子千尋

June 26, 2009 21:59

◆G7−2S◆
開幕8連勝中の館山に対し、巨人は2回二死一、二塁から投手のゴンザレスが先制タイムリーを浴びせると、続く坂本もタイムリーを放ち、2点目。自ら先制点を叩き出したゴンザレスだったが、直後の3回、二死走者なしから武内,田中,青木と3連打を浴びて、1点を献上。一気に追い付きたいヤクルトだったが、ここで4番・デントナがセカンドフライを打ち上げて、1点止まり。巨人は4回、一死二塁から4連打を浴びせて、2点を加えると、5回には李が13号ソロを叩き込み、5点目。何とか館山の黒星を消しておきたいヤクルトは6回、二死一、三塁のチャンスに宮本がタイムリーを放ち、ゴンザレスをKO。なおも一発が出れば同点と言うチャンスだったが、2番手・豊田の前に相川が三振に倒れて、二者残塁。明らかに調子が上がっていないと言うのに、次の回に打席が回るからと続投を強いられた館山はその裏、ガッツに16号2ランを被弾し、悪夢の7失点KO。巨人は5点も差があると言うのに、山口,越智を無駄遣いしてまで勝ちに行き、首位攻防第1ラウンドを制した。ゴンザレスは6回途中2失点で7勝目。昨年から続いていた館山の連勝はついに14でストップした。

◆C2−3D◆
広島先発・ルイスに対し、中日は2回、ブランコが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにリーグ一番乗りとなる20号ソロを叩き込み、先制。しかし、同リーグ同士の対決に戻っても、タイムリー欠乏症は治っておらず、一向に追加点をあげる気配すら作れない。相変わらず、好投の投手を見殺しにする気満々の味方打線に辟易としながらも、5回まで2安打と力投していたあちゃくらさんだったが、6回、投手のルイスに痛恨の一発を浴び、同点とされてしまう。更に、続く7回には先頭の栗原に8号ソロを被弾し、勝ち越し点を献上すると、一死満塁のピンチを作って、失意のKO。しかし、この後、小林正,河原がそれぞれワンポイントをこなして、このピンチを辛くも脱出。広島は横山−シュルツと繋いで、9回からは永川にバトンを渡す必勝リレーで逃げ切りを図ったが、これに対して、中日は先頭の荒木が四球を選ぶと、森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに8号2ランをぶち込んで、一気に逆転に成功。その裏、守護神・岩瀬が先頭打者を出しながら、後続を断ち、逃げ切った。4番手の浅尾がタナボタの5勝目。辛くも逆転勝ちを収めた中日だが、極度の一発依存症,タイムリー欠乏症は一向に好転の気配がなく、またも先発投手を見殺しにしてしまったとあって、重苦しい空気が漂うばかり。この絶望的な状況を打破する為にも一刻も早い名手・川相の現役復帰が待たれる所だ

◆T9−4YB◆
5,6位と低迷する両球団の対決は序盤から打ち合い。初回に横浜が3連打で先制すれば、その裏、阪神がブラゼルの2点タイムリーで逆転し、2回にも狩野のタイムリーで1点を追加。しかし、横浜は3回にメカゴジラのタイムリー二塁打等で一気に同点。追い付かれた阪神は4回に狩野の3号ソロ,新井の犠飛で2点を勝ち越し。その後も5回に葛城イクローがタイムリー,6回にはブラゼル,鳥谷がタイムリーを放つなど、着々と加点。阪神は6回から登板の江草が6者連続三振の好リリーフで横浜の反撃意欲を断ち切ると、アッチソン−渡辺と繋いで、逃げ切った。先発・安藤は5回3失点で5勝目をマーク

◆L10−4H◆
交流戦連覇を成し遂げ、パ・リーグ首位タイに浮上したソフトバンク。しかし、中休みで勢いが止まってしまったのか、西武先発・涌井の前に4回までノーヒット。ソフトバンク先発・藤岡も3回まで1安打無失点と踏ん張っていたが、4回、一死満塁のピンチを迎えると、礒?に左中間突破のタイムリー二塁打を浴び、一気に3点を献上。更に、二死後、大崎にもタイムリーを浴び、この回4失点。続く5回には栗山のタイムリーで5点目を失い、無念のKO。西武は更に、この後、G.G.佐藤,大崎の連続タイムリー二塁打で4点を追加し、試合を決定付けた。ソフトバンクは9回に5連打で3点を返す粘りを見せたが、最後は森本がゲッツーに倒れ、首位陥落。西武の連敗を5で止めた先発・涌井は8回1失点の好投で8勝目

6/26 ダルビッシュ◆M0−2F◆
パ・リーグ相手に未だに白星のないロッテ先発・小林宏は初回、一死から劇団ひちょりにレフトスタンドへ今季初アーチを放り込まれて、先制点を献上。2回以降は安定した投球を見せ、6回には三者三振の快投を展開。しかし、7回、先頭の小谷野に二塁打を浴びると、二死三塁となった所で金子誠にタイムリーを浴び、痛恨の2点目を献上。日本ハムは続く8回には稲葉のタイムリー,スレッジの10号2ランでダメ押しの3点を追加。日本ハム先発・ダルビッシュは7回まで四球2つを許しただけでノーヒットノーランの期待が懸かったが、8回、先頭のサブローにライト前へ弾き返され、快挙達成ならず。続く橋本将にも痛打されたものの、ベニー松山,里崎と連続三振に斬って取ると、今江をショートゴロに打ち取り、ピンチ脱出。ノーヒットノーランが消えたとは言え、余裕の完封ペースのダルビッシュだったが、この回限りでお役御免となり、9回からは宮西−江尻と繋いで、完封リレーを達成。ダルビッシュは8回2安打無失点の快投で12球団一番乗りとなる10勝目。ソフトバンクが敗れた事で日本ハムは単独首位となった。

◆Bs3−1E◆
初回、楽天は四球の渡辺直を平石が送った所で中村真が先制タイムリー。更に、草野がヒットで続いたが、山崎武,鉄平と倒れて、1点止まり。2回以降は立ち直った金子の前に完全に沈黙し、スミ1状態。楽天先発・田中は5回まで2安打無失点と最少リードを守ってきたが、6回、一死二塁からフェルナンデスに同点タイムリーを許すと、続くラロッカに11号2ランをぶち込まれ、勝ち越し点を献上。土壇場9回、楽天は二死一、二塁と久々のチャンスを掴んだが、最後は鉄平がファーストゴロに打ち取られ、万事休す。田中は完投虚しく2敗目。一方、金子は今季2度目の完投で8勝目を飾った。

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