優勝

October 10, 2008 23:34

◆S1−3G◆
昨夜、拙攻拙守で大惨敗を喫した巨人はこの日も初回一死二塁,2回一死一、二塁,3回二死一塁のチャンスを悉く逸する重苦しい立ち上がり。しかし、先発・グライシンガーは3回を1安打無失点の好投で援護を待ち続ける。すると、4回、二死から阿部が24号ソロを叩き込み、ようやく1点を先制。しかし、その裏、ヤクルトは内野安打の福地が川端の犠打,青木のセカンドゴロで三進すると、畠山のタイムリーで同点のホームイン。追い付かれた巨人は5回、先頭の鈴木尚が内野安打で出ると、すかさず二盗。キムタクのセカンドゴロで一死三塁となった所でゴンザレスが暴投を犯し、タナボタの勝ち越し点をゲット。続く6回には一死二塁からまたも阿部がタイムリー二塁打を放ち、3点目。しかし、この直後、明るい雰囲気の巨人ベンチが一気に凍り付く事件が起きる。加藤の牽制で頭から帰塁した阿部が右肩をベースで突いてしまい、激痛の為、何度となく足をバタつかせて悶絶。結局、その儘、担架で運ばれて退場。しかも、折角、阿部が必死こいて生き延びたにも拘わらず、代走・古城が何を血迷ったのか三盗を仕掛けて憤死し、阿部は文字通り無駄死にとなってしまった。それでも阿部の壮絶な戦死に報いたい巨人はその裏、二死二塁のピンチに青木のあわやタイムリーと言うセカンド前の小フライをキムタクが見事なスライディングキャッチで失点を阻止。続く7回には一死から飯原のライトへのファールフライをフェンスを恐れずに突っ込んだ亀井がファインプレーを見せるなど、野手陣がグライシンガーを盛り上げる。土壇場9回、一死で打順が回ってきたグライシンガーだが、余程、クルーンに不安があるのか、その儘、打席に向かうと、センター前ヒットを放って、下手に走ったりせずに戻ってきて欲しかった巨人ベンチは苦笑い。結局、この回は無得点に終わったが、その裏もマウンドに上がったグライシンガーはヒットで出た影響など微塵も感じさせずに、福地,川端と連続三振。この時点で阪神がリードされているとは言え、まだ8回裏で、この試合の勝利=胴上げとはいかない状況ながらも、ここまで最後のマウンドを締め括り続けてきた守護神に義理立てしたのか、単なるタイトル争いの支援か、若大将・原監督は今季初完投勝利へ全く不安を感じさせないグライシンガーをわざわざ下ろして、クルーンにスイッチ。ストライクが入るかどうかが心配されたクルーンだが、難敵・青木を僅か2球でセカンドゴロに仕留めて、ゲームセット。この瞬間、クルーンの最優秀救援投手のタイトルが確定。試合後、オーロラビジョンに9回表の阪神の攻撃が映し出され、巨人ナインはベンチで観戦モード。二人の走者を出す阪神の粘りにやきもきさせられながらも、最後は新井が凡退して無得点に終わり、13ゲーム差を引っ繰り返すセ・リーグ史上最大の逆転劇での巨人の2年連続32度目のリーグ制覇が決まった。

140試合目まで単独首位に立つ事のなかった巨人が残り1試合と言う所で連覇達成。リーグ史上最大の逆転劇は故障や不振で巨大戦力が機能せずに序盤に無駄に苦しんだ事が最大の原因である事は言うまでもないが、巨大戦力がアテにならない中、坂本,山口,越智らを初めとする若い戦力が踏ん張って来たのが大きかった。それにしても、クルーンに胴上げ投手にするのはいいとしても、9回二死から…って、明らかにクルーンに1イニング任せたらどうなるか分からないと言ってる様なもんで、何だかクルーンが不憫に思えてしまった。さて、気がかりなのは阿部の容態だ。あまりの痛みに立ち上がれない,うずくまって動けないと言う例は何度も目にしているが、あまりの痛みにあんなに悶絶しまくっている姿と言うのは思い当たらず、ゾッとさせられた。よりにもよって、優勝を決めた試合であんな目に遭ってしまうとは、気の毒な事この上ない。ましてや、この試合はグライシンガーと阿部のおかげで勝った様なものなのに…。その上、古城の暴走で完全な無駄死にに終わったとなれば、チンタラ戻って刺された方が遙かにマシだった…。ともあれ、日本シリーズに出られない程の重傷でない事を祈るばかりだ。

◆YB4−3T
逆転優勝へ望みを繋ぐべく、何としても白星を掴みたい阪神だったが、初回から一死満塁のチャンスに鳥谷,林の連続三振で三者凡退に終わる最悪の立ち上がり。しかし、3回、二死三塁からキュラソ星人がレフトスタンドへ27号2ランを叩き込み、先制。更に、5回には関本が8号ソロを放ち、3点目を追加。先発・下柳は5回までに許した安打は僅かに1本と言う快投を演じていたが、6回、一死から大西を歩かせると、突然おかしくなり、藤田,内川と連打を浴びて、1点を失った所で無念の降板。更に、2番手・アッチソンが代わりばな、村田に45号3ランをぶち込まれ、一気に形勢逆転。8回に1点ビハインドながらも守護神・藤川を投入する事で勝利への執念を見せ、9回の攻撃に望みを繋ぐ阪神は一死から葛城イクローが内野安打で出ると、二死後、関本がフルカウントまで粘って、四球を選び、一、三塁と長打が出れば一気に逆転のチャンス。ここで登場した新井の痛烈なライナーは無情にもライト真正面に飛んでしまい、万事休す。この瞬間、阪神のセ・リーグ制覇は夢と消えた。

ここ5試合中4試合で失点と明らかに疲れの色が見えるアッチソンが痛恨の逆転被弾。完全に優位に立っていた試合を逆転されて敗れると言う、まるで今シーズンを彷彿させる様な展開で阪神が殆ど手の届きかけていてリーグ優勝を逃した。終わってみれば、初回の満塁のチャンスを生かせなかったのも最後まで響いた格好だ。最早、上位いじめとタイトル支援の為の敬遠もどきくらいしか目的のない横浜は昨日の巨人に続いて、上位食いに成功。決勝の逆転3ランを放った村田は2試合連発で寿司職人ラミレスを抜いて、単独トップに立った。

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