アストロ球団

December 13, 2005

 「アストロ球団」最終回のレビューはどうなっとるんや〜?との声が挙がっていそうだが、実はまだ見ていなかったりする。どうも私は録画してある最終回をなかなかすんなり見られない悪癖がある様で…(リアルタイムで見られる場合はあっさり見るが)。最後は色々な意味で凄いらしいと言う噂は聞いており、それなりに気になってはいるのだが、レビューはもうしばらくお待ち頂きたい…。

メイキング・オブ・アストロ球団

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December 06, 2005

 「アストロ球団」もいよいよ佳境。最終回の前編に突入だ!

【球一の厳しい叱咤! 球四郎、左腕で完全復活!】
7回裏、アストロの攻撃は2点差に詰め寄り、なおも二死満塁。ここでファイナル大魔球を投げ続けていた事によって、酷使された右腕が全く動かなくなり、悲痛な叫びをあげる球四郎。バロンが必死に球四郎の右腕を殴りまくるが、既に、痛みすら感じない。絶望感漂う球四郎の表情に見かねた球一は球四郎目掛けて突然、ボールを投げ込む。右腕は全く動かないので、当然、左手でこれを掴む球四郎。

「なんでぇ、なんでぇ、キャプテンらしくもねぇ!
右手がダメなら左手があるじゃないですか!」

………………あ、間違えた。これは「キャプテン」の丸井の台詞だ。

「右腕一本がオシャカになったくらいでそのザマは何でぇ。完全燃焼して行った仲間が泣くぞ!」

原作にはこんなシーンはない。球四郎は散っていた仲間に申し訳がないと、自力で立ち直るのだが、これはこれで熱い。先の指のしこりから血を抜いて貰った借りはむしろ、ここで返した格好になった。「完全燃焼して行った仲間」と言われて球四郎が思い返す連中には、ビクトリーのダイナマイト拳,氏家,大門ばかりか、大門に倒された球五,人間ナイアガラを食らった球三郎まで…。これって、今や球四郎にとって、アストロの面々も仲間と言うか戦友として認識してるって事だろうか。それにしても、氏家,大門はともかく、他の連中は果たして「完全燃焼」してるか? 球五は思いっきり不完全燃焼だし、何だかんだでピンピンしてる球三郎とか振り返るくらいなら、少しは球七のプレーも思い出してやってくれよ。球一の思いを受け取り、左腕に切り替える球四郎。右腕が上がらず反動をつけられないにも拘わらず、キャッチャー・ホープをバックネットまで吹っ飛ばす凄まじい威力だ。

「柳の下に二匹どじょうはいねぇ。地獄を覗いてきやがれ!」

この球威を目の当たりにしても、強気の球六は激振するも打球はサードベンチへ飛び込もうかと言う凡フライ。アンドロメダ大星雲打法で2度も打ち取られ、ここでもこんなショボい打球。一見凄かったアストロシフトも全く効果なく、あんた、伊集院兄弟の秘密バラしに来ただけか?と言うくらい役に立ってない球六が何だか不憫だ。普通ならファールのこの打球だったが、サード・バロンが果敢に食らいつき、ベンチに飛び込みながら見事ダイレクトキャッチ。しかし、この時、ベンチに頭を強打したバロンの体に異変が…。まさか「地獄を覗いてきやがれ!」とは球四郎ではなく、バロンへの忠告だったのか!?

【千葉先生、相変わらず、峠会長と談笑】
選手達が死闘を繰り広げてるのに、このおっさん共は何を呑気に話してやがるんだ!といきり立った栗山氏が乱入。球九郎が直接アストロドームへ向かったと言うのだ。何じゃ、そりゃ〜! 矢文まで使って千葉先生を呼びつけた事は全くもって意味がないではないか。「とんだ無駄足踏ませやがって、このジジイ! 早く王さんにナボナを返してやれよ!」と怒り心頭の千葉先生はすかさず球場へとんぼ返りだ。

【球七の執念及ばず! バロン、決死の同点弾も壮絶死!】
左腕から繰り出す剛球は一見凄そうだが、実は大した事なかったのか、続く8回にも満塁のチャンスを作ったアストロは球一の走者一掃のタイムリー二塁打で一気に逆転(全て実況であっさり処理されてしまったが)。端折られたので詳細は不明だが、続く球六はまたも凡退した模様だ…(泣)。そして、いよいよ迎えた土壇場9回、この回さえ凌げば勝利となるアストロの前に立ち塞がる男はバロン森。

「勝利には死をもってしか奪えねぇ勝利もある。
そこまでやらにゃ、氏家やダイマナイト拳、伊集院大門に顔向け出来ねぇ」
(バロン)
「超人に限界があるとすりゃ…、それは俺達超人が死に絶える時だ!」(球一)
「つっぱらにゃならん時につっぱらにゃ、真の男とは言えねぇ!」(バロン)

熱い、熱過ぎる! 気力体力の限界を振り絞って投げる球一のボールを文字通り命懸けで激打するバロン。そして、ここで散々待たされまくった明智兄弟に見せ場がついに来た〜っ!

「捕る捕らねぇは問題じゃねぇ〜っ!
 ここであいつらを調子づかせちゃ絶対ならねぇ〜っ。飛ばせ〜っ!!」
(球七)

「飛べ〜〜っっ、不死鳥〜〜っ!」(球八)

球七、決死のダイブも及ばず、打球はバックスクリーンを遙かに超える同点アーチ。高々と打ち上げられた球七は着地もままならず、全身を地面に叩き付けられてしまう。必殺技を披露しても報われない事しきりの当作品だが、ここに関しては打ち破らんとして出して返り討ちに遭うのではなく、明らかに通じない事を承知しながら、あえてやって見せる覚悟,決意が実に壮絶。一瞬なりとも、まさか捕られるのでは?と球四郎を不安な表情にさせた球七の勝利への執念は天晴れだ。

「あの勝負に対する執念…。大した野郎だぜ」

と、球七を称えながら、ベースを一周するもホームイン寸前で突然立ち止まってしまうバロン。なかなかホームインしないバロンによりにもよって、球四郎は…

「勿体つけんと、早うホームを踏めや。わしからのとっておきのキッスをプレゼントしちゃるき」

などとぬかしてしまう。オカマぶっているのは仮面であって、実際は一本筋の通った男であり、断じてゲイなどではないと言うのに、この儘、ベンチへ帰ったら、あのヒゲ野郎にキスされてしまうのかと想像するに計り知れないダメージを受けたのか、突然、鼻から耳からだらだらと血がこぼれ落ち、更に、大量の血を吐いて昏倒。8回の守備で強打した頭の打ち所が悪かったらしい。超人的なプレイを見せる事は出来ても、所詮、常人。やはり、超人の最大の売りは体の頑丈さに他ならない様だ

「球四郎、おめぇがどうつっぱろうが、痣の疼きは否定出来ねぇだろう。
おめぇは底辺に埋もれてきた奴の為に生きてきた。もうそろそろ自分の為に生きてみろよ」

常に一番になる事を目指しながら、球四郎がいる限り無理だと悟ったバロン。球四郎の持つ熱気の元を見届けようと懐刀としてついてきたこの男は、まだ自らの運命を受け入れきれていない球四郎に最後の言葉を託すと、辞世の句を詠み出す。

「『露と落ち 露と消えにし 我が身かな みやこのことは夢のまた夢』
………大部分……盗作!………あの世じゃ一番の男になってみせるぜ〜っ!」

ああ、ここきっちりやってくれて嬉しい〜。この期に及んで、秀吉の辞世の句をパクり、「大部分盗作」と締める辺り、最後の最後までイカす男だぜ。しかし…

「おめぇがやつらに抱いてるのは憎悪じゃねぇ、嫉妬だ。定められた運命の中で自由奔放に生きている連中へのな」

が端折られたのは残念だ。球四郎の対アストロ戦最大の動機がここに集約されている様に思うのだが…。さて、この後、球四郎は散っていた仲間の名前をバットに刻み込む訳だが………………

「宇野球一。バロンのホームランで同点にされるも後続を断ち切り、スリーアウトチェンジ」

え〜っ!? このバット使う間もなく、9回表終わっちゃったよ! この展開で球四郎の最後の打席を端折りますか…。幾ら何でも、そりゃないだろう。

【アストロナイン、ついに全員集結!】
かくして、あっさり迎えてしまったラストイニング。いきなり投げ損ないの失投にこれ幸いと激振する球八だが、嫌がらせとしか思えないタイミングで9人目の超人が球場入りし、痣が疼いた影響で球八は痛恨のキャッチャーフライに倒れる。

「俺達は最初から7人で戦ってきたんだ。この試合は俺達でカタをつける」(球一)
「球四郎よ、てめえに最後の超人は譲ってやるぜ!」(球七)
「断る!ここで最後の超人に助けを求めたんじゃ、ワシの為に命を投げ打ってくれた4選手に申し訳が立たんぜよ」(球四郎)

痣の疼きに苦しみながらも、9人目の加入を拒否する両軍。ここで千葉先生曰くアストロ戦士が全員揃った事の喜んだらしい沢村の魂の表れか、何故か開閉式ではないドームの中にある沢村像に落雷が起きると、これまでの痣の疼きが嘘の様に消え去るのだった。先頭打者・球七は突然、左バッターボックスへ。軸足となる右足のアキレス腱が切れている為だが、そういう意図が汲み取れるかはかなり微妙だ。何より、絶対に言って欲しかった台詞が見事に端折られ、とても悲しい。その台詞とは、勿論、これだ。

「足なんぞ、一本もありゃ十分よ。
一本足でバカスカ打ってるやつがいるじゃねぇか!
巨人軍の王貞治と言う怪物がよ〜っ!」

王さんファンの私としては、やはり、この台詞は外せない! 結局、王さんはナボナを食い逃がすわ、解説の茂雄に対する驚き屋と言うポジションに収まるわで、「作中の登場人物の中ではぶっちぎりの性格の良さ」くらいしか、存在感をアピール出来なかった印象だ。この後、球二の一打で球七は連続バク転で足の悪さをカバーすると言う持ち味の身軽さを生かした走塁をようやく見せてくれるのだが………………、思いっきり両足使って飛び跳ねてるよ、この人! それじゃ、全然ケガを庇ってないやんけ! スタントマンレベルでも片足で連続バク転(原作では前転だが)する事は相当な難易度なのだろうか。それならそれで全身図は出さずに処理するとか、何とか片足で飛んでる様に見せる術はあった様に思うのだが…。更に、球三郎はバロンがいない三塁線へのセコいバントで出塁し、満塁で主砲・球一と言う絶好のお膳立て。普通の作品なら、ここで主人公が打ってサヨナラ勝ちとなる所だが、野球漫画のセオリーは通用しないのが「アストロ球団」。球一は球四郎に気迫負けし、バットを折られてのピッチャーフライに倒れてしまう。

【球五、突然の復活! 球六、最後の最後まで活躍の機会なし!】
ここで怒濤のチャンスブレイカー・ニックン(巨人)も顔負けのインケツぶりを続けてきた球六が最後の最後で決めるのか…と誰もが思った矢先、今までずっと寝ていたくせに美味しい所だけかっさらおうとばかりに突如、球五が登場。おったまげたナインは「医務室へ戻れ」「その体じゃ…」と制止するが、そういう事はまず、三塁ベースで瀕死状態の球七に言ってやれよ!

「ここに帰ってきて初めて生き返った気がする。やっぱり俺は野球でしか生きられん。
それを最初に俺に教えてくれたのはお前だぞ、球一」
(球五)
「俺に会う前からお前は最っ高の野球バカよ」(球一)
「どうやら野球の神様はおめぇを選んだ様だ。幕引き係は任せたぜ」(球六)

どうやら野球の神様は球六の過去の所業を許していないらしい。解説しか能がなく、普段着は青ジャージ,地獄の特訓も軽く流され、完成した新打法は意味もよく分からない「バム打法」。しかし、肝心な所で凡ゴロに倒れた挙げ句に理不尽なプレーで全身ガタガタにされたかと思えば、やった相手に借りを返すどころか寝ている間に勝手に自殺…と、とことん不遇な目に遭い続けてきた球五についに日の目を見る時が来たのだ!

「球五、お前のその勇姿に『長嶋二世』の看板など無用だったな」(茂雄)

かくして「長嶋二世」の看板は沢村一茂に引き継がれるのであった。


 

Story
70年代に「週刊少年ジャンプ」で連載された超人格闘野球コミックの実写版ドラマの第3弾。名投手・沢村栄治の遺志を継いだ謎の男・シュウロに集められた宇野球一ら9人の超人たちが、“打倒米リーグ”目指して世界最強...(詳細こちら

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November 29, 2005

 回を追う毎に端折り具合が増していく「アストロ球団」。今回も凄い勢いでカットされまくりだが、バロンのカッコ良さは端折られない!

【「死なねばならぬ理由が1つもない」筈の大門、あっさり他界】
「男対男の、掛け値無しの勝負をしてやろうじゃねぇか。いくぜ、大門!」

いつの間にやら二死満塁の場面が出来上がっており、ヌンチャクを置き、普通のバットで大門が打席に登場。球一曰く真のバットマンとして目覚めたらしい大門に敬意を評したアストロ陣営は、球三郎,球六の内野二人が残像が出来る程の高速横移動を繰り返し、打球が低いうちに抑えるべく明智兄弟を二塁ベース後方に置くと言う鉄壁(?)のアストロシフトを敢行。そして、球一は初球からファントム魔球を投げ込むも、所詮、たった2球で身内から死刑宣告をされてしまったボールである為か、いともあっさりと股間を抜かれると、球三郎,球六は超高速移動が出来るにも拘わらず、二塁ベース上は担当でないのか、全く捕りに行く気配はなく、球八も球一同様に股間を抜かれ、球八から自由落下の球七は無論、間に合う筈もない。アストロシフトを簡単に突破した打球は、そこから一気に伸び上がり、スコアボードのビクトリー球団旗を直撃する同点グランドスラム。完璧に打ち込まれた球一は悔しさを表すよりも、大門の凄さを素直に褒め称える。今までの血生臭い展開が嘘の様なクリーン野球だ。塁上の走者が全て返っても、打席に仁王立ちの大門だったが、既に、絶命していた。打席前に影腹を切っていたのだ。影腹を切っている状態での打席で体に力が入らず、消えゆく命の灯を燃やしながらバットを振り、その魂を打球に乗せるがごとく打ち込んだ筈の決死の満塁弾があまりにもあっさり消化されてしまったのは実に残念。打席で苦しんでる気配が全くないので、何かある…と言う気配を汲み取りようがなく、原作未読者はこの上なく唐突な大門の死に対しては、正に、アストロナイン同様の驚きを抱いたかもしれない。詫び状は物語の展開が違っている事に合わせて、微妙に内容が変わっていたが、特に不満はなし。最後に残した球三郎への遺言が血で滲んで読めない事に関して、原作では結構、淡泊に振る舞っていた球七がワナワナと体を震わせ、涙を流しながら訴える部分はかなり良かったと思う。球三郎は分かっていると言う「大門の言いたかった事」とは、きっと…

「アストロ球団」DVDを発売する暁には伊集院兄弟に関するエピソードを
全て網羅した完全ノーカット版を収録してくれ!

