2010 MAJOR

July 12, 2010

 弱肩を突かれて、先制を許した吾郎へ罵声を浴びせるファンに怒り心頭の桃子は怒鳴り返してしまうが、選手の影の努力などファンが知る筈もなく、プロならバットでやり返すしかないと言う事が重々に分かっている英毅は黙って吾郎を見守る以外なかった。そして、迎えた8回、走者を一人置いて吾郎の3度目の打席が回ってくる。薫はいずみに対して、負けず嫌いで口下手の吾郎が復活を確信出来るまで言い出せなかった事や,肩のリハビリと野手転向に向けたトレーニングで苦しんでいる姿を見せたくなかった事など、吾郎の気持ちを代弁する。苦しみながらも頑張っている姿を見せてくれれば、バカにしたりしなかったと納得のいかないいずみだったが、幼い子供達に自分の仕事が辛く苦しいものだと誤解されたくなく、野球が楽しく夢のあるものだと伝えたかった吾郎は追い込まれながらも、ついにゴルボーンの速球を捉える。打球はバックスクリーンを直撃する逆転2ランとなり、いずみは父のカッコよさ、野球の素晴らしさを知り、感激するのだった。そして、時は流れ、3ヶ月後。今もメジャーで活躍中の寿也は打撃好調で首位打者をひた走り、初のタイトルが視界に入ってきていた。あの試合以来、一軍に定着しているらしい吾郎は遠征でしばらく家を空ける事になる為、薫から来週に控えた七夕の短冊を掲げて行く様に促される。吾郎の古巣・三船ドルフィンズに入団したいずみは「おとさんみたいなホームランが打てますように」、大吾は「プロやきうせんしゅになれますように」、そして、吾郎は「夢はメジャーで四番!」。「家族がずっと元気で暮らせますように」と言う薫に支えられながら、茂野家の短冊は野球への夢一色に染め上げられるのだった。

「夢はおとさんと同じ、プロ野球の選手だって、いつも言ってるじゃーん!!」

 16年に渡る長期連載がついにピリオド。当然と言えば当然だが、吾郎死亡と言うバッドエンドの無限ループ的展開にはならず、大筋はほぼ予想通りの既定路線的な展開だったが、最後の最後でいずみが大吾に思いっきり食われちまったのは予想外だったかなぁ…。上記の台詞を吐いた大吾の見開きの大ゴマにより、ここまでのいずみのツンデレぶりが完全に無と化した…。ここに来て、大吾に全て持っていかれてしまっては、いずみの存在意義に疑問符がつきかねないよな…。物心ついたくらいまで成長した子でないと、吾郎の挫折に対して、ああいう反応を描きづらかったのかもしれないけど、やっぱり、女の子である必然性はなかったね。結局、吾郎の魂を受け継ぐのは大吾なのかな…と思わずにはいられない。それにしても、ホント、桃子はいつまで経っても若いねぇ。一時はおばさんパーマにより老けて見えたけど、相変わらず皺とかは全然なかったし、若く見える髪型に戻った今は20代後半でも十分通用するよな。英毅は年相応に老けてるのにさ…。エピローグのシリーズは茂野家の話に終始してしまい、他のキャラはメジャー組が新聞で出てきたくらいだったのはちょっと残念。6年前の段階でしがない営業マンに成り下がってしまっていた小森の現況に最早、未練はないけどさ…。寿也は結局、綾音とくっついたのか(アニメだと綾音は大河とお似合いな訳だが、漫画だと存在忘れられてるしなぁ)、思いがけずに再会した涼子とくっついたのか、未だに妹の美穂とよろしくやっていて、独身の儘なのか…? 若手プロ選抜にすら出てこないなど、すっかり所在不明になってしまった草野がどうなっちまったのか…。キャラがかぶる京四郎が登場してきた所為で完全に存在を抹殺されてしまった感じだよな…。ずっと期待し続けていたが、とうとう再登場しない儘だった真島はあれからどういう野球人生を過ごしたのか…。他にもどうなったのか気になるキャラは色々といる訳で、今後は番外編とかたくさん描いてくれると嬉しいのだが…。連載期間16年と言う大作の「MAJOR」だが、16年前と言えば、まだ野茂が海を渡っていない時期。その段階でこういうテーマを取り上げた先見の明は素直に評価したい。W杯(WBC)についても、リアルよりこちらの方が先だった気がするし…。とは言え、私は三船リトル編が一番好きだったんだよなぁ。対海堂編,W杯編のラスト等もそれなりに盛り上がりはしたものの、やはり、三船リトル編がこの作品のピークだったと言っても過言ではない気がする。これ程の長期連載なのに、こんなに初期にピークが来ていていいのか?とも思うが、「3×3EYES」が5巻でピークだったと感じるのと同じ気分だね。タイトルが「MAJOR」な訳だから、吾郎がメジャーで頂点に立つと言う構想は元からあったとは思うのだが、W杯以降はテンション的には蛇足感が強かったのが残念かな…。これで「クロスゲーム」「最強!都立あおい坂高校野球部」に続いて、「MAJOR」まで終了と、「サンデー」の長期連載野球漫画が一気に全滅してしまった訳だが、たまたま結末のタイミングが近かったと言う偶然的事態なのか、編集部の方針で野球漫画がハブられる方向で進んでいたと言う必然的事態なのかが気になる所。後者でない事を祈るばかりで、また新たな名作野球漫画が「サンデー」誌上に一刻も早く現れる事を願ってやまない。いっその事、いずみなり大吾なりが三船リトルで活躍する新シリーズでも始まらんかね。リトル編の面白さを思うだに、つい、そういう期待を抱いてしまうのだが…。さて、5年2ヶ月に渡り、毎週続けてきた「MAJOR」レビューもこれにて終了かと思うと、達成感と同時に一抹の寂しさを覚えずにはいられない。アクセス解析を見てみると、「MAJOR」系のキーワードがいつも上位に来ているので、「MAJOR」ファンにはそれなりに注目されていたのだろうか…。こちらとしては、あまり自覚がないと言うか、全然反応がないもんだから、いまいちピンと来ないのだけど…。これで来週から暇になるので、「ドカパロ」レビューが復活…な〜んて予定は全くないので、あしからず…。

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July 05, 2010

 何も知らされていない中、突然、現役復帰した父の姿を見せられたいずみ。復帰を目指して、密かにトレーニングしていた事を薫から聞かされるも、失敗したらみっともないから隠していただけなのではないかと、素直に受け入れる事は出来なかった。復帰初打席となった吾郎は試合開始から続いていたゴルボーンの連続三振は食い止めたものの、平凡な内野フライに倒れてしまう。第2打席では初めて出た走者をゲッツーで潰してしまうチャンスブレイク。更に、守っては二塁に走者を置いたピンチでの浅いレフト前ヒットで、肩がぶっ壊れている事を見抜かれて、二塁走者に生還を許してしまうなど、攻守に渡って精彩を欠くプレーにファンからも罵声が飛び交い、いずみは動揺を隠せないのだった。

 やはりと言うか、今シリーズはエピローグだったらしく、来週が最終回との事。となると、吾郎が頭部死球食らって死ぬかどうか…なんて話をやっている余裕はない訳で、流石に死亡フラグは消えたと見て良さそうだ。この期に及んで、吾郎の死亡シーンで連載終了なんて超展開にはならんよな…。かと言って、吾郎が逆転アーチを放って終わりと言うのもベタ過ぎる訳で、捻くれ者の満田氏はまた最後に何かやらかしてくれるかもしれないが…。いずみが女の子である必然性については描かれない様な気がしてきたなぁ…。それにしても、吾郎の方はDHがないセ・リーグであっても、おとさんのいたマリンスターズでやりたいと言う拘りがあったのかもしれないが、球団側はあんな弱肩の吾郎をよくもまぁ、外野で使う気になったよな。内川もどきを外野に回して、ファーストで使った方がいいんじゃないの? 

