桟原将司

October 03, 2009 22:39

◆G6−4C◆
最多勝を狙う巨人先発・ゴンザレスだが、初回、いきなり坂本のタイムリーエラーで足を引っ張られ、先制点を献上。しかし、その裏、先頭の坂本が汚名返上のセンター前ヒットを放つと、松本もヒットで続き、一死後、寿司職人ラミレス,亀井の連続タイムリーであっさり逆転に成功。更に、二死満塁となった所で脇谷が2点タイムリーを浴びせて、この回4点。広島が3回に赤松の犠飛で1点を返せば、その裏、巨人は阿部が31号ソロ。広島が4回にフィリップスの15号ソロで1点を返せば、その裏、巨人はガッツがタイムリーと点差を縮めさせない。6−3で迎えた6回、広島は二死二塁からマクレーンのタイムリーで4点目。7回には一死からルパン廣瀬が死球を食らい、ついにゴンザレスをKO。しかし、代わった山口の前に後続が凡退。山口は8回もピシャリと締めると、最後は豊田が締めて、逃げ切り。ゴンザレスは6回1/3を3失点で15勝目をマーク。これで10日の試合にゴンザレスが先発起用される事はほぼ確実と見られ、内海の4年連続2桁勝利はほぼ絶望的となった。広島の連勝は4でストップ。

◆YB3−6D◆
中日は初回、二死から森野が内野安打で出ると、連続四球で満塁とした所で谷繁がタイムリーを浴びせ、2点を先制。その裏、横浜は二死から内川,村田と連続二塁打で1点差。1−2の儘、迎えた4回、中日はベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに29号ソロを叩き込むと、5回には一死二、三塁から森野のタイムリー二塁打,ブランコのセカンドゴロで2点を追加。先発・ウッッチャンは4回まで1失点の好投を演じ、勝利投手の権利獲得を目前にしていたが、ここで落合監督は最多勝を無理矢理掠め取らせるべく吉見を投入。代わりばな一死一、三塁のピンチを背負った吉見は藤田をゲッツーに仕留めて、凌ぎきるも、続く6回、吉村に15号2ランを被弾し、2点差。3−5の儘、迎えた土壇場9回、中日は二死三塁から荒木のタイムリー内野安打で貴重な1点を追加。最後は浅尾が3人で締めて、逃げ切りに成功。思惑通り、吉見はウッチャンから白星を掠め取り、ハーラーダービー単独トップとなる16勝目をあげたが、先発投手としてのプライドが感じられないやり口に巨人・ゴンザレスから激しい非難を浴びる事となった。

◆T4−6S◆
2回に鬼崎のタイムリー内野安打で先制を許した阪神だが、その裏、一死からブラゼルがヒットで出ると、桜井のタイムリー二塁打で同点。更に、続く矢野にもタイムリーが飛び出し、勝ち越しに成功。直後の3回、ヤクルトは二死走者なしから梶本がライト前に弾き返すと、続く宮本が同点タイムリー二塁打。更に、青木がライトスタンドへ16号2ランを叩き込み、勝ち越しに成功。阪神先発・安藤はこの回限りで降板となった。2点を追う阪神は4回、一死二塁からまたも矢野がタイムリーを放つと、二死二塁となった所で平野がタイムリーを浴びせて、試合は振り出しに。4−4で迎えた6回、ヤクルトは一死から鬼崎がプロ入り初アーチを放り込み、勝ち越し点をあげると、続く川本が二塁打。二死後、福地がタイムリー三塁打を放ち、6点目。続く7回には連打と四球で無死満塁とするも、ここで代わった5番手・伊集院光の弟子・金村の前に後続3人が凡退し、三者残塁。9回も一死一、二塁のチャンスを生かせず、追加点を奪えない。ヤクルトが攻めあぐねている隙をつきたい阪神だったが、5回以降、一人の走者も出せず、あと2点が届かなかった。ヤクルト先発・石川は尻上がりに調子を上げ、今季3度目の完投で12勝目。これでヤクルトは阪神に並び、3位タイに浮上した。入団以来116試合連続無敗のプロ野球記録を更新中だった桟原はついにプロ初黒星

◆F11−1M◆
初回、日本ハムは劇団ひちょり,高橋のヒットで二死一、二塁とすると、スレッジの27号3ランで3点を先制。続く2回には一死から鶴岡が歩いた後、金子誠が12号2ラン。更に、田中のヒット,劇団ひちょりの四球,稲葉の内野安打で満塁とし、ロッテ先発・大嶺をKO。代わったルーキー・上野から高橋が押し出し四球を選ぶと、スレッジのタイムリー,小谷野のサードゴロで2点を加え、この回大量5点のビッグイニングを形成。8点を追うロッテは直後の3回、田中雅,早坂の連打と西岡の四球で無死満塁のチャンス。しかし、ここで今江がサードゴロゲッツーに倒れる間に1点を返すのが精一杯。3回以降攻めあぐねていた日本ハムだったが、7回、二死一、二塁から、金子誠がこの日2本目となる13号3ランで10点差を付け、試合を決定付けた。先発・八木は1失点完投で9勝目

◆E14−5L◆
西武先発・帆足に対し、楽天は初回、中村真の四球,渡辺直のヒットで一、二塁とすると、鉄平がライトスタンドへ11号先制3ラン。更に、一死後、草野にも6号ソロが飛び出し、この回4点。西武は4回、礒?の三塁打等で1点を返すと、5回には細川が4号2ランを叩き込み、1点差まで追い上げる。しかし、その裏、楽天は一死から渡辺直,鉄平と連打を浴びせると、山崎武が38号3ラン。更に、草野,リンデンの連続二塁打で1点を加え、帆足をKO。続く6回には無死一、二塁から鉄平がこの日2本目となる12号3ランをぶち込むと、8回には山崎武のタイムリー二塁打,リンデンの12号2ランでダメ押しの3点を追加。西武は9回、G.G.佐藤の25号ソロ,代打・上本の4号2ランで3点を返したが、焼け石に水で今季のBクラスが確定。一方、楽天は球団創設以来初となるAクラスが確定した。楽天先発・青山は大量援護に恵まれ、5失点ながら今季初完投で3勝目

◆G0−2D◆<ファーム日本選手権>
イースタンリーグの覇者・巨人と、ウエスタンリーグの覇者・中日の激突となったファーム日本選手権は1点を争う展開に。中日先発はルーキー・伊藤。伊藤は初回こそ二死満塁のピンチを背負ったものの、そこを切り抜けると、2回以降は安定した投球で巨人打線に先制点を許さない。一方、巨人先発・久保も伊藤に負けじと5回まで無失点に抑えていたが、6回、一死から野本に痛打されると、盗塁と加藤の悪送球が重なり、三進を許してしまう。ここで新井を歩かせた後、李をセカンドゴロに打ち取るが、ゲッツーを完成出来ず、この間に野本は先制のホームイン。待望の先制点を貰った伊藤だが、その裏、突如、制球を乱し、3四死球で一死満塁のピンチを作った所で無念のKO。しかし、代わった鈴木が代打・隠善,加治前と打ち取って、ピンチ脱出。中日は9回、今季限りで引退が決まっているピンキー井上が代打で登場すると、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへソロアーチを叩き込み、貴重な1点を追加。最後は金剛が3人で締め、完封リレーを達成。中日が2年ぶり5度目となるファーム日本一の座を掴み取った

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