…と言う事に違いない! それは無理だよ、兄さん…(T_T)。

【無駄ではなかった大門の死! 球四郎、ついに覚醒の時!】
大門の崇高な死にすら悪態をつき、「敗北者」とまで大門を貶める球四郎。あくまで冷血漢を貫いているかに見えるが、刀を握る手が震えていた事が動揺を表していた。

「見ろ、てめぇの兵隊達で血みどろになって闘っているぜ」(球一)
「人にはそれぞれ器がある。人の上に立つ者と人の下に傅く者よ」(球四郎)

バックが身の危険を顧みない決死のプレイで打球を追っている様に対しても、冷たく言い放つが、既に当初の余裕は完全に消え失せている。球一にスタンドへ叩き込まれたばかりか、更に、連打を浴びるなど、今までの無敵ぶりが嘘の一方的に打ち込まれてしまう。強がる球四郎に喝を入れんとするバロンだが、極限まで追い詰められた事で、ようやく覚醒し始めた球四郎の目の色に気付き、諭す様に言う。

「お互いつまらねぇエリート意識は捨てようぜ。素っ裸になって、アストロと同じ土俵に立とうや」

忠誠の誓いを立てるナインに手を上げようとした球四郎だが、その拳を止め、素直に詫びを入れる。威厳と権威を振りかざしても人はついて来ないと、ようやく悟った球四郎は無駄なプライドをかなぐり捨てて、アストロナインに挑む。自らの身を呈して打球を止め、トリプルプレーを完成させる姿は今までの球四郎とは明らかに違うものだ。

「あの死に様を見て、勝てんと思うた。悔し紛れに仏に唾を吐きかけたけど、それはワシの背伸びやったがよ」

非常に急展開ではあるものの、ここに至るまでの球四郎の変化の過程はなかなかいい感じだ。そして、何よりバロンがカッコいい! 一見、参謀の様に振る舞っているが、実は球四郎は傀儡に過ぎず、この男が黒幕だったのだ!…なんて展開でもあまり驚かないかもしれんなぁ…。

【博打王が生んだ?秘球・ファイナル大魔球炸裂! 球四郎、すっかり改心!】
球一のパクリ魔球ばかり投げていた球四郎のオリジナル「ファイナル大魔球」がついに炸裂。TV版ではその開発に当たって、博打王である設定がカスリとも生かされていないプロボウラー・剣持豪が大きく関わっている………………筈なのだが、結局、どう関わったのかは語られる気配皆無。なら、そんな気ぃ持たせる設定いらんやんか! 2点を失い、再び迎えた球四郎の打席で力尽きる球一に、刀を持ってマウンドに迫る球四郎。改心したと言うのに、今までが今までだけに信用しきれていないアストロナインが悉く止めに入るが、刀を持ってきたのは球一の左手の指先に出来たしこりを切って、溜まった血を出す為だった。

「目覚めの悪い勝ち方しとうないだけがよ。けんど、容赦せんぜよ」(球四郎)
「礼をさせて貰うぜ…。お前を打ち取る事でな」(球一)

今や、正々堂々と立ち向かってくる球四郎のクリーンな姿勢に応えるべく、渾身のファントム魔球を投じる球一。しかし、所詮、たった2球で身内から死刑宣告をされてしまったボールである為、またまたあっさりと打ち返される。原作と違う場面で出る………かもしれないらしい、「飛べ〜、不死鳥〜っ!」が、ついに飛び出すのかと思いきや、そうはならず。あ〜っ、とうとうアキレス腱切れちゃったけど、本当にやってくれるのだろうか? アキレス腱が切れた際の球七の痛みを堪える様は原作以上に壮絶さが伝わってきて良かったのだが、腕を噛んでまで悲鳴を上げなかったのは、味方であるアストロナインを気遣い、敵であるビクトリーにも悟られない様と咄嗟に判断した行為なのだ…と言うのが、果たして、あれで伝わったかと言うと、微妙だなぁ(^^;)。

【千葉先生、峠会長と団欒モード】
超人達が命を懸けた死闘を演じている中、監督である千葉先生は、あろう事かふかふかの椅子でのんびりくつろぎながら、峠会長と昔話を語らっていた。超人集めに奔走していた千葉先生がやっとの事で見つけた第1号の超人少年は原因不明の難病で右目の視力を失っており、千葉先生が角膜移植をした模様。「命に換えても…」と言う千葉先生の言葉が偽りでないと感じた峠会長は千葉先生に賭ける事を決意。しかし、この人、球三郎に対しては命も懸けずに、ただ上空から投げ落としただけだったけどな! 挙げ句の果てに、右目どころか両目の視力失っちまったけどな! …で、千葉先生が角膜移植したのって、球一なんだよね? 一瞬、バロン森かと思ってしまった…。眼帯してた方の目が移植されたもので、球九郎の正体はバロンだったのだ!、…なんて、原作を大幅に無視した超展開を一瞬、期待してしまったりもしたのだが、バロンが眼帯してるのは左目の方だった。残念。でも、球一だとしても、十分、ウルトラCな展開…。この超オリジナル設定は本当に必要なものなのか? この先、注目していきたい所だ。で、そのバロン、前宙ホームインで球二のタッチをかわすなど、獅子奮迅の活躍を見せてくれて、燃える展開。だが、バロンと言うと、球七をも凌駕すると言っても過言ではないくらい攻撃的なフィールディングで魅せる男のイメージが強いので、早いトコ、守備で超美技を連発して欲しい所だ…。

【動かぬ右腕! 球四郎、ついに限界寸前!】
原作でもなかった球六の2度目のアンドロメダ大星雲打法が見られたのは嬉しいが、いともあっさりバットを粉砕されて、またも凡退。たった2球で死刑宣告されるファントム魔球と言い、折角の超必殺技が惜しげもなく破られるのが「アストロ」の凄い所だよなぁ。しかも、この後、後続打者が普通の打ち方で3連打してしまう辺り、野球漫画のセオリーと言うものはこの作品には全く通用しない。満塁の場面で登場するアストロの巨艦・球一。時代背景を考えれば問題ない筈なのだが、今や世界遺産となっている屋久杉でバットを作るのは流石にヤバいのか、球六のバットは特殊な木で出来ている訳ではない様だが、それにしたって、バットを粉砕する超スピンボールのファイナル大魔球と最初っからバットにヒビ入れておくジャコビニ流星打法の相性はどう見たって最悪だろうに、何故か簡単に前へ飛んでしまうのが不思議だ。投げたと同時に包帯がちぎれ飛び、崩れ落ちる球四郎に砕けたバットの破片が大量に襲いかかる。バットが突き刺さる事も厭わずに体を張って盾となるバロン。

「あの野郎、とうとう仮面を剥ぎやがった。この姿がバロンの本領…」(球一)
「蛍光灯野郎がカッコつけやがって…」(球七)

アキレス腱を切り、這い蹲ってベースにしがみついている状態でも球七語録は健在だ。それにしても、今週のバロンはカッコ良過ぎである。力尽きたかに思われたが、右腕の痛みがすっかり消え失せ、これで思う存分投げられると意気上がる球四郎。しかし、実際は神経がズタズタになってしまったのか、最早、痛みすら感じられない状態。全く動かせない右腕に球四郎は悲痛の叫びをあげるのだった。

アストロ球団 第二巻

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November 21, 2005

 ついにこの日がやってきた! 放送開始以来待ち焦がれた伝説の超技がいよいよ炸裂する!

【偽りのオカマ野郎・バロン森見参!】
「私の名前? ちょっと恥ずかしいけど、バロン森って言うの!」

前回の球八の悲痛なる叫びで終わった引きは一体どうなってしまったのか!? あの名シーンが思いっきり放置されて、まるで何事もなかった様に始まったバロン森の初登場シーンはあまりに唐突過ぎて訳が分かりません(笑)。スタンドで指揮棒を揮っていたかと思えば、オカマ口調で男の何たるかを語り出して、グラウンドに乗り込んだかと思えば、ビクトリーベンチで香水を振りまきながら、オールヌードを披露。「アストロ球団」初心者の唖然としている姿が目に浮かぶが、本当に唖然とする展開はまだまだこれからだ! バロンのカマっぷりにセンターの位置から二人揃って吐き気をもよおす明智兄弟,思いっきり振り遅れのバロンの空振りに「はぁっ?」と呆れる球一が妙に可愛い。球四郎曰く「昨日今日バットを持ったヤツ」だが「野球理論は一流」との事。これだけ聞いてると、単なる頭でっかちに思えるが、たった3球で球一の球威の衰えを見抜くなど、ただ者ではない事を予感させる。

「おのれら、ええ加減、目ぇ覚まさんかい!」

ここまでひたすらオカマ調だったバロンが、突然、ナインの奇形バットを集めて、叩き折ると、態度を豹変。原作の球二曰く「子供の様に無邪気さ猛獣の様な冷酷さが同居」しており、どこまでが芝居なのか分からないが、芯は一本通った男である所がバロンの魅力だろう。

【アストロワンの集大成・ファントム魔球、地味なデビュー!】
バロンの登場により、ナインへの主導権を奪われ、どんどん孤立する一方…と言う程には時間の都合上、至っていないが、とりあえず、プライドを踏みにじられてぶちキレ寸前の大門はバロンにあてつけるかの様にヌンチャクバットで打席に入る。大門の迫力に警戒する球一はついに最後の魔球「ファントム魔球」を披露する。アンダースローからオーバースローへと変わる投げ方で、途中で消えたボールが現れたと共に球威を増して、落ちてくる…。理屈はさっぱり分からないが、「アストロ球団」は「巨人の星」の様な魔球の謎解きなど全くない上、相手側も魔球攻略に試行錯誤する様な事は全くないので、そういう事は完全スルー。何故、こういう球を投げられるかと言えば、超人だから。超人の投げるボールの凄さに常人の立ち入る隙などありはしないのだ。しかし、球一の集大成の魔球も驚かれたのはほんの一瞬。序盤の七色の変化球も「ボールは必ずストライクゾーンを通る」とあっさり打ち砕いた大門はファントム魔球に驚くどころか、こけおどしの愚策の様に言い放ち「陣流拳法 無意無感有耳音の極」により、打倒の準備を整える。かつて球三郎と対峙した時に姿を消したアレだ。前にも書いたが、今の目の見えない球三郎なら大門の姿を見失うのは理解出来るのだが、目の見えていた球三郎が大門の姿を見失ってボコボコにされたのは訳が分からない。現に、今の状態の大門の姿も球一には普通に見えている訳で…。ともあれ、ボコボコにされた時の恐怖が忘れられないのか、ファントム魔球は打たれると断言し、敬遠を指示する球三郎。披露からたった2球で確実に破られると言われてしまう集大成の新魔球って一体…(+_+)。ここから勝負か敬遠かで右往左往する球一が面白い。

「まさか、俺に逃げろって言うのか?」(球一)
「逃げではありません。勝負には駆け引きも必要です」(球三郎)

ワナワナ震えながらも、敬遠を了承する球一。

「勝負せぃ、球一! おのれらの信条『一試合完全燃焼』はハリボテか!?」(大門)
「逃げじゃねぇ、駆け引きよ」(球一)

全く本音ではなさそうだが、球三郎の言い回しを引用しての逃げ口上を打つ球一だが…

「何の真似だ、球一! 超人は超人らしく、毅然と前向きに戦わねぇか!」(球七)
「見下げた男よ。己の様な小心者は即刻この場から失せぇ! 超人の名をたばかった面汚しが!」(大門)

原作では球三郎に「よけいなことを…」とまで言われてしまう球七の正に余計な一言に動揺する球一に大門が追い打ちをかける。球三郎は「自分一人がヒーローになり、有頂天になるのではなく、全体の為に動く」のが球一の役割であり、そこが球七と違う所と評しているのだが、それって、つまり「自分一人がヒーローになり、有頂天になる」のが球七…と、暗に言っている事になるんだよなぁ。結構、酷いっス…。この二人、実は相性最悪?(^^;)。ここで逆上した球一は一転して、勝負に出ようとするのだが、再び球三郎の説得攻撃が繰り出される。

「球一さん、グラウンドに未練を残し、床に伏した球五さんの想いを思えば、今またここで血を流す事は出来ない筈です」(球三郎)

球五を利用する球三郎の狡猾な話術が決まり、球一は結局、敬遠を敢行。球五が倒された時、「グラウンドの借りはグラウンドで返せ」と言う球五の言葉を借りて、怒りに震えるナインを制止させようとした当人である球一はこう言われてしまったら納得せざるをえまい。しかし、あの時、球三郎は怒りに震えていた連中の一人だった筈なのだが…。しかも、この人、この後で無駄に血を流そうとしている訳であり、実は説得力皆無だったりするんだよなぁ(^^;)。追い込まれるまでボール球に手を出してまで敬遠に抵抗した挙げ句に歩かされ、振り上げた拳の下ろし所を奪われた事をバロンに嘲笑われ、絶望に打ちひしがれながら涙を流す大門の凄まじい転落ぶりは完全カット。バロンによる大門の孤立化が甘く、どんどん追い詰められていく大門の描写が端折られるのは実に残念だ。

【第9の超人迫る! 峠会長の目的は!?】
かつては相手を振り回しまくっていた千葉先生も、すっかり振り回されまくっている今日この頃。峠会長から、9人目の超人の事を勿体ぶられて、少々苛ついているご様子。愛人の子として生まれた事で身内から追いやられ、幼少の頃は超人である事など判明していない筈なのに超人の痣の所為で虐げられてきたらしい球四郎。真の仲間やライバルと出会う事もなく、ここまできた球四郎を打ち負かして欲しいと言うのが真相の様だ。原作では最後まで傍観者の立場を貫いた9人目だが、この流れだと、もしかして、この試合中に味方になったりするのだろうか?

【球四郎、あっさり満塁弾! またも奪われる明智兄弟の見せ場!】
折角の新魔球に対して、いきなり身内から死刑宣告をされて意気消沈の球一は、初対決となる因縁の相手・球四郎に対して、何故かただのストレートを投げ込み、ランニングホーマーを浴びてしまう。超人野球の割には、意外とスピード感のないプレーが多かったのだが(特に、球七の快走をハショりまくるのがいかん!)、ここはなかなかスピード感があって良かった。球四郎に吹っ飛ばされた球二は可哀想だが、もっと可哀想なのは実は球七。打球を捕り逃したとは言え、一見、見せ場fあった…様に思えるが、原作のこの場面での明智兄弟のカッコよさとは比べ物にならない。球四郎はランニングホーマーなどではなく、球八が幾ら高く放り投げた所で絶対に追いつけないと分かる特大アーチを放つのだが、この時のやり取りが何とも熱い!

「捕る捕らねぇは問題じゃねぇ〜っ!
 捕ろうとする意思表示があいつらの自信に幾らかのに楔を打ち込む事になるんで〜っ
 あのクソ野郎どもをここで調子づかせちゃ絶対ならねぇ〜っ。飛ばせ〜っ、八〜〜〜っ!!」
(球七)
「飛べ〜っ、不死鳥〜っ!」(球八)

ああ、このシーン、大好きだったのになぁ…。一体、明智兄弟は命を懸けた火山特訓とやらの効果をいつになったら発揮してくれるのだろう?

【球三郎、決意の死に装束! 球二、怒りの殺人スライディング!】
球四郎は手を抜いているのか、球二ごときに簡単にタイムリー三塁打を浴び、またまた1点献上。ここで2度目のオールヌードを披露し、シャワー室で身を清めた球三郎は高校生の練習用ユニフォーム死に装束と思える真っ白なユニフォームで登場。無駄な血を流すなと球一に言っておきながら、自分は死ぬ気満々! そして、死地へ向かわんとする時でも自分の台詞に酔う事は忘れない!

