井端弘和

October 24, 2015

 若大将・原監督の退任により、新監督就任の要請を受けていたマッスル千代の富士だが、この要請を受諾し、現役を退く事になった
 巨人フロントにとって、今季、チームが2位で終わった事は僥倖だったのかもしれない。マンネリ打破の為に若大将を解任したいのが本音ながら、優勝されると今季で契約切れとは言え、契約延長に傾かざるをえないからだ。3連覇の後の2位ですら普通のチームならば、引責など考えられないのだが、常に優勝を求められるチームである不文律に乗じ、若大将に対して、いつまで経っても続投の要請はおろか、契約延長しない旨すら話し合おうとはしない事で、単なる契約切れにも拘らず、暗に、若大将の自主退職を強いる方向に持っていき、あくまで球団主導の退任ではないと言う流れを作る狡猾なやり口だ。
 となれば、とっくの昔に若大将が退任する方向で動いていなければならないにも拘らず、次候補には全くアテがなく、球団史上例のない監督不在の空白期間を作ってしまう事になる大失態。散々噂にだけは挙がった阪神OBの江川氏だが、しょっちゅう東京ドームに来ているにも拘らず、一向にグラウンドに降りては来ず、個性を出そうとして奇をてらった結果論解説に説得力がないなど、現場からの評判は最悪。実際の所は分からないが、江川氏本人によるとオファーなど来てもいないらしい。今夜の松井さんは当面、(怨敵・ナベツネが存命なので)アメリカの野球に関わっていたい(と言う事にしておきたい)らしく、ハナから候補にすら挙げられない始末。めぼしいOBもいない為、マッスル千代の富士が引退するまでの繋ぎとして、名手・川相ヘッドか、斎藤投手コーチの内部昇格の可能性が有力視されつつあったが、実際に動いたのは、マッスル千代の富士への緊急就任要請だった。一体このドタバタ感は何だろうか…。
 幹部候補生として期待されていたマッスル千代の富士が将来的に監督の座に就くであろう事は自明の理であったが、まさか今オフにそういう事態に陥ろうとは誰が予想しえたであろうか。そもそも、マッスル千代の富士自身、来季の現役続行に意欲満々だった。今季は4割近い代打成功率をマークするなど余力は十分に残しており、壊滅的貧打に泣いた巨人において、来季の戦力としても必要な存在だった筈だ。巨人の監督を選手兼任で務めるのは困難とあって、「要請受諾=現役引退」を意味する事を悟り、返答を渋っていたマッスル千代の富士だったが、茂雄には「次の監督はマッスル千代の富士しかいない」などと無責任な事を言われて(フロントに言わされた可能性もあるが)外堀を埋められてしまい、父親の借金を肩代わりして貰う事により、確実視されていたヤクルトの逆指名から急転、巨人入りを決めた…と言う経緯もある以上、どれだけ現役に未練があろうとも、球団に盾突く事など出来る筈もなかったのだろう。
 かくして、マッスル千代の富士はマッスル千代の富士と言う代打の切り札を失う形で来季の指揮を執らされる事となった。しかも、よりにもよって、野球賭博問題の渦中と言う最悪の状況下で矢面に立たされる事になろうとは何とも気の毒だ…。更に、野球賭博報道と言う逆風下、華のある指名で無駄に目立ちたくないからなのか、先日のドラフトはどの球団も2位クラスと評価していた桜井(立命大)の1位指名を筆頭に有名選手絶無の地味な指名が続き、果たして、来季の戦力として使える人材がいるのかと早くも不安視されている。若大将の続投なら、高校の後輩である甲子園V投手・小笠原(東海大相模)の指名も十分に考えられたが、若大将カラーの余韻を残さない為かすっかり立ち消えてしまった様だ。とにもかくにも可哀想なマッスル千代の富士なのである。
 ただ、個人的にはマッスル千代の富士の引退以上に残念なのが、これにより、名手・川相ヘッドの監督就任の可能性はほぼ永久になくなってしまったのではなかろうかと言う事だ。名手・川相ヘッドの手腕はフロントにも評価されており、今季は若大将がインフルエンザで倒れた際には、代行として指揮を執り、4勝1敗の好成績。OBの広岡氏には「若大将より何倍も監督らしい」と言わしめた。とかくスター選手を監督にしたがる巨人において、名手・川相の存在はいかにも地味過ぎるのは確かだが、この有力候補不在の状況は茂雄と王さん、王さんと茂雄の繋ぎとして藤田元司氏が就任した時と酷似している。藤田氏と言えば、名手・川相の力を引き出した恩師であり、藤田野球の申し子である名手・川相がこのタイミングで監督に就任するのは正に運命的であった筈だ。にも拘らず、この期をむざむざ逸してしまった。果たして、マッスル千代の富士政権が何年続くかは分からないが、退任を余儀なくされる頃には、今夜の松井さんないしは阿部辺りが後任候補として挙がってくる事だろう。名手・川相監督誕生の最大にして最後のチャンスはマッスル千代の富士の無理矢理就任劇により、途絶えてしまったと思わざるをえない。名手・川相政権下で、息子・拓也が一軍に昇格する親子鷹の実現はこのまま夢と消えてしまうのだろうか…(正直な所、拓也の方は一軍昇格どころか支配下登録も厳しいのが現実ではあるのだが…)。
 ともあれ、名手・川相監督の目がなくなった事も、マッスル千代の富士が引退する事も極めて残念ではあるのだが、フレッシュな新監督が誕生する事はそれなりに楽しみではある。結果的に、藤田氏就任のケースよりも、むしろ長期政権を握っていた川上氏から現役引退即就任した茂雄に禅譲された時と同じケースになってしまった恰好だが、茂雄は茂雄と言うカリスマ選手を失ったチームを指揮する羽目になり、結局、初年度は球団史上初の最下位と言う最悪の結果を生んでしまっている。あの時の二の舞にならない事を祈るばかりだ。不安材料は多いものの、マッスル千代の富士新監督には逆風に立ち向かって結果を残してくれる事を期待したい。

 

追記:マッスル千代の富士の監督就任発表から一夜明け、何と井端までが現役引退を表明。マッスル千代の富士同様、大いに余力を残しており、2000本安打まで僅かに88本と迫っていた事もあり、来季の現役続行に疑問の余地はないかに思われた井端だが、「(大学時代からの知り合いである)マッスル千代の富士より先に辞める事はあっても長くやる事はないと思っていた。マッスル千代の富士が辞めた時は一緒に辞めようとジャイアンツに来た時から思っていた」とコメントしており、つまりは、マッスル千代の富士がこういう事にならなければ、現役続行していたと言う事。悪夢の監督人事が更なる職人喪失に繋がってしまった訳だ。今季の巨人はただでさえ貧打に喘いでいたのに、バント成功率は壊滅的で、進塁打すらまともに打てない有様。こういう野球がきっちり出来る貴重な存在であり、内野ならどこでもこなせる井端の引退は多大なる損失と言えるだろう。新組閣で内野守備走塁コーチに就任すると言う噂も挙がっているが、裏方としてではなく、貴重なバイプレーヤーとして、マッスル千代の富士政権の苦難の1年目を支える道を選択して欲しかったと思わずにはいられない。



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August 05, 2009

◆G3−3C◆
初回、広島は先頭の東出がレフト前に弾き返すと、一死後、二盗に成功。この後、天谷のセカンドゴロで三進すると、東野の暴投で労せずして先制のホームイン。3回までパーフェクトと素晴らしい立ち上がりを見せた広島先発・前田健だったが、4回、先頭の坂本にレフトスタンドへ12号ソロを放り込まれ、試合は振り出しに。巨人は6回、一死から松本がエラーで出るも、二盗に失敗。この後、ガッツ,寿司職人ラミレスに連打が出るも、亀井が凡退とチグハグな攻撃で結局、無得点。ピンチを切り抜けた広島は直後の7回、先頭の末永が今季初アーチを叩き込み、勝ち越しに成功。しかし、その裏、巨人は先頭の阿部が二塁打で出ると、二死三塁となった所で代打・キムタクがタイムリーを放ち、再び同点。この後、膠着状態となり、延長に突入。迎えた11回、巨人は二死一、二塁のチャンスに鶴岡の打球はセンター後方への大飛球。しかし、これをバックホームに備え、浅めに守っていた赤松が懸命に背走して、ダイビングキャッチする超美技を見せ、サヨナラ負けを阻止。すると、12回、広島はクルーンの暴投でタナボタの勝ち越し点をゲット。しかし、その裏、先頭の鈴木が起死回生の今季初アーチを叩き込み、三たび同点。しかし、後が続かず、結局、12回規定でドローに終わった。

