2005 MAJOR
December 21, 2005 21:52
コジロー,松尾らを完全に引き立て役に追いやる吾郎,寿也の活躍でベネズエラ戦を制した日本代表。試合後、吾郎の下を訪れたシルヴァは「アジア人に負けたんじゃねぇ、お前に負けたんだ」と吾郎の力を認めつつ、決勝トーナメントでのリベンジを誓う。一方、スタンドにはこの試合を冷ややかな目で偵察していた男がいた。メジャーで最も活躍している韓国人として「コリアン・ロケット」の異名をとる韓国代表のエース・安清源だ。アジア予選で日本と戦った時にはチームに合流していなかった安だが、ドミニカ戦を回避して、日本戦に先発登板する事が決まっていたとあって負ける訳にはいかないと不敵な笑みを浮かべる。その韓国は安を温存した事が祟ったか、ドミニカとの初戦に敗退。第2戦での韓国戦に向け、ベネズエラ戦同様にチーム一丸で戦おうと主張する茂野だったが、「チーム一丸どころか、博打的なDH起用に場当たり的な投手起用。勝てたのが不思議なくらい」と異論を唱えたのが、天童。5年連続セーブ王に輝き、最多セーブ記録を保持するこの男は、1点差で迎えた最終回に自分が起用されず、吾郎に続投させた大木監督の采配へ不満をぶちまける。大木監督は、吾郎の調子が上がってきた事,3,4番が左打者だった事を理由に続投させたとし、この先、連投を強いられる事になるかもしれない天童をあえて使わなかったと説明。現場での説明不足を詫びて、この場を収める。しかし、大木監督はこの言葉とは裏腹に、その後、茂野に対して、アジア予選から調子が落ち気味の天童を中継ぎへ降格させ、吾郎をストッパーとして使う事を明かすのだった。
安清源,天童とポッと出キャラが次々に登場。アジア予選で下している韓国戦はさらりと流されると思ったのだが、この期に及んで、またまたメジャーの大物が登場とは、予想以上にこの予選リーグに時間をかける方針の様だ。先発投手がライバルキャラだと、ストッパーの吾郎と投げ合う時間は短そう。そろそろ眉村辺りに先発して欲しい所だが、眉村があっさり攻略される様な姿は見たくないなぁ。眉村と言えば、天童を尊敬しているそうで…。茂野コーチより思いっきり老け顔のこのオヤジ、てっきり指導者側の人間かと思ったよ。殆どが実在選手がモデルのメンバーで構成されている日本代表だが、この天童はオリジナルキャラなのだろう。幾ら何でもササキ様がモデルって事はないよな。それにしても、大木さんも罪なお人よ。既に、中継ぎ降格を決めていたなら、あの場で言ってしまえばいいものを…。下手に隠しておくと、韓国戦の現場で大荒れとなるのは必至ではないか…。出てきた早々、こんな惨めな扱いを受けるとは何て可哀想なヤツ…。あまりにも可哀想なので、実在選手をモデルにする訳にはいかなかったか。松尾もかなり可哀想な目に遭っているが、ヤツは所詮、はなわがモデルだからな。
Story
「週刊少年サンデー」で連載中、満田拓也原作によるスポ根TVアニメシリーズ最終第9巻。横浜リトルのキャッチャー・寿也の好リードで吾郎はダブルプレーに倒れるが…。第24話「追いつけ!追い越せ!」から第26話「さ...(詳細こちら)
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December 17, 2005 20:34
毎週レビューするつもりはないのだが、始まったばかりなので、ちょっと触れてみる。とにかく気になるのは、及川が「美鳥の日々」の沢村に見えて仕方ない事であり…(笑)。原作では及川の肌が思いっきり黒かったので、似てると言う発想には至らなかったのだが、アニメは似過ぎである。及川の右手には及川に陰ながら想いを寄せていた女の子が…などと想像するだに笑ってしまう。いやぁ、全く本編と関係ない話で申し訳ない(^^;)。
暴力ネタがNHK的には問題があるだろうから、リトル編で終了だったんじゃないの?と予想する声が多かった中、第2シリーズの制作は決定した訳だが、案の定、その辺のネタは色々といじられている様で…。及川,牟田の小森への近距離ノックは右手が縛られてない状態だったり(ならば、小森にはもう少し頑張って欲しかったものだ)、山根のケガのさせ方に至ってはぬるい事この上なく…。やはり、あれはリアルに残酷な描写だからなぁ。しかし、あのシチュエーションで故意と思わせない様に右腕が2度と使い物にならなくなる様にまで痛めつけるプレーが可能だろうか? その後、あの先輩が何ら責任を感じている様子もなくヘラヘラとレギュラーに居座ってる事に誰も違和感を覚えないだろうか? 一部始終見ていたくせに、今まで何ら疑問を抱かずにいたなんて、そりゃ小森達にも問題があるよ…。あの事件が学校ぐるみで隠滅されていた原作と比べると、山根の苦しみの深さも、それを小森達が全く分かっていなかった事の重さも大きく変わってしまった感じで、ちょっと残念だ。
さて、EDを見る限り、今シリーズは清水とダブルヒロインで構成するつもりの様で…。転校早々、吾郎に中学校を間違えて教えたのが山根ではなく綾音だったりする辺り、今後も無理矢理、出番を増やされる事が予想されそうだ。原作ではすっかり忘れ去られている使い捨てキャラだけどなぁ(^^;)。まぁ、「MAJOR」のキャラ使い捨てまくりは毎度の事だが…。
ところで、第2シリーズは海堂受験までなのだろうか。中途半端やねぇ。そうなると、第3シリーズも? で、今度も夢島でのスパルタ特訓が問題だ…とか言って、特訓内容がいじられまくったりして…。そんなに問題がある作品をわざわざNHKでやる意義が分からんが…。
Story
