猪本健太郎

July 22, 2010 21:32

7/22岩崎恭◆全イ3−6全ウ◆(フレッシュオールスター)
川相効果により、チームが浮上すると、自分の手柄が霞んでしまうと恐れた落合監督の陰謀か、現役復帰どころか、一軍ベンチからもはぶられて、二軍に追いやられてしまった名手・川相。二軍監督として1年目の今季、中日の二軍は最下位に喘いでいるものの、一軍に定着出来る力をつけさせるべく、目先の勝利に囚われず、じっくり育成する事を最大課題とする川相イズムは徐々に浸透しつつある。そんな名手・川相が全ウの指揮官として、久々に表舞台に登場。対する全イを率いるのは現役時代、名手・川相とショートの座を争った岡崎二軍監督(巨人)と言う因縁めいた顔合わせとなった。人望溢れる名手・川相を何としても勝たせたいと、球団の枠を越えて、チーム一丸となって臨んだ全ウは初回、全イ先発・戸村(楽天)に対し、今宮(ソフトバンク)がいきなりレフト前へ弾き返すと、田上(阪神)も二塁打で続いて、無死二、三塁のチャンス。ここで森田(阪神)がセンターへ犠飛を打ち上げ、今宮が先制のホームイン。続く2回には一死から土井(偽バファローズ)が四球を選ぶと、岩崎恭(中日),猪本(ソフトバンク)と連続アーチを叩き込み、3点を追加。一方、4点を追う全イはその裏、全ウ先発・今村(広島)に対し、先頭の細谷(ロッテ)がレフトスタンドへソロアーチをぶち込んで応戦。この後、大平(日本ハム)の四球,斉藤(西武)の二塁打で二、三塁とチャンスを広げるが、荒木(ヤクルト),岳野(西武)と打ち取られ、1点止まり。3〜6回までは、両軍のリリーフ陣がいずれも1回を3人ずつで切り抜ける互いに譲らぬ好投を展開し、1−4の儘、終盤へ突入。迎えた7回、全ウは全イ5番手の林(ロッテ)から堂林(広島)が一発を叩き込み、待望の追加点をゲット。更に、8回には育成選手から這い上がり一軍でも奮闘中の星野(巨人)に対し、一死から代打・立岡(ソフトバンク),目下、絶賛売り出し中の岩本(広島)の連打で一、三塁とした所で吉田(中日)がセンターへきっちり犠飛を打ち上げ、6点目。その裏、全イは全ウ7番手・横山に対し、斉藤,加藤政(日本ハム)と連打を浴びせると、二死後、松井淳(ヤクルト)がタイムリー内野安打を放ち、2点目。なおも一、二塁のチャンスだったが、中川(楽天)がショートゴロに打ち取られ、二者残塁。土壇場9回には抑えで出てきた武内(広島)を相手に二死から大平が二塁打,斉藤が右中間を深々と破ってこの日3安打目となるタイムリー三塁打を放って、3点差まで追い上げるも、反撃もここまでだった。名手・川相監督の下、のびのびとプレー出来た全ウが投打に圧倒し、快勝。かくして名手・川相はファンが待ちに待ったお立ち台に登場する事となり、将来性溢れる若き力の成長に目を細めた。優秀選手賞にはスタメンマスクで一発を浴びせた猪本,三者三振の快投を見せた古川(偽バファローズ),2本の長打を含む3打数3安打と大爆発した斉藤,追撃のアーチを放った細谷の4人が受賞MVPには2ランに1盗塁の活躍を見せた岩崎恭が選ばれ、賞金100万円をゲットした

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