「伊集院球三郎…、この世に生を受け十八年…。これ程までの友情を得た事、至上の幸せでした。さらば、我が友よ!」

ここで本盗に見せかけた殺人スライディングで打席の球三郎に妨害をかます男! 原作ではこの役目は球七であり、いかにも「味方殺し(笑)の球七」的な行動なのだが、ここでの担当は何と球二。初代球二の死を無駄にしたくない故の行動である事は嬉しいのだが、またまた球七の見せ場が奪われてしまった形となり、どうにも歯痒い。やはり、このシーン、球二では壮絶さに欠けるのは否めないだろう。一体、どれだけ球七の見せ場を奪えば気が済むのか…。

そして、大門との直接対決の前に球六の暴露大会が始まってしまう。大門は紛れもなく伊集院千岩の実子であり、陣平助の実子こそが球三郎だったのだ。球三郎と入れ違いで陣流拳法総本山に乗り込んだ球六があそこで球四郎と一悶着あったのかは一向に語られる様子がないが、ちゃっかり女中のとよサンから伊集院兄弟情報をリークされたらしい。先の打席で何の脈絡もなく胴着の帯を巻きだした大門の行動はこの上なく不自然だったのだが、どうやら大門が千岩の実子である証拠品として無理矢理引っ張り出したかった模様。実父殺しの事実を聞かされ、大門は一時、発狂モードに入るが、それも束の間、陣流拳法の掟に従っただけと開き直る外道ぶり。原作でも同様の台詞を吐く大門だが、実は既に真実を悟っていて球三郎を気遣って言ったのではないか?とすら思える感じだっただけに、思いっきり開き直っているだけにしか見えないのは残念。大門が自分は陣平助の子であると思うに至る経緯もさっぱり明かされないので、同情する余地が少ない様にも思える。尺の都合による端折り三昧の影響により、人間味と言う意味で一番損をしているのは、やはり、この男ではなかろうか。

【ついに炸裂! 伝説の超必殺技「人間ナイアガラ」!】
暴露大会も終わり、プレイ再開。球三郎のピッチャー返しを叩き落とした球四郎はとどめを刺せとばかりに大門へボールを送る。ここで!ついに!全国民が待ち焦がれた伝説の超必殺技が炸裂するのだ!!

astro08a_01.jpg 「これぞ、『人間ナイアガラ』!」
astro08a_02.jpg

おおっ、燃える〜っ! 6人同時に飛び上がり、バックにナイアガラの滝! ここまでの再現度はなかなかだ! この後の連続攻撃が何ともスピード感に欠けたのが、ちょっと残念。もっと一気にドカドカいって欲しかったなぁ。そして、攻撃が終わった後、後ろで棒立ちしてるビクトリーの面々が、妙に笑える。更に、この後、互いに跳び蹴りを打ち合う伊集院兄弟だが、伝説の名台詞…

「こんどめくらが〜っ!」

…は当然のごとくカット。球六がこのプレイの前に暴露大会を済ませてしまったのって、もしや、この台詞を言わせない為? 大門を倒したいんだか、大門に倒されたいんだか、全く訳の分からない球三郎だが、ここでまたまた自らの命を的にして、大門の気を晴らそうとする。逆鱗に触れた大門の拳が一閃。球六に羽交い締めにされながらも、球三郎の優しさが罪にもなると言う事を叫ぶ大門。

「親切や優しさを人に押しつけるな! たとえ、命を懸けていようが…………………
優しさなどでは……、人は救えん! 余計に相手を惨めにさせる事もあるのだ……」

「命を懸けていようが」の後、原作では「見返りを願う様な優しさなど偽善と言うものだ!」と続く。この言葉により、球三郎は自分が大門に犯してきた罪を激しく痛感させられる訳であり、これなしで「分かります!」とか言われても、ちょっと…なぁ。この時、大門は何か言いかけようとして、それを飲み込む様に、しばし沈黙している。まるでこの言葉を吐く事は球三郎を傷つけてしまう事になるから…とためらっているかの様にも見えるのだが、これはこの言葉を知っている原作ファンでなければ感じられない思考ではなかろうか…。

「兄さん……、死なないで下さい!」(球三郎)
「生憎、お前程、細やかな神経は持ち合わせておらん! 俺が死なねば理由など一つもない!」(大門)

このやり取りで一気に毒気も殺気も消えた大門。子供の頃の正義感溢れた聡明な兄が戻ってきた様な気がして微笑む球三郎。長きに渡る二人の確執が解消され、ついに和解の時が来た……かに見えたのだが……。

アストロ球団 決戦!! ビクトリー球団編

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November 14, 2005

 野球なんだか、殺し合いなんだか、訳が分からなくなってきたアストロ vs ビクトリー。時間の都合で原作の様々な見所が悉く端折られまくる悲しい展開に…。

【氏家、狂気のビーンボール攻撃炸裂!】
「アストロ空母母艦・球八、撃沈…!」

安易に腰だけ引いて、足下がお留守になっていた球八の隙をついて、左足爪先をスナイプ! 絶叫しつつ、白目を剥く球八が怖い。「スパイクが削がれて、爪も肉も焼きただれて、骨まで…」とは、凄過ぎる威力! 完全犯罪にイチャモンをつけてくる球一に、戦時中の兵隊の死に様を漏らし、球八の甘さを指摘する氏家。渋過ぎる! 実際に戦火をくぐり抜けてきた戦中派である事を知らない球六,球一らに時代錯誤呼ばわりされて、突然、横からプロフィールを語り出す球四郎が妙に笑える。ところで、球八の元へ集まったアストロナインに向かって突然、氏家がボールを投げつけて、球一が…

「キ●ガイか〜〜っ!」

ってシーンは、やっぱり放禁だったか。

「アストロ艦隊駆逐艦・球七、撃沈…!」

失神状態の球八に水をぶっかけ、ケガの左足にバットで殴りつけて、喝を入れる球七の壮絶シーンが完全カットされる憂き目に…。ロッテ戦で昏倒した球一を蹴り飛ばした球七ならではの名場面なのに…。これをやった上で、「たった一人っきりの弟を〜」と来るから燃える展開なのに…。さて、一転してアンダースローから繰り出された氏家のボールに球七はあえなく空振り、そこから旋回してくる異常な球道に再びバットで防がんとするも、これもかわされて両足の脛を裂傷。気迫で立ち上がろうとする球七だったが、痛みに耐えられず、昏倒。狂喜に震える氏家の背後で、ズリズリ地面を這いずりながら、一塁まで辿り着く球七の姿も思いっきりカットされてしまい、至極、残念。

球二の死球はTV画面だけで処理されてしまったのは可哀想だが、どてっ腹に食らっただけなので、今後のプレーにさしたる支障もなく、殆ど無傷に等しい死球だしな。ある意味、この男は球五よりも地味なのかもしれないが、ツキは味方につけている様だ。原作でも言ってくれなかったのだが、果たして、球二にはどういう艦が割り振られていたのかが気になるなぁ…。

「アストロ重巡艦・球三郎、撃沈…!」

大門と球三郎,大門と氏家の絡みばかりか、球三郎が執拗にファールで粘りまくり、一球とて無駄に出来ない氏家の選手寿命を一気に縮めるくだりも端折られ、いきなり初球から、為す術もなく頭部直撃。情けないぜ、球三郎! 原作では球二以外「そりゃ、死球じゃなくて、ただのファール(もしくは空振り)だろ!」と言う代物だった氏家のアストロ殲滅劇。ファールなのに重傷を与え、ファールだから危険球にもならないと言うローリスクハイリターンの完全犯罪の筈が、何故か、アストロナインは次々と当たり前の様に出塁すると言う氏家には何とも気の毒な展開だった訳だが、とりあえず、TV版は球七以外、まっとうな死球っぽいね。ここで球四郎から戒名を書いた位牌が届けられる。

「奇妙院幻烈居士」

見事に氏家を表した絶妙な戒名である。因みに、端折られてしまったが、氏家から球一に送った位牌に書かれた戒名は…

「光明院球童居士」

これまたいい感じだ。折角だから、氏家にはアストロナイン全員の戒名をつけて欲しかったものよ。初回の死球には耐えたものの、背中の傷がうずいて恐怖心を拭えていなかった球一が球六のアドバイスにより、胸部ギプスを装着して打席に入る原作とは対照的に、ここでもビーンボールを投げてくる事は間違いないであろう氏家を挑発する様にヘルメットを投げ捨てて打席に入る球一。これくらい強気の球一の方がカッコいいとは思うのだが、氏家の覚悟を目の当たりにして…

「このままでは負ける! たとえ超人ワザと超人ガッツがあったにせよ、死を覚悟したヤツにはかなわねぇ」

と、球一にここまで言わせる程、氏家の気迫は凄まじいものであると分からせるシーンがなくなってしまったのは、やはり残念と言うしかない。

「氏家慎次郎、アストロ艦隊旗艦・宇野球一に特攻を敢行せり」

アストロ艦隊旗艦・球一に特攻をかけるべく、モーションに入った氏家は突然、水芸を…。打ち気満々の球一をはぐらかそうと言う作戦か…!?全ての力を凝縮して燃え尽きんと頭の血管が破れて血を吹き出しながら、決死の投球を敢行。一見、ナマクラ球に見えるボールを見事にバックスクリーンへ打ち返す球一だが、今度は球一が氏家に対抗して水芸を敢行首から血を吹き出し、共にぶっ倒れてしまう凄絶な展開…なのだが、電動ドリルの時と言い、血が噴き出すシーンの音が「ブシェェェーッ」とか「ブバーッ」とかではなく、「ぴゅ〜」にしか聞こえない描写はちょっと泣けてくるね。それにしても、ここはやはり、艦隊に特攻する飛行機の映像が欲しかったのぅ…。人間ナイアガラ時のナイアガラの滝と、ここの特攻は外せない背景演出だと思うのだが…。この後、原作では、ホームランを放った球一が何故、重傷を負ってしまったのか…と言う極めてミステリアスな展開について、カネやんをMCとして思いっきり引っ張った訳だが、不在のカネやんに代わって、解説役と化すと思われた茂雄も何らコメントを残す事もなく、そもそも投げる前からボールの縫い目を爪で千切る氏家のネタ晴らし映像が流れるなど、至極、あっさりと処理されてしまう(原作未見の人はあれっぽっちの会話で果たして全てを理解出来たのか?と心配になってくる)。これは…

「同志・氏家が燃え尽きた今、謎をほじくり返した所で何も生まれはせん! 燃え尽きた氏家はんに失礼なだけや」

と言う原作の球四郎の言葉を尊重したに違いない…と好意的に解釈しておこう。それにしても、ギプスをつけていなかったにも拘わらず、「頸動脈に達してかったから良かったものの…」で処理され、あっさり復活してしまう球一。元気過ぎである。これでは燃え尽きて老化した氏家も浮かばれんのぅ。老化によりボケてしまった氏家に対して、やけに丁寧にベンチまで引率する大門だが、ここまで全然氏家との絡みがなく、氏家に敬意を表する様子も描かれていないので、やけに人が丸くなったみたいで妙に可愛い…。

【球五、大門の不完全犯罪の前に退場】
氏家が去り、満を持してマウンドに上がった球四郎。ただの棒球にも拘わらず、何か企んでいるに違いないと警戒し過ぎの球五は折角、体得したバム打法を使う事なく(フォームはバム打法っぽかったけど)、普通に打ってサードへの凡ゴロに倒れる大失態。すかさず一塁へ送球しようとするダイナマイト拳だが、大門の殺戮行為を正当化させるべく、一呼吸置いてから送球する事で一塁ベース上でクロスプレーにさせようと陰謀を働く球四郎。しかし、実際の所、全然クロスプレーになっておらず、悠々アウトのタイミングで大門が故意落球。明らかに罠である事をベンチのアストロナイン全員が気付いているにも拘わらず、何の勝算もなしに愚直にも一塁ベースへ突っ込んだ球五は前蹴り,膝蹴り,肘打ち,回し蹴りの4段コンボを食らった挙げ句に、フェンスに叩き付けられる散々な目に遭わされ、無念の退場。幾ら目立たないからって、こんな事で目立っても仕方ないぞ、球五! 故意に落としたボールを足の甲で掬い上げ、その儘、蹴りながらタッチと言う所までは、この上なく強引ながらも正当性を主張しうるものの、その後の追加攻撃は既に、立ち上がれない球五を無理矢理立たせてから打撃を加えるなど、どれもこれも完全故意の一方的暴力行為にしか見えない。折角、球四郎が殺人罪回避へのフォローをしてくれたのに、何やってんですか、大門さん! 原作では、最初の蹴りタッチの後、球五がしがみついて、首を絞めようとする無為な抵抗をかましてきたが為の報復行為であり、大門の正当防衛は一応、成立していたと言うのに…。まぁ、これ以降、全く正当性のない攻撃ばっかり仕掛けてるから、ここで看過されたからって、さしたる意味はないのだが…(^^;)。

【何だかんだで物わかりのいい辺見えみり女医】
球一(すっかり全快だが)に続いて、球五が治療室送りに。身体どころか命を顧みないアストロナインを理解出来ずに呆れ返る辺見えみり女医。作中唯一と言ってもいい、真っ当な女性キャラだ(TV版では一応、食堂のおばちゃんがいるけど)。何も事情を知らない筈なのに、いきなり球一から無言で沢村のボールを突き出されても困りそうなモンだが、あれだけで全て理解した模様。凄ぇぜ! いや、実は分かった様に見えて…

「この古くてボロボロのボール、もう試合じゃ使えないから、捨てといてくれ」

なんて解釈してるのかもしれん。何せ球五がいる筈の部屋ではなく、何か知らん奥の方に行っちゃってるしなぁ。ともあれ、先に球一が担ぎ込まれた時にも「ビクトリーの為に棺桶を用意しておけ」と言われてニヤリとしたり、原作と比べると、かなり男気を理解している様に見える女医さんである。ここでアストロナインが次々にぶち切れモードに突入。

「俺は怒りを忘れた人間にはなりたくねぇ!」(球七)
「理性を持って接するのは、それが通用する人間だけです。獣には通用しません!」(球三郎)
「体の隅に追いやったつもりの何かがまたうずきやがる!」(球六)

いつもなら球七の次くらいにはぶち切れそうな球一が、ここで意外な程に理性的。カットされたが、球五がいまわの際(死んでないって)に呟いた事を聞いた所為か、あくまで野球でお返ししろと諭すのだが、ナインの怒りを止められない。相変わらず、温厚な球八も不安げな表情で見守るしかない様だ。

【解かれた封印! ダイマナイト拳、殺人X打法の前に散る!】
「2度と使わねぇと決めた殺人X打法! 封印を解くぜ!」

封印解くの早過ぎ!(笑) あんた、1つ前の試合で使ってたばかりやんか! カミソリの竜は既にロッテ戦で三段ドロップを打ち砕いてしまっている為か、球四郎はここでは三段ドロップを使わず、ただのストレート。殺人X打法を使うって宣言してるのに、やけに無警戒な球四郎だが、果たして、ダイナマイト拳が庇ってくれるのは計算済だったのか。右手を破壊されたダイナマイト拳が悶絶しているにも拘わらず、何事もなかった様に気怠そうにしている様が何とも憎たらしい。氏家にはあんなに敬意を評していた球四郎なのに、弟分の様に懐いてくれていたダイナマイト拳にはこの態度か。あくまで標的は球四郎であったカミソリの竜は…

「拳には気の毒な事をした。許してくれ…」

と、勝手にしゃしゃり出てきた自業自得のダイマナイト拳に詫びる大人の対応を見せる。一方、ダイナマイト拳を使い捨ての駒の様に扱う非情な球四郎の態度にビクトリーナインはすっかり造反モードと化すが、絶対君主・球四郎は、カリスマ性を存分に発揮する恐怖政治でナインを制してしまうのだった。

【千葉先生、アメリカ仕込みのナイス発音】
千葉先生を呼びつけたのは、やはり峠会長だった。あれ? 栗山の出番、もしかして、あれでおしまい? 9人目が見つかったのはいいが、何故、この試合中に、しかもああいう方法で呼ぶのかが全く分からん。出向いては、冷たくあしらわれる…の繰り返しだった千葉先生は流石に懲りたのか、峠会長の言葉も安易には信じない様子だ。

「たった今、サンフランシスコから羽田に到着したと言う連絡があった。もうすぐここに来るじゃろう」
「サンフラァンスィスコ?」
「やはり、気付いた様じゃのぅ(ワシの発音がまるでなってない事に)」

こ…、これが本場の発音なのか!? 思いっきりカタカナ読みの峠会長とはひと味違うぜ、千葉先生〜っ!