◆D3−1T◆
3回、阪神は二死から鳥谷がライトスタンドへ9号ソロを放り込み、1点を先制。その裏、中日は小山の二塁打の後、あちゃくらさんの犠打が野選を誘い、一、三塁とした所で井端が犠飛を打ち上げ、同点。1−1の儘、迎えた7回、中日は突如、制球を乱した阪神先発・岩田から連続四球を選ぶと、代打・立浪がヒットで繋いで満塁とし、岩田をKO。代わったアッチソンから、井端のタイムリーで勝ち越すと、なおも満塁の場面で荒木のショートゴロの間に1点を加え、3点目。8回からはリーグ新記録の月間11ホールドで7月の月間MVPに輝いた浅尾,9回からは守護神・岩瀬と繋ぐ必勝リレーが決まり、阪神の反撃を断ちきった。先発のあちゃくらさんは7回を1失点の好投で8勝目。巨人が引き分けた事で、首位との差は1ゲームと縮まった。

◆YB8−3S◆
2回に無死満塁と絶好のチャンスを掴んだヤクルトは川島慶のタイムリーで先制すると、二死後、田中にもタイムリーが飛び出し、1点を追加。2点を追う横浜は4回、二死走者なしから吉村のヒット,石川の死球で一、二塁とすると、細山田が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に同点。続く5回には二死走者なしから内川が二塁打を浴びせると、村田の21号2ランで勝ち越しに成功。更に、続くジョンソンも16号ソロを放ち、この回3点。勢いづいた横浜は続く6回にも代打・金城の2点三塁打,内川のタイムリー二塁打で3点を追加。ヤクルト打線は3回以降完全に沈黙。9回にガイエルに17号ソロが飛び出したが、焼け石に水だった。横浜先発・ハマのチンピラは2試合連続の完投で6月27日以来となとる8勝目をマーク

◆H5−4M◆
ロッテは初回、二死一塁から大松が13号先制2ラン。その裏、ハマのスペランカーのタイムリーで1点を返されるが、3回にはサブローの13号2ランでソフトバンク先発・藤岡をKO。3点を追うソフトバンクはその裏、三塁打を放った川崎が内野ゴロの間に生還死、2点目。5回には二死一塁から小久保が11号2ランを放り込み、ついに同点。4−4の儘、迎えた8回、ソフトバンクは二死一、二塁のチャンスに村松がタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。土壇場9回、守護神・馬原に対し、ロッテは一死から堀の内野安打,ベニー松山の四球で一、二塁と粘りを見せたが、田中雅,西岡と連続三振に倒れて、あと一歩及ばなかった。白星は3番手・攝津アッパーについたが、早々とKOされた藤岡の後を継いだ2番手・森福が4回を1安打無失点に抑えるロングリリーフを見事にこなしたのが大きかった

◆L5−2F◆
西武先発・石井一に対し、走者を出しながらもあと一本が出ずにいた日本ハムだったが、4回、死球のスレッジを小谷野が送ると、インケツパワーを溜め込んでいたあの男がセンター前へ先制タイムリー。続く鶴岡もタイムリー二塁打を放ち、2点目を追加。今季初先発となったさすらいの賭博師・須永は立ち上がりから西武打線を寄せ付けず、6回までノーヒットの快投を展開していたが、7回、先頭の中島に内野安打を許し、記録を断たれると、続く中村に二塁打を浴びた所で無念のKO。これで流れを引き寄せた西武2番手・菊地に対し、一死後、G.G.佐藤がタイムリーを放つと、続く佐藤のサードゴロが野選を誘って同点。更に、後藤,銀仁朗と連続タイムリーで2点を勝ち越し、菊地をKOすると、3番手・江尻から栗山が犠飛を打ち上げ、この回一挙5点のビッグイニングを形成。8回からは岩崎−小野寺と繋いで、逃げ切った。先発の石井一は尻上がりに調子を上げていき、7回を2失点で切り抜け、6勝目

8/5 藤原◆Bs0−8E◆
楽天は初回、一死から渡辺直,鉄平と連打を浴びせると、山崎武が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を先制。更に、ショートがヒットで続き、一、三塁とした所で高須の打球はセンターへのフライ。タッチアップで本塁を狙った山崎武だったが、坂口の好返球の前に憤死し、追加点ならず。しかし、4回には宮出のタイムリーで1点を加えると、8回には二死一、二塁から青波の長瀬が8号3ランをぶち込んで、6点目。9回にもリンデンの6号ソロ,鉄平のタイムリーでダメ押しの2点を追加。投げてはルーキー・藤原が僅か2三振と打たせて取る投球が光り、1安打を許しただけの打者27人で抑える準完全試合でプロ初勝利初完封を飾った

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July 25, 2009

7/25 松中◆全セ4−7全パ◆
新球場の広島で14年ぶりの開催となったオールスター第2戦。パ・リーグ最多勝・涌井(西武)に対し、全セは初回、セ・リーグ首位打者・井端(中日)がいきなり左中間突破の二塁打で出ると、二死三塁となった所でブランコ(中日)がバットを折られながらもセンター前へタイムリーを放ち、中日勢の活躍で1点を先制。一方、全パは直後の2回、確変中と投票時期が重なった事が幸いし、ファン投票1位に選ばれた大竹(広島)から、パ・リーグ本塁打王・中村(西武)がレフトスタンドへ特大アーチをぶち込んで同点。しかし、その裏、全セは一死から宮本(ヤクルト),赤松(広島)と連打を浴びせると、二死一、三塁となった所で井端の打球はライトへのライナー。稲葉の守備範囲と思われたが、捕球体勢に入った瞬間、照明が目に入った稲葉は打球から目を切って、これを捕れず、赤松が勝ち越しのホームイン。全パは4回に2番手・ルイス(広島)から松中(ソフトバンク)の一発で追い付くが、その裏、全セはこの回から代わった2番手・杉内(ソフトバンク)から宮本が左中間スタンド2階席へ飛び込む勝ち越しアーチ。5回からは藤川(阪神)が早くもマウンドに登場。過去4年間で被安打ゼロの投球を続けてきた藤川だったが、代わりばなサブロー(ロッテ)に被弾し、三たび試合は振り出しに。6回にはセ・リーグ奪三振王の吉見(中日)が登板するが、いきなり大村(偽バファローズ)に二塁打を浴びると、松中に2打席連続となる2ランを叩き込まれて、勝ち越し点を献上。その裏、全セはこの回から登板の3番手・金子(偽バファローズ)に対し、キュラソ星人(阪神)がヒットで出ると、マメを潰して投げられない由規(ヤクルト)が代走で登場。続く栗原(広島)が二塁打を放ち、二、三塁と一打同点のチャンスを作ったが、ここまで2安打の宮本がサードゴロ。赤松,相川(ヤクルト)も打ち取られ、二者残塁。土壇場9回、全パは6番手・永川(広島)に対し、小久保(ソフトバンク),長谷川(ソフトバンク),サブローと3連打で満塁のチャンス。ここで里崎(ロッテ)がセンターへ犠飛を打ち上げると、続く中島(西武)がタイムリー内野安打を放ち、ダメ押しの2点を追加。その裏、シコースキー(ロッテ)を投入し、逃げ切り体勢に入った全パだが、粘る全セは代打・ガッツ(巨人)が四球を選ぶと、一死後、代打・阿部(巨人),井端の連打で満塁と一発が出れば同点の大チャンス。ここで荒木(中日)がセンターへ犠飛を打ち上げ、1点を返し、昨日のヒーロー・青木(ヤクルト)に打席が回ったが、2夜連続の起死回生弾とはならず、ファーストゴロに倒れてゲームセット。今年は1勝1敗のタイに終わったが、総得失点差でパ・リーグが上回り、今年のドラフト会議の指名優先権を獲得した。通算対戦成績は全パの75勝69敗8分MVPは2発3打点の松中が文句なしの受賞ベストバッター賞には4安打を放った井端,ベストピッチャー賞には3回を無失点に抑えた金子,ベストプレー賞は中島が選ばれた。また、2試合通して活躍した選手に贈られるスポンサー賞のマツダアクセラ賞には何故か赤松が選ばれた

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June 14, 2009

◆H5−1G◆
立ち上がり、制球の定まらないソフトバンク先発・杉内に対し、巨人は一死満塁から松田記者が死球を食らって、押し出しで先制。なおも満塁のチャンスだったが、亀井,阿部と連続三振に倒れて、1点止まり。これで完全に立ち直った杉内は2〜5回まで一人の走者も出さないなど、付け入る隙を許さない。最少の援護しか貰えない中、6回まで無失点と踏ん張っていた巨人先発・東野だったが、7回、一死一、二塁のピンチを作り、KO。ここでマウンドに上がった山口だが、登板過多の影響か、長谷川に死球を食らわせると、松田に同点タイムリーを浴び、降板。代わった3番手・豊田も田上のショートゴロの間に勝ち越し点を献上。8回にはM・中村がオーティズの9号ソロ等で3点を失い、試合を決定付けられた。杉内は1失点完投で6勝目。巨人は今季2度目の3連敗となった。

