会田有志

April 26, 2007 22:39

◆G5−3YB◆
開幕から未だに連敗のない横浜だが、この日も初回からガッツの2ランで先制される苦しい展開。しかし、完全復活を遂げつつある巨人先発・木佐貫に対して、2回に古木のセカンドゴロの間に1点を返すと、3回には鈴木なおのりの犠飛で同点。更に、5回には村田にタイムリーが飛び出して、ついに勝ち越しに成功。横浜先発・ハマのチンピラは2回以降、再三再四ピンチを背負いながらも、粘りの投球であと一本を許さない。しかし、横浜は8回から那須野にスイッチすると、これが大誤算。那須野は代わりばなガッツ,李に連打を浴びると、ニックン,阿部と連続タイムリー二塁打で3点を奪われ、あえなくKO。土壇場9回、林が登板するかと思いきや、ストッパー失格の烙印を押されたかに見えた豊田が登場。何とか抑えの地位を確保したい豊田は3人で無難に抑えて、辛くも踏みとどまった。4番手・会田は自ら作った満塁のピンチを切り抜けて、プロ初勝利を飾り、史上初となる親子揃っての白星を記録した巨人はこれで中日と入れ替わりで首位再浮上。横浜は今季初の連敗となった。

◆D0−3C◆
連続サヨナラ負けの呪縛からは逃れたものの、依然として連敗モードの広島は中日先発・朝倉の立ち上がりを捉え、初回、新井のタイムリーで1点を先制。1点を追う中日は1,2回とゲッツーで走者を潰し、3,4回と得点圏に走者を進めながら、あと一本が出ず。5回には中村紀が暴走をかまし、7回も一、二塁のチャンスを逃すなど、怒濤の拙攻三昧で川相不在の弊害を大露呈。あまりの拙攻ぶりに耐えられなくなってきた朝倉の動揺をつき、広島は8回に栗原,新井の連続タイムリーでダメ押しの2点を追加。最後は永川が締める4投手での完封リレーを決め、5連敗を免れた。拙攻拙守で川相不在を痛感させられるばかりだった中日は首位陥落。

◆T3−1S◆
脱腸で離脱したと思われていたリグスだが、太腿付け根の痛みに加え、右手首も骨折していた事が判明。2週間は固定の必要があり、再来日までは3週間はかかる見込みとの事。開幕から壊滅的な不振が続いていたとは言え、クリーンアップの一角の長期離脱に暗い影を落とすヤクルトは、金村(日本ハム)の師匠・伊集院光が「合体変形ロボみたいな名前で凄ぇかっこいいから」と言う理由で一押しの新助っ人・グライシンガーを先発マウンドに送り出すも、阪神は初回からキュラソ星人のタイムリー二塁打で先制。更に、3回にはシーツのタイムリーで1点を追加。壊滅的不振のガイエルを1番に起用する奇襲オーダーで初回,4回と満塁のチャンスを逃すなど、残塁を量産していたヤクルトだが、5回、一死から寿司職人ラミレス,畠山の連打でチャンスを作ると度会のショートゴロの間にようやく1点。しかし、阪神は6回、鳥谷のタイムリー内野安打で貴重な3点目を追加。6回からJFKを投入する必勝リレーで逃げ切り、3連勝。藤川は実に2週間ぶりのセーブとなった。14残塁の拙攻が大きく響いたヤクルトは3連敗

◆H3−2L◆
開幕早々、水島の呪いに取り憑かれる不安に見舞われたエース・斉藤和が右肩痛で登録抹消となる緊急事態が発生。エース復帰まで何とか凌がなくてはならないソフトバンクは初回、大村,本多,ハマのスペランカーの3連打で早々と1点を先取。しかし、この後、無死満塁のチャンスに1点も追加出来なかったソフトバンクは2回には三者三振を喫するなど、すっかり打線が沈黙。先発・新垣はスミ1が続く状況にもめげず、6回まで無失点で踏ん張っていたが、細川のタイムリーで同点とされると、自らの暴投でやらずもがなの勝ち越し点を献上し、無念の降板。1点を追う展開となったソフトバンクは8回、代打・アダムが値千金の同点ホームラン。2−2で迎えた土壇場9回裏、同点ながら投入された西武守護神・小野寺を攻め立て、一死満塁のチャンスを作ると、ブキャナンがショートへのタイムリー内野安打を放ち、サヨナラで辛くも白星を拾っての5連勝となった。

◆F1−0M◆
泥沼の連敗地獄から何とか抜け出したい日本ハムは初回、先頭の劇団ひちょりが右中間突破の三塁打を浴びせると、稲葉のショートゴロの間に先制のホームイン。ロッテ先発・清水は1点を失ったものの、それ以降は全く付け入る隙を許さず、8回を2安打と抑え込む素晴らしい投球を展開。しかし、日本ハム先発・ダルビッシュの快投は更にその上を行き、散発2安打の今季初完封でスミ1を守りきった。日本ハムの連敗はようやく6でストップ。一方、敗れたロッテの連勝は5で止まった。清水は今季最高の投球を見せたが、開幕4連敗

◆Bs2−2E◆
初回、礒部のタイムリー二塁打,ショートのタイムリーで2点を先制した悪の温床・楽天は6回には憲史の今季初安打となるタイムリーで3点目。5回まで3安打無失点の好投を続けてきた先発・林だが、その裏、ラロッカに8号2ランを浴びて、1点差。土壇場9回には抑えの福盛に対して、一死二、三塁とチャンスを作り、大引が価値ある同点タイムリー。試合はその儘、延長に突入したが、両軍共に決め手を欠き、結局、延長12回規定でドローに終わった。

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