2008 MAJOR

December 28, 2008

 マードックの活により、初回のピンチを切り抜けた吾郎は、6回まで無失点の好投を展開。ルーキーに辛いミッチェルの判定にもリズムを崩さずに投げ続ける19歳とは思えぬメンタルコントロールにワッツは関心し、サンダースは末恐ろしさを感じていた。その裏、ホーネッツはキーンの一発でついに待望の1点を先制。ようやくリードを貰った吾郎は7,8回も無失点に抑え込む。ここまで132球を投げ込み、9回は交代と思われた吾郎だが、ワッツが不調な事もあってか、監督は今の吾郎より安心出来る投手はいないと、吾郎を続投させる。コヨーテスは1番からの好打順だったが、吾郎は先頭のストロベリーを難なく打ち取り、まず一死。しかし、キーンは投球の合間に手を振ったり、息を吹きかけたりしているいつにない吾郎の仕草が気になっていた。続くジャンセンに1球投げた後も、同じ仕草をする吾郎を見たキーンはタイムを取って、様子を窺うが、何事もない様に振る舞う吾郎の受け答えにとりあえず、引き返す。しかし、続いて投じられた力のない球を痛打され、ダブらなければ、4番・シルヴァに打順が回る事に…。この時、吾郎は左手に謎の痛みを覚えるのだが…。

 ミッチェルネタはあれだけで終わってしまったらしく、シルヴァは凡退するシーンすら描かれる事ない噛ませ犬っぷりで淡々と試合は進んで、あっと言う間に9回へ突入。それにしても、ここに来て、よもや故障ネタに発展するとは…。「順調に行けば、恐ろしい投手になる」と言うサンダースの台詞は順調には行かないと言う展開への布石だったのか。てっきりこの首位攻防戦はワッツがキーマンだとばかり思っていたのに、そんな気配が全くないな。肩や肘でなく、手が痛いって、一体何だかね。血行障害とかだったら、えらい事になるが…。ワールドシリーズも間近でギブソン(ないしはJr.)と真っ向勝負の時が迫っていると言う時期にこんな事で水を差さんで欲しいものだが、思えば、吾郎って、横浜リトル戦とか、海堂戦とか、重要な試合では結構、故障しまくってるよな。

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December 14, 2008

 ミッチェルの相次ぐ不利な判定で無死満塁のピンチを迎えたホーネッツ。すっかり頭に血が上ってしまった吾郎は難敵・シルヴァに対しても、初球ボール。満塁で押し出しにする訳にはいかない状況下、際どい所を投げれば、ボールと判定されかねないと言うミッチェルへの不信感から、2球目をストライクゾーンへ置きに行ってしまい、痛打される。打球はライトポール際へのあわやグランドスラムと言う大ファール。これを見ていたマードックは吾郎に対し、くだらない事に腹を立てるな、戦う相手は味方でも審判でもない…と、移籍直後に自分が言われた言葉を突き返す。マードックに活を入れられた吾郎は審判と戦おうとしてしまっていた事を反省し、判定に振り回されて、自分の投球を見失ってしまっては負けだと冷静さを取り戻す。3球目もボールと判定されたが、試合を作る権利は打者でも審判でもなく、まず投手に与えられているものだと落ち着きを失う事なく、4球目を投げ込む。これを叩いたシルヴァの打球はセンターへの浅いフライ。三塁走者は果敢にタッチアップで本塁へ突入。微妙なタイミングとなったが、ミッチェルはアウトをジャッジし、ダブルプレーが完成。吾郎は続く5番打者を三振に仕留めて、このピンチを切り抜けるのだった。

 ここに来て、まさかマードックに助けられようとは…。他人に偉そうに説教たれておきながら、自分もあまり人の事は言えないと言う吾郎の有様は相変わらずだなぁ…。さて、VTRで見てもどちらとも取れると言う打球で、結局、ミッチェルが名審判なのか、迷審判なのかは分からず仕舞い。とりあえず、本塁上のクロスプレーで不利な判定をしなかったと言う事で、アンフェアな審判ではない模様。早々に、ミッチェル問題が解決してしまった訳だが、果たして、これでミッチェルの話は終わってしまうのか否か…。ミッチェルの吾郎に対する心理描写が全くないのも、少々物足りないので、もう一悶着あってもいいかも…。それにしても、シルヴァの相変わらずの噛ませ犬ぶりが憐れでならない。イップスの時とか、吾郎の精神状態がおかしい時にしか打てないとは情けない。その折角のチャンスもファールでむざむざ逃してしまうとは、もう救いようがないね…。

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December 08, 2008

 首位・コヨーテスとの3連戦初戦に先発となった吾郎。ワッツが中継ぎ降格となる非常事態とあって、出来れば完投を狙いたいと球数軽減の為のストライク先行ピッチングで先頭のストロベリーをあっと言う間に2−0と追い込む。決めに行った3球目のきわどい外角球をボールと判定されるも、続く4球目のフォークにストロベリーはハーフスイング。キーンは一塁塁審への確認を求めたが、主審は一切確認するそぶりを見せずにボールの判定。不満を漏らすキーンだが、主審は自分がスイングしていないと判断した以上、塁審に確認する必要はなく、キーンが塁審を指さすのは勝手だが、主審に確認をする義務はないと取り付く縞もない。この日の主審・ミッチェルはストライクゾーンが狭い事に定評がある為、各球団の投手陣から嫌われており、特に、ルーキーには厳しい判定をすると言う事で吾郎がその洗礼を受けるのではないかとワッツは心配する。球数を無駄に出来ないと言う状況も手伝って、苛立ちは募る一方の吾郎はリズムを崩して、結局、5,6球目とボールを続けて四球を許してしまう。更に、どん詰まりのフライが野手と野手の間に落ちる不運なポテンヒットを浴びて、無死一、三塁。ここでジョーンズに足下を襲う痛烈なライナーを浴びるが、吾郎はこれを好捕。三塁走者は飛び出しており、悠々ゲッツーと思いきや、三塁塁審がセーフのジェスチャー。ミッチェルがダイレクトではなくバウンドしての捕球と判定していた為、三塁はフォースプレーではなく、タッチプレーでなければアウトにはならないと言う事で、吾郎はまともなヒットを許さぬままに、いきなり無死満塁の大ピンチを背負う事になるのだった。

 この期に及んで、対審判なんて話になろうとは…。ますますシルヴァの存在価値が霞んでしまうぞ。ルーキーに厳しい審判なんてネタは、こんな終盤ではなく、デビュー間もない開幕直後にやっとく方がいいのだろうが、長らくイップスネタにかまけていたので、それどころではなかったんだよな…。それにしても、ストライク,ボールの判定が辛いのはいいとしても、アウト,セーフの判定は甘い辛いでは済まされないんじゃないのかね。まぁ、こういう流れだと、過失の誤審や故意の不利判定ではなく、実際にワンバウンドしていたのをよく見ていた好ジャッジ…と言う可能性が高い気もするが…。

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December 02, 2008

 マードックのツンデレ化に伴い、首位・コヨーテスに肉迫したホーネッツだが、ここへ来て、守護神・ワッツが不振。前日も2点のリードを守れなかったワッツはマードックの逆転弾による1点リードの9回にマウンドに上がったが、いきなり先頭打者を歩かせると、続く打者に痛恨の逆転2ランを浴びしてしまい、これで3連続リリーフ失敗。コヨーテスとの最後の3連戦を前に2ゲーム差を付けられる苦しい展開になってきた。ロッカールームでの話題は専ら不振のワッツ。マードックは、ワッツが今季に取得したFA権で今オフ、大金を積まれて移籍するつもりだから、ホーネッツの優勝などどうでもいいと思っているのだと言い放つ。ワッツと同じ代理人を雇っているマードックはワッツが少し前から腰を痛めていると言う情報を仕入れていたのだ。故障持ちとして安く買い叩かれるのを避けるべく、故障を隠して無理に出場して、値を下げない様にする代理人の常套手段だと決めつけるマードック。そこへやって来たワッツはマードックの意見を肯定しつつも、騙し騙しの投球でこれ以上、迷惑はかけられないと、故障を公表し、中継ぎないしはワンポイントの起用に切り替えて貰う様、首脳陣に進言してきた事を明かし、その場を立ち去る。皮肉が止まらないマードックだったが、それを諌めるキーン。インディアナポリスで8年プレーし、ホーネッツの守護神を5年も務めてきたワッツがホーネッツの優勝をどうでもよく思っている訳がなく、故障を押して出ていたのも、ギリギリまで何とかしたいが為で、今年で最後になるならば、尚更、優勝したい筈だと言うキーンの弁護にマードックは返す言葉がないのだった。かくして迎えたコヨーテスとの首位攻防3連戦。第1戦の先発には吾郎が任命される。

