桑田真澄
April 06, 2006 22:49
今日は待ちに待った桑田の先発。唯一、巨人を心から応援出来る日である。残業でやや遅くなったのだが、帰ってきてみれば、既に、マウンドに桑田の姿はなかった。ガーン…。初回、一死満塁のピンチを迎えたが、岩村をセカンドゴロゲッツーに打ち取りチェンジ…と思いきや、よりにもよって小坂が二塁へ悪送球。慣れ親しんだショートとは完全に逆の動きになるプレーである。だから、小坂をセカンドに回すなんてナンセンスな真似をしとらんで、ガッツな貴公子・仁志,小坂のゴールデン二遊間を組ませろと再三再四言うとるんだ! 0点で済んだ所を無駄に3点も失ってしまっただけに、このエラーは正に痛恨。3回の岩村の一発は仕方ないとして、4回には今度は李のエラーでまたも足を引っ張られた。すかさずゲッツーで切り抜ける辺りは流石だったが、5回二死から内野安打と四球でピンチを広げて、無念の降板。この後、逆転に成功し、黒星が消えたのは何よりだが、これはまさか、かつて共に先発ローテを組んだ仲である木田画伯の友情パワーによるものか!? 幸か不幸か、春風亭半ケツの長期離脱が決まった事により、まだしばらくはローテに留まれるであろうし、オープン戦の好投を思い出して、次こそは白星を掴んで欲しいものである。打線も桑田が引っ込んでからじゃなく、引っ込む前にもう少し打ってくれよな!
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March 26, 2006 17:50
順調に仕上げてきたにも拘わらず、よりにもよって、藤田元司氏の追悼試合に体調不良で欠場すると言う大失態をやらかしてしまった桑田。しかも、死力を尽くして食い込まなくてはならない先発ローテ入りの可能性をも下げてしまい、文字通り自らの首を絞める事になってしまった。当初からローテ入り確定と言われていた上原,パウエルに続き、オープン戦で結果を残して台頭してきたのが新助っ人・グローバー,春風亭半ケツ。ベテラン・カリメロも徐々に調子を上げて存在感を見せつけてきた。しかし、FAで入った野口がピリッとせず、オープン戦序盤は素晴らしい投球を見せ、ローテ入り確定かと思われた野間口の調子が落ち気味。「300勝くらいの金村さん事件」で若大将にいびられ、計り知れない精神的ショックを受けた内海が最後のアピールに成功するなど、最後の一角を巡る争いは混沌としている状態だ。野間口など藤田氏の追悼試合に桑田の所為で緊急登板させられてからおかしくなってしまった感があり、気の毒な話だが、そんな野間口の事を気にしている余裕などあろう筈もない桑田はオープン戦最終戦となるこの日のラストチャンスに懸けるしかなかった。先発マウンドに登らせて貰えないのは、あんな失態をやらかした以上、文句も言えず、上原,パウエルのローテ入り確定組の後を受けて、6回から3番手として登板した桑田は3回を投げ、1安打無失点の好投を展開した。これでオープン戦通算11回(紅白戦を含めれば13回)で1失点と文句のつけようのない数字を残し、ローテ入りへ望みを繋いだ格好となった。あとは若大将の裁量を待つばかり。尾花コーチは「当然、入るでしょう」と言ってくれてるが、果たして、本当に6番目の先発の椅子は桑田に与えられる事になるのか!?
