水島の呪い

January 31, 2008 23:11

 もう5日も前の話なのだが、今頃になって知ったので紹介。まさか、こんなプロ野球の未来を揺るがす様な恐ろしい事件が起きていたとは!

漫画でも大暴れ!中田 ドカベンと対戦へ
中田vsドカベン!マンガで超豪弾ぶっ放つ
ドカベン大好き!日本ハム・中田、水島漫画への出演を熱望

 まだキャンプすら始まっていないと言うのに、自称トンガこと中田もえらく迂闊な発言をしてしまったものだ。案の定、水島氏は調子ぶっこいて「私の中では08年のスーパースターズ開幕戦の相手は日本ハムに決まってます。中田君はたとえ本人が1軍にいなくても登場します。出たいと言ってくれるだけで光栄」とシメる気満々。高校通算本塁打記録保持者となれば、単純に考えて、山田を上回る実績と言う事になる(一線級投手との対戦度合いや、甲子園での本数など配慮しても、実際は本数だけで比較出来る様なものではないのだが)。自分のキャラが実在選手に負ける訳がないと思い込んでいる水島氏としては中田の存在を許せる筈もない。登場希望の言質も取った事だし、出る杭はサッサと打ち砕いておこうと言う事だろう。「漫画のキャラは作れるが、現実でヒーローを作るのは難しい。中田君はその点においても願ってもない人物」などとぬかしているが、水島氏は「ヒーローを(自分のキャラで打ち砕いて)潰すのは易しい」を地で行く漫画を描き続けて「パ・リーグの疫病神」の異名を定着させた事は周知の事実。「里中、山田らとどう戦いを繰り広げるか、面白いものになるのは間違いない」と思っているのは水島氏ただ一人。山田にシメられて、格の違いを見せつけられた挙げ句、「ずっと憧れだった」「山田さんは凄い」等の台詞を吐かされる可能性はかなり高く、下手をすると霊感投手・松坂の様に山田信者にされかねない。打者一本に専念する事を決めたのに、投手として登板させられた挙げ句、山田に一発浴びるなんて危険性も十二分だ。一軍にいなくても引っ張り出されてしまうとあっては、二軍落ちで逃げる事すら出来ない。ゴールデンルーキー・中田は早くも選手生命の危機に立たされたと言っても過言ではないだろう。仮に、五体満足に切り抜ける幸運に恵まれたとしても、常に水島氏に弄ばれる危機に晒され続けている日本球界に嫌気がさして国外亡命を決意すると言う霊感投手・松坂と同じ道を歩む可能性は大いに考えられそうだ。それにしても、「一番好きな選手はドカベン。ボールを素手で捕る所が渋い」……って、山田にそんなシーンなどあっただろうか? 全く思い当たる所がないのだが…。中田の「ドカベン」ファンと言う話は単なる社交辞令の可能性もあるのだが、破戒僧・清原の社交辞令を真に受けてパ・リーグ撲滅漫画を始めてしまう様な水島氏が相手だけに、いずれにしろ、中田の発言が迂闊だった事に変わりはないだろう。

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April 05, 2007 21:58

◆G3−5D◆
上原,パウエルの戦線離脱により、6番手として開幕ローテの座を掴んだ木佐貫が9ヶ月ぶりの一軍マウンド。初回、軽く三者凡退に抑えると、その裏、李のタイムリーで先制点を貰う幸先のいい立ち上がりとなったが、直後の2回、昨夜ついに目覚めたT.ウッズに川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ放り込まれ、あっと言う間に同点。それでも、調子が悪いながらも要所を締める人斬り抜刀斎と互角の投球を演じ、試合は中盤へ。5回、松田記者,ガッツの連続タイムリーで再び勝ち越して貰い、3年ぶりの白星が見えたかと思ったのも束の間、直後の6回、またもやT.ウッズに川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーン右へ同点2ランを叩き込まれて、この回限りで無念の降板。そして、迎えた8回、巨人2番手・チョコに対して、またまたT.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ会心の2ランをぶち込んで、ついに中日が勝ち越し。こうなれば、あとは岡本−岩瀬と繋ぐ必勝リレーが決まり、中日がこの3連戦勝ち越し。T.ウッズが完全に目覚めたのは何よりだが、それでも川相不在を象徴するかの様に一発依存の展開は決して手放しで喜んではいられない。一方、何とか復活を遂げて欲しい木佐貫はT.ウッズ一人にやられたものの、とりあえず先発としては及第点の内容で今後に期待。ここまで先発6人がいずれも最低限の投球を見せているのは巨人にとっては救いだろう。上原,パウエルが復帰してきた時、果たして、誰が落とされてしまうのか、今から気になってきた。

