城石憲之

October 12, 2009 23:49

◆S5−3G◆
最早、絶望的と思われた2桁勝利が雨天中止による日程繰り下がりと言う僥倖に恵まれ、最後の最後によもやのチャンスが巡ってきた巨人先発・内海だったが、初回、先頭の野口を歩かせると、志田にはライト前へ弾き返され、いきなり無死一、三塁のピンチ。畠山をショートライナーに打ち取り、一死を取るが、続くデントナのセカンドゴロの間に野口の生還を許して、先制点を献上。しかし、直後の2回、ヤクルト先発・由規に対して、巨人は先頭の阿部が右中間スタンドへ32号ソロを放り込み、あっと言う間に同点。続く3回には内海がレフト前に弾き返して、自ら口火を切ると、坂本,松本も連打で続き、無死満塁。ここでガッツはファーストゴロに倒れるが、これをデントナが一塁へ悪送球し、内海に続いて坂本も返って、2点を勝ち越し。2点を追うヤクルトは4回、先頭のガイエルがバックスクリーンへ27号ソロを叩き込み、1点差。内海は続く5回には三者三振の快投を展開。6回には2四球で二死一、二塁のピンチを背負ったものの、吉本を打ち取って切り抜けると、7回一死走者なしと言うとりたてて必要のない場面で何故か代打を送られてしまい、あとはリリーフ陣に全てを託す事に…。その裏から登板の2番手・山口はピシャリと三者凡退に斬って取るが、8回からマウンドのに上がった3番手・越智が大誤算。一死から現役最後の打席となる代打・城石に二塁打,デントナに四球を許して、一、二塁のピンチ。続くユウイチは打ち取るも、代打・衣川に同点タイムリーを浴び、内海の10勝目は消滅。更に、続く吉本には走者一掃の勝ち越しタイムリー二塁打を浴び、KOされる始末。9回、この回から登板した李の前にあえなく3人で打ち取られ、ゲームセット。巨人は目前にしていた44年ぶりのシーズン90勝を逃した。ヤクルト3番手の高木は1回2/3を無失点の好リリーフで4勝目。李は来日初セーブをマーク。これでセ・リーグは全日程を終了した。

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