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June 28, 2010

 ある日、吾郎が見た事もない真剣な表情で素振りをしている姿を見かけたいずみ。これに対し、ダイエットと言ってはぐらかした吾郎は2ヶ月程、沖縄に自分探しの旅に出るとぬかし、春休みにディズニーランドに連れて行くと言う去年からの約束を反故にされたいずみは怒り心頭。入団テストに受かったのだから、本当の事を明かせばいいのに…と言う薫だったが、まだ育成選手として入れて貰ったに過ぎず、34歳にもなる自分が上に上げて貰うには、オープン戦で相当な結果を出さなければならないと言う危機感を抱き、下手に期待させてぬか喜びさせたくないと、その時が来るまで隠し抜く事を決めていた吾郎は、大観衆に声援を浴び、白球に命を懸けるプロの親父の姿を見せたいとキャンプで汗と泥にまみれるのだった。そして、いよいよ始まったペナントレース。薫に連れられ、スタジアムにやって来たいずみだが、吾郎の所為で不機嫌モードが続いており、祖父の英毅が昔、あのマウンドで投げていたと言っても、冷たい態度を取ってしまう。試合は100マイルを連発するサウスポーとして、メジャーから鳴り物入りでやって来たシャイアンズの新助っ人・ゴルボーンの前にマリンスターズが初回から5者連続三振を喫していた。ここで打席に登場したのは、6番レフトでスタメン起用されていた吾郎。予想だにしない父の姿に驚きを隠せないいずみだが…。

 当然の事だが、「ゲキトウ」リスペクトではなく、本田茂治リスペクトだった今シリーズ。しかし、これはワールドシリーズで消えたと思われた吾郎死亡フラグへまっしぐらなのではないか? 来日したのが不思議なくらいのメジャーの大物左腕ゴルボーンが、茂治と対戦した時のギブソンにかぶりまくりではないか。このままいくと、復帰初打席で吾郎がスタンドへ叩き込み、バント戦法で苛々が頂点に達したゴルボーンが吾郎の第2打席で頭部死球を食らわせる事になってしまうぞ…。んでもって、未亡人となった薫が吾郎の親友でプロ野球選手の寿也と結婚→寿也の移籍で佐藤家は引越→3年後に横浜へ戻ってきた後、高校野球は女子解禁となっており、いずみは海堂へ入学…なんて事になったりすまいな…。死亡フラグのスカシネタをやって間もないだけに、ここまでクリソツな展開は流石にミスリードだと思うのだが…。とにもかくにも、かっこいい父親の姿を見せたい相手の本命が大吾ではなく、女の子のいずみである事が、今後の展開にどれだけ重要な意義を持っているのかが気になる所だね。

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June 21, 2010

 吾郎がホーネッツをワールドシリーズ制覇に導いてから6年。眉村は開幕から連勝街道を走り、Jr.は通算350号をマークするなど、ライバル達がメジャーで活躍し続ける中、2年前に肩を壊し、現役引退を余儀なくされた吾郎は日本でぐうたらな日々を過ごしていた。小学生になった長女・いずみは昔は凄かったと言う話を散々聞かされてはいるものの、現在はいつも家でゴロゴロしてばかりで、たまに外へ出るかと思えばパチンコで、ロクに遊びにも連れていってくれないダメ親父の吾郎に対し、友達の父親と比べて劣等感を抱き、不信感,嫌悪感は強まる一方。やがて、その反抗心を口に出してしまう。薫から真実を話す様に促される吾郎だったが、形になるまでは話したくないとし、かつて茂治が見せてくれた様に背中で納得させるべく薫の提言を拒否する。そんなある日、いずみはパチンコに行った筈の吾郎が何やらトレーニングをしているらしき姿を目にするのだった。時は流れて、秋となり、NPBの合同トライアウトに姿を現した吾郎は3打数3安打1本塁打と打棒を爆発させる。投手生命を断たれた吾郎は打者としての再起を目論んでいたのだ。

 今回の話ば本田茂治リスペクトなのか、はたまた「ゲキトウ」のリスペクトなのか? まぁ、普通に考えりゃ、前者だよな。吾郎の引退は想定範囲内だったが、血行障害ではなく右肩痛が原因だったか…。つくづく故障に泣かされる野球人生だな…。それにしても、吾郎ともあろう者が野手転向に2年も懸けるとは…。投手をしながら、類い希なる打撃センスも発揮し続けていただけに、肩がぶっ壊れた段階ですぐにそういう発想に至っても不思議ではなさそうなものだ。右肩を壊した際に、英毅から、左腕転向がうまくいかなければ茂治の様に野手でもいいじゃないか、と言われてるくらいだし…。両肩共に壊れた事でさしもの吾郎も長らく打ちのめされたのだろうか…。さて、このエピソードはエピローグの一端なのか、これから長期に渡って野手転向編が始まるのか気になる所だ。NPBだと、高校時代のライバルとか色々出てきそうなので、それはそれで結構、楽しみではあるのだが、「MAJOR」なのにNPBでいいのか?と思うと、やはり、エピローグなのかなぁと言う気もする。ところで、吾郎は「大吾」が諦めきれなかったのか、3年後に作った長男にちゃっかり「大吾」と命名しているのが、何だが微笑ましかったね。

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June 14, 2010

 万感の想いを込めて投じた吾郎の10球目に対し、Jr.の渾身のスイングは空を切り、ウイニングボールは寿也のミットに飛び込んだ。この瞬間、ホーネッツは悲願のワールドシリーズ制覇を達成。ナインと共に喜びを分かち合う姿を見て、ギブソンは幾多の試練を潜り抜け、父を越えた吾郎に感慨を覚えるのだった。吾郎の姿を見届けた薫は間もなくして出産。翌朝になって、ようやくこの事を知らされた吾郎は病院に駆けつけると、出産前から男の子と聞かされていた為、「大吾」と名付けようとする。しかし、エコー検査で担当医の見誤りがあり、実際に生まれたのは女の子だった。やがて、時は流れ…。

 悲願のワールドシリーズ制覇…だが、イマイチ盛り上がらない。人生最高のファストボールとか言うから、170kmでも出るんじゃあるまいな…と勘繰ったが、球速表示もなし。吾郎の頭部のケガも想いっきりスカシネタに終わったし…。しつこい様だが、寿也のグランドスラムで完全に興が冷めてしまったよなぁ。勝敗とは何ら関係ない最後の宿命の対決も吾郎とJr.の想いが全く噛み合っておらず、決着後も二人の直接の絡みはないどころか、相手に対するモノローグすらなく、まるで刺身のツマにされてしまったかの様なJr.の扱いは残念だ。まぁ、今シリーズ最大の不満は小森がしがない営業マンに成り下がっていた事なのだが…。さて、吾郎の第一子はよもやの女の子。流石に、「大吾」はありえないとして、何で「いずみ」なんだろな…。薫のセンスか? あれから何年経ったのかはまだ不明だが、小学校にあがったばかりっぽい雰囲気なので、6年後か? どうやら薫達は日本に戻ってきている様だが、吾郎は果たして、現役メジャーなのか、日本でプレーしているのか、はたまた引退しているのか…。年齢的にはまだ早いとは言え、血行障害を再発させたりしてるくらいだから、故障による引退の可能性はなくはないが…。今回の後遺症で既に他界しているなんて超展開の可能性も考慮しておこう。それにしても、今度こそ、エピローグになるのだろうか。まさか、いずみが女性初のメジャーリーガーを目指す話が始まりやしないだろうな…。

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June 08, 2010

 粘った末、ついに捉えてレフトポール際へ飛んだJr.の打球は惜しくも左に切れるファール。マウンドに駆け寄った寿也は、Jr.の執拗な粘りで球場全体のムードが盛り上がってきている事を鑑みて、ここで出塁を許す様な事になると、4点リードとは言え、嫌な感じになると察知し、徐々にストレートにタイミングが合ってきている事もあり、フォークならまず空振りを取れると進言するが、吾郎はこれを頑なに拒否。かつて右打席ではストレートを苦手とし、左打席で対応していたJr.だったが、今ではそれを克服し、この土壇場でも右打席で向かって来ている事を挙げ、自分の一番自信のあるスタイルで吾郎の一番自信のあるボールを待っているからだと言うのだ。W杯ではラストボールをライトポールに当てられたが、今度こそウイニングボールとして、人生最高のファストボールを寿也のミットに投げ込みたいと言う吾郎の想いを、半ば予想していた寿也は大人しく引き下がるのだった。かくして迎えた10球目、万感の想いを込めて投げ込んだ吾郎のストレートは果たして、寿也のミットに飛び込むのか!?