「週刊少年サンデー」で連載中、満田拓也原作によるスポ根TVアニメシリーズ第8巻。1点差に追い上げられた瑛太は父である監督の指示を無視し、吾郎と真っ向勝負がしたいと言う。第21話「これが野球!」から第23話「負...(詳細こちら)
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December 14, 2005 21:56
吾郎曰く世界一のバッターらしい寿也の既定路線のグランドスラムで逆転を喫したベネズエラベンチは重苦しい空気に包まれる。吾郎に目をかけていた筈のサンチェスもコジローと松尾くらいしか眼中になかった様で、3回以降の雑な攻めによる拙攻や追い込んでおきながら単調な攻めで寿也に返り討ちを食らった事など、日本に対する油断があった事を認める。いきり立つシルヴァは残り3イニングでの再逆転を誓うが、速球とジャイロフォークが冴え渡る吾郎の前にベネズエラ打線は三振の山を築いていき、ついに1点差の儘、土壇場9回へ突入。再び吾郎と対峙したシルヴァはジャイロフォークは分かっていてもヒットにするのは難しいと察知し、追い込まれる前のストレートに狙いを絞る。しかし、初球ファールの後、2球目は160kmのストレートに空振り。剛速球で厳しいコースをつかれまくったシルヴァはヒットにするのは難しい筈のジャイロフォークの方がまだ勝機があると、すっかり及び腰。当然、ジャイロフォークで勝負に来ると睨んだ3球目は低めのボール。ここから落ちるとなれば、ボール球になる…と見送ったシルヴァだが、その狙いを読み切っていた寿也の要求したボールはストレートで、シルヴァはあえなく三球三振。吾郎は後続も無難に締めて、日本は強敵・ベネズエラ相手に白星を飾るのだった。
ライバル的存在になるどころか、終わってみれば、全く吾郎に特別視されていなかったシルヴァがいと哀れ。結果も2打席連続三振と吾郎の完勝であった。サンチェスもかつての威光は完全に消え失せており、吾郎と面識があった事も全く生かされる事はなく、サンチェスである必要は微塵も感じられなかった。結局、この試合が無駄に接戦となったのは、霊感投手・松若,渡部のヘタレっぷりに尽きる訳だ。可哀想に…。
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「週刊少年サンデー」で連載中、満田拓也原作によるスポ根TVアニメシリーズ第7巻。本牧リトルとの試合、4回の表で吾郎は岡村3兄弟の巧妙な作戦によって1点を失ってしまう。第18話「目指せ、初勝利!」から第20話「吾...(詳細こちら)
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December 07, 2005 18:58
相変わらず、寿也を起用する事にイチャモンをつけまくるコーチ。3タコだ、新人では重荷だと難癖つけた挙げ句に、この儘では寿也を潰してしまう事になる…などと、一見寿也を庇っているかの様だが、たかが予選リーグごときに敗れては、首脳陣として世間から非難されてしまう…と言う展開を嫌っての自己保身発言にしか見えない。寿也起用には迷いもあったと言う大木さんだが、自分の打席を待っている間、普通のルーキーなら当然代えて欲しいと思う様な重圧のかかるこの場面で一度もベンチを振り返る事なく、守護神・バレンズエラの投球練習に集中していた寿也の様子に起用を決断。「心が折れてない男を一試合辛抱出来ないくらいなら初めっからDHで使ったらいかんやろ」と言い放ち、うるさいコーチを黙らせる。簡単に2−0と追い込まれた寿也だが、その後、ファール,ボールと冷静にボールを見極め、非常に落ち着いた様子。なまじDHでスタメン起用された事で打ちたい,活躍したいと気負い過ぎ、打ち急いでいた事がここまでの大ブレーキに繋がっていたが、吾郎に喝を入れられた事で不安や焦りと言ったネガティブ要素は吹き飛んでいた様だ。ベンチの吾郎から檄を飛ばされた寿也は「吾郎が味方にいるとなぜだか負ける気がしなくなる」と激振。高々と打ち上げられた打球はレフトへの大飛球。やはり、既定路線の逆転グランドスラムか…と思いきや、打球はすっぽりとグラブの中へ。よりにもよってここでも凡退と言う無情な展開なのか…。いや、この打球を実際に掴んだのはレフトのグラブではなく、レフトスタンドにいた観客の少年のグラブであった。殊勲の寿也を迎え出た吾郎はここで一言…
「凄ぇ…、凄ぇぜ、寿…。やっぱおめーは俺が認める世界一のバッターだ!」
あまりにも予想通りの展開に閉口するばかり。一瞬、騙しを入れたものの、やはり、既定路線は既定路線でしかなかった様だ。おまけに寿也が「世界一のバッター」と来たもんだ。あくまで吾郎にとっては…と言う事にしても、これはやり過ぎだろう。仕上がり不十分の球をヒットにしか出来ないコジローや、絶好球にバットを折られてスタンドまで運べない松尾など、寿也に比べれば雑魚も雑魚。ましてや、見せ場を貰う間もなく負傷退場のD.マッケンジーに至っては問題外と言わんばかりの実在選手(モデルだが)を蔑ろにした自キャラ礼賛モードは正に「ドカパロ」そのものだ。「凄ぇぜ、寿」も「山田は凄い」を思わせる。実際のWBC開催が近付いている今、水島氏がパ・リーグの疫病神として君臨した様に、満田氏が日本代表にとっての疫病神とならん事を祈るばかりだ。
MAJOR 56 (56)
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November 30, 2005 20:32