【球八、スカイラブを打破! 邪道野球に悲痛な叫び!】
「俺をなめてたら切ない目に遭うぜ!

言葉の意味はよく分からんが、とにかく凄い自信だ! 「アストロ球団歌」を口ずさむお得意の展開で打席に入り、ついに披露した球四郎のパクリ魔球・スカイラブ投法をいともたやすく快打する球八。本当は巨体とリーチを生かして落ちる前に無理矢理バットに当てると言う強引な力技で三段ドロップを弾き返す展開だったのに、何ら対策を講じていない儘、こうも見事にスカイラブ打ち砕いてしまうとは…。前にも書いたが、TV版・球八はアストロナインの中でもかなり打撃センスを感じさせるぜ! こいつが7番とは勿体ないのぅ。

「さらば………、スカイラブ」

原作では自らの手で葬ったスカイラブをよもや球八にあっさり打破されると言う予想だにしない展開に球一も心なしか物悲しい表情だ。しかし、氏家に砕かれた左足の傷の影響でなかなか二塁まで到達出来ない球八はビクトリー野手陣から怒濤の連続攻撃を食らってしまう。先刻の大門の球五に対する暴行が真っ当に見えてしまうくらい訳の分からないプレーだ。球八もただやられっぱなしではなく、巨体を生かした4人同時ベアハッグをかました後に放り投げると言う驚異の荒技で全員に白目を剥かせる…筈なのだが、いかんせんTV版・球八は悲しいかな身長2mにも満たない小男なので残念ながら、この反撃の凄さはイマイチ伝わってこないのだった(泣)。

「もうたくさんじゃ。このきちがいじみたとち狂った野球地獄は〜っ!」

憎しみの連鎖しか生まないデスマッチ野球を完全否定し、ビクトリーナインは勿論の事、怒りに取り憑かれたアストロナインをも諫めようと絶叫する球八。折角、男を上げるいい場面なんだから、とりあえず、口の中から血を吐き出しきってから叫ぼうな…。原作では少なからず心が痛んだかに見えた球四郎だが、全く動じた様子なく、鼻で笑っているではないか。先のダイマナイト拳に対する態度と言い、こうまで冷血漢を貫いていると、この先の転落っぷりのギャップが凄そうで気になるね。

さて、次回はいよいよバロン森が登場だ! しかも、人間ナイアガラまで! かなり楽しみではあるのだが、幾ら何でも展開早過ぎでは?


 

Story
70年代に「週刊少年ジャンプ」で連載された超人格闘野球コミックの実写版ドラマの第2弾。名投手・沢村栄治の遺志を継いだ謎の男・シュウロに集められた、宇野球一ら9人の超人たちが“打倒米リーグ”目指して世界最強...(詳細こちら

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ritzberry at 23:04コメント(0)トラックバック(7) 

November 13, 2005

 今回の「アストロ球団」レビュー作成に時間がかかっているので、繋ぎとして小ネタを挿入。

 アストロ球団と対決した事のある実在選手は極めて稀少である。真っ当に試合をした球団に限れば、唯一ロッテのみ。そのアストロ戦を経験したロッテナインの一人であるジム・ラフィーバーが実写版「アストロ球団」放映の最中にチャイナスターズの監督として再び日本に凱旋するとは何とも運命的なものを感じる。さて、そのラフィーバー監督、対アストロ戦を糧にチャイナスターズに一試合完全燃焼主義を叩き込み、壮絶な試合を見せてくれるかと期待したが、3戦全敗と無惨な結果に終わってしまい、残念だ。日本でも20年早いと言われただけに、野球後進国の中国でアストロ野球を実践するのはもうしばらく時間がかかると言う事か…

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November 07, 2005

 地獄のデスマッチ野球がついに開幕。オールスターゲームはこの試合で全ての客を持って行かれる事を恐れ、翌日に延期となったおかげで、ONコンビは観戦に来られた様だ。

【電動ドリルの成果! 冴える七色の変化球!】
明らかにおかしいバットの持ち方で構えるトップバッター・シャンゼリオン…いや、ダイナマイト拳に対して、大暴投と思いきや、直角に曲がるわ落ちるわで、きっちりストライクゾーンに飛び込んでくる球一のおばけ変化球が炸裂。狂気の電動ドリルによる改造手術(血しぶき飛び散る回想シーン、思いっきりカラー映像流してるね。モノクロ処理に抗議でも殺到したのだろうか…)で球一の手はスピットボール製造マシンと化していたのだ。この理屈でいけば、投げた本人もどう変化するか分からない球しか投げられなくなりそうなのだが(無論、ストレートも投げられない)、単に、変化量が凄まじくなるだけで、変化のしかたも、コントロールも自由自在。何故なら、超人だから!(ああ、久々に使ったな、このフレーズ)。かくしてスカ伊良部…いや、スカイラブも打ち返せる触れ込みだったダイナマイト拳はあえなく三振の噛ませ犬と化してしまう。

【色々と可哀想な力道岩とホープ】
長短2本のバットを持って打席に立つ力道岩。原作の様に、観客から罵声も浴びず、投げ込まれたゴミを巧みなバット捌きで打ち返す事もなく、バットの使い方についても全く説明されずと、色々とスルーされまくり。雷剛不在で3番に入ったホープもどう打ったのか分からない儘、凡退。尚、ホープの打球はセンターフライではなく、ショートゴロだった為、残念ながら明智兄弟も火山特訓の成果を見せられず仕舞い。

【千葉先生、またまた職場放棄】
監督のくせに、全然陣頭に立って指揮をしてくれない千葉先生が珍しく試合開始からベンチにいる…と思ったら、謎の矢文を見て、またまたナインに何も言わずに職場放棄。ロッテ戦の時に、球一が「見捨てられた」とわめきちらした事を教訓にしたのか、一応、沢村のボールは残していった訳だが、どうやらこれは得策だった様だ。矢文の内容は裏返しなので、完全には読み取れないものの、「9人目のアストロ戦士絡みで大至急来い」的なものらしい。どこのどいつか知らんが(王さんからナボナを奪った男・峠会長か?)、このタイミングで呼びつけるなんて、嫌がらせ以外の何物でもないよなぁ。駐車場で千葉先生を待っていた男は何と栗山英樹。勿論、この時代なので栗山英樹役ではないだろう。とりあえず、中井美穂の旦那よりは演技が上手い…気がする。

【ひたすら見せ番をカットされる球七】
1回表の超人守備を端折られた球七だが、その裏の攻撃でもセーフティバント→背面ジャンプでセカンドの頭を飛び越えて、二塁を陥れる…と言った特訓の成果その2を全て実況だけで処理されてしまう憂き目に…。ロッテ戦でもそうだったが、どうも球七の攻撃面での凄さを表現して貰えてない感じで不満が募る。

【伊集院兄弟骨肉の争い、第1ラウンド】
球二は驚異の動体視力を駆使するダイナマイト拳の超前進守備の前に凡退(凄いプレイなのだから、その凄さが分かる演出にして欲しいなぁ。まぁ、原作でも淡泊に処理されたけど)、打席には球三郎が登場。薔薇の花道は思いっきり豪華にやって欲しかったのだが、低予算なのか(?)、かなりショボい代物に…。球三郎の痛打を陣流拳法奥義・波がえしで打ち返す大門がイカす。原作ではバットで防いだボールは後方へ転々としたのだが、どうやらTV版球三郎はバント技術に長けているらしく、きっちり打球を殺して、ホームペース上にきっちり落とす。ならば、キャッチャー・ホープはそのボールをすかさず拾ってタッチすればいいものを何を呆然としていたのか、球三郎がのんびりと一塁へ行くまで何もしなかった模様。ローラーゲームあがりの所為で咄嗟の判断が出来んのかのぅ。

【氏家慎次郎、球一抹殺に失敗】

astro07a_01.jpg 「南無阿弥陀仏…」
闘争心かきむしろ男の顔を覗かせる球一が打席に立ち、嬉しさにむせび泣いていたかと思えば、一転、スイッチが切り替わったかの様に櫛を取り出して殺気立った表情へと変貌する氏家がカッコいい! ビクトリーナインが球一の末路を哀れみ、揃いも揃って「南無阿弥陀仏」と唱える中、何故か、球七までもが三塁ベース上で拝んでいるのが非常におかしい。一緒に拝んでどうする、球七! そこはいつもの妙な長台詞でツッコむ所だろうが! 狂気のスクリューボールで早くも抹殺完遂と思いきや、丸太特訓のおかげで球一は命を取り留めるのだか、この死球があまり凄そうな威力に見えないのにはガックリ。この程度の衝撃に耐えるのに、あそこまでの特訓をやらなあかんの?と思えてしまう。ああ、こりゃ死んだな…と思えるくらいの威力を感じさせて欲しかったものだ。ところで、ヘンリー・佐多についての解説を全て茂雄がやってしまっている辺り、どうやらこの試合、カネやんが解説として登場する事はなさそうで非常に残念。

【最初で最後(?)の見せ場! 球五、「バム打法」炸裂!】
「長かった…、本当に長かった…。バンアレン特訓場の成果が、今、ここに実る!」

長かったと言うのは、勿論、バンアレン特訓場での滞在時間…の事などではなく、ここまで(茂雄との絡み以外では)青ジャージと解説くらいでしか存在感を示せなかった不遇の時代の長さの事であるのは言うまでもないだろう。しかし、その特訓シーンはただ汗を飛ばしながら素振りをするだけと言う見た目は非常に常人的な代物にしか見えなかった。そもそも、「バンアレン」とは一体何ぞや?と疑問に思う人も結構いるのではなかろうか…と言う事で大雑把に解説を…。

「バンアレン帯」とは、地球をドーナツ状に取りまく高エネルギーの放射能微粒子層の事で、赤道上空400〜4800km(内帯…陽子が多い)及び12,000〜88,000km(外帯…電子が多い)辺りに存在している。1958年にアメリカが打ち上げた最初の人工衛星「エクスプローラー1号」がもたらした観測資料を基にバンアレン教授らが発見した為にこの名前が付いた。

…とまぁ、いわゆる天文用語な訳で、ジャコビニ流星群だの、コホーテク彗星(TVではハショられた)だの、アンドロメダ大星雲だのと出てくる辺り、どうも天文学がお好きな作者らしい…。こんな空間に生身で飛び込むとどうなるのか…。原作では「口、鼻、目、耳、そして、全身の汗腺から血が吹き出し、吐き気を繰り返し、脱水症状に悩まされ、しかも孤独に悩んだ」そうだが、全然語ってくれないのでその凄さが全く分からない。とりあえず、「ドラゴンボール」で言えば、「重力を何十倍にも上げられる宇宙船」とか「精神と時の部屋」とか、そういう異常な空間で特訓しましたよ〜みたいに解釈しておけばいいだろう。まぁ、こんな所に3週間も籠もっていたら、常人なら命の保証はないのは確かだ。球二が迂闊に装置を解除しようとしたり、特訓場から出てくる時の球五のやつれっぷりとかが完全にハショられてしまったので、とにもかくにもどう凄いのか分からない演出だった。

「球五、お前の見せ場だ。ここ一番で打てる様になった時、”燃える男・長島二世”の称号を贈ろう」

はっきり言って、この場面は全然「ここ一番」ではない。本当に「ここ一番」の場面が来た時に球五がどういう結果を出したかと言うと試合の決着シーンに繋がるので書けないが、とりあえず、長島二世の座は沢村一茂に渡ってしまったと言うのがヒントだ。

「くらえ! バム打法〜っ!!!」

長きに渡る不遇の時代で溜まった鬱憤を晴らすがごとく、また、これが最後の見せ場と予感しているのか、ここぞとばかりに必殺打法の名を絶叫する球五。特訓の成果によるバム打法から打ち放たれた打球はダイナマイト拳のグラブを弾き飛ばし、レフトフェンスを直撃する会心のタイムリー。これで防がれたりしたら、目も当てられなかったので、良かったな、球五よ。ところで、長年の謎となっているのが「バム打法」の「バム」とは一体何なのか。最初、バンアレンの略なのかも…と思ったのだが、調べてみると、バンアレンのスペルは「Van Allen」であって、略してもバムにはならない。バムを「bum」と仮定すると、「のらくら者,浮浪者,役に立たない,劣悪な」など、ロクな意味がない。きっとこれだろう!と言う「バム」の意味が分かる方は是非、教えて頂きたい。

【伊集院兄弟骨肉の争い、第2ラウンド】
三本間に挟まれた球三郎に大門の魔の手が迫る! かわしきれない球三郎は超人ならではの大ジャンプを見せるが…真上に飛んでどうする〜っ!(大門にも言える事だが)。球三郎を正当に抹殺出来る絶好のチャンスだと言うのに、普通〜にタッチアウトする大門が何か可愛い。

【セブンセンシズに目覚める球六】

astro07a_02.jpg 「目覚めよ、セブンセンシズ! 燃えあがれ、俺の小宇宙よ!」
「これが新生アストロシックス! アンドロメダ大星雲打法だ!」
流石に屋久杉からバットを作るネタはヤバいのかスルーされたものの、聖闘士ばりに星雲を背負った球六の「アンドロメダ大星雲打法」が炸裂。同じ新打法でも演出は普通〜な球五とは格が違う! と言っても、打ち方自体は至極、普通(笑)。原作みたいに上半身だけ、うにょ〜ってなってる打ち方にして欲しかったのぅ。どちらにしても、どの辺がアンドロメダ大星雲なのかさっぱり分からないのは、きっとツッコんではいけないのだろう。しかし、これだけ仰々しい名前の打法もあっさり大門に止められてしまう(ダメージは与えたが)辺り、可哀想。大門にタッチで激しく吹っ飛ばされながら、見事な受け身を見せるシーンもカットされてしまった。普通、新必殺技のお披露目シーンはそれなりの成果をあげそうなもんなのだが、「アストロ球団」はそう甘くはない。大門ではなく、ダイナマイト拳を狙った球五は賢明だったな。それにしても、打球が燃え上がっているのがただの過剰演出などではなく、大門が止めた後、本当に黒焦げになっているのが凄い。

【伊集院兄弟骨肉の争い、第3ラウンド】
「生まれつき鼻が利くタチでね。俺にはあんたの怯えがビンビン伝わってくるぜ」
「信念のねぇ強さはニセモノさね」
「あんたを見ているとカミソリの竜と呼ばれていた頃の自分を見る思いがしてね」

と、散々挑発されたにも拘わらず、大門は球六の事など眼中にない様で、打球&ヌンチャクの二段コンボで球三郎を強襲。普通に捕ればいいものをわざわざマトリックス避けをしてから掌底で弾き飛ばすと言う手間をかけた為、後から飛んできたヌンチャクを避けられず、庇いに来た球六に無駄に傷を負わせてしまう。ショートから走ってきて間に合うとは一体、どれだけ俊足やねん! しかし、このプレイにより、球六の決意の程が分かり、ようやく球二にも認められる事に…。ハッ、ま、まさか球三郎はこの一連の流れを全て読み切って、二人を和解させる為にわざわざ回りくどい避け方をしたのでは!? 恐るべし策士よのぅ、球三郎! TV版では球六が試合開始時に仲間として全員には認められていないと言う設定なので、この展開はうまい事やった様に思うのだが、大門と球六の絡みが好きな私としては、やはり、ここはショートを守る球六の顔面めがけて打球を飛ばして欲しかった。球六の言っている事は単なる挑発ではなく、的確に大門の内心をついている訳で、図星をつかれた動揺を打ち払わんとする意味でもここは球六に目を向けて欲しかったのだが…。この後、氏家の球二抹殺を狙った逆一本足打法→球一に見破られて顔面に死球と言うイカすシーンも、ヘズ・ベベ(TVでは剣持?)の猛タックルを球三郎がスパイクでかわす燃えるシーンも無惨にハショられ、試合は2回の裏へ…。

