新井貴浩

April 10, 2007 22:05

◆C5−4G◆
ようやく打線に当たりが出てきた広島は3回、二死走者なしから、一、二塁のチャンスを作ると、求道者・前田がセンター前へ会心のタイムリーを放ち、1点を先制。更に、好調・新井が3戦連続となる3ランを叩き込んで、この回、一気に4点。4回には栗原に待望の今季はアーチが飛び出して、5点のリード。序盤のピンチを切り抜けた先発・長谷川だったが、勝利投手の権利がかかる5回に気負ったか、エラーとボークでピンチを作り、李のタイムリー等で3点を失うと、7回にはマッスル千代の富士に被弾し、ついにKO。1点差で迎えた8回、二死二塁の場面で三振かと思われた代打・古城へのボールの判定にブラウン監督が怒りの猛抗議。投げこそなかったものの、ホームベースに砂をぶっかけて退場となった事で広島ナインは鼓舞されたか、古城にセンター前へ痛打されながらも、森笠の好返球,倉の好ブロックで決死の本塁死守。最後は守護神・永川が3人で締め、1点差を守りきり、最下位脱出。巨人先発・姜は6回を4安打に抑えながら、うち2本がホームランと一発攻勢に泣いた。これで巨人はまたまた貯金が消滅。

◆T5−2D◆
相手が左投手であればそれが誰であろうと、好調の左打者よりも、壊滅的不振に喘ぐ右打者の方が分がいいと言う極論にいつまでもしがみつく岡田監督のヘッポコ采配により、またも林,藤本は幽閉され、恐怖の0割バッター・浜中,関本コンビがスタメンに登場。すると、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに飛び出したT.ウッズのアーチで先制された直後、早速、浜中が無死からの走者をゲッツーで潰してしまう。その後、1点ずつ取り合って迎えた5回、上位打線で何とかするしかない阪神は一死満塁からキュラソ星人,ゼブラ今岡の連続タイムリーで逆転に成功。ここでようやく浜中にヒットが飛び出し後、矢野が押し出し四球を選ぶも、今度はもう一人の0割打者・関本がゲッツーでチャンスブレイク。しかし、7回からJFK揃い踏みで中日の反撃を許さず、逃げ切りに成功。先発・ジャンは6回2失点で2連勝。さほど凄い投球はしないものの、毎回そこそこ投げてくれそうなジャンはJFKの恩恵を受けて白星を稼ぐ下柳パターンで最多勝を狙えるか!? それにしても、今日も関本は4タコ。浜中も1本打った後に空振り三振と復調したとは言いきれない。今後も左の先発と当たる確率が高い日程が続くだけに、苦しい状況は変わらない。果たして、不振コンビの復活と、岡田監督の改心とどちらが先か!? 一方、中日先発・山本昌は開幕2連敗。今季中の200勝への黄信号が赤信号へ変わりつつある…。

◆YB7−4S◆
横浜の先発は忘れた頃に凄い投球をすると言うのがステータスなのに、前回凄い投球をしてしまったが為に今回は全く期待出来ないはーちゅん。これに対して、ヤクルトは絶好調の1,2番コンビを前に置いているにも拘わらず、ここまで打点0と言う神懸かり的な成績を残している新助っ人・ガイエルについに来日初タイムリーとなる二塁打が飛び出して、1点を先制。その裏、石川の暴投であっさり追いついた横浜は2回に吉村の今季初アーチで勝ち越し。寿司職人ラミレスの2点タイムリーで逆転された直後の5回裏には村田が史上248人目の通算100号となる3ランをぶち込んで再逆転。更に、吉村にこの日2本目の2ランが出て、ダメ押し。最後はクルーンが締めて、5試合連続セーブ。はーちゅんは凄い投球ではなかったが打線の援護に恵まれて、2連勝。開幕から続いている「ぬけぬけ」状態をまたも更新した横浜はこれで5度目の5割復帰となった。

◆H13−1M◆
大村,本多に続いて、本領発揮の故障発生でリタイアしていたハマのスペランカーも復帰し、ようやく開幕メンバーが戻ってきたソフトバンク打線が序盤から大爆発。2回にブキャナン,大村のタイムリーで3点を先取すれば、3回には小久保のタイムリー等で2点を追加し、突き指した川崎を大事を取って早くも引っ込める余裕の展開。更に、止まらないソフトバンク打線は4回には2エラー2四球と独り相撲の清水をKOした後、4連打で大量6点を奪い、試合を決定付けた。あとは先発・新垣が完封なるかに焦点は絞られたが、8回に松中のエラーをきっかけに1点を失い、ここでお役御免。ブキャナンが4打席連続打点をマークするなど、14安打13点の猛攻でソフトバンクが圧勝となった。しかし、川崎が亀裂骨折だった事が発覚し、明日からの欠場は必至。骨折じゃ、長期離脱だよなぁ。一体いつになったらベストオーダーで戦えるのだろう。それにしても、清水は4点→7点→9点と投げる度に失点が増加。次の登板では魅惑のナックルボーラー・フェルナンデスの10失点越えも夢ではないか!?

◆F2−4Bs◆
何とか最下位を脱出したい偽バファローズは初回、牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズの6号2ランで先制すると、4回に下山のタイムリーで中押し。そして、6回には牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズにこの日2本目のアーチが飛び出して、ダメ押し。投げては先発・平野佳は7回無失点の好投を展開。2回に1回は失点する心許ない守護神・カーターが被弾するなど、2点差まで詰め寄られたが、大事には至らず、平野佳はようやく今季初勝利。偽バファローズは日本ハムと入れ替わりで最下位を脱出した。それにしても、ローズが本塁打トップを独走しているこの現状を牛込氏はどういう思いで見ているのか、気になって仕方ない

◆E1−4L◆
悪の温床・楽天の先発が左の有銘とあって、6試合ぶりにスタメンに起用された中村は3回、期待に応えて今季初アーチとなる先制2ラン。更に、中島にもタイムリーが出て、有銘はあえなくKO。一方、西武先発・涌井はその裏、フェルナンデスにタイムリー二塁打を浴びるなど、序盤はピンチの連続だったが、4回以降は目を見張る様なピッチングで悪の温床・楽天打線に付け入る隙を許さず、9回も久々に浴びたヒットの直後、きっちりゲッツーに仕留めて、今季2度目の完投で開幕3連勝を飾った。打線沈黙で連敗となった悪の温床・楽天はこれで5位へ転落し、着々と指定席に近付きつつある状況だ。

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