川井進

April 16, 2008 23:44

◆D6−1G◆
巨人は初回、阿部のタイムリー二塁打で先制するが、その裏、ベンちゃん,中村紀のタイムリーで3点を奪い、一気に逆転。2回以降、立ち直りを見せていた巨人先発・内海だったが、6回、3連打で4点目を失った所であえなくKO。更に、代わった西村健も谷繁に2点タイムリーを許し、試合を決定付けられた。中日先発・川井は6回1失点の好投でプロ初勝利を飾った。

川相を失ってから凋落の一途を辿る巨人に対して、川相を擁しながら選手として使わないと言うあてつけた様な嫌がらせだけでは飽きたらず、川相ならぬ川井を起用するダブル嫌がらせに巨人ナインはうんざり。巨人 vs 中日で実況アナに「カワイ、カワイ」と連発されると非常にやきもきさせられる。勿論、中日ナインも同様の理由でうんざりしている筈なのだが、巨人と比べれば多少、免疫があった様だ。所詮、カワイであって川相ではない川井が川相の穴埋めになろう筈もないのだが、巨人打線の不甲斐なさに付け込んで悲願のプロ初勝利。そんな事よりも、ゴンザレスが3タコに終わり、李復帰への隙を拡大させてしまったのが気がかりである。

◆T5−1C◆
得点力が上がって来ないのは求道者・前田を迂闊に外してしまい、バッティングを狂わせてしまったから…であるにも拘わらず、求道者・前田を迂闊にも使ってしまったからだ…などと大きな勘違いをしてしまったのかブラウン監督はまたもや求道者・前田を外してしまう大暴挙を敢行。案の定、広島打線には覇気も士気もなくなってしまい、初回のオチョアの先制アーチ以降、スコアボードにはゼロを並べるばかり。前回の登板から13日も空けられてしまうなど、その期待の薄さをまざまさと痛感させられた先発・宮崎も士気が上がらず、初回にキュラソ星人のタイムリー二塁打であっさり追いつかれると、3回には新井にタイムリーを許して、勝ち越し点を献上。6回には無死満塁のピンチを作った所でKOとなると、2番手・青木勇がこの3人の走者を一掃されてしまい、試合を決定付けられた。阪神先発・下柳は求道者・前田不在の広島打線相手に無四球完投で開幕3連勝。

ブラウン監督の求道者・前田外しはいい加減、何とかならんのかね。ちょっとの好不調や相手投手の右左で出したり引っ込めたりする様な選手じゃないだろう。足の爆弾が悲鳴を上げているから…と言った配慮以外で簡単に外さないで欲しいものだ。投げては無為に2週間も間隔を空けられてしまった所為か、宮崎が5失点KOとなるなど、どうにもストレスの溜まる展開だ。阪神は投打噛み合う申し分のない戦い。下柳がよもやの3年ぶり完投でリリーフ陣を温存出来たのも大きかった。そういえば、昨日、ゼブラ今岡がいつまで起用されるやら…と書いたら、早速外されちゃったね…。

◆S4−16YB◆
4/3以降、3点取るのが精一杯だった横浜打線が突如の大爆発。初回に村田の4号2ランで先制すると、3回にはドーピング新助っ人・ビクビーが来日初打点となるタイムリー。そして、5回には2番手のルーキー・加藤相手に四球を挟んだ6連打を浴びせるなど、9安打を集中する猛攻で大量9点のビッグイニングを形成。終盤も打線の勢いは止まらず、計16点の猛攻。大量リードをバックに先発・那須野は6回4失点ながらも今季初勝利となった。

那須野が栄養費パワーを発揮し、2安打するなど、先発全員の22安打。村田が2発含む4安打5打点,吉村が5安打2打点と悩める大砲コンビも大爆発。5割打者・内川を外してまで使ったドーピング新助っ人・ビクビーも来日初安打含む3安打。打ち疲れて明日以降、沈黙しなければいいのだが…。それにしても、期待のルーキー・加藤を6連打されても代えずに晒し者にしてしまった高田監督の采配には首をかしげる。こうも打ち込まれてしまった事で加藤が完全に自信を喪失しやしないかと心配だ。

◆Bs2−1H◆
ソフトバンク先発・大隣に対して、偽バファローズは初回、ローズに5号ソロが飛び出して、1点を先制。5回には四球の浜中を迎が送った所で大引がタイムリーを放ち、2点目。偽バファローズのヒットは結局、この2本と6回にカブレラが放ったヒットを含めて僅かに3本であったが、先発・小松が8回まで三塁も踏ませぬ無失点投球を展開。9回も連続三振で簡単に二死を取り、完封目前だったが、ここで松中,小久保と連打を浴びて一、三塁のピンチを迎えた所で無念の降板。セーブのつく場面では実に1週間ぶりの登板となった守護神・加藤は代わりばな柴原にタイムリーを浴び、1点差と詰め寄られたものの、最後は松田をセカンドゴロに仕留めて、連敗を5でストップさせた。大隣は8回3安打完投ながらも、打線に見殺しに遭い、2連敗。