 デレ化して、打ち解けてきたかに見えたマードックだが、憎まれ口は相変わらず。まぁ、メジャー的交渉の駆け引きとしてはスタンダードな話で、代理人が同じとなれば、マードックの発想も自然と言えば自然なのだが、あの場でああいう事を配慮なく言っちまう辺りがまだまだ全面的にいいヤツにはなりきれない様で…。何だかんだでワッツに昔、信じて貰えなかった事を未だに根に持ってたりするのだろうか。とは言え、キーンに諌められて、大人しくなってしまう辺りが妙に可愛い。逆に、キーンはすっかりいいヤツ化してきている印象。口調は相変わらず厳しく、デレた様子は見せないのだが、今季のキーンは言ってる事が妙に熱かったり、暖かかったりするよ。さて、首位攻防戦の相手がコヨーテスと言う事で、またもやシルヴァとの対決な訳だが、どうせまた噛ませ犬扱いされてしまうんだろうなぁ。ここまでシメ倒され続けると何だか哀れだね。結局、シルヴァは吾郎がイップスだった時にしか勝ってない訳で、ヤムチャ化が進む一方。最近ではやられると、ギャグキャラっぽく描かれるだけに、薬師寺より扱いが悪くなっている気が…。ところで、ちょっと勘違いしていたのだが、ワイルドカードがあっても結局、リーグは変わらないので、吾郎がギブソン,Jr.のいずれとも戦うと言う展開はない事に今更ながら気が付いた。どちらにも借りを残したままの吾郎だが、結局、どちらが這い上がってくるのかね?

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November 24, 2008

 ついに実現した初の親子対決。ギブソンの初球は92マイルのストレートでストライク。オリバーに促されて見に行った2Aの試合で97マイルをマークしていただけにJr.は戸惑いを隠せない。続いて変化球を際どい所に決められて、2−0と追い込まれたJr.はギブソンが球威や球速ではなく、変化球と制球に磨きをかけて這い上がってきたと察知。失敗を恐れずに小さくまとまるなと言うギブソンの言葉を受けた事をきっかけに、ボールを当てに行く事を辞め、感覚が研ぎ澄まされたJr.には少々の変化球や制球では抑えられない自負があり、3球目の際どいボール球も平然と見逃す。ギブソンの事を野球選手としては尊敬出来ても、今まで父としては尊敬出来ずにいたものの、今こそ偉大な父に恩返しをすると息巻くJr.だったが、4球目をファールした後の5球目、ギブソンの投じたボールは100マイルのストレート。全く予期していなかった快速球にJr.は手が出ず、見逃し三振を食らってしまう。このピンチを逃れたバイソンズは9回もきっちり締めて、首位奪回に成功。試合後のインタビューで、親子対決と言う事よりも、Jr.が最も怖いバッターに成長した事で力が入ったが、野球の神様が自分の現役復帰に力を貸してくれたのだろうと言うギブソンの言葉に、Jr.は悔しさと同時に完全復活した父の姿に喜びを感じ、次の対決での雪辱に燃えるのだった。

 初の親子対決はギブソンの貫禄勝ち。最初っから、100マイルを見せずにJr.を油断させる老獪さも見せつけた。97マイルを見ておきながら、変化球と制球メインで仕上げてきたと思うJr.もどうかと思うし、ギブソンも4球目までに打たれてたら元も子もない辺り、ちょっとご都合主義的展開だなぁと思ってしまったが、それでも最後の100マイルには痺れるものがあった。ギブソンがあの年齢で自己最速の101マイル越えを狙ってるとか言う話は、吾郎はオリバーから聞かされてるけど、Jr.は聞いてないから、その辺で二人の反応に違いが出たのかも…。次は…とか言ってる辺り、リーグ優勝を争う戦いとしてはまだ対決の機会があるのだろうか。今回は真っ向勝負と言うよりは、駆け引きで終わった感があるから、油断のないJr.と初球から力勝負のギブソンの対決を見せて貰いたいものである。

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November 10, 2008

 コヨーテスの独走体勢になりつつあったア・リーグ中地区の優勝争いが混沌としてきた。覚醒したマードックが3戦連発,キーンが復帰し、吾郎がまたまた快投を見せるなど、勢い付くホーネッツは6連勝を果たし、首位・コヨーテスに3差と肉迫してきたのだ。ホーネッツ躍進の報を見て、ワールドシリーズでの吾郎との再戦に思いを馳せるJr.。ナ・リーグ中地区もレイダースとバイソンズが熾烈な首位攻防を繰り広げていた。直接対決の3連戦第2戦、Jr.のサヨナラアーチでレイダースが首位を奪取。シーズン序盤の不振を脱したJr.はここまで打率.329,41本、108打点と申し分のない成績でチームを首位争いへ牽引していた。しかし、第3戦は8回まで1−3と2点のビハインド。この儘、敗れる様だと、再び2位へ陥落となってしまうレイダースだが、9回、二死一、二塁のチャンスでJr.を打席に送り込む。ここでバイソンズはピッチャーを交代。何とマウンドに上がったのはマイナーから這い上がってきたギブソンだった。マイナーでのギブソンの姿を見ていたJr.には最早、父に引導を渡すと言った気持ちは消え失せており、ただ、自分の成長した姿を父に見せつけるのだと闘志を燃やすのだった。

 マードックの件が落ち着き、ひとまずホーネッツの話は一区切り。その一方で、西地区だった筈のレイダースがいつの間にやら中地区に移っているナ・リーグでは因縁の親子対決がついに実現。二転三転しているギブソンとJr.の親子関係だが、ようやく理想的な好敵手同士になったのは何よりだ。しかし、この状況でこの二人が対峙してしまうと言う事は、吾郎 vs ギブソンの前になる見込みが高く、Jr.が父親の貫禄に屈してしまう可能性が非常に高いのではないか。まだ吾郎はJr.にW杯のリベンジを果たせたとは言えないが、この流れでギブソンとの対決がお流れになってしまうのはちょっと考えられない気がする。それにしても、「ドカパロ」とかでもよくある演出なのだが、試合前に選手登録情報は分かってる筈なのに、ファンならまだしも現場の人間が、登場して来た時に初めて知ったかの様に驚くのは非現実的だよなぁ。

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November 03, 2008

 一打逆転の場面で打席に入るも、初球からいきり立って大振りをかまし、空振りするマードックに対して、ベンチから落ち着かせようと激を飛ばす吾郎。メジャーでのキャリアでは遙かに格下だと言うのに、そんな事など気に留めず、声を出す吾郎を見て、マードックは腫れ物に触るかの様な今までのチームメイトと違い、吾郎がただ試合に勝ちたいが為に誰にでも本気でぶつかってくる男なのだと理解する。そんな吾郎の姿勢に、マードックは子供の頃は純粋に野球を楽しみ、一投一打に一喜一憂していた事を思い出す。そして、仲間が自分を遠ざけていたからではなく、自分が仲間を遠ざけていた為に野球の悦びを忘れてしまっていたからだと気付いたマードックは2−1と追い込まれての4球目を捉える。打球はスタンドに一直線に飛び込む3ランとなり、ホーネッツが一気に逆転。ダイヤモンドを一周して返ってきたマードックはホーネッツナインに温かく迎えられ、このチームは悪くないかもしれないと感慨にふける。その裏、守護神・ワッツが満を持して登板。最後のウイニングボールは勝利の立役者・マードックががっちり掴み取り、ホーネッツは長い連敗ロードをようやく脱出するのだった。

 ファインプレー→逆転打と言うマードックに関する一連の流れは、予定調和と言うか、まぁ、実にベタな展開でありました。もう他に描きようがないわな、これは…。あとはワッツからマードックに一言欲しい気も…。思い返すと、プレー中に理不尽な暴力を受けても、野球の借りはあくまで野球で返す…って考え方は、かつての吾郎には出来なかったんだよなぁ。その精神は小森に教えられた訳だが、あくまでクリーンファイトを掲げる小森とは若干、方向性が違ってて、吾郎の場合はただ野球に関してピュアな姿勢を持ち続けているだけなのかもしれない。だから、成長したよなぁ…と言う感慨はそんなに湧かなかったりもする。W杯時でもそうだったが、キャリアとかを無視した無礼な態度もグラウンド上で先輩も後輩もないと言う岩鬼イズムの延長だし、試合に勝つ事にまっすぐなだけだ…と言うのは、この上なく好意的な解釈だよなぁ。さて、次週からはまたまた新展開らしい。…と言っても、もうシーズンも終盤なので、普通に逆転優勝を懸けた戦いになるのだろう。キーンもそろそろ復活するだろうし…。で、マイナーで調整してるギブソンはどうなってるの?