 え〜い、まだ引っ張るのか…。まぁ、前回も書いた様に吾郎側の描写が全然ないまま、終わる訳にはいかないよな…。フォークを投げれば簡単に終わる…と言う状況でバカ正直にストレート勝負をかました挙げ句にスタンドに叩き込まれ、イップス編パート2になだれ込んだりしたら、笑うのだが、流石にそれはないか…。状況を知らずに、この回だけ見たら、結構、燃える展開に思えるのだが、毎回きっちり読んでいると、それ程には盛り上がって来ない。吾郎は都合のいい解釈でJr.を美化し過ぎだよなぁ…。当のJr.はつい数球前まで吾郎への対抗心など頭にはなく、ファンへの不信感に苛まれていただけだったのにさ…。とにもかくにも、この打席を試合の勝敗とは何ら関係のないものにしてしまった寿也のグランドスラムは失敗だった気がしてならない。

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May 31, 2010

 大局に影響を及ぼさないと分かっていながらも、吾郎に対して、しぶとく粘り続けるJr.は粘りながらも、今オフに移籍濃厚と言う報道がされた時の事を思い出していた。「裏切り者」「金の亡者」と言った心ないバッシングがネットに次々と飛び交い、嫌がらせの電話も耐えない日々。これまでレイダースの為に頑張ってきたと言うのに、掌を返した様なファンの態度に、今までの声援はJr.と言う選手にではなく、単に「レイダースの4番」に送っていただけの事だったのか、と言う不信感に駆られ、ここで粘り続ける事の意味にも疑問を抱き始める。しかし、最後まで諦めずに、必死の粘りを見せるJr.の姿に心を動かされたファンが立ち上がり、球場は盛大なJr.コールに包まれる。これを聞いたJr.は、今まで応援し続けてきた選手が出ていく事など面白い筈はなく、ずっと見守ってきた選手だからこそ悲しいのだと言うファンの心理をようやく実感する。来年、ユニフォームが変わっても、自分を育ててくれたファンの事は絶対に忘れないと、覚醒したJr.はついに吾郎のボールを激打。レフト方向へ打ち上がった大飛球は果たして…!?

 この所、毎週思う事だが、だから何でこのタイミングでそういう事を思うんだよ!と。Jr.の移籍報道がいつ流れたのかは不明だが、昨夜でもない限り、これは何とも不自然かつ唐突だ。昨夜だとしても、これまでの打席でJr.へのブーイングなど一切なかったし、この打席でもファンのネガティブな描写は何ら見られる事はなかったし、何とも釈然としない…。大体、単に「レイダースの4番」でしかないと思われている、と感じてしてしまう様な心理状態なら、今回のJr.コールだって、そういう穿った解釈が出来てしまうと思うのだが…。さて、ようやくフェアグラウンドに飛んだっぽい打球だが、これがホームランになってしまう様だと、吾郎の勝利にケチがついた様にしか見えないな…。レフトフライに終わる様なら、ここまで引っ張って結局、凡退かよ…とJr.の方も尻すぼみな印象だが、最後の打席でファンと分かり合えたからよし…的な流れになるのだろうか。ここに来て、Jr.の吾郎への対抗意識が一気にフェードアウトしまっているし、吾郎側からの心理描写も全然描かれないので、何とも微妙な最終決戦になってしまった感が否めない。そして、すっかり忘れ去られている吾郎の生命の危機と言う件については、どう処理されるのか。突然、思い出した様に、Jr.を打ち取って、その儘、マウンドで大往生と言った「侍ジャイアンツ」的展開になったりして…。

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May 25, 2010

 10回裏、4点ビハインドで二死走者なしと絶体絶命の窮地に追い込まれたレイダース。ここで打席に入ったJr.も吾郎の前にあっと言う間に追い込まれてしまう。敗色濃厚の場面でギブソン親子は共に来季の去就について話し合った事を思い返していた。今年で5年契約が切れるJr.はニューヨーク・タイタンズから好条件でオファーが来ているにも拘わらず、今回のワールドシリーズを制覇出来なければ、残留する意向である事を代理人から聞かされたギブソンはその理由を問い質す。Jr.は同じユニフォームで父親と共に優勝したいからに他ならなかった。しかし、Jr.が昔からニューヨークに憧れを持っていた事を知っていたギブソンは条件面も良く、今以上に陽が当たり、プレッシャーのかかる球団で、メジャーリーガーとして上を目指せと移籍を促すのだった。結局、このギブソンの説得に移籍を決意したJr.はレイダースで最後になるであろうこの打席で最後の打者になる訳にはいかないと執拗にファールで粘りを見せる。ここで打たれても、大局に影響はないだろうが、Jr.を打ち取って終わらなければ、勝った気がしないと言う吾郎との意地のぶつかり合いはどういう決着を見るのか!?

 何とも唐突に出てきたJr.の移籍話。しかも、ちょっと前にやってた吾郎の残留話に結構、内容がかぶってる様な気も…。この前の打席など、8回に1点ビハインドの場面だったのだから、それが最後の打席になるかもしれない可能性は十分あった筈なのだが、何故、今になってそういう事を思うのか…と釈然としない部分はある。とにもかくにも、このシリーズ、回想シーンがてんこ盛りだが、それに比例して、その回想挿入ポイントは果たして適切と言えるのか?と疑問符を抱く場面が多々あるよな…。

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May 17, 2010

 寿也のこの日2本目のグランドスラムにより、大量4点のリードを貰った吾郎はワールドシリーズ制覇へ最後のマウンドに向かう。ギブソン監督も眉村も最早、勝敗は決した…と諦めモードに入る中、Jr.は一人で檄を飛ばし続けるが、その空元気も虚しく、2,3番と連続三振に倒れ、試合終了まであと一人と追い込まれる。何とか一矢報いたいJr.とW杯でのリベンジを果たしたい吾郎が、いよいよ最後の対決を迎えるが…。

 結局、Jr.との対決は試合の勝敗の行方とは全く別枠でやる模様。まぁ、この状況じゃ、他に手はないわな。しかし、こんな展開でこの二人の対決が、果たして、どれだけ盛り上がるのかと言うと、いささか不安が残るね。それにしても、吾郎はまだW杯の借りを返せていないのかよ! 単に、W杯並の大舞台でないと借りを返した事にならないと言うだけの事なのだろうか。さて、当ブログが執拗に気にし続けていた小森がついに登場した訳だが、メジャーリーガーどころか、プロ野球選手ですらなく、家電量販店を営業で回っているしがないサラリーマンと言う現況は、大いに期待を裏切られた結果となった。後輩社員に「昔、野球をやっていたんですよね?」とか言われている辺り、社会人野球すらやっていない事が確定。これはもう愕然とするしかないね。