一死一、二塁のチャンスで樋口は左中間へのフライに倒れて、二死。しかし、この際、二塁走者の吾郎が果敢にタッチアップを試み、三塁を陥れると、この隙にコジローも二塁へ。続いて癒し系ぬいぐるみスラッガー・光中は四球を選び、満塁の場面で打席には四番・松尾。完璧なリリーフの後、自ら突破口を開くヒットを放ち、投手であるにも拘わらず、果敢なタッチアップを見せる吾郎のプレーに触発された松尾は「打て、打ってくれ、松尾!」と大先輩に対する敬意の欠片も感じられない吾郎の期待に応える様にライト前へ2点タイムリーを浴びせる。送球の間に松尾は二塁へ進み、なおも二、三塁のチャンス。一塁が空いた事でベネズエラバッテリーはハマのスペランカー・三田村を敬遠する満塁策を取り、この日、大ブレーキの寿也との勝負を選択。一貫して寿也を全く信用していない様子のコーチは大木さんに対して、ガッツ笠原,ゼブラ今井らの代打投入を進言。しかも、ここでベネズエラのマウンドには、メジャーでも屈指のストッパー・バレンズエラが早くも登場してくる。しかし、集中力を取り戻した寿也にオーラを感じた大木さんは「ホームランを打って来い」とその儘、寿也を打席に送り込むのだった。
流石に、二死満塁となってしまっては、松尾のヒットは確定的だったので、今回は安心して見る事が出来た。あまりシメまくって、読者を刺激するのは良くないと気付いたのか。しかし、それでも一発を打たせるどころか、単打に留める辺りが満田氏の最後の妥協線なのかもしれない。で、この後、復活の寿也がメジャー屈指のストッパーからあっさりグランドスラム打っちまう訳? 自分のキャラは実在(モデルだが)選手より遙かに凄い!と言わんばかりのこの手法は正に、虚匠・水島新司の「ドカパロ」と同様なだけに、ここは意表をついて、内角球に対して体を張っての押し出し死球とか期待してみる(笑)。まぁ、どうせホームランでしょ(+_+)。
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「週刊少年サンデー」で連載中、満田拓也原作によるスポ根TVアニメシリーズ第6巻。横浜リトル・樫本監督に「うちには通用しない」と告げられた吾郎は、さらなる闘志を燃やす。第15話「監督の思い」から第17話「大会...(詳細こちら)
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November 23, 2005 23:12
因縁の相手・シルヴァをジャイロフォークで仕留めた吾郎は、4,5番も立て続けにジャイロフォークでなで斬り。クリーンアップを三者三振に斬って取ると言う最高の形で無死二、三塁の大ピンチを切り抜けた。全く情報になかったフォークにしてやられたシルヴァはベンチでサンチェスに八つ当たり。勿論、サンチェスも吾郎のフォークは初見で知る由もなかったが、しれっとした態度で「知ってたら打てたのか?」とシルヴァの神経を逆撫でする。この屈辱を晴らすべく次の打席でのリベンジを誓うシルヴァだが、サンチェスは無理だと言い放つ。いきり立つシルヴァだが、それはシルヴァでは吾郎に勝てないと言う事ではなく、日本代表はD.マッケンジーの離脱により、DHだった寿也を捕手に回してしまった為、投手が打席に入る9人野球状態で、しかも、次の日本の攻撃は8番からで、すぐさま打順が回ってきてしまう吾郎には代打が送られるのは必至である事を意味していた。打席に立つ気満々の吾郎だったが、当然のごとく、日本ベンチは代打を送る構え。しかし、先頭の木端が凡退した事で、大木さんはいい流れを作っている吾郎をあえてその儘、打席へ送り込む。コジローの前に走者を出したくないベネズエラバッテリーは吾郎が出て来たことに一安心。しかも、とても打てそうもない構え,初球のヘナチョコスイング,打席でガタガタと震える吾郎の仕草にすっかり油断しきっていたが、ここまでの吾郎の動きは全て棒球を誘う為のフェイクだった。思惑通り、無警戒な甘いボールの2球目を吾郎は痛打。三遊間を遅うライナーはまたしてもシルヴァの好守に阻まれたかに思われたが、打球の勢いは衰えずにシルヴァのグラブを弾き飛ばして、レフト前へ。一人で試合の流れを変えつつある吾郎の活躍に負けていられないと発憤したコジローもヒットで続き、一死一、二塁のチャンス。一気に点差を縮めるビッグイニングの予感が漂ってきた。
サンチェスや大木さんが吾郎の事を至極、自然に「吾郎」と呼んでいる事にちょっと違和感。一死一、二塁で6点ビハインドとなれば、6番寿也に一打同点ないしは逆転の場面で回ってくる事が容易に想像出来る展開。そんな当たり前の事よりも、松尾が果たして打つのどうかの方が気になる辺り、この期に及んで松尾がシメられる可能性を否定出来ない自分がいる。松尾だけが凡退しても、逆転出来ないまでも一発で同点のチャンスは寿也の打席で作りうる訳であり…。
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「週刊少年サンデー」で連載中、満田拓也原作によるスポ根TVアニメシリーズ第5巻。メジャーに復帰したギブソンが、吾郎をメジャーリーグのオールスターゲームに招待する第12話「ギブソンからの招待状」から、第14話...(詳細こちら)
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November 16, 2005 19:47