◆F10−11D◆
壊滅的なチーム状態を顧みず、一向に名手・川相を現役復帰させようとしない落合監督はまたもや川井を先発起用する事でお茶を濁すぬるま湯采配を敢行。しかし、所詮、カワイであって川相ではない川井ではチームの空気を変える事が出来ず、初回から6本の単打を集中されて、いきなりの4失点。しかし、川井以上に乱調だったのが、日本ハム先発・糸数。2回にエラー絡みで3点を返されると、3回には二死満塁から英智に2点タイムリーを浴びて、あっさり逆転を許す有様。更に、谷繁を歩かせ、再び満塁となった所で井端,荒木と連続タイムリーで4点を失い、あえなくKO。代わった江尻も森野にタイムリーを浴び、この回7失点。中日は4回にも川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにベンちゃんが16号ソロを叩き込み、11点目。これで楽勝かと思いきや、川井が6回に金子誠に2ランを被弾。続く7回には山井,8回には浅尾がそれぞれ2点を失い、1点差まで詰め寄られる始末。よもや引っ張り出されるとは思っていなかった岩瀬だったが、9回は3人でピシャリと締めて、辛くも逃げ切り。川井は6回11安打6失点と乱調ながら、無傷の5連勝となった。

◆L4−4C◆
WBC使用球はからっきしだが、NPB使用球ならお手の物な岸に対して、広島は4回、喜田の今季初アーチで先制。5回まで1安打と素晴らしい投球を見せていた広島先発・前田健だったが、6回、二死満塁のピンチを迎えると、中村に2点タイムリーを浴び、形勢逆転。西武は7回にも銀仁朗のタイムリーで1点を追加。2点を追う広島は8回、西武3番手・岡本慎を攻め、マクレーンの2点タイムリー二塁打で一気に同点。試合はその儘、延長にもつれ込んだ。10回、広島は一死二塁から代打・末永のタイムリーでついに勝ち越し。その裏から守護神・永川を投入し、逃げ切りを図るが、二死一、二塁のピンチを背負った永川は礒?にタイムリーを浴び、試合は振り出しに。広島は11回に4安打を浴びせながら、無失点と言う拙攻を展開。西武も12回には無死満塁と絶好のサヨナラのチャンスを掴みながら、後続を断たれ、結局、12回規定でドローとなった。

◆M4−1T
0−0で迎えた4回、阪神は一死からブラゼルの3試合連続4号ソロで先制。更に、この後、葛城イクローの二塁打,鳥谷のヒットで二死一、三塁とチャンスを広げたが、狩野はショートゴロに終わり、1点止まり。阪神先発・安藤は4回まで四球1つ与えただけのノーヒットピッチングを展開していたが、5回、一死から里崎に4号同点ソロを被弾。1−1の儘、迎えた8回、この回からマウンドに上がったウィリアムスが2四球で一死一、二塁のピンチを作り、降板。3番手・アッチソンも代打・竹原に走者一掃のタイムリー三塁打を浴び、勝ち越し点を献上。更に、続く里崎にはスクイズを決められ、この回3失点。9回からはシコースキーが無難に締めて、今季初セーブ。先発・小林宏は8回1失点の好投でようやく今季初勝利。阪神は2試合続けてブラゼルのソロアーチによる1点しか取れない体たらくで5連敗となった。

6/14 ガイエル◆Bs10−14S◆
初回にガイエルの三塁打で2点を先制された偽バファローズはその裏、ラロッカのタイムリーで1点を返すと、3回には石川の暴投で労せずして同点。追い付かれたヤクルトは5回、青木のヒットを皮切りにガイエルの9号グランドスラム等、四球1つを挟んで11打数連続安打のプロ野球新記録(9打席連続安打はタイ記録)を達成し、一挙10点のビッグイニングを形成。更に、6,7回にも1点ずつ加え、14点目。粘る偽バファローズは5回に1点,7回に5点を返すと、土壇場9回にはフェニックス一輝の犠飛,下山のタイムリーで2点を追加。更に、相川が内野安打で繋ぎ、二死満塁と一発が出れば同点のチャンス。ヤクルトは流石にたまらず、守護神・林を投入。林は代打・日高を2球でセカンドゴロに仕留めて、事なきを得た。先発・石川は6回3失点で7勝目

◆E9−0YB◆
横浜先発・ハマのチンピラに対して、楽天は3回、西谷のスクイズで先制。5回には山崎武が10号ソロを叩き込むと、一死二、三塁からまたも西谷が2点タイムリー。6回には憲史,山崎武,平石の3連打で1点を加え、ハマのチンピラをKO。更に、この後、藤井のタイムリー等で2点を3点を加え、この回4点。7回には山崎武がこの日2本目となる11号ソロをぶち込んで、ダメ押しの9点目。先発・岩隈は6回まで無失点投球で早々とお役御免。7回は有銘が3人で抑えると、8回からはミチル−チルチルと繋ぐ、今季初のチルチルミチルリレーで決まり、完封リレーを達成。楽天はこれで3連勝。岩隈には6勝目がついた。敗れた横浜は4連敗で借金20.

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October 22, 2008

◆L9−0F◆(アジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦)
初回のチャンスをゲッツーで潰した西武だが、続く2回、二死から後藤が先制アーチ。続く3回にも二死走者なしから片岡のヒット,栗山の四球で一、二塁とした所で中島がレフト前へタイムリー。更に、中村が歩いた後、礒?も四球を選んで押し出し。日本ハム先発・グリンはあえなくKOとなった。なおも満塁の場面で2番手には先発要員に藤井が登場するが、またも後藤が2点タイムリーを浴びせてこの回4点。6回には3四球で一死満塁と言う絶好のチャンスを逃したものの、7回、二死から中村,礒?の連打の後、またまた後藤がタイムリー二塁打を放ち、6点目。西武先発・涌井は6回までパーフェクトと日本ハム打線に付け入る隙を許さない快投を展開。7回二死から稲葉にレフト前へ弾き返され、快挙は逃したが、気落ちする事なく、スレッジを打ち取ると、8回も3人でピシャリと切り抜ける。すると、その裏、西武は栗山のタイムリー三塁打等で3点を奪い、ダメ押し。涌井は9回、2安打を浴びたものの、後続を断ち切って、完封勝ち。西武は当然の権利である日本シリーズ出場権を行使する事を決めた。

第1戦に続いて、またまたグリンが大炎上し、3回にして大局が決まってしまった。慌てふためいて藤井を2番手で出すくらいなら、先発に使えば良かったものを…。結局、ダルビッシュを第1戦で使わなかったツケが最後まで響いた格好となったが、リーグ制覇した西武が当然の権利を行使して日本シリーズに出る事になったのは何よりだ。あとは巨人が出場辞退する事なく、無事、日本シリーズが開催される事を祈るばかりである。今日も打線が12安打9得点と爆発した西武だが、それ以上に涌井のピッチングが圧巻だった。これで相手がダルビッシュだったなら、たかだかエキシビジョンマッチと言え、かなり熱い試合になったろうに…と思うだに、残念でならない。

◆G3−4D◆(アジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦)
2年連続で偽りの日本一の座を掠め取る気満々の中日は初回、巨人先発・グライシンガーに対して、いきなり李が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ先頭打者アーチを放り込むと、二死後、今度はT.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ叩き込み、2点を先制。その裏、巨人は中日先発・山本昌から死球を食らった鈴木尚をキムタクの犠打,ガッツのライトフライで三塁へ進めると、寿司職人ラミレスがセンター前へタイムリーを放ち、1点差。4回には二死走者なしから松田記者がソロアーチを放ち、同点に追い付いた。しかし、2回以降もピリッとしないグライシンガーは5回、先頭の李に痛打されると、ピッチャー正面へまともに転がした荒木のヘッポコバントをお手玉し、オールセーフとしてしまう大チョンボ。一死後、T.ウッズの三遊間深い所へのゴロが坂本の野選を誘い、満塁となった所でベンちゃんに痛恨の押し出し四球で勝ち越しを許してしまったグライシンガーはここで無念のKO。一気に畳み掛けたい中日だったが、代わった西村の前に中村紀がサードゴロでホームゲッツーを食らう最悪の展開で1点止まり。再び追いかける展開となった巨人はその裏、代打・亀井がヒットで出ると、鈴木尚が送った後、キムタクがショートの右を破るタイムリーを放ち、すかさず同点。3−3の儘、迎えた8回、巨人は一死一塁から連続四球で満塁のチャンスを作ると、ここで代打・マッスル千代の富士が登場。しかし、マッスル千代の富士のセンター返しの打球を前進守備を敷いていた井端が辛くも抑えると、後ろに反転して、二塁ベースを踏み、その儘、一塁へ転送してゲッツーを完成させるビッグプレーを見せ、結局、無得点。土壇場9回、巨人は守護神・クルーンを投入。一死から森野を歩かせたクルーンは続くT.ウッズを見逃し三振に斬って取り、二死。ここでベンちゃんにセンター前へのどん詰まりの打球を浴びると、果敢に突っ込みながら、ダイレクトキャッチ出来なかった鈴木尚が足を痛めて、担架で運ばれて退場。このアクシデントによるインターバルでテンポを崩されたクルーンは中村紀にファールで粘られた末の7球目、散々、実松のサインに首を振った挙げ句のフォークをセンター前に弾き返され、ついに勝ち越し点を献上。その裏、満を持して登板の守護神・岩瀬があっさり3人で切り抜け、巨人のアドバンテージはあっさり消滅した。

