ジェイジェイ

July 09, 2008 23:32

◆T−G◆
降雨中止。

◆C3−2D
中日は2回、T.ウッズの四球,ベンちゃんのヒットで無死一、二塁のチャンス。ここで中村紀がショートゴロゲッツーに倒れ、チャンスは潰えたかに思われたが、続く小池がタイムリーを放って、1点を先制。更に、谷繁が四球を選んでチャンスを広げたが、佐藤充は三振に倒れて1点止まり。4回には無死満塁のチャンスに小池がサードゴロゲッツーに倒れるが、この間に三塁走者が返って2点目。毎回ヒットを浴びせながら、あと一本が出ずにいた広島はその裏、栗原の10号ソロでようやく1点を返すが、その後、二死一、二塁のチャンスは生かせない。しかし、8回、二死三塁の場面で嶋のセカンドゴロを荒木が痛恨のタイムリーエラーを犯し、ついに同点。更に、土壇場9回、広島はヒットの東出を赤松が送った所で代走から守備に入っていた天谷がセンター前へ弾き返し、東出がサヨナラのホームを踏んだ。

広島がついに借金を完済してしまった。してしまった…と言いたくなるのは、当然、求道者・前田がフル欠場に終わったからであるのは言うまでもない。一時的に5割に到達したからと言って、ブラウン監督の首が繋がった訳ではないが、少なくとも今後は広島の勝利よりも敗北を願わざるを得ない試合の方が増えてしまう状況になったのは確かだ。辛気くさい話はともかくとして、この日最も光ったのは天谷…ではなく、5回から登板し、3回を5三振奪ってのパーフェクトピッチングを見せた2番手・岸本だろう。一方、敗れた中日は4連敗。アライバコンビが久々に1,2番で復活したが、1,2番どころか1〜4番までがノーヒットに抑え込まれるなど、散発3安打しか打てず、その数少ないチャンスを悉くゲッツーで潰した上、エラーで追い着かれた挙げ句のサヨナラ負けと、いい所なしの大惨敗。試合のなかった阪神との差は13とまたまた拡大してしまった。この絶体絶命の状況を打破する為にも、いい加減、名手・川相の現役復帰を視野に入れるべきだろう。

◆S7−9YB◆
またまた地獄の連敗ロードを驀進中の横浜だが、この日は初回から大爆発。金城の先頭打者アーチに始まり、二死後、村田が20号ソロ。なおも連続四球の後、二軍から再昇格のジェイジェイがようやく来日初安打となるタイムリーを浴びせると、相川が敬遠された後、投手の真田までが2点タイムリーを放ち、大量5点を先制。しかし、自らのバットでリードを拡大させながら、真田はその裏、畠山のタイムリー二塁打,田中の2号3ランで4点を失い、あっと言う間に1点差。横浜は3回にビクビーの6号ソロで突き放すも、その裏、田中の犠飛,ウィルソンのタイムリー内野安打で2点を返され、ついに同点。追い着かれた横浜は6回、ジェイジェイに来日初アーチが飛び出して、再び勝ち越し。続く7回にはビクビーのタイムリー二塁打と畠山のエラーで2点を追加。ヤクルトは8回に福地のタイムリーで2点差と詰め寄ったが、反撃もここまで。9回から登板の守護神・はーちゅんはピシャリと3人で締め括り、連敗をストップさせた。

初回に5点取りながら、追い着かれた時は呪いの影響を感じずにはいられなかったが、ビグビー,ジェイジェイと水島鎖国政策により呪いの力が強く及ばない異国の血を持つ男達の活躍で再び突き放し、連敗脱出。前回、悪夢の逆転劇を演出したはーちゅんも無難に抑えた。それにしても、この展開で白星をゲット出来ないとは真田も不甲斐ないのぅ…。

◆L2−7H◆
西武先発・涌井に対して、ソフトバンクは初回、いきなり本多,川崎,松田の3連打で先制すると、一死後、レストピッチもタイムリーを放って、この回、2点。2回に礒?のタイムリー二塁打で1点を返されるも、3回にまたもレストピッチのタイムリーで3点目。西武は4回に細川のタイムリーで応戦するが、ソフトバンクは5回、松田の9号ソロで再び突き放すと、7回には松中に15号ソロが飛び出して、5点目を追加。松中は9回にも2打席連続のダメ押し16号ランを放り込み、試合を決定付けた。

ズルズルとV争いから転落するかに見えたソフトバンクが7連敗後、3連勝。14安打と打線が爆発したが、特に、クリーンアップトリオが3発8安打で全打点を稼ぐ大当たりだった。レストピッチは一軍復帰後、10打数5安打4打点と結果を出しているが、果たして、この活躍はたまたまなのか本物なのか? 投げてはガトームソンが粘り強い投球で試合を作った。

◆M7−5
両軍共に毎回走者を出しながら、攻めあぐね、ゼロ行進を続けていたが、均衡が破れたのは4回。ロッテは二死走者なしから連続四球を選ぶと、ベニー松山が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を先制。一方、日本ハムも6回に二死走者なしから連続四球の後、今成,金子誠の連続タイムリーで3点を奪い、一気に逆転。しかし、その裏、ロッテは大松の15号ソロですかさず同点。更に、一死一、二塁から今江がセンター前ヒットを浴びせると、これを劇団ひちょりが弾く間に勝ち越し、グリンをKO。代わった宮西から早川がスクイズを決めると、続く西岡は9号2ランを叩き込み、この回、一挙5点。直後の7回、日本ハムは田中のタイムリーで1点を返した後、ボッツに来日初安打となるタイムリーが飛び出し、2点差としたが、8,9回と3人ずつで打ち取られ、3連敗となった。

不吉な名前を持つ男・ボッツがついに初安打。タイムリーにもなったが、勝利には結びつかず、2ヶ月ぶりの3連敗。いかんせん名前が不吉過ぎる。登録名は「ジェイソン」にすれば良かったのに…。まぁ、これはこれで別の意味で不吉だが、ことパ・リーグの選手としては、やはりボッツの方が不吉だろう。ロッテ先発・大嶺は走者を出しながらも5回を無失点。今度こそプロ初勝利か…と思われたが、6回に四球で自滅してしまった。せめて、バレンタインにもう少し堪え性があれば、良かったのだが…。

◆E2−2Bs◆
0−0で迎えた4回、偽バファローズ先発・中山は突如、制球を乱し、3四球で二死満塁のピンチを作った挙げ句、更に、連続四球を与えて押し出しで2点を失った所で無念のKO。なおも満塁の場面だったが、代わった本郷が井野を三振に斬って取り、ピンチ脱出。2点を追う偽バファローズは6回、カブレラのタイムリーで1点差とすると、続く7回には二死一、二塁からフェニックス一輝がタイムリーを放って、ついに同点。楽天は9回に一死満塁とサヨナラのチャンスを掴むが後続を断たれて、試合は延長に突入。偽バファローズも11回に二死満塁,12回に一死一、二塁と絶好のチャンスを悉く逃し、結局、試合は2−2の儘、引き分けに終わった。

前回、プロ初勝利を飾った片山がこの日も7回を2失点と白星こそつかなかったものの、まずまずの投球を見せた。一方、偽バファローズ先発・中山は4回もたずにKOとなかったが、以降5人のリリーフ陣がよく踏ん張った。両軍共に投手陣は粘りを見せたが、逆に言えば、両軍共に攻撃陣の詰めが甘かったと言う事だ。偽バファローズは3併殺14残塁,楽天も3併殺10残塁の大拙攻だった。

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