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October 27, 2008

 マードックのファインプレーでピンチを切り抜けたホーネッツだが、吾郎が7回でマウンドを降りると、8回から登板した5連投のグリッソムが、一死二、三塁のピンチを作ってKO。3番手のヘイガンも4連投の疲れを隠せず、4番・ハワードに0−2とカウントを悪くし、ストライクを取りに行った球を外野へ飛ばされてしまう。三塁ランナーはタッチアップで本塁へ突入。タイミングは微妙だったが、ダンストンの送球が僅かに逸れて、ついに先制点を献上。9回表、ホーネッツ最後の攻撃を迎えた所で首位・コヨーテスが勝ったとの報が入り、これで7ゲーム差に開いてしまうと、ホーネッツベンチには諦めムードが漂い始める。しかし、吾郎の気迫の投球に触発されていたロイがナインを鼓舞して、ヒットで出ると、ネルソンが送って、一死二塁。ここで先の送球ミスを挽回すべく燃えていたダンストンは痛烈なライナーを放つも、セカンドのダイビングキャッチに阻まれ、二死と追い込まれる。ここでパンサーズは4番・パーカーを敬遠して、一塁を埋め、当たっていないマードックとの勝負を選択。ホーネッツ首脳陣はマードックに代打を送りかけるが、ここで吾郎が「あんたはもうホーネッツのマードックなんだ! あんたを放出したパンサーズに報復して、仲間(うち)を救ってくれ!」と檄を飛ばす。監督はこの試合で結果を出せなければと言う条件でマイナー落ちを通告した以上、この試合の途中で代えるのはフェアではないと、代打起用を思い留まる。かくして、マードックにこの試合の命運は託される事になるのだった。

 何だかんだでもう1イニング投げて降板した吾郎だが、疲労困憊のリリーフ陣が均衡を破られる。優勝を諦めるなと言わんばかりの吾郎の気迫の投球がバッツ時代の同僚であるロイとダンストンにしか伝染していなかったとは、少々寂しいホーネッツナインである。こういう時に盛り上げ役になる筈のサンダースに全く存在感がないのはどうした事か。折角の好守も報われず、またまたタイトな場面に立ち合ってしまったマードックだが、吾郎の檄で今度こそ覚醒するのか!?…って、するだろ。この展開で逆転打を打てない様では話にならないと言うミエミエの展開なので、果たして、どう見せてくれるか。ここで吾郎があえて「報復」と言う言葉を使ってきたのがいいね。報復死球の件でモメただけに、使い所を間違えたら、ただの皮肉に取られて逆効果になりかねないが、ここまでの流れで「試合を制して相手を見返す事こそが最大の報復なのだ」と言う吾郎の考え方をマードックも汲んでくれるだろうし…。

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October 21, 2008

 無死満塁のピンチを気力の連続三振で二死まで持ち込んだ吾郎。仲間を信頼している訳ではないものの、形だけでも仲間を受け入れる儀式の1つと考えていた報復死球すらしようとしない吾郎に不信感を抱いていたマードックだったが、吾郎の投球を見ながら、乱闘騒ぎがあった試合後、キーンにケガを負わせてしまった事でコーチから詫びに行けと言われて、渋々訪れた医務室で聞かされたキーンの言葉を思い出していた。吾郎が報復死球をしなかったのは、父を死球で亡くしている事も背景にあるが、それだけではなく、誰よりも試合に勝ちたいと思っている吾郎は無駄に走者を出す事よりも相手を三振に取る事こそが死球に対する最大の仕返しになると考えているからで、決してマードックを仲間として受け入れなかったと言う事ではないのだと…。序盤から飛ばし過ぎの上、球数も次で120球を数えるとあって、微妙な制球が定まらず、疲労の色が見える吾郎はフルカウントからの甘いボールを一塁線へ痛打されるが、これをマードックがダイビングキャッチ。若干、遅れ気味ながら、ベースカバーに入った吾郎にトスして、この大ピンチを切り抜けるのだった。

「か、勘違いしないでよね! 別にあんたの為に捕った訳じゃないんだから!」

…とは、流石に言っていないが、「ナイスプレー、助かったぜ」と吾郎から差し伸べられた手を取ったマードックの態度は正に、こんな感じでおかしかった。何てスタンダードなツンデレぶり! 単なるファインプレーだけなら、悪くなっている自分の立場を回復させる為に必死なだけ…とも取れるが、間に合う限りは自分でベースに入ると言っていたマードックがあえてトスをする辺りが、吾郎を認めたと言わんばかりでグッときた。この流れで次はバットで名誉挽回と行きたい所だろう。ところで吾郎は何で6回で120球も投げてるのだろう。制球力が高い上、ロクに走者も出してなかったのに、これは投げ過ぎ。力押しの投球でねじ伏せていたのだからファールで粘られまくったとも考えがたいのだが…。

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October 13, 2008

 吾郎に諌められ、逆ギレしたマードックは殴りかかろうとするが、観戦に来ている妻子の事が頭によぎったか、寸前で拳をおさめる。主審からは遅延行為での退場を警告されたマードックに対して、首脳陣もこの試合後のマイナー降格で頭を冷やさせる方針を固めつつあったが、マードックは戦う相手はチームメイトでも審判でも首脳陣でもないと言う吾郎の言葉を反芻していた。この中断により、リズムを崩した吾郎は続くベイカーをストレートの四球で歩かせると、キャラウェイにはセンター前へ弾き返され、無死満塁の大ピンチ。ここで投手コーチから降板を打診されるが、中継ぎ陣に負担がかかっている事を憂慮した吾郎は中6日でたまに投げるだけの先発が6回で降りる訳にはいかないと、これを固辞。コーチは次のハワードに打たれたら交代と言う条件の下、続投を認め、引き上げた。イップスに苛まれていた際、中継ぎ陣や野手陣に助けられた事を負い目に感じていた吾郎はその借りを返さなくてはならないと言う責任感に満ちており、ハワードに対して、一時は96マイルまで落ち込んだ所から再び100マイルを計時する快速球で三振に仕留めると、続くパトリックも連続三振に斬って取る。この吾郎の気迫の投球を見て、マードックは報復投球も出来ないヘタレ…と言う吾郎に対する評価が誤りだった事に気付き始めるのだった。

 マードックは吾郎から正論を突きつけられても、報復死球の件でヘタレ野郎と言う評価だったから、口ばかりの奴の意見に納得なんか出来ない…って事だった様で、吾郎に口だけではない所を見せつけられて、吾郎の言葉を受け入れる体勢になりつつある気配。一方、吾郎の方はマードックの事など、(無関心な訳ではないけれど)結構、どうでもいいと言うか、そんな事よりもまず相手打線を抑えなければ…と言う事に集中している様子。イップスの時にチームに迷惑をかけた事をちゃんと自覚していて、いい意味で闘争心と責任感が噛み合っての力投は熱かった。さて、スリーアウト目はいい加減、マードックのファインプレーで決めてくれよ。

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October 06, 2008

 0−0の儘、迎えた6階、ホーネッツは一死二塁のチャンスにまたもやマードックに回る展開。フルカウントからの7球目をボールと判断し、一塁へ歩きかけたマードックだったが、判定はストライクで三振。不服を唱えたマードックは主審に噛み付くが、乱闘騒ぎを恐れた監督がすかさず間に入って大事には至らなかった。そんなマードックを見ながら、吾郎はワッツとの会話を思い出していた。やけにマードックを庇い立てするワッツに理由を問い質した所、若手だった頃、マードックとはチームメイトで、マードックが今の様な性格になってしまった所以を聞かされたのだ。当時のマードックは気象こそ荒かったが、明るく社交的でチームメイトにも溶け込んでいた。しかし、ある日、チームメイトの二人がコカイン検査で陽性反応が検出され、マードックのロッカーからもコカインが発見された事でマードックは逮捕されてしまう。実際にはマードックはシロで、二人が自分達の罪を軽くしようとして、マードックのロッカーにコカインを隠したに過ぎなかった。数年後、二人の証言からマードックの潔白は証明されたが、当時は無実を訴えるマードックの言い分を誰も信用してくれず、汚名を着せられた儘、トレードされてしまう。ワッツ自身もその時、マードックを信じてやれず、未だに負い目を感じていたのだ。この一件でマードックは誰も信用しなくなり、以来、チームメイトと笑い合う姿を見せる事もなく、フォアザチームやチーム一丸などと言った言葉は欺瞞でしかないと感じる様になってしまったのだった。さて、6回裏、ここまで2安打無失点と孤軍奮闘の吾郎は先頭打者をショートゴロに打ち取るも、ロイの送球はワンバウンドとなり、これをマードックが弾いて、出塁を許してしまう。記録はマードックではなく、ロイにエラーがついた事で、憤慨するロイが首を振る仕草を見るや、マードックは怒りを爆発させる。ここで制止に入った吾郎から、誰も信用しないのは勝手だが、周りから信じられるプレーをしてから文句を言えと突きつけられ、ぶち切れたマードックは吾郎に殴りかかるのだが…。