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May 06, 2010

 延長10回、二死満塁で打席に入った寿也もまた美穂と同じく母親の事を思い返していた。母親に対して、気持ちの整理がつかない寿也は真実と向き合う為、祖父に対して、自分が捨てられた時の経緯を問い質す。事業に失敗した父親がギャンブルと酒に溺れ、しかも、暴力を振るわれ続けていた母親は既に、まともな精神状態ではなくなっていた。そして、父親の独断により、美穂だけ連れて逃げようとした際、それに抗う術はなかったと言うのだ。その後、父親が新たな借金を抱えて、単身逃亡。母親は酷いPTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱えながらも、必死で働き、何とか借金を返すに至ったが、事情はどうあれ、一度は捨てた寿也と暮らす事は諦めていた。しかし、寿也を捨てたのは決して愛していなかったからではない事を信じて欲しい、今も野球で頑張っている寿也をずっと応援している、と手紙に書かれていたと言う祖父の言葉に寿也はようやく踏ん切りがついた模様。2球目を捉えた寿也の打球はスタンドに飛び込むこの日2本目のグランドスラムとなり、ホーネッツは一気に4点を勝ち越し。ダイヤモンドを一周してきた寿也は、もう顔も忘れていると思っていた母親の姿を客席の中から見つけると、静かにガッツポーズを見せるのだった。

 寿也が捨てられ、佐藤家が崩壊したのは、何もかも親父の所為…と言う事で事態は丸く収まりましたとさ…。この期に及んで、親父が寿也にたかりに来る…と言う、かつて寿也の見た悪夢が現実として起こる危険性は常につきまとっている気もするが、どうせそこに到る前に連載が終わるから気にする事はあるまいて…。それにしても、ここで満塁アーチが飛び出すとは、流石に、微塵も予想出来なかった。この展開で裏の攻撃に一体何が起きると言うのか? 4点差ついた段階で、もう吾郎はお役御免でいいだろう…と思うのだが、きっとマウンドに上がっちまうんだろうな。しかし、Jr.は3人目の打者だから、4点取り返して、なおも二死満塁…の場面でも2度目の打席は回って来ない訳で、Jr.絡みでは勝負のつけようがない(そもそも、そこまで打ち込まれたら、吾郎は降板して然るべきだろう)。あっさり三者凡退で終わり、Jr.が最後の打者…なんて展開では、あまりにも盛り上がらない訳で、いよいよこうなると、吾郎がぶっ倒れて、生死の淵をさ迷うしか盛り上がる要素がないぞ…。まぁ、あとは、小森が代打で出てくるかどうかだが、こんな事を期待しているのは当ブログくらいなんだろうな…。

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April 26, 2010

 延長10回表、一死満塁のチャンスで打席には5番のマードック。かつてチームを転々としていたマードックはようやく定着し、最も愛すべきチームであると感じていたホーネッツの仲間と共に頂点を掴まんと激振。三塁線を襲う痛烈な打球は待望の勝ち越しタイムリーになるかと思いきや、Jr.が素早い反応でダイビングキャッチすると、すかさず本塁へ転送。更に、キーンから一塁へ送られるが、マードックは必死のヘッドスライディングで辛くもホームゲッツーは免れる。二死満塁となおもチャンスが続く所で6番の寿也がバッターボックスへ。この様子をTV観戦していた美穂は寿也と母親の事を思い返していた。大学入学の際、寿也と同居する事になっていた美穂は自分が家を出る事になると、母親が一人になってしまう為、一緒に住む事は出来ないかと申し出るも、自分を捨てた母親の事をまだ許せずにいた寿也からは断られてしまう。しかし、あれから月日が流れ、凍り付いていた寿也の心もようやく溶け始め、1枚しか取れなかったこのワールドシリーズのチケットを美穂ではなく母親に見に来る様に送ったのだった。当初は合わせる顔がないと拒否していた母親だったが、美穂の薦めでアメリカ行きを決意。その母親の見ている前で放った寿也の打球の行方は…!?

 結果が出る前振りで何やら思い返して決意を固めるといい結果が出る…………訳ではないのは、覚醒アレックスで証明されてしまっており、マードックもその洗礼を受ける事に…。あの打球であわやゲッツーって、どれだけ鈍足なんだよ…。Jr.が俊敏過ぎるのか? ロイが本塁で封殺された事にすら、かなり違和感を抱くくらいなのだが…。前の打席ではバットを短く持つのにプライドを捨てるとか言った話を考えていたり、何かもうこいつら1打席1打席いちいち何かを思い返さないとプレー出来ないのか?と言う感じの試合になってきているので、その度にいちいち結果を残していたらキリがないわな。それにしても、マードックはまだしも、美穂は何故、延長になってからようやくそんな事を思うのか?とツッコまずにはいられない。ああいう経緯があったなら、そんな事は試合開始前から考えそうな事だと思うのだが…。寿也は寿也で3勝3敗にならない限り、開催されない第7戦のチケットなんか送ったりして、その前に決着がついてたらどうするつもりだったんだよ? 実際、吾郎の目にゴミが入らなきゃ第6戦で終わってたんだしさ…。実は第6戦までに決めるつもりで、許したと見せかけて、チケットを無駄にさせると言う黒寿也モードの嫌がらせ計画だったのではあるまいな?

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April 19, 2010

 吾郎は覚醒アレックス,リーと退けて、サヨナラ負けのピンチを切り抜け、試合は延長に突入。10回表、先頭打者のロイは故障を押して力投を続ける吾郎に報いたいと意気込んで打席に入ると、スプリングキャンプの時の事を思い返していた。FA権を獲得し、優勝も狙える金回りのいい球団に移籍すると言う噂があったにも拘わらず、3年契約で残留した吾郎。傘下のバッツ時代から世話になり、故障や無茶をして迷惑もかけてきたホーネッツに恩返しをするまで出ていく訳にはいかない、バッツ時代からの仲間と優勝出来たら最高だ…と言う吾郎の言葉に改めて吾郎と共に優勝したい気持ちに駆られたロイはヒットで出塁し、口火を切る。これを見たギブソンは吾郎の力投の勢いが打線にも繋がっていると嫌な予感を覚える。続くケロッグの送りバントは三塁線への際どいゴロとなり、ファールと判断したJr.はこれを見送るが、打球はライン上に止まるフェアとなり、オールセーフ。ここでパトリックが犠打を決めると、レイダースはダンストンを敬遠する満塁策を選択。吾郎のバッツ時代のナインが全ての塁を埋める一死満塁のチャンスでマードック,寿也と続くホーネッツは果たして、勝ち越し点を奪えるのか!?

 一死満塁でマードック,寿也と続くにも拘わらず、勝ち越し点が奪えない様な事になると、決着を引き延ばすのもいい加減にしてくれ…と言いたくなってくるのだが、レイダースの打順を考えると、ここで点が入ってしまっていいのか?とも思う。Jr.の打席でゲームセットかサヨナラか…と言う展開に拘り過ぎた発想ではあるのだが…。ここで勝ち越してしまうと、Jr.を打ち取り、三者凡退でゲームセットになった所で吾郎死亡とか、Jr.に同点アーチを浴びて吾郎死亡とか、もう吾郎死亡オチばかり頭に浮かんでくるのだが、Jr.で終わらない様にして、なおかつドラマチックな展開を演出するには、やはり、小森の登用しかあるまい。ここまで小森の存在が徹底的に無視されまくっているのが、逆に、サプライズの伏線なのではないか…………などと思っている読者は殆ど皆無だろうな。

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April 12, 2010

 覚醒アレックスの打球は吾郎の頭部を襲う痛烈なライナー…と思いきや、飛んできたのは叩き折られたバットだった。これに素早く反応した吾郎はバットを叩き落とし、頭上に力なく打ち上がっていたフライをキャッチ。立て続けの凡ミスが昨日のケガの影響ではないかと不安視していた周囲もこのプレーでひとまず安堵。吾郎は続くリーも力でねじ伏せる。一方、薫が担ぎ込まれた病院のテレビで吾郎が投げている事に気付いた薫の父親は、これから子供が生まれようとしている状況で命を顧みずにプレーしている吾郎の行動があまりにも無責任だと激怒していた。薫にはこの情報を流さない様にしようとするが、ひとまず陣痛が治まっていた薫はラジオで試合の様子を聴いており、既に、この事実を知っていた。吾郎の行動を理解出来ずにいる父親に対し、この展開を半ば覚悟していたらしい薫は子供の為にチャンピオンリングを持ち帰ると約束した吾郎が、自己満足の為の無責任な行動ではなく、その約束を果たす為に投げているのだと理解を示すのだった。

