成瀬善久

April 26, 2011 23:07

◆S7−1G◆
坂本の先頭打者アーチで先制した巨人だが、4回の守備から長野が腰の張りで途中退場となると、相川の同点タイムリーを追ったマッスル千代の富士もフェンスに激突し、左脇腹を痛めて退場。巨人が攻撃力を低下させている一方、ヤクルトは6回にユウイチが勝ち越しタイムリー。7回には田中のタイムリー等で一気に4点を奪い、東野をKO。石川は7回を3安打1失点の好投で2勝目。ヤクルトはこれで7連勝となった。

◆D3−2YB◆
3回、中日は谷繁のチーム初安打を皮切りに井端,ブランコのタイムリーで一気に3点を先制。これが実に24イニングぶりの得点だった。先発の寝損は走者を出しながらも、3つの併殺を奪うなど落ち着いた投球で7回まで無失点。8回からは浅尾−岩瀬と繋ぐ必勝リレーを展開。岩瀬は代打・フェニックス一輝に2点二塁打を浴び、一打同点のピンチを背負ったものの、何とか踏み留まり、1点差で逃げきった。

◆C6−4T◆
1−1で迎えた4回、石原の二塁打で勝ち越された阪神だが、直後の5回、新井貴の今季初アーチとなる2ランで逆転に成功。しかし、能見は7回に梵の同点三塁打,ルパン広瀬の勝ち越し3ランを浴びて、KO。結局、これが決勝点となった。広島先発・前田健は7回を投げ10安打を浴びながらも、3点で食い止める我慢の投球で2勝目。能見は2009年9月18以来の黒星で、レギュラーシーズンの連勝は12でストップした。

4/26ダルビッシュ◆F3−2H◆
和田が投げると打てないソフトバンク打線はこの日も低調で3回までゼロ行進。4回にようやく小久保に先制タイムリーが出たが、その裏、和田は陽に被弾し、あっさり同点。6回には小谷野,7回には田中にもタイムリーを許し、8回を一人で投げきっての3失点。及第点の投球ではあったが、味方打線はダルビッシュの前に沈黙。8回無死満塁のチャンスも内野ゴロの間に1点を返すのが精一杯で、最後は武田久に3人で抑えられた。ダルビッシュは8回に本多が三振を奪い、史上129人目となる通算1000三振を達成

 

◆M6−0Bs◆
毎回のピンチを粘りの投球で凌いでいた木佐貫だったが、4回、金のタイムリー二塁打で先制されると、これで緊張の糸が切れてしまったのか、この回、一挙5失点の大炎上。ロッテは7回にも今江のタイムリーでダメ押し。投げては成瀬が12個もの三振を奪っての無四球で2試合連続の完封勝利。これで対偽バファローズ戦は3年越しの10連勝となった。

◆E2−0L◆
岩隈,涌井のエース対決となったが、先手を取ったのは楽天。2回二死走者なしから岩村が歩くと、ルイーズ,嶋,鉄平と3連打を浴びせて、2点を先制。涌井は3回以降、散発2安打と完璧な投球で反撃を待つが、岩隈の前に一向のチャンスを掴めない。土壇場9回、二死満塁と、ついに一打同点の場面を作ったものの、上本がファーストゴロに打ち取られ、完封負けを喫した。

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April 19, 2011 23:36

4/19新井良◆T3−2G◆
阪神が初回二死からチャンスを作って、プラゼルのタイムリーで先制。巨人相手に2年越しで7連勝中の能見は球団タイ記録の7者連続三振をマークするなど、5回までに10三振を奪う快投を展開するが、7回に寿司職人ラミレスが同点タイムリー。その裏、能見の代打・林の犠飛で勝ち越した阪神は8回から小林宏を投入する逃げ切り体勢を整えるが、坂本が同点タイムリーを浴びせ、延長に突入。10回、阪神は二死一、二塁から新井貴が三遊間へ内野安打。兄の作った満塁のチャンスで弟・新井良がライト前に弾き返して、劇的なサヨナラ勝ちを収めた

◆S4−2D◆
2回に大島のタイムリーで先制されたヤクルトだが、その裏、この日も4番に入った畠山が2試合連続の同点3号。3回に田中のタイムリーで勝ち越すと、5回には武内に続き、またも畠山にタイムリーが飛び出し、突き放した。7回かにはバーネット−マツ・オカ−林が1回ずつをノーヒットに抑え、石川に今季初勝利をもたらした。

◆YB3−5C◆
シーズン序盤とは言え、まさかの同率首位決戦となったこのカード。3回、開幕からノーヒットの武山の今季初安打が先制アーチとなったが、4回、広島は栗原の2点二塁打であっさり逆転すると、丸のプロ初アーチとなる3ランで一気に突き放した。横浜は吉村の2号2ランで応戦したが、及ばずに貯金消滅。広島先発・前田健は7回3失点で初勝利。トレーシー,栗原,岩本と大不振の中軸トリオが3人で7安打と爆発したのも好材料だろう。

◆H1−2E◆
岩隈の前に3回までパーフェクトのソフトバンクは4回、本多,内川,カブレラの3連打でようやく先制。走者を出しながら、粘っていた和田だったが、6回一死三塁のピンチで痛恨の暴投を犯して、追い付かれ、試合は1−1の儘、延長へ突入。今季、ピリッとしない投球が続く守護神・馬原が10回から登板するが、一死二塁から松井稼に左中間を破られ、これが決勝二塁打となった。接戦を制した楽天は首位を堅守。岩隈は9回1失点で開幕2連勝。

◆M2−0L◆
成瀬,涌井の横浜高校先輩後輩対決。エース同士にふさわしい1点を争う投手戦は両軍無得点の儘、終盤へ突入。毎回の様に走者を出しながらも粘っていた涌井だが、6回に井口のタイムリーで先制を許すと、7回にも荻野貴にタイムリーを浴びて、2失点KO。成瀬は9回に一死一、二塁のピンチも切り抜け、完封で今季初勝利。

◆Bs2−8F◆
1−1で迎えた3回、日本ハムが糸井の3号2ランで勝ち越し。4回には開幕から19打席ノーヒットと不振に喘ぐトンガがようやく初安打を放って、口火を切ると、陽,糸井のタイムリーで2点を追加。終盤にも単打を連ねて、大きく突き放した。開幕戦で自己ワースト7失点KOを食らった先発のダルビッシュは初回に失点したものの、尻上がりに調子を上げていき、8回を1失点の好投で今季初白星をあげた。偽バファローズは単独最下位に転落。

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November 06, 2010 23:59

11/6西岡◆D2−2M◆(日韓クラブチャンピオンシップ出場権争奪戦)
親会社が事業を広げている韓国と戦いたくて仕方ないからとシーズン3位にも拘わらず、いけしゃあしゃあと日本代表の座を狙っているロッテは、ソフトバンクの日本シリーズ出場辞退により、既に、日本一を決めている中日先発のウッチャンに対して、初回、先頭の西岡がいきなり三塁線を破る二塁打で早くもチャンス到来。清田はキャッチャー小フライを打ち上げるヘッポコバントをかますも、井口のライトフライで西岡を三塁へ進めると、ここでサブローがセンター前に弾き返して、1点を先制。難敵・成瀬相手に早くもビハインドを背負う事となった中日だが、その裏、先頭の荒木がライト前に弾き返すと、スタメン復帰となった井端がきっちり送って、一死二塁。ここで森野が左中間を破るタイムリー二塁打を浴びせて、荒木が同点のホームイン。なおも勝ち越しのチャンスだったが、ベンちゃん,ブランコと打ち取られ、1点止まり。立ち直った両先発は2,3,4回とノーヒットに抑える好投を展開し、試合は膠着状態に…。1−1で迎えた5回、ロッテは先頭の里崎が三遊間へ痛打するも、これを荒木の超ファインプレーに阻まれて、一死。この後、岡田が久々にヒットの走者として出塁すると、成瀬が送って、一打勝ち越しの場面を作るが、西岡が三振に倒れて、無得点。その裏、中日も先頭の谷繁が初回の森野以来となるヒットで出ると、小池が送って、一死二塁とするが、英智,ウッチャンと倒れて、勝ち越しならず。しかし、続く6回、一死から17打数ノーヒットの井端がようやく初安打を放つと、二死後、ベンちゃんが歩いて、一、二塁となった所でブランコが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、ライトフェンスを直撃するタイムリー二塁打となり、勝ち越しに成功。1点を追うロッテは直後の7回、先頭の金がライト前へ弾き返すと、里崎が送って一死二塁。代打・ゼブラ今岡はライトへ打ち上げ、二死となった所で成瀬を下げて、代打・青野を投入するも、ショートゴロに終わり、同点ならず。その裏からマウンドに上がった2番手・内は小池,英智と連続三振。ここでウッチャンに代わる代打・ブーちゃんに二塁打を浴びるも、荒木をピッチャーゴロに仕留めて、ピンチ脱出。中日は8回から浅尾を投入する必勝リレーを展開するも、一死から清田に右中間へ二塁打を浴びるピンチ。ここで井口を空振り三振に斬って取り、続くサブローもカウント2−1と追い込みながら、センター前へタイムリーを許して、試合は振り出しに。土壇場9回、中日は3番手・伊藤に対し、一死から谷繁が四球を選ぶも、小池がスリーバントに失敗する体たらく。これにより名手・川相をむざむざ手放してしまった球団の愚かさを改めて痛感し、落胆の色を隠せない英智も空振り三振に倒れ、延長に突入した。迎えた10回、この回から代わった3番手・高橋に対し、ロッテは先頭の代打・細谷が四球で歩くも、続く西岡がピッチャー小フライを上げるヘッポコバントをかまし、飛び出した細谷は戻れずに最悪のゲッツー。続く清田も倒れて、結局、3人で攻撃終了となった。その裏、中日は4番手・薮田から先頭の大島がヒットで出るも、荒木がキャッチャー小フライを打ち上げるヘッポコバントを敢行。名手・川相を現役復帰させなかった球団の愚かさを改めて痛感しながらも井端が何とか送ると、暴投で大島が三塁まで進んだ後、森野が歩いて、一、三塁とチャンスを広げるが、ベンちゃんはどん詰まりのサードゴロに倒れ、二者残塁。ピンチを脱したロッテは11回、先頭の井口がライト前ヒットで出るも、続くサブローがピッチャー前に小フライを打ち上げるヘッポコバントを敢行。これを高橋にショートバウンドで処理されて、ゲッツーであっと言う間に二死。ここから今江が四球を選ぶと、代わった河原から金がレフト前に弾き返して、一、二塁とするも、里崎の左中間への大飛球はセンター・大島の好守に阻まれ、結局、無得点。その裏、中日は一死から谷繁が四球で歩くも、ピンチバンターとして起用された岩崎達がピッチャー前にまともに転がしてしまうヘッポコバントをかまし、谷繁は二塁で封殺。球団の愚行により、もう2度と名手・川相に頼れないと言う絶望的な状況に愕然とした代打・野本だったが、薮田が制球を乱したおかげで何とか四球を拾うと、ここで代わった古谷から大島も四球を選び、満塁のチャンス。しかし、6番手・小野の前に荒木はファースト正面のライナーに倒れて、三者残塁。迎えた12回、いよいよマウンドに上がった守護神・岩瀬は3人でピシャリと締める好投を展開すると、その裏、中日は先頭の井端がライト前ヒット。怒濤のバント失敗地獄に業を煮やし、川相不在ではバントを仕掛けても無駄とばかりに落合監督は強行策を指示するが、森野は最悪のセカンドゴロゲッツー。ここからベンちゃんが四球,ブランコが死球で出るも、谷繁がピッチャーゴロに倒れると言う相変わらずのチグハグな展開でサヨナラならず。続く13回、落合監督は王手をかけられ、後がない状況だと言うのに、1イニングだけで岩瀬を引っ込める相変わらずの不思議継投をかますも、代わった寝損が無難に抑えて事なきを得ると、その裏、二死から内野安打の大島が井口の悪送球で二塁へ進み、一打サヨナラのチャンス。しかし、荒木はセカンドゴロに終わり、またも無得点。続く14回、ロッテはようやく守護神・小林宏を投入。これに対し、中日は二死からヒットで出たベンちゃんが二盗を決めるも、ブランコはサードゴロに倒れて、またもサヨナラならず。ラストイニングとなった15回、12回以降走者を出せずにいるロッテはこの回も7番手・久本の前に三者凡退に終わり、この日の勝ちが消滅。その裏、中日は一死から代打・堂上剛がライト線へヒット。ここで野本はいきなり一塁線へ小フライを打ち上げるヘッポコバント。幸いにも捕球されずにファールとなったが、川相不在ではバントを仕掛けても無駄とばかりに落合監督は強行策に切り替えた挙げ句、結局、野本は空振り三振に倒れる体たらく。大島もファーストゴロに倒れ、規定により、ドローに終わった。5時間43分もかけて、15回まで突入なんてしたものだから、この試合を大熱戦などと好意的に煽り立てる人もいるだろう。随所に好プレーがあったのも確かだが、どちらかのチームに川相がいれば、とっくに決着がついていた訳で、とても手放しで賛辞する様な試合展開とは言えないのだ。まがりなりにもプロの試合で、こうも立て続けにヘッポコバントを見せられまくるとは、何とも苛々するばかり。打球を殺す以前に、転がす事すらままならないって、あまりにも酷過ぎるだろ…。

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October 30, 2010 23:44

10/30今江◆D2−5M◆(日韓クラブチャンピオンシップ出場権争奪戦)
ソフトバンクの出場辞退により、開催中止となった今季の日本シリーズ。かくして、日本一は中日に決まった訳だが、親会社が事業を広げている韓国と戦いたくて仕方なく、パ・リーグ3位チームであるにも拘わらず、日本一の中日を差し置いて、日本代表に名乗りを挙げようとしているロッテは立ち上がりからピリッとしない中日先発・吉見に対し、初回はゲッツーでチャンスを潰すも、続く2回、内野安打のサブローを今江が送って、一死二塁のチャンス。金は三振に倒れるも、続く大松がライトフェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち、1点を先制。その裏、中日はロッテ先発・成瀬に対し、先頭のベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ同点アーチを叩き込むと、二死後、谷繁が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ放り込み、勝ち越しに成功。逆転を許したロッテだが、直後の3回、一死から清田がバックスクリーンギリギリに飛び込む同点アーチ。続く井口の内野安打,サブローの死球で一、二塁とすると、今江がセンター前へタイムリーを放ち、再び勝ち越し。その裏、中日は先頭の吉見を早くも見限って、代打・小池を投入すると、ライト前ヒットで出塁。しかし、続く荒木のヘッポコバントがキャッチャー小フライとなり、最悪のゲッツー。5回には一死から谷繁が歩くと、二死後、代打・平田がショートへの内野安打を放ち、一、二塁のチャンス。しかし、荒木が空振り三振に倒れて、同点ならず。突き放したいロッテは6回、3番手・平井から途中出場の岡田が内野安打で出ると、里崎がきっちり送って、一死二塁。ここで成瀬の代打・根元はショートゴロに倒れるも、続く西岡がセンター前へタイムリーを放ち、岡田が生還。続く7回には先頭の井口が初球を左中間スタンドへ叩き込み、5点目を追加。ロッテは成瀬を下げてからは、薮田−内−伊藤がそれぞれ1回を3人ずつで仕留めると、9回からは守護神・小林宏を投入。これに対し、中日は先頭の代打・野本がレフト前に弾き返すも、続く森野がセカンドゴロゲッツーに倒れた後、ベンちゃんがヒットを放つ、相変わらずのチグハグな攻撃を展開。最後はブランコがボール球を振らされて三振に倒れ、ゲームセット。理不尽な退団劇により、巨人移籍が決まった事でもう2度と川相に頼れないと言う絶望的な状況をフロントが作り出した為に、現場の動揺が収まらずにいる中日は走者を出してはヘッポコバントをかまし、ゲッツーを食らい、タイムリー欠乏症と一発依存症を発症しまくると言う川相不在の典型的な弊害を大露呈した結果、圧倒的な内弁慶ぶりを打破されての初戦黒星と言う何とも苦しい立ち上がりとなった。

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October 19, 2010 23:30

10/19杉内◆H0−7M◆(日韓クラブチャンピオンシップ出場権争奪戦出場権争奪戦)
日韓クラブチャンピオンシップと言うエキシビジョンマッチに出たくて仕方がないロッテと、、リーグ優勝を果たしたチームとして、当然の権利である日本シリーズ出場権を勝ち得ているソフトバンクの最終決戦は第1戦と同じく杉内,成瀬の両左腕エースの激突となった。両投手とも4回まで1安打無失点と譲らぬ好投を展開していたが、3回辺りから制球にバラつきが見え始めていた杉内は5回、二死走者なしから里崎,西岡と連打されると、清田を歩かせ、満塁のピンチ。ここで井口を2−1と追い込みながら、4球目に痛恨の死球を食らわせてしまい、押し出しで先制点を献上。更に、続くサブローにも粘られた挙げ句に押し出し四球を許してしまう。ここで交代かと思われたが、昨日の早過ぎた継投策が失敗した事で秋山監督も逡巡してしまったのか、短期決戦にも拘わらず、単にエースだから代えづらかっただけの事なのか、なおも続投となった杉内は今江にセンター前へ2点タイムリーを浴びて、失意のKO。成瀬相手に4点ビハインドと言う苦しい展開にも、日本シリーズ開催の為に諦める訳にはいかないソフトバンクは6回から、第2戦に完投した和田を中3日で投入。和田は6,7回とピシャリと抑え、反撃を待つが、肝心の打線が成瀬の前に二塁を踏む事すら出来ず、回を追う毎に5回の4点が重くのしかかるばかり。すると、8回、昨日、リリーフに失敗した4番手・ファルケンボーグが一死二塁から金にタイムリー,大松に2ランを被弾とまたも炎上し、致命的な3点を献上。その裏、ソフトバンクは先頭の松田がヒットで出るも、長谷川がサードゴロゲッツーに倒れた後、続く田上にヒットが出るチグハグな攻撃で無得点。9回も三者凡退に終わり、成瀬の前に完封負け。昨日は早過ぎて、今日は遅過ぎた継投策の失敗と打線の不振が大きく響き、このシリーズに屈辱の負け越しを喫したソフトバンクは2004年,2005年に続き、3度目となる日本シリーズの出場辞退を決定。これにより、今季の日本シリーズは2007年以来、3年ぶり4度目の開催中止となる事が決まった。尚、日韓クラブチャンピオンシップ(またはアジアシリーズ)出場権争奪戦へシーズン3位チームが出場するのはこれが史上初。

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October 14, 2010 23:45

10/14大松◆H1−3M◆(日韓クラブチャンピオンシップ出場権争奪戦出場権争奪戦)
日本シリーズ開催阻止を目論むロッテは初回、ソフトバンク先発・杉内に対し、一死から清田のヒット,井口の四球で一、二塁のチャンス。しかし、サブロー,今江と打ち取られ、先制ならず。ピンチを逃れたソフトバンクはその裏、ロッテ先発・成瀬から先頭の川崎がレフト前に弾き返すと、本多がきっちり送って、一死二塁。続く松中が四球を選ぶと、二死後、ハマのスペランカーも四球で歩いて、満塁とチャンスを広げるが、ペタジーニが空振り三振を喫して、三者残塁。直後の2回、ロッテは先頭のゼブラ今岡が初球を叩いて右中間突破の二塁打を浴びせると、金もヒットで続いて、一、三塁。ここで大松がライトスタンドへ会心の3ランを叩き込み、一気に3点を先制。追いかけるソフトバンクは3回、一死から本多のヒット,松中の四球で一、二塁とするも、4番・小久保が最悪のショートゴロゲッツー。一方、ロッテも4回無死一、二塁のチャンスで的場がヘッポコバントをかまして、ゲッツーを食らうと、続く5回にも一死一塁からサブローがゲッツーに倒れ、追加点を奪えない。その裏、ソフトバンクは先頭の松田がショートへの内野安打で出ると、田上の犠打で一死二塁となった所で川崎がレフト前へタイムリーを放ち、ようやく1点。そろそろ突き放しておきたいロッテは7回、一死から西岡が四球で歩き、杉内をKOするが、代わった金沢の前に清田,井口と凡退し、無得点。続く8回、先頭のサブローの打球はバックスクリーンに向かって一直線に飛び込むかと思いきや、フェンス最上部に当たって高く跳ね上がって、グラウンドへ戻り、二塁打止まり。西村監督の抗議により、ビデオ判定となったが、結局、覆らず。ここで代わった森福の前に今江はヘッポコバントを連発した末の強攻策でサードゴロと凡退。ゼブラ今岡のショートゴロの間にサブローは三進し、金が敬遠されて、一、三塁となったが、大松はファーストへのファールフライに終わり、二者残塁。6,7回と3人ずつで打ち取られたソフトバンクは8回も川崎,本多と倒れて、あっと言う間に二死。ここでショートゴロを放った松中は一塁へ決死のヘッドスライディングを敢行するも、僅かに及ばず、またも三者凡退。土壇場9回、ソフトバンク4番手・甲藤が3人でピシャリと締め、裏の攻撃に望みを繋いだが、先頭の小久保が詰まったレフトフライに倒れると、ハマのスペランカーはクソボールに手を出して、空振り三振。ここで代打・オーティズが登場するも、上がりすぎのレフトフライに終わり、ゲームセット。ロッテは2併殺8残塁とまずい攻めが続いたものの、大松の一発が最後まで物を言い、先勝を果たした。尻上がりに調子を上げていった成瀬は4安打完投勝利