 ついにワッツから語られたマードックの過去。まぁ、同情の余地は大いにあるのだが、それにしても、ドーピングどころかコカイン所持で逮捕されても、出場停止1年程度で済むのかよ!と言う点が大いに気になった。コカインより筋肉増強剤の方が野球界的には罪が重いのだろうか? マードックはチームメイトやフロント不信に陥っても、妻子とは円満っぽいのが何だか微笑ましいね。人間不信中に奧さんと出会ったのか、既に、結婚してる状態で事件が起きたのか。前者だとすれば、どんな出会いだったのかちょっと気になるよ。さて、吾郎に正論突きつけられたマードック。海堂時代にヤムチャ薬師寺のバント作戦にイチャモンつけた吾郎に眉村が痛烈な言葉を浴びせかけたシーンを彷彿させるが、ここで逆ギレしてしまったらおしまいな訳で、何とか拳を抑えたマードックがファインプレーでゲッツーを奪う展開を期待したい。

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September 28, 2008

 初回からロイ,ダンストンのヒットで一死二、三塁のチャンスを作ったホーネッツ。ここでパンサーズは4番を敬遠して一塁を埋め、不振のマードックとの勝負を選択。古巣からもナメられての打席となったマードックだが、実績を買って獲得したと思っていたくせに、たった1週間の不振で辛抱しただの、次からは控えだのと宣告してくる首脳陣の態度や、全ての責任を転嫁するがごときナインの陰口にモチベーションが全く上がらず、今年限りで退団する気満々でゲッツーに倒れる始末。ますます士気が下がる一方のホーネッツだったが、その裏、マウンドに上がった吾郎はいきなり100マイル超の速球を連発し、三者三振の快投でナインを鼓舞するのだった。

 最後通告を受けて、奮起するどころか、完全にやる気を失ってしまったマードック。ナインの陰口はともかくとして、首脳陣のマードック外しはさほどに理不尽な言い分でもないと思うのだが…。ナインの気持ちが切れそうになる中、最後まで諦めるなと言わんばかりにペース配分無視の全力投球でねじ伏せる吾郎の気迫の投球はなかなかに熱かった。吾郎の闘志は伝染する…と言う毎度のパターンでホーネッツナインの士気はあっさり高まりそうだが、マードックもその空気に感染する形になるのだろうか…。

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September 23, 2008

 マードック効果か、5連敗で優勝戦線脱落の危機に瀕しているホーネッツはパンサーズ戦を控えてロサンゼルス入り。吾郎は例の悪送球が故意か過失か確認すべくマードックの部屋を訪ねるが、マードックは不在で出てきたのは彼の妻子だった。現在、単身赴任状態のマードックが古巣に戻ってきた事で1週遅れながらも誕生日を祝う為に訪れていたのだ。そこで吾郎はマードックの悪送球が過失だった事や、それでいながら悪びれずに強がってしまう為に誤解を招いてしまう様な性格である事などを妻の口から聞かされる。そして、迎えたパンサーズ戦、1点差と追い上げた9回一死二、三塁の場面で打席に入ったマードックは痛烈なライナーを放つが、サードのキャッチされ、三塁ランナーは戻れずにゲッツーとなり、とうとう6連敗。試合後のシャワールームではナインがマードックの疫病神を責め、今季は終戦だの消化試合だのと愚痴をこぼしていたが、ワッツは連敗中に打てなかったのはマードックだけではないし、投手陣も打ち込まれたており、「疫病神」などと言う曖昧な言葉でマードックに全ての責任を転嫁するのは間違っているとたしなめる。マードックが入ってからではなく、自分が投げていた試合から連敗が始まったと受け止めていた吾郎は続く第2戦で連敗阻止への意欲を燃やす。一方、マードックは首脳陣から次で打てなければ控えに回すと最後通告を受けていたのだった。

 あれ程、妻に愛され、娘に懐かれている男の性根が悪い筈はない…と言わんばかりの展開で「マードックは結構いいヤツ」説がほぼ確定。どうやら外ではツンだが、内ではデレまくっている様だ。だから、あの悪送球時のニヤケ顔はミスリード誘い過ぎだっつーの。まぁ、打撃がブレーキなのはともかくとして、理不尽な理由で攻守の要・キーンを離脱させたマードックの罪は実際、それなりに重いとは思うが、それで勝手に諦めてモチベーションを下げまくるナインにも問題があるって話か。いよいよ最後通告を受けてしまったマードックだが、流石に、ここで挽回しないと話として盛り上がらない。悪送球の借りもあるので、守りでも超美技くらい見せて欲しいものだ。それにしても、サンダースが吾郎を誘った映画「ランボー vs メカゴジラ」の内容が気になって仕方ない。

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September 15, 2008

 マードックの考えられない悪送球で二塁走者ばかりか、一塁走者まで長駆ホームインし、形勢逆転。報復死球を拒否したが故の嫌がらせ行為と観じた吾郎は怒り心頭。報復死球など要求する前に自分の仕事をちゃんとやれと言う吾郎の言葉に今度はマードックがぶち切れ、吾郎に掴みかかろうとする。マードックは制止に入ったロイの顔面をぶん殴るわ、キーンを突き倒すわの大暴れで、味方同士の乱闘ながら早々と退場を宣告されてしまう。キーンはこの時に足を捻って退場を余儀なくされ、攻撃力が低下した事も重なり、結局、この回の2失点が最後まで響く形となって、ホーネッツの連勝は5でストップ。乱闘時、ブルペンにいたワッツは試合後、ロッカールームで事情を聞かされると、あそこで自分の立場を悪くしてまで故意の悪送球をかましても、マードックにメリットはなく、悪送球を故意と決めつけた吾郎にも非があるのではないかと指摘する。キーンは全治2週間と思いの外、重傷でその後、キーン不在の影響で投手陣は連日、炎上。マードックは依然として大ブレーキでホーネッツは5連敗で首位との差が5と開いてしまう。スポーツ各紙から疫病神として叩かれるマードックだが…。

 結局、報復死球ネタで下手に引っ張るのではなく、普通に、マードックがだんだんチームに溶け込む様になる話になりそうな気配。真相が明らかになった訳ではないが、この流れからすると、どうやらマードックの悪送球は故意ではなく過失だったと見て良さそうだし…。いかにもミスリードを誘わんばかりの先週のマードックのニヤケっぷりはズルいよなぁ。あれが本当に過失だったのだとすれば、吾郎の物言いは無神経な訳で(吾郎が無神経なのは今に始まった事ではないが)、マードックがぶち切れても仕方ないと言えば仕方ない。新聞で叩かれて、激昂すると言うより、静かに受け止めるマードックの様子を見るに、マードックなりに一生懸命プレーしているのに誤解されやすいだけのツンデレキャラなのかね…。

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September 07, 2008

 マードックから報復死球を要求されたが、茂治を頭部死球で亡くしている上、そういった暗黙のルールの事もバカバカしいと思っている吾郎は聞く耳を持たず、いきなり初球からストライクを投げ込む。これを見たマードックから、日本人はただの腰抜け民族だの、新しく入った仲間に歓迎の意も示さないのかだのと嫌みを言われ、集中力を乱された吾郎はスコットに2球目を痛打されると、続くバンドラスには四球を許して、無死一、二塁のピンチ。ここでマウンドに駆け寄ったキーンから、報復行為が嫌いなら無理にやる必要はなく、強いる方がどうかしているとなだめられ、ひとまず落ち着きを取り戻した吾郎。しかし、ここでウェルズに一塁線への送りバントを仕掛けられると、これを処理したマードックは何と一、二塁間真っ二つのとんでもない悪送球。指に引っかかったと白々しく言ってのけるマードックだが…。

 報復死球を拒否した吾郎に対して、マードックはバント処理で過失を装ってタックルでも仕掛けるのかと思ったが、あからさまな悪送球とはまたセコい嫌がらせをかますもんだ。とは言え、ファーストにこんなのがいるんじゃ、全て送球を落球される危険性があるだけに迂闊に内野ゴロを打たせる事すら許されないとあって、たまったものではないな。打ってもわざと凡退とか平気でやりそうだ。だからと言って、吾郎が今更、改めて報復死球を投げる様な真似はしないだろう。キーンはすんなり擁護してくれたが、ベンチやフロントはどちらの肩を持つのかも気になる所だ。これで吾郎が報復死球を上から指示されたりしたら、また一悶着起こる事になるだろうし…。

