January 21, 2009 06:59

愚の骨頂! 知三郎、狂気のイカレ采配で逆転負け! / 今週の「ドカパロSS 超絶無間地獄変」 1

 9回表二死満塁と言う敬遠すれば同点の場面で山田を迎え、知三郎からのサインを受けた不知火の投球は1,2球と立て続けに大きく外れるボール球。この期に及んで敬遠かとざわつく周囲をよそに、明らかに勝負に来ている球と感じていた山田はストライクゾーンに入ってきた3球目を激振。打球はライトのポールを僅かに切れる大ファール。山田に敬遠ではなく勝負だと読まれている事を察知しながら、知三郎は作戦を切り替える事なく、不知火は4球目も勝負に出る。外角へ切れるシュートを巧みに拾った山田の打球はサード後方へ。ストーキング行為にご執心で野球の練習を疎かにしているストーカー女は鈍い反応でこの打球に届く事が出来ずにレフト前ヒットとしてしまう。三塁走者に続いて、二塁走者・サルも一気に三塁を蹴って生還し、ついに東京が逆転。その裏、土井垣は抑えの本領ではなく、前日、完投したばかりの里中を起用し、逃げ切りに成功。小次郎はこの2試合で知三郎の役目は終わったと感じ、第3戦からは指揮を執る方針を固めるのだった。

 先週、書いた通り、山田との勝負を選ぶと言う愚策を選んでしまった知三郎には幻滅するしかない。「大甲子園」の時の様な犬飼家の血が勝負に走ってしまった…と言う感性的理由でもなく、勝てる根拠があると言う理性的な理由でもなく、ただ漠然と勝負してしまった感がありありで、散々敬遠させられた挙げ句にこんな目に遭わされた不知火には同情するしかない。今回の山田は球種や配球ではなく、勝負か敬遠かと言う読みがポイントで、勝負と読みきられた段階でもう四国の負けは決まっていたも同然だった。折角、3球目を打ち損じてくれる僥倖に恵まれたと言うのに、再び敬遠に切り替えなかったのは愚の骨頂だ。知三郎はこの試合、引き分けで十分と言うアジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦におけるレギュラーシーズン優勝チームの有利さを全く頭に入れていない事が明白で、これではプロ野球の監督としては失格の烙印を押されても仕方がない。やんわりとした態度ではあったが、3戦目以降から知三郎に指揮を執らせない様に図った小次郎の腸は煮えくり返っていたのかもしれない。知三郎を監督に任命したのが自分自身だから、知三郎を責めようもないのだが…。結局、知三郎がこの2試合でやった事は山田を敬遠しまくっただけの事だったか…。一方の土井垣も相変わらず、里中以外の投手は全く信用していない非道ぶりを露呈。この展開で抑えのエースより、前日に完投した投手を選ぶなんて、ありえないだろう。そもそも前日に完投した投手が翌日のブルペンに入っている事自体が異常極まりない。信用度ゼロの本領には同情するしかない。まだ義経とかがマウンドに上がった方が納得がいくと言うものだ。この流れだと、このシリーズ、里中は再び先発させられる可能性は十分に考えられるし、このシリーズで潰されかねないな。まぁ、当の里中本人は今回のリリーフにノリノリで、土井垣イカレ采配に殉じる気満々らしいが…。とにもかくにも、ダメ指揮官同士の寒い第2戦であった。

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