怨敵・パウエル打倒に失敗した鬱憤を晴らす…と言う程の爆発はしていないが、とりあえず、溜飲を下げた偽バファローズ。小松が2度続けて先発として成功し、今後もローテの一角としてやっていけるメドが立ったのは大きな収穫だろう。あそこまで行った以上、完封が途切れるまで続投させて欲しい気もしたが、流石にこのチームにそんな余裕はないか…。大隣は敗戦投手になったものの、僅か3安打2失点で3度目の完投。この力投に報えなかったソフトバンク打線は猛省して欲しいものだ。

◆M2−1E◆
相変わらず、ロードゲームに弱い楽天は初回から先発・グスマンが角中に先制アーチを被弾するも、直後の2回に山下が同点タイムリー。グスマンは4回まで追加点を与えずに踏ん張っていたが、5回、二死一、二塁から大松にタイムリー二塁打を許して、勝ち越し点を献上。ロッテ先発・清水は5回以降ノーヒットの好投を見せ、完投で1点のリードを守りきった。

またも1点差で敗れた楽天はロードゲーム8連敗。3点差以上つけられて負けたのは1度しかないのだが、この接戦の弱さは何なのか…。敗戦投手となったグスマンだが、7回6安打2失点の内容では責められまい。一方、序盤は苦しんだ清水は尻上がりに調子を上げ、終盤は全く付け入る隙を許さなかった。角中に待望のプロ初アーチが飛び出したのも明るい材料だ。

◆L4−2F◆
日本ハムは初回、片岡のエラーに乗じてチャンスを作り、スレッジのタイムリーで先制。1点を追う西武は4回、ブラゼルが9号同点ソロを放り込むと、続く5回には二死走者なしから満塁とした所で、G.G.佐藤が2点タイムリー二塁打を放ち、勝ち越し。直後の6回、またまたスレッジが4号ソロを叩き込み、1点差とするが、その裏、西武は赤田のタイムリーで再び突き放した。先発・涌井は7回を2失点で切りぬけると、岡本真−グラマンのリリーフを仰いで2勝目をマークした。敗れた日本ハムは3連敗。

昨日、役立たずと書いたスレッジがチーム全打点をあげる活躍で意地を見せたが、逆に、今度は4番・高橋が大ブレーキ。田中が3安打,稲葉が2安打と打っていただけに何とも勿体なかった。さて、毎度好投しながらなかなか報われない涌井。前半戦はまた見殺しにされるのではないかとヒヤヒヤものだったが、ようやく白星が黒星に追いついた。

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March 18, 2008 23:09

◆G0−4D◆
川相を無為に放出した巨人と、川相がいるにも拘わらずコーチ業を強いる中日。いずれも川相不在の影響で打線が繋がらず、サッカー紛いのロースコアゲームを続けている両軍が激突。一向に当たりの出ない打線に業を煮やし、高まる一方の川相現役復帰待望論を軟化させるべく、落合監督はまたも懲りずに川井を先発起用。3回を1安打無失点で切り抜ける好投を展開したものの、カワイであっても川相ではない川井が川相現役復帰待望論を和らげる事など土台無理のある話で、落合監督の姑息な作戦はまたも失敗に終わった。2番手の吉見は3回を内野安打1本に抑える好投でこれでオープン戦の連続無失点を15イニングにまで伸ばした。打線は李,T.ウッズの助っ人コンビが5安打3打点と気を吐いたが、日本人選手は僅かに2安打と沈黙。実に12日ぶりに4点以上取ったものの、まだまだ課題を残す状況だ。巨人はこの日から北京五輪予選に出ていた李が復帰したが、2タコ。李復帰の煽りを受けて、チーム首位打者であるにも拘わらずスタメンを外されてしまったゴンザレスはここで一発かました所で開幕二軍は免れないとがっくりきたのか、代打で登場もセカンドゴロと凡退。またオーストラリア代表の座を蹴ってまで開幕一軍を目指して頑張ってきたと言うのに、韓国代表でチームを離れていた李がただ戻ってきただけで助っ人枠が埋まってしまい、開幕二軍が確定的となった事に落胆の色を隠せないバーンサイドも押し出し四球を与えるなど不本意な内容。また、開幕ローテ入りへ当落線上のアゴくらは5回を3失点と微妙な内容に終わり、合否は次回へ持ち越しとなった。

◆S6−0YB◆
新人王を狙う2年目の増淵が2度目の登板。6回を投げて、2安打無失点と安定した投球を見せ、開幕ローテ入りへ当確ランプを灯した。前回、大炎上だったルーキー・加藤も2回を無失点と持ち直すと、新ストッパー候補の林も3人でピシャリと抑えて、完封リレー。打っては初回に3つの盗塁を仕掛けて掻き回し、2点を奪うなど、高田監督の掲げる機動力野球を展開。売り出し中の川島慶も盗塁に加え、オープン戦初アーチと活躍した。横浜先発の高崎は4回5失点と期待を裏切る投球で開幕ローテ入りは微妙になってきた。

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