メジャーの掟―大リーグの暗黙のルール
暗黙のルール

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August 31, 2008

 1回裏、ホーネッツは3,4番が連続四球を選ぶなど、一死満塁のチャンス。ここで打順が回ってきたマードックだが、先発・レイノルズが制球に苦しんでいるにも拘わらず、簡単に初球を打って、最悪のショートゴロゲッツー。先制のチャンスを逃したホーネッツはその後、ゼロ行進。吾郎も相手に先制を許さず、試合は0−0の儘、終盤6回へ突入。二死走者なしで打席に入ったマードックはここまで2タコといい所がなかったが、ここでレイノルズは死球を食らわせてしまう。また乱闘騒ぎを起こすのでは…と、ホーネッツベンチに緊張が走ったが、トレード初戦とあってか、マードックは黙々と一塁へ歩いていった。ここでダンストンがライト線へ二塁打。マードックは三塁コーチの制止もきかず、本塁へ突入。タイミングはアウトだったが、悪送球となった事に救われ、マードックは先制のホームイン。暴走気味のマードックに対して、二死だった事もあり、ああいう走塁は嫌いじゃないとハイタッチを交わす吾郎だったが、マードックはぶつけられた報復を吾郎に強いるのだった。

 何だかんだで大人しくしていたかに見えたマードック。無謀に本塁へ突入して、キャッチャーにぶちかましでもするのかと思ったら、ミスで悠々ホームインの拍子抜けの展開。しかし、よもやこの後になってから、吾郎にとばっちりが来ようとは…。茂治を頭部死球で亡くしている経緯から、配球の一環として、のけぞらせる事を前提としたブラッシュボールを投げる事すらも拒否した吾郎がここで報復投球に同意する筈はなく、マードックからの指令を無視する事は間違いない訳だが、投げる前から拒否するのか、とくにリアクションを起こさないまま、投げずにイニングを終える事で拒否の意を示すのかで、トラブルの起こり方が変わってくるだろう。あの程度の死球の報復として、胸元やら頭部を狙うのはやり過ぎではあるものの、メジャー流でいくならば、報復指令そのものは無茶苦茶な事ではない訳で、とりあえず、無難な所にぶつけてお茶を濁す可能性もなくはないか…。まぁ、それでマードックが納得する訳はないので、どう考えても吾郎とマードックの衝突は避けられないのだろう。

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August 26, 2008

 後半戦10勝2敗と好調をキープするホーネッツは首位に2差と肉迫し、25年ぶりのリーグ優勝が視界に入ってきた。キーンによると、球団はDL入りしたグリーンの穴埋めとして、トレード期限ギリギリでマードックなる選手を獲得したと言う。しかし、そのマードックは「荒くれマードック」と称される様に気性が荒く、グラウンドの内外で乱闘騒ぎが絶えないトラブルメーカーで、高い長打力を持ちながら、各球団を転々としている男だった。なりふり構わぬ球団の補強策に不安を覚えるサンダースだったが、自分も大概、問題児扱いされてきたと自覚している吾郎は案外ウマが合うのではないかと楽観的に考えていた。トレード初日とあって、黙々と試合前の練習を取り込み、大人しくしていたマードックは即スタメン起用。先発の吾郎は先頭打者をファースト左へのゴロに打ち取ると、一塁へのベースカバーに走るが、マードックは自らベースを踏みに行き、交錯した吾郎は転倒。あわや大怪我と言うプレーにも、マードックはトスをすれば落球のリスクがある為、間に合うと判断すれば自分でベースタッチに行く主義だから気をつけろと憮然とするばかりで、吾郎はカチンと来るのだが…。

 新展開への繋ぎとしての清水のエピソードは巻頭カラーで全く本編に関係のない清水の水着姿を無理矢理ねじ込む為の伏線だったのか? それはさておき、新展開と言うから、もっと話が飛ぶのかと思ったが、時間としては全然飛んでおらず、この儘、普通にメジャーで優勝を目指す展開なのだろうか。マードックの参戦はさほどのインパクトもなく、クライマックスでギブソン親子が絡んできそうではあるが、これまでの展開の焼き直しみたいにならない事を期待したい…。

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August 11, 2008

 沢村や父親の言葉に動揺しながらも、チームに迷惑をかけられない事を言い訳にして、今日にも退部届を出す事を決意する清水だが、バイトに向かおうとした際、母親から、行けるなら大河の2回戦の応援に行ってやってくれと声をかけられる。父親も試合の時間だけ仕事を抜け出して駆けつける事を聞かされ、意外に思う清水だったが、実は高校時代の清水のソフトの試合にも密かに応援に来ていたのだと言う。清水と吾郎の仲を反対しているのではなく、10年も頑張って続けてきた野球やソフトをこんな形で辞めてしまうのは勿体ないではないか…と言う父親の本音や、無心に部活に打ち込めるのは嫌でもあと僅かしかないと言う母親の言葉に心を揺らす清水。その後、バイト先に突然、訪ねてきた部活の同輩・麻美からは、練習もキツいし、清水がこの儘、辞める様なら、もう一人の友人と共に退部届を出すつもりだと聞かされる。自分はバイトとの両立に悩んで辞めるかもしれないだけだし、2年生が3人も抜けたら、3年が困るだろうと慌てる清水だったが、麻美からは本当に抜けられて困るのは清水だけだと返される。田丸主将は清水を次期キャプテン候補として期待していたからこそ厳しい言葉をかけたのだと言う。清水に誘われて、ソフト部に入った麻美は練習こそキツいが今や部活なしではいられないと、ソフト部に誘って貰った事を感謝していた。吾郎はまたオフになれば帰ってくるのだし、才能もない自分達が続けているのに、才能も根性もある清水が辞める事はないと説得される。その後、清水は大河の試合を観戦。惜しくも2−3で敗れ、人目もはばからずに大泣きする姿を見て、大河も海堂戦に向けて必死で頑張っていた事を感じた清水は帰り道で父親に渡米を諦め、部活を続ける事を宣言するのだった。

 何じゃ、こりゃ〜! 沢村の伏線、全然役に立ってねぇ〜! 更に、小森に至っては完全に無視されちまった〜。清水が三船リトルの面々でなく、家族や女友達によって救われる話があってもいいとは思うので、沢村の伏線さえなければ、今回の話に不満は全くなかったのだろうが、折角、沢村ネタを振っておきながら、スルーってどういう事よ!? これじゃまるで伏線を消化する為だけに消化した様で、何だか余計に消化不良な気分だよ。こんな事なら、吾郎のイップス克服の為に使うか、もう少し温存しておいて欲しかったもんだ…。清水は社会人でやっていける程の実力がない様な自己評価だったが、インカレに出られる大学の次期主将ならそれなりの力はあるんじゃないのかねぇ? 将来、吾郎と共に五輪に出るとかそういう展開はないんだろうか。でも、メジャーは五輪派遣は認めてないから吾郎が出られないか…。っつーか、五輪から野球消えちまうしなぁ…。

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July 26, 2008

 田丸キャプテンから来なくていいと言われたにも拘わらず、練習試合の終了後、いたたまれずに顔を出した清水。しかし、バイトの所為で部活をサボったり、遅刻したりではレギュラーは任せられないし、やる気がないとナインの士気も下がる為、バイトをやめるか、両立させられない限りは今後も顔を出さなくていいと突き放されてしまう。帰宅後、W杯に行った際の旅費の借金も完済したと言うのに、更に、バイトを増やそうとしている事に疑問を抱く母親に、夏休みに再び渡米する為の旅費を稼ぐ事が目的である事を明かす清水。ソフトもあるのに、体を壊しかねないと心配する母親だが、清水はソフトを辞めるつもりだと口走ってしまう。それを耳にした父は部活を辞めてまで男の尻を追いかける様なチャラチャラした不純な行為の為に大学に行かせている訳ではないと、再渡米を猛反対。ただ吾郎に会いたいだけの清水は納得がいかず、父に反発したばかりか、ソフト部の退部届まで用意してしまう。部活の参加を拒否されている為、上の空でカフェのバイトをしていた清水だったが、そこへ清水がバイトをしている事を聞きつけた沢村が冷やかし半分で小森を連れだってやってきた。清水のバイト後、焼肉店で吾郎を肴に盛り上がる3人。清水がW杯の応援に行った事に関して、部活をサボってまで応援に駆けつけたら、吾郎に怒られてしまうと部活の方を優先した小森の話に、小森とは逆の選択を取ろうとしている清水は表情を曇らせる。また、てっきりユースでサッカーを続けていると思っていた沢村が膝の故障でサッカー断念を余儀なくされていた事が明らかになる。しかし、沢村はそんな状態になってしまったからこそ、子供の頃に一緒にプレーしていた吾郎が大舞台に立っている事を自分の事の様に嬉しいと感じ、夢中でスポーツに取り組める事は凄く幸せな事だと語る。そんな沢村の話にソフトを諦めようとしている清水は胸を痛めるのだった。