この試合、最大のヒーローは中村紀でなく、井端だろう。それ程、8回のプレーは見事だった。あそこでゲッツーを完成出来なければ、クルーンがすんなり抑えて逃げ切ったかもしれない。8回まではやぶれかぶれの一発とタナボタの押し出しでしか点を奪えない相変わらずの無様な攻撃を繰り広げていたが、試合展開そのものは緊迫感があり、この接戦を制した中日が流れに乗ってしまう危険性が出てきた。巨人はクルーンで負けるのは珍しい事ではないが、グライシンガーが5回もたずにKOとは大誤算。何より衝撃的なのは、阿部に続いて、鈴木尚が戦列離脱した事だろう。ケガの具合は分からないが、あの様子では明日以降の出場は難しそうだ。シーズン終盤、万全の布陣で逆転Vを果たした巨人だが、ここに来て主力が相次いでリタイアとは不吉極まりなく、優勝チームが日本シリーズに出られないと言う昨年の悪夢が再現されてしまうのか、気が気でない。それにしても、この期に及んで、中日を応援すると言う阪神ファンが結構いる様子なのだが、今年の展開ですら、巨人ではなく中日に勝って欲しいと言う心理は到底、理解しがたいね。

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May 31, 2008

◆H3−1G◆
3回まで散発1安打の好投を見せていたソフトバンク先発・杉内は4回には三者三振の快投。一方、巨人先発・野間口も負けじと3回までノーヒットピッチングを展開していたが、4回、二死満塁のピンチを迎えると、長谷川にタイムリーを浴びて、2点を献上。更に、城所を歩かせ、再び満塁となった所で的山にもタイムリーを許し、この回3失点。直後の5回、巨人は二死走者なしからキムタクが二塁打を浴びせると、今季初スタメンとなる岩舘のタイムリーでホームイン。更に、隠善のヒット,矢野の四球で満塁と一打同点の場面を築いたが、坂本がサードゴロに倒れて、三者残塁。このピンチを切り抜けた杉内は6回以降は付け入る隙を許さず、完投で5勝目をマーク。

ワンチャンスを生かしたソフトバンクが3連勝で貯金生活に舞い戻った。とにかく今日は杉内の好投に尽きるだろう。久米の北京強制拉致計画を企てている星野日本代表監督が視察している中、完投で久米の出番を見事に阻止した。…と言っても、この日見られなかったからと言って、久米の拉致計画が頓挫する訳ではない。実際の所、久米を持っていかれると、ソフトバンクは困るよなぁ…。今のうちに軽いケガでも偽装しておいた方が良さそうだ…。23試合連続安打中の寿司職人ラミレスは最初の3打席で3三振の大ブレーキ。4打席目も追い込まれ、いよいよストップか…と思いきや、クソボールを無理矢理叩いてのヒットで記録を続行。明日は王さんの目の前で王さんの25試合連続安打を目指す事となった。

◆L3−4D
一向に好転の気配が見えないタイムリー欠乏症に苛まれる中日はこの日も初回から無死一、二塁のチャンスにクリーンアップがあえなく凡退する体たらく。3回にも二死から井端が二塁打を放つも、T.ウッズが倒れて、またも無得点。一方、西武は人斬り抜刀斎相手に2回に内野ゴロで先制した後、3回には中村のタイムリー,4回には栗山の2号ソロと着々と加点。3点を追う中日は6回、T.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに13号2ランを叩き込み、1点差と詰め寄ると、続く7回には一死三塁のチャンスを作って、西武先発・岸をKO。ここで代わった星野から代打・立浪が犠飛を打ち上げ、ようやく同点。更に、3番手・大沼から荒木が歩いた後、井端のタイムリー二塁打で勝ち越しに成功。8回からは吉見−岩瀬と繋いで、辛くも逃げ切った。

引き分けを挟んで7連勝中と言う西武戦の相性の良さが出たか、最後の最後でようやくタイムリーが出て、逆転勝ちを果たした中日。コケかけた人斬り抜刀斎が5,6,7回に三者凡退と立ち直ってくれた事が大きかった。同点犠飛を放った立浪だが、落合監督は交流戦に入ってもスタメンで使う気は絶無なのかねぇ。デラロサ使って、立浪を使わず、川相も復帰させず…と言うのは、どうにも釈然としないのだが…。

◆E8−3C◆
確変中の高橋に対して、楽天は初回から二死一、二塁のチャンスを掴むと、ショートが先制タイムリー。更に、続くフェルナンデスが7号3ランを放り込み、この回4点。4回には3連打にエラーも重なり、2点を加えると、5回にはフェルナンデスがこの日2本目となる8号2ランを叩き込み、高橋は悪夢の8失点KO。序盤から劣勢を強いられた広島は求道者・前田が楽天投手陣から徹底マークされ、抑え込まれるなど、攻めきれず、3点を返すのが精一杯だった。楽天先発・岩隈は7回2失点の好投でハーラー単独トップとなる8勝目を飾った。

現役時代にカモにしていたからと、高橋攻略に自信満々なコメントを残していた楽天・SAMコーチ。カモにしていたと言っても、それは遙か昔の確変前の高橋であって、果たして、どれだけ参考になるのやら…と、失笑も買っていたが、8失点KOと大いに結果を残した。まぁ、どれだけSAM効果があったのかは分からんが…。徹底マークにあった求道者・前田は無念の4タコ。たった1度のノーヒットも決して見逃さないブラウン監督だけに、再び幽閉策に走る危険も十分考えられそうだ。

◆F2−1T◆
阪神先発・岩田は2回無死一塁,4回一死一、二塁のピンチをいずれも高橋をゲッツーに仕留めて切り抜けるなど、6回まで無失点の好投を展開。何とか岩田を援護したい阪神はスウィーニーの前に6回まで散発2安打と沈黙していたが、7回一死から新井が通算200号となるソロアーチを叩き込み、ついに均衡を破る先制点をゲット。しかし、その裏、岩田は一死から稲葉に痛打されると、三たび高橋をゲッツーに仕留めたかった所だが、今度は返り討ちの二塁打。ここでスレッジにタイムリーを許して、同点。続く小谷野をサードゴロに打ち取り、ゲッツーでピンチ脱出…と思いきや、これを何とバルディリスがトンネルし、やらずもがなの勝ち越し点を献上。日本ハムはこの1点のリードを宮西−武田久と繋いで逃げ切り、3連勝となった。

中日・吉見が中継ぎに回されている隙に白星を稼いで新人王レースを優位に運びたい岩田だったが、2失点完投ながら、散発4安打と沈黙した打線に見殺しにされる憂き目に遭わされた。しかも、決勝点がトンネルとあっては、気の毒でならない。初スタメンの林も3タコとブレーキだった。

◆M7−1YB
ロッテ打線が初回から大爆発。まず先頭の西岡がライト線への二塁打で出ると、一死後、三盗を敢行。これが相川の悪送球を誘って先制のホームイン。ここから里崎,サブローと連打を浴びせた後、大松がライトスタンドへ9号3ラン。更に、今江が歩いた後、オーティズにも3号2ランが飛び出して、この回、大量6点。続く2回にも大松のタイムリーで1点を加え、横浜先発・ウッドはこの回限りでKO。先発の小林宏は3回にガッツな貴公子・仁志にタイムリーを浴びたものの、以降は危なげのない投球で8回まで投げきり、2勝目を収めた。

交流戦に入ってから黒星街道を驀進中の横浜がまたも投手陣壊滅で3連敗。何でこんなチーム状態の横浜に水島氏は目をつけてしまったのか。対戦したチームが悉く調子を上げていくなど、パ・リーグの活力剤と化している事を評価したのだろうか。こんなチームに呪いをかけるなんて、正に、死者に鞭打つ残酷な所業である。そんな死者を相手に格好の復調のチャンスを掴んだのが小林宏。長らく勝てずにいたが、大量援護をバックに3月28日以来となる白星を手にした。

◆Bs3−9S◆
初回に畠山のタイムリーで先制したヤクルトは更に、森山のタイムリエラー,宮本のタイムリーで加点し、この回4点。4回には5長短打を集中して、3点を追加すると、5回にはガイエルの10号2ランで9点目。大量ビハインドとなった偽バファローズはその裏、森山が2点タイムリー二塁打。7回には日高の6号ソロで追い上げたものの、反撃もここまでだった。湿りがちだった打線が当たりを取り戻したヤクルトは連敗を5でストップさせた。

とうとうスタメンから外されてしまったガイエルが、スタメンに復帰するや否や、一発を叩き込み、スタメン定着をアピール…って、殆ど試合が決した状況だったので、どれ程のアピールになったかは不明。ガイエルの一発より、青木がようやく猛打賞と、らしさを見せた事の方が重要だろう。一方、偽バファローズは小松がおかしくなってきた。どうしてこのチームの先発右腕は好調が長続きしないのか…。その長続きしなかった先例である金子は今季初の中継ぎ登板で2回を無失点。この中継ぎ登板が気分転換や調整登板なのか、先発降格による配置転換なのか気になる所だ。