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March 19, 2006 00:56
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March 10, 2006 23:11
復活へ意欲を燃やす桑田が先発として、オープン戦2度目のマウンドに上がった。この日はフォークとカープを積極的に使い、持ち味の巧みなコーナーワークを展開。走者を出しても、落ち着いた投球で3回まで無失点。4回にフェルナンデスに一発を浴びたものの、崩れる事なく、5回を2安打3三振の1失点と上々の内容。相手が打線の弱い悪の温床・楽天とあって、楽観的に考えられない部分もあるにはあるが、前回の3回無失点に続いての好投で、200勝への最低条件とも言える先発ローテ入りへ大きく前進したと言っていいだろう。前年の4勝から12勝をあげ、最優秀防御率に輝いた2002年の様な復活劇を大いに期待したいものである。
ところで、3月18日の巨人−ソフトバンク戦を観戦する予定になっている。身銭きって、オープン戦を見に行くのは今世紀初めて。藤田元司氏追悼試合である事に加え、藤田氏の愛弟子・桑田が先発登板へ意欲的だった為、それに大いに期待してチケットを確保しておいた訳だが、どうやら無駄にならずに済みそうな気配で喜ばしい展開。当日は、熱い現地レポートが出来る内容になって欲しいものである。
こぼれ落ちた一球―桑田真澄、明日へのダイビング
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March 05, 2006 22:55
復活を懸ける桑田がオープン戦初戦からマウンドに上がった。右肘手術以来、肘への負担を心配して封印していたシュートを復活の切り札として、紅白戦から解禁。西本聖氏の直接指導により、切れ味を増したシュートはソフトバンク打線をも翻弄。内をえぐるシュートを見せる事で、外へ逃げるカーブも効果的となり、3回を無失点に抑える好投を見せた。昨年もそうだった様に、近年の桑田は2巡目以降が課題である為、3回を抑えただけでは手放しで喜ぶ訳にもいかないが、先発ローテ入りへしっかりアピールを果たしたのも事実。少なくとも、3月18日の藤田元司氏追悼試合での先発登板には大きく近付いた様に思う。今季、最も頑張って欲しい選手は桑田である。最も活躍して欲しい選手は川相だが、川相は頑張って欲しいとか言う以前に茂雄の陰謀や落合監督のオレ流ヘッポコ采配により、理不尽に出場機会を奪われる事が心配の種なのであり、出さえすれば、確実にやる男なので、そういう意味では心配していない。果たして、シュート解禁が桑田にとって、プラスになるのか、マイナスになるのかは断言出来ないが、背水の陣に立たされている今、肘へのリスクなど気にしてはいられないだろう。向上心も闘争心も衰えた様子はなく、200勝への夢も捨てていない桑田だが、その夢を達成する為には、とにもかくにも先発ローテ入りが必須条件。カリメロは打たれたけど、桑田の後の野間口も好投。日本代表戦でも良かったし、この儘、順調に行くと、上原,パウエルに続く第3の先発は確定か? ライバルは多くて大変な状況だが、桑田にはこの熾烈な競争に何とか勝ち残って欲しいものである。
桑田真澄―ピッチャーズバイブル18
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September 19, 2005 20:28
土曜,日曜と先発予想に挙げられながら、立て続けに後回しにして、2日ずらしての先発起用。更に、桑田登板時には執拗に凡退を繰り返す造反五人衆筆頭刺客・ニックンを前日はスタメンから外していたにも拘わらず、この日はよりにもよって2番ショートの聖域に置くと言う乱心采配。悪太郎の桑田に対する嫌がらせ采配はこれだけに留まらなかった。初回から一死二、三塁のピンチを迎えなた桑田だったが、1点もやりたくない状況にも拘わらず、前進守備を敷いて貰えず、寿司職人ラミレスをどん詰まりのサードゴロに打ち取りながら、むざむざ先制点を献上。この後、リグスにまでタイムリーを浴びて、2点を失うが、2回から見事に立ち直りを見せる。走者を出しても、危機感を感じさせない安定した投球でヤクルト打線を翻弄し、今季自己最長となる7回まで追加点を与えない好投を展開。折角、桑田が好投を見せていると言うのに、肝心の味方打線がルーキー・松岡相手に阿部の2ランで2点を返すのが精一杯の体たらく。7回裏に二死一塁の場面で村田が打席に入り、ネクストバッターズサークルには川中。