【神風烈風隊・氏家、アストロ殲滅へ出撃せり!】
「これより、氏家慎次郎、出撃します!」

大門がアンドロメダ大星雲打法を受けたダメージで吐いた血を含んだコップの水を飲み干す氏家。このシーン、実写で見せられると、狂気度が増すねぇ。特攻隊員として死に損ね、彷徨い続けた末に探し当てた死に場所のマウンド。文字通り、死を覚悟してマウンドに臨む氏家の狂気はアストロ球団の一試合完全燃焼主義をも上回るのか!? 日本刀振り回したヤツが「死に花咲かせちょろうやないか!」と叫んだり、ビクトリーベンチはすっかり昭和20年モードだ

今までで最大ボリュームのレビューとなった今回だが、次回も凄い事になりそうな気配。一体、何人が流血するのやら…。

アストロ球団 第二巻

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October 30, 2005

 やっと放映週に追いついたぞ。尚、今回のレビューはキャラ毎にスポットを当てる形は取らずにいきまっせ。

【球三郎 vs 大門刑事部長、因縁の過去編】
原作では試合も半ばに入ってから明かされる陣流拳法継承を巡る因縁話が早くも登場。しかも、大門が千岩を惨殺した理由まで蕩々と語ってしまうなど、随分と先走った展開だ。球三郎との対決シーンはここでも何ら問題はないと思うが、殺人の動機を語るのはもう少し引っ張った方が良かった様な気が…。周囲の自然と同化して姿が消える…と言うのもしっかりやってくれたが、明らかに球三郎の視界に入っている状態でいきなり消えるのは幾ら何でも無茶だろ! 視界から外れた位置で完全に気配を断つ技じゃないの? アストロ戦では球三郎が盲目になっている為、常時使えるけど…。あれでは、まるでプレデターかインビジブルではないか。ところで、ボコボコにされ、草むらに逃げ込んだ球三郎が突然、前宙で戻ってくるシーンが妙にツボにきた。あんまりおかしいんで何度かリプレイ。その動きに何か意味があるのか、球三郎〜っ!? それにしても、大門の傷の原因となった倒木が、あまりにも細い木だったのには脱力…。

【カリフラワー三兄弟がマルガリータ三兄弟へ大変貌】
何だ、こいつら結構、カッコ良かったんじゃないか(笑)。球四郎じゃないけど、確かに「おまんらもそっちの方が似合っちゅーぞ」。

【球一、狂気の電動ドリルモードに突入!】
やっぱりと言うか、真っ赤な血が飛び散りまくるのは、あの放映時間帯ですらタブーなのか…。って事はあの人の切腹シーンとか、あの人の絶命シーンとかも、モノクロ映像確定かな。狂気の電動ドリルモードに突入する背景として、球五や明智兄弟の特訓について語られる訳だが………、語られるだけ? 実際の特訓シーンが、全面カットされるとは大ショック。この後の話で回想シーンでもいいので、きっちり見せてくれる事を祈るばかり。球七はともかく、球五が目立てるシーンは殆どないなのだから…。でも、電動ドリルモードに突入しないと、連中に胸を張って顔を合わせられないって事はないだろ? それはむしろ、球一の丸太特訓を見て、球五や球七が感じた事であって、これではまるで丸太特訓が大した事なかった様に思えてしまう。この儘、いくと、電動ドリルモードの球一の話を聞いた球五や球七が更なる過酷な特訓を始め、それを聞いた球一が更に…とキリがなくなってしまうぞ(笑)。

【アストロナイン、ビクトリー戦へ向け、準備完了!】
命を懸けた地獄の特訓を終えた者・3名、単に付き合っただけの者・2名何故か拳法の特訓ばかりやっていた者・1名の計6名の戦士と千葉先生が西武吹き抜けドーム…もといアストロ球場に集結。どいつもこいつもユニフォームをボロ雑巾の様にしてきた為、千葉先生は新ユニフォームを贈呈。これって、こういうカラーリングだったんだ。千葉先生の有難いお言葉が一人一人に行き渡った後、ユニフォームが1枚多い事に気付く球一。そこへ現れた男とは…!

【木彫り職人・球六、ついにアストロ入り!】
球三郎の勝手な勘違いでビクトリー入りが噂されていた球六がついに登場〜っ! 自ら千葉先生の所に赴いたらしいが、その時のやり取りが非常に見てみたかった。結局、伊集院家には何しに行ったのかも気になる所だ。原作ではロッテ戦の大ピンチにアストロナイン全員に大歓迎される形で颯爽と登場する非常に美味しい野郎だったのに、TV版ではよりにもよってロッテに入れられた事でロッテ戦中には味方になれなかったばかりか、球二殺しの汚名まで着せられて、球二,明智兄弟から大バッシングを受けるなど、非常に可哀想な球六。3人がアストロ入りに反対する中、球六の苦しみを理解する球三郎が賛成。続いて賛成した球五は得意の現状把握能力で恒例の解説を始めるのだが…

「みんな聞いてくれ。球六が加わればチームにとって大きな力となる。それを一番に…」
「そんな事ぁどうでもいいんだよ!」

 …と、球一に怒られてしまうのだった。あくまで「戦力」としてしか評価していない打算的な考えで球六を迎え入れようだなんて、そりゃ、まずいだろ、球五。今回に限らず、球一と球六のやり取りは結構、お気に入りで、ここだけ見ている分には球六の決意表明がかなり熱いのだが、どうしても球六の球二に対する想いがこれまでの描写が足りな過ぎる為に説得力に欠けるので、いまいち釈然としない部分はあるんだよなぁ〜。

【ONは観客席でのんびり観戦】
相変わらず、物腰柔らかい王さん。流石に、球場までナボナ持参はしていない様に見えるが、まだまだ予断は許さない。隙をついて、隠していたナボナを取り出す可能性もある為、僅かなりとも見逃す訳にはいくまい。一方、相変わらず、渋過ぎる男・茂雄はグラサン装着で気合い十分。

「ただ落ち着いているだけじゃない。サイレントキラー…。『静かなる殺し屋』と言った趣だな」

などとシャレた事をぬかして、渋さ全開だ! ところで、この日、オールスターやってる筈なのに、あんたら出なくていいの?

【氏家慎次郎、死に場所求めて娑婆に復帰!】
エンディングにデビット伊東の名前があったけど、あれ、どこで出てたの?……と思っていたら、エンディングが終わってから、エピローグと言う今作初めての切り口でついに氏家慎次郎が出所。キャストがデビット伊東と聞いて、かなり期待していたのだが、今回を見る限りでは、その期待を裏切らない適役ぶりを予感させる。デビット伊東って、こんなに渋くてカッコ良かったっけ?(笑)。

次回はいよいよ、バム打法やアンドロメダ大星雲打法が見られると思うと、もう待ち遠しくて仕方がないぜ!

PS.スカパーではドリルシーンはカラーだったそうで…って事は、DVDも当然カラーだよな。

アストロ球団 決戦!! ビクトリー球団編

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October 28, 2005

ああ、まだレビューが一週遅れの儘だ。サラリと書ける作品ではないので、いつになったら追いつける事やら…。

【今週の球一】
球四郎よりも、むしろ球六の方を意識している様に見えるのは気のせいだろうか。最近は精神的ダメージばかり受けていたが、今回は久々に肉体的ダメージ。この男はウジウジとヘコんでいるより、苦痛に耐えながら前に進む方が似合う。丸太特訓シーンは思いの外、壮絶で見応えがあった。

【今週の球二】
球八に吹っ飛ばされて、球七に叱咤されるが、球二が球八を止めるのは幾ら何でも無理ってモンだろ。キャッチャーはデスマッチ野球において、一番危険なポジションと思われるし、備えておくに越した事はないのだが、まさかああも無風地帯となるとは、この時点では思わんよなぁ。皆が命を懸けた特訓に挑む中、ちゃっかり「特訓に付き合うだけ」のポジションをゲット。それにしても、球三郎が夜中出ていった時の反応の素早い事と言ったらないね。

【今週の球三】
他のナインが不二食堂でがっつく中、依然として、ここでは何も食べない男。育ちのいいこいつには庶民の味は口に合わないのか? これまで自分の台詞に酔う事くらいしか、やる事がなかったが、兄のおかげでようやく存在感が出てきた。しかし、相変わらず、自分の台詞に酔う事は忘れない。球六がビクトリー入りした様な事をぬかしたのは、果たして、本当にそう思ったのか、球一に特訓を受け入れさせる為なのかが気になる。それにしても、特訓時の涙が足りないなぁ。溢れんばかりに涙を流して欲しかった。どうでもいいが、背中を鍛えなくてはいけない理由をちゃんと説明してやれよ。「説明してくれないけど、意味はあるんだろうなぁ」と、他の連中は都合よく解釈してくれた様だが…。

【今週の球四郎】
謎の魔球がついに完成。あまり投げ続けられない様な事を言っているので、やっぱり原作のアレなくさい。宗方コーチ…もとい宗像がどう鍵を握ったのか、ちゃんと明かして欲しいものだが、スルーされそうな予感。「あらゆる競技を野球に応用」して生まれた様だが、宗像、テニスだけやんか…。原作見ると、会得とか完成とかそういう意味合いのボールじゃない気がするのだが…。

【今週の球五】
相変わらず、地味な男。一緒に取り残されそうだった球二までが、うまい事言って球一らと合流してしまい、完全に置いてきぼり。得意の解説を聞かせる相手もいなくなってしまった以上、自分のキャラを立ててくれる唯一の男・茂雄にコンタクトを取る以外、残された道はなかった。その茂雄からは、ただ「悩んでる暇があったらバットを振れ」と言われただけなのに、どこをどう間違って解釈してしまったのか、バンアレン特訓室に駆け込んでしまうのだった。「もし、僕に何かあった時は…」と鉄のスパイクを渡すのだが、そりゃ死亡フラグ立ってる人がやる行為だろ。

【今週の球六】
目の見えない球三郎と対面した事で、髪型がペッタリしてしまった事には特に、ツッコまれず。その代わり、デビュー作の木仏に高い評価を貰ったものの、木彫り道に関して、さして詳しくもないど素人から分かった様な事を言われて、おかんむりの様子

【今週の球七】
原作でもかなり熱かった球一の特訓で涙するシーンをかなり忠実に再現。満足である。いつも仰々しく大袈裟な球七の立ち振る舞いだが、ここはこれくらい大袈裟にやってくれて、大いに結構。

【今週の球八】
球一の特訓をボ〜ッと見ていただけだったが、兄ィが熱く語っている隙に、しゃしゃり出て、本来、兄ィが言うべきであろう台詞を持っていってしまうとは、なかなかやる。

【今週の大門刑事部長】
この人、常時、目を開いているので怖いです。ビクトリーの面々を悉くなぎ倒して、一見凄い様に見えるのだが、まともな格闘家は力道岩とダイナマイト拳の二人だけ。カリフラワー三兄弟はローラースケート履いていてナンボだし、幾ら得物を持っていても、テニスプレーヤーやプロボウラーなど雑魚でしかないので、ここで全員倒した事にあまり戦慄は走らない……とは言え、実際の所、この人はとてつもなく凄いのだが…。やっぱり、球四郎と最初にやり合うシーンを前回、入れて欲しかったなぁ。球三郎との絡みのシーンでは間に入ったのがじいではなく、女中になってしまったので、ボコボコに出来ず仕舞い。

【今週のダイナマイト拳】
すっかり球四郎の弟分みたいになってしまって、妙に可愛い。そして、爽やか。球三郎効果により、大門の八つ当たり稽古が始まる中、ちゃっかり球四郎の側に移動して、難を逃れる辺り、流石、C調探偵・シャンゼリオンは抜け目がないぜ

【今週の千葉先生】
最初の頃はひたすら狂気に満ちた人だったのに、最近は出向いてはあしらわれ、出向いてはあしらわれの繰り返し。こんな不憫な千葉先生は見たくない! 突然、球四郎に斬りかかるくらいやって欲しいものだが、それは無理と言うものか。あまりに不憫な事に嫌気がさしたのか、原作では球四郎が掲げたオールスターと同日の対決を自分から提案したり、負けたらアストロ球団消滅とか勝手に言い出したりして、無理矢理、存在感をアピールするのだった。

アストロ球団 第二巻

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October 21, 2005

 またもやサッカーの煽りを受けた今回。前回、時間変更の上、更に延長により、予約録画が尻切れトンボになってしまった事を深く深く恨んでいるので、今回は警戒体制をより強め、1時間も余計に予約したのだが、全く不要に終わり、余計な通販番組を録画する事に…。損害は何もないが、何かムカつく…(^^;)。

【今週の球一】
カリフラワー三兄弟にモテモテ。今回もひたすら精神的ダメージを与えられるばかりで、いいトコなし。

【今週の球二】
新聞に書いてある事を丸々報告しました。以上。

【今週の球三郎・球八】
球四郎の動向を探るべく、変装して尾行する二人。この組み合わせは何だか意外なのだが、それにしても、その変装は何だ!? 球八は普段着とあまり変わらず、全然変装になってないし、球三郎はアヤしさ大爆発。擦れ違う人、みんな振り返りそうだよ…。と言っても、この人、普段着が白スーツだしなぁ…。実は最初のレーサーのつなぎ姿が一番似合ってた気がする。それにしても、大門の事を思い浮かべただけで、いきなり卒倒する奇行ぶりにはまいった(^^;)。相変わらず、球八は介抱役が板についとるのぅ。ところで、球八はTV版では2mにも満たない小男になってしまったが、8mくらいありそうな原作版では尾行してても、すぐにバレるだろうなぁ。まぁ、原作では既に味方になっていた球六がこの役回りだったのだが…。

【今週の球四郎】
文武両道で、様々なスポーツに長けているらしいが、どうやらボウリングは苦手な模様。しかし、借金肩代わりすると言う巨人十八番の金満殺法であっさり解決。革命とか抹殺とか公の場でしゃべりまくって大丈夫なのか?

【今週の球五】
すっかり解説役である。そのうち、「むぅ、あの技は…」「知っているのか、球五〜っ!」とか、男塾の雷電ばりに立ち振る舞いそうだ(この場合、富樫,虎丸役は当然、球七)。いくらプレーで目立てないからって、味方の不安をひたすら煽る様な解説ばかりして、存在感をアピールしようとするのはよくないと思うぞ。

【今週の球七】
球四郎が会長の孫と聞かされた時の「えっ!? うそ〜っ!?」が妙に可愛い。言ってる事は仰々しいのだが、説得力には乏しいと言う、相変わらず、根拠のない自信に満ちあふれる男だ。球四郎評は「超人名乗るにはメンコの数が足りない」との事。しかし、一流レーサーの球三郎,百歩譲って、茂雄の秘蔵っ子・球五まではよしとしても、他の連中は全くの無名だった訳で、全然メンコの数とやらが足りない気がするのだが…。

【今週のアストロナイン】
球四郎の記者会見に乗り込んだはいいものの、全員、例の私服。球三郎は気合い入れ過ぎだし、球二は緊張感なさ過ぎ。球五は気合い入ってんだか、単にものぐさなのか分からん! もう少し足並み揃えてこいよ、お前ら!

【今週のダイナマイト拳】
なにぃ、お、お前はC調探偵・シャンゼリオン〜っ! キャスト表でどっかで見た名前だと思ったが、そうか、この人だったか。強面系のダイナマイト拳がこんなスカしたあんちゃんになってしまうとは…。爽やか過ぎて、全然似合わないぞ、このリングネーム…。あれだけの動体視力があるんだから、球四郎のナイフくらい華麗にかわして、叩き折れそうなモンだが…。それを生かせず、刃物にビビリまくってる様なヤツを味方に引き入れて大丈夫なのか、球四郎?