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May 25, 2008

◆G6−4F◆
序盤から点の取り合いとなったこの試合。まず巨人が初回に寿司職人ラミレス,阿部の連続タイムリー二塁打で2点を先制。すかさず日本ハムが2回にスレッジの7号2ランで追い付くも、その裏、キムタクが2号勝ち越しソロ。1点を追う日本ハムは4回に稲葉の8号2ランで逆転に成功するが、その裏、巨人はまたもキムタクがタイムリー二塁打を浴びせて、同点。4−4で迎えた6回、巨人は飯山のエラー等で二死一、三塁となった所で代打・清水を投入するが、宮本が暴投を犯して、三塁走者・寿司職人ラミレスが労せずして勝ち越しのホームイン。8回には寿司職人ラミレスが17号ソロを叩き込み、6点目。最後はクルーンが締めて、逃げ切りに成功。日本ハムの連勝は5でストップした。

相変わらず、先発が持ち堪えられない巨人だが、ゴンザレスの穴を埋められず、ブレーキが続いていたキムタクが古巣相手にようやく奮起し、日本ハムに交流戦初黒星をもたらした。折角、ヒーローになるチャンスに暴投なんかで勝負が決まってしまった清水は何とも不憫である。西村健はまたまた白星を拾って、ハーラートップタイの6勝目。巨人の先発陣がずっとこんな調子だと、シーズン終了までに何個白星が転がり込むか分からんな…。一区切りついたかと思われた日本ハムに対する水島の呪いだが、まだ終わっていなかったらしく、この日は劇団ひちょりが死球を食らって、左手小指を骨折。明日にも登録抹消となるそうだ…。

◆D5−4
初回、二死満塁のピンチを切り抜けた中日はその裏、四球の井端が中村紀のファーストゴロで二進した所でT.ウッズがチーム22イニングぶりとなるタイムリーを放ち、1点を先制。更に、ベンちゃんが歩いてチャンスを拡大させるも、ピンキー井上は三振に倒れて、二者残塁。続く2回には二死から投手の中田が自ら二塁打を放って活路を開くも、荒木はサードゴロに倒れて、無得点。相次ぐ拙攻に川相不在の重さを痛感し、落胆の色を隠せない中田に対して、ソフトバンクは3回、二死一、二塁から柴原が走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせて、一気に逆転。1点を追う中日は4回、連打と暴投王子・新垣のこの日2個目の暴投で無死二、三塁としながら、小田,中田と連続三振。しかし、2回のチャンスを潰した荒木が汚名返上のタイムリーを放って同点。続く5回には無死二、三塁からベンちゃんが勝ち越しタイムリーを浴びせると、一死後、英智もタイムリーを放ち、4点目。なおも一、二塁のチャンスだったが、小田は最悪のピッチャーゴロゲッツーに倒れて、2点止まり。ソフトバンクは7回、先頭の代打・本間が2号ソロ、8回には小久保が10号ソロを叩き込んで、ついに同点。しかし、その裏からマウンドに上がったホールトンがまたまた背信投球。いきなり先頭の代打・立浪に二塁打を浴びると、一死三塁となった所で井端に犠飛を許して、勝ち越し点を献上。最後は守護神・岩瀬に反撃を断ち切られた。

4月8日以来の復帰登板となった新垣だが、2暴投と本領を発揮した挙げ句の4失点で5回もたずにKO。今日に限って久米や小椋ではなく、先にマウンドに上がったがホールトンも連日の背信投球で2日で2敗を喫してしまった。勝った中日は一発なしで5点と久々にまともに得点を重ねたが、それでも1併殺12残塁と手放しでは喜んでいられない。とりあえず、決勝点へ口火を切ったのが、立浪の一打だった事は喜ばしい限りである。

◆T5−1L◆
両リーグ首位同士の対決となったこの一戦。昨年のセ・リーグ新人王・上園がようやく今季初登板。初回二死から連打と四球で満塁のピンチを迎えるも、中村をキャッチャーフライに仕留めて切り抜けると、続く2回には三者三振に斬って取り、立ち直りを見せる。西武先発・オツも初回一死一、二塁,3回一死一、二塁のピンチを凌ぎきる粘りの投球を展開し、0−0の儘、試合は中盤へ突入。迎えた6回、西武は先頭の中島が二塁打で出ると、一死後、G.G.佐藤がタイムリー二塁打を放ち、ついに先制。1点を追う阪神は7回、3番手・小野寺に対して、先頭の鳥谷がセンター前へ弾き返すと、二死二塁となった所で代打・葛城イクローが同点タイムリー。更に、シャア少佐がタイムリーを放って、勝ち越しに成功。畳み掛ける阪神は平野が歩いた後、新井,キュラソ星人が連続タイムリーを浴びせて、この回一挙5点。既に、7回から久保田を投入していた阪神は8回からウィリアムス−藤川と繋ぐJFKリレーで西武の反撃を断ちきった。

巨人投手陣を木っ端微塵に打ち砕いた西武打線だが、阪神の必勝リレーの前に沈黙し、3連勝でストップ。オープン戦で結果を残せず、開幕一軍を果たせなかった上園だが、初登板で6回1失点。若干、制球に不安は残したものの、今後も十分に使えるメドが立ったと言えるだろう。JFKも11日ぶりの揃い踏みでいずれも好投。昨日、ファンの野次に対してぶちキレて怒声を発し、周囲を凍り付かせたシャア少佐は連日の決勝打。周囲の雑音は野球で晴らすしかないと言う事か。

◆S3−10E◆
ヤクルト先発・増渕はいきなり連続四死球でピンチを迎えると、一死後、山崎武,フェルナンデスと連打を浴びて、2点を献上。2点を追うヤクルトは3回、福地の死球,田中のヒットで二死一、二塁とした所で畠山が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に同点。追い付いて貰った増渕だが、直後の4回、先頭のショートに頭部死球を食らわせて危険球退場。この後、楽天は一死一、二塁とチャンスを広げるが、後続を断たれると、続く5回にも二死一、二塁のチャンスに聖沢が空振り三振。しかし、6回、フェルナンデス,横川,嶋の3連打等で2点を勝ち越し。7回には二死満塁から嶋のタイムリー二塁打で2点を追加。楽天は8回にも1点、9回には3点を加えて、ダメ押しの10点目。先発・田中は7回を2点で切り抜け、5月4日以来となる5勝目。

序盤はがっぷり四つだったが、増渕の危険球退場で流れは一気に楽天へ傾いてしまった。一発なしで10点も取られたが、5人の投手で5四球4死球も与えて、自滅した格好だ。着実に打順を落とし、今日はいよいよ8番降格か…と注目されたガイエルは何と5番に昇格…が、3タコ。途中で投手の萩原と入れ替えられてしまい、4打席目は打たせて貰えなかった。あと7打席続けて凡退すると、いよいよ2割を割ってしまう所まで来たが、1割台に落ちるのと、スタメンから落ちるのと、果たして、どちらが先か?

◆C6−5M
何の気紛れか、ブラウン監督はDHが使える訳でもないこの試合で求道者・前田をスタメン起用。理由はどうあれ、この好機を逃したくない広島だったが、先発のルーキー・篠田が3回に5本の単打を集中されて、5失点KO。もしや、勝算の薄い篠田の先発時にスタメン起用する事により、求道者・前田に全責任を負わせようと画策するブラウン監督の陰謀だったのでは?と怒りに打ち震える広島ナインは4回に猛反撃を開始。まずは当の求道者・前田が怒りの4号2ランで反撃の狼煙を上げると、二死後、小窪,倉と連打を浴びせた所で代打・嶋が今季初アーチとなる3ランをぶち込み、一気に振り出しに。しかし、直後の5回、青木勇がサブローにタイムリーを浴びて、あっさり勝ち越し点を献上。この後、逆転を信じて、梅津,シュルツがパーフェクトリリーフを展開すると、迎えた8回、広島は四球のシーボルを小窪が送った所で、代打・緒方が今季初アーチとなる2ランを叩き込み、逆転に成功。最後は守護神・永川が3人でピシャリと締め、1点のリードを守りきった。シュルツは来日初勝利。

同点にした途端、打たれる事を見越して青木勇を投入し、即勝ち越し点を献上したり、逆転した途端、求道者・前田を外して、ナインの動揺を誘ったりと、あの手この手で求道者・前田効果による白星を隠滅しようと陰謀を働きながら、嶋,緒方と代打策が的中してしまうブラウン監督の誤算で広島が逆転勝ち。本当は青木勇でなく岸本投入で被害を拡大させたかったのだろうが、二軍に落としてしまっていてはどうしようもない。あからさまにやるのではなく、采配ミスを装いながら妨害工作を図ると言うバランス調整は意外に難しい様だ。ともあれ、求道者・前田は怒りの一発で逆転勝利に貢献。本当は7回のチャンスに自ら逆転打を放っておきたかった所ではあるが…。

