March 01, 2010 23:01

既定路線の登板志願! ワッツ、吾郎の話術にあえなく陥落! / 今週の「MAJOR」 2

 Jr.にあっさり同点タイムリーを浴びたロレンツはなおも一、三塁のピンチで迎えたキーンに対しても、初球、あわやワイルドピッチのワンバウンド。ホーネッツベンチでは、投手コーチからワンポイント要員である左のケリガン投入を促されるワッツだが、ケリガンではロングリリーフをこなせず、延長になる可能性を考えると、ロレンツに踏ん張って貰うしかないと、この提案を突っぱねる。そこへブルペンからの電話が鳴る。電話は吾郎からだったが、吾郎が何を言わんとするか察知したワッツはこれを無視し、電話を切らせるのだった。ロレンツは続く2球目も大きく外れるボール球を投じるなど、状態の悪さは誰の目にも明らかで寿也もロレンツではこのピンチを凌ぎきれないと感じていた。すると、電話に出ないワッツに業を煮やした吾郎がベンチに現れ、登板を直訴する。吾郎がブルペンに向かうと言い出した時から、こういう事を言い出すのではないかと予感していたワッツは断固拒否の姿勢を見せるが、二人がモメているうちに、キーンがあわや3ランと言う大ファールを放ち、ベンチの危機感は増す一方。吾郎はシーズン中、どれだけ最後を締め括っても、最後の試合でチームのピンチに仕事が出来ない様ではクローザーとして何の価値もないだの、FA移籍を控えながら、腰痛を押して、優勝の為に強行登板した過去を持ち出すなど、長年、クローザーを務めていたワッツの心理を突きながら、投げられるのに指を銜えて見ていられないと必死に登板を要求する。最早、説得は無駄と観念したワッツはついに吾郎の登板をコールするのだった。

 誰もが予想していたであろう展開にようやく到達。ワッツも分かってるんだったら、最初っからベンチに入れるなっつーの。大体、「誰が責任を取ると思っている?」なんて言い方じゃ、責任を逃れたいだけみたいに聞こえてしまい、説得力がなさ過ぎる。吾郎は吾郎で「責任は自分で取る」とか言ってるけど、この場合の「責任」ってのは「吾郎が死んだ時の責任」なんだから、吾郎には責任なんか取りようもなく、結局、ワッツが取らされる事になるんだろうだから、実際はかなり無責任な発言だよな。結局、クローザー魂を揺さぶる心理攻撃にまんまとひっかかり、吾郎の術中にハマってしまうワッツが何とも滑稽だ。とりあえず、キーン vs 吾郎はそれなりに楽しみではあるのだが(キーン移籍時の過去話とかもやってくれそうな予感だし)、こうなってくると最早、話の焦点は試合の勝ち負けなどよりも、吾郎が死ぬか生き延びるか…と言う不健全な展開になりそうな気がしてならない。

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