◆S4−1T◆
両軍共に初回から満塁のチャンスを逃すなど、序盤は拙攻合戦が続いたが、4回に飯原の一発でようやくヤクルトが先制。今日こそ今季初勝利を掴みたいヤクルトだったが、6回、先発・石井一がキュラソ星人に被弾し、試合は振り出しに。酷使していた中継ぎ陣が雨天中止で休めたのをいい事に、ボーグルソンに代打を送って、7回から継投モードに入った阪神だったが、これに対して、ヤクルトは先頭の寿司職人ラミレスがいきなり今季初アーチを放って、勝ち越しに成功。更に、宮本のタイムリーと福川のスクイズが決まって、ダメを押すと、館山−高津と繋いで、ようやく今季初勝利を手にした。

◆C2−3YB◆
求道者・前田がスタメンに復帰した広島だが、この日は頼りの前田に本来の冴えが見られない。それでも新井の一発と栗原の犠飛で2点のリードを貰ったエース黒田が6回まで2安打無失点の好投を見せる。しかし、7回、一死一塁から古木に痛恨の2ランを許して、同点に追いつかれると、9回には鈴木なおのりに被弾し、勝ち越し点を献上。最後はクルーンの前に反撃を断たれて、この3連戦負け越し。またも得点は2点と貧打から抜け出せない広島はいつまで先発投手を見殺し続けるのか?

◆L8−3H◆
大村が消え、本多が消え、そして、早くも時限爆弾に火がついたハマのスペランカーの定例行事で日に日に弱体化の一途を辿るソフトバンク打線。しかも、この日は恐怖のパ・リーグ撲滅漫画「ドカパロSS 地獄変」で公私混同虚弱投手・里中にパーフェクトに抑え込まれる呪いをかけられ、試合前から重苦しいムード。ブキャナンの二塁打で先制したのも束の間、先発・ガトームソンが細川,礒?と伏兵コンビによもやの連続被弾で簡単に逆転されると、4回にもカブレラのタイムリー等で2失点。ブキャナンの一発と、ようやく代打で出てきたハマのスペランカーのタイムリーで1点差まで追い上げるも、その裏、藤岡,柳瀬のリリーフ陣が4点を失う体たらくで試合を決定付けられた。

◆Bs3−2M◆
前回、打線に見殺されて白星を逃した成瀬に借りを返したいロッテ打線は初回からズレータの一発先制するも、2回以降、2度の満塁のチャンスを逃すなど、6回まで1併殺9残塁と怒濤の拙攻地獄。5回まで1安打無失点の快投を見せながら、不甲斐ない味方打線に焦りを隠せない成瀬は6回、阿部真にタイムリーを許し、ついに追いつかれてしまう。しかし、8回、この日、当たっている青野に一発が飛び出し、待望の勝ち越し点をゲット。その裏、一死二塁でラロッカを迎えた所でバレンタインが薮田にスイッチする余計な手出しをかまし、案の定、これが裏目。薮田はレフトスタンドへ特大逆転2ランを叩き込まれる最悪の展開で成瀬の白星をまたも粉砕。結局、9回はカーターに軽く捻られ、ゲームセット。15人もの走者を出しながら、結局、ソロ2発でしか点を奪えない有様で3連勝を逃してしまった。

◆E1−3F◆
悪の温床・楽天相手に3タテ食らう訳にはいかないと必死の日本ハムに対して、ゴールデンルーキー・田中がプロ2度目の登板。デビュー戦は2回途中でKOを余儀なくされたが、この日は毎回走者を出しながらも、粘りの投球で6回を1失点(自責0)に抑える好投を展開。何とか田中に白星をつけてやりたい悪の温床・楽天だったが、伊集院光の弟子・金村の前にいきなり鉄平,高須の連続二塁打で1点を先制しながら、それ以降は手も足も出ず、田中のプロ初勝利はまたもお預け。1−1の儘、迎えた8回に青波の長瀬の3戦連続アーチでついに勝ち越した日本ハムは9回にも金子誠の一発でダメ押し。伊集院光の弟子・金村は1失点完投で今季初勝利。8回の満塁のチャンスを逃したのが大きく響き、悪の温床・楽天の連勝は3でストップした。

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