◆YB3−10Bs
横浜先発・ウッドは初回二死一、二塁のピンチを脱出。続く2回にはヒットの後藤を牽制で刺すも、ここから日高,大引と連打を浴びると、二死一、三塁となったところで坂口にタイムリーを浴び、先制点を献上。一方、初回、三者三振と最高の立ち上がりを見せた偽バファローズ先発・中山だが、その裏、先頭の村田に同点被弾。この後、一死満塁のピンチは辛くも凌いだものの、続く3回一死から内川に4号ソロを叩き込まれて、勝ち越し点を献上。横浜は6回にウッドに代打を送り、7回から吉見を投入する継投モードに入るがコレが大誤算。吉見は一死一塁から代打・フェニックス一輝に同点タイムリー二塁打を浴びると、二死後、村松には死球を食らわせ、KO。3番手・加藤もカブレラ,北川にはタイムリーを浴びて、3点を勝ち越されると、更に、4番手・佐藤も後藤に2点タイムリー二塁打を許し、この回、大量6失点。その裏、ガッツな貴公子・仁志のタイムリー二塁打で食い下がったのも束の間、8回に5番手・横山が3失点と打ち込まれ、試合を決定付けられた。横浜はこれで6連敗となり、早くも自力優勝が消滅

横浜の継投ミスに付け込む打線爆発で大石新政権となった偽バファローズがようやく初勝利。日高が5打数5安打の狂い咲きを見せれば、フェニックス一輝は7回からの途中出場ながら、何と猛打賞の活躍を見せた。横浜はウッドがようやく来日初勝利か…と思いきや、リリーフ陣が悉く大炎上でウッドの初勝利を無惨に大粉砕。これでウッドは6試合連続勝敗つかず。いずれも5回以上投げている辺り、打線とリリーフ陣との噛み合わせの悪さを感じさせずにはいられない。

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November 11, 2007

◆SK5−6中日◆
日本一どころか、リーグ制覇すらしていないにも拘わらず、アジアシリーズへ出場しながら、日本史上初の黒星を喫する屈辱に見舞われた中日。辛くも2位で決勝進出を果たしたが、決勝の相手は予選で辛酸を舐めさせられたSKとあって、予断を許さない状況だ。日本史上初のV逸と言う屈辱だけは回避したい中日だが、先発マウンドに上がったのは人斬り抜刀斎ではなく山井。しかし、山井は8回までパーフェクトに抑えた所で公式戦でないからと、どうせ9回から岩瀬に代えられるに違いないとモチベーションが上がらないのか、はたまた来週から「ドカパロSS」で呪いをかけられる事が濃厚となった事でモチベーションが上がらないのか、初回、先頭打者の鄭根宇をいきなり歩かせて、早くもパーフェクトが消滅。趙東和,金宰と連続三振に斬って取るも、続く李昊俊を歩かせ、一、二塁のピンチを迎えると、ここから李晋映,朴栽弘,連続タイムリーを浴びて、2点を献上。一方、一昨年、広島に所属していたSK先発・レイボーンの前に初回三者凡退に倒れると、2回も中村紀,李と倒れて、あっと言う間に二死。ここでこの大会、好調のピンキー井上が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ3号ソロを放り込み、1点差。続く3回には二死から荒木がヒットで出るも、牽制に引っかかって、飛び出してしまう大チョンボで憤死。しかし、5回、一死から谷繁の死球,中村公の幸運なヒットで一、二塁とした所で藤井が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、センターフェンスを直撃するタイムリー二塁打となり、谷繁が同点のホームイン。更に、二、三塁の場面で荒木のボテボテのサードゴロの間に中村公が返って、勝ち越しに成功。続く6回には四球の中村紀を一塁に置いて、李が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ2ランをぶち込んで、5点目。この儘、逃げ切りたい中日だったが、粘るSKはその裏、金宰が一発を放つと、8回には2番手・岡本に対して、ここまで2安打と当たっている李晋映が2ランをぶち込んで、一気に同点。更に、朴栽弘,鄭慶培と連打を浴びせたものの、ここで代わった3番手・鈴木の前に朴勁完が空振り三振に倒れて、二者残塁。5−5で迎えた土壇場9回、中日は先頭の代打・上田が四球を選ぶと、藤井の犠打で二進。続く荒木はピッチャーゴロに倒れるも、ここで井端がセンター前へ弾き返して、勝ち越しに成功。最後は守護神・岩瀬が3人で締めて、辛くも逃げ切り、日本初のV逸と言う不名誉は何とか免れた。MVPは2試合で決勝打を放った井端が受賞。SK…と言うか、韓国は日本を予選で叩きのめしながら、本戦で敗れると言うWBC同様の皮肉な展開で悲願のアジアシリーズ制覇を逃した。

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November 09, 2007

◆統一2−4中日◆
日本一どころか、リーグ制覇すらしていないにも拘わらず、アジアシリーズへ出場しながら、日本史上初の黒星を喫する屈辱に見舞われた中日。決勝進出へ早くも崖っ淵に立たされたが、この日も大苦戦。統一先発・潘威倫に対して、初回はあえなく三者凡退に倒れると、2回には一死から李,ピンキー井上の連打でチャンスを作りながら、この日スタメンに起用された中村公がサードゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。すると、その裏、先発・朝倉が一死二塁から郭岱にタイムリー二塁打を浴び、先制点を献上。更に、この後、森野が連夜のヘッポコエラーをかまして、ピンチを広げたが、朝倉は何とか踏ん張り、後続を断ち切った。1点を追う中日は直後の3回、エラーに付け込み、藤井,荒木が盗塁を決めるなど、機動力で一死二、三塁のチャンスを作ると、井端のセカンドゴロの間に何とか同点。1−1で迎えた5回、死球にエラーとまたも拾い物のチャンスを掴んだ中日は荒木のヒットで満塁とした所で井端がレフトへ犠飛を打ち上げ、ようやく勝ち越し。7回にはまたも荒木の盗塁でチャンスを作ると、井端がセカンドへこの大会チーム初となるタイムリー内野安打を放ち、3点目。毎回の様に走者を出しながら、粘りの投球を見せていた朝倉だったが、その裏、先頭の代打・楊松弦に痛打されて、ついにKO。この後、二死一、二塁となった所で3番手・平井が高国慶にタイムリーを許して、1点差と詰め寄られる。何とか突き放したい中日は土壇場9回、一死満塁からまたも井端が犠飛を打ち上げ、ダメ押し。最後は守護神・岩瀬が3人でピシャリと締めて、辛くも逃げ切りに成功。まともなヒットは打てないながらも、4度のチャンスに確実に一人ずつ返した井端のしぶとさに救われた中日は何とか決勝進出への望みを繋いだ。

◆SK13−0チャイナ◆
アストロ球団との対戦経験を生かし、今年こそアジアシリーズでの白星をあげんと意気込むラフィーバー監督率いるチャイナ。昨夜の対統一戦での善戦に光明は見えたかに思われたが、この日は序盤から投手陣が大炎上。2回に鄭慶培のスクイズで先制されると、3回には3四球1失策と自滅モードで4点を失い、先発・陳俊毅はあえなくKO。5点差がついて意気消沈となったか、4回以降も中継ぎ陣が火だるまに遭い、6回までに大量13失点。打っては初回一死二、三塁と言う絶好の先制チャンスを逃してからは二塁すら踏めず、7回コールドの完封負け。中日や統一と白星で並ぶチャンスはあっても、既に、中日と失点差が14もある為、決勝進出はほぼ絶望的と見ていいだろう。一方、勝ったSKは2連勝で決勝進出へ大きく前進した。

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October 04, 2007

◆D3−2C◆
中日先発の人斬り抜刀斎は4回まで1安打無失点の好投を見せるも、肝心の味方打線が残塁を量産するわ,ゲッツーを食らうわと相も変わらずの拙攻三昧。これだけ現場が不甲斐ない状況で名手・川相がその場にいながら、試合に出られないと言う理不尽な事態に絶望感に打ちひしがれた人斬り抜刀斎は5回、嶋,倉と連打を浴びて、無死一、三塁のピンチを迎えると、一死後、東出のサードゴロの間に先制点を失い、この回限りで失意の降板となった。1点を追う中日は7回、一死から森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに17号ソロを叩き込み、ようやく同点。土壇場9回には一死一、二塁と一打サヨナラのチャンスを掴むも、平田,清水将と倒れて、二者残塁とまたも川相不在の弊害を露呈し、試合は延長に突入。迎えた11回、中日8番手・久本が暴投で勝ち越し点を献上する大チョンボ。10回からマウンドに上がっていた永川だが、その裏、無死一、二塁のピンチを作ってKO。この後、一死満塁となった所で8番手・林が平田を2−0と追い込みながら、すっぽ抜けた球で痛恨の押し出し死球を食らわせてしまい、再び振り出しに。平田はこれがプロ初打点。なおも一死満塁と一打サヨナラの場面だったが、清水将がショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開でまたまたまたまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を大露呈。ラストイニングとなった12回、今季初登板となる偽ハンカチ王子・斉藤に対して、一死からヒットで出た荒木を小田が送って二死二塁。ここで井端はライト線へファールフライを打ち上げてしまうも、スライディングキャッチにいった嶋がこれを落球。命拾いした井端はセンター前へタイムリーを放ち、辛くもサヨナラ勝ちを収めた。尚、この日、両軍合わせて19人の投手が登場。これは従来の16人を3人も上回るプロ野球新記録となった。