村田が出れば、同点と言えども、交代もやむなしと言う所だったが、村田はセカンドフライに倒れて、この回も勝ち越せず。しかし、桑田が8回のマウンドに上れば、今季初勝利のチャンスは残る事になる。桑田はまだ十分に余力を残しており、当然、続投と思われたが、何と悪太郎はここでシコースキーにスイッチする嫌がらせをかまし、桑田の初勝利のチャンスを剥奪。最早、巨人にとっては消化試合でしかない状況下、若手を差し置いてまで桑田を投入し続ける意味と言えば、桑田に初勝利を与える事に他ならない筈。ならば、この場面で桑田を引っ込める理由など一つとしてないではないか! これで「桑田に勝たせたい」なんて、よく言えるものだな! 結局、シコースキーが勝ち越し点を献上。まったく何をやってるんだか…。この後、マッスル千代の富士に逆転2ランが飛び出したが、最早、桑田が投げているうちにどうして打ってやらないんだ!とか、桑田が8回も投げていれば勝っていただろうに…と言った感情しか湧いて来ない。今季最高の投球を見せたと言うのに、またもや指揮官の訳の分からない采配によって、白星を奪われるとは、さぞや無念だろう。
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September 10, 2005 20:44
毎回崖っぷち登板の桑田だが、この日は川相不在の中日打線を相手にストライク先攻の投球で初回、三者凡退と見事な滑り出しを見せると、その裏、小久保が31号先制2ラン。2点の援護を貰った桑田は2回、桑田登板時に執拗にチャンスブレイクしまくるニックンのヘッポコエラーで足を引っ張られて、1点を献上するも、ピシャリと後続を断ち切る。3回に小久保の2打席連続アーチ等で3点が入り、5−1で5回を迎えると言う前回の広島戦と同じ展開に。前回は、ここで打ち込まれ、3点を失ったが、この日の桑田は制球,キレ共にまだ衰えておらず、一死一塁からピンキー井上をファーストゴロゲッツーに打ち取り、余裕で5回をクリア…と思いきや、阿部がまさかの大トンネルを犯して、一転して、一、三塁の大ピンチ。しかし、続く荒木をファーストゴロに打ち取ると、井端もセカンドゴロに打ち取り、ピンチ脱出…と思いきや、体勢を崩したガッツな貴公子・仁志の送球が左へ逸れた事でタイムリー内野安打に。更に、立浪にもタイムリーを浴びて、2点差。なおも一、二塁の場面だったが、渾身の投球でT.ウッズを空振り三振に斬って取り、ピンチ脱出。今季最長となる6イニング目のマウンドに上った桑田は福留,オチョアと簡単に打ち取って、二死と順調に来ていたが、ここでこの日2安打と桑田に妙にタイミングが合っている森野に右中間スタンドへ放り込まれて、1点差。続く谷繁に四球を与えた所で、悪太郎はついに桑田に降板指令。またも1点リードで不安極まりないリリーフ陣に後を託さざるをえない展開となってしまった。ここで代わったシコースキーは前回、桑田の白星を粉砕しているだけに断じて打たれる訳にはいかないとばかりに代打・堂上を三球三振に斬ってとる気迫の投球を展開。しかし、その裏、悪太郎は二死走者なしと言う場面でそのシコースキーに代打・三浦を送ってしまう謎の采配を敢行。結局、三浦は凡退し、7回にシコースキーに代わる3番手・久保が同点タイムリーを浴びて、桑田の今季初勝利はまたもや消滅。まったくもって、代打・三浦の意味が分からない。元々は桑田が6回を投げきり、その裏に三浦投入で桑田はお役御免となり、7回からシコースキー投入…と言うシナリオだったのだろうが、シコースキーの登板が早まった以上、その後のシナリオもアレンジされて然るべきではないか。しかも、二死走者なしで一発のある江藤ならまだしも三浦を出してどうしようと言うのか? 今日のシコースキーは気持ちが乗っている様に見えたし、たった一人抑えただけで引っ込めてしまうのは何とも勿体なかった。もっと言えば、プロ初打席の堂上相手なら、せめて、あと一人桑田を引っ張っても良かったのではないか。この日の桑田は川相不在の内野陣に足を引っ張られまくり、4失点とは言え、自責点は僅かに1。谷繁を歩かせるまで無四球だった事を考えても、まだ余力はあった様に思う。間違いなく、この日の桑田は勝てる投球だった。指揮官の采配ミスと内野陣に足を引っ張られての白星消滅とは何とも歯痒い結果だ。思えば、前回も鈴木のタイムリーエラーが桑田の白星を粉砕。もっと気を引き締めて守って欲しいものだ。次回の登板が果たして、今季のラスト登板となるのかは分からないが、何としても勝利を掴み取ってくれる様、祈るばかりだ。
桑田真澄―ピッチャーズバイブル18
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September 03, 2005 16:46