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October 09, 2010 23:30

◆S−C◆
降雨中止。

10/9福浦◆L5−6M◆(日韓クラブチャンピオンシップ出場権争奪戦出場権争奪戦)
ロッテの先発が成瀬,西武の先発が涌井と横浜高校の先輩後輩同士の対決となったこの試合、2回に主砲・中村がレフトスタンドへソロアーチを叩き込み、西武が1点を先制。1点を追うロッテは4回、二死走者なしから井口がレフト線へ二塁打を放ち、この日初めてのチャンスを掴むが、続くサブローがファーストフライを打ち上げて、無得点。一方、西武も5回、レフト前ヒットの佐藤を細川が送ると、栗山が歩いて、一、二塁と追加点のチャンス。しかし、阿部はショートゴロ,中島はファーストフライに打ち取られて、二者残塁。迎えた7回、ロッテは一死からサブローが四球を選ぶと、続くフクーラがライト前に弾き返して、一、二塁。しかし、今江はライトフライに倒れると、打点王レースを独走していたシーズン中盤に水島の呪いに取り憑かれて以来、シーズン終了まで調子を取り戻せなかった金もサードゴロに終わり、二者残塁。その裏、西武は二死から栗山,阿部と連打を浴びせ、一、三塁とするも、中島がキャッチャーフライに倒れて、追加点ならず。直後の8回、ロッテは大松,代打・根元と簡単に打ち取られ、二死まで追い込まれるが、ここで首位打者・西岡の打球は低い弾道でバックスクリーンに飛び込むソロアーチとなり、ついに同点。追い付かれた西武はその裏、先頭のフェルナンデスがヒットを放ち、成瀬をKO。代わった内に対し、中村が四球で歩き、一、二塁。ここで高山の送りバントはまともに転がってしまい、三塁で封殺されるが、代打・礒?が四球を選んで、満塁とチャンス拡大。ここで佐藤はサードゴロに倒れ、ホームゲッツーでチェンジ…と思いきや、今江の送球が逸れ、里崎は捕球するのが精一杯。辛くもチャンスを繋いだ所で代打・大島がライト前へ弾き返して、二者生還。更に、サブローの悪送球でボールが転々とする間に一塁走者・佐藤も本塁を陥れ、一気に3点を勝ち越し。続く栗山もセンター前へタイムリーを放ち、5点目を追加。これで決まったかと思いきや、粘るロッテは土壇場9回、満を持して登場の守護神・シコースキーに対し、粘るロッテは先頭の井口がレフト前に弾き返すと、一死後、フクーラがしぶとく二遊間を突破。更に、8回のゲッツー成立に失敗した今江が汚名返上のレフト前ヒットを放ち、満塁とした所で金がセンター前へ2点タイムリーを浴びせて、2点差。続く大松は11球粘って四球を勝ち取り、再び満塁となった所でシコースキーをKO。代わった小野寺に対し、8月5日以来の実戦復帰となった里崎が見事にセンター前へ弾き返し、二者が返って、一気に同点。なおも一、三塁の場面で西岡はレフトへのライナー。代走で入っていた三塁走者・岡田は果敢にタッチアップを仕掛けるが、佐藤の好返球,銀仁朗の好ブロックの前に憤死し、勝ち越しならず。その裏、西武は二死一、二塁のチャンスをモノに出来ず、試合は延長戦に突入。10回、西武は先頭の銀仁朗のボテボテのサードゴロが幸運な内野安打となると、栗山が送って、一死二塁。ここで阿部がレフト線へライナーを放つも、岡田に好捕され、続く中島もサードゴロに倒れて、無得点。ピンチを切り抜けたロッテは11回、ワンポイントで起用された5番手・土肥からフクーラがライトスタンドへソロアーチを放り込み、ついに勝ち越しに成功。その裏、守護神・小林宏が3人でピシャリと締めて、逃げきった。

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October 01, 2010 23:17

10/1ソリアーノ◆C5−0T◆
矢野の引退試合が台無しとなる悪夢の逆転劇のショックから立ち直れていないのか、はたまた、最早、これまでと観念し、中日が試合のないうちに優勝を決めさせて胴上げをさせないと言う嫌がらせに走ったのか、立ち上がりから精彩を欠く阪神は初回から無死一、二塁のチャンスにクリーンアップが揃って凡退すると、その裏、先発・秋山が梵に13号先頭打者アーチを被弾し、先制点を献上。4回には栗原,嶋の連打で一、二塁のピンチを作ると、ルパン広瀬の犠打を処理した際に悪送球を犯して、やらずもがなの1点を献上。更に、小窪のヒットで満塁となった所で石原に犠飛を許し、二死後、梵にも2点タイムリーを浴びて、この回4失点となり、この回限りで無念のKO。打線の方も平野が全打席出塁と一人で気を吐くも、3回以降は二塁も踏めないまま、ついに力尽きた。これにより、中日の4年ぶり8度目のリーグ優勝が確定。広島先発・ソリアーノは散発4安打に抑える好投で来日初完封初勝利を飾った

◆M5−4Bs◆
パ・リーグ最終戦となるこの試合、勝つか引き分けでAクラスが確定となるロッテだが、先発・成瀬が初回からいきなり捕まり、一死一、二塁のピンチを背負うと、ティー岡田,北川と連続タイムリーを浴びて2点を献上。なおも一、二塁のピンチだったが、ここはフェニックス一輝をゲッツーに仕留めて、追加点を阻止。すると、その裏、ロッテは四球とエラーで貰ったチャンスに今江が10号3ランを叩き込み、一気に逆転に成功。4回には一死から今江のヒット,金の四球で一、二塁とした所で大松がセンター前に弾き返して、4点目。立ち直った成瀬の前に2回以降、内野安打1本と沈黙していた偽バファローズは7回、北川,フェニックス一輝の連打で一、三塁とすると、一死後、ここで代わった2番手・内から代打・前田大がセンターへ犠飛を打ち上げ、1点差。その裏、ロッテはサブローのタイムリー二塁打で再び突き放し、2点差の儘、土壇場9回へ突入。ロッテはここ6戦で4試合に失点と安定感を欠く守護神・小林宏ではなく、伊藤を起用。代わりばなフェニックス一輝に三塁打を浴び、続くバイナムのショートゴロの間に1点差と迫られた伊藤だが、前田大,代打・喜田と無難に打ち取り、今季初セーブをマーク。これでロッテは同率で並んでいた日本ハムを退けて、単独3位を確定させた成瀬は6回1/3を3失点で13勝目。偽バファローズは借金返済に失敗し、史上初となる5位での5割キープは果たせなかった。

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August 06, 2010 23:51

◆G1−4C◆
巨人先発・オビスポに対し、広島は2回、一死からルパン広瀬がセンターオーバーの三塁打を浴びせると、二死後、石井タクローのセンター前ヒットで先制のホームイン。その裏、巨人は寿司職人ラミレスの二塁打,江戸川の四球で一死一、二塁とするも、長野,脇谷と打ち上げて、二者残塁。しかし、続く3回、一死から坂本がレフト線へ二塁打を放つと、松本がライト前へ同点のタイムリー。1−1で迎えた6回、広島は一死から梵が四球を選ぶと、天谷がライトスタンドへ5号2ランを叩き込み、勝ち越しに成功。更に、続く嶋もライトスタンドへ9号ソロを放り込み、4点目。追いかける巨人は7回、一死から江戸川が二塁打を浴びせるも、またも長野,脇谷が凡退し、無得点。8回には代打め亀井,坂本の連打で無死一、二塁とするも、松本が最悪のショートゴロゲッツー。ガッツもレフトへ打ち上げて、結局、無得点。最後は2番手・大島の前に3人で打ち取られ、ゲームセット。ただし、阪神が敗れた為、辛くも首位陥落は免れた。脇谷は3タコに終わり、連続試合得点は15でついにストップ。前回は巨人相手に8失点KOだった広島先発・前田健は8回を1失点で切り抜けて、雪辱を果たし、ハーラートップタイの12勝目

◆D4−1T◆
首位戦線に踏み留まる為にも最悪でもこの3連戦を勝ち越したい中日はこの所、チャンスブレイカーとなっている主砲・ブランコをついに5番に落とし、ベンちゃんを3番,森野を4番に入れるテコ入れを敢行。すると2回、新4番・森野がセンター前へ弾き返すと、相変わらず不振のブランコが倒れた後、堂上剛が先制のタイムリー二塁打。先発・吉見は4回までパーフェクトと素晴らしい投球を見せていたが、5回、一死からブラゼルに34号同点ソロを被弾。その裏、中日は一死から荒木がヒットで出ると、英智のショートゴロで走者が入れ替わった所でベンちゃんが勝ち越しのタイムリー二塁打。続く森野は敬遠されて、一、二塁となるが、ブランコはショートフライとまたもチャンスブレイク。8回にはベンちゃんのヒット,森野の四球で無死一、二塁のチャンスで、完全に信頼を失ったブランコは岩崎達を代打に送られてしまう始末。岩崎達はきっちり犠打を決めると、大島が歩かされて満塁となった所で、堂上直が2点タイムリーを放ち、ダメ押し。9回、守護神・岩瀬がいきなり連打で無死一、二塁のピンチを背負うも、後続3人を打ち取って、逃げ切った。中日の連敗は5でストップ。吉見は7回1/3を1失点の好投で9勝目を挙げた

◆YB4−16S◆
ヤクルト打線が初回から大爆発。先頭の青木がライト前に弾き返すと、一死後、武内が先制のタイムリー二塁打を放ち、まず1点。続くホワイトセルが歩いた後、畠山がレフトスタンドへ7号2ランを浴びせると、相川,宮本の連打で一、二塁。二死後、投手の館山にまさかのプロ初アーチとなる3ランを叩き込むと、更に、青木のヒット,田中のタイムリー二塁打でこの回大量8点のビッグイニングを形成。横浜先発・大家はこの回限りで早くもKO。完全に主導権を握ったヤクルトは3回には武内が6号3ラン,7回には5安打を集中して、4点を追加。9回には代打・ユウイチに今季初アーチが飛び出して、22安打16点の猛攻で4連勝。バットも火を噴いた先発・館山は大量点をバックに7回を3失点で5勝目

◆L10−4H◆
ソフトバンク先発・山田は初回、いきなり連続四死球で一、二塁のピンチを作った挙げ句、中島に13号3ランを被弾し、あっと言う間の3失点。続く2回にも。二死三塁から栗山,中島と連続タイムリーで2点を許し、この回限りであえなくKO。ソフトバンクは4回、ハマのスペランカーの18号2ランで応戦するが、その裏、西武は一死満塁からまたも中島が2点タイムリーを浴びせて、点差は再び5点に拡大。8回には栗山に4号3ランが飛び出し、ダメ押しの10点目を挙げた。先発・涌井は8回を投げて、3失点で12勝目をマーク。オーティズが戦線離脱となったソフトバンクは約1ヶ月ぶりの3連敗となった。

8/6中田◆F10−4E◆
楽天は初回、二死一、二塁からルイーズの走者一掃タイムリー二塁打で2点を先制。その裏、稲葉のタイムリー二塁打で1点を返されるが、4回、二死二、三塁から聖沢のタイムリーで2点を追加。3点を追う日本ハムは5回、二死から田中が四球を選ぶと、劇団ひちょり,稲葉,小谷野の3連打で2点を返し、1点差。続く6回にはトンガがレフトスタンドへ6号同点アーチ。7回には先頭の田中が振り逃げで出たのを皮切りに無死満塁とした所で小谷野がレフトへ犠飛を打ち上げ、勝ち越し。更に、糸井がタイムリーを浴びせると、二死後、トンガがプロ入り初となる2打席連続6号3ランをぶち込んで、この回、一挙5点。8回にも小谷野がタイムリーを放ち、ダメ押しの10点目。先発・ダルビッシュは8回4失点と不本意な内容ながら、打線の援護にも恵まれ、5年連続の10勝目を飾った

◆B2−3M◆
連敗阻止を託されたエース・成瀬は4回まで二塁も踏ませぬ好投を展開。5回にはいきなりティー岡田に二塁打を浴びると、一死後、バルディリスにも痛打され、一、三塁と言うピンチを背負うが、続く山崎浩をショートゴロゲッツーに仕留めて、ピンチ脱出すると、8回まで無失点に抑える。しかし、肝心の打線が偽バファローズ先発・木佐貫の前に8回まで散発2安打で三塁も踏めない有様で、0−0の儘、土壇場9回へ突入。ロッテは簡単に二死を取られるが、木佐貫が突如、制球を乱し、3連続四球と暴投で労せずして、均衡を破る先制点をゲット。更に、ルーキー・清田が走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせ、この回3点。その裏、二死一塁からカブレラに15号2ランを被弾し、1点差と詰め寄られた成瀬だが、最後はティー岡田を三振に斬って取り、完投で9勝目。ロッテの連敗は7でストップし、偽バファローズと入れ替わりで3位に再浮上。

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July 02, 2010 23:32

7/2ブラゼル◆G8−10T◆
松本が2ヶ月ぶりのスタメン復帰となった巨人は初回、無死二塁のチャンスは逃したものの、続く2回、先頭の阿部が27号先制ソロ。更に、二死一、二塁から新井のタイムリーエラーでタナボタの2点目を追加。4回には先頭の脇谷がセンターオーバーの二塁打で出ると、二死後、坂本がレフトスタンドへ16号2ランをぶち込み、4点目。毎回の様に走者を出しながら、無得点に抑え込まれていた阪神だが、7回、無死満塁として、巨人先発・ゴンザレスをKO。ここで代わった久保に対し、マット・マートンが走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、1点差とすると、新井が汚名返上のタイムリーを放って、同点。更に、この後、J.マッケンジーのタイムリー,代打・関本の押し出し四球で2点を勝ち越し。その裏、巨人は二死満塁から代打・マッスル千代の富士,江戸川の連続タイムリーで3点を返し、再逆転。、しかし、粘る阪神は直後の8回、この回から代わった越智に対し、新井がこの日4安打目となるヒットで出たところでブラゼルが27号2ランをぶち込んで、再々逆転。9回にも鳥谷に8号2ランが飛び出し、ダメ押しの10点目。その裏から登板した守護神・藤川球は長野に11号ソロを被弾したものの、後続を断ち、連夜の大逆転勝利。5番手の久保田は1回無失点で4勝目がついた

◆C2−1YB◆
横浜は2回、一死からスレッジの四球,金城のヒットで一、三塁とした所で武山がスクイズを決めて、1点を先制。その裏、広島は3四死球で二死満塁とするも、ここで回ってきてしまった投手のジ・oが三振に倒れて、三者残塁。しかし、続く3回、一死から四球で歩いた梵が盗塁と暴投で三進すると、赤松がスクイズを決め、ノーヒットで同点。広島は横浜先発・ランドルフの前に6回まで依然ノーヒットと沈黙が続いていたが、7回一死から小窪が歩いた所で石原がチーム初安打となるタイムリー二塁打を放ち、ついに勝ち越し。土壇場9回、横浜は3番手・上野に対し、内川の二塁打,スレッジの四球で一死一、三塁とワンヒットで同点のチャンスを作るが、藤田,橋本と送り込んだ代打攻勢が失敗に終わり、あと1点が届かなかった。広島は僅か1安打で2点を奪っての辛勝。ジ・oは7回を1失点の好投で2勝目を飾った

◆H2−5Bs◆
初回、赤田の二塁打の後、後藤のタイムリーで先制した偽バファローズは続く2回にも一死から山崎浩の四球,坂口の二塁打で二、三塁のチャンス。ここで赤田がライト前へ2点タイムリーを浴びせると、二死後、カブレラが2試合連続13号2ランを叩き込み、この回4点。早くも5点のビハインドとなったソフトバンクはその裏、先頭のハマのスペランカーが二塁打で出ると、ペタジーニがライトスタンドへ4号2ラン。二死後、森本,田上と連打を浴びせるも、川崎がレフトへ打ち上げ、2点止まり。6回には松田,ハマのスペランカーの連打で無死二、三塁とするも、ペタジーニ,オーティズの助っ人コンビが連続三振。長谷川もセカンドゴロに倒れて、二人の走者は釘付け。偽バファローズは3回以降、ゼロ行進とすっかり当たりが止まってしまったが、2回までの猛攻で大きくモノを言い、逃げ切りに成功。先発・山本は5回1/3を2失点で降板となったが、リリーフの援護を仰いで、7勝目

◆E5−2F◆
0−0で迎えた3回、日本ハムは一死満塁のチャンスを作るも、稲葉,小谷野の3,4番が倒れて、三者残塁。しかし、続く4回、一死からミスタースナイパー・坪井が死球で出ると、陽,大野,金子誠と3連打を浴びせて、2点を先制。楽天は5回、二塁打の牧田を三塁へ進めた所で内村,嶋と連続タイムリー二塁打を放ち、一気に同点。更に、鉄平も二塁打を放ったが、嶋が本塁憤死となると、これに激昂したブラウン監督がまたもホームべースに土をかける嫌がらせをかまして、自身の持つ通算退場最多記録を11と更新。2−2の儘、迎えた8回、楽天は鉄平のヒット,中村紀の四球で一、二塁とした所でルイーズが3号勝ち越し3ランをぶち込んで、日本ハム先発・武田勝をKO。最後は小山が3人でピシャリと締めて、今季初セーブ。楽天の連敗は5でようやくストップ。一方、連勝が6で止まった日本ハムは一夜で借金生活に逆戻り。1回を無失点に抑えた2番手の青山に2勝目がついた

◆M7−1L◆
ロッテ先発・成瀬は初回先頭の片岡に二塁打を浴びるも、このピンチを切り抜けると、6回まで僅か1安打に抑える素晴らしい投球を展開。一方、西武先発・涌井は5回まで毎回走者を出しながら、あと一本を許さない粘りの投球で踏ん張っていたが、6回、金,大松と連打を浴びると、サブローの犠打で一塁が空いた事でフクーラを敬遠し、満塁のピンチ。ここで的場のサードゴロの間に先制を許すと、岡田には走者一掃のタイムリー二塁打を浴び、3失点。続く7回には簡単に二死を取りながら、金に痛打されると、大松にタイムリー三塁打。更に、サブローを歩かせた後、フクーラにタイムリー二塁打を浴びて、5点目を献上し、この回限りでKOとなった。ロッテは8回にも金のタイムリー二塁打で2点を追加し、ダメ押し。成瀬は9回に高山にタイムリーを許し、完封は逃したものの、1失点完投で8勝目をマークした。西武は今季初の4連敗。

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June 02, 2010 23:19

◆M8−1G◆
3戦連続完封勝利で29イニング無失点中のロッテに対し、巨人は初回からガッツの犠飛で1点を先制し、連続完封を阻止。しかし、打線好調のロッテ打線の前に巨人先発・ゴンザレスが炎上。その裏、井口のタイムリーで簡単に追い付かれると、続く2回にはフクーラにタイムリー二塁打を浴びて、勝ち越し点を献上。更に、4回には5連打で3点を失い、一死も取れずにKO。2番手・オビスポも今江にタイムリーを許して、この回4失点。勢い付くロッテは6回にも西岡のタイムリー三塁打,今江の犠飛でダメ押しの2点を追加。投げては先発・成瀬が2回以降、散発4安打と三塁も踏ませず、完投で7勝目をマーク。ロッテはこれで4連勝となった。