 覚醒アレックス、あの前振りでこの結果は酷過ぎるだろう…。先週、シルヴァよりは遙かにマシな扱いだと書いたが、悪い意味で裏切られた気分だ。このプレーだけでケガの影響と言うのは勘繰り過ぎだと思ってしまう周囲の脳天気ぶりはさておいて、この回1番の打順で終わると10回にJr.を抑えるか否かで試合が決まる…と言う可能性がほぼ消滅してしまった事になる。しかし、この後、Jr.と2度も対決するとなると、決着はあと2〜3イニングは先になる訳で、そんなに長い間投げたりして、マジで吾郎、死んじまわないかね…? まさかJr.が最後の打者にならないと言う展開なのか? 決着前に吾郎がぶっ倒れる様な展開だけは辞めて貰いたいものだが…。個人的には実はレイダース入りしていた小森が代打で登場すると言うのが神展開だが、絶対ないだろうな…。それにしても、薫の父親の言う事は尤もだよな。薫は理解があるにも程がある…。ここまでの吾郎の思考を見るに、チームに迷惑かけた事への責任感は感じられても、家族の為に…的な意思が全く見られないのだが、あとでとってつけるのかね。

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April 05, 2010

 吾郎の悪送球でヒューズが二塁へ進み、一死二塁と一打サヨナラの場面で登場した覚醒アレックス。4度の本塁打王に輝きながら、晩年はケガと衰えから数球団を渡り歩き、昨年はマイナー落ちしていた覚醒アレックスだったが、今年はギブソンに拾われ、代打の切り札として活躍していた。カウント0−1からの2球目、吾郎があまりにも無警戒である事から二塁走者・ヒューズはスタートを切り、楽々と三盗に成功。満塁策をとるか否か、確認しに来た寿也に対し、吾郎は中軸に回ってしまうし、押し出しの危険もある事から、覚醒アレックスとの勝負を選択する。走者への警戒を怠るなど、様子のおかしい吾郎の体調を気にかけ、言葉をかけようとした寿也だったが、言葉を飲み込み、ポジションへ戻ろうとする。言っても無駄だと判断した寿也の気遣いに吾郎は感謝するのだった。一方、覚醒アレックスは過去の栄光を引きずり、レギュラー野手としての拘りを捨てきれずにマイナーでくすぶっていた所を、W杯の時の様に一緒にやろうと声をかけ、代打の切り札と言う役割を与えてくれたギブソンに対し、ここは絶好の恩返しの場面と感じていた。1−1からの3球目、自分が決めてやるとばかりに覚醒アレックスの気迫のスイングから放たれた打球は、またもや吾郎の頭部へ向かって飛んでいくが…。

 やはり、時の流れは残酷なもので、マードック同様、すっかりロートルになってしまっていた覚醒アレックスだが、それでも4度もホームランキングに輝く実績を誇っていたとは驚きだ。覚醒してから成績を上げたと思いたい所だが、近年の渡り鳥ぶりを考えるに、覚醒前からそれなりの数字は残していたのかもしれない。ギブソンへの恩返しは言わずもがなのネタな訳だが、W杯直後のオープン戦で吾郎と対峙した時の反応を思うに、ここでも吾郎に対する特別な想いを見せて欲しかったものだ。それにしても、ワッツと言い、寿也と言い、どうやら吾郎を抹殺したい模様。言っても無駄だから、自殺行為を止めない…と言うのは許されるものなのか? さて、覚醒アレックスの打球だが、流石に、今回は完全なミスリードだろう。幾ら何でも、ここで頭部直撃となれば死なないまでも、確実に降板させられる。先週も書いた様に、覚醒アレックスはゲッツーに倒れると言うのが逆算予想では大本命な訳で、ピッチャーライナーを好捕し、飛び出した三塁走者が刺されて、ピンチ脱出…てな展開になりそうな気がしてならない。まぁ、それなら、覚醒アレックスはさほどには貶められずに済むかな…。

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March 29, 2010

 会心の勝ち越しタイムリー二塁打を放ったと思いきや、オブライエンの生還前に一、二塁間でタッチアウトとなってしまった吾郎。余裕で二塁を取れる筈の打球に騒然とするホーネッツベンチだが、VTRによると、吾郎は一塁を回った所で転倒してしまった模様。目眩でもしたのではないかと探りを入れてきたワッツに対し、そんなヤツがあんな打球を打てるものかとかわし、マウンドに向かった吾郎だったが、実際、転倒の原因は目眩だった。しかし、8年前は血行障害でワールドシリーズに出られず、今回も第6戦でJr.の打球を捕っていれば、とっくに決着がついていた事を後悔せずにはいられない吾郎は勝つまでは倒れる訳にはいかないと鬼気迫る投球で先頭のマンセルを三振に斬って取る。凄まじい吾郎の気迫にそう簡単に打ち崩せないと感じたギブソンは次打者のヒューズにダメ元のセーフティバントで揺さぶりをかける様に指示する。ヒューズは吾郎の剛球に対し、まともにピッチャー前に転がしてしまうが、吾郎はこれを処理して、一塁へ送球しようとした際にまたもや目眩を起こし、悪送球でヒューズを生かしてしまう。ここでギブソンは打席が回ってきた守護神・コーエンに代えて、アレックスを代打に投入するのだった。

 吾郎の変調がいよいよ本物になってきた。気になるのは吾郎の生死ばかりで、勝敗の行方がどうでも良くなる一方だった訳だが、ここへ来ての覚醒アレックスの再登場は予想外の嬉しい展開だ。キーンばかりか、覚醒アレックスまでレイダースに来ていたとは…。代打要員に落ちぶれている(故障等の影響で一時的にスタメンを外れているだけかもれしないが)のは、ちょっと残念ではあるが、出番は多くないものの、シルヴァよりは、よっぽどマシな扱いされてる気がするよ。とは言っても、ここで覚醒アレックスがサヨナラ打を放つ展開は100%あり得ないだけにあまり大きな期待を寄せられない所でもある。とりあえず、ヒットで繋いでくれれば万々歳と言う所か。ただし、吾郎に自覚症状が出て来ている事もあり、長期戦にはならないと仮定し、10回での決着と仮定した場合、ホーネッツ1点リードでJr.に一発が出れば逆転サヨナラと言う場面で最後の打者になるにはこの回は覚醒アレックスで終わらせなければならない訳で、そうすると、覚醒アレックスはゲッツーに倒れると言う悲しい結果が待っている訳だが、果たして…!? 早期決着を促しておいて、長期戦になると言う捻くれた展開も大いにありうるしなぁ。それにしても、相変わらず、ワッツの危機管理能力が杜撰過ぎる。この状況での吾郎の転倒はどう考えたって、ヤバいだろう。倒れたのは打って走った後の話なんだから、目眩を起こす様な体であんな打球を打てる訳がないなんて吾郎の言い分は、明らかに矛盾しているのに、少しも食い下がらずにあっさり看過してしまうとは…。

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March 23, 2010

 同点で迎えた9回表。幸か不幸か、寿也の本塁憤死で二死一塁と場面が変わった事で代打を送られずに済んだ吾郎。打席に入って、打つ気なしのポーズを見せていた吾郎はダラリとした構えから一転フルスイングに出るが、長年の付き合いで吾郎がバッティングが大好きである事を熟知し、決して油断する事のないキーンに初球から厳しいコースをつかれて空振り。体調の事や、裏の投球の事も考え、無理に打とうとせず突っ立っているだけでいいと言うベンチから声が飛ぶが、手を抜く事が出来ない吾郎は執拗にファールで粘った末、ついにコーエンの球を捉えて、右中間フェンスを直撃する一打を放つ。一塁走者のオブライエンは一気に三塁を蹴って、ついに勝ち越し点をゲット…と思いきや、その寸前、吾郎がタッチアウトとなっていた為、ホームインは成立せず。二塁ベース手前で跪く吾郎に何が起きたのか!?