【今週のカリフラワー三兄弟】
ローラーゲーム界も追放されて、野球盤で子供達をシメる事で鬱憤を晴らすしがないアストロ球団ファンへと大転落。球四郎にムカっ腹立てていたのに、簡単に説得され過ぎ。「惚れた相手を打ち負かして男を上げる」とか、表面上、かっこいい言葉に弱いだけか? この3人、どう見ても、ビクトリーのカラーじゃないんだが、本当にいいのか、球四郎?

【今週の博打狂・剣持豪】
借金肩代わりで、あっさりビクトリー入り。公式サイトによると、博打の際、八百長にひっかかって借金抱えたらしいが、巡ってきた勝負のチャンスは絶対に逃さないとか、正当な勝負に負けた事がないとか言ってるなら、賭け事で取り返せよ! 破滅的高レートで行われる限定ジャンケンとか、Eカードとか、人間競馬とか、チンチロリンとか、パチンコ台「沼」とか、地雷麻雀とかでさ…(人間競馬は博打じゃないが)。たかだか、殺人野球で借金取り返そうなんざ、博打狂の名が泣くぜ! 、球四郎の新魔球の鍵を握る存在らしいが、ボウラーから会得する魔球って言ったら、まさか、ドリームボール? こいつより氏家慎次郎に色々教われよ、球四郎!

【今週のその他のビクトリーの皆さん】
伊集院大門刑事部長…結構、原作に似てる。今回はまだまだだが、「アストロ」を代表する狂気の男なので、今後に期待だ!
力道岩…雷剛がいない為、元力士の称号まで付いた。さっきまで先輩にシメられていたのに、突然、球四郎に突っ込んでいく行動が理解不能。
宗像純…お前は骨髄性白血病で余命数ヶ月の西高のコーチか!? ここまで名前をパクった以上、宗方仁リスペクト的な展開を大いに望む!

【今週の不二食堂】
何故、アストロナインはいつもこんなショボくれた定食屋にたむろっているのか。千葉先生、真珠王なんだから、もっといいモン食わせてやれよ…。「夜空を駆ける九つの星!! アストロ丼 99円」「スカイラブチャーハン お米と野菜が空中でドッキング 85円」とか、アストロ球団に便乗したメニューがイカす。しかも、激安!(まぁ、時代が時代だけ、今の感覚では見てはいかんが)。テレ朝主導の企画でこの定食屋再現してくれんかのぅ。「アストロ球団を探せ! 超人レーダー開発中」っつーのが、よく分からんが、要するに、球九郎探知機? 一介の定食屋にそんなモンが作れるのか?

アストロ球団 (第3巻)

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ritzberry at 22:23コメント(2)トラックバック(6) 

October 15, 2005

【今週の球一】
球二の墓前では、やけにカッコ良かったのだが、折角、モノにしたスカ伊良部…いや、スカイラブ投法は簡単にパクられて、意気消沈するなど、相変わらず、浮き沈みが激しい。あれから何の打開策も見出していない上、球四郎の更なる凄さを見せ付けられているのに、その根拠のない自信はどこから来るのやら…。

【今週の初代球二】
原作では、死後、ぞんざいにすら扱って貰えず、まるで最初からいなかったかの様にすっかり捨て去られてしまったと言うのに、TV版では葬儀を行い、千葉先生から有難いお言葉を貰えたばかりか、立派な墓石まで用意される恵まれた扱いで良かったな。冥福を祈る!

【今週の二代目球二】
案の定、球六は許せないか。そりゃそうだ。完全犯罪が成立しているが、明らかに故意の殺人行為だしなぁ。初代球二抹殺の張本人を仲間にするには、それなりに説得力のあるイベントを用意して欲しいものだ。球六がただの敵でしかなかった原作のあのパターンでは納得したくない所だが、無七志ともいつの間にやらクリーンなライバル意識を芽生えさせてしまってたりしたアストロナインだから、結構、安易に球六を迎え入れそうだなぁ。あ、全然二代目球二の話じゃなくなってる…。

【今週の球三郎】
相変わらず、自分の台詞に酔いまくり。あ、内野守備がちょっと上手くなってるぞ…。球五へのノックからノーカット、CGなしでやってるので、リアルなのだが、これ成功するまで、何テイクかかったんだろうなぁ。ところで、その白スーツは何だ! 結婚式帰りか!? まさか、それが普段着なのか!? 青ジャージが普段着の球五と言い、どこからどう見ても普段着な球二を少し見習ってくれ。

【今週の球四郎】
どこでつきとめたのか、球六の自宅(?)に無断で入り込んだかと思えば、仏像破壊しまくり。家宅侵入罪に器物破損罪、更に、殺人教唆と、やりたい放題である。アストロ超人の痣は9人揃うと疼くのが原作の設定だが、今回と言い、前回と言い、TV版の設定はどうやらこいつが近付くとこいつ以外の超人だけが疼くらしい。何じゃ、そりゃ! 完全オリジナルな球六とのやり取りはなかなか興味深かったのだが、ロッテ戦の前にこの二人が会ってたら、色々と面白い事になってたかもと、ちょっと興味が湧いた。殺人L字投法 vs ドン川上がかなり見たかったのに、まさかこいつが持ってっちまうとは…。球六との対決をわざわざ撮影させていた訳だが、カメラワークが凝り過ぎである。一体何人スタッフ連れて行ったのやら…と思うと笑える。

【今週の球五】
相変わらず、地味な球五。存在感が薄れていく危機を察知したのか、恐らくは球三郎が先に気付いたであろう殺人L字投法の攻略法を、自らしゃしゃり出て講釈する事で、辛うじて存在感を保った。それにしても、投げた後で打席を移るのはルール違反→そんなものは最初から度外視しているんだ!…と言うやり取りが隠滅されてしまい、非常に残念。「ルールなど度外視」…って、「アストロ球団」においてはかなり重要な要素だと思うのだが…。

【今週のカミソリの竜…改め球六】
全国民を笑いの渦に巻き込んだあの爆発頭をばっさりと切り落とし、やけにぺったりした髪型にイメージチェンジを図ったかと思えば、更に、木彫り職人へ転向。前回の流れからして、別に、球六が球二を抹殺した事を悔いたり、野球と決別しようと思ったりする展開では全然ないと思うので、何だか不自然なのだが、とにもかくにも、奇面フラッシュと言うよもやの攻撃を受けた計り知れない精神的ショックが癒えないに違いない。とりあえず、デビュー作のミニ仏像は自らが手にかけた球二の墓へ。葬儀前に既に、球二の墓の場所をつきとめているのが凄い。こいつの情報網はシュウロ顔負けだぜ。球四郎との対決では、また脱いでるよ。お前は紫龍か! 自ら聖衣を脱ぎ捨てるとは気でも違ったか、紫龍!

【今週の球七】
特攻玉砕を地でいくこの男は、またまたアストロ超人に軽はずみに喧嘩を売って、脆くも完敗。こうも噛ませ犬描写が続くと何だか哀れになってきた…。

【今週の球八】
野手が捕れるか捕れないかのギリギリの所に打つ…と言うノックの極意を披露。ロッテ戦の流し打ちやバックスクリーン弾など、今の所、こいつが一番バッティングセンスを見せてくれている感じだ。ところで、みんなが痣の疼きで苦しんでいる時、球八は痣の場所が場所だけに、まるで脳腫瘍に見えてしまい、ちょっと怖いです(^^;)。

【今週の千葉先生】
暇さえあれば、ドン川上を挑発しに来ていると言うのに、毎回毎回、かわされまくって、気の毒になってくる。ドン川上とは対照的に、王さんに対しては、妙にフレンドリー。やはり、王さんは別格だと分かってらっしゃるのか、その辺り、きっちりわきまえている様で感心だ。

【今週の王さん】
TPOを考えず無謀にも乗り込んできた千葉先生が警備員とモメていると、真っ先に駆け寄り、フォロー。流石、「アストロ球団」唯一の良心だ。前回、峠会長にナボナを横取りされたショックを引きずっているだろうに、そんな所は微塵も感じさせないとは、やはり、王さんは人間がでかいぜ!

アストロ球団 第二巻

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ritzberry at 22:13コメント(1)トラックバック(5) 

September 25, 2005

【今日の球一】
気絶している最中に見た夢で、茂雄の息子と対面。まだ37歳の茂雄にこんなでかい息子がいたとは驚きだ! 偉そうに説教たれて、スカイラブ投法のヒントを託す一茂。「ピッチングに必要なのは肩だけじゃない!」とか言われても、そもそも鎖骨折ってたら、投げるどころか、ワインドアップすら無理そうな気がするのだが、超人だから問題ないらしい。実際、思いっきり肩使って投げてるしなぁ。それにしても、何で、ヘッポコ三塁手のこいつが魔球の極意なんぞ知っているんだろう。えっ、こいつ、沢村なの? ところで、スカイラブって変換しようとしたら、「スカ伊良部」だって…。ダメ投手っぷりを欲しい儘にした晩年の伊良部みたいで縁起が悪いなぁ。ところで、1球投げただけで、ず〜っとベンチにいるけど、スカイラブの特訓はどうした!? 

【今日の球二】
結果も出せずにいながら、球七の言動を責めまくっていた事を猛省。変化球の打てない役立たずである事が露呈した以上、最早、アストロの為に出来る事は殺人L字投法の実験台になる事だけだった。球三郎が予感した様にバットにへばりつく様に向かってきたボールは脳天を直撃(吹っ飛び過ぎ!)。いまわの際で(散々伏線を張ってきた為に、視聴者は皆、気付いているだろうが)自分が超人でない事をついにカミングアウトするのだった。

「だって、オラは人間だから…」(違)

ジェロニモって、やっぱり球二のインスパイアキャラなんだろうか…。超人と人間の違いって、技術とか運動能力よりも、とにもかくにも生命力なんだなぁ。球二と言い、物語終盤で死ぬあいつと言い、球一辺りなら、あの程度では絶対死ななそうだし…。足を引っ張っていたが故の劣等感,罪悪感が強かった事で、自ら進んで殺人L字投法の餌食となる流れは、原作より自然だった様に思う……が、命を懸けた割に、殺人L字投法攻略には何にも結びついてない所が悲しい。最後に死に場所をキャッチャーボックスに求め、球一のボールを受けて大往生…のシーンがなくて残念だが、TV版は球太との結びつきが遙かに強かったから、あれはあれで良し。原作と比べ、見せ場もより多く、寿命もより長く、より悲しんで貰えたそれなりに美味しいキャラであった。合掌。原作ではその後、すっかり忘れ去られてしまったけど、TVでは時折、誰か思い出してやって欲しい。

【今日の球太】
呆然としていたら、球一に激しく突き飛ばされ、かなり痛そう。球二より形見のミットをゲット。次回はいよいよ…!

【今日の球三郎】
球七とは別の意味で、自分の台詞に酔い過ぎである。

【今日の球五】
次の回からマウンドに上がるとか言ってたのに、球七のこれ見よがしのスタンドプレーの所為で完全に忘れ去られてしまった相変わらず地味な男。球三郎のキャッチャー前ゴロでボーッとしていて、刺される大チョンボをかますなど、今回もロクな活躍を見せられない。

【今日のカミソリの竜】
カネやん最後の隠し球はリョウ坂本でも、無七志でもなく、こいつだった。殺人X打法に続いて、殺人L字投法まで披露し、無七志が出る可能性は完全消滅! 実態は故意でありながら、過失致死にすら問われない完全犯罪を全国中継された訳だが、視聴者はあの髪型にばかり目が行って、殺人の事なんか気付いてないかもしれない。正に、完全犯罪だ。それにしても、球一の鎖骨を叩き折り、球二を葬り去り、思いっきり悪役調に高笑いするなど、すっかりゲス野郎っぷりが板に付いてしまったが、後々のこいつの処遇を考えると、ここまで外道なキャラにしてしまっていいのか心配になってくるな。

【今日の球七】
どいつもこいつも球一、球一と騒ぎ立て、球一より重傷なのに、全く気付いて貰えず、悪態をつくばかり。こんな鈍感なヤツらにはあからさまな事をやらないと分からないと察知したのか、突然、バッターボックスに座り込んで、血まみれの左手をさらしでバットに巻き付ける作戦に! 流石に、気付いて貰えたのはいいものの、ロッテベンチからは「くだらない三文芝居」呼ばわりされるハメに…。その後も折角、レフトへ大飛球を放ちながら、重傷の為、走る事もままならず、苦しみながらも、一塁へ進むも、間一髪アウト(しかも、何故か吹っ飛ばされる)になるなど、今回も散々な目に…。今回だけ見てると、ケガしてるのは、左手だけなのに、何で走れないの!?とか思われかねないな。実際、左手のケガには気付いた連中も、土手っ腹に打球食らって、吐血した事には全く気付いてない様だし…。

【今日の球八】
球七の決死のプレイにアストロ魂を燃え上がらせ、アストロ球団の歌を口ずさみながら(番組初!字幕付き)、鬼気迫る表情で打席へ立つと、モンスター・ジョーへ宣戦布告。センター正面へ向かって放った会心のライナーはモンスター・ジョーもろともスコアボードまで吹っ飛ばし、球七の仇討ちを完遂!

「仇は取ったぜ……、兄ィ!」

か…、かっちょええ〜! しかし、最高の勇姿を見せたにも拘わらず、非業の死を遂げた球二に全て持っていかれてしまうとは、実に可哀想…。

【今日のモンスター・ジョー】
球八の弾丸ライナーで感電死(?)し、早くもお役御免。スコアボードから落っこちてこないで、張り付いた儘なのが、妙に可愛い。それにしても、吹っ飛ばされた距離が妙に長くて、こいつ、セカンドベース後ろくらいで守ってたとしか思えないぞ(+_+)。何故かスローボールは打てないくだりは完全にスルーされてしまい、ちょっと残念。

【今日の巨人三巨頭】
茂雄も王さんもいつの間にか部屋へ戻ってきているが、球二が吹っ飛んで驚いただけ。ナボナがどうなったのか気になる(笑)。王さんと殺人L字投法の因縁はスルーなのだろうか。

それにしても、アストロのベンチってスカスカ! 人少な過ぎっ!

アストロ球団 オリジナルサウンドトラック

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September 17, 2005

【今日の球一】
いきなり9点も取っちまって、足を引っ張る素人も不在。モンスター・ジョーとカミソリの竜だけで追いつく術があるのか?と心配になってしまったが、一発かまされただけで並の投手以下に落ち込んでしまう程、精神力が脆いと言う情けない男にされてしまい、普通の選手達にまでつるべ打ちを食らう有様。球太や球七にまで八つ当たりするなど、ヘタレ道まっしぐら。最後は竜の殺人X打法で文字通りKOされる事に…。

【今日の球二】
全く打てないのは変化球がからっきしダメな事がバレていたから…と言う事が発覚。お前は蔵獅子丸か! つまり、アストロナインとの練習中にはまっすぐしか打たずに誤魔化しきったと言う事なのか? 第一打席の段階で既に気付いていたとは、恐るべし、ロッテの情報網! 今回も球太との絡みたっぷりで、キャラを立てて貰っていた幸せな人。ファールチップ直撃はロッテのラフプレーでも何でもないただの技術不足で同情の余地なし。大体、当たってるのキャッチャーマスクだし…。

【今日の球太】
特製ジュースを作るのに徹夜…って、一体どの制作過程でそんなに時間がかかっているのかが、非常に気になる。ハチミツを仕入れるのに、店で買ってくるのではなく、蜂の巣へ生身で乗り込んでいって、蜂と闘ってきたとか、そういう無駄な事をしとるんじゃないだろうか。

【今日の球三郎】
まともな出番はラフプレー2回食らったくらいで全く目立たず。

【今日の球四郎】
カリフラワー…もとい、流血三兄弟とやらに喧嘩売るシーンの訳の分からなさと、あまりの迫力のなさに閉口。球四郎が凄いと言うより、三兄弟がヘボ過ぎる。試合の度に流血してるのは相手じゃなくて、こいつらなのでは? しかも、球四郎の口ぶりからすると、こいつらビクトリー球団入り内定? いいのか、こんなん引き入れて?

