーフェクトと素晴らしい立ち上がりを見せるなど、巨人打線に付け入る隙を許さず、4安打無四球で今季初完封を達成した。巨人は8月18日以来の完封負けで3位転落。

◆D4−1YB◆
先発・人斬り抜刀斎が初回から村田の犠飛で先制を許した中日だが、4回、村田のエラーに2四球と言う拾い物の満塁のチャンスに李,藤井,谷繁と3連続タイムリーで4点を奪い、逆転に成功。先発・人斬り抜刀斎は打たせて取る丁寧な投球で2回以降追加点を許さず、8回からは岡本−岩瀬と繋ぎ、逃げ切りに成功。人斬り抜刀斎は8月16日以来となる11勝目。中日は巨人と入れ替わりで2位に浮上した。

◆C3−5T◆
首位に立ちながら、広島との相性の悪さに苦しんでいる阪神はこの日も先発・杉山が4回にオチョアのタイムリーで先制点を献上。しかし、直後の5回、先頭のキュラソ星人が29号同点アーチ。この後、満塁のチャンスを逃してしまったが、続く6回、無死満塁から連続押し出しで2点を勝ち越すと、更に、矢野に2点タイムリーが飛び出して、この回、4点。先発・杉山は代打を出されて、4回降板となったが、リリーフ陣が踏ん張りを見せ、1−5の儘、9回へ突入。ここで10連投後、2試合休めた藤川がセーブのつかない場面ながらマウンドに上がったが、栗原に24号2ランを叩き込まれて、今季初被弾。酷使三昧の不安を覗かせた藤川だが、何とか森笠を打ち取り、連敗をストップさせた。

◆L0−1H◆
西武は2回二死一、二塁,3回二死満塁と立て続けのチャンスを逃す拙攻三昧。一方、西武先発・涌井の前に4回までノーヒットと沈黙していたソフトバンクは5回一死から小久保がチーム初安打となる二塁打を浴びせると、二死後、ハマのスペランカーがタイムリー二塁打を放ち、均衡を破る先制点をゲット。この虎の子の1点を必死の継投で守り抜き、4投手による完封リレーを達成。ソフトバンク先発・スタンドリッジは6回途中まで投げ、来日以来無傷の5連勝を飾った。涌井は1失点完投ながら、見殺しに遭い、3連敗。西武は5位転落となった。

◆M1−4F◆
0−0で迎えた3回、日本ハムは一死一、三塁から田中賢のタイムリー二塁打で先制。稲葉が敬遠されて満塁となった所で小谷野が押し出し四球を食らうと、青波の永瀬は2点タイムリーを浴びせて、この回、大量4点。その裏、先頭の今江に二塁打を浴びた所で先発・グリンが緊急降板。代わった金森は内野ゴロ2つで1点を返されたものの、その後、5回まで追加点を許さない好リリーフを展開。6回からは江尻−武田久と繋ぎ、最後は守護神・MICHEALが3人でピシャリと締め、逃げ切った。

◆E4−1Bs◆
悪の温床・楽天先発・田中に対して、偽バファローズは4回、アレンの4号2ランで先制すると、続く5回には坂口のタイムリーで3点目。しかし、相変わらず、田中が投げると活気付く悪の温床・楽天打線は6回、一死から3連打で1点を返すと、後藤のタイムリーエラーで1点差と詰め寄り、更に、ショートもタイムリーを放って、一気に同点。その後、両軍決め手に欠き、試合は延長にもつれ込んだ。10回、偽バファローズは二死満塁のチャンスを掴むも、後藤がサードへのファールフライに倒れて、三者残塁。するとその裏、悪の温床・楽天は先頭の嶋が二塁打で出塁。偽バファローズはたまらず守護神・加藤大を投入するが、高須の犠打,草野の敬遠で一死一、三塁となった所で代打・礒部にライト前へタイムリーを浴び、連夜のサヨナラ負け。悪の温床・楽天はこれで単独4位となった。

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