岩村明憲

March 19, 2009

 負ければ、連破どころか準決勝進出の道すら断たれてしまう絶体絶命の状況に追い込まれた日本の前にキューバが再び立ち塞がった。先の対戦でも2つの牽制死を食らっている日本だが、この日も初回から右投手のマヤ相手にいきなり青木が牽制で刺される大チョンボをかまし、何とも不吉極まりない立ち上がりとなった。しかし、打線が湿りがちな中、その命運の全てを託される格好となった岩隈がストライクを先行させ、少ない球数でポンポンと打たせて取る小気味いい投球でキューバ打線を翻弄し、主導権を譲らない。0−0の儘、迎えた4回、日本は一死から、青木のセンター前ヒットに続き、4番に返り咲いた稲葉がライトオーバーの二塁打を浴びせて、二、三塁と、この日、初めてのチャンス。続く村田はセンターへの浅めのフライで青木は返れず、二死となった所でガッツがセンター後方への大飛球。背走していたセンター・セスペデスはこれに追いついてキャッチするかに見えたが、これを落球し、この間に青木,稲葉と相次いで生還。日本は待望の先取点をゲットした。続く5回には先頭の岩村が四球で出塁。しかし、ここでサンディエゴラウンドに入ってから11タコと大ブレーキの鈴木一朗が三塁前に小フライを上げるヘッポコバントをかましてしまう体たらく川相不在の弊害を痛感し、動揺を隠せない日本だったが、中島が何とか粘って四球を拾うと、この日2安打と当たっている青木がここでもセンター前へタイムリーを放って、3点目。6回、岩隈は二死からセスペデスに右中間突破の三塁打を許し、ピンチを迎えるが、続くデスパイネをきっちり打ち取り、ここも無失点で切り抜けて、お役御免となった。岩隈が降りた事で突き放しておきたい日本は7回、岩村が歩いた後、鈴木一朗が実に13打席ぶりとなるヒットを放ち、一、三塁とした所で中島がレフトへ犠飛を打ち上げ、4点目。更に、鈴木一朗は9回にもセンターオーバーの三塁打を浴びせると、青木の4安打目となるタイムリーでダメ押しのホームイン。7回からマウンドに上がった2番手・杉内は3イニングをパーフェクトに抑える好投で完封リレーを達成。日本は難敵・キューバに連勝し、辛くも準決勝進出を確定させた

 勝利の立役者は何と言っても岩隈だろう。昨日の予想通り、立ち上がりから危なげなくきっちり抑えてくれた岩隈の好投が中盤以降のいい流れをもたらした。いきなりの牽制死で一時はとてつもなく重い空気を作り出してしまった青木も4安打と打ちまくって、大きく挽回。走者のいる場面で内野ゴロを量産し、ヘッポコバントまでかますなど、まるで二岡のごとく凄まじいインケツぶりを発揮していた鈴木一朗も最後の2打席で復調の兆しを見せたのも明るい材料だ。杉内の投球も素晴らしかったが、最後は藤川を使っておいても良かった様な気が…。鈴木一朗が復活してしまうと、亀井はもう使われようがない感じだなぁ。ああ、実に可哀想。あと、小松はともかくとして、内海は一体いつになったら出てくるんだよ! 若大将は自分の所のエースを潰す気か? さて、次はまたまたまた韓国戦。負けても大丈夫な試合とは言え、ここで負ける様な事になると、仮に連覇を果たしたとしても、1次リーグでも2次リーグでも2位なのに世界一かよ!と、前大会同様に韓国から逆恨みされる事は間違いない。決勝で韓国との5度目の対決が実現し、そこで勝ったとしても、2勝3敗と負け越す事になってしまう訳で、何とか勝っておきたい所である。

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March 16, 2009

 サンディエゴラウンド初戦の相手は前大会で決勝を戦ったアマチュア最強軍団・キューバ。東京ラウンドで好調をキープしていた中島が体調不良により欠場を余儀なくされ、代役には片岡が任命された。WBCの融通の利かないルールと、レッドソックスの融通の利かない制止により、現地での実戦調整をさせて貰えなかった先発の霊感投手・松坂は初回から連打を浴びて、ピンチを作ったが、4,5番を外野フライに仕留めて、辛くも無失点で切り抜ける。日本は2回、ガッツ,内川が立て続けに四球を選びながら、悉く牽制に引っかかる大チョンボをかまし、結局、3人で攻撃終了。続く3回にはJ.マッケンジーに続き、今大会ノーヒットの岩村にもヒットが飛び出し、無死一、二塁。ここで鈴木一朗がセーフティ紛いのバントをかまして、J.マッケンジーは三塁で憤死。自分も生きようなどと色気を出さず、きっちりとサードに捕らせる様に転がさなければいけない場面でのこのまずいバントに川相不在を痛感させられ、一瞬、空気は凍り付いたが、初スタメンの片岡がヒットで繋ぎ、早くもチャップマンをKO。ここで変わったN.ゴンザレスがいきなり暴投をかまして、岩村が労せずして先制のホームイン。これでプレッシャーがなくなった青木がタイムリーを浴びせると、村田も犠飛を打ち上げ、この回3点をゲット。その裏、鈴木一朗,J.マッケンジーと京都の花札屋コンビが立て続けにファールフライを落球するわ、2安打を浴びるわでピンチを迎えた霊感投手・松坂が最早、川相不在のバックには任せられないとばかりに3つのアウトを全て見逃し三振で奪い、この場を凌ぎ切る。すると直後の4回、日本は一死からまたもJ.マッケンジー,岩村の連打で一、三塁のチャンス。ここで鈴木一朗はセカンドゴロに倒れるが、ゲッツー崩れの間にJ.マッケンジーが返って、4点目。日本は更に、5回にも内川のタイムリーで1点を追加。霊感投手・松坂は6回まで無失点で切り抜け、お役御免となると、7回からは岩隈,馬原が1イニングずつを無難に抑える。9回、村田のタイムリーでダメを押すと、最後は守護神・藤川が締めて、完封リレーを達成し、準決勝進出へ大きく前進した。

 欠場した中島に代わって出場した片岡,川崎がそれぞれ得点に絡むヒットを放ち、ぶっつけ本番の霊感投手・松坂が6回零封。マスコミが煽りまくった所為で散々、警戒していたチャップマンはあっさり3回KO。不振だった岩村も2安打と活躍。序盤の拙攻拙守三昧を見せられた時にはどうなる事かと思ったが、終わってみれば、難敵・キューバ相手に完勝。また鈴木一朗がブレーキになった事が気になるくらいか…。これだけ楽な展開ならば、あえて岩隈を使う必要はなかった様に思うのだがなぁ…。キューバとは再戦の可能性も残っているのだし…。さて、韓国がメキシコ相手に8−2と快勝を収め、準決勝進出を懸けて、三たび韓国と対決する事に…。ああ、また韓国か…、面倒くさい…。本当に決勝まで5度対戦するんじゃあるまいな…

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