気力充実の吾郎とようやく落ち着きを取り戻した寿也のバッテリー。3球目もストレートが決まり、カウント2−1とシルヴァを追い込む(どうやら、重盗された初球はボールだった様だ)。大口を叩くだけの球は持っていると吾郎の速球を認めながらも、3Aのストッパーだった吾郎のデータから、ストレートしか持っていないと言う情報を得ているシルヴァは、犠飛狙いのミートバッティングに徹すれば、170kmでも出さない限り、ストレートだけでは三振にとる事は不可能と余裕綽々。その言葉通り、徐々にアジャストし、いい当たりのファールを飛ばし始める。依然として、吾郎の起用に納得のいかないコーチはウダウダと言っていたが、ここで吾郎はすっかり忘れ去られていたジャイロフォークを投げ込み、完全にストレートしか頭になかったシルヴァを空振り三振に斬ってとる。合宿時、野呂が指摘していたジャイロフォークの欠点は落ち始めが早過ぎる為に打者に落ちるボールである事を見極められてしまう、と言うものだった事がようやく判明。しかし、密かにこの欠点を克服し、打者の見極められない所から落ち始めるボールへと発展させていた事を大木さんと寿也だけは知っていたのだ。まだ制球に自信が持てていなかった為にジャイロフォークに関して、大っぴらにアピールしていなかった吾郎だが、三船リトル時代のチェンジアップ同様、練習で決められなかったボールを、ぶっつけ本番で確実に決めてくるポテンシャルの高さを発揮。また、それを信じてジャイロフォークを要求した寿也のリードと、強かさなバッテリーの様子に大木さんは目を見張る。屈辱の三振を喫したシルヴァはベンチでほぞを噛むのだった。
シルヴァが「ストレートのみ」とやたら強調するもんだから、ジャイロフォークオチはバレバレ。その欠点はフォークとしては、至極スタンダードな代物だった。実際、これが克服出来なくて大成出来ないフォークピッチャーはウヨウヨいる訳だが、こんな簡単に修正してしまうとは…。いつの間にか克服している事でサプライズを起こしたかったのだろうが、もう少し苦悩,努力する吾郎が見たかったなぁ…。
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「週刊少年サンデー」で連載中、満田拓也原作によるスポ根TVアニメシリーズ第4巻。練習も満足にできないまま、三船ドルフィンズにチームの存続を賭けた試合の日が訪れる。第9話「一人ぼっちのマウンド」から第11話「...(詳細こちら)
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November 11, 2005 23:49
清水の来場に合わせるかの様なタイミングでいよいよマウンドに上がった吾郎。いきなり空港での因縁対決となったシルヴァだが、吾郎の事など特別視しておらず、左対左と言う安直な起用と思っただけでせせら笑う。日本ベンチでもシルヴァが左投手を苦にしていないデータは入っており、コーチは大木さんに吾郎起用の意図を問いただしたが、大木さんはシルヴァではなく、吾郎の3Aバッツのクローザーとして、走者二人を背にした時のデータを信頼して送り込んだと言うのだ。「大木さん、ボケちまったかな」と暴言を吐きつつ、マウンドに向かった茂野は二人の走者が走ってくる可能性を考え、牽制で走者を釘付けにするピックオフプレーを指示。しかし、2度のチャンスブレイクを引きずり、すっかり上の空の寿也は何の指示も出さず、いきなり初球にダブルスチールを決められてしまう。この失態に木端が吾郎を叱責するが、何のサインも出ていなかったとあって、寿也もマウンドに呼び出される。全く茂野の指示が耳に入っていなかった寿也の集中力のなさに激怒する木端を制して、吾郎自ら寿也に喝を入れる。「守備で代えられたら、バットでリベンジする事も出来ない」と言う言葉にようやく我に返った寿也はシルヴァとの勝負に専念。寿也とは対照的にハナからテンションを上げてきていた吾郎の速球にシルヴァのバットは空を切るのだった。
まぁ、特筆する事もない回だ。重盗された時の初球がストライクなのか、ボールなのかが気になる。それにしても、木端がやたら小者に見えて仕方がない。何一つ間違った事は言っていないのだが、顔と言い、口ぶりと言い、凄くチンケな扱い。初回の弱肩ぶりと言い、泣けてくるのぅ。
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「週刊少年サンデー」で連載中、満田拓也原作によるスポ根TVアニメシリーズ第3巻。ギブソンのデッドボールを受けた茂治だが、ブルーオーシャンズはみごとに勝利を収める。第6話「さよなら・…」から第8話「チーム結...(詳細こちら)
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November 02, 2005 19:31
日本代表劣勢の最中、清水がようやく球場に到着し、吾郎の登板が迫っている事を予感させる。しかし、試合は既に6回表に突入しており、ベネズエラは初回に続いて、2回にも2点を加えて、日本は大量6点ビハインド。ベテランと言う事で疲労の色が見えてきたサンチェスに対して、日本は孤コジロー,光中と出塁して、一死一、三塁と久々のチャンスを掴むと、主砲・松尾がライトフェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち、コジローが2点目のホームイン。更に、ハマのスペランカー・三田村が死球を食らって満塁となった所で寿也の打席を迎える。立ち上がり不安定だったサンチェスを自らのチャンスブレイクで立ち直らせてしまった事を引きずっている寿也は何としても打たなければと言うプレッシャーに苛まれ、気負った挙げ句、チェンジアップが来る事を読みきりながら、ショートフライと凡退。ここでサンチェスから代わった2番手のセットアッパー左腕・ロムスの前に岩岡も空振り三振に倒れて、三者残塁に終わり、結局、1点止まり。その裏、1番から始まるベネズエラの攻撃。3回から登板し、粘りの投球でベネズエラに追加点を与えずにいた3番手・黒場だったが、1,2番に連打を浴びて、無死一、二塁でシルヴァを迎える大ピンチ。ここで大木さんはついに吾郎をマウンドに送り込む事を決意するのだった。