◆S3−1YB◆
金村弟の引退試合とあって、何とか花を添えたいヤクルトは初回、一死一、三塁からリグスのタイムリー内野安打で先取点をゲット。2,3回と2人の走者を残してしまう拙攻を展開するも、5回、一死から寿司職人ラミレスが右打者及び外国人では初の200安打となる内野安打で出塁。ここでガイエルがライトスタンドへ33号2ランを放り込み、3点目。先発のルーキー・増渕はヒットを浴びながらも、要所を締める粘りの投球で7回まで無失点に抑える好投を展開。しかし、8回、先頭の石井タクローを歩かせると、内川にはライト前へ痛打され、KO。ここで代わったシコースキーが代打・鈴木なおのりをピッチャーゴロゲッツーに仕留めると、続く藤田もピッチャーゴロに打ち取って、ピンチ脱出。その裏、一死から宮本の代打としてようやく金村弟が登場。楽々キャッチ出来るサードへのファールフライをあえて見送ると言う村田の粋な計らいにも助けられながら、執拗にファールで粘り続けた金村弟はついに15球目をセンター前へ弾き返し、有終の美を飾った。土壇場9回、ヤクルト3番手・高津は相川,金城と連続三振。完封リレーまであと一歩と言う所で村田がリーグトップタイとなる35号ソロを叩き込み、ようやく一矢を報いたが、最後はメカゴジラが凡退し、増渕は5度目の先発で悲願のプロ初白星を手にした。

◆E0−3M◆
4月13日以来白星のない悪の温床・楽天先発・林に対して、ロッテは初回、いきなりTSUYSHIが二塁打を浴びせると、早川が歩いた所で、フクーラがライト前へ先制タイムリー。更に、ワトソン博士がゲッツーに倒れる間に早川が生還し、2点目を追加。4回には竹原の犠飛で3点目をあげ、林はまたも勝てずに降板。一方、ロッテ先発・清水は4回無死一、二塁,5回二死一、三塁のピンチを凌ぎ切ると、6回以降は1本のヒットも許さず、今季初完封で6勝目をマークした。

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September 24, 2007

◆G5−7D◆
最後の首位攻防3連戦第1ラウンドは激しい点の取り合いに。まず中日が初回、一死満塁から森野のタイムリーで2点を先制。一方、巨人は2回、レフトフライと思われた李の当たりが、アンツーカーに足を取られたピンキー井上が転倒した事により、幸運な三塁打となった後、阿部のセカンドゴロの間に1点差。2,3回と3人ずつで抑え、立ち直りかけた巨人先発・木佐貫だが、4回、二死一、二塁の場面で山井のピッチャーゴロを弾いてしまう痛恨のエラー。満塁となった所で井端にタイムリーを浴び、2点を献上。その裏、巨人は李が28号2ランを叩き込み、またも1点差。直後の5回、一死からT.ウッズに痛打された所で木佐貫はKO。ここで一軍に昇格したばかりのルーキー・金刃を投入するも、二死後、李を歩かせると、英智にタイムリーを許して、KOそれでも食い下がる巨人はその裏、二死一、三塁のチャンスを掴むと、松田記者が山井の失投を逃さずにライト前へ弾き返して、三たび1点差と詰め寄った。突き放したい中日は7回、巨人4番手・西村に対して、二死一塁から上田が右中間を深々と破るタイムリー三塁打。続く井端のセカンド左へのゴロを脇谷がダイビングキャッチ。しかし、井端は執念のヘッドスライディングで内野安打を勝ち取り、この間に上田が返って7点目。土壇場9回、中日は守護神・岩瀬を投入する必勝体勢。これに対して、巨人は先頭の李のどん詰まりのフライがレフト前にポトリと落ちるも、ここで恐怖のゲッツー量産マシン・ニックンがセカンドゴロゲッツーに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。皮肉な事に、続く阿部が一発を放ち、ニックンのインケツぶりの罪深さを痛感させた末、矢野が倒れて、万事休す。巨人と入れ替わりで首位に返り咲いた中日にマジック7が点灯した。

◆YB5−4T◆
シャア少佐が腰椎突起の骨折していた事が判明する衝撃に見舞われた阪神は横浜先発・秦の前に3回までパーフェクトに抑え込まれていたが、4回、二人の走者を置いて、3番に入った桜井が8号3ランを叩き込み、一気に3点を先制。しかし、その裏、先発・能見が一死一、二塁から代打・マイケルに走者一掃のタイムリー三塁打を浴びて、KO。続く野中のセカンドゴロの間にマイケルの生還を許して、あっさり同点。追いつかれた阪神は6回、二死から2本のヒットで四球で満塁とすると、代打・悠久の若虎・桧山が押し出し四球を選んで勝ち越しに成功。6回からは久保田−ウィリアムスと繋いで、8回から早くも藤川を投入。しかし、藤川は二死走者なしから、内川を歩かせると、村田には内野安打を許して、一、二塁のピンチ。ここでメカゴジラに走者一掃のタイムリー二塁打を浴びて、形勢逆転。最後はクルーンの前に3人で締められ、悪夢の5連敗となった。

◆C7−2S◆
佐々岡が「もう1回優勝したかった」と無念の引退会見を行ったこの日の試合は降雨中止と思われたが、セ・リーグ最長記録となる89分遅れでの開始となった。佐々岡の無念を受け止めた広島打線は初回に大爆発。ルパン広瀬,東出の連続二塁打でいきなり1点を先制すると、一死後、新井もタイムリー二塁打。更に、二死後、梵,嶋と連続アーチが飛び出して、大量5点のビッグイニングを形成。続く2回にも内野ゴロの間に1点を加えて、6点目。先発・長谷川は序盤は再三ピンチを背負ったが、徐々に立ち直り、7回を投げ、田中浩の犠飛による1点で切り抜ける好投を展開。広島は8回に栗原の一発でダメを押した。ヤクルトの連勝は3でストップ。両軍の差は1ゲームとなった。

◆F4−4H◆
日本ハムとの最後の直接対決となるこの試合、何とか買っておきたいソフトバンクは3回、アダムの一発で1点を先制。しかし、4回、先発・新垣が捕まり、高橋,稲田のタイムリーで2点を失い、形勢逆転。新垣は10個の三振を奪う力投だったが、何故か、5回限りで降板となった。1点を追うソフトバンクは6回、内野安打2本で一死一、三塁とすると、小久保のタイムリー二塁打で同点とし、日本ハム先発・武田勝をKO。更に、代わった金森から井手が2点タイムリーを浴びせて、勝ち越しに成功。何とか逃げ切りたいソフトバンクだったが、7回、内野ゴロの間に1点を返されると、8回に満塁のチャンスを逃した裏の攻撃で小谷野にタイムリー二塁打を浴びて、試合は振り出しに。試合はその儘、延長に突入したが、ソフトバンクは勝ち越しのチャンスをモノに出来ず、12回も無得点に終わって、この試合の勝ちが消滅。その裏、何と4イニング目の投球となる馬原に対して、日本ハムは二死一塁から代打・田中幸がレフトフェンスを直撃。代走・紺田は一気にサヨナラのホームを狙ったが、柴原−川崎と繋ぐ中継プレーの前に惜しくも憤死となり、12回規定により引き分け。日本ハムのマジックは1つ減って6となった。

◆M4−10Bs◆
初回,2回と立て続けにゲッツーでチャンスを潰し、その裏、今江の2ラン等で3点を先制される嫌な立ち上がりの偽バファローズだったが、3回から猛反撃。一死満塁からラロッカのタイムリー等で2点を返すと、続く4回には後藤の9号ソロで同点。5回にはアレンの2点タイムリー二塁打,後藤の2打席連続となる10号2ランで一気に4点を勝ち越しに成功。更に、6回にもアレン,牧田のタイムリーで3点を奪い、終わってみれば、計20安打10得点の猛攻で圧勝に終わった。

◆E4−2L◆
4位浮上に燃える悪の温床・楽天は2桁勝利を狙う西武先発・オツに対して、2回、フェルナンデス,礒部の連打でチャンスを作り、鉄平のファーストゴロの間に1点を先制。4回には礒部が5号ソロを叩き込み、1点を追加。オツは5回2失点で降板となり、2桁勝利はお預けとなった。2番手・小野寺に対しても、悪の温床・楽天は礒部のタイムリー,7回には草野のタイムリー二塁打で着々と加点。先発・岩隈は毎回の様に走者を背負いながらも、8回まで無失点と粘りの投球を展開。9回も簡単に二死を取り、完封まであと一人と迫ったが、ここでベンちゃんに16号ソロを被弾。更に、リーファー,中島,代打・江藤と3連打で2点差に詰め寄られ、無念のKO。しかし、最後は守護神・小山が大崎を打ち取って、事なきを得た。岩隈は完封どころか完投まで逃したものの、5勝目をマーク。悪の温床・楽天は西武に1差にまで迫った。尚、この日、関川が今季限りでの現役引退を表明した。