 ついに沢村の伏線が明らかに〜っ! 執拗に沢村の伏線に関して追究し続けていた当ブログだけに、満田氏がこの伏線をちゃんと覚えていてくれた事は素直に感動である。それにしても、よもや吾郎ではなく、清水復活の為の伏線だったとは予想外だった。いささか唐突感は否めない伏線回収ではあったが、話の繋がりを考えると、小森が渡米しなかった事も含めて、全てこの時の為に用意していたネタであったかの様に思える処理の仕方だった。実際の所、後付けで辻褄会わせたのか、元から計算して張った伏線だったのか、真相はどちらなのだろう? あの時、沢村が曖昧な返事をしただけの1コマをここまで気にし続けていた読者なんてそう多くはないだろうし(とは言え、「サンデー」発売日に「沢村 伏線」なんて検索ワードで来た人がいたりして、ちょっと嬉しい)、これ程、長い間放置され続けた事を考えると、伏線としての価値が高かった様には到底思えないのだが、とにもかくにも、この点だけで今週は大満足だ。このままソフトを辞めて吾郎を優先しても、吾郎が喜ぶ筈がないとか、続けたくても続けられない人間がいるにも拘わらず、五体満足なくせに男の為にソフトを諦めてしまっていいのか…とか、清水の事情を全く知らない小森と沢村の無自覚な怒濤の精神攻撃はかなり強力だった訳で、この流れだと、清水は吾郎が全く関与する事なく、ソフトに専念する道を選択する可能性も出てきたなぁ。それにしても、沢村はケガがなくてもJリーグ入りは微妙だったそうだが、それでも微妙なくらいには上手かったんなら大したもんだ。因みに、小森の大学もインカレに出るそうだが、小森がレギュラーなのか補欠なのかが不明。この辺りもかなり気になるんだがなぁ…。

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July 21, 2008

 吾郎に会う為の旅費を稼ぐべく、カフェでバイトに勤しむ清水。らしくない投球が続いてた吾郎が3安打完封を果たした携帯のニュースで知り、安堵する。翌日、大学のソフト部の練習に出席した清水だが、キャプテンの田丸に風邪と偽って前日の部活を休んだ事がばれてしまう。インカレの出場が決まり、土日の練習を急に決めてしまった為、前から決まっていたバイトに穴を空けて店に迷惑をかける訳にもいかないと、今回は看過した田丸だが、2年生とは言え、レギュラーである立場をわきまえる様に注意を促す。別の部員から、清水がバイトをしている理由が彼氏の為である事を聞かされた田丸は、清水をセンスも根性もあると認めながら、男の所為で情熱を失う女性アスリートが少なくない事を心配するのだった。一方、最後の夏を迎えた大河は1回戦を4−0の完封勝ち。4回戦であたる海堂戦に向け、闘志を燃やしていた。カフェだけでなく、家庭教師のバイトもこなしていた清水は疲労の余り、バイト中にうたた寝して、教え子の母親にお叱りを受ける始末。2つのバイトと部活の両立に限界を感じ始めていた清水は、ソフトで就職出来る程の実力がある訳でもないし、いっそソフトを止めてしまおうかとも考え始めていた。翌日、朝から試合があるのを忘れて寝過ごしてしまった清水は、田丸からの電話でやる気がないならもう来なくていいと告げられてしまうのだが…。

 長らくまともな出番がなかった清水が久々のメイン。ソフト部がないが、吾郎のいる海堂か、吾郎がいないがソフト部のある聖秀か…で迷った時と似た様な展開になって来ているが、結局、ソフトを選ぶと言うお決まりの展開なのかね。どうせ吾郎はここまで頑張ってきたソフトを切り捨てようとする清水には幻滅するに決まってるんだし…。まぁ、今まではソフトを諦める理由が、吾郎との接点を持ち続けたいとから…と言う事が吾郎には全く伝わってなかったので、多少、状況は違うかもしれないけれど…。はっきり言って、旅費なんか、吾郎が出してやりゃ話は早いんだよな。今や吾郎はメジャーの先発ローテ投手でそれなりの年俸は貰っているだろうし、今や清水とは正真正銘の恋人関係なんだから、清水にそこまで負担をかけさせる必要はないだろう。まぁ、清水から旅費を出してくれとは言えないだろうけどさ。吾郎が自分からそういう事を言ってやれないのは、まだまだ清水よりも、遙かに野球の方に夢中だって事なんだよなぁ…。結局、イップス問題も清水は微塵も役に立ってないし…。ところで、三船リトル時のイメージとは全然違う選手になってるとは思ってたけど、ずっと謎だった清水のポジションがようやくセカンドだと判明。流石にキャッチャーではなかったか。女子のみのチームで試合に出ている清水のプレイって、一度ちゃんと見せて欲しいんだがなぁ。打順とかも気になるし…。大河は…………、海堂には勝ちようがないだろうなぁ(^^;)。

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July 14, 2008

 シルヴァを三振に斬って取った吾郎の帽子を拾う仕草,ピンチでの大胆な投球を目の当たりにしたサンダースは吾郎が本来の姿を取り戻した事を確信し、涙を浮かべる。なおも一死満塁のピンチが続いていたが、吾郎は5,6番も連続三振に仕留めて、見事にピンチ脱出。ホーネッツはその裏、キーンのタイムリーで1点を先制。この1点のリードを背に吾郎は8回まで無失点の快投。この段階で投球数は130球を越えており、首脳陣からはワッツへの交代を勧められるが、今日だけはこれが本当の茂野吾郎だと言う事をホーネッツファンに最後まで見て欲しいと、吾郎は続投を志願。最後のバッター・シルヴァをピッチャーフライに打ち取った吾郎は散発3安打完封を達成するのだった。

 完全復活を果たした吾郎が余裕の完封勝利。デビュー戦と言い、真価を発揮するだけでメジャー相手にこうも打たれないとあっては、面白味がなさ過ぎて長いペナントレースは描ききれない…って事で、イップス騒ぎで遠回しさせられた訳なんだが、今後も順風満帆過ぎると話にならないっ事で、次回からは何やら新展開になるとか…。一体どこまで話が飛ぶのかね。再びメジャーに這い上がってきたギブソンとの再戦か、ワールドシリーズか…。流石に、W杯は早過ぎるだろうし…。とりあえず、キリのいい所まで話が進んだのだから、そろそろ沢村の伏線を拾ってやってくれまいか…。それにしても、シルヴァはカッコつけておきながら、結局、4タコらしく、涙流したギャグ顔で捨て台詞吐かされるなど、どんどん酷い扱いになっていって、実に憐れだ…。

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July 06, 2008

 無死満塁でシルヴァを迎える大ピンチに、マウンドへ駆け寄るキーン。100マイルを出した事で何かきっかけがあったのか尋ねるが、吾郎は100マイルを出した事にも気付かない程、ゲームに集中していた。まっすぐの抑えが効かないなら変化球でカウントを稼げと言うキーンの助言に対しても、シルヴァに小細工は通用しないと、力尽くで抑える事を宣言。それが出来ない様なら未来はないと、試合が壊れる前に自らマウンドを降りると言い放つ吾郎に何かを感じたキーンは吾郎の意向を容認する。初球、いきなりの100マイルがど真ん中に炸裂し、シルヴァは前回マイナーで当たった時の吾郎とは明らかに違う事を察知。2球目もファールにするのが精一杯で簡単に追い込まれるが、これこそがW杯の時の吾郎の球であり、これを打ってこそ雪辱を果たせると闘志を燃やすシルヴァ。しかし、3球目は102マイルを計時し、シルヴァはあえなく三球三振。この時、吾郎の帽子が落ちたのを見たキーンは、ようやく吾郎が長いトンネルを脱した事を確信するのだった。

 やはり、完全復活の目印は帽子が落ちる事だった。これにて、吾郎は長きに渡る不振から抜け出した訳だが、緻密な制球力,相手打者との駆け引き,配球の妙,ジャイロフォーク等の変化球と言った数々のステップアップがないがしろにされて、結局、ただの球速至上主義に収まってしまうと言うのは、いかがなものなんだろうね。ストッパーならまだしも、先発投手はそんな球ばかり投げ続けていては長いイニングもたない訳で結局、色々なスキルが必要になってくる訳なんだが…。それにしても、シルヴァはつくづく噛ませ犬なんだなぁ…(T_T)。