 三船リトル時代、手首を痛めていた小森が痛みの所為で二塁ベース手前でうずくまり、タッチアウトになったシーンを彷彿させ、何とも嫌な雰囲気。ここで勝ち越してしまうと、吾郎 vs Jr.が実現しないので、どう転んでも無得点に終わるであろう事は想定内だったが、こうも早くに吾郎に異常が発生してしまうとは…。頭に打球食らった余波が出たとすれば、いかに吾郎が抵抗しようが、ワッツも代えざるをえない………筈だが、この期に及んで吾郎が降板するのはありえない展開。となると、心配させといてスカシネタ…と言う可能性も十二分に考えられるが、吾郎の口八丁手八丁にまたもやワッツが言いくるめられてしまうパターンかも…。

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March 16, 2010

 かつての恋女房・キーンのバットをへし折った吾郎は続くドノバンも空振り三振に斬って取り、大ピンチを切り抜ける。同点で迎えた9回、ホーネッツの先頭打者は寿也。吾郎の体調を考えても、長期戦は避けたいと集中力を高めた寿也はレフト線への二塁打を放ち、反撃の狼煙を上げる。マードックに続いて、寿也にも打たれたコーエンに、レイダースベンチは不安を覚えるが、吾郎の快投を目の当たりにした事で同じセーブ王としてのプライドを刺激されていたコーエンは続くバトラーを三振に仕留めて、意地を見せる。続いて8番・オブライエンが打席に入った所でネクストバッターズサークルを向かおうとする吾郎だったが、ワッツからオブライエンにタイムリーが出なければ代打を出すと通告されてしまう。ここでオブライエンの打球は詰まりながらも、内野と外野の間にポトリと落ちるヒット。一気に三塁を蹴った寿也だったが、惜しくもタッチアウトとなり、勝ち越しならず。オブライエンの一打がタイムリーとならなかった事で観念して、ベンチへ下がろうとする吾郎だったが、二死一塁とワンヒットでは勝ち越せない状況に変わってしまった事でワッツは代打投入を撤回し、吾郎をそのまま打席に送り込むのだった。

 このまま、吾郎に代打が送られる事になったら、ある意味、超展開だったのだが、返す寿也が返る寿也になると事態はうまく好転しない…と言う「ドカベン」的な既定路線により、寿也はあえなく憤死。寿也は第6戦でも本塁憤死してたし、ホント、こいつがチャンスメイクした所でロクな事にならないな。お約束の流れで代打を送られずに済んだ吾郎だが、裏のレイダースの攻撃が7番からな訳で、ここで勝ち越し打なんか打った日にゃ、Jr.と対決しないままで終わってしまうので、無得点は必至…。メインキャラしか活躍しない野球漫画って、こういう逆算がしやすいのが難点だよなぁ。

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March 07, 2010

 予期せぬ…と言うより、薄々予感を覚えながら、現実となって欲しくなかった吾郎の登板に、周囲が愕然、呆然、驚愕する中、寿也は検査の結果も問題なかった事だし、このピンチを切り抜けるには吾郎しかいないと考えていたと飄々とした態度を見せる。てっきり、体調の事で気を使われるかと思っていた吾郎は寿也の意外な反応に拍子抜けするのだった。フルカウントで迎えたキーンと吾郎はこれが初対決。最近は丸くなったと思いきや、心根は昔と何も変わっていない吾郎にキーンは呆れながらも、吾郎がただ蛮勇に酔いしれるだけの男ではなく、こういう無茶をする時に発揮する絶大な集中力に警戒を強めていた。吾郎の第一投はキーンがファール。ホーネッツ時代、吾郎の球を幾度となく受けてきたキーンだが、打席で対峙した時であまりにも勢いの違う吾郎のボールに戦慄を覚える。100マイルを連発する吾郎に対し、キーンはファールで粘るのが精一杯。外野フライや、詰まった内野ゴロでも決勝点が入る場面で、恐らくストレートしか来ないであろう状況下、打点王のプライドを懸けて渾身のスイングを見せるキーンだったが、吾郎の剛球はキーンのバットを叩き折り、何と、その儘、寿也のミットに飛び込むのだった。

 眉村をも凌ぐキーンの鉄面皮がついに崩れる時が訪れた! バットを折ったボールがその儘、ミットに入るなんて、確かに衝撃的な事態ではあるのだが、まさかあのキーンがここまで驚愕の表情を見せるとは、こっちの方が遙かに衝撃的だった。期待していたキーンの移籍を巡る過去エピソードが開陳されなかったのは実に残念…。マードックに軽いバット使えよ…なんてエピソードやる暇があったら、キーンの移籍話をやってくれよ…。今回の様子を見る限り、別に吾郎と対決してみたかったから移籍したとか、そういう訳でもなさそうだしなぁ。それにしても、毎度、吾郎の両親を見ていると不憫になってくるね。散々、こういうシーンを見せられると、ドラマ的には吾郎が死んだ方が盛り上がる…みたいな気分になってしまうよ…。

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March 01, 2010

 Jr.にあっさり同点タイムリーを浴びたロレンツはなおも一、三塁のピンチで迎えたキーンに対しても、初球、あわやワイルドピッチのワンバウンド。ホーネッツベンチでは、投手コーチからワンポイント要員である左のケリガン投入を促されるワッツだが、ケリガンではロングリリーフをこなせず、延長になる可能性を考えると、ロレンツに踏ん張って貰うしかないと、この提案を突っぱねる。そこへブルペンからの電話が鳴る。電話は吾郎からだったが、吾郎が何を言わんとするか察知したワッツはこれを無視し、電話を切らせるのだった。ロレンツは続く2球目も大きく外れるボール球を投じるなど、状態の悪さは誰の目にも明らかで寿也もロレンツではこのピンチを凌ぎきれないと感じていた。すると、電話に出ないワッツに業を煮やした吾郎がベンチに現れ、登板を直訴する。吾郎がブルペンに向かうと言い出した時から、こういう事を言い出すのではないかと予感していたワッツは断固拒否の姿勢を見せるが、二人がモメているうちに、キーンがあわや3ランと言う大ファールを放ち、ベンチの危機感は増す一方。吾郎はシーズン中、どれだけ最後を締め括っても、最後の試合でチームのピンチに仕事が出来ない様ではクローザーとして何の価値もないだの、FA移籍を控えながら、腰痛を押して、優勝の為に強行登板した過去を持ち出すなど、長年、クローザーを務めていたワッツの心理を突きながら、投げられるのに指を銜えて見ていられないと必死に登板を要求する。最早、説得は無駄と観念したワッツはついに吾郎の登板をコールするのだった。

 誰もが予想していたであろう展開にようやく到達。ワッツも分かってるんだったら、最初っからベンチに入れるなっつーの。大体、「誰が責任を取ると思っている?」なんて言い方じゃ、責任を逃れたいだけみたいに聞こえてしまい、説得力がなさ過ぎる。吾郎は吾郎で「責任は自分で取る」とか言ってるけど、この場合の「責任」ってのは「吾郎が死んだ時の責任」なんだから、吾郎には責任なんか取りようもなく、結局、ワッツが取らされる事になるんだろうだから、実際はかなり無責任な発言だよな。結局、クローザー魂を揺さぶる心理攻撃にまんまとひっかかり、吾郎の術中にハマってしまうワッツが何とも滑稽だ。とりあえず、キーン vs 吾郎はそれなりに楽しみではあるのだが(キーン移籍時の過去話とかもやってくれそうな予感だし)、こうなってくると最早、話の焦点は試合の勝ち負けなどよりも、吾郎が死ぬか生き延びるか…と言う不健全な展開になりそうな気がしてならない。