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July 21, 2007

 雨の中、強行開催された第2戦。宮城での開催と言う事で全パのスタメンは田中が先発となったのを筆頭に、悪の温床・楽天のメンバーがズラリと6人も顔を並べた。その中で、組織票疑惑など無関係な文句なしの最多得票を稼いだ山崎武が初回、全セ先発の春風亭半ケツ(巨人)に対して、左中間スタンドへ先制2ランを叩き込む。初回は無難に3人で抑えた田中だが、2回に悪夢が待っていた。T.ウッズ(中日),栗原(広島)と連打を浴びて、二、三塁のピンチを迎えると、ここで阿部(巨人)にライトスタンドへの3ランを叩き込まれて、あっと言う間に形勢逆転。更に、この後、全セは松田記者(巨人),森野(中日),井端(中日)も続いて、6連打。一死後、ガッツな貴公子・仁志(横浜)がレフト線へ走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、田中は大量6点を失う無惨な結果に終わってしまった。続く3回には全パ2番手・杉内(ソフトバンク)に対して、二死一、二塁から井端が2打席連続のタイムリー。青木(ヤクルト)もセンター前へタイムリーを浴びせて、8点目。全セ2番手・中田(中日)はその裏は3人で抑えたものの、続く4回、山崎武にライトオーバーの二塁打を浴びると、カブレラ(西武)にタイムリーを許し、3点目を献上。全パ3番手・成瀬(ロッテ)は4,5回と三者凡退に抑えるシーズンさながらの好投を展開。その裏、全セのマウンドには金村(日本ハム)の師匠・伊集院光が「合体変形ロボみたいな名前で凄ぇかっこいいから」と言う理由で一押しの新助っ人・グライシンガーが登場。2安打を浴びたグライシンガーだが、確変中の山崎武をゲッツーに仕留めてピンチ脱出。しかし、続く6回、またも巨人の投手が打ち込まれる事に…。4番手の内海は一死から代打・松中(ソフトバンク),礒部(悪の温床・楽天)に連打を浴びると、高須(悪の温床・楽天)には犠飛を打ち上げられ、更に、里崎(ロッテ),劇団ひちょり(日本ハム)にも連打を許して、この回2失点。6回からマウンドに上がっていた全パ4番手・加藤大に対して、全セは7回、先頭の新井(広島)がライトスタンドへソロアーチ。続いて、求道者・前田(広島)が代打として登場。2試合連続の豪打が大いに期待されたが、残念ながら、結果はファーストへのファールフライに終わった。いきなり2点を失った内海だが、続く7回は無失点で凌ぎ、何とか意地を見せる。そして、8回、寿司職人ラミレス(ヤクルト)が2試合連続となる2ランを放ち、全セの11点目を叩き出した所で雨が強くなり、試合中断。結局、雨は弱まる事なく、この儘、降雨コールドが成立してしまい、福盛(悪の温床・楽天)は組織票の甲斐なく登板機会を奪われる憂き目に遭わされた。何故か薮田(ロッテ)は連投強いられてるってのに…。これで全セは6連勝。優秀選手は猛打賞の松田記者,タイムリー2本の井端,先制2ランを含む2安打の山崎武,タイムリーを含む2安打の劇団ひちょりが受賞。そして、MVPは逆転3ランの阿部が選ばれた

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May 15, 2007

カリメロ◆YB0−5G◆
開幕以来、投げる度に若造に火だるまにされるオヤジ狩り状態で二軍落ち後、9年ぶりのリリーフを経て、先発に戻ってきたカリメロ。復活をアピールするかの様に古巣相手に3回まで無失点の好投を見せていたが、4回、一死二、三塁のピンチからキムタクの犠飛でついに先制点を献上すると、5回にも1失点。そして、6回には阿部に被弾した後、キムタク,矢野,マッスル千代の富士と3本の二塁打を浴びてKO。一方、今季2度目の先発となる福田に対して、横浜は1,2回とゲッツーでチャンスを潰し、3回には二死二、三塁,5回には二死一、三塁のチャンスを掴みながら、あと1本が出ない。更に、この後、6,7回もゲッツーを食らう有様で引き寄せる事が出来ず、完封負けで首位奪回ならず。巨人先発・福田は7回で11人の走者を出しながら、無失点で凌ぎきる粘りの投球で2勝目をマークした。

◆D4−0S
13日の試合で左膝を痛めた井端だが、自分が外れたからと言って、落合監督が名手・川相を現役に復帰させて穴埋めさせる絶好の手だてを実行する気など皆無である事を察知し、痛みを堪えながらの強行出場を決意。ヤクルト先発・館山の前に3回までノーヒットに抑え込まれていた中日だが、決死の覚悟で出場している井端の執念のヒットを皮切りに、二死一、二塁のチャンスを作ると、森野のタイムリーでついに1点を先制。7回には代打・立浪にタイムリーが飛び出し、2点目をゲットすると、続く8回にはT.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに17号2ランをぶち込み、ダメ押し。投げては先発・朝倉がヤクルトの拙攻に助けられながら、7回を無失点に抑えると、8回からは岡本−鈴木と繋いで、完封リレーを達成。館山は7回で14三振を奪う力投を見せたが、打線の援護に恵まれず、今季初黒星。ヤクルトはこれで5連敗となった。

◆C7−2T◆
調子を取り戻してきた阪神だが、この日は劣勢。先発・下柳が初回、自らのエラーで先制点を献上した後、求道者・前田に6号3ランを叩き込まれて、いきなりの4失点。3回までに早くも1併殺5残塁と拙攻三昧の阪神は4回に大竹の暴投でタナボタの1点を貰ったものの、5,6回と二人の走者を出しながら無得点と残塁量産モードは止まらない。一方、2回以降、すっかり沈黙しきっていた広島は6回、バッテリーエラーと緒方の犠飛で貴重な2点を追加。直後の7回、阪神はキュラソ星人に10号ソロが飛び出したが、反撃はここまで。広島は8回にも緒方のタイムリー二塁打でダメ押し、試合を決定付けた。1失点ながら5回降板となった大竹だが、打線とリリーフの援護を受けて、4勝目を飾った。阪神の連勝は4でストップ。

◆H5−1Bs◆
セラフィニが右手小指骨折で戦線離脱した事により、外国人枠が空き、48日ぶりの出場となったアレンが2回に先制タイムリーを放ったが、その裏、3連打等であっさり追いつかれ、なおも二死一、三塁のピンチに的山の捕逸で勝ち越しを許したばかりか、この際、本塁ベースカバーに入った先発・吉井が三塁走者・小久保と交錯。左手親指の捻挫で降板を余儀なくされるアクシデントに見舞われてしまう。2番手・ユウキは緊急登板ながら、粘りの投球を見せていたが、5回、小久保に13号3ランを叩き込まれて、KO。ソフトバンク先発・杉内は8安打を浴びながらも、無四球とテンポのいい投球で偽バファローズ打線を翻弄し、1失点完投でハーラートップタイの6勝目をマーク。敗れた偽バファローズは5連敗。

◆F2−3E◆
悪の温床・楽天は初回、田中賢,グリンと立て続けのエラーに乗じて、一死一、三塁のチャンスを作ると、山崎武の打席でダブルスチールが決まって、ノーヒットで1点を先制。4回の二死満塁のチャンスは逃したものの、続く5回に好調・高須のタイムリーで2点目を追加。先発の田中は制球に苦しみながら、要所を締め、6回まで無失点の粘投を見せていたが、7回、スタメンで起用された田中幸に2000安打まであと2本と迫る4号ソロを放り込まれると、二死後、田中賢に二塁打を浴びた所で無念の降板。代わったナベコーが稲葉を打ち取り、このピンチを脱出するも、続く8回、代打・小谷野の犠飛で試合は振り出しに戻り、田中の3勝目は消滅。試合はその儘、延長に突入した。ラストイニングの12回、悪の温床・楽天は四球とエラーで無死一、三塁とすると、ウィットがセンターへ犠飛を打ち上げ、ノーヒットで勝ち越しに成功。その裏、日本ハムは一死二塁とチャンスを掴んだものの、後続を断たれて、万事休す。これで悪の温床・楽天は球団新の5連勝

◆M2−1L◆
ハーラーダービートップを走る西武先発・涌井に対して、ロッテは初回、一死三塁からフクーラが前進守備のショートの横を破るタイムリーを放ち、先制。更に、サブロー,里崎と連打を浴びせ、2点目を追加。直後の2回、G.G.佐藤に11号ソロを浴びたロッテ先発・成瀬だが、以降は走者を出しても、後続をきっちり抑える落ち着いた投球で追加点を許さない。8回二死から中島に痛打された所で降板となったが、藤田がカブレラを打ち取ると、最後は小林雅が無難に締めて、1点差は守りきって、4連勝。成瀬もこれで開幕4連勝となった。涌井は2失点完投ながら、打線に見殺され、2敗目。西武は4戦連続1点差負け

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