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June 26, 2008

 借金2で後半戦を迎え、シルヴァが4番で復帰し、首位躍進の原動力となるなど、3割打者を5人も抱える強力打線のコヨーテス相手に巻き返しを図りたいホーネッツ。エース・ロサリオの登板も予想されたが、ローテーションを崩さずに吾郎が先発のマウンドに上がる事に。再昇格後の中途半端な投球を見続けてきたワッツは吾郎では荷が重いと、ローテを崩してでもロサリオを投げさせた方いいのではと言うが、サンダースもキーン同様、この日の吾郎から今までと違う空気を感じていた。試合前のブルペンでは、今までやたらと織り交ぜていたカーブやスライダーをこの日は全く投げず、ジャイロフォークすら2,3球投げただけ。100マイルの快速球を繰り出していた訳ではないものの、サンダースは何かが起きる予感を覚えていた。一方、シルヴァは3Aでの対決後の挑発が全く効果なく、よほど調子のいい時か、貧打のチーム相手の時しか勝てないでいる吾郎に幻滅しており、返り討ちにする気満々。いよいよプレイボールとなったが、吾郎はいきなり先頭のストロベリーに三遊間を破られると、続くジャンセンには四球を与えて、一、二塁のピンチ。更に、ジョーンズにもボールが先行の苦しい投球。悪い時の投球パターンに見えたが、ワッツはいち早く吾郎の球速が徐々に増して行っている事に気付き、いつの間にか球速は100マイルに到達。とは言え、結局、ジョーンズもストレートの四球で歩かせてしまい、無死満塁の大ピンチでシルヴァを迎える事となるのだが…。

 イップス時はピンチに至らない段階ですら、死んだ魚の様な目していた吾郎だが、今回は絶体絶命のシチューエションにも全く動じる気配はなく、一貫して目に精気が宿っていた。まだ投げる時に帽子は落ちていないし、目に見えて闘志を燃やしていると言う感じではないのだが、内に秘めているものが伝わってきて、この静けさが逆に期待感を抱かせる。それにしても、またシルヴァは噛ませ犬扱いなのか…。この儘、薬師寺のごとくヤムチャ化していくと思うと不憫でならない。結局、吾郎からは難敵とは思われていても、ライバルとは思われてない感じだからなぁ。ともあれ、この役どころが松尾さんに回って来なくて本当に良かったよ…。

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June 20, 2008

 苛立ちからファンに冷たく当たっていた10年前のギブソンだが、オリバーの痛烈な一言により、目が覚めたのか、すぐさま戻って先の少年を初めとするファン達にサインに応じたと言う。以来、前向きになって調子を取り戻し、ファンの為に自分の投球に集中出来る様になったのだった。いつの間にか贖罪の手段や仕事と言う義務感でプレーしていたギブソンは、何の為に野球をしているのか考えさせられていたが、この一件により、ベースボールを大好きなファンの為に、そして、ベースボールが大好きな自分の為に体が動く限りマウンドに登り続けたいと言うシンプルな答えを導き出したのだ。イップスにかかった吾郎に対する当面の処置として、モチベーションが見つかるまで仕事として割り切る事を勧めたオリバーだが、その事を少なからず、後悔しており、ギブソンにも怒られたとの事。吾郎やJr.に冷たく当たったギブソンの真意は小さなミスやマイナー落ちを恐れて、大きな志を失っていたからだった。W杯であれだけの戦いを演じた二人が、ミスを恐れて、小さくまとまろうとしている事に本気で怒っていたギブソンは今のうちは三振しても打たれても何度でも這い上がればいい,モチベーションなど見つけなくても、野球が好きだから走り続けるだけだと言うメッセージをオリバーを通して、二人に伝えるのだった。そして、迎えた後半戦開幕戦。先発のマウンドに上がった吾郎の投球練習を受けていたキーンは、これまでの吾郎とは何か違う雰囲気を感じ取るのだが…。

 ようやく吾郎完全復活の布石は全て打たれた模様。これだけ引っ張っておきながら、野球が好きだから、余計な事を考えずに野球に邁進するだけだ…と言う至極、単純な野球バカ論に収まってしまう事に…。吾郎がそういう野球バカな人間である事は今更、改めて指摘される様なものでもない筈なのだが、そう考えると随分と回り道をしたものだなぁ。ただ、ほんの数ヶ月前まで吾郎への贖罪にはかなり固執し、義務感丸出しだったギブソンが10年前の一件でそういう結論に至っていると言うのは何となく釈然としないものが…。

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June 13, 2008

 球速だけならば、W杯をも上回るギブソンの投球に驚愕する吾郎。2Aクラスでも単に速球に強いだけの選手ならゴロゴロいる為、それなりに弾き返されたりはしているものの、あくまで調整段階でまっすぐと制球のチェックの為の登板に過ぎず、打たれる事も想定内だと解説するオリバーだったが、ギブソン事情に妙に詳しい事に吾郎は疑問を抱く。すると、オリバーは吾郎の診断をする事になったのが単なる偶然ではなく、いち早く吾郎のイップスに気付いたギブソンがホーネッツの幹部を通して、オリバーの所へ行く様に進言していた事を明かす。二人にコネクションがあるのは、ギブソンがかつて失意のどん底に叩き落とされ、オリバーのケアを受けた事があったからだ。時は10年前にまで遡る。あの年、開幕戦でノーヒットノーラン,幼い日の吾郎も観戦に来たオールスターでは6連続三振と圧巻の投球を見せたギブソンだったが、開幕前には失意のどん底にあったのだ。茂治の命を奪ってしまった贖罪として、日本で投げ続けていたギブソンは妻と娘の事故死により、Jr.の為もあって帰国。贖罪の為に投げ続けた末、愛する者を失い、悲しみに暮れながらも、吾郎やJr.の為に闘い続けなくてはいけないと気を張るギブソンだったが、その年のオープン戦でも全く結果が出せず、焦りと苛立ちは募るばかり。当時、所属チーム・ガンズの心理トレーナーをしていたオリバーだったが、まだ駆け出しの頃だった為、ギブソンに対しても型通りのカウンセリングをする事しか出来ずにいた。そんなある日、事件が起きた。ブルペンとクラブハウスを繋ぐ通路でフェンス越しにサインを求めるファンに対し、オープン戦で打ち込まれた後とあって、苛立っていたギブソンは笑顔一つ見せずに完全スルー。しかし、歩を進めると、どこから入ってきたのか、少年が買ってきたばかりであろうギブソンのナンバー入りボールを持って、サインを求めてきた。僅か数秒、相手をしてやるだけで少年の望みを叶えてやれるものを、そんな心のゆとりもないギブソンはただ勝手に入ってきた事を叱り飛ばすだけで少年を泣かせてしまう。見かねたオリバーはギブソンを叱責。ギブソンの状況は重々理解しているオリバーだったが、苦渋に満ちた表情と態度でファンに当たるくらいなら野球なんかやめた方がいい,ファンに夢と希望を与えると言う大前提を忘れているなら、プロスポーツ選手とは言えない、と強く言い放つのだった。

 オリバーのケアを受けたのは、三船リトル時代の吾郎のごとく、茂治の頭部死球のトラウマで内角に投げられなくなったとか予想したが、別に、イップスに陥っていた訳ではなかった様だ。絶対に後付けのエピソードだとは思うが、今回の話自体はちょっとグッときた。ただ、アメリカに帰国する直前に訪れた茂治の墓前で、桃子との邂逅を果たした事により、何もかも失意の中にあったギブソンが再び力を与えられた話の重さが薄れてしまった感じで、どうにも気にかかる。桃子の言葉を受けながら、更なる悲劇があった訳でもないのに、オープン戦で打ち込まれた程度で失意のどん底に叩き落とされているのか…と思うと、釈然としないものがあるよなぁ。まぁ、この事を明かして、涙を流した病院でのエピソード自体、ギブソンが現役復帰した事で台無しになっていたりするし、どうも勿体ない感が否めない最近の「MAJOR」である。さて、吾郎復活の為のモチベーションだが、この流れだと、ファンに夢や希望を与える事…になるのかねぇ。

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June 10, 2008

 ギブソンの引退報道に世間がざわめく中、元々、ギブソンの復帰に懐疑的だった吾郎やJr.はこの事実を冷静に受け止め、何事もなかったかの様に日々のプレーに邁進。相変わらず、パッとしない投球の吾郎は勝ったり負けたりを繰り返しながら、前半戦を7勝8敗、防御率4.82の成績で折り返した。キーンやワッツがオールスターに選出される中、中途半端な成績で選ばれる筈もなかった吾郎はオールスター休みにオリバーに呼び出される。オリバーに連れられ、到着したのは2Aの試合が行われている球場だった。マウンドに辞めた筈のギブソンが上がっているのに気付いた吾郎は衝撃を受ける。引退したのは名目上だけの事で、ゼロからの出発を期すべく、移籍やマイナー落ちを選択せず、体を作り直していたギブソンはバイソンズ傘下の2Aチームの入団テストに合格したばかりだと言う。そこに至るまでの経緯はともかくとして、晩節を汚す様な真似をしてまで現役にしがみつこうとするギブソンの思惑が理解出来ず、狼狽する吾郎だったが、そうこうしているうちにギブソンがいきなり97マイルの快速球を投じた事に驚愕。別の所から観戦していたJr.もまた吾郎同様にギブソンの姿に衝撃を受けていた。まだトレーニングの段階ながら、実戦感覚を取り戻したいとマウンドに上がったギブソンは、是非とも二人にこの試合を見せるべく、オリバーに依頼の電話を入れていたのだった。

