杉内

March 28, 2007 21:54

◆H9−0E◆
悪の温床・楽天は当初、先発予定だった新助っ人・林が右人差し指のマメを潰し、松崎が急遽マウンドへ。これに対して、3回まで攻めあぐねていたソフトバンクだが、4回に前日、足に張りを訴えて途中交代となり、ファンを不安がらせた小久保が復帰初アーチを放って先制。これで火がついた打線が打者一巡の猛攻で一気に大量5点のビッグイニングを形成。投げては初登板で好投を見せた同い年の和田,新垣には負けられないとばかりに先発・杉内が散発5安打完封で6年連続の初登板初勝利。これでソフトバンクは早くも単独首位に躍り出た。悪の温床・楽天は今季初出場となる鷹野,フェルナンデスが3,4番で起用されるも、いずれも4タコ。5番・山崎武も4タコに終わり、クリーンアップが完膚無きまでに抑え込まれる始末。昨年、新人で開幕8連敗と言うパ・リーグ記録を樹立した松崎だが、この日も無惨にKOされ、入団以来の連敗を9へと伸ばした。尚、3安打3打点の活躍を見せたハマのスペランカーはまだ無事である。

◆L1−3M◆
実質2年目で真価を問われる成瀬が5回まで1安打無失点の快投。しかし、肝心の味方打線がグラマンを捉えきれない。6回にベニー松山の犠飛でやっとこさ先制したのも束の間、その裏、併殺の間に追いつかれてしまう。結局、成瀬は8回一死で無念の降板。9回に抑えの小野寺から今江,代打・大松の連続タイムリーで勝ち越し、ようやく今季初勝利を手にしたロッテだが、打線に見殺しにされる格好で白星を逃した成瀬が気の毒だ。TSUYOSHIが早くもスタメンから落とされたのを初め、渡辺正,フクーラ,里崎で1〜3番など、相変わらず、バレンタインの自己満足気紛れオーダーは事情を知らない者には理解に苦しむばかり…。いい加減、ロッテはある程度、打線を固定した方がいいんじゃなかろうか? 同じ役割を与えて、すぐに結果を出せずとも我慢して使い続ける事によって成長する…と言う要素はこのチームから生まれる気配がない。チーム全体が未成熟だった一昨年と同じ事をいつまでも続けていても仕方ない様に思うのだが…。

◆Bs2−3F◆
昨年の新人王レースを競い合った八木と平野佳が早くも今季初登板で直接対決。3回まで相譲らぬ展開だったが、4回にラロッカの2試合連続アーチで偽バファローズが先制。しかし、こちらも昨日に続いての一発となる青波の長瀬の3ランで日本ハムが逆転に成功。ローズのタイムリーで1点差に詰め寄った偽バファローズだが、7,8回で1併殺5残塁の大拙攻。最後はインフルエンザから復帰の守護神・MICHEALが3人でピシャリと締めて今季初セーブ。これで日本ハムは4試合目にして今季初白星。偽バファローズは外国人勢(ローズ含む)が5安打と火を噴いたが、日本人は僅かに3安打と沈黙。開幕から不振の坂口,大引がついにスタメンから外されてしまったのも気がかりだ。

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