◆H6−1S◆
ソフトバンクは初回、ヒットの本多が二盗を決めると、二死後、ハマのスペランカーの内野安打に荒木のエラーが重なり、1点を先制。続く松中はライトスタンドへへ3号2ランを放り込み、この回3点。直後の2回、ヤクルトは田中のタイムリーで1点を返し、なおも二死一、二塁のチャンスで先制エラーの荒木に回ってきたが、三振に倒れて、名誉挽回ならず。続く3回には二死一、二塁のチャンスにデントナがゲッツー。4回には先頭の飯原がヒットで出るも、二盗に失敗。5回一死二塁、6回一死二、三塁と再三再四のチャンスを悉く不意にし、一向に点差が縮まらない。一方、2回以降、沈黙していたソフトバンクは6回、またもヒットの本多が二盗を決めた所でオーティズがタイムリー二塁打を放ち、4点目を追加。7回には押し出し四球で1点、8回にも柴原のタイムリーで1点と着々と加点し、大きく突き放した。先発・小椋は6回途中1失点で降板となったが、リリーフ陣の援護を仰いで、3勝目をあげた

6/2T−岡田◆Bs10−7D◆
0−0で迎えた3回、中日は谷繁,荒木の連打で二、三塁とすると、一死後、森野がセンター前へタイムリーを放ち、2点を先制。5回には二死走者なしからブランコがレフト前へ弾き返すと、続くベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに16号2ランを叩き込み、4点目。更に、8回には谷繁に川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに3号3ランが飛び出して、これで完全に試合は決まったかに思われた。しかし、その裏、偽バファローズが猛反撃を開始。この回から代わった鈴木にいきなり連打を浴びせると、4番手・長峰から坂口の走者一掃二塁打でまず2点。更に、赤田が歩いた後、後藤がタイムリーを浴びせると、5番手・高橋からはティー岡田が四球を選んで満塁とした所で北川が2号グランドスラムをぶち込んで、一気に同点。偽バファローズは9回にも二死満塁とサヨナラのチャンスを掴むが、、代打・塩崎が三振に倒れて、延長へもつれ込んだ。迎えた11回、勝ちパターンの中継ぎ陣を使い果たして閉まった中日は7番手として金剛を投入。これに対して、偽バファローズはヒットの坂口,敬遠の後藤を塁上に置いて、ティー岡田がライトスタンドへ11号3ランを叩き込み、劇的なサヨナラ勝ち。5番手の岸田に4勝目が転がり込んだ。

◆F2−2C◆
好調の広島先発・前田健に対し、日本ハムは2回、先頭の小谷野がセンター前ヒットで出塁すると、すかさず二盗に成功。ここで高橋がライト前へ弾き返し、小谷野が先制のホームイン。5回には二塁打の鶴岡を金子誠が送った所で田中がセンター前へタイムリーを浴びせて、1点を追加。2点を追う広島は7回、二死走者なしからフィオの四球,石原のヒットで一、二塁とすると、ここで代打に起用された求道者・前田がライト前へ会心のタイムリーを放ち、日本ハム先発・増井をKO。続く8回には梵,天谷の連打で無死一、二塁のチャンス。ここで二人の走者はダブルスチールを仕掛けるも、天谷で憤死。この後、栗原が四球を選ぶなど、二死一、三塁と場面が変わった所でルパン広瀬がタイムリー二塁打を浴びせ、ついに同点。試合はその儘、延長に突入したが、両軍共に決め手に欠き、延長12回規定でドローに終わった。

◆E3−7T◆
3回、2四球で二死一、二塁のチャンスを拾った阪神は平野,マット・マートンの連続タイムリーで2点を先制。追いかける楽天はその裏、聖沢のヒツト,鉄平の四球で一、二塁とすると、中村紀がレフト前へタイムリーを浴びせて、1点差。5回には四球の渡辺直を聖沢が送った所で高須がセンター前へ同点タイムリー。7回には四球の渡辺直が犠打と内野ゴロで三進すると、鉄平がタイムリー二塁打を放ち、ついに勝ち越し。土壇場9回、楽天は抑えの川岸を投入し、逃げ切りを図るが、川岸がよもやの大乱調。四球と内野安打で一死一、二塁のピンチを背負うと、キュラソ星人にタイムリーを浴び、同点。更に、新井に勝ち越し犠飛を打ち上げられると、ブラゼルに痛打された後、J.マッケンジーには9号3ランをぶち込まれ、この回、悪夢の5失点。最後はセーブのつかない場面ながら登板となった藤川球が締め括った。1回を3人で切り抜けた4番手・上園に3勝目が転がり込んだ

◆L3−2YB◆
横浜は初回、一死から下園が二塁打を浴びせると、二死後、村田がライト前へタイムリーを放ち、1点を先制。更に、カスティーヨ,金城と連打を浴びせて、2点目を追加。横浜先発・大家の前に5回まで散発3安打とゼロ行進を続けてきた西武だが、6回、上本のタイムリーでようやく1点を返すと、続く7回には先頭の礒?がライトスタンドへ今季初アーチを放り込み、同点。更に、8回には二死からヒットで出た上本が2番手・真田の暴投で二進。ここで代打・大島が2年ぶりのヒットで繋ぐと、またもや真田が暴投を犯して、上本が労せずして勝ち越しのホームイン。土壇場9回、横浜は守護神・シコースキーから二死一、三塁のチャンスを作る粘りを見せたが、最後は下園がファーストゴロに打ち取られ、あと一歩及ばなかった。西武先発・涌井は8回を投げ10安打を浴びながらも、2失点に留める粘りの投球で7勝目

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April 17, 2010 22:48

◆S1−6G◆
巨人先発・東野に対し、ヤクルトは初回、2四球で二死一、二塁のチャンス。ここで宮本はライト前に弾き返すが、一気に三塁を蹴った二塁走者・田中が長野の好返球の前に本塁憤死。これで息を吹き返した東野は4回まで無失点の好投を見せるが、ヤクルト先発・由規の前に巨人打線は4回までノーヒットと先取点を奪えない。0−0で迎えた5回、巨人は先頭の長野が二塁打を浴びせると、亀井のセカンドゴロの間に三進。ここで脇谷がセンターへ犠飛を打ち上げ、ついに均衡を破る先制点をゲット。しかし、その裏、ヤクルトも内野安打の相川を由規が送ると、二死後、田中がタイムリー二塁打を放ち、同点。追い付かれた巨人は7回、エラーとヒットで無死一、二塁した所で開幕以来対右投手32打席ノーヒットが続いている亀井がセンター前へ勝ち越しのタイムリー。更に、脇谷が内野安打で繋いで満塁とチャンスを広げると、一死後、由規の暴投で3点目。更に、二死後、松本がレフト前へ2点タイムリーを放ち、この回4点。9回には鈴木のタイムリーでダメ押しの6点目。最後は越智が3人で締め括り、これで巨人は地方球場で3年越しの11連勝。東野は6回を1失点で切り抜け、3勝目

◆C8−7D◆
求道者・前田のサヨナラヒットで意気上がる広島の勢いを止めるのに川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに森野が5号2ランを叩き込み、初回から2点を先制した中日。その裏、梵の2号ソロで1点を返されるが、続く2回、広島先発・長谷川が3四球で一死満塁を作る独り相撲の投球でKOとなった後、代わった青木勇から井端の犠飛、森野のタイムリー二塁打で2点を追加。4回には一死一、二塁からまたもや森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに5号3ランを放り込み、7点目。しかし、求道者・前田の一打で乗っている広島はこのまま終わらず、その裏、栗原,小久保のタイムリーで2点を返すと、続く5回には梵,栗原のタイムリーで3点を奪い、1点差。7回に代打で登場した求道者・前田は昨日、サヨナラ打を浴びせた浅尾にリベンジされて、センターフライに倒れたものの、続く8回、守備から入っていた赤松のタイムリー三塁打でついに同点。そして、迎えた土壇場9回、広島は梵の二塁打等で二死二、三塁のチャンスを作ると、ルパン広瀬がセンター前へ弾き返して、昨日に続いての劇的なサヨナラ勝ちを収めた。5番手として登板していた高橋は昨日に続いて白星が転がり込み、出戻り3勝目を飾った。

◆YB7−3T◆
初回に続き、2回も先頭打者を出すピンチを切り抜けた横浜はその裏、先頭のスレッジがライトスタンドへ5号先制アーチ。更に、一死後、吉村,細山田と連続二塁打を浴びせて、1点を追加。2点を追う阪神は4回、一死から新井が3号ソロをぶち込んで、1点差。5回に村田の4号ソロ,吉村のタイムリーで突き放された阪神は8回、鳥谷の2号2ランで再び1点差と詰め寄るが、その裏から登板の4番手・久保田が代わりばなスレッジ,カスティーヨと連続被弾。代わったメッセンジャーも石川にタイムリーを打たれ、とどめを刺された。横浜先発の清水は7回を1失点の好投で2勝目

◆H3−8E◆
ソフトバンクは初回、オーティズの6号2ランで先制。先発・藤岡はカモにしている楽天相手に1,2回と三者凡退に斬って取る上々の立ち上がりだったが、3回、二死一、二塁のピンチを迎えると渡辺直,高須と連続タイムリーを浴び、同点。続く4回には一死満塁から嶋に勝ち越し2点タイムリーを浴びて、KO。2番手・神内も二死満塁から高須に走者一掃のタイムリー二塁打を許し、この回5失点。大量リードを貰った楽天先発・岩隈は3失点無四球完投で2勝目をマーク。楽天の連敗は4でストップした。

4/17成瀬◆M9−0Bs◆
初回、一死三塁のチャンスを逃した偽バファローズは3回にも一死から連打を浴びせながら、赤田,後藤が連続三振。一方、ロッテは偽バファローズ先発・金子の前に3回までパーフェクトと沈黙していたが、4回、先頭の西岡が四球を選ぶと、荻野貴のバント,井口のセンターフライで三進。ここで金の打席で金子が暴投を犯した隙に生還と、ノーヒットで1点を先制。続く5回には大松がチーム初安打を放った後、サブローが史上257人目の通算1000安打となる4号2ランを叩き込み、2点を追加。勢い付くロッテは続く6回にも4長短打を集中して、一気に4点を奪い、金子をKO。ロッテは8回にも神戸,的場の連続犠飛でダメ押し。投げては先発・成瀬が尻上がりに調子を上げ、今季初完封でトップタイの4勝目を飾った。7戦連続2桁安打をマークしたロッテはこれで5連勝。

◆L5−8F◆
2回、小谷野の犠飛で先制された日本ハムだが、その裏、ダルビッシュがまさかの大炎上。一死後、高山,礒?の連打で追い付かれると、続くG.G.佐藤にも痛打された後、連続四球とよもやの押し出しで勝ち越し点を献上。更に、原に犠飛,栗山を歩かせた後、中村にもタイムリーを浴び、大量5失点。折角、ダルビッシュを攻略したと言うのに、4回まで好投していた西武先発・ミャオが突如、崩れてしまう。一死から連打と礒?のタイムリーエラーで1点を返されると、二死後、飯山にヒットを浴びて満塁となった所で稲葉に2号満塁弾を叩き込まれて、一気に形勢逆転。日本ハムは6回にも鶴岡,9回には飯山のタイムリーでダメを押し、連敗を4でストップさせた。3回以降立ち直ったダルビッシュは7回で148球に達し、マウンドを譲ったが、10三振と開幕から続く2桁奪三振記録を5試合と伸ばして3勝目

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April 02, 2010 23:11

4/2木村拓◆C4−5G◆
キムタクが試合前のノック中に突然、胸を抑えて昏倒。AED蘇生措置を施すも、意識が戻らず、そのまま救急車で搬送された。巨人は勿論、広島にもファンの多いキムタクの緊急事態にざわめきが収まらない中、始まった試合は動揺を隠せないのか、精彩を欠く先発・ゴンザレスが2回に4長短打を集中されて、大量4失点。しかし、3回に松本のタイムリーで1点を返した巨人は5回に寿司職人ラミレスが2号同点3ランを叩き込んで新パフォーマンスを披露し、重苦しいムードに包まれるベンチを懸命に盛り上げる。寿司職人ラミレスは7回にも2打席連続となる3号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。8回から越智を挟み、最後はクルーンが「試合をしている場合じゃないかもしれないが、プロとしてやっている以上、何としても勝ちたいと思ったし、木村コーチの為に一生懸命やった」と必死に広島の反撃を断ちきり、ゴンザレスは今季初白星。泥沼の5連敗となった広島は接戦が続いているにも拘わらず、またも求道者・前田がフル欠場。喜田など出している暇があったら、鬼気迫る求道者・前田の一振りに懸けて欲しいものである。尚、キムタクはくも膜下出血と診断され、チームが勝利を収めた後も依然として意識不明の状態が続いている。現場復帰は無理かもしれないが、何とか命を取り留めてくれる事を祈るばかりだ。それにしても、「急死」などと、とんでもない誤報テロップを流したTBSにはひたすら猛省して欲しい。尾花監督からも厳しく言ってやってくれ…。よりにもよって、こんな時に優木まおみ使って、チャラい放送をかまし続けていたフジテレビもフジテレビだ…。別に、優木まおみに非がある訳ではないのだが(彼女には気の毒だが日が悪かったと言うしかない)。解説の達川氏も気が気でなかった事だろう。

◆D6−5T◆
キュラソ星人の右肩痛が腱板部分断裂と言う重傷である事が発覚。数週間は安静にしなければいけないとされる状態で、そんな素振り見せずにグラウンドに立ち続ける姿に奮起したか、阪神は3回、6安打を集中する怒濤の猛攻(ただし、キュラソ星人はショートフライ)で一挙5点を先制。しかし、先発の安藤が不甲斐ない投球を演じてしまう。その裏、1点を返されると、4回には代打・野本にタイムリー二塁打を浴び、あえなくKO。代わった筒井も井端,セサル,森野と3連打であっさり逆転を許してしまう始末。中日はこの1点のリードを小刻みな継投でかわして逃げ切りに成功したものの、吉見が4回5失点KOと2試合続けて結果を出せていないのが気がかりだ。阪神は4回以降は3併殺と拙攻続き。心配されるキュラソ星人はこの日も2三振含む4タコと音無しで打率は.160まで低下。連続試合フルイニング出場が途切れる日もいよいよ目前に迫っているのかもしれない。

◆S1−0YB◆
来日初登板となるバーネットと、はーちゅんが息詰まる投手戦を展開。はーちゅんは2回に相川のタイムリー二塁打で先制を許したものの、以降は付け入る隙を許さず、6回まで散発4安打1失点の好投。しかし、バーネットは6回まで2安打無失点と、はーちゅんをも上回る快投を展開。7回に内野安打と2四球で一死満塁の大ピンチを背負ったものの、内藤,金城と横浜の代打攻勢を連続三振で退け、ピンチ脱出。8回からは押本−林と繋いで、完封リレーを達成し、バーネットは来日初先発初勝利。絶好調のデントナが4打席連続三振を喫するなど、打線は僅か4安打と沈黙したが、ワンチャンスを生かしたヤクルトは単独首位に浮上した。

◆E8−6H◆
開幕2連勝中の杉内はいきなり連続三振と素晴らしいスタートをきったかと思いきや、高須に痛打された後、連続死球をかまして、満塁とした挙げ句、中村紀に走者一掃のタイムリー二塁打を浴びて、3失点。小久保のタイムリー等で3回までに同点にして貰ったものの、その裏、またも中村紀に勝ち越し2ランを被弾。結局、12個の三振を奪ったものの、安定感に欠ける投球で6回限りで降板となった。楽天は8回に山崎のタイムリー二塁打等でダメ押し。9回にはモリーヨが2点を失う不安定な投球を見せたが、辛くも逃げ切った。山崎,中村紀のロートル大砲コンビは6安打7打点の大暴れだった

◆F4−6L◆
全く危なげなく好投を続ける先発投手を突然、イニングの途中に引っ込める梨田監督の訳の分からない継投策に振り回されてリリーフに失敗し、15点リードでも引っ張り出される訳の分からない継投策に振り回されて大量点を失う理不尽な運命を呪って自棄になり、梨田監督の通算500勝記念ウイニングボールを叩き付けて紛失してしまい、二軍に落とされていた江尻がそれから10日も経たないうちに横浜に(サイレントKと交換で)島流しになると言う衝撃に見舞われた日本ハムはブラウンのタイムリー,中島の犠飛で2点のリードを奪われる苦しい立ち上がり。しかし、4回、小谷野のゲッツーの間などに2点を返して追い付くと、5回にはここまで2安打の高橋が猛打賞となる勝ち越しタイムリー。ところが、水島の呪いに苛まれている八木は5回途中で早くもKO。後を継いだ松家はこの回は凌いだものの、続く6回にG.G.佐藤に被弾すると、更に、満塁のピンチに田中のタイムリーエラーで勝ち越し点を奪われる有様。7回に内野ゴロの間に同点とするが、8回、7回途中からマウンドに上がっていた中継ぎ降格中の武田久が連打でピンチを作った末、高橋のタイムリーエラーで2点を失う不運に見舞われ、開幕から4連続リリーフ失敗の3敗目。日本ハムは引き分け1つ挟んで5連敗となった。

◆Bs3−5M◆
前回の登板では快投を演じた近藤だったが、この日は初回から5打数連続安打を浴びて、いきなりの3失点。2回の満塁のピンチを凌いだ後、3,4回と3人ずつで片付け、尻上がりに調子を上げてきたかと思われたのも束の間、5回、金に来日初アーチとなる2ランを被弾した上、今江の打球を左足に食らってあえなくKO。一方、この日も安定した投球の成瀬は6回まで無失点と偽バファローズ打線を翻弄。7回にラロッカに被弾し、完封は逃したものの、9回も簡単に二死を取り、今季初完投勝利…と思われた所でまたもラロッカに痛打されると、ティー岡田に3号2ランをぶち込まれ、無念のKO。しかし、代わった小林がきっちり北川を打ち取り、大事には至らなかった。これでロッテは偽バファローズと入れ替わりで首位タイに浮上

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March 20, 2010 20:56

3/20小久保◆F3−5H◆
今季も絶対的エースとして5球団の前に立ちはだかるかと思われたダルビッシュをソフトバンク打線が見事に攻略。2回にエラー等で早々と2点を先制すると、3,5回には主砲・小久保が2打席連続タイムリー。9回には田上がダメ押し犠飛と、ヒットの出た4イニングに悉く得点をあげる効率のいい攻撃を展開。オープン戦最終登板で大量失点と不安を残した杉内は毎回の様に走者を出しながらも、6回3失点で踏ん張ると、7回からは摂津−ファルケンボーグ−馬原と繋ぐ必勝リレーが決まり、連覇を狙う日本ハムにいきなり土をつけた。なお、プロ入り早々、水島の呪いに苛まれた所為で2年も棒に振ったトンガが3年目にして7番レフトで初の開幕スタメン。2打数1安打(1四球)で、その1安打はプロ初となる2点タイムリーと、まずまずの結果を残した。

◆L2−1M◆
微妙〜なオリジナルキャラに開幕投手の座を奪われると言う水島の呪いをかけられた成瀬。それでも6回二死までノーヒットと意地の好投を見せていたが、7回に中島に同点弾,ブラウンに勝ち越し弾と2発のソロアーチで轟沈。僅か3安打完投と素晴らしい投球を見せながら、黒星スタートとなった。この好投・成瀬に投げ勝ったのは昨年の最多勝・涌井。8回を7安打4四死球と不本意な内容ではあったが、西岡のタイムリー二塁打による1点しか許さない粘りの投球で逆転劇を呼び込んだ。注目の両4番だが、案の定、水島ワールドでは存在を抹殺された韓国の至宝・金はいきなり4打席4三振の体たらく。1点を争う展開だっただけに、この不振は痛かった。一方、自打球で顔面骨折の中村は強行出場となったが、こちらも3タコと奮わず。