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February 23, 2010

 軽いバットを手に、コーエンの快速球を捉えたマードックの打球は左中間フェンスを直撃する走者一掃のタイムリー二塁打に。マードックは三塁を欲張って、タッチアウトとなるが、ホーネッツは一気に逆転に成功。ベンチに戻ってきたマードックはバットを貸してくれた寿也に礼を言うと同時に、来年の現役続行にも意欲を見せるのだった。一方、レイダースベンチでは、吾郎のブルペン入りに動揺したのか、シーズン中、8回から使った事のないコーエンを投入してしまった事を、らしくない采配だとJr.がギブソンを叱責していた。まだ監督1年目の自分に、らしい采配などありはしないとうなだれるギブソンはこの儘、試合を落とす様な事があれば、自分の采配ミスの所為だと自責の念に駆られていた。その裏、ホーネッツはまたもや先発要員のロレンツを投入するが、前の先発登板から中3日と疲れが残っているのか、精彩を欠く投球でいきなり先頭打者を歩かせると、簡単に犠打を許した後、死球を食らわせ、一死一、二塁のピンチ。茂野夫妻はこんな状況では吾郎の登板の可能性もありうると戦々恐々だったが、流石に吾郎に投げさせる気はないワッツは何とかロレンツに踏ん張って貰う事を祈るしかなかった。しかし、ここで打席にはJr.が登場。かつて見た事のない父親の弱気な姿に奮起したJr.は一年生監督のミスくらい4番が取り返してやると、センター前へ会心のタイムリーを放ち、あっと言う間に試合を振り出しに戻すのだった。

 プライドを捨てる事が出来たおかげで、来年の現役続行に活路を見出したマードック。まさか、キーンはかつての同僚の選手生命を延ばす為にあからさまな挑発をしたのでは〜っ!?………そんな訳ないか。それにしても、ここでマードックに逆転打を打たせながら憤死させて、寿也に回さず、その裏にすかさず同点だなんて、ホント、満田氏は無駄に裏をかくよなぁ…。吾郎の登板フラグは立つ一方で心配するだけ無駄としか言いようのない桃子を見ていると実に不憫だね。

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February 15, 2010

 二死一、二塁と一打同点の場面で打席に入ったマードック。引退間近マードックに対し、キーンは衰えで直球に目がついていっていないから引退は賢明な選択だと揺さぶりを仕掛ける。これにより、余計な事を考えてしまったマードックはコーエンの快速球の前に簡単に追い込まれ、吾郎相手に速球打ちの練習をし、反応が遅れてしまっていた時の事を思い出していた。元々、コーエンクラスの速球に目がついていっていない以上、キーンはささやき戦術で撹乱させて、球種を迷わせる必要などなく、、速球一本で十分だと考えているであろう事にようやく気付いたマードックはこの後も続くであろう速球攻めを打開すべく考えを巡らせる。あの時はバットを短く持った方がいいのではないかと言う吾郎のアドバイスに対し、自分の持ち味である長打力が失われるからとプライドが邪魔して拒絶したマードックだったが、この場面でプライドどうこうなど言ってはいられず、シングルヒットでもいいから何とかしたいと言う想いに駆られると、タイムをかけ、キーンに気付かれない様、バットが折れた振りをして、自分より軽い寿也のバットと交換し、再び打席に戻る。案の定、投じられた速球に対し、軽いバットでコンパクトに打ちに行ったマードックはこれを弾き返すが…!?

 予想通り、マードックの過去話に突入。まぁ、そんな大層な話ではなかったが、こんな調子でよく1年間クリーンアップとして乗り切ったなぁ。キーンはどういう意図でああいう話をしたのか、真意が不明なのだが、もう7戦目だと言うのに、突然、こういう話をするってのは、やはり、ささやき戦術なのだろうか? キーンにこういう揺さぶりのかけ方はイマイチ、似合わない気もするし、単なるいつものストレートな物言いをしただけかもしれないが…。完全にシングル狙いだったマードックだが、こりゃ同点タイムリーにすらならないのかもしれんなぁ…。やはり、満塁で寿也が逆転タイムリーと言うご都合主義な展開が待っているのかね。下手すると、逆転グランドスラムも十分にありうるぞ…。それにしても、「オレが理想とする究極のプレーヤーは打って走って守れ、そして三振も取れるプロ野球選手さ」とか言っていた吾郎が最早、打撃は専門外…みたいな事を言ってたのには少々寂しさを覚えたなぁ。

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February 09, 2010

 8回表無死二、三塁と一打同点のチャンスを作ったホーネッツだが、ケロッグは浅いレフトフライに倒れてしまう。ここでギブソンはパトリックに対して敬遠を指示し、満塁策をとると、4番・ダンストンを迎えた所で抑えの切り札・コーエンを投入。8回から早くも出てきたセーブ王・コーエンの登場に愕然とするホーネッツナインだったが、ワッツは9回の頭からなら手の出しようもないコーエンでも、8回に走者のいる状況からと言うマウンドは久しく経験していないだろうから何かが起きるかもしれない予感を覚えていた。そして、普段手堅い采配のギブソンをここで動かしたと言うのは、吾郎がブルペンに行った事によってレイダースベンチにプレッシャーを与える事に成功している事を実感する。一方、ギブソンは吾郎登板の可能性を想定していたが、どんな結果に終わろうと、この場面で一番いい投手を注ぎ込んでピンチを脱すると言う事が最適な選択肢に他ならないと感じていた。しかし、ワッツの読み通り、いつもと違うタイミングでの登板でリズムが狂ったか、コーエンはボール先行でいきなりカウント0−3と苦しい投球。4球目はストライクで1−3となった所で打って出たダンストンの打球は犠飛となって、1点差。二死一、二塁と場面が代わった所でマードックが打席に入るが…。

 まんまと吾郎の思惑にハマってしまうギブソン。ブルペンに向かったのが、偽装である可能性を考えなかった訳ではないだろうが、こういう所で命を張ってしまうと言う行動理念は、かつての自分も同じだっただけに登板の可能性の方を警戒してしまうんだろうなぁ。さて、何とも微妙なタイミングで回ってきたマードック。今年で引退濃厚とか言ってるだけに、また過去話がチョロっと入りそうな予感もするが、なまじ次が寿也なだけに同点打止まりだろうか。同点打となると、シングルヒット止まりな訳で、この引きでシングルってのはちょっと寂しいかも…。それにしても、子供が生まれようと言う時にまで、自分の体を大事にしない吾郎に呆れずにはいられない桃子には同情するばかり…。こんな息子を持つと、毎度、苦労するよね…。

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January 31, 2010

 あっと言う間に2点の勝ち越しを許してしまったバスケスは更に、四球でピンチを広げ、KO。7番手として、第1戦,第4戦で先発しているエースのバーチがマウンドに上がる事に…。バーチは何とか後続を断ちきったものの、ベンチに戻ってきたナインの足取りは重かった。劇的な同点劇も束の間、あっさり勝ち越された上、残っている投手の手駒の数も余裕のあるレイダースと比べ、圧倒的に不利な状況とあって、徐々に諦めムードが漂い始める。見かねた吾郎はブルペンへ向かう事を打診するが、前日、頭部に打球を食らい、プレー禁止令が下っているとあって、当然のごとく、制止するワッツ。しかし、吾郎は試合に出してくれとは言わないが、ブルペンに行く事で、今日は投げられないと思って安心しているレイダースにプレッシャーをかけられるかもしれないと主張。「まだ試合は終わっちゃいない! 可能性がある限り、全員が最後までやれる事をやるんだ!」と言う吾郎の言葉にワッツは返す言葉もなく、吾郎のブルペン行きを看過せざるをえなかった。ただブルペンに行っただけでは信用して貰えない、と投球練習まで始める吾郎の姿に両親が動揺する一方、レイダース陣営も驚きを隠せない。ホーネッツは先頭打者が四球で出塁すると、吾郎の勝利への飽くなき執念が伝染したか、続くロイも左中間突破の二塁打を浴びせて、無死二、三塁と一打同点のチャンスを形成するが…。