【今日の球五】
茂雄に鍛えられた超人守備を全く見せる事なく失意の球一を全くフォロー出来ずにいるうちにビーンボールを頭部に食らって昏倒。この時代は頭部死球即危険球退場なんてルールもない為、ただの当たり損。その後も走者に吹っ飛ばされるわ、まるで役立たずだったが、茂雄に間接的に檄を飛ばされたり、カミソリの竜にイチャモンつけたりして、辛うじて存在感は保った。でも、「正々堂々と勝負出来ないのか〜っ!?」って、竜は自分のバッティング技術で真っ向打ち返しただけであり、言いがかりも甚だしいだろ。そういう事は、反則紛いのラフプレー連発しとる他のロッテの連中に言ってやれ。

【今日のカミソリの竜】
モンスター・ジョーにすっかり食われてしまい、アストロナインが瀕死になって、忘れ去られた頃にようやく登場。あの髪型で画面に現れるだけで、それまでの凄惨なムードの吹き飛ばし、一気に笑いをふり巻く癒し系キャラを確立。それにしても、今回、ここまで影も形も見えなかったけど、一体今まで何してたのさ? 「殺人っ!! X打法〜っ!!」はちょっとカッコいい。が、球一をぶっ潰しながら、地味〜に球三郎に捕られてアウト(笑)。点の取り合いでなく、命の取り合いやってるからいいんだってさ。

【今日の球七】
モンスター・ジョーの一発で右手を粉砕されたのに、ヘボ守備と文句を言われるわ、原作ではあっと言う間にバレた右手のケガを一向に気付いて貰えないわ、球一のヘタレっぷりの所為で貧乏くじ引きまくり。その後も顔面に打球食らうわ、どてっ腹に打球食らうわ、鎖骨折っただけの球一より遙かに瀕死状態な気がするのだが、球八以外、誰からも気遣って貰えない可哀想な人。だが、体で受け止める前に右手を使え。モンスター・ジョーの打球でもないのに、あそこまで体張らないとダメなの?

【今日の球八】
球七が顔面に打球を食らったのは、球七を放り投げるタイミングを誤ったこの人の所為。何故か、フェンスに激突したりしているが、何でこの時は球七を投げなかったの?

【今日のモンスター・ジョー】
驚異の動体視力を発揮し、バットのヘッドで上からボールを地面に叩き付けるシーン。原作ではホームベース上でやったので、球二が拾ってタッチすりゃアウトじゃないか!と言うツッコミが全くない儘、何事もなかった様に話が進んでいたのだが、今回はちゃんとベースの後方でやっているのでファール。よしよし(^_^)。執拗な挑発の嵐で三段ドロップを呼び込み、球七の左手を粉砕しての会心のホームランや、ジャコビニ流星打法をオーバーヘッドキックで打ち返すとか、CGを積極的に使った演出が爽快でいい。やはり、「アストロ球団」はこういうのを楽しみに見ている訳で…。しかし、肝心のモンスター・ジョー自身の体格が細過ぎて、どうも迫力に欠けるんだよねぇ(^^;)。

【今日の巨人三巨頭】
ドン川上が例によって、高見の見物でウダウダぬかしているうちに、いつの間にか茂雄が姿を消していた。茂雄はドン川上の嫌味を聞かされ続ける事に嫌気がさしたのか、屋上にラジオを持ち込みつつ、竹竿で素振りを行っていた。相変わらず、渋い、渋過ぎる!十万石饅頭! 茂雄が消えた事でナボナの取り分が増えて大喜びの王さんはその後、軽やかなステップ(笑)で屋上へやってくるも、茂雄の鬼気迫る素振りに「実はナボナが食べたかったのに、自分に気を使ってくれたんじゃ…」と、少し申し訳ない気分に…。

【最後の隠し球の正体やいかに?】
カネやんが口にした「最後の隠し球」の正体が気になる。球七の言う様なハッタリと言う線は恐らくないだろうが、キャスト表には載っていないリョウ坂本が、果たして、出てくる事になるのか。この流れだと、意外に球四郎だったりして…。流石に、東京から巌流島では間に合わないか…。

【ロッテがスポンサーにつかなかった理由】
殺人野球やりまくりでイメージダウンに繋がるから?

アストロ球団 (第5巻)

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September 12, 2005

【アストロ vs ロッテ 巌流島決戦】
何故、巌流島? 誰が何の為にこんな所に好き好んで球場を作ったのか? 人員輸送費はかかるわ、観客動員は見込めないわで採算度外視も甚だしいツッコミ所満載の巌流島球場だが、アストロっぽいから許す。しかし、これまたオリジナル設定の無観客試合に関してはいただけない。多分、エキストラ大量投入はビクトリー戦だけで精一杯と言う事なんだろうけど、ロッテ戦と言えば、カネやんの「野球は9人でやるもの」と言う至極まっとうな指摘を受けて、無理矢理、ど素人3人をメンバーに入れて、9人揃える事により、ロッテとの絶妙な戦力バランスが作り出される所が重要ポイントであり、前半の球七による見る目のなさ過ぎる人選で足を引っ張られまくる有様や、後半の球三郎による素晴らしい人選で江川もどきが大活躍したりする所など、見所満載なのに、それが全てお蔵入り確定になってしまい、非常に残念…。

【シュウロ、アストロナインを見捨てて失踪?】
「お前達だけで戦い、勝利を勝ち取るのだ!」などと偉そうな事をほたえて、アストロナインの前から姿を消した千葉先生はアストロ球場内にある監督室に向かっていた。ドアの前に張ってあった「危険!立入禁止」のテープを引きちぎり、部屋に入っていく千葉先生。「立入禁止」は分かるが、何だ「危険!」って〜っ! アストロ球場内だけに、まさか、ここはバンアレン帯状態にでもなっているのでは!?…と思ったら、周囲に大型コンピューターが導入されている以外は、至極、普通の環境でした。何やねん!

【のんびりTV観戦の巨人三巨頭】
テーブルに置いてある茶菓子が「お菓子のホームラン王」ことナボナである所が素晴らしい! いや、もしかすると、似て非なるよそのブッフェかもしれないが、ナボナに違いないと勝手に決めた! 王さんファンの私にはたまらない演出だ。森の詩もヨロシク!(まったくの余談だが、私は子供の頃、少年野球教室で多摩川グラウンドを訪れ、亀屋万年堂の代表取締役から指導を受けた過去があったりする)。しかし、1個1個袋入りのナボナを6つも開封して皿に乗せてあるって事は、あれ全部食べる気満々な訳だよな。流石、王さん!(他の2人も食うかもしれないやんけ!)。そういえば、お菓子のホームラン王はナボナだけど、首位打者や打点王に当たるものは一体何なんだろう?と、当時CMやっていた頃は気になったものだ。いや、今も気になるけど…。やはり、森の詩は有力候補なのだろうか………って、亀屋万年堂談義はいい加減にして、話を戻そう。それにしても、球三郎の下半身ヨロヨロでおぼつかないファーストゴロ処理に「これが目の見えない人間のプレイなのか…」…って、王さん、驚き過ぎや! 盲目と考えれば、確かに凄いかもしれないが、この場合、「目の見える選手よりも遙かに凄いプレイ」と言う意味で驚いてるんでしょ? もう少し演出面でカバーして、凄いプレーに見せられないもんかなぁ…。一方、ドン川上は例によって、自分の手を汚す気ゼロの悪の黒幕っぷりがいい。そして、冷や汗を流しまくりの茂雄は相変わらず、とてつもなく渋い。渋過ぎる!十万石饅頭!

【画面に出てくるだけで笑いを届ける男・カミソリの竜】
3番DHとして登場のカミソリの竜。スコアボードに「カミソリの竜」って書いてるのが笑える。例によって、この男、特撮番組臭をたっぷり漂わせて出てくるのだが、非常に浮いているマント姿(原作ではあまり違和感なかったのになぁ)と、何よりもあの爆発頭が映るだけで全ての緊迫感が台無しだ。どんな鋭い眼光で決め台詞を喋った所であの髪型では滑稽にしか見えない。これはもうヤツの存在自体が一種のギャグと見るべきなのか!? それにしても、ベンチで心を込めてせっせと手作りしていた卒塔婆を折角、プレゼントしてやったのに、無惨に叩き折るなんて酷いやっちゃで球一は…。「俺の戒名はあとで氏家慎次郎が考えてくれる予定なんだから、出しゃばってくるんじゃねぇ〜っ!」って事?

【球二の伏線は今回も…】
球七,球八と全然超人っぽくない普通のバッティングながらも、連打で繋いだ所で、球二があえなく空振り三振。これも一つの伏線のつもりなのだろうが、釈然としない。既に、球二の打力については、チーム内でも認知されている訳で、それでいて3番に置くだけの力があったと認められた筈なのだから、いかにも実力が劣っている様な描写はおかしいだろう。結局、初回に9点取ったアストロだが、果たして、3つのアウト全て球二で取られたのか気になる。それにしても、アストロって、ずるいよなぁ。6人しかいないから、いい打者に回ってくる機会がやたら多くなる訳で…。まぁ、その分、守備が辛いけど…。やはり、アウトカウント稼ぎ要員として素人3人入れないとなぁ…。

【代打・モンスター・ジョー登場】
大量点を失い、たまりかねたか、カネやんは2回から早くも代打モンスター・ジョーを投入。しかも、4番・アルトマンに! アルトマン、どんな役者がやるのか楽しみにしてたのに、そりゃないぜ、カネやん! モンスター・ジョーより、アルトマンを楽しみにしとる人もなかなかいないだろうけど…(^^;)。果たして、モンスター・ジョーの実力や如何に!?と言う所でサッカー中継の影響で録画分終了。くそ〜っ、気になる所で終わりおって〜っ! この後、一体、どうなったんじゃ〜っ!?

アストロ球団 (第4巻)

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September 08, 2005

 いつもより15分放送が遅いと言う事は確認してあったので、予約録画は間違っていなかった筈なのに、何か冒頭にアニメが入っとる。早送りしてみると、どうもサッカー中継とやらの所為で5分遅れたらしい。ほぼ絶望的な思いに駆られながらも、潰れたのはエンディングと予告だけであってくれ…と僅かな望みを託しながら、最後まで早送りしてみたものの、案の定、かなり盛り上がってるくさい所で尻切れトンボ…。おのれ〜っ!(怒) 公式サイトで「15分遅れでスタート。気をつけろ!」と言うとったから、気をつけたのに、このザマとは…。元々、15分繰り下げたのって、サッカー中継の為とちゃうの? にも拘わらず、それを更に、5分も繰り下げるなんて、酷いぜ! 公式サイトも折角、放映時間に関して事前に注意を促してくれるなら、「サッカー中継で延長があるかもしれないから気をつけろ!」と書いてくれれば良かったものを…。まったくサッカーの所為で野球ドラマが潰されるとは、何と皮肉な事か…。これも野球人気低迷の影響か? テレ朝は今日も巨人戦を深夜に録画放送するらしいし、野球をないがしろにしまくりだな。

無念の尻切れトンボレビューについては、また後程…。

アストロ球団 第1巻

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September 02, 2005

【シュウロ、狂気のダイブ敢行!】
気がふれてしまったのか、高度五千メートルから球三郎の死体を投下したばかりか、自らも続いてダイブするシュウロ。原作ではただヘリの中から見守っていただけなのに、自ら飛ぶとは流石、千葉先生〜っ! 前回、スタントも使わず、意気揚々と飛行中のヘリの窓から全身を乗り出していたのも、かなり凄かったが、今回も凄ぇ(まぁ、今回はスタントマンだろうけどさ)。何故か巻き添えを食って、強制的にダイブに付き合わされる球二が可哀想。別に、球二まで飛ぶ必要ないやんか。一見、個性的なキャラに見える球二だが、他の面々の言動があまりに尋常から外れている為、アストロで一番常識的な感性の持ち主は、実はこいつなのでは?と思ってしまう。シュウロと球二の会話全てがもうボケとツッコミの漫才にしか見えない(勿論、ボケはシュウロ)。それにしても、高速落下中にパラシュートを開いた時のショックが蘇生に効果的に働いたと言う説明が全くないので、あれではただ落っことしただけにしか見えないのぅ。ともあれ、千葉先生…いや、シュウロの大暴走で球三郎の心臓は再び動き出すのだった。すっかり千葉先生のド迫力演技に食われてしまい、竜と球一の勝負はお預けに…。
 
「やってみるものだな!」
 
この重要度五つ星クラスの台詞がカットされてしまったのには甚だ不満である。どう見ても奇行なのに、やけに自信満々でそれなりの勝算があってやってるかの様に見えた行動が、実は「これで蘇らなくても、どうせ元々死んでるんだし、その時はその時だよな〜」的な発想でしかなかったと言うシュウロのいい加減さを体現する台詞なだけに実に残念…。
 
【球二、超人コンプレックスで欝モード】
球三郎を回復させる為にはアストロ超人の血が必要…と、みんなしてセッセと採血モード。そこら中で言われている事だが、血液型とか調べないでいいのか? いや、調べるまでもなく、アストロ超人はみんなA(アストロ)型に違いない(私は血液型による性格分析とかは全く信用してないのだが、そういう観点からいくと、絶対、こいつら同じ血液型とは思えないよなぁ)。それに同じ血液型だからと言って、輸血をする際に適合するとは限らないし、一人でも違う奴がいたら、逆に、死にかねない筈だが、不可能を可能にするムウ・ラ・フラガ超人だから大丈夫なのだ。この「超人だから」と言うのは、実に便利な設定だな。何をやっても「超人だから」で全て解決する。凄いぜ、アストロ超人! しかし、球二は頑なに輸血を拒否。貧血の気があるからとか下手な言い訳をぬかしているが、少しでも多くの血が欲しい状況なのに「そんな事言ってる場合か!」と誰も説得しようとする様子が全く見られないのが不思議。って、ここで必要以上に球二に輸血を強いるとストーリーの都合上、支障が出るからなのだが…。この件で原作以上に葛藤を見せ、苛立つ球二が、献身的に振る舞う球太を問い詰めるオリジナルシーンがなかなか良い。何の為に野球と向き合うのか…、と言う二人の行動理念の対照さが引き立ち、球二の気持ちの変化や、後の三段ドロップ特訓シーンにも効果的に繋がった感じだ。原作でも輸血絡みで球二に隠された秘密の伏線はあったのだけど、アストロに参加した理由に関しては唐突過ぎた印象があったしなぁ…。どうでもいいが、勝手に病院の屋上で洗濯物干してはいかんと思うぞ、球太。
 
【ロッテの販促効果絶大!? 悪役・カネやん登場!】
一方、アストロを恐れる余り、他の球団を抱き込んでプロ野球界から閉め出す事に躍起になる巨人…と言うかドン川上。しかし、人気獲得の絶好のチャンスとばかりに遠回しな策略ではなく、直接、アストロを叩き潰す為にカネやんが立ち上がる。原作同様の悪役ぶりがなかなか板についていていい感じのカネやんだが、何故、あんたはこんな重要な会議中にガムをクチャクチャ噛んでるんだ〜!? ロッテか…、ロッテだからなのか!? ロッテがスポンサーについてる訳でもないのに、そんな無理矢理ロッテ臭を醸し出す必要があるのか〜っ!? 更に、記者会見でも…
 