◆Bs1−0E◆
昨年の2位がフロックではなかったのか、ノムさんがいなくても上位をキープ出来るのか、真価が問われる今季の楽天。恨み骨髄のノムさんの5位予想に怒り心頭のブラウン新監督は「3本柱で開幕3連勝」と息巻いていたが、エース・岩隈が失点は大引のタイムリーのみと言う無四球完投の好投を展開したにも拘わらず、完封負けを食らって、広島時代から続いていた開幕戦不敗神話が崩壊。楽天打線を完璧に抑え込んだのは、昨年のチーム勝ち頭・金子。3番以降のスタメンはパーフェクトに封じ込め、二塁を踏ませたのも僅かに2度と言う素晴らしい投球で散発4安打無四球完封を飾った。

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September 25, 2009 23:38

◆G3−2C◆
チームの優勝は決まったが、個人的な目標として4年連続2桁勝利を目指す内海が先発登板。2回に満塁のピンチを背負いながらも切り抜け、3回まで無失点と踏ん張っていたが、4回、マクレーンに16号ソロを被弾し、先制点を与えると、続く5回にはガッツのエラーに足を引っ張られた後、天谷にタイムリーを許し、2点目を献上。何とか内海を援護したい巨人は6回、先頭の坂本がセンターオーバーの二塁打。続く松本が送りバントを仕掛けると、坂本は打球を処理して飛び出した石原の代わりにルイスがベースカバーに入っていないと見るや、一気に本塁を陥れる好走塁。続く7回には二死走者なしから阿部が30号ソロを叩き込み、ついに同点。更に、8回には内海の代打・古城がヒットで出ると、代走・鈴木がすかさず二盗。ここで坂本が犠打を決めると、代打・大道のショートゴロが野選を誘い、勝ち越しに成功。土壇場9回、クルーンが登録抹消となった事で最後を任された豊田はいきなり石原に痛打されると、二死後、天谷を歩かせ、一、二塁のピンチ。しかし、最後はフィリップスを三振に斬って取り、辛くも逃げ切り。内海は粘りの投球で8回を2点に抑え、4年連続2桁勝利へリーチをかけた

◆D2−5T◆
0−0の儘、迎えた4回、阪神は先頭の平野が二塁打で出塁。鳥谷,キュラソ星人と倒れたものの、新井がレフト前へ弾き返して、1点を先制。続く5回にはブラゼルのヒット,桜井の死球の後、狩野が送ると、能見,浅井と連続タイムリーを浴びせて、2点を追加。更に、6回には二死一、二塁からまたも能見がタイムリーを放ち、4点目。中日先発・吉見はこの回限りでKOとなった。中日は7回、二死一、二塁から代打・ピンキー井上が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、ようやく2点を返すが、追い上げムードに水を差すかの様に9回に小林正が押し出し四球で5点目を献上。最後は藤川の前に3人で攻撃終了となった。能見は7回2失点で11勝目。打っても2安打2打点の活躍で3位死守に貢献した。尚、この日、ピンキー井上が今季限りでの現役引退を表明した。

9/25 館山◆S5−2YB◆
1ヶ月白星から遠ざかっている館山はこの日も立ち上がりからピリッとせず、初回2本のヒットで一死一、三塁のピンチを背負うと、村田のファーストゴロの間に先制点を献上。4回には一死一、二塁から吉村にタイムリーを浴び、2点目を献上。横浜先発・ランドルフの前に3回までノーヒットに抑え込まれていたヤクルトは4回、宮本,青木と連打を浴びせると、畠山が送った所でガイエルが走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に同点。続く5回には館山が自らヒットを放ち、口火を切ると、一死後、田中が4号2ランを叩き込み、勝ち越しに成功。更に、6回にも相川のタイムリーで5点目を追加。館山は尻上がりに調子を上げていき、中盤以降は追加点を許さず、今季4度目の完投でハーラートップタイに並ぶ15勝目をマーク。敗れた横浜は今季の最下位が確定した。

◆H0−0F◆
日本ハムは初回にゲッツーでチャンスを潰したのを初め、2回無死一、二塁,4回無死二塁,5回一死二塁と再三再四のチャンスを悉く逃してしまう拙攻三昧。一方、ソフトバンクも日本ハム先発・藤井の前に6回まで3安打と沈黙するなど、一向に先手を取れない。0−0の儘、迎えた8回、ソフトバンクは一死から川崎の四球,オーティズの二塁打で二、三塁とすると、小久保が敬遠されて満塁のチャンス。しかし、松中,ハマのスペランカーと立て続けに内野フライを打ち上げて、三者残塁。土壇場9回にも一死一、二塁と一打サヨナラのチャンスを作るが、本多が最悪のピッチャーゴロゲッツーを食らい、試合は延長に突入。馬原−水田と繋いで、12回まで無失点と日本ハムの攻撃を凌ぎ、この試合の負けがなくなったソフトバンクは12回裏、二死一、三塁と最後のチャンスを掴んだものの、小久保が三振に倒れ、結局、両軍無得点の儘、ドローに終わった。

◆L7−1E◆
球団創立初優勝が視界に入ってきた楽天は田中を先発に立てる必勝体制で臨んだが、肝心の田中が精彩を欠く投球で初回から中村に43号2ランを被弾し、2失点。2,3回はヒットを浴びながらも切り抜けたが、4回、先頭の礒?に痛打された後、G.G.佐藤に23号2ランを被弾。6回には二死走者なしから片岡,栗山,中島と3連打を浴びて、5点目を失い、無念のKO。西武は8回に栗山のタイムリーでダメ押しの2点を追加。投げては楽天キラーの先発・帆足が1失点完投で9勝目をあげ、Aクラス浮上へ望みを繋いだ。

◆M6−0Bs◆
塁上を賑わせながら、なかなかあと一本が出ずにいたロッテだが、5回、一死二塁から塀内のタイムリーでようやく先取点をゲット。続く6回には連打と四球で無死満塁とすると、今江のタイムリー,角中の押し出し四球で2点を追加。なおも満塁の場面で早坂,西岡と連続犠飛を打ち上げて、この回4点。偽バファローズ先発・岸田はこの回限りで降板となった。ロッテは続く7回にも大松のタイムリーでダメ押しの6点目。先発・成瀬は散発2安打12三振と偽バファローズ打線を全く寄せ付けず、2年ぶりの完封で11勝目をあげた

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September 10, 2009 23:49

◆YB3−14G◆
初回、無死三塁と言う絶好の先制チャンスを逃した巨人だが、続く2回、鶴岡が5号2ランを叩き込み、先制点をゲット。続く3回には無死二、三塁からガッツが2点タイムリーを浴びせると、一死後、亀井が二塁打で繋いだ所で阿部が5試合連発となる25号3ランを叩き込み、この回、一挙5点。4回に連続二塁打と暴投で2点を返されるが、直後の5回、ガッツ,寿司職人ラミレスの連打の後、亀井が21号3ラン。更に、続く阿部が2打席連続26号ソロを叩き込むと、二死二塁から坂本にもタイムリーが飛び出し、またも一挙5点のビッグイニングを形成し、試合を決定付けた。巨人は20安打14点の猛攻で圧勝し、マジックを13と減らした。大量援護を貰った先発のグライシンガーは5回3失点でお役御免となり、13勝目をあげた

◆T2−4D◆
阪神先発・ソニックに対し、中日は初回、一死から荒木,森野,ブランコの3連打で1点を先制。なおも一、二塁のチャンスだったが、ベンちゃん,ピンキー井上と倒れて1点止まり。続く2回にも二死二、三塁のチャンスを作りながら、荒木がセカンドゴロに終わり、またも二者残塁。すると、その裏、阪神はキュラソ星人,新井の連打で一、三塁とすると、葛城イクローのゲッツーの間にキュラソ星人が同点のホームイン。1−1で迎えた4回、中日は二死走者なしから谷繁が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに8号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。1点を追う阪神は5回、一死から四球とエラーで拾ったチャンスにキュラソ星人が犠飛を打ち上げ、再び同点。追い付かれた中日は7回、ヒットの英智を谷繁が送ると、二死後、井端がタイムリーを放ち、三たび勝ち越し。9回には荒木のタイムリーでダメ押しの4点目。8回から浅尾−岩瀬と繋ぐ必勝リレーで逃げ切った。先発・吉見が7回を2失点でハーラートップタイに並ぶ14勝目

9/10 高田監督◆S2−3C◆
今季初先発となる高木は6回まで広島打線を無失点に封じ込める好投を展開。一方、広島先発・大竹も負けじと5回を2安打に抑える無失点投球を続けていたが、6回、先頭の青木に13号先制ソロを被弾。更に、デントナに痛打されると、二死二塁となった所で田中にセンター前へ弾き返され、2点目を献上。ヤクルトは8回から李−吉川と繋ぎ、9回からは松岡を投入して、逃げ切りを図るがこれが裏目。松岡はいきなり栗原に痛打されると、マクレーンを歩かせ、一、二塁のピンチ。続く天谷は三振に斬って取ったものの、末永にライトスタンドへ2号3ランを叩き込まれ、一気に逆転を許す体たらく。その裏、守護神・永川がきっちり抑えて、30セーブ目。2番手の横山に3勝目が転がり込んだ。これでヤクルトは5連敗。一方、広島は阪神と並んで4位タイに浮上。3位ヤクルトとも1.5差にまで詰め寄った。

◆M8−3H◆
初回、オーティズのタイムリー,2回には田上の23号2ランで3点のリードを奪ったソフトバンク。しかし、制球に苦しみながらも3回まで無失点と踏ん張っていた先発・大場が4回、フクーラ,今江と連続二塁打で1点を返されると、続く早川にもタイムリーを浴び、この回限りでKO。5回からマウンドに上がった大隣も一死から大松,里崎,フクーラと3連打で1点を失い、試合は振り出しに。勢い付くロッテは続く6回に代打・橋本将のタイムリーでついに勝ち越し。更に、7回には早川のタイムリー二塁打,西岡の12号2ランで3点を奪うと、8回にはフクーラの押し出し死球で1点を加え、試合を決定付けた。先発の成瀬は3回以降追加点を許さず、12三振を奪っての3失点完投で9勝目をマークした

◆L5−4F◆
日本ハムは初回二死二塁,2回一死満塁,3回一死二塁,4回二死一塁と再三再四のチャンスを悉く逸する拙攻三昧。一方、西武は3回までノーヒットと沈黙していたが、4回、先頭の栗山がチーム初安打を浴びせると、一死後、一軍復帰したての中村が37号2ランを叩き込み、2点を先制。しかし、直後の5回、日本ハムは一死一、三塁から高橋のタイムリー二塁打,スレッジの犠飛で同点とすると、7回には一死一、三塁から暴投で勝ち越し。更に、スレッジが犠飛を打ち上げ、1点を追加。2点を追う西武はその裏、一死満塁から赤田が犠飛を打ち上げ、1点差。なおも一、二塁の場面だったが、片岡が三振に倒れて、同点ならず。しかし、続く8回、一死から中島,中村と連打を浴びせると、後藤が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に逆転。最後は5番手・松永が3人で締め括り、プロ初セーブ。4番手の藤田に2勝目がついた。

◆Bs3−5E◆
偽バファローズは2回、一死からフェルナンデスが15号先制ソロを叩き込むと、続く3回にはヒットの日高を山崎浩が送った所で坂口がタイムリー二塁打を放ち、1点を追加。2点を追う楽天は直後の4回、一死一、三塁から阿部のタイムリーエラーで1点を返すと、続く草野が同点タイムリー。5回には一死二、三塁から山崎武のショートゴロの間に1点を追加すると、続く青波の長瀬もタイムリーを放ち、4点目。9回には一死から4連打を浴びせて、1点を追加。その裏、偽バファローズは一死から日高が歩くと、二死二塁となった所で坂口がタイムリー。坂口はすかさず二盗を決めるも、最後は阿部がセカンドゴロに倒れて、あと一歩及ばなかった。楽天先発のルーキー・藤原は6回2失点で3勝目を飾った。偽バファローズはこれで5連敗。

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August 20, 2009 22:03

◆G4−3YB◆
約3ヶ月ぶりの登板で今季初先発に起用された久保に対し、横浜は2回にジョンソンの先制19号ソロ,3回に内川のタイムリーで2点のリード。しかし、その裏、巨人はヒットの坂本が二盗を決めると、続くキムタクがタイムリー。4回には無死満塁のチャンスで鈴木がゲッツーに倒れる間に同点。追い付かれた横浜は直後の5回、一死から下園,藤田,内川の3連打で再び勝ち越しに成功。しかし、その裏、巨人は坂本の三塁打の後、キムタクが同点犠飛。続く阿部はライトスタンドへ17号ソロを放り込み、勝ち越しに成功。横浜は巨人の小刻みな継投の前に6回以降、一人の走者も出せず、あと1点が届かなかった。巨人は3連戦3連勝。久保は5回もたずにKOとなったが、2番手・藤田が1回1/3をピシャリと抑え、2年ぶりの白星

◆C4−0D◆
昨夜はたまたま1イニングだけ打線が繋がったとは言え、タイムリー欠乏症を解消したとはとても言い切れない中日。そんな川相不在の弊害を露呈しても、今季中に川相を現役復帰させるには最早、手遅れとあって、落合監督はまたま川井を先発起用してお茶を濁そうとするが、所詮、カワイであって川相ではない川井ではチームの空気を変える事は出来ず、中日打線は広島先発の偽ハンカチ王子・斉藤の前に残塁を量産するばかりのゼロ行進。一向に援護を貰えない中、5回まで1安打無失点と踏ん張っていた川井だが、6回、先頭の東出に痛打されると、一死後、フィリップスに10号2ランを被弾し、ついに先制点を献上。2点を追う中日は8回、一死から井端の四球,荒木のヒットで一、二塁とするも、森野,ブランコと倒れて、二者残塁とまたもタイムリー欠乏症を露呈。すると、その裏、2番手・寝損が二死一塁からマクレーンに13号2ランを叩き込まれ、致命的な2点を献上。9回もあえなく三者凡退に終わり、5安打完封負けで、対広島の連勝は13でストップ。斉藤は6回無失点で7勝目

◆S2−10T◆
阪神は初回、2四球2エラーとノーヒットで2点を先制すると、更に、浅井のタイムリーでこの回3点。続く3回には平野の12号ソロ,キュラソ星人の16号ソロと連続アーチを浴びせると、更に、二死後、葛城イクローが歩くと、狩野がタイムリー二塁打。続く久保が内野安打で繋いだ所で浅井が今季初アーチとなる3ランをぶち込んで、この回一挙6点。ヤクルト先発・一場さまはあえなくKOとなった。大量9点を追うヤクルトはその裏、無死満塁から青木の犠飛,畠山のサードゴロの間にようやく2点を返したものの、以降はゼロ行進を続けるばかり。阪神は9回に桜井の犠飛でダメ押しの10点目をあげ、試合を決定付けた。先発のソニックは8回を投げ、10安打を浴びながらも2失点で踏ん張る粘りの投球で6勝目

◆H4−2L◆
初回、西武は二塁打の片岡が栗山のセカンドゴロで三進すると、中島のタイムリーで先制のホームイン。1点を追うソフトバンクは4回、先頭の小久保が16号ソロを放り込み、同点とすると、一死後、長谷川が歩いた所で田上が18号2ランを叩き込み、勝ち越しに成功。2回以降、当たりが止まっていた西武は6回、先頭の片岡が三塁打を放つと、続く栗山が犠飛を打ち上げ、1点差。3−2で迎えた7回、ソフトバンクは先頭の小斉が二塁打で出ると、吉川が送った後、本多がタイムリーを放ち、4点目。ファルケンボーグが右肘痛でリタイアし、リリーフ陣の負担も大きくなる中、攝津アッパーが三者三振の快投を見せると、最後は守護神・馬原が締めて、逃げ切った。先発のジャマーノは6回1/3を2失点で5勝目

8/20 中田◆F1−4E◆
チーム本塁打王のスレッジに続き、チーム首位打者の糸井,チーム打点王の小谷野,正捕手・鶴岡(と、特に、チームにダメージはないが、残塁量産マシンのあの男)までがインフルエンザ禍に見舞われ、攻撃力が大幅ダウンとなった日本ハムはイースタン二冠を驀進中のトンガを一軍に昇格させ、早速スタメン起用。しかし、トンガは二死二塁で回ってきた2回の第1打席であえなく三球三振。一方、楽天は直後の3回、四球の中谷を二塁に置いて、渡辺直が先制のタイムリー二塁打。更に、続く鉄平が6号2ランを叩き込み、この回3点。日本ハムは5回、一死からトンガがヒットで出ると、二死後、田中が内野安打で繋いだ所で村田がタイムリー二塁打。なおも二、三塁と一打同点の場面だったが、稲葉はセカンドフライに倒れて、1点止まり。直後の6回、楽天はまたも鉄平が2打席連続となる7号ソロを放ち、再び点差は3点に拡大。日本ハムは毎回走者を出しながらも、悉く単発に留まる淡泊な攻撃で7月9日以来の連敗を喫した。楽天は3位に再浮上。先発の永井は7回を無四球1失点で8勝目

◆M2−1Bs◆
初回の二死一、二塁のチャンスは逃した偽バファローズだが、続く2回、一死から大引が二塁打を浴びせると、続く坂口が先制タイムリー。1点を追うロッテは3回、一死から早坂,西岡のヒットで一、三塁とすると、続く早川がフルカウントとなった所で西岡がディレードスチール。西岡が一、二塁間で挟まれている間に本塁を狙った早坂だったが、鈴木のブロックの前に憤死し、最悪の三振ゲッツー。しかし、続く4回、サブロー,大松の連打で二、三塁とすると、橋本将が犠飛を打ち上げ、ようやく同点。更に、続くベニー松山がタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。1点を追う偽バファローズは土壇場9回、先頭の北川が内野安打を放ち、ロッテ先発・成瀬をKO。2番手・シコースキーに対し、一死後、大引が死球を食らって、一、二塁と長打が出れば逆転と言う場面を作ったが、坂口,代打・フェニックス一輝と連続三振に倒れて、あと一歩及ばず、再び最下位転落。成瀬は完投こそ逃したものの、8回0/3を1失点の好投で7勝目

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August 13, 2009 22:02

8/13 木佐貫◆C10−5G◆
今季初登板初先発となる木佐貫は2回に阿部のタイムリーで先制点を貰うが、その裏、二死走者なしからフィリップスに7号ソロ,小窪に1号ソロと連続アーチを被弾し、勝ち越し点を献上。直後の3回、巨人は一死二、三塁から寿司職人ラミレスのショートゴロの間に同点とすると、亀井のタイムリー二塁打,松田記者の3号2ランで3点を勝ち越し。折角、逆転して貰ったにも拘わらず、木佐貫はその裏、天谷にタイムリー二塁打を浴び、無念のKO。広島は続く4回に代打・ルパン廣瀬の犠飛で1点差と追い上げると、6回には石原のタイムリー,代打・緒方の犠飛で逆転に成功。勢い付く広島は続く7回には二死一、二塁からフィリップス,小窪,石原の3連続タイムリーで4点を奪い、試合を決定付けた。先発の偽ハンカチ王子・斉藤は4回KOとなったが、2番手・小松が2回をノーヒットに抑える好リリーフで3勝目。投壊で完敗を喫した巨人の連勝は6でストップ。

◆T2−9D◆
名手・川相を現役復帰させず、追い上げムードに水を差した落合監督はまたもや川井を先発させる事でお茶を濁そうとするが、所詮、カワイであって川相ではない川井ではチームの空気を変える事は出来ず、初回から、鳥谷に10号2ランを叩き込まれて、先制点を献上。以降、走者を出しながらも、得点は許さない粘りの投球を続けてきた川井だが、6回、3四球で二死満塁のピンチを作った所で無念のKO。ここで代わった河原が狩野を打ち取り、ピンチを逃れると、直後の6回、ここまで散発3安打と沈黙していた中日は先頭のブランコが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに32号ソロを叩き込み、反撃開始。この後、二死満塁とすると、井端がレフト前へ2点タイムリーを放ち、逆転。更に、荒木のタイムリー内野安打で阪神先発・ソニックをKOすると、代わった江草から森野が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、この回大量6点。9回には川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに森野が17号3ランを叩き込み、ダメ押し。打者一人抑えただけの河原に2勝目が転がり込んだ。