 劣勢で落ち込んだナインのモチベーションを吾郎が無茶をかまして立て直すと言う毎度お馴染みのパターンに突入。まったく横浜リトル戦以来、吾郎にとっての大一番は文字通り、野球生命を賭ける試合ばかりだね(今度は「野球」生命で済まないかもしれんけど…)。ここで吾郎の言い分を通してしまうとなると、7年前の血行障害時の球団の行き過ぎとすら思えた管理体制は一体何だったのかと…。こういう吾郎の無謀な行為を二度と許さない為ではなかったのか?(フロントの顔ぶれが当時とは変わっていると言う可能性もなきにしもあらずだが)。とすれば、あのエピソードは単に、吾郎と薫の結婚を煽る為だけのネタに過ぎなかったと言う事になってしまう。あの時はまともに投げられない状態に陥ったから引き下がった吾郎だが、今回は(生命の危機があろうとも)なまじ投げられるだけにタチが悪いね。子供が生まれようと言うこのタイミングでこんな事やってる辺り、守るべき家庭が出来れば、そうそう無茶もしなくなるだろう…と言うソフィアの見立ては実に甘かった訳だ。吾郎の無茶を止めるには、ルール的に出場不可能な状況に追い込む(ベンチ入りを許さない)に他ならない…と言う事をホーネッツのフロントはいい加減、学ぶべきだろう。まぁ、薫の方もどうせ吾郎の事だから、こういう展開になるに決まってると予測して、病院に来ない様にし向けたとしか思えないので、この試合で吾郎が死んでも文句は言えないよな…。それにしても、投手の駒が足りなくなってきている展開で表の攻撃が9番から始まるってのに、わざわざバーチを9番に入れて、すぐに代打を送ってしまうワッツの采配は何ともお粗末だ。

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January 25, 2010

 7回表二死満塁のチャンスにカウント2−1と追い込まれた寿也はサインに首を振る眉村を見て、高校時代に眉村が唯一決め球に拘ったシーンを思い出し、その時に投じた内角への高速シュートに狙いを絞る。この読みがズバリ的中し、打球はレフトスタンドへ一直線のグランドスラムとなり、試合は一気に振り出しへ…。寿也にシュートを狙われていると承知しながら、打ち取れる自信のあった眉村だったが、ここで無念のKO。ようやく追いついたホーネッツだが、序盤から劣勢を強いられていた為に、その裏からマウンドに上がったバスケスは早くも6番手とあって、先発組もブルペンで準備を余儀なくされる苦しい展開。しかも、バスケスは一死から痛打された後、Jr.を歩かせて、一、二塁のピンチを迎えると、キーンに走者一掃のタイムリー二塁打を浴び、あっさりと勝ち越しを許してしまうのだった。

 1安打しか打たれていないとは言え、結局、眉村は7回もたずに4失点KOと言う終わってみれば、惨憺たる結果。静香との結婚やら、母親の命日やらと言ったエピソードがすっかり台無しで実に可哀想。W杯の時と言い、どうも釈然としないKO劇ばかりだなぁ。今回は吾郎とはまったく絡まない儘だったし…。眉村って、吾郎と同時に投げ合ってるシーンが少ないもんだから、吾郎の最大級のライバルであると言う印象がイマイチ薄いんだよなぁ…。それにしても、消耗戦を強いられ、投げる投手がいなくなり、命の危機にあるにも拘わらず、登板を余儀なくされると言うW杯でのギブソンの時と全く同じパターンで、吾郎の登板フラグが着々と進行中。あまりにも同じパターンなので、何だかんだ引っ張った挙げ句、吾郎は投げず仕舞いで終わるなどと言う寒い裏のかき方をしやしないかと心配になってくるね。

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January 17, 2010

 7回二死からエラーでパーフェクトが断たれ、急なセットポジションからの投球でリズムを崩した眉村はダンストンに続いて、マードックも歩かせてしまい、一発が出れば一気に同点と言うピンチで寿也を迎える事に…。ここでマウンドに向かったギブソン監督はノーヒットが続いているにも拘わらず、交代の意思確認を取る。これに対し、キーンは球威が衰えている訳でもなく、満塁となった事でワインドアップに切り替えれば、リズムが戻るのではないかと暗に続投を支持。眉村もノーヒットノーランにこだわりはないものの、自分で蒔いたピンチは自分で刈り取りたいと続投を志願し、納得したギブソン監督はベンチに引き下がる。キーンの目論見通り、ワインドアップに戻した眉村は再びリズムを取り戻し、寿也をカウント2−1と追い込む。続く4球目、キーンのサインに何度か首を振った眉村の姿を見た寿也は海堂時代、夏の甲子園準決勝でノーヒットノーランを達成した際、普段、決め球に拘りを持たない眉村がその時だけ何度も首を振って投じたラストボールの事を思い出し、その球種にヤマを張るのだが…。

 8回までパーフェクトの山井を引っ込めた落合監督と比べれば、このピンチで代えようとした所で、あれほどの批判は浴びないだろうが、満田氏は落合采配を支持しているのだろうか。まぁ、結局、選手の意思を尊重して代えなかった辺り、支持していないのかもしれないが…。ここで代えておけば、眉村を貶めずに済んだものを…。こんな所で昔の細かい事をチマチマと覚えていた寿也にしてやられてしまうのか…。基本的に投手に首を振る事を許さないキーンはここでも眉村の意向を無視し、寿也の裏をかく事になったら、それはそれで面白い気もするのだが、流石に、この引きで凡退と言うのはお寒い展開な訳で寿也に軍配が上がる事になりそう。果たして、グランドスラムで一気に追い付くのか、タイムリーで点差を詰めるだけなのか…。

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January 11, 2010

 母親の命日に世界一へ輝くべく気迫を漲らせる眉村は6回までホーネッツ打線をパーフェクトに抑える快投を展開。何とか活路を開きたいホーネッツは7回、先頭のロイが三塁線へ絶妙のセーフティバントを仕掛けるが、眉村が素早い反応で処理し、間一髪アウト。続くケロッグのサードゴロはJr.がパーフェクトの緊張感に苛まれながらもこれを捌いて、二死走者なし。しかし、ここでパトリックのセカンドゴロは芝の切れ目でイレギュラーし、エラーを誘って、ついにパーフェクトは途絶える。基本的に分業制だった事もあって、海堂時代からパーフェクトの経験はない眉村だったが、エラーに責任を感じるセカンドを逆に窘め、パーフェクトなどよりこの試合に勝つ事に集中するなど、全く動揺は見られない。しかし、続くダンストンを歩かせてしまい、一、二塁とこの試合発めてのピンチ。吾郎はパーフェクトが崩れた事による精神面での影響はなくとも、初回からずっとワインドアップで投げ続けてきた眉村がここに来て、初めてセットポジションの投球となった事でリズムに狂いが生じ始めてきている事を察知。なまじノーヒットノーランが続いている状況だけに交代もさせづらく、マードックが出て、寿也に回る様な事があれば、何かが起きるかもしれないと期待を寄せるのだが…。

 精神面で大きく成長した事をアピールしていた矢先だけに、パーフェクト未経験な事でメンタル面から崩れると言うベタな展開は流石にミスリードだったが、結局、パーフェクトを続けていた事が変調を及ぼす要因になってしまい、一気に追い付かれる気配が満々に漂ってきた眉村。優位極まりない展開に、重いバックグラウンドまで仕込んで貰っても、結局、主人公チームの前には形無しなのか…。まぁ、これでマードックが凡退してチェンジになると言う捻くれた事をやりかねないのが満田氏なのだが、都合のいい逆転劇を用意をせざるをえない展開で変にスカして意表をつくくらいなら、ギリギリまで均衡が崩れない展開にすればいいのに…と思わずにはいられない。

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ritzberry at 15:10コメント(0)トラックバック(0) 
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