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August 28, 2005 10:16
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August 23, 2005 23:23
August 20, 2005 23:07
August 14, 2005 23:05
前回の登板では敗れたとは言え、粘り強い投球で次回の好投を予感させた桑田。しかし、この日はその期待を無惨に裏切る大乱調。いきなり連打と四球で無死満塁とされると、よりにもよって押し出し四球で先制点を献上。更に、連打で3点を失うと、矢野に頭部死球を食らわせて、危険球退場を余儀なくされた。結局、この回の5失点が大きく響いて、桑田は開幕5連敗。5連敗は2年目の1987年以来、実に18年ぶりで、0回1/3KOはプロ20年目にして最短。そして、危険球退場は史上最多の3度目と不名誉な記録を連発してしまう事となった。桑田の危険球と言うと、1995年にヤクルト相手の開幕第2戦で飯田に食らわせたものが真っ先に思い出される。完封目前の9回先頭打者で退場となり、その後、桑田が好投過ぎた事でロクに準備していなかったリリーフ陣が打ち砕かれて、悪夢の逆転負けを喫し、開幕ダッシュに失敗してV逸…と正に、あの年の巨人の命運を決めた試合だった。あの試合は同情の余地がたっぷりあったが、今回は危険球がなかろうと序盤KOは免れない内容だっただけに、同情する余地が全くなく、流石に、庇い様のない投球だった。投げる度に引退の危機と騒がれ続けてきた桑田だが、今回の大炎上でまたまた同様の報道がスポーツ各紙を賑わせている様だ。一体、何度桑田を引退危機に追い込めば、気が済むのだろうか…と読む度にやるせない気持ちにさせられる…(T_T)。それにしても、投手生命は風前の灯火でも、(打者転向をする事により)選手生命にはまだまだ余力がある…と言うウチの説は微塵も挙がって来ないなぁ…。こうは言っても、まだ投手・桑田の復活を願ってやまないのだが…。
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August 08, 2005 22:59
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August 07, 2005 22:57
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July 17, 2005 23:21
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April 18, 2005 20:33
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April 07, 2005 22:51
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March 25, 2005 23:46
March 13, 2005 17:17
March 07, 2005 06:34
March 06, 2005 18:45
プロ入り当初からの目標・200勝を目指し、完全復活を懸ける桑田がいよいよオープン戦初先発! キャンプでの仕上がりは万全と悪太郎・堀内監督が大絶賛していた桑田。散々、桑田をハブにしまくっていた悪太郎の言動だけにアテにならないものの、それでも期待を掛けずにはいられない。球速・キレ共に、イマイチな印象は拭えなかったが、それでも走者を出しては、クイック投法での盗塁阻止や、併殺で切り抜ける巧みな投球術は貫禄抜群。2回の一死一、三塁のピンチも鮮やかに併殺で切り抜けた…と思いきや、小久保のヘッポコ悪送球で無念の失点。やはり、名手・川相を失ったダメージは計り知れない。更に、セカンドゴロと思われた柴原の打球をガッツな貴公子・仁志が対応しきれず、痛恨の2点目を献上。終わってみれば、3回2失点と、数字的にはパッとしないが、実質的には自責点0の様なもの。降板後のインタビューでも思った以上に明るい表情を見せていただけに、そう不安視する事もあるまい。今年は一場の外れ自由獲得枠ルーキー・三木,名手・川相を信奉するナイスガイ・真田,昨年解雇された人質・李の尊い犠牲で入団した内海と若手投手陣が先発ローテ入りを目指して、奮闘中。200勝に近づくには、とにもかくにも、1年間ローテを守る事が必須条件なだけに、何とか食い込んできて欲しいものだ。
試練が人を磨く―桑田真澄という生き方