◆S2−13YB◆
約3ヶ月ぶりの先発登板となった高市だが、立ち上がりから大乱調。初回、内川のタイムリーで先制を許すと、続く2回には一死一、三塁から投手のハマのチンピラにタイムリーを浴び、あえなくKO。横浜はこの後、二死満塁となった所で内川,ジョンソンと連続タイムリーを浴びせて、この回4点。5回には二死満塁から下園が2点二塁打を放つと、6回には内川の14号ソロを皮切りに、6連打を浴びせて、10点目をゲット。9回にはルーキー・山崎がプロ初アーチとなる3ランを叩き込み、ダメ押し。大量援護を貰ったハマのチンピラは2失点(自責点0)完投で9勝目。デントナが左太腿肉離れで登録抹消となったヤクルトは投打に精彩を欠いた。

◆E8−15H◆
ソフトバンク打線が初回から大爆発。一死から川崎の三塁打,松中の二塁打で先制すると、続く小久保が13号2ラン。更に、4本の単打を浴びせて、いきなり6点のビッグイニングを形成。続く2回には小久保が2打席連続14号ソロをぶち込むと、4回にはハマのスペランカー,長谷川のタイムリーで2点を追加し、楽天先発・永井はこの回限りでKO。楽天はこの裏、山崎武が25号ソロを放つと、6回にも山崎武が通算1000打点目となるタイムリー二塁打を放つなど、5点差まで追い上げる。しかし、直後の6回、ソフトバンクは本多,明石の連続タイムリーで2点を奪い、またも突き放す。楽天は8回に5安打を集中し、4点を返す粘りを見せたものの、直後の9回、川崎のタイムリー,松中の19号3ランであっさり4点を取り返され、息の根を止められた。ソフトバンク先発・藤岡は6回4失点ながら、打線の援護に恵まれ、5勝目をマーク

◆F8−4Bs◆
偽バファローズは初回、ローズの15号2ランで先制すると、3回には大引のタイムリー等で2点を追加。4点を追う日本ハムはその裏、金子誠の10号ソロで1点を返すと、5回には3本のヒットで二死満塁とした所で小谷野が2点タイムリー二塁打。更に、スレッジが歩いて、再び満塁とすると、糸井がライト前へ2点タイムリーを放ち、逆転に成功。なおも一、二塁のチャンスだったが、「恐怖の残塁量産マシン」の名を欲しいままにするあの男がサードゴロに倒れて、二者残塁と怒濤のチャンスブレイカーの本領を遺憾なく発揮。しかし、続く6回、2四死球で貰ったチャンスに紺田がタイムリー二塁打を浴びせると、8回には小谷野が2点タイムリー二塁打を放ち、試合を決定付けた。先発のスウィーニーは5回1/3を4失点ながら、リリーフ陣の援護を仰いで2ヶ月ぶりの3勝目を飾った

◆M2−5L◆
初回、中村のタイムリー二塁打で先制されたロッテだが、その裏、2四球と内野安打で一死満塁とすると、井口のセカンドゴロの間にまず同点。更に、里崎,バーナムJr.と連続タイムリーを放ち、2点を勝ち越し。4回にG.G.佐藤のタイムリー二塁打で1点差と詰め寄られるが、5回、井口のタイムリー等で2点を追加。西武は7回、一死から片岡,栗山と連打を浴びせるも、中島,中村と倒れて、二者残塁。ピンチを逃れたロッテは8回から登板の内が三者三振の快投を見せると、9回はシコースキーが3人で締めて、逃げ切り。先発の成瀬は毎回の様に走者を背負いながらも、7回を2失点で切り抜け、6勝目

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August 06, 2009 23:10

8/6 川井◆D2−9T◆
川相抜きで後半戦を戦わなくてはならないと言う絶体絶命の状況に追い込まれている中日。事態の重さを分かっていない落合監督はまたもや川井の先発起用でお茶を濁そうとするが、所詮、カワイであって川相ではない川井ではチームの空気を変える事は出来ず、初回から、一死一、二塁のピンチを背負うと、キュラソ星人,新井,ブラゼル.桜井と4連続二塁打を浴びて、いきなり悪夢の5失点。更に、続く2回には井端のエラーで足を引っ張られるなど、二死一、二塁のピンチ。川相不在の重さを痛感し、落胆の色を隠せない川井はここで新井に11号3ランを被弾し、早くも大量8失点。中盤は落ち着きを取り戻したものの、6回にまたも新井に犠飛を許して、9点目を献上し、この回限りで失意のKO。一方、阪神先発・ソニックはタイムリー欠乏症に苛まれる中日の拙攻にも助けられながら、7回まで無失点の好投を展開。8回にブランコのタイムリーで2点を失ったが、最後は渡辺が中日の反撃を断ちきった。ソニックは8回2失点で6勝目。新井は3安打6打点の大爆発だった。川井は今季初黒星となり、開幕からの連勝は11でストップした。

◆YB4−3S◆
ヤクルト先発・村中の荒れ球に序盤は的を絞れずにいた横浜だが、4回、村田,メカゴジラと連打を浴びせると吉村が歩いて無死満塁。一死後、石川が犠飛を打ち上げ、1点を先制。ヤクルトも6回に無死三塁から田中の犠飛で同点とするが、その裏、横浜は村田の22号ソロで再び勝ち越し。続く7回には二死満塁からメカゴジラのタイムリーで2点を追加。粘るヤクルトは8回、連続四球で貰ったチャンスにデントナのタイムリーで1点を返すと、ガイエルのサードゴロの間にも1点を加え、1点差まで詰め寄ったが、9回は6番手・山口の前に三者凡退に斬って取られ、万事休す。横浜先発のグリンは7回まで1失点の好投で5月9日以来となる3勝目をあげ、自身の連敗を6でストップさせた。

◆H5−13M◆
西岡の8号先頭打者アーチで先制されたソフトバンクは2回、二死一、二塁から森本,本多の連続タイムリー三塁打で3点を奪い、一気に逆転。2点を追うロッテは4回、バーナムJr.のタイムリー二塁打で同点とすると、続く5回には無死一、二塁からサブローが勝ち越しタイムリーを放ち、ソフトバンク先発・大場をKO。更に、2番手・三瀬から大松,竹原と連続タイムリーを浴びせて、この回4点。続く6回には大松が14号2ランを叩き込むと、8回には一死満塁から橋本将が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、試合を決定付けた。先発の成瀬は7回3失点で5勝目をマーク。敗れたソフトバンクは9回にドラ1ルーキー・巽をプロ初登板させたが、最初の打者・塀内にいきなり被弾するほろ苦いデビューとなった。

◆L4−7F◆
1,2回と得点圏に走者を進めながら、先制出来ずにいた日本ハムだが、3回、田中,ミスタースナイパー・坪井,稲葉の3連打でようやく先制。続く4回には二死一塁から田中のタイムリー二塁打で2点目。日本ハム先発のスーパーさぶ・多田野の前に5回までノーヒットに抑え込まれていた西武は6回に反撃を開始。一死から片岡がチーム初安打を放つと、栗山が歩いた後、中島が走者一掃のタムイリー二塁打を放ち、一気に同点。直後の7回、稲葉の13号2ランで勝ち越されるが、8回、栗山のタイムリー三塁打,中村の犠飛で再び同点。4−4で迎えた土壇場9回、日本ハムは二死満塁の場面で代打・稲田がタイムリーを放ち、2点を勝ち越し。更に、続く金子誠にもタイムリーが飛び出し、ダメ押し。その裏、守護神・武田久がきっちり抑えて、逃げ切った。3番手の建山は1回を2失点と不本意な内容ながら、3勝目が転がり込んだ

◆Bs4−7E◆
5回まで5安打を浴びせながら、一向に得点を奪えない楽天に対して、偽バファローズは5回、先頭の北川が内野安打で出ると続く濱中が5号先制2ラン。続く6回には大引が5号ソロを叩き込み、1点を追加。7回から先発・平野を下げ、2番手に香月を投入するが、これが裏目。先頭の嶋に内野安打を許すと、一死後、渡辺直,鉄平と連続二塁打で2点を失い、KO。3番手・大久保は二死を取った後、連続四球で満塁とすると、青波の長瀬に2点タイムリー二塁打を浴び、逆転を許す始末。土壇場9回、楽天は福盛を投入し、逃げ切りを図るが、代わりばな代打・フェルナンデスに11号同点ソロを放り込まれ、試合は延長に突入。ラストイニングとなった12回、10回から投げ続けて3イニング目となった守護神・加藤に対し、楽天は一死からリンデンのヒット,渡辺直の四球で一、二塁とすると、鉄平が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、ついに2点を勝ち越し。更に、この後、内野ゴロの間にダメ押しの1点を追加。その裏、4イニング目も続投となった福盛が3人で仕留めて、4勝目を手にした

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May 30, 2009 22:16

◆L2−2G◆
初回一死一、二塁のチャンスは逃した巨人だが、続く2回、先頭の松田記者が二塁打を放つと、亀井の犠打,阿部の犠飛で生還。先制点を貰った内海だが、4回に中島に7号ソロを被弾。5回に坂本のタイムリーで勝ち越して貰ったのも束の間、その裏、今度は平尾に5号ソロを被弾し、またも同点。巨人は7,8,9回と二死一、二塁の3イニング続けて逃し、一向に勝ち越せず、試合は延長に突入。西武は10回二死一、二塁のチャンスに片岡がライト前ヒット。一気にサヨナラを狙った二塁走者・松坂だったが、本塁憤死。以降、両軍共に走者を出す事なく、延長12回規定でドローとなった。

◆H9−5D◆
相変わらず、好投の先発投手を見殺しにする気満々の中日はこの日も3回まで拙攻三昧でゼロ行進。2回までパーフェクトに抑えていたウッチャンだったが、味方打線の不甲斐なさにいい加減、やる気がなくなったのか、3回、先頭の長谷川に痛打されると、続く田上の犠打を二塁へ転送すれば、これを荒木が落球。攻守に渡って、川相不在の重さを痛感し、ますます戦意喪失のウッチャンは森本に簡単に犠打を許すと、本多に2点タイムリー二塁打を浴び、先制点を献上。更に、川崎に内野安打を許すと、オーティズには犠飛を打ち上げられ、この回3失点。続く4回には二死走者なしからハマのスペランカーに痛打された所で失意のKO。代わった長峰も長谷川,田上と連続二塁打を浴び、この回2失点。交流戦無敗を誇る大隣は4回まで無失点の好投を展開していたが、5回、突如、リズムを崩して、4連打で2点を失うと、谷繁には死球を食らわせ、この回一死も取れずにKO。2番手・水田も井端に犠飛,荒木にタイムリー,ブランコには押し出し四球を与えてしまう乱調ぶりで試合は一気に振り出しに。しかし、その裏、ソフトバンクは無死満塁のピンチを作ると、松中のセカンドゴロの間にすかさず勝ち越し。更に、一死満塁からハマのスペへランカーが犠飛を打ち上げ、7点目。8回にはハマのスペランカーの今季初アーチ,森本のタイムリー二塁打でダメ押しの2点を追加。最後はセーブのつかない場面ながらも登場した守護神・馬原がきっちり抑えて、逃げ切った。

◆E−C◆
降雨中止。

5/30 ダルビッシュ◆F8−2T
日本ハムは初回、四球とエラーで貰ったチャンスに小谷野,ミスタースナイパー・坪井の連続タイムリーで2点を先制。続く2回にもエラーと四球等で一死満塁とすると、稲葉の犠飛で3点目。更に、高橋が歩いて満塁となった後、小谷野が押し出し死球を食らって、労せずして1点を追加。5回には糸井が4号ソロを叩き込み、5点目。ダルビッシュの前に4回までノーヒットと沈黙していた阪神は5回、連打でチャンスを作ると、平野のセカンドゴロの間にようやく1点。なおも追加点のチャンスで上位に繋いだが、シャア少佐,関本と倒れて、1点止まり、すると、その裏、日本ハムは金子誠がタイムリーを放ち、再び点差は5点に拡大。8回には稲葉のタイムリー等でダメ押しの2点を追加。ダルビッシュは7回を1失点10三振を奪う力投で7連勝となった。

◆M6−3S◆
初回、二死一、二塁のピンチを切り抜けたロッテはその裏、ヤクルト先発・ユウキに対し、二死からサブローが四球で歩くと、続く井口が10号2ランを叩き込み、先制。3回には二死一、二塁から大松,里崎の連続タイムリーで3点を追加。5点を追うヤクルトは4回、ガイエル,畠山,宮本の3連打で2点を返し、なおも無死二塁のチャンスだったが、田中,相川,川島慶とあえなく凡退し、2点止まり。5−2の儘、迎えた7回、ロッテは一死三塁からサブローの犠飛で貴重な1点を追加。土壇場9回、ヤクルトは一死から3連打で1点を返し、一発が出れば同点と言うチャンスを作ったたものの、代打・川端が最悪のセカンドゴロゲッツーに倒れて、ゲームセット。ロッテ先発・成瀬は7回2失点の好投で3勝目

◆Bs6−4YB◆
2回、偽バファローズは先頭のラロッカが9号先制ソロを叩き込むと、更に、一死一、三塁から小瀬の犠飛で2点目を追加。3回にはフェルナンデスの5号2ラン、4回には大引のタイムリーで着々と加点。8回にはフェルナンデスがこの日2本目となる6号ソロを叩き込み、6点目。8回まで0点に抑え込まれていた横浜だが、9回、3四球で貰った一死満塁のチャンスに吉村が3号グランドスラムをぶち込んで、一気に2点差。しかし、守護神・加藤を引っ張り出してしまった事で後続を断たれて、あと一歩及ばなかった。先発の金子は7回を2安打無失点の好投で5勝目を飾った。

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May 26, 2009 22:25

◆T2−3M◆
ロッテ先発・小野に対して、阪神は初回、シャア少佐のヒット,キュラソ星人の四球で二死一、二塁と先制のチャンス。しかし、新井はショートゴロに倒れて、二者残塁。一方、ロッテは直後の2回、5年ぶりの先発となるアポリー中尉に対して、先頭の井口がヒットで出るも、二盗を仕掛けて憤死。しかし、この後、里崎が四球を選ぶと、大松がヒットで続き、一、三塁。ここでベニー松山がレフト前へタイムリーを放ち、里崎が先制のホームイン。続く3回には二死満塁のチャンスを作るも、大松が三振に倒れて、追加点ならず。すると、その裏、阪神は先頭の関本がレフト前ヒットで出塁。二死後、新井が二塁打を放ち、二、三塁となった所で葛城イクローがライト前へ2点タイムリーを浴びせて、一気に逆転に成功。アポリー中尉に4回であっさり代打を送り、早くも継投モードに入った阪神は江草−アッチソンと繋いで、追加点を許さない。一方、ロッテは何と6回から先発要員の成瀬をサプライズ起用。成瀬は期待に応えて2回をノーヒットに抑える好リリーフを展開。2−1の儘、迎えた8回、阪神は4番手・ウィリアムスを投入するが、これが裏目。ウィリアムスは二死一、二塁のピンチを背負うと、今江にセンター前へタイムリーを許して、試合は振り出しに。9回には同点の場面ながら、守護神・藤川を投入するが、この日もピリッとしない藤川はいきなり先頭の西岡に二塁打を浴び、無死二塁のピンチ。しかし、続くフクーラを三振に斬って取ると、サブローをキャッチャーフライに打ち取り、二死…と思いきや、これを狩野がまさかの落球。打ち直しとなったサブローはタイムリー三塁打を浴びせて、西岡が勝ち越しのホームイン。最後は荻野が締めて、阪神は3連勝を逃した。ウィリアムスが同点を許し、藤川が勝ち越し点を献上と、阪神の勝利の方程式が完全に崩壊。走者を出していたとは言え、1失点で踏み留まっていたアポリー中尉の交代はやはり、早過ぎたのではなかろうか。おかげで藤川をあんな場面で使わざるを得なかった。狩野のエラーが痛恨この上なかったのは言うまでもないが、かつての藤川なら、さして致命的なミスではなかった筈だ。あのプレーを何て勿体ない事を…と感じてしまう辺り、今の藤川は不安感一杯なのだと改めて思い知らされる。しかし、リリーフ陣ばかりを責められない。9安打4四球と塁上を賑わせながら、11残塁で2点しか奪えない打線にも大いに反省の余地があるだろう。投打の歯車が噛み合わない阪神の苦しい戦いはまだしばらく続くのだろうか。出戻り中古助っ人・ブラゼルの加入で流れが変わる事を期待したいものだ。

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April 25, 2009 21:36

4/25 亀井◆G5−4D◆
中日先発・ウッチャンに対して、巨人は2回、先頭の寿司職人ラミレスがレフトスタンドへ3号ソロを叩き込み、1点を先制。一方、巨人先発・春風亭半ケツに対して、初回先頭の荒木がヒットを打って以来、13人連続凡退と全く活路を見出せずにいた中日は5回、今季初スタメンの小池が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ今季初アーチを叩き込み、同点。追い付かれた巨人はその裏、ヒットの坂本が犠打と内野ゴロで三進すると、鈴木がタイムリーを浴びせて、勝ち越しに成功。中日は6回、先頭の荒木がヒットで出ながら、牽制に引っかかって憤死する大チョンボ。続く7回には一死からベンちゃんが歩いた直後に小池がゲッツーと怒濤の拙攻三昧を繰り広げていたが、8回、3番手・山口に対して、一死から小山,代打・デラロサ,荒木が3連打と、ようやく打線が繋がり、同点。なおも一、二塁のチャンスだったが、井端は最悪のショートゴロゲッツーに倒れて、勝ち越しならず。しかし、続く土壇場9回、一死から代わった豊田に対して、ブランコがバットを折りながらもレフト前へ運ぶと、ベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに通算200号となる7号2ランをぶち込んで、ついに勝ち越し。その裏、中日は満を持して守護神・岩瀬を投入。しかし、巨人は寿司職人ラミレス,松田記者と連打を浴びせると、代打・亀井がバックスクリーン右へ自身プロ初となる逆転サヨナラ3ランを叩き込み、劇的な幕切れとなった。一人も打ち取れなかった岩瀬は7連投と酷使のツケが溜まっていた印象。しかし、7連投中セーブのつく場面での登板は4度しかなく、必然性の低い場面で起用しまくったとあっては、落合監督の自業自得と言うものだ。攻撃陣も相変わらず、一発依存度が極めて高い詰めの甘い攻撃を繰り返すばかりとあって、一刻も早い名手・川相の現役復帰が待たれるばかりである。巨人はクルーンが中指の炎症で二軍降格となり、この日も山口,豊田が打たれるなど、登板過多により疲労の色が見えるリリーフ陣の負担が増しているだけに、先発陣の奮起が期待される所か。因みに、クルーンと入れ替わりで上がってきたオビスポの投球には密かに期待している。

◆C1−12T◆
今季は上々の滑り出しを見せていた長谷川だが、初回、先頭の平野を三振に斬って取りながら、振り逃げで生かしてしまった事からケチが付き、ノーヒットで二死一、三塁のピンチを迎えると、16打席ノーヒット中と不振の新井に右中間を破られ、2点を献上。更に、続く葛城イクローにも2ランを浴び、4失点。2回のピンチは凌いだものの、3回にも平野にタイムリーを浴び、この回限りであえなくKO。この後、青木高が3失点,ドーマンが4失点とリリーフ陣も崩壊し、完全にワンサイドゲームに。阪神先発・福原は大量援護をバックに7回まで散発3安打の好投。8回に上村にタイムリーを浴びて完封も完投も逃したものの、待望の今季初勝利。大量12点を奪い、3連勝で借金を完済した阪神だが、15残塁と詰めの甘さも見せており、課題を残した格好だ。一方、借金完済に失敗した広島は栗原がまたも欠場となり、打線は精彩を欠いたが、それ以前に投手陣があまりにも打たれ過ぎた。