「一番美味しいのはロッテと決まっとるやないか〜っ」
 
と、ぶち上げるカネやん。「アストロ球団」は低予算番組だと聞くが、ロッテには多額のスポンサー料を払って、番組のクオリティ向上に貢献して欲しいものだ。未だかつて、これ程、ロッテがフィーチャーされた作品は類を見ないのだから…。カネやんは打倒・アストロの為の秘密兵器を用意していた。その男の名はソリコミカミソリの竜! あの髪型にあつらえたかの様な前回のテンガロンハットならともかく、野球帽を普通に被れるのが実に不思議だ。「カリアゲの竜」に続き、「ソリコミの竜」とまたもボケをかます球一がイカす。今後も竜に対して、「モミアゲの竜」とか「ヒゲソリの竜」とか「哭きの竜」とか「東海の竜」とか様々なボケを繰り広げてくれる事を期待したい。そして、もう一人の秘密兵器と思われる謎の外人が! こいつがモンスター・ジョーなのだろうか。つまり、竜がリョウ坂本の代わりにあてがわれる形で、ブラック球団がロッテ戦に化けてしまうのか? モンスター・ジョー出すくらいなら、リョウ坂本や無七志を出してくれよ…。この儘いくと、「ヤツ」は殺人L字ボールではなく、殺人X打法で散るのだろうか? しかし、それはポジション的に無理があるしなぁ…。まさか、TVドラマで野球で人死にはヤバいとか言って、死なない儘、交代したりはしないかと心配になってきたよ…。
 
【三段ドロップ習得へ地獄の特訓】
打倒・ソリコミカミソリの竜を目指し、特訓を開始する球一。横で普通〜に人間レベルのティーバッティングに取り組んでいる球五と球七が、妙に微笑ましい。竜に勝つにはこれしかないとばかりに沢村直伝の三段ドロップを見せつけるシュウロだが、普通の人間でも投げられる様な球で通用する相手なら、別にアストロ超人でなくてもいいのでは…? ……いや、しかし、千葉先生は普通の人間じゃないからな! アストロ超人の血が流れていなくても、千葉先生ならば可能かもしれない。シュウロ版三段ドロップは未完成であり、アストロ超人である球一が真の三段ドロップを完成させるのだ!的な流れにしておけばいいものを…。因みに、竜に関しては、強烈な打球を確実に相手投手に食らわせる事が出来る…くらいの情報しかなくて、どんな球でも打ち返せる技術があるとか、そんな要素は全く見えていない。これで実はど真ん中のストレートが弱点とか言う某パ・リーグ撲滅漫画みたいなバッターだったりしたら、苦労のし甲斐もないよなぁ。普通、変化球の特訓がうまくいかないと言うのは変化しなくて苦労するもんだが、球一の球は変化し過ぎで困っていると言う不思議な状況。それはもう異常極まりない変化である。制球さえ定まれば、むしろこの球の方が三段ドロップより遙かに凄い気がするのだが、あくまで三段ドロップでないとダメらしい…。
 
「それから球二! 絶対にボールを後ろへ逃すな。体で捕るんだ! 死んでも捕れ!」
「そんな事言うても〜」
 
普通は「死んでも捕れ」と言ってもあくまで例えなのだが、この人は間違いなく本気で言ってます。相変わらず、千葉先生に無茶を要求される球二が可哀想。更に、打者が立っていた方がいいだろうと死球食らいまくりながら打席に立ち続け、瀕死の球太に対して、「チャンスは一度きり。三段ドロップを成功させるか、彼を殺すか」などとほたえて、鉄球を投げさせようとするシュウロ。まったくもって無茶苦茶なのだが、恐るべき、千葉先生の説得力! 何故、失敗時は必ず球太にぶち当たる事が前提になっているのか? 外角に外れて失敗すると言う選択肢はないのか? そもそも、殺傷力を高めて覚悟も高めるとか言う以前に、重さが全然違う上、縫い目もない鉄球で成功させる事は不可能だと思うのだが………、超人だから全て許されるのだ。
 
【球三郎は元々、心眼の持ち主?】 
千葉先生の無茶な死体投下による後遺症か、千葉先生の無茶な指示で血液型無視して輸血しまくった後遺症か、球三郎は失明。病院へ駆け込み、何の事情説明もせず、「君にアストロ球団に入って貰う」「何があったって、お前は超人なんだ!」と無茶を言う面々。「まだ事故の記憶もないかもしれんのに、あれこれ言うのは酷でっせ」と相変わらず、アストロ最後の良心・球二がフォローに入るも、委細構わず、球三郎の顔面めがけて、いきなりペンを投げつける球一。前回、背後からペンを投げつけ、振り返りもせずにかわした伏線が生きて、目の前で見事にキャッチする球三郎。「こいつには目が見えねぇ事なんてハナから関係ねぇ。とんでもねぇ超人だぜ」…って、これだと失明した事により、心眼が開花したのではなく、元々、心眼を極めていたと言う事に…………、超人だから全て許されるのだ。いやぁ、超人って、ホント、便利だなぁ。
 


アストロ球団 (第3巻)

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August 28, 2005

 今回は初登場及び初視聴(前回の後編で見逃した分)の連中について、語ってみるの事。
 
【上野球二】
スタンドに飛び込んだ打球をキャッチャーまで打ち返すと言う驚愕シーンをラジオの実況だけで終わらせるとは何事か! 原作ファンはああいう無茶なシーンをどう映像化してくれるかを楽しみにしているのに! 球一との対決もやけにゆる〜い雰囲気でイマイチ。初球の山なりボールは何なのさ。どてっ腹にボールを食らわされるわ、球三郎のフルチン姿を偵察させられるわ、シュウロの死体遺棄行為に付き合わされるわ、今回貧乏クジひきまくりで、いと哀れ。
 
【那須球太(原作では本名不明じゃなかったっけ?)】
登場時から献身的とすら言える程、協力的だった原作と比べると、警告するばかりで、妙に素っ気ない。左手は全く使えないが、脚力は素晴らしく、タダ者でない雰囲気を匂わせるとかそういう伏線も全くないのが、気にかかる。
 
【伊集院球三郎】
妙に軽薄で不敵。茶髪もいただけない。球三郎と言うと、見ていてイライラするくらい優し過ぎで慎重過ぎるイメージが染みついてしまっているのだが、よくよく考えてみると、アストロ入りする前って、全然性格違ったんだよな…(^^;)。次回以降、性格が一変する………筈だ。球二の口からコソっと兄・大門の話が出てくるオリジナルシーンにニヤリ…。
 
カリアゲカミソリの竜】
astro02a.01.jpg 颯爽と登場するカリアゲカミソリの竜。しかし、その帽子を取ると…
astro02a.02.jpgドカーン!!
 
一体どうしちまったんだ、その髪型は〜っ! 原作は普通の七三分けなのに、何故、こんなドリフの爆発コントにでも参加したかの様な髪型にされてしまったのか…(泣)。悪い事は言わないから、その帽子は脱がない方がいいぞ。ああいう登場の仕方をしていると言う事はブラック球団の存在まで隠滅されてしまいそうな気配が…。まさか知念はまだしも、無七志まで出てこないのでは!? ロッテ戦も潰される可能性が高く、この儘では、まともな試合はビクトリー球団戦だけと言う事になりそうで心配だ。
 
【明智球七・球八】
初登場ではないが、前回の後編を見逃したので、今回初めて見る事になるこの二人。球七の原作キャラを模したエキセントリックな髪型がイカす。球八もかなりいい人そうな辺り、なかなかイメージにピッタリ。みんな店から出ていってしまって、丁度きたカツ丼を名残惜しそうにする様が何か可愛い。あの後、みんなの分の勘定も払わされたんだろうなぁ、可哀想に…。しかし、とにもかくにも不満なのは、小さ過ぎる事(笑)。やはり、地球人で球八を具現化するのは無理なのか…。最早、ゼントラーディー人でも起用するしかないよなぁ。歌を聞かされると「ヤック・デカルチャ〜」とうろたえ始めるので、アストロ球団の歌を試合中に歌う訳にいかなくなるが…。それにしても、カミソリの竜との対決を全面カットとは何事か!? 酷過ぎる! やられる所すら省かれるなんて思いっきり雑魚扱いだな。特に、球七は噛ませ犬度が数倍増してしまった感が否めない。
 
「どんなクサレ野郎が相手だって、真っ正面から勝負する。それがアストロガッツだ!」
 
とかカッコいい事言っちゃっても、
astro02a.03.jpgこんな姿じゃ説得力ないよな〜。
 
 ところで、原作でもかなりイッちゃっていたシュウロの球三郎投下シーン。サニー千葉にやらせると、もう誰にも止められねぇ〜!って感じで凄いね。で、この後、この行為がいかに適当な発想でやったのかが発覚する問題の台詞が飛び出すのかと思うと、次回が楽しみで仕方がない。 
 
 
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August 19, 2005

早くも2週目(第一球 後編)にして見逃してしまうとは…。それも今頃、気が付いた(^^;)。
ジャコビニ流星打法 vs 球七&球八、見たかったよ…。やっぱ、あんな時間だと忘れるって…(T_T)。
 
公式サイトの第一球の写真から、1つツッコミ。
何で阪急なのに、スコアボードは「H」なんや〜!? 「H」は南海やろ!
 
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August 11, 2005

 ついに奇跡の実写化が実現した「アストロ球団」の放映がいよいよ始まった。この作品に関しては、感想メインでレビューを進めていこうと思う。
 
 林剛史ってデカブルーの事だったのか。戦隊モノって、あまり俳優名意識してないから、全然気付かなかったよ(菊池美香以外、名前分からん)。球一が左腕だから、左利きの役者じゃないとあかんかった訳だね。投球フォームも「H2」の山田孝之なんかと比べたら、大分、マシな感じだ。しかし、この人、台詞回しが独特で喋ると球一っぽくないんだよなぁ。それにしても、茂雄が渋い、渋過ぎる! こんなに渋いイメージで描かれる茂雄がかつていただろうかと言うくらい渋い。同時代の野球マンガにおける茂雄のイメージと言うのは、大体、統一されている感じで、燃える男であり、理知的であると同時にユーモラスな面も描かれている。原作版「アストロ球団」の茂雄も序盤ではかなりギャグっぽい表情も多かったのだが、この実写版茂雄にはユーモラスの欠片も見当たらず、とにかく渋いのだ。お前は求道者・前田か! そして、それに輪をかけて渋いのが、シュウロ役のサニー千葉。流石、重鎮が醸し出す重厚な雰囲気は原作版シュウロ以上の説得力を感じるぞ。王さんは………、とりあえず細い。スイングの軌道がちょっと王さんっぽいけど、一本足打法の美しさはまだまだだな(そりゃ、しゃーないって)。今後、気になると言えば、デビッド伊東の氏家慎次郎だなぁ。
 ところで、あのプロローグには意表をつかれた。「白く輝く9つの光の球が夜空を駆け抜けた。それを目撃した僕達プロ野球選手9人はある運命に流されようとしていた」(中井美穂の旦那)って、何じゃ、そりゃ! で、イマイチよく分からんのが、その9人の人選。中井美穂の旦那(ヤクルト),上原(巨人),小坂(ロッテ),松田さん(偽バファローズ),ゼブラ今岡(阪神),野村(広島),ベンちゃん(西武),ガッツ(日本ハム),中島(西武)…。外野手は2人だから、これでしっくりくるチームを組める訳でもないし、何故か西武からは2人。今時、小坂が入ってるのもよく分からない(個人的に小坂は12球団屈指のショートだとは思うが)。シュウロの元を訪れると言う狂言回し役に引っ張り出された中井美穂の旦那以外の8人はただ空を見上げる演技をしただけなのだが、一体、最終的には何をやらされるのやら? シュウロが中井美穂の旦那を呼んだ目的は「3月開催が嫌だとか細かい事ウダウダ言って渋ってないで、W杯に参加してメジャー倒しやがれ〜!」って事に違いあるまい。まだ命に関わる様なプレーは全く出ておらず、血生臭さのない大人しい展開なので、「アストロ球団」らしさが出てくるのはもう少し先になりそう。キャスティングを見ると、ビクトリー球団戦は間違いなくやってくれそうだが、リョウ坂本もモンスター・ジョーも載ってないので、ロッテ戦はハショられてしまうのだろうか。とにもかくにも、早く人間ナイアガラが見たいものだ。
 


アストロ球団 (第1巻)

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June 12, 2005

 8/10から、水曜深夜枠での実写ドラマ化が決まっている「アストロ球団」だが、久々に公式サイトを覗いてみたら、実在プロ野球選手側のキャストが公開されていた。アストロ球団側のキャストは既に公開済で、シュウロ役の千葉真一以外、知らない人ばかりで全然グッと来なかったのだが、これまた知らない人ばかり…。私があまり俳優とか詳しくないせいもあるのだが、そんな中、唯一、よく知っている男がいた。
 そいつの名はミスター・ルーキーこと長嶋一茂。何と沢村栄治役ときたもんだ。片手間にやっている俳優としての演技力ではなく、元プロ野球選手である事が起用されている大きな理由と思われるだけに、野球選手としての格の違いを意識せずにはいられない。恐れ多いにも程があるだろう。どうせなら、茂雄役にすればいいのに…。勿論、野球選手としての格はこれまた段違いなのだが、一茂が茂雄役をやるにあたって、そういう意味合いでの苦情は殆ど出ない気がする。何より、沢村役より茂雄役の方が話題性としては遙かに高いと思うのだが…。茂雄役、一茂じゃないのなら、プリティ長島にやって欲しかったなぁ。流石に、現役時代を任せるのは年齢的に無理だったか。
 それにしても、ここの人気投票の結果は無茶苦茶にも程がある。二代目・上野球二とダイナマイト拳の尋常ならざる得票数は一体、どういう事なのか?

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April 26, 2005

 「MAJOR」のアニメ化,「H2」の実写ドラマ化,「逆境ナイン」の実写映画化,「プレイボール」のアニメ化,「タッチ」の実写映画化と、野球マンガの映像化が目白押しの今日この頃。幾ら何でもこれだけはないだろうと言われた「アストロ球団」までがこの波に乗る事が発覚した。テレ朝内に公式ホームページがあり、詳細は全く不明だったのだが、色々検索した結果、どうも実写ドラマらしいとの事。まさか、宇野球一役は上戸彩か!?(ありえないって)
 あの凄まじい動きが実写として再現出来るかどうか以前に、あのヤバ過ぎる話を地上波でレギュラー放映なんぞして大丈夫なのか!?と言う事の方が気になる(映画化と言う情報も出ているが、ホントの所、どっちなのだろう)。試合中に死人が出まくるわ、放送禁止用語連発だわ、今の時代、青少年にとてつもなく悪影響を及ぼすと圧力団体が大騒ぎ間違いなしの内容なので、忠実に再現される事は考えられないだろう。下手に今風にアレンジしてしまったら、ただの大道芸作品になりかねないよなぁ。四六時中「少林サッカー」のクライマックスみたいな作品だし…(笑)。実写化で一番楽しみなのは、やはり、人間ナイアガラ。子供が真似すると危ないとか言って、数々の殺人技をスルーしまくる様だと、最初から放映なんかするな!って話になるが、どうなるやら…。
 ビクトリー球団戦は当然やるだろうが、下手するとスルーされかねないのがロッテ戦。もし、やってくれるとして、今のロッテの選手達が実際に出てきて…なんて展開だと激燃えだが、100%ありえないよなぁ。大体、あれはカネやんが監督だったから妙にマッチした話でバレンタインだと、凄ぇ似合わない気がする。直接対決はやっていない巨人も、ドン川上が監督だったからこそ、台詞にも説得力があった訳で悪太郎では台無しだ。ONの代わりに破戒僧・清原,マッスル千代の富士があてがわれたりしたら最悪だよなぁ
 それにしても、ドン川上に「20年早過ぎた」などと言いがかりをつけられて日本球界を追放され、マサイ族と戦いに行ってしまったアストロ球団だが、実際の所、20年どころか、2000年くらい早過ぎたんじゃなかろうか。もう30年近く経っている訳だが、今、あんな野球を日常茶飯事でやられていたら、凄ぇ怖い…と言うか、プロスポーツとしての野球は間違いなく崩壊している事だろう。
 
 
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ritzberry at 23:37コメント(0)トラックバック(3) 
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