今回、特筆すべき事項は何と言っても、ついに松尾がタイムリーを放った事に他ならないだろう。登場以来、シメられまくっていただけに、ここも四球でお茶を濁すか、下手すりゃ、ゲッツーもありうると危惧していたのだが、ようやく待望の初安打。あまりにも露骨なシメっぷりに編集部に抗議が殺到し、編集者から検閲でも入ったのだろうかと勘繰ってしまう。しかし、それでも松尾が打ったのはサンチェスの甘く入った球などと、松尾が凄いのではなく、単に、サンチェスがヘタレてきただけに過ぎないと言わんばかりの台詞を寿也に吐かせており、きっちり松尾をシメる周到ぶりは流石である。あと、霊感投手・松若,渡部が火だるまになったにも拘わらず、黒場が3イニングを無失点と言うのが意外な展開。満田氏の実在選手の格付が「黒田>>>>>>>>>>>>霊感投手・松坂,渡辺俊」である事がよく分かったと言えよう。それにしても、サンチェス、ショボかったなぁ。サンチェスである必要が全くないくらいパッとしない投球内容だった…。吾郎登板後の解説役として期待したいものだが…。
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「週刊少年サンデー」で連載中、満田拓也原作によるスポ根TVアニメシリーズ第2巻。リトルリーグに所属するチーム・三船リトルの監督・安藤は吾郎のピッチングを見て、その素質に惚れ込む。第3話「おとさんなんてキラ...(詳細こちら)
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October 26, 2005 19:55
D.マッケンジーが負傷退場となる既定路線…もとい、緊急事態により、急遽、DHの寿也がマスクを被る事となり、DH枠が消滅。これにより、霊感投手・松若が9番に入り、9番の「青い巨星」ランバ・ラル中尉までが退場を余儀なくされる事となり、センターにはハマのスペランカー・三田村が入る事に…。当然と言うか、コーチ陣はわざわざDH枠を消滅させる事に懸念を示し、D.マッケンジーのいた5番にベテラン捕手・谷本を入れる事を提言するが、大木さんは谷本が5番では弱過ぎる上、万一の事を考え、一人はベンチに捕手を残しておきたいからと、このオーダー編成をゴリ押しするのだった。霊感投手・松若に対して、どちらがリードするか、相談しに行った寿也だが、嫌なら首を振ると言う前提付きながら、自信がない訳でないならとリードを任される事に…。ここで足の速いシルヴァを三塁走者に置いている事で外野フライは勿論、内野ゴロでも1点を失うと判断した寿也は三振の少ない4番・カブレイユを半ば敬遠気味に歩かせ、鈍足の5番・ゴメスでゲッツーを狙いにいくも、ベストピッチと思われた低めの変化球をよりにもよって、ライトスタンドへ運ばれてしまう最悪の展開に…。寿也は予想だにしなかった結果に呆然。すっかり解説役と化している眉村は、世界的に見ても中南米の選手は「反応」に秀でており、配球等で工夫しても高い身体能力できっちり反応してくると語る。淡泊で粗削りな部分もあるが、パワーも備えており、その身体能力は日本人では太刀打ち出来ないと言うのだ(注:全部、コジローの受け売り)。この後も寿也のリードを信じて投げた霊感投手・松若は連打と犠飛で5点目を失い、まさかの初回KO。吾郎と眉村は急遽、ブルペンへ向かい、2番手として、渡部を送り込む。メジャーでも殆ど存在しない超低空投球と言う事で期待された渡部だったが、代わりばな痛打され、ベネズエラ打線を止める事が出来ない。早くもワンサイドゲームの様相を呈してきた展開に、シルヴァは「よえー…、弱すぎるぜ、アジア最強ドリームチーム」と、例によって、日本代表を小馬鹿にするのだった。
霊感投手・松若に対して、シルヴァは「メジャー即戦力」だの「そうそう大きいのは狙えない」だのと、ほたえていたが、ゴメスはデータ通りに攻められた絶妙の球をあっさりホームラン。実はシルヴァって、「ベネズエラ代表の中では小物に過ぎん!」ヤツだったりして…。それにしても、今回、あまりにも可哀想なのが霊感投手・松若。寿也との間でリード云々と言うやり取りがあったが、その後、寿也のリードに問題があると言った描写がない為、打ち込まれたのは完全に霊感投手・松若の力不足が原因と言う描かれ方だ。更に、霊感投手・松若以上に通用しそうな超変則派・渡部までが9番相手に初見で攻略されてしまうなど、実在選手(明らかにモデルとなる選手が分かり切っている以上、こう書いても支障あるまい)のシメられっぷりが凄まじい。霊感投手・松坂や渡辺俊が全く通用しない相手に対して、吾郎や眉村が簡単に抑えてしまったら…と思うと、この先の展開はゲンナリするばかりだ。やっている事は最早、パ・リーグの疫病神こと水島新司と大差なくなってきたぞ。コジロー(≒鈴木一朗)だけシメられないのも、「ドカパロ」と同じ。先の若手vs日本代表でも、吾郎の球をまともに打ったのはコジローだけで、他の選手は暗にシメられてるし…。「鈴木一朗だけは決してシメてはいけない」と言う不文律が全ての出版社に行き渡っているのだろうか…。ところで、谷本って、谷繁がモデルと見ていいのだろうか? 名前の語呂が他選手ほど近くないし、顔もあまり似ていないので、ちょっと釈然としないのだが、他に思い当たる選手がいない。
PS.ところで、アニメの第2シーズン関連記事で、満田氏が中学〜高校に至る時代が一番面白く描けた手応えがあったとか言ってるが、正気の発言ですか?