◆S−YB◆
降雨中止。

◆H5−4E
難敵・岩隈が相手とあって、先制点は何としても阻止したいソフトバンクだったが、暴投王子・新垣が立ち上がりからピリッとせず、いきなり一死一、三塁のピンチを迎えると山崎武のセカンドゴロの間にあっさり先制点を献上。3回に伝家の宝刀・ワイルドピッチが炸裂して背負ったピンチは辛くも逃れたものの、4回、一死一、二塁から再び伝家の宝刀・ワイルドピッチが大炸裂し、二、三塁とされると、藤井のタイムリー,渡辺直のセカンドゴロで2失点。7回には草野にタイムリーを浴び、4点目を失って降板となり、この日も初白星ならず。4点差がついた事でノムさんはここまで無失点投球だったガラスのエース・岩隈を下げ、継投モードに切り替えるが、これが大失敗。2番手・有銘が早速、松中にタイムリーを浴びると、更に、二死満塁となった所で5番手・ミチルが田上に走者一掃の同点タイムリー三塁打を浴び、岩隈の白星を粉砕。9,10回と一打サヨナラのチャンスを逃したものの、11回、二死一、二塁から長谷川がタイムリーを放ち、サヨナラ勝ち。楽天は岩隈温存が裏目に出て、痛い黒星となった。

◆Bs−F◆
降雨中止。

◆L2−3M◆
西武先発・帆足が6回まで散発3安打,ロッテ先発・成瀬も6回まで散発2安打といずれも無失点投球を展開し、両軍ゼロ行進の儘、終盤へ突入。試合が動いたのは7回。ロッテは中島のエラーをきっかけに一死二塁のチャンスを掴むと、サブローのタイムリー二塁打でついに均衡を破る先制点。更に、二死一、二塁となった所で代打・新里がプロ初打点となる走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、この回3点。待望の援護を貰った成瀬はそれでホッとした訳でもなかろうが、その裏、平尾,佐藤と連打を浴びると、銀仁朗に犠打を許した所で無念の降板。2番手・伊藤はボカチカを三振に仕留め、二死まで持ち込んだものの、続く片岡に2点タイムリーを浴び、1点差。更に、連続四球で満塁とピンチを広げたが、3番手・シコースキーが中村を打ち取り、辛くもピンチ脱出。シコースキーは8回もゲッツーでピンチを切り抜けると、最後は守護神・荻野が締めて、何とか逃げ切った。成瀬は6回1/3を2失点でようやく今季初白星を手にした。

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September 28, 2008 20:42

◆D1−0G◆
阪神の試合がないうちに、単独首位の座を奪いたい巨人だが、初回からガッツが中日先発・ウッチャンにスナイプされて、退場に追い込まれる緊急事態が発生。こんな時くらいしか役に立つ機会がないあの男はこんな時に呑気に二軍でのリハビリ暮らしでこんな時にすら役立たずとあって、巨人は3番に寺内を入れざるを得ないと言う苦しい展開となった。その寺内は4回に回ってきた第1打席でヒットを放つも、寿司職人ラミレスが倒れた後、二盗を仕掛けて憤死。李もショートゴロに打ち取られ、結局、3人で攻撃終了。続く5回には一死から阿部が二塁打を放つと、投手の上原が10球粘ってレフト前へ執念のヒット。一気に三塁を蹴った阿部だったが、ベンちゃんの好返球の前に本塁憤死となり、先制ならず。その裏、中日は一死から中村紀が二塁打。二死後、谷繁が敬遠され、一、二塁となるも、ウッチャンはあえなく三振に倒れて、二者残塁。7回、巨人は先頭の寿司職人ラミレスが三遊間突破のヒットで出塁。ここで絶好調の李が何を血迷ったか、セーフティバントを仕掛けるが、これがサードへの小フライとなり、まず一死。続く松田記者はショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で、またもや無得点。中日は8回、二死走者なしから荒木が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ4号ソロを叩き込み、ついに1点を先制。ようやくリードを奪った中日は9回は守護神・岩瀬が3人でピシャリと締めて、完封リレーを達成した。

息詰まる投手戦に終止符を打ったのは伏兵・荒木の一発。やはり、川相不在では一発に賭けるしかなかった様だ。デーゲームで広島が勝っているだけに負けられない中日だったが、チェンの好投に辛うじて報いる形で3位タイを死守した。一方、巨人はまずい攻めで上原を見殺しにしてしまい、完封負けでまたも首位陥落。阪神に7度目のマジック8が点灯した。試合開始早々、ガッツがチェンの凶弾に倒れたのが何と言っても痛かった。万一、骨折している様だと今季絶望となってしまうだけに心配されたが、診断の結果、打撲で済んだ様で何よりだ。それにしても、解せないのが7回の李のセーフティバント。サインならせめてセーフティでなく、普通に送りバントだろうし、李の自己判断だと思うのだが、大不振だった前半戦ならともかく、何故、今の状態で無駄に意表をつく必要があるのか分からない。正に、血迷ったとしか言いようのないプレーだった。

◆C6−3S
広島は初回、一死すら天谷がヒットで出ると、続くオチョアがレフトスタンドへ15号2ランを放り込み、2点を先制。直後の2回、ヤクルトは二死から連打と四球で満塁とするも、投手の川島亮がライトフライに倒れて、三者残塁。広島は4回、前田健のプロ初アーチが飛び出すと、続く5回には栗原が21号2ラン。更に、6回には天谷のタイムリーで6点目を追加。ヤクルトは7回、川島慶,福地の連続タイムリーで2点を返すと、土壇場9回には一死二塁から青木のタイムリーで3点差まで詰め寄ったが、ここで出てきた守護神・永川に川島慶,福地と打ち取られ、万事休す。

前田健が投打に渡る活躍で8勝目。勝利数は及ばないが、後半戦に入ってからの投球は明らかに岩田,吉見を凌ぐ内容で、まだ新人王の望みは残されているだろう。一方、ブラウン監督に嫌われている方の前田こと求道者・前田は8回に代打で登場。4点リードの終盤に下位打線の先兵として起用する訳の分からない嫌がらせ采配にモチベーションがどん底まで落ちきった求道者・前田はあえなく三振に倒れる始末。広島市民球場での公式戦最終戦だと言うのに、功労者に対して、この無体な扱い。ファンをないがしろにした暗黒采配を揮い続けるこの男が来年も指揮を執る様な事があって許されるのか?

◆E2−7H◆
これ以上、王さんに恥をかかせる訳にはいかないソフトバンクは初回、四球で出た大村が二盗と悪送球で三進すると、一死後、松田が先制タイムリー内野安打。続く松中が25号2ランを叩き込むと、更に、フェルナンデスのエラーの後、柴原のヒットに中島のエラーが重なり、二死二、三塁となった所で中西がタイムリーを浴びせて、いきなり大量5点をゲット。楽天は3回、一死から中村が三塁打を浴びせると、内村のセカンドゴロの間に返って、ようやく1点。2回以降、すっかり当たりが止まってしまったソフトバンクだが、9回、一死二、三塁から森本が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、ダメ押し。先発・ガトームソンはその裏、山崎武に被弾したものの、今季2度目の完投で5勝目をマーク。ソフトバンクの連敗はようやく7でストップした。

あまりにも不甲斐ない戦いが続いていたソフトバンクがようやく暗闇を抜け出した。初回から松中の一発が飛び出すなど、5点の猛攻。中盤はさっぱりだったのは気になるが、ダメ押し点も奪った。投げてはガトームソンが2失点完投の好投で7月9日以来の白星。直接対決で敗れた楽天は0.5差と詰め寄られ、再び最下位転落の危機。先発・一場はいきなりの5失点で2回に先頭打者を歩かせると、早くも降板させられる体たらくでまたもや今季初白星を逃した。

◆F4−1M
日本ハム先発・藤井に対して、ロッテは4回まで毎回安打を浴びせながら、2つの併殺を食らうなど、チグハグな攻撃で一向に先制点を奪えない。一方、ロッテ先発・成瀬の前に4回まで1安打と抑え込まれていた日本ハムだが、5回、一死から四球で出た高口が二盗を決めて、二死二塁となった所で田中がタイムリーを放ち、ついに均衡を破る先制点を獲得。8回、日本ハムは粘りの投球を続けていた藤井から建山にスイッチするも、これが裏目。一死から連続内野安打の後、代打・フクーラのタイムリー二塁打で同点を許すと、代打・橋本を敬遠して満塁となった所でサブローにタイムリーを浴びて、勝ち越し点を献上。二死後、3番手・武田勝も代打・大塚に2点タイムリーを浴びて、この回悪夢の4失点。リードを奪ったロッテは川崎−荻野と繋いで、逃げ切った。

3位をかけた直接対決はロッテが逆転勝ちで順位を入れ替えた。拙攻に次ぐ拙攻であわや完封負けの危機だったが、日本ハムの継投ミスに付け込んでの一気呵成の攻めが決まった。成瀬は7回を2安打1失点の好投で8勝目。一方、藤井は7回まで8安打を浴びながら、無失点に抑えていたが、打線に見殺しにされてしまった。

◆L2−7Bs◆
新人王へ驀進中の小松に対し、西武は初回、二死一、二塁から中村がレフト前へタイムリーを放ち、1点を先制。キニーの前に3回までパーフェクトと沈黙していた偽バファローズは4回、ローズのタイムリーで同点とすると、5回には一死から大引,小瀬,坂口の3連打で勝ち越し。更に、カブレラも2点タイムリーを浴びせて、この回3点。続く6回には一死一、二塁から小瀬のタイムリー二塁打,坂口のスクイズ,下山のタイムリー二塁打で3点を加え、試合を決定付けた。西武はその裏、栗山に一発が飛び出したが、焼け石に水で6連敗。

負ければ、2位から一気に4位転落と言う危機に瀕していた偽バファローズ。8連勝中の小松がいきなり初回から先制を許す苦しい立ち上がりとなったが、中盤に打線が火を噴いて、2位の座を死守。小松は今季3度目の完投で9連勝の15勝目。西武は2回以降僅かに3安打と沈黙。立ち上がりこそ素晴らしかったキニーが2巡目に入ってから突然崩れると、2番手・ミッチーも炎上。優勝を決めても一向に連敗を止められないのは余裕なのか、苦悩なのか…。

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September 20, 2008 23:11

◆G9−1T◆
何とか巨人の勢いを止めたい阪神は初回、内海の制球難をついて、一死満塁と絶好のチャンスを作るが、鳥谷,関本と倒れて三者残塁。すると、その裏、下柳が一死一、二塁のピンチで寿司職人ラミレス,李と連続被弾し、早くも4失点。直後の2回、阪神は連打で無死一、二塁とすると、下柳はスリーバントを失敗したものの、シャア少佐がヒットで繋ぎ、再び一死満塁のチャンス。ここで平野の打球はライト前へ抜けるかと思われたが、李の好プレーに阻まれ、この間に三塁走者・高橋光を返すのが精一杯。その裏、巨人は1番に起用された松田記者が二塁打を放つと、一死後、ガッツが2試合連続となる31号2ランを叩き込み、早くもクリーンアップ揃い踏み。更に、この後、二死一、二塁から阿部がタイムリーを放って、下柳はあえなくKO。続く3回、2番手のアポリー中尉が一死からキムタクに頭部死球を食らわせ、危険球退場。3番手・渡辺は続くガッツにヒットを浴び、ピンチを広げるが、寿司職人ラミレスをゲッツーに仕留め、ようやく無失点で切り抜ける。しかし、巨人の勢いはこれで止まらず、続く4回、一死二塁から阿部が20号2ランを叩き込み、ダメ押しの9点目。大量リードを貰った内海は尻上がりに調子を上げていき、8回まで追加点を許さず、3年連続の2桁勝利に到達した。

昨日は一進一退の好ゲームだったが、この日は巨人がクリーンアップ+阿部で4ホーマーと得意の一発攻勢で圧倒。立ち上がりはどうなる事かと思われた内海だったが、終わってみれば8回1失点。破竹の連勝は9と伸び、ついに首位・阪神に1ゲーム差と肉迫した。阪神は1,2回と立て続けの満塁のチャンスを掴みながら、内野ゴロの間に1点を取るのが精一杯で内海を調子に乗せてしまう始末。投げては下柳が今季最短の1回2/3KO,2番手・アポリー中尉は危険球退場と投打に精彩を欠く惨敗となってしまった。

◆C10−0D
借金生活に加え、4位転落と泥沼の展開に陥った中日。この絶体絶命の状況を打破するには川相を起用するしかないのだが、今更ながら、名手・川相を現役復帰させなかった事を悔やむしかない中日首脳陣は川井を先発起用し、お茶を濁しにかかったが、所詮、カワイであって川相ではない川井を起用する事がチームの流れを変えられる筈もなく、いきなり初回からオチョア,嶋とタイムリーを浴びて、2点を献上。その後も失点こそ免れながら、走者を出しまくるフラフラとした投球が続き、4回一死で早くもKO。6回には3番手・小笠原が東出のタイムリー,オチョアの13号3ランで4失点。4番手・長峰も7回、4安打2四球で4失点と炎上し、大量10点差。打線も前田健の前に散発4安打完封を食らい、リーグ優勝の可能性゛か完全に消滅すると同時に自力でのAクラスも消滅してしまった。

この期に及んで広島相手に大惨敗とは中日のチーム状態の悪さは深刻だ。川井に罪がある訳ではない。川相を復帰させず、川井でお茶を濁そうなどと陳腐な考えを起こした首脳陣が悪いのだ。一方の広島だが、求道者・前田は嫌がらせで幽閉されているだけの話で(これはこれで大問題なのだが)、前田健は求道者・前田不在のお茶濁しの為に起用されている訳ではない所を見せつけての見事なプロ初完投初完封勝利で逆転新人王へ僅かに望みを繋いだ。広島の躍進は昨年は戦力でなかった前田健とルイスで13個も貯金を稼いでいるのが大きく、ブラウン監督の手腕がどうこうと言う話ではないのだが、この儘では嫌がらせに邁進しているだけのブラウン監督の続投が決まってしまいかねない。川相不在の中日に多くを期待するのは無茶と言うものだが、少しは意地を見せて貰いたいものだ。

◆S4−1YB◆
5連敗中の横浜は2回、2四球と内野安打で一死満塁と先制のチャンス。しかし、武山はファーストへのファールフライに倒れると、続くウッドはピッチャーゴロに終わり、先制ならず。すると、その裏、ヤクルトは二死走者なしから川本,川島亮,青木,川島慶と怒濤の4連打で2点を先制。リードされた横浜は3回二死一、二塁,4回一死満塁のチャンスを悉く逃したものの、5回、一死から村田の41号ソロでようやく1点。8回には先頭のメカゴジラがヒットで出ると、石井タクローが送って、一死二塁と一打同点のチャンス。しかし、鈴木なおのり,石川と代打攻勢が実らず、無得点。ピンチを脱したヤクルトはその裏、福地のタイムリー,小山田の暴投で2点を加え、ダメ押し。最後は五十嵐が締めて、今季初セーブを飾った。

開幕からローテを守っているが守っているだけのウッドが5回2失点と最低限の投球はしたが、打線の援護に恵まれず、リーグトップタイの12敗目。村田が2四球1死球と歩かされまくった(唯一、勝負して貰った打席では一発かましたが)のも響いた横浜は今季2度目の6連敗となり、借金はついに40にまで積み上がってしまった。ヤクルトはこれで3連勝となり、中日との差が3と4位浮上の芽も出てきた。

◆H0−1L◆
ソフトバンク先発・和田は6回一死までパーフェクトに抑えるなど、9回まで無失点の素晴らしい投球を展開。何とか和田を援護したいソフトバンク打線だったが、帆足に対して、毎回安打を浴びせながら、あと一本が一向に出ず、ゼロ行進を続けるばかり。9回から代わった大沼,星野を攻め、二死満塁とサヨナラのチャンスを掴むも、本多はセカンドゴロに打ち取られ、0−0の儘、延長に突入。10回も続投となった和田は簡単に二死を取るが、ここでこの日2安打を浴びていた細川にスタンドへ15号ソロを被弾し、ついに先制点を献上。その裏、グラマンの前に3人でピシャリと締められ、完封負けを食らった。

ソフトバンクが9回まで毎回安打で無得点と言う不甲斐ない攻撃で好投の和田を見殺し。屈辱の完封負けを喫し、ついにリーグ優勝の可能性が完全に消滅してしまった。アジアリーグだの、アジアリーグ出場権争奪戦だの、アジアリーグ出場権争奪戦出場権争奪戦だのは所詮、エキシビジョンマッチでしかない訳で、王さんのラストイヤー…になるかもしれない年に日本シリーズへの出場を果たせなかった事は実に無念である。守護神・馬原が開幕から長期離脱し、五輪ではローテ投手を二人も拉致された上、首位打者候補の川崎を今季絶望クラスの重傷に追い込まれ、ハマのスペランカーのリタイアは………、まぁ、恒例行事だからいいとしても、偽バファローズから無理矢理強奪したパウエルが全く働かないなど助っ人陣が投打揃って総崩れとなるなど、今季はあまりにも逆風が強過ぎた。果たして、王さんはこんな結果で本当に今季限りで勇退してしまうのか? WBCの監督就任を拒否する理由に体調だけでなく、時期的に現場監督では厳しいと言っている事からも来季も続投する意欲があると言う事なのか? 是非とも来季にリベンジを図って欲しいと願うばかりだが…。

◆M4−1E
ロッテは初回、いきなりの4連打で2点を先制。オーティズはゲッツーに倒れたものの、続くズレータが8号2ランを叩き込み、この回4点。楽天は先発・木谷を2回限りで諦め、小刻みな継投で追加点を許さない必死の防戦を展開。5回、2四球とエラーでノーヒットながら満塁のチャンスを掴むが、代打・高須はセンターへ打ち上げ、三者残塁。7回、ショートの犠飛で、ようやく1点を返したものの、反撃はここまでだった。

2回以降散発3安打に終わったロッテだが、初回の4点が大きくものを言って、単独3位に浮上。成瀬は7回を散発2安打無失点の好投で7月12日以来、約2ヶ月ぶりの7勝目を飾った。一方、木谷は先発転向以来4戦連続KO。いつまで経っても5回すらもたない有様でもういい加減、先発から外した方がいいのではなかろうか。

◆Bs6−1F◆
28イニング無失点を続行中のグリンは初回、一死一、二塁のピンチを切り抜け、連続イニング無失点を29と伸ばしたものの、続く2回、二死満塁から下山に2点タイムリーを浴び、無失点記録が途絶えると、ここからカブレラにタイムリーを浴びた後、ローズには39号3ランをぶち込まれ、悪夢の6失点。グリンは3回以降立ち直ったものの、味方打線は偽バファローズ先発・山本の前に拙攻続きで6回まで無失点。7回に代打・飯山のタイムリーでようやく1点を返した日本ハムはなおも二死満塁とチャンスを広げたが、劇団ひちょりがセンターフライに倒れて、1点止まり。続く8回も一死一、二塁としながら、あとが続かず。9回は三者凡退に終わり、4連敗となった。

2回を除けば無失点で完投と申し分ない内容のグリンだったが、それだけに2回の大量失点が悔やまれる。打線も偽バファローズを上回る10安打を放ちながら、拙攻に次ぐ拙攻が響き、ヒットが一極集中した偽バファローズに5点もの差をつけられてしまう有様。これで日本ハムは再び4位に転落となり、3連覇の夢が消滅した。偽バファローズ先発・山本は粘りの投球で自己初の10勝目をマーク。

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August 18, 2008 23:46

◆カナダ0−1日本◆
2敗を喫し、メダルどころか予選突破も危うくなってきた日本はこの日もカナダ相手に4回まで無失点に抑え込まれる大苦戦。しかし、5回、先頭の稲葉(日本ハム)がライトスタンドへ一発を叩き込み、ついに待望の1点を先制。先発・成瀬(ロッテ)はその裏、一死から連打を浴びて、二、三塁のピンチを背負ったが、ここからソーマン,ウェグラーズの4,5番を連続三振に斬って取り、ピンチ脱出。結局、成瀬が出した走者はこの回の二人だけで7回まで2安打無四球無失点の快投。8回からは藤川(阪神)−上原(巨人)がそれぞれ1回を3人ずつで片付けての完封リレーで1点のリードを守りきった。

韓国とキューバが準決勝進出を果たし、残り2枠をアメリカ,カナダと争う展開が見えてきた日本だが、まずは眼下の敵・カナダを辛くも撃破し、予選突破へ大きく前進した。正に、薄氷を踏む様な展開だったが、成瀬の快投に救われた。折角の快投も危うく打線に見殺しにされる所だったが、稲葉に値千金の一発が飛び出して何より。それにしても、相変わらず、打線がパッとしないのが気がかり。9回も無死三塁のチャンスを生かせないなど、川相を代表に選ばなかったツケが出ている様だ。

