永井玲

April 16, 2011 22:36

◆C4−2G◆
昨年、右肘手術の影響で未勝利に終わったリベンジに燃えるグライシンガー。初回から寿司職人ラミレスの2ランで先制して貰いながら、その裏、あっさり追い付かれると、2回にも梵のタイムリー等で2点を勝ち越され、あえなくKO。広島先発のジ・oも4回途中でマッスル千代の富士の打球を膝に受けて、負傷退場となるが、リリーフ陣の踏ん張りで2点のリードを守りきった。3回1/3を投げて、6安打浴びながら無失点と粘りのロングリリーフを見せた今村はプロ初勝利

◆D1−1T◆
小笠原が3回途中に左足ふくらはぎ痛で1人の走者も浴びないまま降板するアクシデントに見舞われた中日は序盤から小刻みに繋ぐ必死の継投。一方、阪神も1失点と好投のメッセンジャーに6回で代打を送って早くも継投モード。結局、両軍合わせて17投手を送り込む総力戦は延長11回に入った所で3時間半を越えた為、ドロー。阪神のドラ1ルーキー・榎田は2番手としてプロ初登板。2回を投げ、4人の走者を出しながらも、無失点で凌ぎきるまずまずのデビュー。その榎田からヒットを放った森野は史上263人目となる1000安打をマークした。

◆S6−6YB◆
そろそろ今季初白星が欲しいヤクルトは新助っ人・バレンティンの来日初アーチ等で7回までに4点のリードを奪うが、先発・村中が8回に入るや、4者連続出塁で3点を失い、KO。9回には今季初登板となった守護神・林を投入して、逃げきりを図るも、石川にタイムリーを浴びて同点。結局、3時間半ルールにより、延長に入らず引き分けとなり、ヤクルトの初白星はまたもお預け。

4/16摂津◆H4−9L◆
中継ぎから配置転換となった摂津がプロ初先発。オープン戦では快投の連続で大いに期待がかかったが、初回からいきなり3連打の後、中村に被弾とあっと言う間の4失点。1点差まで詰め寄って貰い、立ち直りかけたのも束の間、5回にまたも中村に3ランを浴び、失意の8失点KO。今季まだ登板がなかった為、調整登板となった守護神・馬原も四球連発でKOされる惨憺たる内容だった。

◆F6−7M◆
ロッテ先発・渡辺俊が初回から大乱調でD.ハッセルホフに被弾するなど、いきなりの4失点。その後も立ち直る事なく4回もたずに6失点KO。しかし、ジリジリ追い上げるロッテは6回にケッペルをKOすると、7回には立て続けの送りバント失敗でやむなく強行に切り替えた今江が今季初アーチとなる2ランが飛び出して逆転に成功。最後は薮田が締めて逃げきった。

◆E2−1Bs◆
早くも単独首位に立った楽天はこの日も先発・永井が4回まで無失点に抑える好投を展開すると、5回に松井稼の走者一掃の2点タイムリー二塁打でついに均衡を破る先制点をゲット。ティー岡田の2号ソロで1点差と詰め寄られるが、最後はスパイアーが三者三振の快投で締め括り、首位の座をキープした。

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