反町隆史

December 18, 2007 06:53

ドリームアゲイン ネタがネタなんで、一応、最初から最後まで通して見た「ドリーム☆アゲイン」。戦力外通告食らってから、プロテスト合格するまでの話なので、第1回で若大将が代打を告げるシーンがあった以降はジャイアンツの選手が絡んだりする事は全くなく、ジャイアンツ球場で頻繁にロケがあったくらい。当初、「童夢くん」的なものを期待していたので、この点では大いに裏切られた格好だ。まぁ、アニメじゃ実名使ってても、本人が演じてる訳じゃないし、撮影時期を考えれば、悠長にドラマに出てる暇なんかある訳ないよな…。それはさておき、それなりに楽しんでは見られたドラマだった。反町が幾らカッコいい事ぬかしても、周りの連中からはザブングル・加藤(似)に見えていると言う事実を思い返すだけでも笑える。しかし、よりにもよって、ラスト6分でとんでもない事をしてくれたのには、がっくり。 最後の選択肢は雛に命をくれてやった小木が他界して終わりか、田中がゾフィーのごとく2つ命を持っている…的なご都合主義設定が突然発生して、雛の命を救い、小木は死なずに済むかの二択だろうに、田中と来たら、時間を小木が雷に打たれる前まで時間を戻してしまうとは…。まさか「モップガール」オチなのか〜っ!? しかし、雷に打たれる事故を回避し、小木が助かるだけでは、心臓病で死ぬ事に変わりはないわ、実父の朝日奈には会う間もなく他界されるわで雛が全然救われないだろ…と思っていたら、何故か雛は心臓病もなかった事にされたかの様にピンピンしており、それどころか朝日奈までもが何故か死なず、何故か雛と仲睦まじい親子関係を構築。また、健造さんは小木抜きでは接点が出来よう筈もない中田さんと何故か知り合いでラブラブになっており、牛山,熊田と菱沼らも何故かフレンドリーになっているなど、小木が朝日奈として過ごした時間で及ぼした人間関係が全て残存した形で、誰一人不幸にならないと言った有様。結局、天国案内人・田中がどれだけの立場にいる者なのかも不明だったが、ここまでやれるとなると、文字通り神クラス。先の二択の後者程度なら、ありがちなご都合主義だが、ここまで強引な力技のご都合主義展開はなかなか見られたものではなく、あまりの展開に閉口してしまった。ハッピーエンドなら何でもいいってモンじゃないだろうに…。先の二択の前者で十分感動出来たと思うがなぁ。颯乙も雛も可哀想な展開にはなるけど、本来死ぬ筈だった人数に変わりはない訳で、それが運命と言うものではないか…。それにしても、反町隆史のバットスイングがどうにも力感がなく、素振りシーンの度に萎えた。あれじゃ高めは到底打てないんじゃないか。この作品に限らないが、実写野球ドラマでフォームが素人くさいってのは致命的要素だよな…。ジャイアンツは反町の技術指導と言う形で協力してやれよと…。とりあえず、個人的には今まであまり関心のなかった加藤あい株がちょっと上がったかな。

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