◆台湾8−9韓国◆
初回に大量7点を先制した韓国は台湾の猛反撃に遭い、6回には追い着かれてしまうが、辛くも勝ち越し、無傷の5連勝で準決勝進出一番乗り。

◆オランダ3−14キューバ◆
キューバ打線が14点を奪う猛攻で8回コールド勝ち。韓国と同じく5戦全勝で準決勝進出を決めた。

◆アメリカ9−0中国◆
アストロ球団との実戦経験がある男・ラフィーバー監督(元ロッテ)率いる中国は紙一重の試合を続けて、予選突破の可能性も僅かに見えてきた所だったが、アメリカ相手に格の違いを見せつけられて完敗。予選突破の可能性は大きく遠のいた。

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◆中国0−1韓国◆
0−0の儘、6回降雨サスペンデッドゲームとなり、中断した状態から再開された試合は10回まで両軍ゼロ行進となったが、タイブレークとなった11回、韓国はついに均衡を破る1点をあげ、これが決勝点となった。

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July 04, 2008 23:37

◆D4−2G◆
今季、極端に中日を苦手にしている内海だが、タイムリー欠乏症を露呈する中日の相次ぐ拙攻に助けられ、5回まで無失点。一方、人斬り抜刀斎も不甲斐ない打線に辟易としながらも、6回まで毎回10個の三振を奪う快投を展開。中日は6回、一死から連続四球で貰ったチャンスにベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、レフトフェンスょ直撃するタイムリー二塁打となり、ついに1点を先制。更に、二死後、平田のどん詰まりの打球がポトリと落ちる幸運な2点タイムリー二塁打となり、内海をKO。8回にはまたもベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに9号ソロを叩き込み、ダメ押しの4点目。巨人は9回、セーブがつかない場面ながら引っ張り出された岩瀬相手に寿司職人ラミレス,代打・大道のタイムリーで2点を返し、なおも一、二塁と一発逆転の場面を作ったが、反撃もここまで。最後は坂本がサードゴロに倒れて、ゲームセット。

中盤までよく粘っていた内海だが、結局、四球で自滅。ここまで対中日3連敗で防御率も7点台後半と言う相性の悪さを拭い去る事が出来なかった。とは言え、中日はもっと得点出来ていても不思議ではない試合内容。川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振したベンちゃんと、人斬り抜刀斎の力投に救われたに過ぎず、連敗を脱したからと言って、楽観してはいられないだろう。

◆C5−3S
初回に青木の10号2ランで先制された広島だが、その裏、ウィルソンのエラーの後、オチョアのタイムリー二塁打でまず1点。更に、栗原がヒットで繋いだ後、シーボルが6号3ランを叩き込み、一気に逆転。2点を追うヤクルトは直後の2回、福川のタイムリーで1点差。その裏、二死満塁のチャンスを逃した広島だが、4回に宮本のエラーで1点を追加し、再び点差は2点と拡大。ヤクルトは7回、二死からガイエル,福地と連打を浴びせて、ここまで2安打の宮本に回したが、セカンドゴロに倒れて、得点ならず。最後は永川の前に三者三振で締められ、3連敗となった。

前回はオールスターファン投票中間発表1位に浮かれきって、KOされたルイスだが、岩田に抜かれて正気を取り戻したのか、立ち上がりこそ苦しんだものの、粘りの投球でハーラートップの11勝目を手にした。しかし、気がかりなのは、やはり求道者・前田の不当な起用方法。相変わらず、スタメンから外され、終盤に申し訳程度に適性のない代打で使われる有様だが、結果的に勝ってしまった上、同胞のシーボル,オチョア,ルイスが活躍したとあって、ブラウン監督的にはご満悦この上ない展開。またまた5割にリーチをかけてしまった広島だが、ブラウン監督の黒い野望は実現へと向かってしまうのか!?

◆YB0−7T◆
2回までに阪神が4残塁,横浜も3残塁と拙攻合戦を繰り広げていたが、4回、阪神は矢野の2号ソロであっさり先制。更に、この後、2四死球で一、二塁としたものの、関本がショートフライに倒れて、二者残塁。しかし、続く5回、新井,キュラソ星人と連打を浴びせると、一死後、鳥谷がタイムリーを放って、2点目。9回にはキュラソ星人は史上26人目の350二塁打を達成するなど、6長短打を集中して、一挙5点を奪い、試合を決定付けた。投げては先発・下柳が7回を2安打無失点の好投。8回からは渡辺−江草と繋ぐ完封リレーを達成。

投打で圧倒して4連勝した阪神。8回まで13残塁と川相不在の中日顔負けの大拙攻を繰り広げてい鬱憤を一気に9回に吐き出した。しぶとく粘っていた横浜だが、マットホワイト,小山田が大炎上で試合をぶち壊し。11日ぶりに復帰した石井タクローも3タコといい所なしだった。

◆M10−1H◆
何とか連敗地獄を脱したいソフトバンクは成瀬相手に初回から一死満塁とするも、大村がショートゴロゲッツーに倒れて、一瞬でチャンス消滅。すると、その裏、いきなり川崎のエラーで足を引っ張られた大隣がサブロー,ベニー松山と連続二塁打を浴びて、2失点。続く2回にも二死三塁から西岡にタイムリー内野安打を許し、3点目を献上。ソフトバンクは4回、初回のチャンスを潰した大村のタイムリー二塁打でようやく1点。3回以降、立ち直りかけていた大隣だったが、6回、サブロー,ベニー松山,オーティズと3連打で1点を失った所でKO。代わった久米も今江のバントを処理して、三塁へ痛恨の悪送球を犯し、満塁とすると、3番手・三瀬が代打・大松にグランドスラムをぶち込まれ、この回、悪夢の5失点。ロッテは8回にも里崎の一発でダメ押しの10点目。成瀬は7回1失点の好投で5勝目。

攻守に精彩を欠いたソフトバンクは2年ぶりの6連敗で借金生活に突入。またも初回のチャンスを生かしきれなかった事が響いてしまった。小久保は2回の守備で左手首を痛めて早々と退場と踏んだり蹴ったりの展開だ。こんな事で王さんのラストイヤー(?)に花を添える事が出来るのか? ソフトバンクの目標はアジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦出場権の獲得などではなく、パ・リーグ制覇,日本シリーズ出場なだけにこんな所でもたついている場合ではない筈だ。

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June 17, 2008 23:25

◆G4−3Bs◆
初回にカブレラの12号ソロで先制した偽バファローズは4回にはローズ,北川,後藤の3連打で1点を追加。偽バファローズ先発・中山の前に3回までパーフェクトに抑え込まれていた巨人だが、4回、マッスル千代の富士が復帰初安打で出ると、続くキムタクがタイムリー二塁打。ガッツのセンターフライで三進したキムタクは続く寿司職人ラミレスの犠飛で同点のホームイン。2−2の儘、迎えた7回、偽バファローズは前田の今季初アーチで勝ち越しに成功。しかし、粘る巨人は8回、ガッツが10号同点ソロ。土壇場9回にはヒットの松田記者を阿部が送って、一死二塁のチャンス。偽バファローズは守護神・加藤を投入するが、坂本がヒットで繋ぐと、代打・清水が四球を選んで満塁となった所で代打・古城がセンターへ打ち上げて、代走・鈴木尚が快足を飛ばして、本塁を陥れ、サヨナラ勝ち。

1点を争うゲームを制し、巨人が四たび5割に復帰。終盤、流れを引き寄せる土壌を作ったリリーフ陣の頑張りが光った。果たして、今度こそ貯金を稼ぐ事が出来るか!? とりあえず、マッスル千代の富士にも1本が出たのも明るい材料だ。偽バファローズは小松をもう少し引っ張っても良かった様な…。先発もこなせる小松をわざわざリリーフに戻して、チマチマ投げさせるのは何だか勿体ない気がする。

◆D5−4L
故障を押して出続けていた井端がついに登録抹消となった中日。いきなり荒木,藤井と連続三振に倒れたが、ここか羅クリーンアップの3連打で1点を先制。1点を追う西武は2回、中村の14号ソロで追い付くと、5回には栗山に3号2ランが飛び出して、勝ち越しに成功。その裏、中村紀のタイムリー二塁打で1点差とされるも、直後の6回、中村がこの日2本目となる15号ソロを叩き込み、山本昌をKO。2点を追う中日は7回、中村紀が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに12号2ランを放り込み、一気に同点。4−4の儘、迎えた土壇場9回、中日は同点ながらも登板した守護神・岩瀬がきっちり0点に抑えると、その裏、二死走者しから中村紀が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2打席連続の13号ソロを放ち、サヨナラ勝ちを収めた。

西武の中村が2発含む3安打2打点と爆発すれば、中日の中村紀も2発含む4安打4打点の大当たり。中村デーとなったこの試合は、より中村が爆発した中日に軍配が上がった。結局、中日は一発頼みかよ…。井端がいても一発依存症だったんだから、井端がいなくなったら、より一発依存になるのはある意味、当然の結果か…。

◆C7−8F◆
難敵・ダルビッシュが相手であろうと関係ないブラウン監督はこの日も求道者・前田をベンチに軟禁。ダルビッシュキラー・赤松の先頭打者アーチと高口のエラーで2点を先制したものの、直後の2回、先発・大竹が一死二、三塁のピンチに鶴岡の犠飛で1点差とされると、投手のダルビッシュにタイムリー二塁打を浴び、あっさり同点。続く3回には田中に9号ソロを叩き込まれて、勝ち越し点を献上。4回にまたも赤松が同点タイムリーを放ったのも束の間、直後の5回、二死満塁から稲田に2点タイムリーを浴び、大竹はここでKO。代わった梅津も鶴岡にタイムリーを許すと、6回には大島が打ち込まれて、2失点。大量5点を追う広島は8回、無死一、二塁のチャンスにようやく求道者・前田が代打で登場するも、ブラウン暗黒采配により、コンディションもモチベーションも低下させられている為にライトフライが精一杯。しかし、求道者・前田の一打を無駄には出来ないと、二塁走者・石原が果敢に三塁へタッチアップ。これで火がついた広島打線は二死後、東出,オチョア,栗原の3連続タイムリーが飛び出して、一気に1点差まで詰め寄った。土壇場9回には一死から石原がヒットで出たものの、最後は代打・喜田がショートゴロゲッツーに倒れて、あと一歩及ばなかった。

5点リードがあるからと、ダルビッシュを7回で下げてみたら、えらい事になりかけた日本ハムだが、辛くも逃げ切り。先発全員がヒットを放ったが、中でもスレッジが4安打と爆発した。広島はとにもかくにも求道者・前田のコンディションが万全でなかった事が悔やまれる。タイプ的に代打で使われている限り、そう簡単に浮上してくるとは思えないのだが、それを分かっているからこそ、ブラウン監督はスタメンで浮上のきっかけを掴ませる様な真似は極力回避しようと図る筈。この負のスパイラルはいつまで続くのか…。

◆T5−3E
序盤は拙攻続きの両軍だったが、先手を取ったのは阪神。3回、四球で出たシャア少佐が二盗と犠打で三塁まで進むと、渡辺直のタイムリーエラーで先制のホームイン。しかし、直後の4回、楽天は3連打であっと言う間に追い付くと、更に、山崎隆のプロ初打点となる犠飛で勝ち越し。毎回走者を出しながら、あと一本が出ずにいた阪神だが、7回、無死一、二塁から関本が犠打を決めると、ここで新井が犠飛を打ち上げ、ついに同点。直後の8回、山崎武のタイムリーで再び勝ち越しを許すものの、その裏、一死から連打で一、二塁とすると、代打・高橋光が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、逆転に成功。更に、シャア少佐がヒットを放った後、小山の暴投で5点目を追加。最後は藤川が3人で締めて、連敗を3で止めた。

シャア少佐が出ては、関本が送り、シャア少佐が出ては、関本が送り…と重ねる事、実に4打席連続。1試合4犠打で日本タイ記録となったが、これだけやって、シャア少佐はエラーで1回ホームを踏んだだけ。無駄に手こずった阪神だが、終盤の集中打で何とか逃げ切り、連敗を脱出。粘り負けた楽天だが、ノムさんはこれで史上最多タイとなる監督通算1453敗目となった。

◆YB1−14M◆
水島の呪いにより疲弊しきっている横浜相手にロッテが序盤から容赦のない猛攻を展開。初回、サブローの今季初アーチとなる3ランなど、5長短打を集中し、いきなり5点を先制。横浜先発・桑原謙は早くもこの回限りでKOとなった。更に、3回には西岡,ズレータに一発が飛び出すなど、6長短打で一気に6点を追加し、早くも試合を決定付けた。ロッテは終盤にもオーティズ,里崎の一発でダメ押しし、計18安打14点。大量リードを貰った先発・成瀬は7回を吉村の一発による1失点のみで切り抜け、4月20日以来となる4勝目。横浜は今季4度目の5連敗となった。

惨憺たる結果に水島の呪いの影響を痛感し、涙が止まらない。負け方も酷い上、連敗も止まらない。このチームは一体、何に救いを見出せばいいのか…。相次ぐトレードで足掻いているが、果たして、それで活路が開けるのかどうか…。そのトレードの第1弾として獲得した入団前から名手・川相を信奉していたナイスガイ・真田がこの日3番手として移籍初登板。走者を出しながらも、2回を無失点。先発として期待されている真田だが、まずは中継ぎで結果を残し、次のステップへの足がかりを掴んだのは何よりだ。一方、打線に見殺され、リリーフに白星を消され…と、まだ3勝しかしていないのが嘘の様な成瀬にようやく白星。これだけワンサイドな展開だと、「成瀬で勝った」感が足りないが、長らく白星から遠ざかっていただけに嬉しい1勝だろう。

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April 20, 2008 22:48

◆C5−4G◆
最近当たりの出てきた横浜打線より、貧打の広島打線相手に何とか今季初白星をあげさせてやろうと言う親心なのか、6人目の先発候補にメドが立たない為の苦肉の策なのか、はたまた、どうせ来年はいないので幾ら使い潰した所で問題ないと言う非情な起用なのか、上原が今季初の中4日登板。初回からガッツの4号2ランで援護を貰った上原だが、中4日が故に回復が間に合っていないのか、全く球が走らず、2回に石原の二塁打で1点を返されてしまう。その後ものらりくらりとした投球を続ける上原に対して、広島は5回、一死二塁から天谷,東出,オチョアの3連打で逆転に成功。更に、栗原が歩いて満塁となった所で求道者・前田のセンター後方への痛烈なライナーで東出が生還し、この回3点。上原はこの回限りで降板となり、またも白星ならず。6回には2番手・栂野から石原が2号ソロを放り込み、5点目。3点を追う巨人は8回、ゴンザレスがヒットで出ると、続く古城が2号2ランを叩き込み、1点差と詰め寄り、なおも無死一、二塁のチャンスを作るが、反撃もここまで。亀井のヘッポコバントの後、ガッツ,マッスル千代の富士と打ち取られると、最後は梅津の前に三者凡退に倒れ、連敗となった。

上原の中4日起用は完全に裏目。栂野や野間口辺りの先発起用ではダメだったのだろうか…。流石に実績が素晴らしいので、今季低迷したからと言って、亡命先が見つからなくなる事はなかろうが、亡命するならば、もう少し覇気のある投球を見せて貰いたいものである。一方、広島の継投だが、横山−コズロースキーと来れば、最後は永川…と思いきや、出てきたのは梅津。まだまだ永川は信頼されていない様で何だか哀れである。この日、密かにキーポイントになったのは、5回の天谷,東出の好守ではなかろうか。よりにもよって、ゴンザレスの会心の打球を捕るとは、おにょれ、天谷…。バックが盛り立ててくれると、投手のモチベーションも上がっていくもの。レフトに大穴を抱えると言うそれだけで初回から常にピンチの巨人はなかなかそうもいかないのである。

◆YB1−3D◆
依然として一発頼みの大味野球を続けざるをえない中日は2回、ハマのチンピラに対して、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに森野が6号ソロを放ち、1点を先制。開幕から20イニング無失点の快投を続けている中日先発・吉見はこの日も再三のピンチを切り抜けながら、4回まで無失点。しかし、5回、ヒットの相川を三塁に置いて、ガッツな貴公子・仁志にライト前へ弾き返され、25イニング目にして、ついに今季初失点。直後の6回、中日は井端が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2号ソロを叩き込み、再び勝ち越し。更に、7回には谷繁のタイムリー二塁打で3点目を追加。横浜は土壇場9回、守護神・岩瀬相手に二死から代打・内川,ガッツな貴公子・仁志が連打を浴びせて、一発逆転のチャンスを作ったものの、最後は金城が倒れて、あと一歩及ばずなかった。

横浜はこの日も10安打で1点と拙攻に泣いた。折角、中日がクリーンアップ11タコでも、一発依存野球を展開するなど攻めあぐねていると言うのに、お付き合いで拙攻かましてどうするんだか…。ハマのチンピラは早くも3敗目。白星を争っているはーちゅんがなかなか白星をあげられずにいる為、余裕ぶっこいているのか、元々公約を破る気満々なのでモチベーションに繋がらないのか…。

◆S2−4T◆
新人王を争うライバル・村中に続きたい増渕だったが、初回からキュラソ星人に4号2ランを被弾し、先制点を献上。ヤクルトはその裏、田中,青木の連打で二、三塁となった所でガイエルが犠飛を打ち上げ、1点差。直後の2回、増渕は二死満塁の大ピンチを迎えるも、平野を打ち取り、難を逃れると、以降も走者を出しながらあと一本を許さず、味方の援護を待ち続ける。しかし、ヤクルト打線は3回一死一、二塁,6回二死一、二塁のチャンスを生かせず、あと1点がどうしても届かない。1−2の儘、迎えた7回、増渕が簡単に二死を取った所で高田監督は何故か、佐藤にスイッチするも、これが裏目。佐藤は連続四球であえなく降板すると、3番手・花田も新井,キュラソ星人と連続タイムリーを浴びて、2失点。阪神はその裏から久保田を投入。代わりばな代打・福地に被弾するも、以降は8回までノーヒットに抑えると、最後は藤川が三者三振締めで球団タイの10連続セーブ。先発・杉山は5回降板ながら、今季初勝利を飾った。

新井,キュラソ星人が揃って打点をあげると勝つジンクスがまたも炸裂。杉山に待望の白星をもたらした。1週間ぶりのマウンドとなった藤川も見事な投球。間隔が空いた事で調子を狂わす事もなく、いい休養となった様だ。それにしても、何故、高田監督はあそこで増渕を代えてしまったのか? 実際に見ていなかったので真相が謎なのだが、もし故障でないならば不可解極まりない。

◆F2−4H◆
ソフトバンクは初回、仲沢,柴原の連打で一、三塁とした所で松中が先制犠飛。4回には荒金のタイムリー二塁打で1点を加えると、続く5回には二死走者なしから仲沢,柴原,松中の3連打で3点目。ソフトバンク先発・和田は7回まで散発4安打無失点と完封ペースの好投を見せていたが、8回一死から田中,稲葉に連続被弾し、KO。しかし、代わった小椋が後続を断ち切ると、9回には松中が犠飛を打ち上げ、ダメ押し。最後はホールトンが3人で締め括り、3タテを回避。和田はようやく今季初白星。

和田の復帰初勝利は何よりだが、結局、この日はホールトンが最後を締めており、ガトームソンの起用法はますます混沌としてきた印象。状況に拘わらず、起用する便利屋中継ぎ要員としてしまうのは勿体ないと思うのだが、今季の杉内や新垣より安定感は上とは言え、この二人をローテから外す訳にもいかんしなぁ…。打つ方では仲沢,柴原が3安打とチャンスメーカーとして活躍。松中は2犠飛含む3打点としぶといバッティングで4番の仕事を果たした。日本ハムはスレッジが4戦連発ならず。一方、スレッジが本数を伸ばしてきた事で、対抗心が芽生えたのか、田中が10試合ぶりの一発。チーム本塁打王の座を密かに狙っているのか?