Story
「週刊少年サンデー」で連載中、満田拓也原作によるスポ根TVアニメシリーズ第8巻。1点差に追い上げられた瑛太は父である監督の指示を無視し、吾郎と真っ向勝負がしたいと言う。第21話「これが野球!」から第23話「負...(詳細こちら)
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October 19, 2005 20:49
シルヴァの好守に阻まれたとは言え、そもそも完全に打ち取られた打球だった事で憤慨する寿也を尻目に1回裏、ベネズエラの攻撃が始まった。日本先発の霊感投手・松若に対して、先頭のペデーニョは三遊間深い所へのゴロ。これに追いついたショート・木端だったが、一塁への送球がワンバウンドとなり内野安打に。先程、ビッグプレーを見せつけたばかりのシルヴァはあの位置からノーバウンド送球出来ない木端のプレーに、リトルリーガー並の筋力とまたまた日本人(…と言うかアジア人)の身体能力を侮蔑する。しかし、一死後、打席に入ったシルヴァは霊感投手・松若の前に簡単に2−0と追い込まれると、どの球種も簡単に長打出来る球ではないと察知し、来た球にコンパクトに合わせる打撃に修正。打球はサードの頭を越えて、レフト線を転々とするうちに、ペデーニョは一気に本塁へ突入。クロスプレーとなったが、ペデーニョは故意にD.マッケンジーの左足首目がけて、激しいスライディングをかまし、先制のホームをゲット。このプレーでD.マッケンジーは退場を余儀なくされ、DHだった寿也が早々とマスクを被る事になるのだった。
D.マッケンジーの負傷で寿也がスタメンと言うご都合的展開じゃなくて良かった…と先々週、書いたばかりなのに、もう負傷かよ! DHの選手を使う事でピッチャーが打席に立たなくてはならないリスクを早くも背負ってしまうなんて、日本代表に第3のキャッチャーはいないのか!? それにしても、やはり、名手・川相もどきが茂雄もどきの陰謀により、メンバーに選ばれていない事は日本代表にとって、計り知れないダメージになっている様で…。ところで、シルヴァの一貫性のない発言が鬱陶しい。日本でもトップクラスの選手ならメジャー級とも渡り合える事をコジローや松尾,野呂らが証明している筈なのに、いつまでもウダウダぬかしている…かと思えば、霊感投手・松若に対して、あっさり「メジャー即戦力の評判通りだ」とか、一体お前は何が言いたいのだ?
MAJOR 55 (55)
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October 12, 2005 18:33
初回、いきなりヒットで出たコジローを樋口がきっちり送って、一死二塁。ここで光中が見事にタイムリーを放ち、日本が1点を先制。松尾が歩いた後、D.マッケンジーの三塁前へのボテボテのゴロが幸運な内野安打となり、一死満塁の場面でスタメンに抜擢された寿也が打席に登場。「スタメンに起用してくれた監督の期待に答える為にも絶対に打つ!」と意気込む寿也の打球は詰まりながらもサンチェスの頭上を越えて、センター前へ抜ける2点タイムリー…と思いきや、ショートのシルヴァがダイビングし、素手でこれをキャッチ。倒れ込みながらも、その儘、二塁へトスし、D.マッケンジーを封殺。一塁もアウトとなる、最悪のゲッツーで結局、この回、1点止まり。確かに捉えたと思った寿也だが、サンチェスが投じた一球は手元で微妙に変化するクセ球でその分、詰まらされたのだ。一方、吾郎もシルヴァの見せたメジャー級のプレーに侮れない相手と気を引き締めるのだった。
今週は清水はオチに引っ張り出されず…って、出番すら貰えなかったよ(T_T)。まぁ、吾郎がリリーフで出る頃になって、球場に到着するんだろうな。沈黙を貫いていたサンチェスが意外にヘボい。光中にタイムリー浴びてギャグ顔になってるし…。先週、ロートル扱いしていた眉村に立ち上がりがいい方じゃないから…などとフォローを入れられている始末。まぁ、最後に寿也を仕留めて、名誉挽回したけどね。それにしても、癒し系ぬいぐるみスラッガー・光中は流石の活躍だが、相も変わらず、ヒットの1本も打たせて貰えない松尾がいと哀れ。この間の練習試合と言い、打たせたくないのはやまやまながら、安易に凡退させる訳にもいかないので、四球でお茶を濁しているとしか思えない。満田氏は何故、こうも執拗に松尾をシメるのか。あからさまにシメまくる水島新司のやり口も問題だと思うが、こういう遠回しなシメ方も陰湿で嫌な感じだ。所詮、松尾は今夜の松井さんではなく、はなわがモデルなんだろうから、どうでもいい事だが…。
メジャー 3rd.Inning
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October 05, 2005 21:22
レビューが溜まっているので、今回も簡単に…。
・3戦目かと思いきや、いきなり初戦からベネズエラ戦
・ベネズエラの先発は左のモンタナと予想した大木さんは寿也を6番DHでスタメン起用
・しかし、ベネズエラの先発はサンチェス
・日本など峠を越えたベテランで十分…と解釈するなど、暗に、サンチェスを愚弄する眉村
・日本人の身体能力をバカにしたシルヴァの意見はベネズエラの総意と感じ、いきり立つ吾郎
・松尾と違い、最強打者の名を欲しい儘にするコジローはいきなり空振りを取られるも、結局、悠々とヒットを放つ
・観戦に行こうとしていた清水は球場を間違えて右往左往
何だか淡泊な内容だったなぁ。いきなりベネズエラ戦って、その後の韓国戦やドミニカ戦はどうするつもりなのか? ベネズエラに勝った勢いで、韓国,ドミニカと連破…とか1ページで語られたりして…。依然として、サンチェスが黙して語らず、何を考えているか分からない所が不気味。それにしても、相変わらず、コジローは優遇されまくり。だが、きっと松尾はシメられるんだろう。寿也のスタメン起用はD.マッケンジーの負傷と言うご都合的展開でなくて何よりだ。この所、すっかりオチ要員と化している清水だが、毎回の様にオチに使われるくらいなら、日本でウジウジしてた方が盛り上がったんじゃないか?