 投げ合う事すら不愉快とぬかしたり、雑魚呼ばわりしたりと、まるで眼中にない様な事をぬかしていた吾郎やJr.をわざわざ呼びつけている辺り、やはり、ギブソンのアレは本音ではなかった様で…。2ヶ月くらい体を作り直しただけで10kmも球速が戻るなら、体が出来ていない事くらい自覚出来ているであろうあのタイミングで何故復帰したのか釈然としないのだが、わざわざ衰えた様に見せておきながら、引退と言う形を取ってまで2Aから這い上がっての復帰を目指すと言う経緯全てが、吾郎とJr.を甦らせる為のギブソンの遠大なる計画の範疇だったのではないか…と勘繰りたくなる。まぁ、何にしても、病院での涙は何だったんだよ…と言う事に変わりはないのだが…。

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May 30, 2008

 カウント2−2からの6球目を叩いた吾郎の打球は見る見る伸びてバックスクリーンに突き刺さるグランドスラム。これでKOとなったギブソンはベースを一周する吾郎に茂治の姿を重ねながら、マウンドを降りるのだった。結局、この試合、初回の大量得点をバックに吾郎は6回3失点で4勝目をマーク。ギブソンは次の登板でも今夜の松尾さんに被弾するなど、2回1/3を8安打2四球6失点と言う惨憺たる内容で連続KOとなってしまう。たまりかねたバイソンズのフロントはギブソンにウェーバー公示の申請を通告。これに対して、ギブソンは戦力外通告は受け入れるが、ウェーバー公示ではなく、任意引退扱いにして欲しいと申し出る。しかし、限界を感じてユニフォームを脱ぐのでないと言う。引退しないと言うのに、任意引退にして欲しいと言うギブソンの真意を掴めないフロントは戸惑いを隠せなかったが、病み上がりによるブランクやトレーニング不足を侮っていた事を猛省していたギブソンは暖かく受け入れてくれたシカゴのファンを裏切った儘、移籍する選択肢は考えられなかったのだ。体を作り直して、必ず復帰する事を誓うギブソンはその際、最低年俸でも構わないので再びバイソンズと契約させて欲しい旨、要望するのだった。

 やはり、2連続KOぐらいではギブソンの心は折れなかった…が、ブランクを甘く見ていたのは分かるとして、それは実戦に出る前に気付くべき事なんじゃないのかね?と思わないでもない。まぁ、それはともかくとして、最低年俸でもいいから移籍せずに再契約を求めるギブソンの気概は熱かった。日本のプロ野球選手も晩節を汚すとか考えずに、これくらい現役にしがみついて貰いたいもんだ…。それにしても、茂治の姿を重ねた吾郎にギブソンは何を見たのか? ついさっきまで雑魚呼ばわりしていたと言うのに…。一発かまされたと言っても、吾郎は結局の所、闘争心剥き出しのプレーには全く戻れていない訳だしなぁ。

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May 27, 2008

 奇しくもギブソンを相手にしてメジャー初打席に立つ事となった吾郎。自分を雑魚呼ばわりしておきながら、無様な投球を晒すギブソンに憤慨する吾郎は投手に打たれれば納得するだろうと、ギブソンに引導を渡す気満々。初球に88マイルと力のない球でストライクを取られた後の2球目、ギブソンの胸元を厳しくつくブラッシュボールに吾郎は思わずのけぞらされる。茂治に頭部死球を食らわせ葬っておきながら、息子の自分に平然と威嚇投球するギブソンにたじろぐ吾郎は、セオリー通り、ブラッシュボールの次は外角球と睨んで思い切り踏み込むも、それを察していたかの様にインハイに決められ、2−1と追い込まれる。しかし、続く4球目の変化球をしぶとくカットすると、5球目はボールを選んで、カウント2−2.満塁とあって、フルカウントを嫌がってストライクを取りに来ると読んだ吾郎は、甘めに入った6球目を激打。果たして、打球の行方は…!?

 経験を生かした駆け引きの妙で追い込んだはいいものの、いかんせんボールに力がない為、吾郎にプレッシャーをかけきれないギブソン。最後はいかにも痛打されたかの様に見える演出で次回に持ち越しとなった訳だが、何だかんだで詰まらせて凡退…より、会心のグランドスラムの方が、ある意味、一番意表をつく展開なのかもしれない。限界を思い知らされてもなお、現役としてグラウンドに立つ事に固執する事が吾郎やJr.に何らかの心境の変化をもたらすとか…。何にしても、やっぱり吾郎の復活に一役買うのはギブソンになってしまうのかねぇ。沢村…とは言わないまでも、いい加減、清水を引っ張り出してくれよ。

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May 18, 2008

 衝撃の復帰登板であっと言う間に3点を失ったギブソンは、続くパーカーにもセンターオーバーの二塁打を浴びると、グリーンをには四球を許し、無死一、二塁のピンチ。ダンストンは高いバウンドのセカンドゴロに打ち取り、それぞれ走者が進んだ所でマウンドへやって来たコーチから敬遠指令を言い渡される。嫌なら降板を余儀なくされるとあって、素直に従ったギブソンはチェコを歩かせて、一死満塁。サンダースはギブソンの苦しい投球は病み上がりによるブランクの所為だけではないのでは…と疑念を抱いていた。ギブソンはここ数年衰えが目立っており、病を隠してまで、ただならぬ気合いで臨んだW杯はギブソンのボールに慣れてない日本打線を気迫と技術で抑えたが、技巧派に転向したと言っても、速球が走らなければギブソンは怖くない投手だと…。しかし、復帰のマウンドを拍手喝采で迎えてくれたシカゴのファンをこれ以上、失望させる訳にはいかない、勝つためにここに戻って来たのだとスイッチの入ったギブソンはロビンソンを気迫の投球でサードフライに打ち取り、西満塁で吾郎の打席を迎える事に…。ここまでの投球を見ていて、ギブソンは現役として限界だと感じていた吾郎はこれ以上、ギブソンが打ち込まれる姿は見たくないと、自ら引導を渡す決意で打席に入るのだった。

 今回の投球を見る限り、ギブソンは本当に吾郎やJr.の事など頭にはない…様に見える。目の前の試合に勝つ事,ファンの期待に応える事にのみ邁進している様だ。スイッチが切り替わったギブソンだが、力の衰えをどこまで気迫でカバー出来るのか。モチベーションの高さは何物を上回る…的な空気が流れている今シーズンの「MAJOR」だが、流石に、精神面だけで全て補えるものではない。実際、ギブソンは並々ならぬ覚悟で復帰したにも拘わらず、3点を失っている訳で…。ここで吾郎が打って引導を渡してしまうのは悲惨過ぎるし、気迫重視主義で抑え込まれても何となく安直な展開に思えてしまう。吾郎が頭部死球を食らって、茂治同様に死亡…などと言う超展開は流石にありえないとしても(死なない程度の死球はありうる訳だが、ギブソンにも吾郎にも何のプラス材料ももたらさないので普通に考えればありえない)、(効果的ながとうかはともかくとして)微妙〜に読者の斜め上を行きたがる作者だから、どうなる事やら…。

MAJOR 67 (67) (少年サンデーコミックス)

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May 07, 2008

 ついに現役復帰したギブソンが先発マウンドに登場し、球場内は沸き返る。先頭のロイに対する初球は89マイルとあって、ベンチの吾郎は変化球で入ったのかと見ていたが、実はこれがストレート。子供の頃にオールスターでの6連続三振を見て興奮したロイはそんな投手が今なおマウンドにいる事に感慨を覚えるが、出来れば全盛時に対決したかったと落胆しながら、一塁線を破る二塁打を浴びせる。球威も制球もイマイチのギブソンは続くネルソンを歩かせてしまい、一、二塁のピンチ。ここでキーンには甘いスライダーをスタンドへ運ばれて、いきなりの3失点。苦しい投球のギブソンに吾郎はやきもきするのだが…。

 散々吾郎に偉そうな事をぬかしたギブソンがよもやの大炎上。キーンからの被弾はともかく、ロイにまであんな事を言われて、簡単に打たれてしまう辺り、悲しくなってくる。約2ヶ月前のW杯ではあれだけ投げたギブソンだが、心臓病に倒れた後となっては全盛時は勿論の事、W杯時の投球すら取り戻す事は出来ないのか? ギブソンともあろう者がその事を自覚していないとも思えない訳で、それでものらりくらりと経験を生かした投球で現役として投げ続けたいのか、やはり、吾郎やJr.達に見せておかねばならないものがあると言う事なのか…。まぁ、普通に考えれば、後者なのだが…。

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