◆Bs0−6M◆
ロッテが2,3回と一死二塁のチャンスを逃せば、偽バファローズも3回一死一、三塁,4回一死二塁のチャンスを生かせない。0−0の儘、迎えた5回、ロッテは二死から今江の二塁打,根元の三塁打と連打を浴びせて、ついに先制点をゲット。6回には大松,橋本の一発等で4点を奪い、偽バファローズ先発・近藤をKO。更に、代わったヤングから今江も今季初アーチを放り込み、ダメ押し。ロッテ先発・成瀬は5回以降一人の走者も許さず、8回まで投げきると、最後は荻野が締めて、完封リレーを達成。成瀬は3勝目をマークした。

今季初の3連勝を狙った偽バファローズだが、近藤が一発攻勢で粉砕されて、連勝ならず。投げる度に徐々に内容が悪くなっていっている近藤が少々心配だ。一方、成瀬は貫禄の8回無失点。完封を狙わせても、今季初完封も狙えそうだったが、荻野の調整登板の為に引っ込められてしまったのは残念だ。

◆E3−4L◆
本拠地無敗の内弁慶ぶりを見せ続ける楽天に対して、西武はブラゼルの両リーグ1番乗りとなる10号2ランで先制。その裏、山崎武の2点二塁打で追いつかれたのも束の間、2回には一死満塁から片岡の併殺崩れの間に勝ち越しに成功。1点を追う楽天は6回に一死満塁と一打逆転の場面を築くが、鉄平,代打・憲史と倒れて、三者残塁。いよいよ本拠地で今季初黒星か!?と言う空気が漂ってきた8回、一死から山崎武が6号ソロをぶち込んで、ついに同点。試合はその儘、延長にもつれ込んだ。楽天は10回から先発の田中を下げ、青山にスイッチするが、これが裏目。一死から片岡に三塁打を浴びると、痛恨の暴投を犯して、やらずもがなの勝ち越し点を献上。その裏、抑えのグラマンの前に三者凡退に倒れ、開幕から続いていた楽天の本拠地連勝は8で潰えた。

山崎武の一発が出た時には、やはり連勝を伸ばすのかと言う期待もしたのだが、暴投で決まってしまうとは…。本拠地であっても、接戦での弱さは変わらなかった訳だ。田中は悪いなりにもよく粘っていたのだが、3安打と一人気を吐いていた山崎武以外の野手が打てなさ過ぎた。敵地での連敗が止まり、本拠地での連勝も止まり、これからはランダムに白黒がつく、つまらない星勘定になってしまうのかねぇ。

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April 12, 2008 21:20

◆G4−8S◆
開幕投手の名誉を汚す投球が続き、3連戦の頭を任せられないと登板を飛ばされた春風亭半ケツ。名誉回復をかけたマウンドとなったが、2回に連打でピンチを作り、宮本の犠飛を許して、先制点を献上。一方、経歴が似ていると言うだけで「昨年の」グライシンガー級の活躍を期待されながら、「今年の」グライシンガーの勝敗結果をトレースし続けているヤクルト先発・リオス。昨日、グライシンガーが勝った事により、その結果をトレースする事を大いに期待されていた。3回までは無失点に抑えていたリオスだが、4回に満塁のピンチで併殺崩れの間に同点とされると、5回には寿司職人ラミレスに3号3ランを叩き込まれて、一気に3点を勝ち越されてしまう。3回以降、粘りの投球を続けていた春風亭半ケツだったが、6回一死からガイエルに被弾し、ついにKO。7回には脇谷の野選で1点差とされた後、二死一、二塁のピンチでマウンドに上がった豊田がリグスに逆転3ランをぶち込まれる始末。9回には野間口がリグスに頭部死球を食らわせるなど一死も取れずにKOされ、後を継いだ栂野も連打で2点を失い、ダメを押された。リオスは6回4失点ながら、来日初白星が転がり込み、グライシンガーの成績をトレースする事に成功した。

リオスが3度続けてグライシンガーのトレースに成功。果たして、どこまで続くか注目であるが、実際の投球内容はグライシンガーを遙かに下回っているのが実情だ。一方、春風亭半ケツが妙なタイミングで降板させられたのが気になった。毎回の様に走者を出す苦しい内容ではあったが、ソロ一発で降板と言うのは解せない。イニングの頭からなら安定したリリーフを見せる豊田が、イニングの途中から出ていった末に痛恨被弾で今季初失点。野間口は死んだ魚の様な虚ろな目で何も出来ずにKOされるなど、この日の巨人の継投は迷走していた感じだ。6番に降格されても、全く反骨心が湧き上がる気配のない李は4タコと相変わらずのブレーキぶり。頼むから、ゴンザレスと入れ替えてくれ!

◆C3−1D◆
今日も今日とてタイムリー欠乏症の中日。2回に森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに3号先制ソロを放ったが、結局、この1点のみ。5回も先頭打者を出しながら、2度ゲッツーを食らうなど、全く後が続かない大拙攻で川相不在の弊害を露呈しまくるばかり。一方、広島はまたもやブラウン監督が求道者・前田を無為に外す奇行に走り、3回まで1安打と沈黙していたが、4回に好調のオチョアが3号逆転2ラン。更に、シーボルにも2試合連続となる2号ソロが飛び出して、3点目。中日は9回も二死一、二塁のチャンスを掴んだが、一発を狙う事しか活路を見出せない森野は気負い過ぎてセカンドゴロに終わり、最後の最後まで川相不在の弊害を露呈する形となった。

27イニング連続タイムリーなしと相変わらず、一発に依存しきっている中日。巨人と違い、どう足掻いても一発に依存せざるを得ない訳ではないメンバー構成なのに、こういう野球しか出来ないと言うのは、やはり、川相がそこに存在しているにも拘わらず、決して試合には出られないと言う絶望感がもたらすのだろうか。もういい加減、川相を現役復帰させる方が得策だと言う事に気付いて欲しいものである。この日は広島も結局、一発依存野球だった訳だが、ブラウン監督が奇行に走る以上、仕方あるまい。昨日3三振してしまった為にブラウン監督を調子に乗せてしまった事は何とも悔やまれる。

金本2000本安打◆YB3−6T◆
いずれも残り13本でメモリアル達成と言う状態で開幕を迎えた新井とキュラソ星人。出遅れた新井に4本差を付け、キュラソ星人が先にリーチをかけていたが、思わぬ難産に苦しんでいる隙、新井が追いつき、揃ってリーチをかけて迎えたこの試合。昨日の試合で3打席足踏みした新井だが、この日は、横浜先発・はーちゅんに対して第1打席で先制タイムリーとなる二塁打を放ち、あっさりと史上249人目の1000本安打を達成。弟分が前説をしっかり決めてくれた所で後に続きたいキュラソ星人だったが、セカンドゴロに倒れて、またもお預け。試合は先発・岩田が3回に村田に被弾し、勝ち越しを許すが、4回にシャア少佐が2点タイムリーを放ち、同点。3−3で迎えた7回、阪神は新井の1001本目の安打となるタイムリー三塁打でついに勝ち越し。ここで3打席ヒットのなかったキュラソ星人がライト前に弾き返す19打席ぶりのタイムリーヒットを放ち、ついに史上37人目の2000本安打を達成。7回途中から久保田−藤川が残り7つのアウトを全て三振で斬って取り、キュラソ星人の快挙に華を添えた。阪神はこれで10勝リーグ一番乗り。

兄弟分が2000本安打と1000本安打をダブルで達成する快挙。連続安打なら言う事なしだったが、そこまでは贅沢か…。それにしても、あと1本に実に苦しんだキュラソ星人。快挙へのプレッシャーだったのか、不振の波がたまたまこの時期と重なってしまっただけなのかは分からないが、余計な重圧がなくなったと言う事で明日からは元気を取り戻して貰いたい所。すっかりこの二人に注目が集まってしまったが、達成されてしまった方の横浜は12残塁の大拙攻。4月3日以降、3点取るのが精一杯と言う状態で、チーム打率はリーグ3位なのに、得点はリーグ最下位だったりする辺り、まずい攻めが続いている。今日は一発を放った村田だが、まだまだ物足りない。北京五輪に拉致されない為にスロースタートを決め込んでいる…と言う訳でもなかろうに…。

◆H8−5L◆
前回は快投を演じた大場だが、この日は初回から中島,ブラゼルと連続被弾で3失点。ソフトバンクは3回に井手のタイムリー等で2点を返すと、5回にはハマのスペランカーのタイムリー等で逆転に成功。2回以降立ち直りを見せていた大場が直後の6回、無死三塁のピンチでスクイズを見破りながら、ウエストボールを外し過ぎて、同点とされると、ショックの残った状態で対した細川に被弾し、勝ち越し点を献上。しかし、粘るソフトバンクはその裏、小久保の意表をついた三盗が細川の悪送球を誘って同点のホームイン。更に、7回にはまたも小久保が復帰初アーチとなる3ランを叩き込んで、一気に勝ち越し。最後はホールトンが締めて、来日初セーブ。2番手の小椋に10年目でのプロ初勝利が転がり込んだ。

どうにも大場はいい時と悪い時の差が激しいね。この順番でいくと、次は凄まじい投球を見せてくれる筈だが、そううまくいくか…。3番手のホールトンが2回を3Kノーヒットと完璧なリリーフを展開。3点差あったから久米を使わなかったのか、ホールトンがストッパー候補になるのか気になる所。打っては復帰戦こそ活躍したが、以降、音沙汰のなかった小久保が足とバットで勝利に貢献。一発はともかく、流石に三盗には驚いた。

◆M2−1F◆
前回で対パ・リーグの不敗神話が潰えた成瀬だったが、ただのツキではなく実力で築いた神話なだけに、一度の崩壊でズルズルと後を引く事はなく、この日も6回まで四球1つ与えただけのノーヒットピッチング。対する藤井も5回まで散発3安打無失点と踏ん張っていたが、6回、里崎に被弾し、ついに先制点を献上。待望の1点を貰った成瀬は7回、先頭の田中にヒットを許し、記録は途絶えたが、その後も5者連続凡退に打ち取って、余裕の完封ペース。土壇場9回も先頭の代打・尾崎をサードゴロに打ち取るが、これを今江が痛恨の悪送球。この後、一死一、三塁となった所で田中をファーストゴロに打ち取るも、ゲッツーを取れず、この間に尾崎が同点のホームイン。しかし、その裏、ロッテは二死二、三塁のチャンスに代打・大松が右中間を真っ二つに破るタイムリーを放ち、サヨナラ勝ち。成瀬は完投で2勝目。敗れた日本ハムは連勝が5でストップした。

9回裏、二死一、三塁の場面で堀が謎の二盗を敢行。結果的に成功したので大事には至らなかったが憤死すれば大チョンボ、成功しても三塁走者さえ返ればサヨナラの状況である事から、二塁フォースアウトの可能性を消す為だけにリスクを犯してまで仕掛ける必要は全くないと思うのだが、あれは何の意味があったのかね? 成瀬は散発2安打自責点0で完投と文句なしの投球。藤井は8回1失点と頑張ったが、成瀬と当たったのが運が悪かった。

◆E3−0Bs◆
開幕から安定した投球が続いている近藤だが、2回、鉄平のタイムリー二塁打等で2失点。続く3回には自らの暴投で3点目を献上。一方、楽天先発の田中は5回までノーヒットの好投を展開。6回に二死走者なしから四球と初安打でピンチを迎えたが、あと1本を許さない。9回も一死二塁のピンチをものともせずに、余裕の今季初完封で2勝目を飾った。敗れた偽バファローズは3連敗。

2001年夏を制した近藤と2005年夏を制した田中と言う甲子園優勝投手同士の対決だったが、立ち上がりに失敗した近藤が今季初黒星。4回以降立て直したが、田中に全く付け入る隙がなかった。ラロッカがスタメンを外れても最早、全く痛くないと悪い意味で感じてしまう偽バファローズ打線。ラロッカに代わって3番に入ったカブレラは全く気分転換にはならなかった様で、相変わらず、3タコと全く頼りにならないし…。田中の快投で白星を掴んだ楽天は、これでまた連勝モードに突入するのだろうか…。

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March 22, 2008 23:51

◆H5−4E◆
小山が不振だからと、明らかに先発属性のグスマンを急遽ストッパーに任命しておきながら、たった1度の失敗で「グスマンとは嫌だが、岩隈,田中となら(心中して監督を)辞めてもいい」などと無体な事をぬかして、グスマンを痛烈に貶めたノムさん。それだけにこの日の先発・田中では勝っておきたい所だった。序盤はスタンドリッジを捉えて、3回までに4点を奪う楽天ペース。田中は3回以外は毎回安打を浴びる苦しい投球ながらも、8回まで3失点で踏ん張っていた。1点差で迎えた9回、ノムさんは134た球と言う球数の多さを懸念してか、田中と心中出来ずに引っ込めるが、グスマンとは心中したくないので、小倉を起用。しかし、小倉は代わりばなハマのスペランカーに三塁打を浴びる体たらく。ハマのスペランカーかに始まっていきなり口火を切られると言う前日を思わせる不吉な展開にノムさんは左の吉崎にスイッチ。吉崎は期待に応えて松中,柴原と打ち取り、二死。ここで右の松田を迎えた所で渋々、心中したくないグスマンを起用するが、回の頭からではなく、ここに至るまで起用しようとしないノムさんの仕打ちが面白い筈のないグスマンは松田にタイムリー二塁打を許して、試合は振り出しに。これで完全に流れを引き寄せたソフトバンクは延長11回、ナベコー,松本を攻め立てて二死満塁のチャンス。ここで開幕スタメンから一転ベンチに下げられた本間が代打で登場すると、センター前へ意地のタイムリーを放ち、球団史上初となる開幕2試合連続のサヨナラ勝ちで早くも単独首位に立った。投げては3回をノーヒットに抑える好ロングリリーフを見せたニコースキーを初め、三瀬,ガトームソンらリリーフ陣の踏ん張りが光った。

ノムさんのグスマンへの仕打ちがあまりにも無体で同情せずにはいられない。ああ言った以上、とりあえず、この日は田中と心中して覚悟を見せろと…。割と左対左,右対右理論に固執するノムさんだけに、小倉−吉崎−グスマンの継投は妥当なのかもしれないが、昨日と完全に同じ巡りの打順だった事を考えると、頭から起用しなかったと言うのはグスマンへの不信感が露わに出た格好だ。真っ当に抑えで使う気がないなら、さっさと先発に戻してやった方がいいと思うのだが…。

◆M3−2F◆
ヤクルトから移籍の藤井は6回を2失点と先発としては及第点の仕事を果たしたが、これまたヤクルトから移籍の2番手・坂元が堀に決勝タイムリー二塁打を許して、開幕2連勝ならず。一方、一昨年9月以来パ・リーグ相手に不敗神話を更新し続けている成瀬は小谷野に先制打を許し、昨年僅か3ホーマーの伏兵・田中には被弾する失態もあったが、尻上がりに調子を上げる危なげのない投球で2失点完投で対パ・リーグの連勝を16に更新した。

2戦目にして、もう開幕戦とは全然違うオーダーを展開するバレンタインの相変わらずのやり口にはうんざり。そんなに色々使い回したいなら、早く神戸を使ってくれ、神戸を! それはさておき、オープン戦最後の登板でフォームを崩して大炎上した成瀬が本番までにきっちり仕上げてきたのには安堵。

◆L6−0Bs◆
西武が序盤から終始主導権を握る形で快勝。初回に内野ゴロの間に先制したのを皮切りに、中村,中島,G.G.佐藤の一発攻勢が炸裂するなど、着々と加点。投げてはFA移籍の石井一が7回を4安打無失点と三塁も踏ませぬ好投。8回からはベンちゃんの人的補償でゲットした岡本真−守護神・グラマンと繋ぐ万全のリレー。ナベQの監督初白星を完封で飾った。

オープン戦でもさして調子の良くなかった中山を開幕2戦目から持ってこざるをえない辺り、偽バファローズの苦しい台所事情が分かろうと言うもの。打線もこの展開で代打も代走も出さない9人野球と言う無策ぶり。同タイプの選手ばかり掻き集めた茂雄暗黒政権時の巨人紛いの偏重補強では幅広い攻撃を展開しようもないと言う事か?

◆巨人3−4アスレチックス◆(オープン戦)
若大将・原監督は何を血迷ったのか、ニックンを2番に固定する案を打ち出した。若大将の目論見は、亀井の成長には目を見張るものがあり、松田記者が苦手な投手の登板時には起用したいが、亀井を松田記者の代わりに2番に置くと、マッスル千代の富士,亀井,ガッツと左が3人続いてしまう為、2番には右打者を固定したい…と言うものだが、「ニックンを2番に置いておけば、何でも出来る」などと言う評価がそもそも大間違い。ニックンと言えば、バントの下手さっぷりに加え、恐怖のゲッツー量産マシン,怒濤のチャンスブレイカーとして定評があり、右打ちが上手いと言っても、それは会心の打球に限った話の事で、打ち損じた打球は左に引っかけたゴロが多く、右へのゴロで進塁打と言った最低限の仕事はこなせず、空振りも多くエンドランも安易に任せられないなど、チャンスメーカーの2番にはこの上なく不向きな男。茂雄暗黒政権時代に(川相を忌み嫌う茂雄の嫌がらせ政策であったとは言え)川相と言う稀代の名2番打者を差し置いて起用されたにも拘わらず「2番など任されても何をしたらいいか分からない」などとほたえて、バント練習を早々と切り上げた過去を持つこの男にはとても2番ショートの聖域は任せられるものではない筈だ。そんなに右の2番を置きたいなら、川相を中日から返して貰う…のは無理にしても、売り出し中の坂本を起用すればいいではないかと、若大将の乱心でただでさえチームに不穏な空気が流れる中、今度は上原が「パ・リーグ開幕直後のこの時期に、何故、メジャーとやらねばならないのか!」と憤りを爆発させた。しかし、本番ではきっちり割り切る上原は先発して、2回を無失点。加藤,寿司職人ラミレスのタイムリーで3回までに2点のリードを奪うが、野間口が連続アーチを浴びて同点。9回に越智があと一人と言う所で連打を許して、2点を勝ち越された。その裏、坂本がこの日3本目のヒットでチャンスを作り、大道のタイムリーで1点差に迫ったが、あと一歩及ばなかった。

2番ショートにあの男と言う茂雄暗黒政権を思わせる最悪のシナリオが復刻されてしまい、この上ない絶望感が漂う巨人。歪みきった補強による顔ぶれとイカレた打順で構築される打線の中、最後の希望の星と言ってもいい坂本には何とか頑張って欲しいものだ。それにしても、上原の言う事はもっとも。もうこれは完全にパ・リーグに対する嫌がらせとしか思えない日程だ。ただし、鎖国政権の水島氏に対する嫌がらせとしては至極妥当だが…。

◆阪神6−5レッドソックス◆(オープン戦)
関本,藤本と二塁のレギュラーを争う平野が昨年、ワールドシリーズを制覇したレ軍相手にタイムリー含む3安打の活躍。加えて四球に犠飛と全打席で貢献するなど、チャンスメーカーである2番としての役割を果たし、開幕スタメンに当確ランプを灯した。試合は初回から2発のアーチで主導権を握ったレ軍が1点差で逃げ切った。

◆D11−2S◆(オープン戦)
3回までノーヒット,4回には満塁のチャンスを逃すなど、相変わらず、川相不在を痛感させる拙攻を展開していた中日だが、5回に川島慶のエラーに乗じて3点を拾って逆転に成功。8回には川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに西川,ベンちゃんと連続アーチが飛び出すなど、木田画伯相手に一挙7点のビッグイニングを形成した。先発の人斬り抜刀斎は苦手・青木に2安打され、リグスに被弾するなど、4回2失点に終わり、釈然としない表情。2番手の小笠原は3回1/3を無失点と結果を残した。

◆YB6−5C◆(オープン戦)
不振に喘いでいた主砲・村田が2ホーマーと爆発。開幕へ向けて、ようやくエンジンがかかってきた。ベテラン・石井タクローも2安打と好調をキープ。投げてははーちゅんが3回1失点とまずまずの内容。広島は開幕投手候補の大竹が6回を2失点と無難な内容。打っては開幕スタメンを巡る外野陣の争いが熾烈になってきた。不調だったオチョアが3安打と爆発。開幕スタメンは難しいと思われていたベテラン・緒方は途中出場で二塁打含む2安打と猛アピール。新井の人的補償でやってきた赤松もここまで不振だったが、足を生かした内野安打に二塁打と活躍。求道者・前田は代打での出場でファーストライナーに倒れており、開幕スタメンは微妙な気配が漂ってきた。

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