Major―Dramatic baseball comic (24)
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September 29, 2005 19:29
・先週のおさらいをするかの様に予選リーグの状況説明
・第3戦で当たるベネズエラは投打共にメジャーの一流どころを揃えた優勝候補
・吾郎が昨年のキャンプで世話になったサンチェスもベネズエラ代表メンバーと発覚
・寿也は強打者・シルヴァが気になる様子
・追いかけてきた清水は空港で吾郎と待ち合わせ
・強面のグラサン黒人集団(=ベネズエラ代表)をマフィアと勘違いする清水
・そのマフィアもどきの一人(=シルヴァ)が突然、清水をナンパ。日本人女性が好みらしい
・雰囲気でナンパと分かる清水だが、言葉が全く通じないので対処不能
・ようやくやってきた吾郎の制止で清水の貞操は一応、無事
・サンチェスが吾郎に気付き、久々の対面
・3A選手が代表に入れる様な日本が相手なら、予選はフリーパスとシルヴァは大喜び
・日本の野球が世界トップクラスである事を証明すると息巻く吾郎
・アジア人の運動能力を甘く見て、性能のいい自動車や電化製品でも作ってろとバカにするシルヴァ
・言葉が全く分からないので、依然として対処不能の清水
サンチェスがベネズエラ出身だったり、主力打者のシルヴァと一悶着したりと、都合よくベネズエラとの因縁を構築。日本人をバカにしているシルヴァだが、日本人の清水をヘラヘラとナンパしてるなよ。それにしても、サンチェスの表情が微妙…。「MAJOR」では、対戦相手は大抵、吾郎の所属チームを甘く見ており、試合前から敬意を表してくれるケースは滅多にない。一度実力を認めても、時期を置いて吾郎に会うとまた軽視…と言うパターンも恒例でうんざりなのだが、果たして、サンチェスの場合、どう見ているのか…。今回、シルヴァを止めたのはあくまでモラリストとしての行動だしなぁ。2勝0敗と負けても決勝トーナメント行きが決まる様な状況でベネズエラ戦をやるとは思えないので、韓国,ドミニカのどちらかで取りこぼしそうな気配。その敗因に松尾が担ぎ出されない事を祈るばかりだ。まぁ、はなわがモデルなんで、そう気に病む事もないのだが…。
メジャー 7th.Inning
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September 21, 2005 23:39
多忙につき、簡潔に…。
・代表入りの資格も実力もないと自負し、辞退しようとする吾郎
・無名の3A選手とあって猛反対の声もあったが、コジローや松尾が吾郎を強く推薦
・理想を高く持ち過ぎ、自分を過小評価する吾郎を諫めて、代表入りを納得させる大木監督
・一度踏ん切りをつけた上、自分は必要不可欠な戦力でもないと思い、意欲の湧かない吾郎
・世界の球界情勢も、トーナメントのシステムも全く把握していない吾郎に呆れ果てる寿也
・アメリカだけでなく、メジャーリーガーを多数輩出している南米諸国もかなりの強敵
・予選リーグで2位以内に入り、決勝トーナメントに進まないとアメリカとは対戦すら出来ない
・日本はベスト4入りすら、あまり期待されていない
・これを聞いて、モチベーションが上がる吾郎
・息子から吾郎の代表入りの情報を聞かされるギブソン
・吾郎に置いてきぼりにされた清水はロサンゼルスへ追っかけ開始
読者に状況説明をする為にまたまた無知なヤツにされてしまう吾郎が哀れ。それにしても、吾郎が代表入りを渋っていたのは、敵が強いかとか弱いとか、そういう外部の事情は関係ない筈だし、ギブソンとの対決も今回のワールドカップで…と言う事にはそれ程、固執してなかったのに、何だかやけに簡単に納得してしまったなぁ。清水はないがしろにされる事に慣れてしまった様で、妙にタフになってしまった気が…。
メジャー ミュージックスコア
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September 14, 2005 21:06
今回のメジャー昇格は見送りとなり、ロサンゼルス行きを言い渡された吾郎。てっきりマイナーキャンプに落とされるのかと思っていた吾郎だが、監督は遠回しな言い方で、勿体ぶるばかりで真相を教えてくれない。釈然としない思いでロスに向かった吾郎だが、そこで待っていたのは日本代表ユニフォームに身を包んだ父・英毅だった。故障を負った野呂が代表入りを辞退した事により、吾郎が繰り上がりでメンバーに選ばれたのだと言う。球場の中へ案内された吾郎はバッティング好調で正捕手のD.マッケンジーのケガが軽傷でもDHで使いたいと大木監督から持ち上げられる寿也とも再会を果たす。大木監督から事の経緯を伝えられ、握手を求められた吾郎だったが、今回は辞退したいと申し出るのだった。
1回しか立ち読みする時間がなかった所為もあるけど、あらすじもこんな程度。何だか、特筆する事のない回だったなぁ。やっぱり野呂が辞退で繰り上がりという予想通りの流れな訳だが、ここで辞退とか言い出す辺り、相変わらず、ひねくれた展開が好きな作者だね。それにしても、はるばる訪ねてきた清水に書き置きだけ残して、一人でロスに行っちまうとは吾郎も無体なヤツやのぅ。
メジャー 4th.Inning
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September 07, 2005 23:32
何だかんだで吾郎の部屋に一泊する事になった清水だが、時差ボケのせいで目が覚めたのは昼の2時過ぎ。ソファーで寝ていた筈がベッドで目覚めた事で吾郎がお姫様だっこで運んでくれたに違いない一人妄想にふける清水だっだが、吾郎の書き置きを見てデーゲームの試合に先発登板する予定だった事を思い出し、急いで球場へ。辿り着いてみると、見知らぬ投手がマウンドに上っており、スコアは5回表を終わって6−0。既に、KOされてしまったと勘違いする清水だったが、6点取っていたのは吾郎のチームの方で、6回表になると、吾郎がマウンドに登場。ここまでノーヒットに抑えていた吾郎は6回も無難に切り抜け、ここでお役御免。清水の前で上々の結果を残せて安堵しながらも、打線の弱いチームが相手だったからと、気を引き締める吾郎。宿舎に戻って、汗を洗い流し、翌日は久々の休養日とあって、清水に付き合おうかなどと考えつつ、テレビを付けると、日本代表のニュースが飛び込んできた。故障の野呂に代わり、先発登板した岩井が立ち上がり乱調で3点を失うも、死球で退場したD.マッケンジーに代わってマスクを被っていた寿也が7回に同点3ラン。更に、8回にはコジローの勝ち越しタイムリーで韓国を下した日本はアジア予選を1位で通過し、アメリカで行われる決勝リーグへ駒を進めたとの事。いつの間にやら代表入りを果たしていた寿也に驚く吾郎だったが、そこへ監督から電話が入り、メジャー昇格が見送りになったと通告されるのだった。
