April 01, 2009 23:16

知られざる幼少時代! キャッチャー・山田のルーツとは!? / 今週の「ドカベン ビギニング」 3

 5月5日、山田和平,美子夫婦の間に男児が授けられた。二人は男なら「太郎」、女なら「サチ子」と名付けると決めており、かくして山田太郎の誕生となった。和平は息子を野球選手にすると決め込んでおり、王さんの後継者などと、大はしゃぎ。しかし、6年後、入学した小学校には相撲部とサッカー部しかなく、リトルリーグも4年生にならないと受け入れて貰えない。和平はやむなく、4年生になるまで太郎に相撲で体を作らせる事に…。1年生にして、3年生を倒す程、相撲の才能に満ち溢れる太郎は2年生時には4年を、3年生時には5年生を倒し、将来の横綱と持てはやされるのだった。そして、いよいよリトルリーグに入れる4年生となる目前の春休みが訪れる。あくまで野球をやらせたい和平に対し、太郎は圧倒的な実力を身につけた相撲を気に入っており、デブには向かないからと野球をやりたがろうとはしない。どうしても諦めきれない和平は新学期直前に家族4人でハイキングに出発。これをけじめとして、新学期からは野球をやれなどと訳の分からない事をぬかす和平に太郎は相撲をやらせてくれと辟易とした様子。しかし、そんな時、走行中のバスが対向車と正面衝突し、バスは崖から転落。太郎は抱き抱えたサチ子共々、奇跡的にほぼ無傷だったが、両親は意識こそあるものの、瀕死の重傷を負ってしまう。何とか和平を元気にしたい太郎は野球の試合で活躍する写真を見せて元気付けようと考え、仲のいい上級生・早川が所属する軟式野球のクラブチームに参加させて貰う事に…。丁度、キャッチャーである早川がケガをしていた為、その代わりにキャッチャーとして試合に出る事になった太郎はバッティングセンターで付け焼き刃のキャッチャー特訓を済ませて試合に臨む。太郎の大きな構えを投げやすいと感じたピッチャーは好投を展開。太郎は打っては、王さんの後継者として和平が望んでいた左打ちで豪快な一発を叩き込み、野球の魅力に取り憑かれる事になる。しかし、その日、両親はその一発を見届けるかの様にこの世を去ってしまうのだった。

 チャンピオン40周年記念に合わせて掲載された「ドカベン ビギニング」。山田が大して野球好きではなく、死にかけた父親の為に始めたと言うエピソードは、さほどに衝撃的でもなく、まだ髪が黒くて、若いじっちゃんが一番衝撃的だったくらいだが、少なくとも「ドカパロSS」よりは楽しめた。新潟で相撲三昧とあれば、当然、青山くんの登場を期待して止まなかったのだが、微塵も出てこず、非常にがっかり。こういう所で決して痒い所に手が届かない水島氏である。事故の1分前に母親からサチ子の抱き役をチェンジした…と言うかなり重要な要素がハショられてしまったのも残念。今後、調子に乗って、他のキャラのビギニングも描いて欲しい所。多分、ダメダメな本編よりは面白くなりそうな気がする。岩鬼の幼少時代のエピソードは既に結構、描かれているので、やはり、殿馬を希望したい…が、まぁ、当分、実現しないだろうな。それにしても、太郎もサチ子も両親の顔のパーツを全く受け継いでないよなぁ。じっちゃんと父親は結構似てるのにさ…。

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コメント一覧

1. Posted by Riser   April 02, 2009 09:37
三年の相撲大会で、山田は雲竜に勝って優勝し、商品のコメを半分あげた直後に引っ越したんですよね・・・。
やはりムジュンしてるのが残念です。

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