May 07, 2010 22:38
涌井、8回までノーヒットの快投! 西武、3連勝で首位浮上!
◆D2−1S◆
初回から二死一、二塁のチャンスを逃した中日は3回にも二死一、二塁のチャンスにブランコが三振に倒れて、二者残塁。一方、ヤクルトも4回二死一、二塁のチャンスに宮本が凡退。両軍無得点の儘、迎えた5回、中日は先頭の谷繁が二塁打を浴びせると、二死三塁となった所で岩崎達がセンター前へタイムリーを放ち、ようやく均衡を破る先制点をゲット。中日先発・中田賢の前に6回まで2安打と沈黙していたヤクルトだが、7回、二塁打のデントナを三塁へ進めた所で4回のチャンスを潰した宮本がライト前へ同点タイムリー。1−1で迎えた土壇場9回裏、中日は先頭の森野がヒットで出るも、続くブランコのセンターへの大飛球で大きく飛び出し、戻りきれずに刺される大チョンボ。これで延長にもつれ込むかと思いきや、ここからベンちゃんが歩くと、大島のヒット,英智の死球で二死満塁。ここで谷繁がライト前へタイムリーを放ち、劇的なサヨナラ勝ち。9回に登板し、3人で締めた浅尾に2勝目がついた。ヤクルトは3番手・押本を引っ張り過ぎたのが失敗し、今季2度目の5連敗。
◆T10−6C◆
前回、プロ初完封を成し遂げた広島先発・青木高だが、この日は立ち上がりから大乱調。初回、いきなり一死満塁のピンチを背負うと、J.マッケンジーに7号グランドスラムを被弾。3回には鳥谷,新井の連打で無死二、三塁のピンチを作り、内野ゴロの間に5点目を献上。5点を追う広島は5回、赤松,倉,代打・会沢の3連打で1点を返すと、一死後、梵がタイムリー。更に、二死後、栗原がタイムリー二塁打を浴びせて、1点差と詰め寄り、阪神先発・フォッサムをKO。継投モードに入った阪神は渡辺−西村と繋ぎ、8回から久保田を投入するが、これが裏目。代わりばな天谷に痛打されると、栗原に逆転4号2ランを被弾。しかし、粘る阪神はその裏から登板の高橋に対し、連打と四球で一死満塁とすると、代打・矢野がレフト前へ同点タイムリー。なおも満塁のチャンスにマット・マートンが7号グランドスラムを叩き込み、一気に勝ち越し。最後はセーブのつかない場面ながらも、マウンドに上がった守護神・藤川球が3人でピシャリと締めて、ゲームセット。一時は逆転弾を浴びた久保田に3勝目が転がり込んだ。
◆H0−4L◆
西武は初回、二死走者なしから中島がレフト線へ二塁打を浴びせると、続く中村がレフト前へ先制のタイムリー。3回にはヒットの佐藤を片岡が送ると、二死後、中島がレフト前へ弾き返して、佐藤が2点目のホームイン。更に、5回には一死から佐藤,片岡,栗山の3連打で1点を追加すると、中島が歩いて満塁となった所で、またも中村がタイムリーを放ち、4点目。立ち上がりから、ソフトバンク打線に全く付け入る隙を許さない西武先発の涌井は8回まで2四球を許しただけのノーヒットピッチング。快挙の期待が懸かった9回、先頭の李にレフトオーバーの二塁打を浴び、ノーヒットノーランは逃した涌井だが、動揺する事なく後続3人を打ち取り、1安打完封で4勝目をマークした。西武は3連勝で単独首位に浮上した。
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