清水の妄想の真相だが、夜中にトイレで起きた後、寝ぼけて吾郎のベッドに潜り込んだばかりか、ふとんをはぐわ、いびきをかくわで、吾郎はたまらずベッドから逃げ出し、ソファーで寝る事を余儀なくされたと言うオチ。吾郎は小学生の時にも清水に左腕を折られており、この儘では、清水とベッドを共にするとロクな事がないと拒絶反応を起こしかねないのではないか?と、先行き心配だ。ところで、野呂が故障,決勝リーグは吾郎の渡米中にアメリカで開催…と言う予想がズバリ的中。やはり、吾郎の日本代表入りは揺るがない出来レースなのか? それにしても、コジローは決勝打を放つが、松尾は全く活躍させて貰えないなど、相変わらず、作者に嫌われているらしい松尾が哀れで仕方がない。
Major―Dramatic baseball comic (2)
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September 01, 2005 19:27
「本当に好きで大事な人なら、なおさらそういうの軽く考えたくねーんだ」
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August 24, 2005 20:19
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August 10, 2005 22:38
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August 03, 2005 21:52
July 27, 2005 19:59
July 20, 2005 21:06
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July 13, 2005 20:46
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July 06, 2005 23:18
満を持して投じたジャイロフォークだが、コジローはベース前でワンバウンドしたこの球を見事に痛打。打球はライト線を僅かに切れるファールとなったが吾郎は動揺を隠せない。この後、2球連続してジャイロフォークを見逃され、逆に3ボールと追い込まれる立場に…。これを見ていた野呂は吾郎のジャイロフォークは制球以前に致命的な欠陥がある事を見抜く。どうやら、コジローが初見で当てる事に成功し、見逃す事も出来ているのは、これが原因の様だ。
苦心の末に編み出した新球が全く通用せず、すっかり自信をなくしてしまう吾郎だったが、最早、この場面でフォークが来る事はないと見破られている事を確信する寿也は押し出しとなるかもしれないリスクを厭わずに5球連続のジャイロフォークを要求。しかし、これを嫌った吾郎はストレート勝負に出ると、いともあっさりとセンター前に弾き返され、2点を献上。
マウンドに駆け寄った寿也はストレート勝負で打たれた事自体は責めなかったが、自分のリードを信じているのかどうかだけ聞かせて欲しいと問う。これを遠回しな嫌味と感じた吾郎は自分のストレートをそんなに信用して貰えていないとは思わなかったなどと、八つ当たり。そもそも、ストレート一本では通用しない事を自覚し、フォーク習得に走ったのは吾郎。そして、その球に磨きをかけるべく、特訓に付き合った寿也にしてみれば、そんな吾郎の態度は当然、面白くなく、二人の間に亀裂が走る。続いて迎えた樋口に対して、インローを指示した寿也だったが、吾郎の投じたボールは完全に逆球となるアウトハイ。嫌がらせと思える吾郎の投球に果たして、寿也は…?
吾郎と言うより、寿也受難の回。野呂はともかくとして、コジローまでがあっさり見破っているジャイロフォークの欠陥を1週間散々受け続けた筈なのに全く気づけないとは、何たる体たらく。当てられたのは、ただ、コジローのバットコントロールが凄いからだと思い、恐れおののく様は何とも滑稽だ。すっかりテンパってしまったのか、ずっと「さん」付けで呼んでいたコジローをついには呼び捨て。挙げ句の果てに、吾郎には裏切られるわ、もう散々だ。このバッテリー、相変わらず、メンタル面は脆さが残るよなぁ。それにしても、この流れは非常にまずい。やはり、松尾さんがジャイロフォークの最初の餌食になってしまうのではなかろうか。
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June 29, 2005 20:20
※おまけ 【今週の「クロスゲーム」】
また人死にが! こんなに早く人死にが! 「ナイン」「タッチ」「H2」に続き
またも「あだち充+野球漫画=人死に」の法則が炸裂!
(「ナイン」はちょっと強引だが…)。あ、「MAJOR」も人死に漫画だったっけ…。
これで、一気に×年後で高校野球編突入か?
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June 22, 2005 21:27
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June 15, 2005 23:32
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June 08, 2005 21:02
Major―Dramatic baseball comic (1)
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June 01, 2005 21:03
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